JPH068097Y2 - 塵芥収集装置 - Google Patents

塵芥収集装置

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JPH068097Y2
JPH068097Y2 JP2514290U JP2514290U JPH068097Y2 JP H068097 Y2 JPH068097 Y2 JP H068097Y2 JP 2514290 U JP2514290 U JP 2514290U JP 2514290 U JP2514290 U JP 2514290U JP H068097 Y2 JPH068097 Y2 JP H068097Y2
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suction
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昇三 丸尾
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Shinmaywa Industries Ltd
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Shinmaywa Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、家庭から出された塵芥を投入管を介して塵芥
貯留容器に一時貯留し、この貯留された塵芥を、吸引装
置を備えた塵芥収集車によって吸引収集する塵芥収集装
置に関する。
(従来の技術) 従来、この種の塵芥収集装置としては、特開平1−19
7205号公報記載のものが本出願人により提供されて
いる。
この塵芥収集装置は、投入口から投入された塵芥を投入
管を介して塵芥貯留容器に一時貯留し、この貯留された
塵芥を、塵芥収集車の吸引装置によって塵芥貯留容器の
排出口から連通管を介して該塵芥収集車の塵芥収容室に
吸引収集するように構成されたものである。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来のものでは、塵芥貯留容器は地
上階や地下階に設置されている場合が多く、この塵芥貯
留容器と塵芥収集車とを接続する輸送管は、塵芥貯留容
器から地中を通ってドッキングステーションの下方まで
埋設配置され、ここから該ドッキングステーションへ略
垂直に延設され、このドッキングステーションを介して
前記塵芥収容室に連通されている。ここで、塵芥の吸引
収集時において、ブロアによる吸引時の限界真空圧力が
Pkgf/cm2であり、流動物の比重量がγkgf/cm3であると
すると、吸引装置による吸引可能な高さhはP/γcmに
なる。
このため、輸送管の略垂直に延設された垂直部がhcmよ
りも高い時には、流動物は垂直部に溜まってしまうと言
う問題があった。このように輸送管の垂直部に流動物が
溜まってしまうと、水抜き等の作業を別途行わなければ
ならず手間がかかり、円滑な収集作業を図る上での障害
になっていた。
(課題を解決するための手段) 本考案の塵芥収集装置は、投入口を備えた投入管が第1
開閉弁を介して接続されるとともに、内部に外気を取り
入れる吸気管が第2開閉弁を介して接続され、且つ内部
に貯留された塵芥を輸送するための輸送路となる輸送管
が第3開閉弁を介して接続された塵芥貯留容器と、前記
輸送管が接続された塵芥収容室と前記塵芥貯留容器内を
減圧する吸引装置とを備えた塵芥収集車とからなり、前
記吸引装置により塵芥貯留容器内を負圧化し、負圧化状
態で吸気管から塵芥貯留容器内に外気を導入すること
で、この塵芥貯留容器に貯留された塵芥を塵芥収容室に
吸引収集する塵芥収集装置において、前記輸送管は、前
記塵芥貯留容器から地中を通ってドッキングステーショ
ンの下方まで埋設配置され、ここから該ドッキングステ
ーションへ略垂直に延設され、このドッキングステーシ
ョンを介して前記塵芥収容室に連通される一方、前記輸
送管の略垂直に延設された垂直部の適所に吸入管が第4
開閉弁を介して接続され、一方、前記塵芥収容室には、
