JPH07107406B2 - クリップ - Google Patents

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JPH07107406B2
JPH07107406B2 JP63249402A JP24940288A JPH07107406B2 JP H07107406 B2 JPH07107406 B2 JP H07107406B2 JP 63249402 A JP63249402 A JP 63249402A JP 24940288 A JP24940288 A JP 24940288A JP H07107406 B2 JPH07107406 B2 JP H07107406B2
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holding
arms
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L3/00Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
    • F16L3/08Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing
    • F16L3/12Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing comprising a member substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing
    • F16L3/1203Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing comprising a member substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing with a pair of arms moved automatically to closed position by overcenter spring

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の目的】 [産業上の利用分野] 本発明は、各種パイプ,ワイヤ,工具類等を簡単容易確
実に固定できるクリップに関する。 [従来の技術] パイプやワイヤ等の簡便な付設工事において、従来よ
り、第8図(A)〜(C)、あるいは第9図(A)〜
(C)に示すようなクリップが用いられている。 これらのクリップは、予め付設箇所に取り付けられ、パ
イプやワイヤ等は単に押し込むだけで、固定できるとさ
れているものである。 第8図(A),(B)は従来クリップの第1構成例を示
している。台座51上には2本の支持アーム55,57が中央
の揺動空間58を迂回するように湾曲して上方へ伸び出し
ている。この支持アーム55,57の先端にはヒンジ59,61を
介して、挾持用アーム63,65が各々その両端63a,63b(65
a,65b)の間の所定の位置(ここではほぼ中間点)で結
合され取り付けられている。挾持用アーム63,65の内方
端63b,65b同士はヒンジ67を介して連結されている。ま
た挾持用アーム65の外方端65aには操作用のレバー69が
設けられると共に、係合凹部71が設けられている。この
係合凹部71は、第8図(B)に示すごとく、挾持用アー
ム63の外方端63aと係合可能に形成されている。このこ
とにより外方端63a,65a同士で係合機構を構成してい
る。 パイプの付設に際してクリップの動作を第8図(C)に
示す動作説明図にて説明する。まず台座51部分で付設面
75にクリップ全体を固定しておく。第8図(A)の状態
にて、付設しようとするパイプを挾持用アーム63,65と
の間に挿入し、パイプにて挾持用アーム63,65の内方端6
3b,65bを下方(台座51方向)へ押圧する。 すると第8図(C)にて二点鎖線で示した状態から、ヒ
ンジ67の位置は次第に台座51側に移動してゆく。最初は
ヒンジ67の移動につれて挾持用アーム63,65の姿勢は支
持アーム55,57の先端を離隔する方向へ変化することか
ら、パイプは押し戻される方向の反発力を挾持用アーム
63,65を介して支持アーム55,57から受ける。 更にパイプを押し込むと、一点鎖線で示すごとく3つの
ヒンジ59,61,67が一直線に並んだ状態以後は、支持アー
ム55,57の先端が近接するようになることから、パイプ
に加わる反発力が無くなる。このため、瞬間的にヒンジ
67が押し込められて、即ちクリック動作して、実線のご
とく、挾持用アーム63,65が閉じてパイプを収納スペー
ス3内に収め、第8図(B)のように係合凹部71と挾持
用アーム63の外方端63aとが係合する。このようにして
パイプ等が簡単に付設できるというものである(特開昭
54−162059号,実開昭59−139606号)。 また、第9図(A),(B)は従来クリップの第2構成
例を示している。台座81上には2本の支持アーム85,87
が揺動空間88を間にして上方へ伸びだしている。この支
