JPH068851A - 自動車の組立方法 - Google Patents

自動車の組立方法

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JPH068851A
JPH068851A JP5208493A JP5208493A JPH068851A JP H068851 A JPH068851 A JP H068851A JP 5208493 A JP5208493 A JP 5208493A JP 5208493 A JP5208493 A JP 5208493A JP H068851 A JPH068851 A JP H068851A
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克己 中村
Taro Hagiwara
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車体の自動組立てを容易とする。 【構成】 ダッシュパネルを(9) 含み、予め各種機能部
品を組み付けて車体フロントのエンジンコンパートメン
ト(3) を形成し、フロアパネル(27)を主体とし、予め各
種機能部品を組み付けてフロアユニット(5) を形成し、
各種ピラー(45),(47) を一体に有するボディサイド(3
5)、及びボディサイド(35)と一体に連続してルーフ部が
大きく開放されたTバールーフを含み、予め各種機能部
品を組み付けてルーフユニット(7) を形成し、前記エン
ジンコンパートメント(3) の後部にフロアユニット(5)
を配置すると共に、フロアユニット(5) 上をルーフユニ
ットで(7) で覆い、当該エンジンコンパートメント(3)
とフロアユニット(5) とルーフユニット(7) とを相互に
締結結合することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自動車の組立方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】自動車の車体は周知の様に、各種ピラ
ー、サイドシル、サイドメンバ、クロスメンバ、カウル
ボックス、及びルーフレール等の閉断面の強度部材を骨
格として各種パネル材を接合してあり、2ボックスタイ
プではエンジンコンパートメントとキャビンを、また3
ボックスタイプではエンジンコンパートメントとキャビ
ン及びトランクルームとをそれぞれ隔成している。これ
ら何れのタイプの車体にあっても、自動車工学全書第1
9巻自動車の製造法:昭和55年4月20日山海堂発行
の178頁乃至179頁の項目7.4「車体組立工程」
に記載の内容から明らかなように、例えば、前記各種骨
格メンバ、パネル材を順次に接合してホワイトボディを
構成し、これを塗装工程、艤装工程に順次移送して最終
的に各種の機能部品、内装部品を組付けるようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ホワイトボ
ディの組立には省力化を図るためにロボットによる自動
溶接手段が採用されているが、エンジンコンパートメン
ト、キャビン等が隔成されてくるとロボットのアームの
動きが制約されるため、このロボットの作動制御が複雜
化してしまうのみならず、ロボットのアームが行き届か
ず、組立の自動化が困難になる恐れがあった。
【0004】また、艤装工程でキャビン内に各種部品を
組付ける場合にあっても、作業者がキャビン内に入り込
んで、あるいはドアが取付く車体開口部より手作業で行
なわなければならず、多大な労力と時間とを要してしま
う問題が指摘されている。
【0005】そこで、この発明は車体の自動組立を容易
にし、かつ、キャビン内への各種部品組付けを自動化す
ることができる自動車の組立方法の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
にこの発明は、ダッシュパネルを含み、予め各種機能部
品を組み付けて車体フロントのエンジンコンパートメン
トを形成し、フロアパネルを主体とし、予め各種機能部
品を組み付けてフロアユニットを形成し、各種ピラーを
一体に有するボディサイド、及びボディサイドと一体に
連続してルーフ部が大きく開放されたTバールーフを含