該塵芥収容室内の圧力を検出する第1圧力検出装置が設
けられるとともに、前記塵芥貯留容器には、該塵芥貯留
容器内の圧力を検出する第2圧力検出装置が設けられ、
これら第1圧力検出装置及び第2圧力検出装置で予め設
定される複数の設定圧力値に基づいて、前記第1〜第3
開閉弁の開閉作動、及び前記第4開閉弁の開閉作動を制
御し、吸引収集時において、第4開閉弁を開放して吸入
管から前記輸送管の垂直部に外気を吸入することで、輸
送管の垂直部に溜まった汚水などの流動物を吸引収集す
るように構成されたものである。
また、本考案の塵芥収集装置は、投入口を備えた投入管
が第1開閉弁を介して接続されるとともに、内部に外気
を取り入れる吸気管が第2開閉弁を介して接続され、且
つ内部に貯留された塵芥を輸送するための輸送路となる
輸送管が第3開閉弁を介して接続された塵芥貯留容器
と、前記輸送管が接続された塵芥収容室と前記塵芥貯留
容器内を減圧する吸引装置とを備えた塵芥収集車とから
なり、前記吸引装置により塵芥貯留容器内を負圧化し、
負圧化状態で吸気管から塵芥貯留容器内に外気を導入す
ることで、この塵芥貯留容器に貯留された塵芥を塵芥収
容室に吸引収集する塵芥収集装置において、前記輸送管
は、前記塵芥貯留容器から地中を通ってドッキングステ
ーションの下方まで埋設配置され、ここから該ドッキン
グステーションへ略垂直に延設され、このドッキングス
テーションを介して前記塵芥収容室に連通される一方、
前記輸送管の略垂直に延設された垂直部の適所に吸入管
が第4開閉弁を介して接続され、一方、前記塵芥収容室
には、該塵芥収容室内の圧力を検出する第1圧力検出装
置が設けられ、第1圧力検出装置で予め設定される複数
の設定圧力値に基づいて、前記第1〜第3開閉弁の開閉
作動、及び前記第4開閉弁の開閉作動を制御し、吸引収
集時において、第4開閉弁を開放して吸入管から前記輸
送管の垂直部に外気を吸入することで、輸送管の垂直部
に溜まった汚水などの流動物を吸引収集するように構成
されたものである。
(作用) 塵芥の吸引収集時において、輸送管の垂直部に汚水など
の流動物が吸い上げられずに溜まった場合に生じる塵芥
貯留容器内や塵芥収容室内の圧力変化を第2圧力検出装
置もしくは第1圧力検出装置により検出し、第4開閉弁
を開にして吸入管から輸送管の垂直部に外気を吸入する
ことで、この垂直部に吸い上げられずに溜まった汚水な
どの流動物を吸引収集する。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
(第1実施例) 第1図は本考案の請求項1に記載の塵芥収集装置の概略
構成を示している。
塵芥収集装置は、家庭から出された塵芥を塵芥貯留容器
10(以下、単に容器10と言う)に一時貯留し、この
貯留した塵芥を塵芥収集車30に搭載された吸引装置3
1によって該塵芥収集車30の塵芥収容室33に吸引収
集するように構成されたものである。
容器10は、天面に開口11が形成されており、この開
口11に建物の各階に亘って垂直に配設されたシュート
(投入管)1の下端が連設されている。シュート1には
所要階に投入口2がそれぞれ設けられている。そして、
開口11には該開口11を開閉する第1開閉弁13が設
けられており、第1開閉弁13はエアシリンダ15の伸
縮によって開閉作動される。また、この第1開閉弁13
の近傍には該第1開閉弁13の開閉を検出するリミット
スイッチ等の検出器(図示省略)が設けられている。
また、容器10の側壁や下部には吸気口16が形成され
ている。この吸気口16には吸気管17の基端が接続さ
れており、吸気管17の先端は容器10内に外気を供給
できるように、且つ容器10に溜まった汚水などの流動
物が漏れないように上方へ略垂直方向に延長されてい
る。吸気管17には該吸気管17を開閉する第2開閉弁
18が設けられており、第2開閉弁18はエアシリンダ
20の伸縮によって開閉作動される。この第2開閉弁1
8の近傍には該第2開閉弁18の開閉を検出するリミッ
トスイッチ等の検出器(図示省略)が設けられている。
さらに、容器10の側壁の下部には排出口21が形成さ
