JPH0681897U - 通風口の開閉装置 - Google Patents
通風口の開閉装置Info
- Publication number
- JPH0681897U JPH0681897U JP2986193U JP2986193U JPH0681897U JP H0681897 U JPH0681897 U JP H0681897U JP 2986193 U JP2986193 U JP 2986193U JP 2986193 U JP2986193 U JP 2986193U JP H0681897 U JPH0681897 U JP H0681897U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ventilation
- stopper
- lid
- opening
- stopper shaft
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- Air-Flow Control Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 遠隔操作で迅速な開放ができる通風口の開閉
装置を提供しようとするものである。 【構成】 冷凍船の暴露甲板上に配設する通風機室内の
通風筒1において、通風筒1の通風口にヒンジで開閉自
在に保持する換気給蓋2と、換気給蓋2上面に一端を換
気給蓋2の辺部から突出させた状態で回動自在に保持す
るストッパ軸4と、ストッパ軸4の中間部側面に首振り
自在に保持される持上げバー6と、ストッパ軸4の突出
端側面に突設するストッパ7と、ストッパ7の回動範囲
内となる通風口周辺の通風筒1上面の位置に回動自在に
保持するコ字形の掛止金具8とからなり、持上げバー6
に繋止する操作用ワイヤロープ9で換気給蓋2を持上げ
動作と従動して掛止金具8とストッパ7との掛止を解除
してなるものである。
装置を提供しようとするものである。 【構成】 冷凍船の暴露甲板上に配設する通風機室内の
通風筒1において、通風筒1の通風口にヒンジで開閉自
在に保持する換気給蓋2と、換気給蓋2上面に一端を換
気給蓋2の辺部から突出させた状態で回動自在に保持す
るストッパ軸4と、ストッパ軸4の中間部側面に首振り
自在に保持される持上げバー6と、ストッパ軸4の突出
端側面に突設するストッパ7と、ストッパ7の回動範囲
内となる通風口周辺の通風筒1上面の位置に回動自在に
保持するコ字形の掛止金具8とからなり、持上げバー6
に繋止する操作用ワイヤロープ9で換気給蓋2を持上げ
動作と従動して掛止金具8とストッパ7との掛止を解除
してなるものである。
Description
【0001】
この考案は、果物等の積荷を輸送中に成熟させないための不活性ガスを冷凍艙 内に圧入する冷凍船に係り、通風機室内の通風筒上面に設ける通風口の開閉装置 に関するものである。
【0002】
従来、この種の考案は、図3および図4に示すように、冷凍船の暴露甲板27 上に配設する通風機室28内の通風筒21上面の通風口に換気給蓋22をヒンジ 23で開閉自在に保持し、換気給蓋22上面に持上げ用ハンドル24を固着して 、換気給蓋22上面の縁部にクリップ25を回動自在に保持し、クリップ25を 掛止する通風筒21上面の位置に、受け金具26を固着するものが知られている 。
【0003】 不活性ガスを冷凍艙内に圧入する前に換気給蓋22を閉鎖する時には、作業者 が持上げ用ハンドル24を持って換気給蓋22を倒して通風口を塞ぎ、また、不 活性ガスを冷凍艙内から自然放出するために、換気給蓋22を開放する時には、 不活性ガスは人体に有害なので遠隔操作を要し、持上げ用ハンドル24に操作用 ワイヤロープ27を繋止して、作業者が通風機室外から操作用ワイヤロープ27 による遠隔操作で換気給蓋22を起立させて通風口を開放する。
【0004】
従来の技術で述べたような通風口の開閉装置では、換気給蓋を開放する時、ま ず、作業者がクリップを回動し、受け金具との掛止を解除してから、換気給蓋を 操作用ワイヤロープで遠隔操作して開放しなければならず、迅速な換気給蓋の開 放ができないという問題点を有していた。
【0005】 この考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであ り、その目的とするところは、遠隔操作で迅速な開放ができる通風口の開閉装置 を提供しようとするものである。
【0006】
上記目的を達成するために、この考案は、冷凍船の暴露甲板上に配設する通風 機室内の通風筒において、該通風筒の通風口にヒンジで開閉自在に保持する換気 給蓋と、一端を該換気給蓋のヒンジ取付辺部と反対側の辺部から突出させた状態 で回動自在に保持するストッパ軸と、該ストッパ軸の中間部側面に蓋上面の平行 面上で首振り自在に保持される持上げバーと、該ストッパ軸の突出端側面に突設 するストッパと、該ストッパの回動範囲内となる通風口周辺の通風筒上面の位置 に回動自在に保持するコ字形の掛止金具とから構成され、換気給蓋の開放時に持 上げバーに遠隔操作用のワイヤロープを繋着し、コ字形の掛止金具とストッパと の掛止の解除を換気給蓋の持上げ動作に従動させるものである。
【0007】
持上げバーおよびストッパを有するストッパ軸は、換気給蓋の開放時に、換気 給蓋の持上げ動作とストッパの解除動作を連動可能にする。
【0008】 首振り自在に保持される持上げバーは、ワイヤロープの巻回する配置に多様性 を持たせる。
【0009】
