JPH0710575Y2 - ラック構造体 - Google Patents

ラック構造体

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JPH0710575Y2
JPH0710575Y2 JP1991003792U JP379291U JPH0710575Y2 JP H0710575 Y2 JPH0710575 Y2 JP H0710575Y2 JP 1991003792 U JP1991003792 U JP 1991003792U JP 379291 U JP379291 U JP 379291U JP H0710575 Y2 JPH0710575 Y2 JP H0710575Y2
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JP
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edge
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rack
concave groove
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JP1991003792U
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JPH0495738U (ja
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勝 湯川
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ダイシン工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ラック構造体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、実公昭44−25864号に記載
されているように、デスク本体の左右の脚体の上端に、
上方へ延伸状として中空状の柱部を継足すと共に、左右
の該柱部を端絡するラック天板を、該柱部に付設したラ
ック構造体が公知であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、従来のラック
構造体では、柱部及び脚体内部にコードを配線できない
構造となっていたため、ラック天板に載置した事務機器
等のコードがラック天板から垂れ下がって邪魔になり、
見栄えも良くないという問題があった。
【0004】そこで、本考案は、ラック天板に載置した
事務機器等のコードを、デスクの使用の邪魔にならない
ように、簡単かつ迅速に配線できるラック構造体を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本考案に係るラック構造体は、デスク本体の鉛直
幕板の左右の端縁部上端に、上方へ延伸状として柱部
を継足すと共に、左右の該柱部を端絡するラック天板
を、該柱部に付設するラック構造体であって、上記幕板
の端縁部は、側方へ開口する凹溝を有し、上記柱部は、
側方へ開口する凹溝を有する本体と、上半部が該本体下
端の凹溝内面に沿って固着されると共に下半部が上記端
縁部上端の凹溝内面に沿って嵌合する横断面凹形の継足
部材と、を備え、この継足部材の下半部を上記端縁部上
端の凹溝に挿入すると共に固着具にて固着して、両凹溝
を直線状に連結し、さらに、該両凹溝に側方から夫々着
脱自在に嵌着されて開口部を施蓋するカバーを、備えた
ものである。
【0006】
【作用】直線状に連結された両凹溝にカバーを嵌着する
ことにより柱部と幕板の端縁部には一本の鉛直状通路が
形成されるので、この通路内に、デスク本体の上方のラ
ック天板に載置した事務機器等のコードを収納させて、
デスク本体の下方まで配線できる。
【0007】さらに、幕板と柱部の凹溝は側方へ開口
し、この凹溝に側方からカバーを嵌着できるので、事務
機器等のコードの配線が容易であり、ラック構造体を組
立完了直前の状態としておいても、後からコードを配線
することができ、しかも、コードの増減等の手直しも簡
単に行える。
【0008】
【実施例】以下、実施例を示す図面に基づいて本考案を
詳説する。
【0009】図4は本考案に係るラック構造体の斜視図
を示し、この構造体は、デスク本体1と、該デスク本体
1に付設されるラック部と、からなる。
【0010】しかして、デスク本体1は、左右の脚部材
3,4と該脚部材3,4上に載置固定される天板5と、
脚部材3,4を連結する幕板6と、を備えたものであ
る。
【0011】また、脚部材3,4は、夫々、平板矩形上
の本体部7,7と、該本体部7,7の下端から前方へ延
設される延設部8と、を備え、下端面には、アジャスタ
9…が付設されている。
【0012】そして、幕板6は、平板矩形上の本体10
と、該本体部10の左右端縁部に付設される側部材11,11
と、を備え、また、該側部材11,11は、図1に示すよう
