JPH0683092B2 - ラジオ受信機 - Google Patents

ラジオ受信機

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JPH0683092B2
JPH0683092B2 JP62227691A JP22769187A JPH0683092B2 JP H0683092 B2 JPH0683092 B2 JP H0683092B2 JP 62227691 A JP62227691 A JP 62227691A JP 22769187 A JP22769187 A JP 22769187A JP H0683092 B2 JPH0683092 B2 JP H0683092B2
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JP
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signal
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radio
radio receiver
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武宏 中本
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はラジオ受信機に関し、もっと詳しくは、本来受
信すべき信号、たとえばラジオ放送における音声信号
と、その本来受信すべき信号の内容、たとえば放送局や
番組内容などを表すコード信号とが同時に送出されてい
る、いわゆるラジオデータシステム(RDS)などにおい
て好適に用いられ、希望する本来受信すべき信号を音響
表示または目視表示などすることができるようにした新
規なラジオ受信機に関する。
従来技術 典型的な先行技術はフェイズロックドループ(PLL)周
波数シンセサイザを備えたラジオ受信機である。この先
行技術では或る予め定めた電界強度以上の放送局の高周
波信号がいわゆるオートチューニングによって受信され
る。操作者は受信された信号から選択して所望の放送局
を選局することができ、選局操作が容易である。
発明が解決しようとする問題点 このような先行技術では、希望する番組内容、たとえば
ニュース,スポーツなどを選択的に聴取することはでき
ない。また放送局の数が多くなってくると、多数の信号
が受信され、所望の番組を簡単に選局することが困難に
なってくる。
特に自動車に搭載されているラジオ受信機においては地
域移動に伴い、放送局が異なってくるため同じ番組であ
っても受信できる周波数が変わり、その都度同調し直さ
なければならない。選局操作を容易にして安全性を向上
するという観点からいわゆるオートチューニングなどの
周波数の自動的な選択機能だけでなく、番組内容あるい
は番組の選択を行うことができれば好都合であろう。
本発明の目的は上記問題点を解決し、操作性を向上し、
所望の放送局または番組などのような本来受信すべき信
号を正確にかつ迅速に選択し、受信することができるよ
うにしたラジオ受信機を提供することである。
問題点を解決するための手段 本発明は、ラジオ放送のネットワークを識別するコード
PIをストアするカード状のストア手段1,16,17と、 ストア手段15,16,17が着脱可能に装着され、そのストア
内容を読取る手段13と、 読取手段13の出力に応答し、周波数をスキャンし、予め
定められた値以上の電界強度で受信されるラジオ放送の
うち、ストア手段15,16,17にストアされている識別コー
ドPIと同一であって、かつ最大電界強度SMのラジオ放送
を検出して受信する手段9とを含むことを特徴とするラ
ジオ受信機である。
作 用 本発明は従えは、カード状のストア手段15,16,17を読取
手段13に着脱可能に装着し、これによってストア手段1
5,16,17にストアされているラジオ放送のネットワーク
を識別するコードPIを読取り、このようにして読取られ
ると自動的に周波数をスキャンし、同一の識別コードPI
を有し、かつ最大電界強度SMのラジオ放送を受信するよ
うにしたので、異なるストア手段15,16,17を交換するこ
とによって、簡単な操作で正確にかつ迅速にラジオ放送
を選択することができ、このことは特に自動車などに搭
載されて本件ラジオ受信機が用いられるとき、安全性の
向上に役立つ。
実施例 第1図は本発明の一実施例ラジオ受信機20のブロック図
である。複数の放送局からの放送波はアンテナ14によっ
て受信され、スーパヘテロダイン方式で受信されて表示
手段であるスピーカ6で音響化される。
たとえばリードオンメモリからなるカード状のストア手