み、予め各種機能部品を組み付けてルーフユニットを形
成し、前記エンジンコンパートメントの後部にフロアユ
ニットを配置すると共に、フロアユニット上をルーフユ
ニットで覆い、当該エンジンコンパートメントとフロア
ユニットとルーフユニットとを相互に締結結合すること
を特徴とする。
【0007】
【作用】かかる組立方法によれば、車体をエンジンコン
パートメントと、フロアユニットと、ルーフユニットと
の三つに分割組成し、これらを相互に結合して組立てる
ものである。この組立て時において、各ユニットはそれ
ぞれ独立した状態で機能部品、内装部品、トリム等を開
放された空間で取り付けるため作業がやり易くなる。し
たがって、ロボットのアームの動きに制約を受けること
が少なくなり、組立ての自動化が極めて容易となる。ま
た、ルーフユニットを構成するルーフパネルはTバール
ーフとなっているため開放空間が相乗的に多くなる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例を説明する。
【0009】図1は、この発明の一実施例に係る方法で
組立てる車体1の基本構造を示す分解斜視図であり、図
2は、車体1の全体構成を示す分解斜視図である。
【0010】組立方法の説明の前に、まず車体1の構造
を説明する。図1のように、車体1はエンジンコンパー
トメント3とフロアユニット5とルーフユニット7とに
分割組成されて三つのユニットから成っている。
【0011】前記エンジンコンパートメント3はダッシ
ュパネル9を含む車体フロントのユニットである。この
ダッシュパネル9は車体1の車幅方向の骨格メンバであ
るカウルボックス11の一部を形成するダッシュアッパ
パネル13と、ダッシュロアパネル15とから成り、こ
のダッシュパネル9とフードレッジパネル17とでエン
ジンコンパートメント3の外郭が構成されている。ま
た、エンジンコンパートメント3にはフロントサイドメ
ンバ4が備えられ、パワーユニット19、フロントサス
ペンション21を始めとして補機類、電装部品等が組付
けられていると共に、サスペンション21のハブ21a
には図示しないフロントホイールが装着されている。さ
らに、前記ダッシュパネル9にはステアリング23を始
めとして各種計器類を装備したインストルメント25、
図示しないペタル類及びインシュレータ等の艤装部品、
内装部品が組付けられている。
【0012】フロアユニット5はエンジンコンパートメ
ント3の後部でフロント及びリヤのフロアパネル27を
主体とした車体ロアのユニットで、フロントの図示しな
い複数個のクロスメンバ、サイドメンバ、及びリヤのサ
イドメンバ28を備え、フロアパネル27上はフロアカ
ーペットで覆われると共に、フロントシート29、リヤ
シート31及びリアサスペンション33等が組付けられ
リヤサスペンション33のハブ33a には図示しないリ
ヤホイールが装着される。
【0013】ルーフユニット7は、ボディサイド35
と、該ボディサイド35と一体に連続するTバールーフ
37を含んでいる。そして、フロント側にあってはフロ
ントウインドウパネル取付開口部39が、また、リヤ側
にあっては、リヤウインドウパネル取付開口部41とト
ランクリッド取付開口部43がそれぞれ設けられてい
る。
【0014】ボディサイド35は各種ピラーとしてのフ
ロントピラー45及びリヤピラー47と、サイドシル4
9、ダッシュサイドパネル51を一体に有すると共にリ
ヤフェンダ53を備えている。
【0015】Tバールーフ37は、フロント側の骨格メ
ンバーとなるフロントフレーム55と、リヤ側の骨格メ
ンバーとなるリヤフレーム57と、前記各フレーム55
・57を繋ぐ骨格メンバーとなるメインフレーム59と
を有している。
【0016】フロントフレーム55とリヤフレーム57
はフレームアウタ55a とフレームインナ55b (リヤ
側は図示していない)とから成りそれぞれアーチ状に形
成され、前記ボディサイド35のフロントピラー45、
リヤピラー47と一体に連続する形状となっている。
【0017】メインフレーム59は、図3に示す如くフ
レームアウタパネル59a とフレームインナパネル59
b とで閉断面ボックス状に形成され、左右一対設けられ
ている。そして各フレーム59の内側フランジはボルト
62,ナット63によって締結結合されている。