に、夫々、側板13,13と、該側板13,13の開口部14,14
を施蓋するカバー15,15と、からなる。
【0013】即ち、側部材11の側板13は、図2と図
3に示すように、側壁16と、前後壁17,18と、か
らなり、前後壁17,18の外端部は折曲げられて外端
面19,20が形成されており、この側板13により幕
板6の端縁部24に、側方へ開口する凹溝V が形成さ
れる。また、側壁16の上端部には取付片21が固着さ
れている。
【0014】また、カバー15は、図1に示すように、帯
板状の本体22と、該本体22の裏面から突設される長手方
向係止片23,23と、を備え、該係止片23,23が開口部14
を介して側板13に挿入されて該側板13に係脱自在に係止
する。
【0015】しかして、ラック部2は、図5に示すよう
に、幕板6の左右の端縁部24,24上端から立設される柱
部26,26と、左右の該柱部26,26を橋絡する上下二段の
ラック天板28,28と、を備えたものである。
【0016】また、柱部26は、図2と図3に示すよう
に、断面形状が側部材11の側板13と同一形状とされ
て側方へ開口する凹溝V を有する本体29と、上半部
が該本体29下端の凹溝V 内面に沿って固着されると
共に下半部が側板13(幕板6の端縁部24)上端の凹
溝V 内面に沿って嵌合する横断面凹形の継足部材30
と、を備え、この継足部材30の下半部を端縁部24上
端の凹溝V に挿入すると共に固着具35にて固着し
て、両凹溝V ,V を直線状に連結し、デスク本体1
の鉛直状幕板6の左右の端縁部24,24上端に、上方
へ延伸状として柱部26,26を継足す。
【0017】即ち、継足部材30は、側壁31と前後壁32,
33とからなり、その上半分が本体29の下方開口部に挿入
されて、該本体29に溶接等にて固着されている。
【0018】そして、継足部材30の突出部30aには、貫
孔34…が貫設され、該突出部30aが側板13の上方開口部
に挿入された際に、図3に示すように、貫孔34…に挿入
されるボルト等の固着具35…を取付板21のねじ孔36…に
螺着し、左右の柱部26,26を幕板6の左右の端縁部24,
24から夫々立設する。
【0019】この場合、側板13の上端と柱部26の本体29
の下端とは当接した状態となって、側板13と柱部26の本
体29とは略同一鉛直軸心上に配設されると共に、側板13
の外端面19,20と本体部29の外端面41,42とが略同一面
上に配設される。
【0020】なお、本体29にはカバー15と同様のカバー
37が付設され、該カバー37にて、本体29の外方開口部38
が施蓋される。ここで、カバー37とは、帯板状の本体39
と、該本体39の裏面に突設される長手方向係止片40,40
とからなる。
【0021】また、本体29の側壁12には、ラック天板を
この柱部26に取付けるための取付孔43が貫設され、本体
29の前後壁25,27には、支持体50(図3参照)を取付け
るための貫孔44…が貫設されている。ここで、支持体50
とは、ラック天板28を水平状に保持するためのものであ
り、四半月形状のパイプ材からなり、本体29の前壁25と
ラック天板28の裏面49との間に介装される。なお、45,
45は本体29内に内装される補強材である。
【0022】しかして、ラック天板28は、図1に示すよ
うに略矩形の平板体からなり、その左右端面後方に切欠
き部46,46が設けられ、柱部26の本体29にこの切欠き部
46が嵌合した状態で、ボルト等の固着具47…を介して柱
部26,26に取付けられる。
【0023】従って、図4に示すように、ラック天板2
8,28は、水平状に柱部26,26に保持されることにな
る。また、下段のラック天板28と天板5との間に空間部
Sが形成される。
【0024】しかして、上述の如く構成されるラック構
造体を組立てるには、まず、デスク本体1を組立てた後
(この場合、カバー15,15を取付けない。)、図2に示
すように、左右の柱部26,26の継足部材30,30の突出部
30a,30aを、夫々、デスク本体1の側板13,13の上方
開口部に挿入すると共に、取付片21に固着具35…を介し
てこの継足部材30,30を取付ける。その後、ラック天板
28,28の切欠き部46…を本体29,29に嵌合させると共
に、固着具47…を介して該ラック天板28,28を本体29,
29に取付ける。
【0025】次に、支持体50を、柱部26の本体29の前壁
25とラック天板28の裏面49との間に介装する。即ち、図
3に示すように、支持体50の一方の端面50aを前壁25に
当接させると共に、該支持体50の他方の端面50bを天板
28の裏面49に当接させ、その状態で、一方の端面50aに
対応する貫孔44を介してボルト等の固着具51を本体29内
部から支持体50に固着し、かつ、天板28の表て面52から
該天板28を介して固着具53を支持体50に固着する。
【0026】次に、各カバー15,37を両凹溝V
に側方から夫々着脱自在に嵌着して開口部14,3
8を施蓋すると共に、柱部26,26の上方開口部をキ
ャップ54,54にて施蓋し、固着具53の頭部53a
