JPH011677A - 軸受の非接触形シール装置 - Google Patents

軸受の非接触形シール装置

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Publication number
JPH011677A
JPH011677A JP63-139609A JP13960988A JPH011677A JP H011677 A JPH011677 A JP H011677A JP 13960988 A JP13960988 A JP 13960988A JP H011677 A JPH011677 A JP H011677A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flange
sealing device
sealing element
intermediate bushing
annular recess
Prior art date
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Pending
Application number
JP63-139609A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS641677A (en
Inventor
ローランド ハース
マウゼ エルマー
ハンス ヨアヒム ビュッヒェルマイア
ブランデンシュタイン マンフレッド
Original Assignee
エスカーエフ ゲーエムベーハー
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Filing date
Publication date
Priority claimed from DE8708234U external-priority patent/DE8708234U1/de
Application filed by エスカーエフ ゲーエムベーハー filed Critical エスカーエフ ゲーエムベーハー
Publication of JPH011677A publication Critical patent/JPH011677A/ja
Publication of JPS641677A publication Critical patent/JPS641677A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ケーシング例えば自転車フレームの支持孔内
に中間ブツシュ等を介して組み込まれる軸受の非接触形
シール装置に関する。
〔従来の技術〕
ドイツ連邦共和国実用新案登録第8531659号明細
書において既に、ケーシングの支持孔内に中間ブツシュ
を介して組み込まれているアンギュラコンタクト球軸受
が知られている。この公知の軸受のシールは、軸の外周
面の近くにまで達している、中間ブツシュのフランジに
よって行われている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしこのシール装置は多くの用途において、特に水が
跳ねかかる場合には十分ではない。
本発明の目的は、冒頭に述べた形式のシール装置を、跳
ねかかる水および汚れに対しても良好にシールがなされ
、回転部品と非回転部品との間の摩擦を非常に小さなも
のとすることにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によればこの目的は、軸等と中間ブツシュとの間
の空間内に設けられたシール要素の半径方向に延びるフ
ランジが、中間ブツシュ等の環状凹所内に半径方向およ
び軸方向の隙間をもって配置されると共に、上記シール
要素の軸方向に延びる部分が軸等の上に半径方向の接触
圧をもって配置せしめることによって達成される。
さらに、上記シール要素は、軸方向に延びる部分の自由
端に、半径方向外側に突出せる小さなフランジを有し、
該フランジが組立状態において軸方向隙間をもって中間
ブツシュの内側ラジアル面と係合するように形成されて
いるこようにすることができる。
また、かかるシール要素のフランジは自由端に傾斜面を
有している形態とすると好ましい。
上述のごとくのシール要素は、軸方向に延びる部分の内
周面に環状凹所が形成されているようにし、その際、フ
ランジは自由端にて軸方向内側に折り曲げられた部分を
備え、この部分が中間ブツシュの環状凹所に入り込むよ
うに配置されていることとするとより好ましい。
〔作用〕
シール要素が軸と共に回転することによって、該シール
要素は遠心ディスク作用を生じフランジの範囲でラビリ
ンスシールのシールを高めることとなる。
また、上記シール要素が、軸方向に延びる部分の自由端
に組立状態で中間ブツシュの内側ラジアル面と係合する
小さなフランジを有するようにした場合には、シール要
素は脱落等による紛失の虞れなしに中間ブツシュにユニ
ット化される。そして、その際このフランジの傾斜面を
有しているときには、シール要素の中間ブツシュ内への
組込み時にシール要素は傾斜面で案内かつ変形圧を受け
るので弾性変形して中間ブツシュ内に入り込む。
さらに、シール要素が軸方向に延びる部分の円周面に環
状凹所が形成されていれば、該シール要素の軸への嵌着
のための必要な力は低くなる。
また、シール要素のシールのためのフランジがその自由
端にて折り曲げられた部分を備え、この部分が中間ブツ
シュの環状凹所に入り込むようになっていればラビリン
スシールがより優れたものとなる。
〔実施例〕
以下、図面に示した実施例を参照して本発明の詳細な説
明する。
図面には、−点鎖線で示したフレーム1の支持孔内に組
み込まれている、自転車のペダルクランク軸の軸受が示
されている。この軸受は軸2と複列球軸受3とから構成
され、その球4は軸2および外輪6の軌道面5を転勤す
る。球4の案内および保持はスナップ保持器7によって
行われている。
該保持器7のサイドリングは半径方向内方及び外方に突
出するフランジ8を備えている。このフランジ8は軸2
の外周面9および外輪6の内周面10の近くにまで達し
ており、軸受の内部室をシールしている。フレーム1と
外輪6との間には、例えば合成樹脂から成る二つの中間
ブツシュ11.11が軸方向両端骨に設けられている。
これらの中間ブツシュ11は外輪6の大径部分12を取
り囲み、フレーム1の支持孔13内に圧入されるかねじ
込まれている。中間ブツシュ11は断面がT字形に作ら
れ、外側端面14には環状の凹所15が形成されている
その場合、中間ブツシュ11の孔16の内径は軸2の外
径9よりも大きい。
軸方向の両端骨における、軸2と中間ブツシュ11との
間の空間には、該空間をほぼ満たすようなシール要素1
7が配設されている。これらのシール要素17は断面が
L字形の、例えば合成樹脂製のブツシュから成り、半径
方向外側に延びるフランジ18を有し、該フランジ18
が中間ブツシュ11の環状凹所15に入り込んでいる。
この場合、シール要素17は、該シール要素17と中間
ブツシュ】1との間にラビリンス隙間19が生ずるよう
に形成され、このラビリンス隙間19によって軸受の良
好なシールが得られる。シール要素17を中間ブツシュ
11に対し軸方向に位置決めするために、該シール要素
17は軸方向に延びる部分の自由端に半径方向外側に向
いた小さなフランジ20を有している。このフランジ2
0は球4の側に傾斜面21を有しているので、上記シー
ル要素17は、上記フランジ20を弾性変形させて中間
ブツシュ11の孔16内に押し込まれ、組立状態におい
ては軸方向隙間をもって中間ブツシュ11の内側ラジア
ル面22と対面するようになり、軸方向力を受けた場合
に上記内側ラジアル面22と係合する。シール要素17
は、その軸方向に延びる部分にて半径方向の接触圧をも
って軸2上に配置され、軸2と共に回転する。したがっ
て、回転するシール要素17のフランジ18によって、
汚れおよび水の侵入を阻止する遠心ディスク効果を生ず
る。
また、シール要素17の軸2への嵌め込みに必要な押込
み圧があまり大にならないようにするために、シール要
素17の内周面に環状の凹所23が設けられている。
上述した実施例は本発明に基づくシール装置の単なる一
例である。個々の部品の構造は本発明の範囲内において
簡単に変更できる。例えばフランジ18の自由端が、中
間ブツシュ11の対応する凹所25に入り込むような、
半径方向内側に折り曲げられた部分24を備えているよ
うにすることによって、ラビリンスシール効果を一層改
善できる。
〔発明の効果〕
本発明は以上のごとくであるので、ラビリンスシールが
きわめて良好になされ外部にて飛敗せる汚液等があって
もこれが軸受内に進入することがなくなり、しかもその
ためのシール要素は簡単な構造で取付も容易であり、性
能及び取扱の両面で改善がなされるという効果をもたら
す。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明の一実施例として示す、軸受の非接触形シ
ール装置の断面図である。 1・・・・・・・・・フレーム 2・・・・・・・・・軸 11・・・・・・・・・中間ブツシュ 15・・・・・・・・・凹所 17・・・・・・・・・シール要素 18・・・・・・・・・フランジ 20・・・・・・・・・フランジ 21・・・・・・・・・傾斜面 22・・・・・・・・・内側ラジアル面23・・・・・
・・・・環状凹所 24・・・・・・・・・軸方向内側に折り曲げられた部
分25・・・・・・・・・環状凹所

