JP2542530Y2 - 塵芥貯留装置 - Google Patents

塵芥貯留装置

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JP2542530Y2
JP2542530Y2 JP1991066637U JP6663791U JP2542530Y2 JP 2542530 Y2 JP2542530 Y2 JP 2542530Y2 JP 1991066637 U JP1991066637 U JP 1991066637U JP 6663791 U JP6663791 U JP 6663791U JP 2542530 Y2 JP2542530 Y2 JP 2542530Y2
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栄 西塚
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Shinmaywa Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、地下室に設置された塵
芥貯留容器に塵芥を投入管を介して一時貯留し、この貯
留した塵芥を吸引装置により吸引収集させる塵芥貯留装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の塵芥貯留装置としては、
投入口から投入管を介して投入された塵芥を地下室に設
置された塵芥貯留容器に一時貯留し、この貯留された塵
芥を塵芥収集車の吸引装置によって輸送管を介して該塵
芥収集車の塵芥収容室に吸引収集するように構成されて
いた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のように塵芥貯留容器を地下室に設置しているので、
地下室には塵芥貯留容器のメンテナンス等に必要なスペ
ースを確保する必要があり、このため地下室を広くしな
ければならず、工事が大がかりになり施工作業に時間が
かかるとともにコスト高になるという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の請求項1記載の
塵芥貯留装置は、投入口を備えた投入管が第1開閉弁を
介して接続されるとともに、内部に二次空気を取り入れ
る導入管が第2開閉弁を介して接続され、且つ内部に貯
留された塵芥を吸引装置により吸引輸送する輸送管が第
3開閉弁を介して接続された塵芥貯留容器が、地下室に
設置されてなる塵芥貯留装置において、前記地下室の上
部開口を閉塞する蓋体と前記塵芥貯留容器とが一体に固
設され、該蓋体の上面にはこの蓋体を吊り上げるための
吊具が設けられるとともに、蓋体が地下室を閉塞した時
には上記塵芥貯留容器が地下室内に設置され、一方、前
記輸送管は、塵芥貯留容器に接続され前記第3開閉弁を
有する容器側輸送管と、前記吸引装置に連通された吸引
側輸送管とに分割され、上記容器側輸送管と吸引側輸送
管との接合部が塵芥貯留容器の昇降動作に伴って着脱自
在に構成されたものである。また、本考案の請求項2記
載の塵芥貯留装置は、前記容器側輸送管と吸引側輸送管
との接合部が、容器側輸送管の端管が上部となるように
傾斜したテーパ状に形成されたものである。
【0005】
【作用】メンテナンス等を行う場合には、適宜な吊上装
置により蓋体を吊り上げることにより該蓋体とともに塵
芥貯留容器を地下室内から吊り上げて地上に一旦載置
し、この状態でメンテナンス等を行う。これにより、地
下室には塵芥貯留容器のメンテナンス等に必要なスペー
スを確保する必要がなくなる。
【0006】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0007】図1は、本考案に係る塵芥貯留装置の概略
構成を示している。
【0008】図1において、10は塵芥貯留容器1の容
器本体である。容器本体10は、家庭から出された塵芥
を一時貯留するもので、地下に形成された地下室A内に
設置されている。
【0009】容器本体10は、天面に開口11が形成さ
れており、この開口11に地下室A内から該地下室Aの
上部開口を閉塞する蓋体A1を介して地上に立設された
シュート(投入管)2の下端が連設されている。シュー
ト2の上端周側部には地上から塵芥を投入するための投
入口2aが設けられている。
【0010】前記開口11には該開口11を開閉する投