持アーム85,87の先端にはヒンジ89,91を介して、挾持用
アーム93,95が各々その両端93a,93b(95a,95b)の間の
所定の位置(ここでは中間点よりも台座81側寄りの位
置)で結合され取り付けられている。挾持用アーム95の
外方端95aには操作用の指掛け片99が設けられると共
に、係合凹部101が設けられている。この係合凹部101
は、第9図(B)に示すごとく、挾持用アーム93の外方
端93aの係合凸部103と係合可能に形成されている。この
係合凹部101と係合凸部103とで係合機構を構成してい
る。尚、挾持用アーム93の外方端93a近傍にも操作用の
指掛け片105が設けられている。また挾持用アーム93,95
の内方端93b,95b同士は連結されていない自由端であ
る。 パイプの付設に際してクリップの動作を第9図(C)に
示す動作説明図にて説明する。まず台座81部分で付設面
107にクリップ全体を固定しておく。第9図(A)の状
態からパイプを把持していない方の手の指等で外方端93
a,95aを押し開き、付設しようとするパイプを挾持用ア
ーム93,95との間に押し込む。次に係合凹部101と係合凸
部103とを指等で引き寄せて、第9図(B)に示すよう
に係合させる。こうしてパイプが付設できる。 [発明が解決しようとする課題] 前者の構成では、確かにワンタッチでパイプ等が付設で
きる。しかし、挾持用アーム63,65を支持している支持
アーム55,57がばね材として構成されていなくてはクリ
ック動作は生じない。このため、挾持用アーム63,65よ
りも支持アーム5,57の方をたわみ易く構成しなくてはな
らず、必然的に支持アーム55,57の方に永久歪みが蓄積
し易くなる。パイプ等の付設時ばかりでなく、付設後も
各種の力がパイプ等から支持アーム55,57に伝わって来
るが、この力によって支持アーム55,57は容易にたわみ
かつ揺れ動き、次第に永久歪みが蓄積する。最後には、
クリープ現象により元に戻らなくなる場合がある。こう
なると完全に挾持用アーム63,65は開放してしまい、内
部のパイプが離脱してしまう。 これに第2構成例のように係合機構を設けた場合には、
挾持用アーム63,65は簡単には開放しないので、確かに
パイプを付設した後は永久歪みの蓄積によるパイプの離
脱は防止できるかも知れない。しかし、パイプの付設時
の取り付け容易性が犠牲となってしまう。 即ち、係合機構を作用させるためには、パイプを強く台
座51側に押し込むことにより、挾持用アーム63,65の内
方端63b,65bを台座51側へ強く押さなくてはならない。
これは、この押圧力にて生ずるヒンジ59,61中心の回転
力を利用して外方端63a,65a同士を係合させるためであ
る。しかし、パイプを台座51側へ強く押すと回転力が得
られる前にたわみ易い支持アーム55,57がたわんでしま
い、ヒンジ59,61の間を開いてしまう。するとせっかく
閉じようとしていた外方端63a,65aが逆に開いてしまう
ことになり、パイプを単に押入しただけでは、係合でき
ないこととなる。 従って、やはりパイプを押入すると共に、外方端63a,65
aを他方の手で係合させてやる補助作業が必要となり、
作業性が低下することとなった。 また、第2構成例のごとくでは、挾持用アーム93,95を
支持する支持アーム85,87はたわむ必要がなく、剛直な
ものでよいが、挾持用アーム93,95が独立して揺動可能
である。従って、第9図(C)に一点鎖線で示すごと
く、パイプ等の押入方向によっては、片方の挾持用アー
ム95の内方端95bの方がより大きく押しさげられること
がある。そのため、外方端93a,95aが齟齬状態で移動し
てしまい係合できない。このため、パイプを単に押入し
ただけでは、係合できないこととなり、補助作業が必要
となって作業性が低下する。 このように、クリック動作と係合動作との連動によるワ
ンタッチ機構を実現しようとしても、上記各構成例では
実現できず、組み合わせてみても係合力とパイプ押圧力
とが拮抗してしまい、ワンタッチは不可能であった。
【発明の構成】
本発明は、この問題点を解決し、クリック動作と係合動
作とを矛盾なく実現し、片手で係合作業が可能なクリッ
プを提供することを目的とし、次のような構成を採用し
た。 [課題を解決するための手段] 即ち、本発明の要旨とするところは、 対応する各端を接近させると、間に収納スペースを形成
する湾曲状の一対の挾持用アームと、 この両挾持用アームの揺動空間を挟んで2つのヒンジを
このヒンジの位置が揺れ動かないように支持して置け、
この各ヒンジを介して上記各挾持用アームの両端以外の
所定の位置において上記各挾持用アームを揺動可能に結
合する台座と、 上記各挾持用アームの両端の内、上記台座側の端同士を
連絡し、この端同士を離隔方向に付勢するばね材と、 上記各挾持用アームの両端の内、上記台座とは反対側の
各端に設けられ、この端同士を係合可能な係合機構と、 を備えたことを特徴とするクリップにある。 [作用] ばね材が両挾持用アームの台座側の各端を連絡している
ことにより、押入されるパイプ等の押入方向が偏ってい
ても、挾持用アームが常に連動して対称に揺動する。す
なわち、一方の挾持用アームのみに接触したパイプ等が
その挾持用アームを閉じる方向に押圧すると、その挾持
