JPH0699951A - 接着包装不良の検出装置 - Google Patents

接着包装不良の検出装置

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JPH0699951A
JPH0699951A JP26923892A JP26923892A JPH0699951A JP H0699951 A JPH0699951 A JP H0699951A JP 26923892 A JP26923892 A JP 26923892A JP 26923892 A JP26923892 A JP 26923892A JP H0699951 A JPH0699951 A JP H0699951A
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JP
Japan
Prior art keywords
product
defective
conveyor
photoelectric sensor
packaging
Prior art date
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Pending
Application number
JP26923892A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobumasa Aoyanagi
青柳  伸昌
Hidenari Hagita
秀成 萩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0699951A publication Critical patent/JPH0699951A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 包装機によりガム、キャンディ等のスティッ
ク製品を包装する際、耳折部の接着不良が発生した場
合、これを検出し、排出する。 【構成】 コンベア1,3の間に設けた検査部に於い
て、包装機より搬送されてきた製品の両耳折部に圧縮エ
アーを吹き付けることにより、耳折部の接着不良品は、
フラップが開き、このフラップを光電センサーにより検
出し、その信号をコンピューターに入力し、コンベア3
上に設けてある排出レバーの電磁弁にコンピューターの
出力を送り、排出レバーを作動させることにより、耳折
部の接着不良品として検出された製品を排出する。従っ
て、包装機より次工程へ送られる製品中には耳折部の接
着不良品は、皆無となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガム、キャンディ等の
スティック包装製品に於いて、耳折部の接着不良を自動
的に検出し排除する接着包装不良の検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ガム、キャンディ等のスティック
製品はガム、キャンディの成型品を個々に個装紙で包装
した後、これ等を複数個集積し外装紙で包装されてい
る。そして、この包装はヒートシール又は糊付等により
シールされる。これらの包装機として、スティックパッ
ク包装機やカットアンドラップ方式の包装機等がある
が、いずれも高速運転の包装である。従って、ちょっと
した設定条件、例えば、包装紙の送り量、左右のずれ、
シールの温度、冷却温度等の変動があると、その影響に
より、包装不良品を大量に発生させる原因となる。又、
前記の包装機は予め一定寸法の成型品を高速で個包装
し、更に集積包装する様に設計されているので、成型品
の形状及び厚みは一定規格内のものが必要で、例えば厚
みは、規格に対して、±0.1m/m以内の許容範囲で
あり、規格以外の厚みで、薄いものが出ると飴が複数個
集積された場合、さらに製品としての厚み巾は狭くな
り、外装する際耳折りシールする部分にヒーターが当ら
ず、耳折部の接着不良が発生していた。ところで、特に
ガム、キャンディのように押出機等でロープ状に成型し
た後に打型して製品化する場合、押出機の条件によって
物性が変化する為、打型された成型品の復元力等により
厚みがばらついていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、外装紙
の模様ずれ、片寄りは、画像処理装置により検査を自動
化することは可能であるが、耳折部の接着不良に関して
は、折込部がただ接着されていないだけで外観上見ただ
けでは良品と区別することは全く出来ず、手で触ってみ
て始めて耳折部の接着不良と判断が出来る。よって、画
像処理、光電管等を用いた有効な検査方法がなかった。
同様に、作業者に於いてもこのような不良製品を見つけ
ることができなかった。こうした接着不良が生じると、
流通過程に於いて、製品の香料を発散させたり、製品が
吸湿する為、品質低下を起こし問題となっていた。従っ
て、省人化及び品質維持を図る上で、この包装不良の検
査を自動化することが急務な課題となっている。そこ
で、本発明は、以上のような従来技術の問題点に鑑みな
されたもので、外観上だけでは良品と区別できない耳折
部の接着包装不良を自動的に検出し、排出する事ができ
る接着包装不良の検出装置を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的は、耳折部を
有する包装製品の耳折部の包装不良を排出する装置であ
って、製品の搬送方向に沿ってガイドを左右対峙して設
け、製品を整列搬送するコンベアと、前期ガイドの先端
部直後に設けられ、該製品を一時停止させる昇降自在な
ストッパーと、この停止した製品の両耳折部に対し、該
製品の耳折部のフラップが開く方向に圧縮エアーを噴射
するエアーノズルと、このエアーノズルにより剥離され
たフラップを検出する光電センサーと、この光電センサ
ーの不良検出信号に基づいて該不良製品をコンピュータ
ーから排出する排出装置とからなることを特徴とする接
着包装不良の検出装置によって達成される。
【0005】
【作用】本発明に係る接着包装不良の検出装置は、連続
的に包装機からスティック包装された製品をコンベア上
のガイドにより整列状態で搬送させ、それを所定の位置
で、一時的に止め、該製品の耳折部が開く方向にエアー
を吹き付ける。そして、もし、左右どちらかの耳折部