れており、この排出口21は漏斗状に形成された連結部
材22を介して連通管23に接続されている。排出口2
1の近傍の連通管23には該連通管23を開閉する第3
開閉弁25が設けられており、第3開閉弁25はエアシ
リンダ26の伸縮によって開閉作動される。この第3開
閉弁25の近傍には該第3開閉弁25の開閉を検出する
リミットスイッチ等の検出器(図示省略)が設けられて
いる。
前記連通管23は、前記容器10から地中を通ってドッ
キングステーション39の下方まで埋設され、ここから
ドッキングステーション39まで上方に延長され、この
ドッキングステーション39の上面においてカップリン
グ38によって塵芥収集車30から延長された吸引ホー
ス32と着脱自在に接続されている。
つまり、連通管23と吸引ホース32とで容器10の塵
芥を塵芥収容室33に輸送する輸送管を構成している。
また、前記各エアシリンダ15,20,26は、図示し
ないエアホースにより前記ドッキングステーション39
を介して塵芥収集車30に設けられたエア源(図示省
略)に接続されている。なお、エア源は容器10側に設
けてもよい。
塵芥収集車30は、ブロアを備えた吸引装置31と、こ
の吸引装置31により吸引した塵芥を収容する塵芥収容
室33とを備えている。
吸引装置31は車枠の前部に搭載されており、この車枠
の後部に該吸引装置31と連通した塵芥収容室33が搭
載されている。塵芥収容室33は吸引装置31と着脱自
在に構成されており、その後部下方が車枠に枢支されて
この枢支部33aを中心に傾動自在に構成されている。
塵芥収容室33の上部には前記吸引ホース32の基端が
接続されており、該吸引ホース32の先端が塵芥収容室
33の後部に垂下されている。吸引ホース32は基端部
が旋回自在に構成されており、この吸引ホース32を旋
回させることによってその先端部をドッキングステーシ
ョン39に容易に接続することができる。
ここで、前記塵芥収容室33にはこの塵芥収容室33内
の圧力を検出するプレッシャースイッチ等の第1圧力検
出装置40が設けられるとともに、前記容器10にはこ
の容器10内の圧力を検出するプレッシャースイッチ等
の第2圧力検出装置50が設けられている。
第1圧力検出装置40は、予め設定された2つの設定圧
力値P1,P2を検出するもので、設定圧力値P1は吸
引収集の開始に必要な真空圧力が得られる、例えば−3
500mmAq〜−4500mmAqに設定され、また、設定圧
力値P2は吸引収集が完了したとみなされる例えば0〜
−1700mmAqに設定されている。
第2圧力検出装置50は、予め設定された設定圧力値P
3を検出するもので、設定圧力値P3は、塵芥収容室3
3内が吸引収集の開始に必要な設定圧力値P1になった
時に、容器10内が吸引収集の開始に必要な真空圧力が
得られていない、例えば0〜−1000mmAqに設定され
ている。そして、ブロアによる吸引時の限界真空圧力を
Pkgf/cm2とすると、真空圧力はP>P1>P2>P3
となるように設定されている。
前記ドッキングステーション39まで上方へ略垂直に延
長された前記連通管23の垂直部Aには吸入管70が設
けられている。吸入管70は、垂直部A内に外気を吸入
するもので、第4開閉弁71により開閉自在に構成され
ている。第4開閉弁71は、例えばソレノイドにより開
閉作動する電磁弁が使用されている。
ここで、塵芥の吸引収集時において、吸引装置31のブ
ロアによる吸引時の限界真空圧力がPkgf/cm2であり、
流動物の比重量がγkgf/cm3であるとすると、この吸引
装置31による吸引可能な高さhはP/γcmになる。従
って、輸送管の垂直部Aにおいて、高さhから上方へは
流動物を吸い上げられないことになる。よって、前記吸
入管70は、高さhから上方へ流動物を吸い上げるため
に、この高さhよりも低い、例えば、P1/γ=h1の
位置に設けている。
また、容器10には、容器10内の塵芥の貯留レベルを
検出するレベルセンサ(図示省略)が設けられている。
そして、これら第1,第2圧力検出装置40,50で検
出された情報信号は、前記ドッキングステーション39