用アームの台座側の端が台座に近づく方向に移動する。
その挾持用アームの台座側の端は、ばね材にて他方の挾
持用アームの台座側の端に連絡されているので、一方の
挾持用アームと同じく台座側の端が台座に近づく方向に
移動する。したがって、他方の挾持用アームも閉じる方
向に揺動する。このため、台座とは反対側(反台座側)
の各挾持用アームの端に設けられた係合機構が齟齬する
ことなく係合される。 更に、この台座側への揺動の際に、両挾持用アームの台
座側の端は、ばね材にて、離隔方向に付勢されているの
で、最も近接するまで、パイプ等を押し戻す方向に付勢
力が働いているが、それ以上、パイプ等を押し込むと、
逆に引き込む方向に付勢力が働くので、上記クリック動
作も実現することができる。 また台座はヒンジの位置が揺れ動かないように支持して
いる。すなわち台座上のヒンジ間の距離を変更させるよ
うなたわみばね機構を台座は有せず、剛直であるので、
ヒンジ間距離は一定に維持されている。従って、係合機
構を働かせるためにパイプ等の押入力を強めると、ヒン
ジを支点として反台座側の端の係合機構部分に押入力に
応じた係合方向の力が働き、一層係合を促進する。こう
して、作業者は片手でパイプ等を押入するだけで、上記
齟齬防止作用および係合促進作用により、片手で作業し
ても確実な係合を実現でき、作業効率が高い。 また係合後に更にパイプ等を押し付けても、台座が剛直
で2つのヒンジの間隔はほとんど変化しないので、係合
機構の係合が外れるということはなく、係合状態が継続
する。したがってパイプ等の取付時に強く押し付けた
り、あるいはパイプ等の取付後に外部からパイプ等に何
等かの力が加わっても、係合が外れ難い。 [実施例] 次に、本発明の実施例を説明する。本発明はこれらに限
られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲の種々
の態様のものが含まれる。 第1図〜第4図は本発明クリップの第1実施例を示し、
第5図は作動機構の説明図である。 台座1上には2つの支持台5,7が中央の揺動空間8を挟
んで左右に立設されている。この支持台5,7の先端には
ヒンジ9,11を介して、背面に補強用のリブ12a,12bを有
する挾持用アーム13,15が各々その両端13a,13b(15a,15
b)の間の所定の位置(ここでは中間点よりも台座1側
寄りの位置)で結合され取り付けられている。挾持用ア
ーム13,15の内方端(台座1側の端)13b,15b同士はばね
材17を介して連結されている。このばね材17の中央部は
台座1方向に突出しており、内方端13b,15bを離隔方向
に付勢している。 また挾持用アーム15の外方端(台座1とは反対側の端)
15aには操作用の指掛け片19が設けられると共に、係合
凹部21が設けられている。この係合凹部21は、第2図及
び第4図に示すごとく、挾持用アーム13の外方端(台座
1とは反対側の端)13aの係合凸部23とは2段階で係合
可能に形成されている。従って小径のパイプ等P1も大径
のパイプP2等も確実に把持できる。この係合凹部21と係
合凸部23とで係合機構が構成されている。尚、挾持用ア
ーム13の外方端13a近傍にも操作用の指掛け片25が設け
られている。 パイプの付設に際して本実施例の動作を第5図に示す動
作説明図にて説明する。まず台座1部分で付設面27にク
リップ全体を固定しておく。この固定は付設面27の裏側
からボルトを用いて台座1に螺合してなしてもよく、接
着剤を利用してもよい。 第1図の状態にて、付設しようとするパイプPを挾持用
アーム13,15との間に押入し、パイプPにて、挾持用ア
ーム13,15の内方端13b,15bを下方(台座1方向)へ押圧
する。 すると挾持用アーム13,15はヒンジ9,11を支点として揺
動し、第5図にて二点鎖線で示した状態から、次第に閉
じてゆく。またばね材17の位置は次第に台座1側へ移動
してゆく。 移動初期は、挾持用アーム13,15の内方端13b,15bは次第
に近接する方向へ移動することから、ばね材17はより圧
縮される。従ってこの間、パイプPは、ばね材17の付勢
力に基づく、押し戻される方向の反発力を内方端13b,15
bから受ける。 更にパイプPを押し込むと、一点鎖線で示すごとくヒン
ジ9,11及び内方端13b,15bが一直線に並んだ状態以後
は、内方端13b,15bが離隔するようになることから、パ
イプPに加わる反発力が無くなり、逆に、内方端13b,15
bは、ばね材17の付勢力に基づき、引き込まれる方向の
力を受ける。このため、瞬間的に内方端13b,15bが押し
込められて、実線のごとく、挾持用アーム13,15が閉じ
て、パイプPを挾持用アーム13,15間の収納スペース29
に収める。即ち、クリック動作を行う。このときパイプ
Pの押入方向が偏って、いずれか一方の挾持用アーム1
3,15のみに接触していたとしても、ばね材17の連結作用
により挾持用アーム13,15は対称に揺動し、外方端13a,1
5aが正確に突き当たる。 この後、更に強くパイプPを押入し、内方端13b,15bを
押し下げようとすると、支持台5,7はヒンジ9,11の位置
が揺れ動かないように、剛直に支持しているので、パイ
プPからの力は、ヒンジ9,11を支点として、係合凹部21