が、単に折り曲がっただけで接着されていなければ、該
エアーの吹き付けにより開いてしまうことになる。そし
て、その開いた耳折部をセンサーが検出し、該製品が接
着包装不良であるという信号をアンプを通してコンピュ
ーターに入力することによって、該コンピューターから
排出レバーを作動させる電磁弁へ出力が送られる。そし
て、該製品が排出レバーの前まで送られてくると、該排
出レバーが作動し、排出動作が行われる。
【0006】よって、包装機より製品が連続的に送られ
てくる工程に於いて、何らかの理由により製品の耳折部
接着不良が生じた場合に於いても、搬送工程を止めるこ
となく、スムーズに接着包装不良の製品を検出し排出す
ることが出来る。従って、包装工程に於いて、耳折部の
接着包装不良ミスを起こした場合でも、これを見逃して
製品として流してしまうようなことは皆無となり、接着
包装不良のない製品だけが次工程へと送られることにな
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1に於いて、1は、包装機(図示せず)から排
出される製品を本発明に係る検査装置へ供給するコンベ
ア、4はこのコンベア1上の製品の搬送姿勢を規制する
左右に設けられた一対のガイドで後述する包装不良検査
装置の手前まで設けられている。9は製品5の包装不良
検査時に該製品を一時停止させる昇降式ストッパー、6
1,62は、この製品の耳折部接着不良検出する左右に
設けられた一対の光電センサーで投光器と、受光器から
構成されている。
【0008】又、7,8はこのストッパー9で停止中の
製品5の耳折部に圧縮エアーを吹き付け接着不良の耳折
部を強制的に剥離させるエアーノズルであり、図示しな
いが空気圧が調整できるコンプレッサーに接続される。
3は、検査完了後の製品5を次工程へ搬出するコンベ
ア。20は、両コンベア間1,3に設けた渡し板で、製
品を円滑に次コンベア3の受け渡しと共に、該製品5を
検査するための光電センサーの投受光路を構成してい
る。前記光電センサー61,62の検出信号は、それぞ
れアンプ63,64に入力され、増幅後、コンピュータ
ー6に入力され、耳折部の良否結果に基づいて、コンベ
ア3上に設けられた排出レバー10を作動させている。
【0009】次に、その動作について説明する。包装機
より、送られてきた製品5は、ガイドに走行規制されな
がらコンベア上を整列良く搬送させられ検査部A、即
ち、渡し板20上へ送られる。検査部Aに到着した製品
5は図示しない光電センサーにより検出され、その製品
有りという信号に基づいて、ストッパー9を降下させ製
品5を一旦固定するとともに、エアーノズル7,8を作
動させ製品の耳部に圧縮エアーを吹き付け、接着不良の
耳折部を開かせる。そして、この接着不良品の開いた耳
折り部であれば光電センサー61,62の投受光路を遮
蔽し、該製品の耳折部が接着不良であることを検出す
る。この検出信号65,66は光電センサー61,62
のアンプ63,64によりコンピューター6へ入力さ
れ、該コンピューター6より電磁弁67に出力が送られ
排出レバー10を作動させる。即ち、排出レバー10を
駆動させることにより、検出部で接着不良と判別された
製品は連続的に流れている製品群から無理なく排出され
ることになる。
【0010】尚、本実施例では、飴、ガム等のスティッ
ク製品について述べたが、これに限らず、包装する製品
の接着部が、耳折り方式をとっているようなものであれ
ばどの様なものであってもこの検出方法は適用可能であ
る。又、排出装置については、レバー方式によるもので
なくても、プッシャー方式、シャッター方式による落と
し込みでも排出可能である。又、本実施例に於いては、
2つのコンベア1,3を用いる構成で述べたが、これに
限らず該コンベアを幅方向に数本のベルトを並べたコン
ベアとすればこのベルト間に光電センサーの投受光路を
設けることができるので一つのコンベアで構成すること
ができる。
【発明の効果】以上、詳述したように本発明は、従来、
作業者の目視では見逃していた不良製品であっても、本
装置を用いることにより製品の耳折部の接着不良を左右
どちら側も見逃すことなく検出し、排出することが出来
るようになった。従って箱詰めされる製品の中には、接
着包装不良の製品が混入することがなくなり消費者クレ
ームも皆無となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の接着不良検出部と排出部を組み込んだ
接着不良検出装置ラインの概略構成図。
【符号の説明】
A 検査部 B 排出部 1 コンベア 3 コンベア 4 ガイド 5 製品 6 コンピューター 7 エアーノズル 8 エアーノズル 9 ストッパー 10 排出レバー 20 渡し板 61 光電センサー 62 光電センサー 63 光電センサー用アンプ 64 光電センサー用アンプ 65 検出信号 66 検出信号 67 電磁弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耳折部を有する包装製品の耳折部の包装
    不良を排出する装置であって、製品の搬送方向に沿って
    ガイドを左右対峙して設け、製品を整列搬送するコンベ
    アと、前記ガイドの先端部直後に設けられ、該製品を一
    時停止させる昇降自在なストッパーと、この停止した製
    品の両耳折部に対し、該製品の耳折部のフラップが開く
    方向に圧縮エアーを噴射するエアーノズルと、このエア
    ーノズルにより剥離されたフラップを検出する光電セン
    サーと、この光電センサーの不良検出信号に基づいて該
    不良製品をコンベアから排出する排出装置とからなるこ
    とを特徴とする接着包装不良の検出装置。
JP26923892A 1992-09-11 1992-09-11 接着包装不良の検出装置 Pending JPH0699951A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2004038383A1 (ja) * 2002-10-22 2004-05-06 Tetra Laval Holdings & Finance S.A. 検体作成装置
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