を介して接続された信号ケーブル(図示省略)により塵
芥収集車30に設けられた図示しない制御装置に入力さ
れる。
また、制御装置には、前記第1,第2圧力検出装置4
0,50で検出された情報信号の他に、容器10に設け
られた各検出器、レベルセンサからの検出信号もドッキ
ングステーション39を介して接続された信号ケーブル
(図示省略)により入力されており、制御装置では、第
1,第2圧力検出装置40,50の情報信号、及び各検
出器、レベルセンサからの検出信号に基いて、容器10
の各エアシリンダ15,20,26、及び第4開閉弁7
1に作動信号を出力し、各開閉弁13,18,25,及
び第4開閉弁71の開閉を制御する。
また、塵芥収集車30には、操作スイッチ部と表示部と
からなるコントロールパネル34が設けられている。こ
のコントロールパネル34は運転席側に設けてもよい。
次に、以上のように構成された塵芥収集装置の動作を第
2図のフローチャートを参照して説明する。
投入口2から投入された塵芥はシュート1を介して容器
10に貯留される。
そして、この容器10から塵芥を塵芥収集車30に収集
する場合、まず、塵芥収集車30をドッキングステーシ
ョン39の近傍に停車させ、塵芥収集車30の吸引ホー
ス32と連通管23とをドッキングステーション39を
介して接続するとともに、各エアシリンダ15,20,
26と塵芥収集車30のエア源とをエアホースによりド
ッキングステーション39を介して接続し、第2圧力検
出装置50、各検出器、レベルセンサ、各エアシリンダ
15,20,26と塵芥収集車30の制御装置とを信号
ケーブルによりドッキングステーション39を介して接
続する。(ステップ)。
次に、吸引装置31の起動スイッチをONにしてブロアを
作動させ、容器10側からの空気の吸引を開始する。そ
して、これと略同時に、第一開閉弁13を閉じて開口1
1を閉塞するとともに、第二開閉弁18を閉じて吸気管
17を閉塞し、第4開閉弁71を閉じて吸入管70を閉
塞し、且つ第3開閉弁25を開く(ステップ,)。
これにより容器10内の空気は、排出口21、連通管2
3、吸引ホース32、塵芥収容室33に吸引され、吸引
装置31を経て外部に排気される。このように容器10
内の空気を吸い込むことで容器10内は減圧される。そ
して、ステップでは塵芥収容室33内が第1圧力検出
装置40で設定された設定圧力値P1になるまで吸引動
作を続け、設定圧力値P1になれば、ステップで容器
10内が第2圧力検出装置50で設定された設定圧力値
P3であるか否かを確認する。そして、設定圧力値P3
になっていれば、輸送管の垂直部Aに塵芥から出る汚水
などの流動物が吸い上げられずに溜まっていると判断
し、第4開閉弁71を開いて吸入管70から空気を吸い
込む(ステップ)。これにより輸送管の垂直部Aに溜
まった汚水を吸い上げることができる。
また、ステップにおいて設定圧力値P3でなければ、
輸送管の垂直部Aに流体物が溜まっていない正常な状態
と判断し、第2開閉弁18を開いて外気を吸気管17の
吸気口16から容器10内に流入させる(ステップ
)。これにより吸気口16から流入した空気は、圧力
差によって容器10内を旋回しながら排出口21から連
通管23、吸引ホース32を介して塵芥収容室33側に
流れ、これにともなって容器10内の塵芥を、排出口2
1、連通管23、吸引ホース32を介して塵芥収容室3
3に吸引収集する。これら吸引動作は塵芥収容室33内
が第1圧力検出装置40で設定された設定圧力値P2に
なるまで続けられる(ステップ)。
そして、塵芥収容室33内が設定圧力値P2になれば、
ステップで予め設定した設定回数Nであるか否かを判
断し、設定回数Nでなければステップで第2開閉弁1
8もしくは第4開閉弁71を閉じた後、ステップに戻
り上述と同様な動作を繰り返す。また、設定回数Nであ
れば、吸引装置31のブロアを停止させ、第2開閉弁1
8もしくは第4開閉弁71を閉じるとともに、第3開閉
弁25を閉じ、第1開閉弁13を開にする(ステップ
,)。このようにして吸引動作が終了する。
(第2実施例) 次に、本考案の請求項2に記載の塵芥収集装置について