【0018】また、メインフレーム59の前後両端はフ
ロントフレーム55とリヤフレーム57とに図4に示す
如くシール材Pを介して重ね合せ、ボルト62,ナット
63により結合されている。これら各フレーム55・5
7・59とピラー45・47とサイドシル49とによっ
てドア65が取付けられるドア取付開口部71が形成さ
れている。なお、図3において、61はメインフレーム
59の上面を被覆するカバー、60はメインフレーム5
9の下面を被覆するトリムをそれぞれ示しており、所望
の手段によってメインフレーム59に取着されている。
【0019】また、図1で示すリヤウインドウパネル取
付開口部41のリヤウエスト67は図5に示す如くリヤ
ウエストアウタパネル67a とリヤウエストインナパネ
ル67b の端末フランジが重ね合せ結合され、周縁フラ
ンジにはウエザーストリップ73が取付けられている。
【0020】そして、ルーフユニット7には、予めトリ
ムやランプ類等の機能部品が取付けられる。
【0021】次に、エンジンコンパートメント3とフロ
アユニット5との結合構造、これらエンジンコンパート
メント3及びフロアユニット5とルーフユニット7との
結合構造は図6乃至図12のようになっている。
【0022】まず、エンジンコンパートメント3とフロ
アユニット5との結合においては、図6のようにエンジ
ンコンパートメント3のダッシュロアパネル15後縁に
フロアユニット5のフロアパネル27前縁を重ね、ボル
トナット101により締結固定している。
【0023】エンジンコンパートメント3とボディサイ
ド35との結合は、ダッシュアッパパネル13に対して
図7のようになっている。すなわち、ダッシュアッパパ
ネル13の車幅方向両端部がカウルボックス11の車幅
方向両端部に突設され、このダッシュアッパパネル13
の端部に下向きのフランジ13a が形成されている。一
方、ボディサイド35のダッシュサイドパネル51上端
には車幅方向内向きのフランジ51a が形成され、この
ダッシュサイドパネル51のフランジ51a がダッシュ
アッパパネル13の端部上に重合され、このダッシュサ
イドパネル51がガセット103と共にダッシュアッパ
ーパネル13のフランジ13a にボルトナット105に
より締結固定されている。ガセット103はカウルボッ
クス11の車幅方向端部のフランジ11a にもボルト・
ナット107により締結固定されている。従って、この
様な構造により、エンジンコンパートメント3側のダッ
シュアッパパネル13に対するボディサイド35側のダ
ッシュサイドパネル51の結合が可能になると共に、そ
の結合に際してはダッシュサイドパネル51のフランジ
51a をダッシュアッパーパネル13の端部上に係止さ
せることができるから、ボディサイド35とエンジンコ
ンパートメント3との結合を著しく容易にすることがで
きる。また、ダッシュサイドパネル51は、その他、ダ
ッシュロアパネル15のフランジ15a にボルトナット
結合されている。
【0024】ボディサイド35のフロアパネル27に対
するドア下部における結合構造は図8のようになってい
る。すなわち、フロアパネル27のサイドエンドに下向
きのフランジ27a が形成され、このフランジ27a は
車幅方向外方へ下向に若干傾斜形成されている。又、ボ
ディサイド35のシルインナ109はフロアパネル27
のフランジ27a と同様に傾斜形成され、シルアウタ1
11とシルインナ109との合せ部フランジ49a も同
様に傾斜形成されている。そして、フランジ49a がフ
ロアパネル27のフランジ27a にボルト・ナット11
3により締結固定されている。又、ルーフユニット7を
フロアユニット5に結合する時はルーフユニット7をフ
ロアユニット5の上方から吊持して合せ結合するが、そ
の際に、フロアパネル27のフランジ27a とシルイン
ナ109およびフランジ45a の傾斜によってルーフユ
ニットを吊り下す時、サイドシル49の部分においてフ
ロアパネル27のフランジ27a に対する挿入案内との
位置決めができる。
【0025】ボディサイド35とフロアユニット5との
リヤフェンダ53前部における結合は図9のようになっ
ている。すなわち、フロアパネル27のフランジ27b
(リヤフロア)が車幅方向内側へ傾斜するように立設さ