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ケーシング例えば自転車フレームの支持孔内に中
    間ブッシュ等を介して組み込まれている軸受の非接触形
    シール装置において、 軸(2)等と中間ブッシュ(11)との間の空間内に設
    けられたシール要素(17)は、半径方向に延びるフラ
    ンジ(18)が、中間ブッシュ(11)等の環状凹所(
    15、25)内に半径方向および軸方向の隙間をもって
    配置されると共に、軸方向に延びる部分が軸(2)等の
    上に半径方向の接触圧をもって配置されていることを特
    徴とする軸受の非接触形シール装置。
  2. (2)シール要素(17)は、軸方向に延びる部分の自
    由端に、半径方向外側に突出せる小さなフランジ(20
    )を有し、該フランジ(20)が組立状態において軸方
    向隙間をもって中間ブッシュ(11)の内側ラジアル面
    (22)と係合するように形成されていることとする請
    求項(1)記載の軸受の非接触形シール装置。
  3. (3)シール要素(17)のフランジ(20)は自由端
    に傾斜面(21)を有していることとする請求項(2)
    記載の軸受の非接触形シール装置。
  4. (4)シール要素(17)は、軸方向に延びる部分の内
    周面に環状凹所(23)が形成されていることとする請
    求項(1)ないし(3)のいずれか1つに記載の軸受の
    非接触形シール装置。
  5. (5)フランジ(18)は自由端にて軸方向内側に折り
    曲げられた部分(24)を備え、この部分(24)が中
    間ブッシュ(17)の環状凹所(25)に入り込むよう
    に配置されていることとする請求項(1)ないし(4)
    のいずれか1つに記載の軸受の非接触形シール装置。
JP63139609A 1987-06-11 1988-06-08 Non-contact seal device for bearing Pending JPS641677A (en)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE8708234U DE8708234U1 (de) 1987-06-11 1987-06-11 Berührungsfreie Abdichtung eines Lagers
DE8708234.9 1987-06-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH011677A true JPH011677A (ja) 1989-01-06
JPS641677A JPS641677A (en) 1989-01-06

Family

ID=6809011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63139609A Pending JPS641677A (en) 1987-06-11 1988-06-08 Non-contact seal device for bearing

Country Status (5)

Country Link
US (1) US4865469A (ja)
JP (1) JPS641677A (ja)
DE (1) DE8708234U1 (ja)
FR (1) FR2616493B1 (ja)
NL (1) NL8801471A (ja)

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