説明する。
この塵芥収集装置は、前記第1実施例で説明した塵芥収
集装置の第2圧力検出装置50を設けず、第1圧力検出
装置40において、予め設定された設定圧力値P1,P
2に新たに設定圧力値P4を設定したものである。
設定圧力値P4は、吸引収集の開始に必要な圧力(P
1)よりもさらに真空圧力が上昇した状態、例えば、−
4000mmAq〜−4500mmAqに設定されている。
なお、他の構成は前記第1実施例と同様であり、以下、
第1実施例を併用しながら本例の動作を第3図のフロー
チャートを参照して説明する。
投入口2から投入された塵芥はシュート1を介して容器
10に貯留される。
そして、この容器10から塵芥を塵芥収集車30に収集
する場合、まず、塵芥収集車30をドッキングステーシ
ョン39の近傍に停車させ、塵芥収集車30の吸引ホー
ス32と連通管23とをドッキングステーション39を
介して接続するとともに、各エアシリンダ15,20,
26と塵芥収集車30のエア源とをエアホースによりド
ッキングステーション39を介して接続し、各検出器、
レベルセンサ、各エアシリンダ15,20,26と塵芥
収集車30の制御装置とを信号ケーブルによりドッキン
グステーション39を介して接続する。(ステップ
)。
次に、吸引装置31の起動スイッチをONにしてブロアを
作動させ、容器10側からの空気の吸引を開始する。そ
して、これと略同時に、第1開閉弁13を閉じて開口1
1を閉塞するとともに、第2開閉弁18を閉じて吸気管
17を閉塞し、第4開閉弁71を閉じて、吸入管70を
閉塞し、且つ第3開閉弁25を開く(ステップ,
)。
これにより容器10内の空気は、排出口21、連通管2
3、吸引ホール32、塵芥収容室33に吸引され、吸引
装置31を経て外部に排気される。このように容器10
内の空気を吸い込むことで容器10内は減圧される。そ
して、ステップでは第1圧力検出装置40で検出され
た塵芥収容室33内の圧力が圧力P1になるまで吸引動
作を続け、圧力P1になれば、ステップで第2開閉弁
18を開いて外気を吸気管17の吸気口16から容器1
0内に流入させる。次に、ステップでは塵芥収容室3
3内が第1圧力検出装置40で設定された設定圧力値P
4であるか否かを確認する。そして、圧力P4になって
いれば、輸送管の垂直部Aに塵芥から出る汚水などの流
動物が吸引できずに溜まっていると判断し、第4開閉弁
71を開いて吸入管70から空気を吸い込むとともに、
第2開閉弁18を閉じる(ステップ,)。これによ
り、輸送管の垂直部Aに溜まった汚水を吸い上げること
ができる。
また、ステップにおいて設定圧力値P4でなければ、
輸送管の垂直部Aに流動物が溜まっていない正常な状態
と判断し、通常の吸引収集が行われる。そして、これら
吸引動作は塵芥収容室33内が第1圧力検出装置40で
設定された設定圧力値P2になるまで続けられる(ステ
ップ)。
そして、塵芥収容室33内が設定圧力値P2になれば、
ステップで予め設定した設定回数Nであるか否かを判
断し、設定回数Nでなければステップで第2開閉弁1
8もしくは第4開閉弁71を閉じた後、ステップに戻
り上述と同様な動作を繰り返す。設定回数Nであれば、
吸引装置31のブロアを停止させ、第2開閉弁18もし
くは第4開閉弁71を閉じるとともに、第3開閉弁25
を閉じ、第1開閉弁13を開にする(ステップ,
)。このようにして吸引動作が終了する。
(考案の効果) 以上述べたように、本考案の塵芥収集装置によれば、塵
芥貯留容器からの吸引収集時において、輸送管の垂直部
に汚水などの流動物が吸い上げ切れずに溜まった場合、
この流動物を自動的に解除させることができ、従来のよ
うに別途水抜き作業を行う必要がなく手間がかからず収
集作業を円滑に行うことができる。また、汚れた汚水な
どに触れることもなく衛生的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る塵芥収集装置の概略構成を示す側
面図、第2図は請求項1記載の塵芥収集装置の動作を示
すフローチャート図、第3図は請求項2記載の塵芥収集
