JPH0690544A - モータの回転軸密閉装置 - Google Patents
モータの回転軸密閉装置Info
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- JPH0690544A JPH0690544A JP23676392A JP23676392A JPH0690544A JP H0690544 A JPH0690544 A JP H0690544A JP 23676392 A JP23676392 A JP 23676392A JP 23676392 A JP23676392 A JP 23676392A JP H0690544 A JPH0690544 A JP H0690544A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball bearing
- motor
- rotary shaft
- seal type
- type ball
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
低損失で簡単な構造のモータの回転軸密閉装置を提供す
る。 【構成】 回転軸3にシール型ボールベアリングの内輪
5aが固定されており、シール型ボールベアリングの外
輪5bとモータのセンサー部のケース4とをゴム等の樹
脂6で密閉したものである。シール型ボールベアリング
の内輪と回転軸は固定で密封され、シール型ボールベア
リングの外輪はモータのセンサー部のケースとを密閉す
るゴムの緊迫力でシール型ボールベアリングに予圧がか
かり、振動、騒音を抑えることもできる。一方、シール
型ボールベアリングの内輪は回転軸とともに回転する
が、シール型ボールベアリングの外輪はセンサー部のケ
ースにゴムにより固定されているので摩擦部がなく、磨
耗による心配がなく、損失も少ない簡単な構造であり、
実用上きわめて有利なものである。
Description
に関するものである。
型のオイルシールやメカニカルシールや、非接触型のク
リアランスシールやラビリンスシール等が用いられてき
た。
軸を貫通する穴を有する構造のモータに従来のシール方
法を用いる場合、次のような問題を有する。すなわち、
モータのセンサー部分を密閉、保護するために従来の接
触型のオイルシールを用いる場合、軸の面粗さ、軸の硬
さ、ケースのそのものの変更や組立精度が必要であり、
コストアップとなり、磨耗による寿命、摩擦トルクによ
る損失が大きい等の問題がある。このオイルシール法の
問題点を解決できる手段としてVリングを用いる方法が
あるが、回転軸の周速が規定以上達すればリップが浮き
磨耗による寿命や摩擦トルクによる損失等の問題は解決
できるが、通常のモータの使用域では規定以下となり、
Vリングのメリットを生かせない。一方、非接触型のク
リアランスシールやラビリンスシールはコンタミネーシ
ョンによる汚れはないが、耐圧、漏れ量、機械的精度保
持など仕様条件にかなりの規約があるため、モータセン
サー部分の密閉には不向きである。また、ボールベアリ
ングをケースに設けることでボールベアリングによりシ
ールすることが考えられるが、モータ部の2ヶ所とケー
ス部の3点支持となるため、ボールベアリングの組み立
て誤差によるコジレ等の影響大のため、組立精度をアッ
プする等、構造上大幅に変更する必要がある。
幅に変更することもなく、低コストのモータの回転軸密
閉装置を提供するものである。
題を解決するために、センサー部のケースとモータ軸と
の間の隙間を密閉するために、回転軸に固定されたシー
ル型ボールベアリングと、このシール型ボールベアリン
グとセンサー部のケースの間をシール型ボールベアリン
グの外輪に取り付けてあるゴムなどの樹脂で密閉する。
あるいは、シール型ボールベアリングの外輪をセンサー
部のケースに固定させ、シール型ボールベアリングの内
輪と回転軸との間をゴム等の樹脂を取り付けて回転軸と
の間を密閉する構成としたものである。
リングの外輪と内輪は、ゴム等の樹脂で軸またはケース
の間で密閉され、各々がカバーおよび回転軸と一緒に回
転することになる。たとえば、シール型ボールベアリン
グの取付が少々偏心していたり、ケースの面に傾きがあ
ったとしても、ゴムの変形により吸収できるので、密封
性は損なわれない。さらに、ボールベアリング自体もシ
ール型を用いることによりシールが可能である。またゴ
ム等の緊迫力でシール型ボールベアリングに予圧がかか
るので、ベアリングの振動、騒音も抑えることができ
る。もちろん、摩擦部がないので低トルク、低損失であ
る。
しながら説明する。
ータにはセンサー部2を有し、そのセンサー部2と外気
とを密閉するために図2に示すような密閉装置を有す
る。図2に示すように、回転軸3にシール型ボールベア
リング5が固定されており、このシール型ボールベアリ
ング5は回転軸方向に動かないように圧入、焼ばめ、接
着等で固定されている。このシール型ボールベアリング
の外輪5bとセンサー部のケース4とをゴム等の樹脂6
で密閉する。回転軸3とシール型ボールベアリングの内
輪5aは固定されており、シール型ボールベアリングの
内輪5aが回転しても、シール型ボールベアリングの外
輪5bはセンサー部のケース4に接触したゴム等の樹脂
6で固定されているため、シール型ボールベアリングの
外輪5bは回転しない。