にキャップ55を装着すれば、図4に示すラック構造体
が完成する。
【0027】しかして、この実施例においては、取付孔
43及び貫孔45は夫々所定ピッチに複数個設けられている
ので、柱部26,26に対するラック天板28の取付位置を自
由に変更することができ、また、柱部26の本体29は前後
対称形であるので、左右の本体29,29を同一のもので共
有することができ、製造上コストダウンを図ることがで
きる。また、継足部材30を側部材11の側板13に挿入して
柱部26を幕板6の端縁部24から立設するものであるの
で、強度的にも優れたものとなる。
【0028】なお、本考案は上述の実施例に限定され
ず、本考案の要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由であ
り、例えばラック天板28の数の増減は自由であり、各ラ
ック天板28,28間の寸法も自由に設定できる。さらに、
ラック天板28の大きさ、肉厚寸法等も自由に設定できる
が、実施例の如く天板5よりも小さいものが好ましい。
また、ラック天板28上に載置するものとしては、プリン
タ等の各種の事務機器やファイル等であるが、事務機器
を載置する場合、柱部26,26内に該事務機器の配線を挿
通することができ、挿通させれば、配線が邪魔となら
ず、使用者にとっては作業が行ないやすいものとなる。
また、ラック部2を付設せずに、デスク本体1のみ使用
することができ、この場合、側板13と、柱部26の本体29
とは同一断面であるので、柱部26に使用したキャップ54
を、側板13の上方開口部に装置すればよい。
【0029】
【考案の効果】本考案は上述の如く構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。
【0030】直線状に連結された凹溝V ,V にカバ
ー37,15を嵌着することにより柱部26と幕板6の
端縁部24に形成される一本の鉛直状通路を、利用し、
この通路内に、デスク本体1の上方のラック天板28に
載置した事務機器等のコードを収納させて、デスク本体
1の下方まで配線できるので、コードがぶらぶらと垂れ
下がらなくて外観がすっきりし、コードに誤って引っ掛
かかるようなことがなくてデスク本体1の使用の邪魔に
ならない。さらに、凹溝V ,V は側方へ開口し、こ
の凹溝V ,V に側方からカバー15,37を嵌着す
る構造であるから、事務機器等のコードを外部から幕板
6の端縁部24及び柱部26の内部に簡単かつ迅速に収
納して配線を行えると共に、コードの配線前にラック構
造体の各部品を先に組立てておくことができる。しか
も、事務機器等のコードを配線した後でも、凹溝V
にカバー15,37を着脱するだけで、迅速かつ容
易に、不要となった事務機器等のコードを取り出した
り、新たに事務機器等のコードを配線することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】組立て方法を示す要部拡大斜視図である。
【図3】組立て方法を示す要部拡大斜視図である。
【図4】全体の斜視図である。
【図5】全体の簡略正面図である。
【符号の説明】
1 デスク本体 6 幕板 24 端縁部 26 柱部 28 ラック天板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デスク本体1の鉛直状幕板6の左右の端
    縁部24,24上端に、上方へ延伸状として柱部26,
    26を継足すと共に、左右の該柱部26,26を端絡す
    るラック天板28を、該柱部26,26に付設するラッ
    ク構造体であって、上記幕板6の端縁部24は、側方へ
    開口する凹溝V を有し、上記柱部26は、側方へ開口
    する凹溝V を有する本体29と、上半部が該本体29
    下端の凹溝V 内面に沿って固着されると共に下半部が
    上記端縁部24上端の凹溝V 内面に沿って嵌合する横
    断面凹形の継足部材30と、を備え、この継足部材30
    の下半部を上記端縁部24上端の凹溝V に挿入すると
    共に固着具35にて固着して、両凹溝V ,V を直線
    状に連結し、さらに、該両凹溝V ,V に側方から夫
    々着脱自在に嵌着されて開口部14,38を施蓋するカ
    バー15,37を、備えたことを特徴とするラック構造
    体。
JP1991003792U 1991-01-10 1991-01-10 ラック構造体 Expired - Lifetime JPH0710575Y2 (ja)

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JPH0495738U JPH0495738U (ja) 1992-08-19
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JPS4910896U (ja) * 1972-04-26 1974-01-29
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