段15,16,17は読取手段13によってそれらのストア内容が
読取られ、比較手段である制御回路9に出力される。こ
れらのストア手段15,16,17によって希望する放送局を選
択して聴取することができる。
ラジオ放送局からの搬送波はアンテナ14で受信され、高
周波増幅および混合を行う高周波増幅混合回路1に与え
られる。この高周波増幅混合回路1はフェイズロックド
ループ周波数シンセサイザを備え、受信同調周波数と局
部発振周波数とは制御回路9からのライン19を介する制
御信号によって設定される。
高周波増幅混合回路1からの出力は中間周波増幅を行
い、かつ周波数弁別などのような検波を行う中間周波増
幅検波回路2に与えられる。中間周波増幅検波回路2か
らの信号は分離回路3に与えられ、ステレオ放送の左右
の音響信号に分離される。分離回路3からの音響信号は
音質調整および音量調整を行う調整回路4に与えられ
る。
調整回路4は制御回路9からライン18を介して与えられ
るミュート信号によって音響信号の導出を休止する。調
整回路4からの音響信号は電力増幅回路5によって電力
増幅され、スピーカ6によって音響化される。
中間周波増幅検波回路2からの出力はまたバンドパスフ
ィルタ(以下、BPFという)7に与えられ、さらに復調
回路8を経て制御回路9に与えられ、制御回路9の動作
状態は、駆動回路10によって駆動される表示器11によっ
て表示される。表示器11はたとえば液晶によって構成さ
れる。
キー入力部12から入力される信号は制御回路9に与えら
れ、受信動作を手動操作することができる。
第2図は第1図に示されたラジオ受信機20の挿入口21お
よびストア手段15,16,17を示す図である。ラジオ受信器
20には、ストア手段15,16,17のための挿入口21が形成さ
れており、この挿入口21にストア手段15,16,17を選択的
に挿入し、また離脱することができる。
第3図はラジオ受信機20によって受信される複数のラジ
オ放送局からの搬送波を変調するための変調波の周波数
スペクトルを示す図である。ステレオ放送のためにこの
変調波には周波数15kHz以下には左(L)および右
(R)の音声信号の和の信号であるL+R信号23が含ま
れる。周波数19kHzのパイロット信号24はステレオ放送
の有無を表す。分離回路3はこのパイロット信号24が送
信されているときにステレオ放送の左右の音声信号を分
離する。
パイロット信号24の2倍の周波数38kHzの高周波信号で
ある抑圧された搬送波25によって左右の音声信号である
信号32aおよび信号32b(総称してL−R信号32という)
が側波帯として周波数23kHz〜53kHzに含まれる。
たとえば前述したRDSで送信されるコード信号は周波数5
7kHzの副搬送波34の両側に側波帯信号35,36として分布
する。中間周波増幅検波回路2からの出力は、周波数57
kHz付近の周波数の信号を波するBPF7に与えられて、
側波帯信号35,36が波され、パイロット信号24、L+
R信号23およびL−R信号32は除去される。
復調回路8は側波帯信号35,36を復調し、第4図に示さ
れるようなコード信号を導出する。このコード信号は制
御回路9に与えられる。このコード信号はたとえばRDS
においては、104ビットから成るグループを1単位とし
て構成され、1グループはそれぞれ26ビットから成る4
つのブロックから構成される。1つのブロックは16ビッ
トの情報語と10ビットの検査語とから成り、検査語は誤
りの検出/訂正などを行うためのものである。
このグループにはいくつかの種類があり、その種類によ
って様々な情報が伝送される。第4図(1)はすべての
グループに共通なコードを示す図である。第1ブロック
の16ビットの情報語はPIコードと呼ばれ、最初の4ビッ
トが放送局の国を、次の4ビットが放送される地域を、
最終8ビットが番組のリファレンス番号を表し、全体と
して番組の識別コードとなっている。通常同一ネットワ
ークの放送局は同一の番組を放送しており、同一のPIコ
ードが送信される。
第2ブロックの第7ビットから第11ビットまでの5ビッ
トはPTYコードと称され、第1表に示されるような番組
内容に関するコードとなっている。
また一部のグループには第4図(2)に示されるように
第2ブロックの情報語の最終2ビットおよび第4ブロッ
クの情報語16ビットにはPSコードと称される放送局名を
表すキャラクターコードが置かれている。
本実施例のラジオ受信機20は、このようなコード信号を
受信し、ストア手段15,16,17にストアされる識別信号と
比較して、両信 号が一致するような放送を自動的に選局するもので、ス
トア手段にPIコードに対応する識別信号がストアされて
いる場合について、ラジオ受信機20の動作について説明