装置の動作を示すフローチャート図である。 1…シュート(投入管) 2…投入口 10…塵芥貯留容器 13…第1開閉弁 17…吸気管 18…第2開閉弁 25…第3開閉弁 30…塵芥収集車 31…吸引装置 23…連通管(輸送管) 32…吸引ホース(輸送管) 33…塵芥収容室 40…第1圧力検出装置 50…第2圧力検出装置 70…吸入管 71…第4開閉弁 A…垂直部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】投入口を備えた投入管が第1開閉弁を介し
    て接続されるとともに、内部に外気を取り入れる吸気管
    が第2開閉弁を介して接続され、且つ内部に貯留された
    塵芥を輸送するための輸送路となる輸送管が第3開閉弁
    を介して接続された塵芥貯留容器と、前記輸送管が接続
    された塵芥収容室と前記塵芥貯留容器内を減圧する吸引
    装置とを備えた塵芥収集車とからなり、前記吸引装置に
    より塵芥貯留容器内を負圧化し、負圧化状態で吸気管か
    ら塵芥貯留容器内に外気を導入することで、この塵芥貯
    留容器に貯留された塵芥を塵芥収容室に吸引収集する塵
    芥収集装置において、 前記輸送管は、前記塵芥貯留容器から地中を通ってドッ
    キングステーションの下方まで埋設配置され、ここから
    該ドッキングステーションへ略垂直に延設され、このド
    ッキングステーションを介して前記塵芥収容室に連通さ
    れる一方、前記輸送管の略垂直に延設された垂直部の適
    所に吸入管が第4開閉弁を介して接続され、一方、前記
    塵芥収容室には、該塵芥収容室内の圧力を検出する第1
    圧力検出装置が設けられるとともに、前記塵芥貯留容器
    には、該塵芥貯留容器内の圧力を検出する第2圧力検出
    装置が設けられ、これら第1圧力検出装置及び第2圧力
    検出装置で予め設定される複数の設定圧力値に基づい
    て、前記第1〜第3開閉弁の開閉作動、及び前記第4開
    閉弁の開閉作動を制御し、吸引収集時において、第4開
    閉弁を開放して吸入管から前記輸送管の垂直部に外気を
    吸入することで、輸送管の垂直部に溜まった汚水などの
    流動物を吸引収集するように構成されたことを特徴とす
    る塵芥収集装置。
  2. 【請求項2】投入口を備えた投入管が第1開閉弁を介し
    て接続されるとともに、内部に外気を取り入れる吸気管
    が第2開閉弁を介して接続され、且つ内部に貯留された
    塵芥を輸送するための輸送路となる輸送管が第3開閉弁
    を介して接続された塵芥貯留容器と、前記輸送管が接続
    された塵芥収容室と前記塵芥貯留容器内を減圧する吸引
    装置とを備えた塵芥収集車とからなり、前記吸引装置に
    より塵芥貯留容器内を負圧化し、負圧化状態で吸気管か
    ら塵芥貯留容器内に外気を導入することで、この塵芥貯
    留容器に貯留された塵芥を塵芥収容室に吸引収集する塵
    芥収集装置において、 前記輸送管は、前記塵芥貯留容器から地中を通ってドッ
    キングステーションの下方まで埋設配置され、ここから
    該ドッキングステーションへ略垂直に延設され、このド
    ッキングステーションを介して前記塵芥収容室に連通さ
    れる一方、前記輸送管の略垂直に延設された垂直部の適
    所に吸入管が第4開閉弁を介して接続され、一方、前記
    塵芥収容室には、該塵芥収容室内の圧力を検出する第1
    圧力検出装置が設けられ、第1圧力検出装置で予め設定
    される複数の設定圧力値に基づいて、前記第1〜第3開
    閉弁の開閉作動、及び前記第4開閉弁の開閉作動を制御
    し、吸引収集時において、第4開閉弁を開放して吸入管
    から前記輸送管の垂直部に外気を吸入することで、輸送
    管の垂直部に溜まった汚水などの流動物を吸引収集する
    ように構成されたことを特徴とする塵芥収集装置。
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