れ、リヤサイドメンバ28から伸びているリヤサイドメ
ンバブレス115のフランジ115a 、サイドシル49
のフランジ49a ,49b ,フェンダアウタパネル11
7のフラジ117a も同様に傾斜形成され、ボルト・ナ
ット119,121で締結結合されている。従って、こ
の部分でもフロアパネル27のフランジ27b 及びリヤ
サイドメンバブレス115のフランジ115a の傾斜
と、サイドシル49のフランジ49a ,49b の傾斜と
により、吊持合せ結合とその位置決めとを容易に行なう
ことができる。
【0026】ボディサイド35とフロアユニット5との
ホイルハウスにおける結合は図10のようになってい
る。すなわち、フロアパネル27のサイドエンドとサイ
ドメンバ34との合せ部フランジ123が車幅方向内側
へ若干傾斜するように立設され、リヤホイルインナパネ
ル125も同様に傾斜形成されてボルト・ナット127
で締結固定されている。従って、この部分でもフランジ
123の傾斜とリヤホイールインナパネル125との傾
斜とによって吊持合せ結合とその位置決めとを容易に行
なうことができる。
【0027】リヤフェンダ53の後部における結合は図
11のようになっている。すなわち、下方外側へ下向傾
斜したリヤフロアサイドパネル129の下端にフランジ
129a が設けられ、このフランジ129a にリヤフェ
ダアウタパネル117のフランジ117a がボルト・ナ
ット131によって締結固定されている。この場合は、
リヤフロアサイドパネル129の傾斜によって吊持合せ
結合の容易化を図ることができる。
【0028】車体1のリヤエンドの結合は図12のよう
になっている。すなわち、フロアパネル27のリヤエン
ドに若干車体内向きに傾斜したリテーナ133が固定さ
れ、このリテーナ133にリヤパネル87がボルト・ナ
ット135によって締結固定されている。従って、この
場合もリテーナ133の傾斜によって吊持合せ結合と位
置決めの容易化を図ることができる。
【0029】次に車体1の組立方法について述べる。
【0030】まず、エンジンコンパートメント3、フロ
アユニット5、ルーフユニット7はそれぞれ別のライン
で溶接接合により枠組、パネル接合され、塗装工程での
塗装が完了すると別々の艤装ラインに移送される。溶接
接合による枠組、パネル接合においてはエンジンコンパ
ートメント3、フロアユニット5、ルーフユニット7が
それぞれ別々に行なわれるため、ロボットのアームの動
きが制約されず、作動制御が簡単になる。
【0031】次に、エンジンコンパートメント3では、
ダッシュパネル9を含んでいて、パワーユニット19と
その補機類をサブラインで組付けておいて、フロントサ
スペンション21等と共に上下方向から組付けることが
でき、また、インストルメント25等も開放空間でダッ
シュパネルに組付けることができるため、これら各種機
能部品のロボットによる組付けの自動化を図ることがで
きる。
【0032】フロアユニット5ではまず、フロアパネル
27を主体とするため、フロアカーペットやフロントシ
ート29、リヤシート31、リヤサスペンション33や
マフラ等の組付けを上下方向及び前後方向から行なうこ
とができ、ロボットによる組付けの自動化が図れる。
【0033】ルーフユニット7では、トリム類やランプ
類が取付けられ、その取付けはルーフユニットを吊持し
てルーフユニット7内に作業者が作業し得るに十分な上
下空間を形成して行なうことができるからその組付けを
容易に行なわせることができ、ロボットによる自動化も
できる。また、Tバールーフとなるため開放空間が多
く、部品組付等がさらに容易になる。また、エンジンコ
ンパートメント3,フロアユニット5,ルーフユニット
7が完全に3ユニットに独立しているため、各ユニット
毎に精度管理および機能チェックを行え、検査作業を容
易に行うことができる。
【0034】とりわけ、エンジンコンパートメント3に
は駆動機構部品を組付けておくことができるので、エン
ジンコンパートメント3単体で性能試験を行え、調整,
検査作業を容易に行なうことができる。
【0035】そして、この様に別々に組成されたエンジ
ンコンパートメント3、フロアユニット5、ルーフユニ
ット7は、それぞれ結合部において前記図6乃至図12
のように結合され、車体1は組立てられる。