する。
操作者はストア手段15,16,17から所望の放送局のPIコー
ドがストアされたものを選択してラジオ受信機20に設け
られた挿入口21に差込む。読取手段13は差込まれたスト
ア手段15,16,17のPIコードを読取り、制御回路9に出力
する。制御回路9は調整回路4のミュート信号を送り、
音声出力を休止させた後に、最小同調周波数から最大同
調周波数までスキャンする。スキャンされる各周波数に
おいて、予め定められた値以上の電界強度で受信される
放送に対して復調されるPIコードと読取手段13から出力
される識別コードとが比較され、両コードが一致し、か
つスキャンを始めてから最も大きな電界強度で受信され
る場合に、同調している放送の周波数および電界強度が
記憶される。最大同調周波数までスキャンされると、記
憶されている周波数の放送、すなわち最も電界強度が大
きく、かつストア手段15,16,17にストアされているPIコ
ードに対応する番組に同調される。この後にミューティ
ング動作が解除され、音声出力がなされる。
以上のような動作によって所望の放送をストア手段15,1
6,17を読取手段13にかけるだけで受信することができ
る。本実施例はPIコードにより、選局を行っているの
で、たとえば受信周波数がわからない場合にでも、所望
の放送を即座に受信することが可能となる。さらに自動
車等の移動体においては、受信されている放送の電界強
度が一定レベル以下になったときにも自動的に前述した
スキャン動作が行われ、より電界強度の高い同一の番組
で異なる送信局から送信される信号、すなわち周波数の
異なる信号を受信するようにしてもよい。このときに
は、たとえば運転者はストア手段15,16,17をセットする
だけであるから、多くの操作を必要とする従来の受信方
式に比較して格段に安全性が向上される。
本実施例において、ストア手段としてカード状のリード
オンリメモリの他にいわゆるRAMカードや磁気カードな
どの記録媒体を使用することもできる。またPIコードと
同様な信号が多重される放送ならばAM放送やTV放送にも
適用することができ、本発明は信号の変調方式に関係な
く実施が可能である。
効 果 以上のように本発明によれば、カード状のストア手段1
5,16,17を交換して読取手段13によってそのストア内容
であるコードPIを読取らせ、これによってそのストア手
段15,16,17にストアされているコードPIが表すラジオ放
送のネットワークと同一で、しかも受信可能な周波数範
囲における最大電界強度SMのラジオ放送を検出して受信
することができる。これによって、希望するラジオ放送
を、正確かつ迅速に選択して受信することができ、この
ことは特に自動車に搭載されたラジオ受信機において安
全性の向上の観点から重要である。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例のラジオ受信機20のブロック
図、第2図は第1図に示されたラジオ受信機20の挿入口
21およびストア手段15,16,17を示す図、第3図はラジオ
受信機20によって受信される複数のラジオ放送局からの
搬送波を変調するための変調波の周波数スペクトルを示
す図、第4図は本来受信すべき信号の内容を表すコード
信号の構造の一例を示す図である。 6……スピーカ、8……復調回路、9……制御回路、11
……表示器、13……読取手段、15〜17……ストア手段、
20……ラジオ受信機、21……挿入口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラジオ放送のネットワークを識別するコー
    ドPIをストアするカード状のストア手段15,16,17と、 ストア手段15,16,17が着脱可能に装着され、そのストア
    内容を読取る手段13と、 読取手段13の出力に応答し、周波数をスキャンし、予め
    定められた値以上の電界強度で受信されるラジオ放送の
    うち、ストア手段15,16,17にストアされている識別コー
    ドPIと同一であって、かつ最大電界強度SMのラジオ放送
    を検出して受信する手段9とを含むことを特徴とするラ
    ジオ受信機。
JP62227691A 1987-09-10 1987-09-10 ラジオ受信機 Expired - Fee Related JPH0683092B2 (ja)

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JP2573563Y2 (ja) * 1991-11-25 1998-06-04 クラリオン株式会社 Rds受信機
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