と係合凸部23とに、一層係合する方向の力を働かせる。
このときも、ばね材17の連結作用により、挾持用アーム
13,15の両外方端13a,15aが正確に突き当った状態で係合
方向の力が作用する。こうして、押入力が所定値を越え
ると係合凹部21と係合凸部23とが好適に係合する。 従って、単にパイプPを押入するだけで、ばね材17の作
用によりクリック動作して挾持用アーム13,15がパイプ
Pを捉え、更にパイプPを押入することにより、齟齬な
く係合機構が働いてパイプPを確実に保持する。即ち片
手のみでワンタッチで作業できるので非常に作業性が向
上する。 次に第2実施例について説明する。第6図(A)にその
構成模式図、(B),(C)にその動作説明図を示す。
本実施例が第1実施例と異なる点は、ばね材31が台座1
とは本体方向に膨らんでいる点である。 この構成により、第6図(B)に示すようにパイプPは
ばね材31の中央部31aに接触することにより、ばね材31
を介して挾持用アーム13,15の内方端13b,15bを台座1方
向に移動させる。その後の作動は第1実施例と同様であ
る。 この第2実施例の効果は、第1実施例の効果に加えて、
次の効果が存在する。 即ち、パイプPがばね材31に接触し、ばね材31をその押
入力で変形しつつ、内方端13b,15bを移動させ、外方端1
3a,15aを係合させている。そのため、第6図(C)に示
すように、係合時にはばね材31はパイプPに付勢による
固定力を与えることになる。従って、パイプPの径が様
々であっても、ばね材31の付勢力により挾持用アーム1
3,15の収納スペース29内部でパイプはずれることなく、
より確実に把持されることになる。 次に第3実施例について説明する。第7図(A)〜
(C)にその構成を示す。本実施例が第1実施例と異な
る一番の特徴は、台座41の両端が更に延びて取付部43,4
5を形成している点である。他の構成については、第1
実施例とほぼ同一であるので、同一符号を付け、説明は
省略する。 上記取付部43,45にはビス止め用の孔部43a,45aが穿設さ
れている。クリップを付設面に取り付けるに際しては、
まず挾持用アーム13,15を近接あるいは係合して、孔部4
3a,45a上方を開放した後、この孔部43a,45aにビスを挿
入し、ドライバー等で付設面に螺合・固定する。このよ
うにすれば、きわめて強固にクリップを固定できる。 [その他] 各実施例において、ばね材17,31は合成樹脂等で他の部
分と一体に成形してもよく、また金属ワイヤ等からなる
ばね材17,31を他の部分の成形後に取り付けてもよい。 第1及び第2実施例においては、支持台5,7の間の台座
部分にビス止め用の孔部を設け、更に2本のばね材を内
方端13b,15b間に架設した構成とし、その2本のばね材
の間からビス止め用の孔部を介してビスを付設面に螺合
し、クリップを取り付けるようにしてもよい。
【発明の効果】
本発明のクリップは、単にパイプ等を押入するだけで、
ばね材の作用によりクリック動作して挾持用アームがパ
イプ等を捉え、更に押入することにより、少々押入方向
が偏っても齟齬なく係合されパイプ等を確実に保持す
る。このため両手を使用することなく、ワンタッチで確
実な付設取付が可能になるので、高い作業性を達成でき
る。またパイプ等の押入後もパイプ等がクリップから外
れ難い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明第1実施例の正面図、第2図及び第4図
は使用状態の正面図、第3図はその斜視図、第5図は動
作説明図、第6図(A)は第2実施例の構成模式図、
(B)及び(C)はその動作説明図、第7図(A)は第
3実施例の正面図、(B)はその底面図、(C)はその
平面図、(D)はその右側面図、第8図(A)は従来技
術の内の第1構成例の正面図、(B)はその係合後の正
面図、(C)はその動作説明図、第9図(A)は従来技
術の内の第2構成例の正面図、(B)はその係合後の正
面図、(C)はその動作説明図を表す。 1,41……台座、5,7……支持台、8……揺動空間 9,11……ヒンジ、13,15……挾持用アーム、13a,15a……
外方端 13b,15b……内方端、17,31……ばね材、21……係合凹部 23……係合凸部、29……収納スペース

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対応する各端を接近させると、間に収納ス
    ペースを形成する湾曲状の一対の挾持用アームと、 この両挾持用アームの揺動空間を挟んで2つのヒンジを
    このヒンジの位置が揺れ動かないように支持して設け、
    この各ヒンジを介して上記各挾持用アームの両端以外の
    所定の位置において上記各挾持用アームを揺動可能に結
    合する台座と、 上記各挾持用アームの両端の内、上記台座側の端同士を
    連絡し、この端同士を離隔方向に付勢するばね材と、 上記各挾持用アームの両端の内、上記台座とは反対側の
    各端に設けられ、この端同士を係合可能な係合機構と、 を備えたことを特徴とするクリップ。
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