ように、センサー部のケース7にシール型ボールベアリ
ングの外輪5bを固定し、シール型ボールベアリングの
内輪5aと回転軸3の間をゴム等の樹脂8で固定するこ
とによっても同じ効果を得ることができます。
密閉装置は接触タイプの損失、音の発生、熱の発生、ゴ
ムの磨耗がなく、取付部の精度も従来のままで大きな変
更も必要なく、取付容易でかつ低トルク、低損失で回転
軸とカバーの空間を密閉することができ、実用上きわめ
て効果のある回転軸の密閉装置である。
す断面図
示す断面図
Claims (3)
- 【請求項1】固定子と、回転子と、前記回転子を回転軸
に支持する2つのボールベアリングと、これらのボール
ベアリングを固定する2つのケーシングとを有するモー
タ部と、モータの速度や位置などを検出するセンサー部
とで構成するモータであって、前記センサー部を、モー
タのセンサー部のケースとモータ軸との間の隙間に、前
記回転軸に固定されたシール型ボールベアリングと、前
記シール型ボールベアリングとセンサー部のケースの間
を前記シール型ボールベアリングの外輪に設けたゴム等
の樹脂とで密閉したモータの回転軸密閉装置。 - 【請求項2】前記シール型ボールベアリングの外輪をセ
ンサー部のケースに固定させ、前記シール型ボールベア
リングの内輪と回転軸の間をゴム等の樹脂を取り付けて
回転軸との間を密閉するようにした請求項1記載のモー
タの回転軸密閉装置。 - 【請求項3】前記シール型ボールベアリングにゴム等の
樹脂の緊迫力でシールをすると同時に予圧をかけた請求
項1または2記載のモータの回転軸密閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23676392A JP3232682B2 (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | モータの回転軸密閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23676392A JP3232682B2 (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | モータの回転軸密閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0690544A true JPH0690544A (ja) | 1994-03-29 |
JP3232682B2 JP3232682B2 (ja) | 2001-11-26 |
Family
ID=17005436
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23676392A Expired - Lifetime JP3232682B2 (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | モータの回転軸密閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3232682B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19545924A1 (de) * | 1994-12-08 | 1996-06-20 | Unisia Jecs Corp | Verfahren und Vorrichtung zum Steuern des Luft/Kraftstoffverhältnis-Lernens eines Motors mit innerer Verbrennung |
JP2009296811A (ja) * | 2008-06-06 | 2009-12-17 | Jtekt Corp | モータ及び電動パワーステアリング装置 |
-
1992
- 1992-09-04 JP JP23676392A patent/JP3232682B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19545924A1 (de) * | 1994-12-08 | 1996-06-20 | Unisia Jecs Corp | Verfahren und Vorrichtung zum Steuern des Luft/Kraftstoffverhältnis-Lernens eines Motors mit innerer Verbrennung |
DE19545924B4 (de) * | 1994-12-08 | 2004-01-29 | Unisia Jecs Corp., Atsugi | Verfahren und Vorrichtungen zum Steuern des Luft/Kraftstoffverhältnis-Lernens eines Motors mit innerer Verbrennung |
JP2009296811A (ja) * | 2008-06-06 | 2009-12-17 | Jtekt Corp | モータ及び電動パワーステアリング装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3232682B2 (ja) | 2001-11-26 |
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