実施例について、図面を用いて説明すると、図1および図2に示すように、冷 凍船の暴露甲板上に配設する通風機室内の通風筒1において、通風筒1上面の通 風口にヒンジ3で開閉自在に保持する換気給蓋2において、換気給蓋2上面に保 持金具5を固設し、保持金具5にストッパ軸4を挿通してストッパ軸4の一端を 換気給蓋2のヒンジ3取付辺部と反対側の辺部から突出させた状態で回動自在に 保持する。
【0010】 ストッパ軸4の中間部側面に持上げバー6が蓋上面の平行面上で首振り自在に 保持され、ストッパ軸4の突出端側面にストッパ7を突設し、ストッパ7の自動 範囲内となる通風口周辺の通風筒1上面の位置に回動自在にコ字形の掛止金具8 を保持する。
【0011】 この実施例において、換気給蓋2の閉鎖時は、作業者が持上げバー6を持って 換気給蓋2を倒して通風口を塞ぎ、換気給蓋2の開放時には、持上げバー6に操 作用ワイヤロープ9を繋止し、通風機室外から作業者が操作用ワイヤロープ9を 引張ると、コ字形の掛止金具8がストッパ7に押し上げられ、掛止金具8が艙内 甲板1上に倒れ、ストッパ7との掛止が解除され、換気給蓋2が上方に回動し、 通風口を開放する。
【0012】
この考案は、上記のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。 ストッパ軸を設ける換気給蓋では、換気給蓋を操作用ワイヤロープで遠隔で開 放する時、掛止金具は換気給蓋の回動に従動してストッパとの掛止が解除される ので、ストッパの解除動作が換気給蓋の持上げ動作と同時に行え、遠隔操作で迅 速な通風口の開放ができる。
【図1】この考案に係る実施例の斜視図を略示したもの
である。
である。
【図2】図1のX−X線矢視断面図を略示したものであ
る。
る。
【図3】従来の通風口の開閉装置の斜視図を略示したも
のである。
のである。
【図4】従来の通風口の開閉装置を装備した通風筒上部
の側断面図を略示したものである。
の側断面図を略示したものである。
1 通風筒 2 換気給蓋 3 ヒンジ 4 ストッパ軸 5 保持金具 6 持上げバー 7 ストッパ 8 掛止金具 9 操作用ワイヤロープ
Claims (1)
- 【請求項1】 冷凍船の暴露甲板上に配設する通風機室
内の通風筒において、該通風筒上面の通風口にヒンジで
換気給蓋を開閉自在に保持して、該換気給蓋上面にスト
ッパ軸をその一端を該換気給蓋のヒンジ取付辺部と反対
側の辺部から突出させた状態で回動自在に保持し、該ス
トッパ軸の中間部側面に持上げバーが蓋上面の平行面上
で首振り自在に保持され、該ストッパ軸の突出端側面に
ストッパを突設し、該ストッパの回動範囲内となる通風
口周辺の通風筒上面の位置に回動自在にコ字形の掛止金
具を保持し、換気給蓋の開放時に持上げバーに遠隔操作
用のワイヤロープを繋着し、コ字形の掛止金具とストッ
パとの掛止の解除を換気給蓋の持上げ動作に従動させる
ことを特徴とする通風口の開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2986193U JPH085920Y2 (ja) | 1993-05-11 | 1993-05-11 | 通風口の開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2986193U JPH085920Y2 (ja) | 1993-05-11 | 1993-05-11 | 通風口の開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0681897U true JPH0681897U (ja) | 1994-11-22 |
JPH085920Y2 JPH085920Y2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
ID=12287755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2986193U Expired - Lifetime JPH085920Y2 (ja) | 1993-05-11 | 1993-05-11 | 通風口の開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH085920Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022017709A (ja) * | 2020-07-14 | 2022-01-26 | 株式会社新来島どっく | 通風筒 |
CN115355570A (zh) * | 2022-08-22 | 2022-11-18 | 新疆华奕新能源科技有限公司 | 一种机柜换热背板 |
-
1993
- 1993-05-11 JP JP2986193U patent/JPH085920Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022017709A (ja) * | 2020-07-14 | 2022-01-26 | 株式会社新来島どっく | 通風筒 |
CN115355570A (zh) * | 2022-08-22 | 2022-11-18 | 新疆华奕新能源科技有限公司 | 一种机柜换热背板 |
CN115355570B (zh) * | 2022-08-22 | 2024-04-26 | 新疆华奕新能源科技股份有限公司 | 一种机柜换热背板 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH085920Y2 (ja) | 1996-02-21 |
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