【0036】また、こらの結合の関係から、エンジンコ
ンパートメント3においては図2に示すフロントフェン
ダ79、エンジンフード81、ラジコアサポート83、
およびフロントバンパーユニット85が後組付けされ、
フロアユニット5ではリヤパネル87、リヤコンビネー
ションランプ89及びリヤバンパ91が後組付けされ
る。ルーフユニット7のドア取付開口部71ではドア6
5が後組付けされる。このドア65にはドアウインドシ
ールドパネル75、ドア昇降機構、ドアロック装置及び
ドアトリム等が予め組付けられている。
【0037】ルーフユニット7のフロントウインドウパ
ネル取付開口部39においてはフロントウインドシール
ドパネル97が、また、リヤウインドウパネル取付開口
部41においてはリヤウインドシールドパネル77が、
さらに、リッド取付開口部43においてはトランクリッ
ド99が後組付けされる。
【0038】前記のようにフロントフェンダ79等は後
組付けされるが、エンジンコンパートメント3のエンジ
ンフード81、ラジコアサポート83、フロントバンパ
ユニット85はエンジンコンパートメント3の艤装工程
で組付けてもよく、またフロントウインドシールドパネ
ル97、リヤウインドシールドパネル77はルーフユニ
ット7の艤装工程で組付けることもできる。組付後は車
体1がTバールーフとなるためオープンカー並みの開放
感が得られると共に乗降性もよくなる。
【0039】
【発明の効果】以上より明らかなように、この発明の構
成によれば、以下の効果を奏する。
【0040】(a) エンジンコンパートメント、フロアユ
ニット、ルーフユニットは、相互の締結結合前に各種機
能部品を組み付けるから、それぞれ開放空間での作業と
なり、組付けが極めて容易となる。特にダッシュパネル
回りの機能部品の組み付けが容易となる。従って、ロボ
ットでの自動化等に極めて有利な方法となる。
【0041】(b) ルーフユニットは、Tバールーフに適
用することで、開放空間が相乗的に多くなり、組み付け
が著しく容易となる。
【0042】(c) ルーフユニットとして完成し、組み立
てのために移送する際、Tバールーフを採用しているた
め軽量化が図れ、フロアユニット上へ組み付ける際等の
取扱いが極めて容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る車体の基本構造の分
解斜視図である。
【図2】車体の略全体を示す分解斜視図である。
【図3】図2のIII −III 線矢視断面図である。
【図4】図2のIV−IV線矢視断面図である。
【図5】図1のV−V線矢視断面図である。
【図6】図2のVI−VI線矢視断面図である。
【図7】図2のVII −VII 線矢視断面図である。
【図8】図2のVIII−VIII線矢視断面図である。
【図9】図2のIX−IX線矢視断面図である。
【図10】図2のX−X線矢視断面図である。
【図11】図2のXI−XI線矢視断面図である。
【図12】図2のXII −XII 線矢視断面図である。
【符号の説明】
1 車体 3 エンジンコンパートメント 5 フロアユニット 7 ルーフユニット 9 ダッシュパネル 27 フロアパネル 35 ボディサイド 37 Tバールーフ 45 フロントピラー 47 リヤピラー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダッシュパネルを含み、予め各種機能部
    品を組み付けて車体フロントのエンジンコンパートメン
    トを形成し、 フロアパネルを主体とし、予め各種機能部品を組み付け
    てフロアユニットを形成し、 各種ピラーを一体に有するボディサイド、及びボディサ
    イドと一体に連続してルーフ部が大きく開放されたTバ
    ールーフを含み、予め各種機能部品を組み付けてルーフ
    ユニットを形成し、 前記エンジンコンパートメントの後部にフロアユニット
    を配置すると共に、フロアユニット上をルーフユニット
    で覆い、当該エンジンコンパートメントとフロアユニッ
    トとルーフユニットとを相互に締結結合することを特徴
    とする自動車の組立方法。
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