入ゲート(第1開閉弁)12が設けられており、投入ゲ
ート12はエアシリンダ13の伸縮によって開閉作動さ
れる。また、この投入ゲート12の近傍には該投入ゲー
ト12の開閉を検出するリミットスイッチ等の検出器
(図示省略)が設けられている。
【0011】容器本体10の側壁の下部には排出口15
が形成されており、この排出口15に輸送管16が接続
されている。排出口15の近傍の輸送管16には該輸送
管16を開閉する排出ゲート(第3開閉弁)17が設け
られており、排出ゲート17はエアシリンダ18の伸縮
によって開閉作動される。この排出ゲート17の近傍に
は該排出ゲート17の開閉を検出するリミットスイッチ
等の検出器(図示省略)が設けられている。
【0012】さらに、容器本体10の側壁下部には二次
空気導入口20が形成されている。この二次空気導入口
20には導入管21の一端が接続されており、導入管2
1の他端は容器本体10内に地下室A内の空気(二次空
気)を供給できるように配設されている。導入管21に
は該導入管21を開閉する二次弁(第2開閉弁)22が
設けられている。二次弁22の近傍には該二次弁22の
開閉を検出するリミットスイッチ等の検出器(図示省
略)が設けられている。
【0013】ここで、上述のように構成された塵芥貯留
容器1と前記蓋体A1とは一体に固設されている。塵芥
貯留容器1は、そのシュート2の下部が蓋体A1に一体
に固設されており、蓋体A1が地下室Aの上部開口を閉
塞した時に該塵芥貯留容器1が地下室A内に設置される
ようになされている。
【0014】また、蓋体A1の上面には、該蓋体A1及
び塵芥貯留容器1を適宜な吊上装置により吊り上げるた
めの吊具A2が設けられている。
【0015】さらに、前記輸送管16は、前記塵芥貯留
容器1の近傍部分において、容器側輸送管16aと吸引
側輸送管16bとに分割されている。この分割された容
器側輸送管16aと吸引側輸送管16bとの接合部は、
容器側輸送管16aの端管が上部となるように傾斜した
テーパ状に形成されており、吊上装置による塵芥貯留容
器1及び蓋体A1の昇降動作に伴って適宜なガイドによ
り着脱自在に構成されている。つまり、塵芥貯留容器1
を地下室A内へ設置する時には塵芥貯留容器1側の容器
側輸送管16aの接合部が地下室A側の吸引側輸送管1
6bの接合部に上方から押圧することで輸送管16が接
合状態となる。なお、前記排出ゲート17は前記容器側
輸送管16aに設けられている。
【0016】そして、上述のように塵芥貯留容器1を構
成することにより、メンテナンス等を行う場合には、吊
上装置により図2に示すように蓋体A1及び塵芥貯留容
器1を地下室A内から吊り上げ、地上に一旦載置して行
う。これにより、地下室Aには塵芥貯留容器1のメンテ
ナンス等に必要なスペースを確保する必要がなくなり、
この分だけ地下室Aを小さくでき、施工作業を容易に行
うことができる。
【0017】また、地下室Aから取り出した塵芥貯留容
器1を再び地下室A内に戻す場合には、地下室Aの上部
開口を蓋体A1で閉塞することに伴って塵芥貯留容器1
が地下室A内の所定位置に設置されるため、塵芥貯留容
器1を容易に設置することができる。
【0018】この塵芥貯留容器1は、通常、投入ゲート
12を開放しており、この状態で投入口2aから投入し
た塵芥をシュート2を経て容器本体10に貯留する。
【0019】また、前記輸送管16の管端はドッキング
ステーション30に延設されており、このドッキングス
テーション30において後述する塵芥収集車Cの吸引管
60と着脱自在に接続される。
【0020】次に、塵芥貯留容器の容器本体10に貯留
された塵芥を吸引収集する塵芥収集車Cと、この塵芥収
集車Cによる塵芥の収集動作について簡単に述べてお
く。
【0021】塵芥収集車Cは、吸引装置40と、容器本
体10から吸引した塵芥を収容する塵芥収容室50とを
搭載している。
【0022】吸引装置40は、図示しないブロワー等か
らなり、この吸引装置40の作動により容器本体10及
び塵芥収容室50を負圧化するようになされている。
【0023】塵芥収容室50は、その後端壁が図示しな
い開閉シリンダにより上端縁を中心にして後方に開く開
閉扉51になされるとともに、塵芥収容室50内には前
後方向に摺動自在に排出板(図示省略)が配設され、図
示しない排出シリンダの伸縮動により排出板を後方に摺
動させることで該塵芥収容室50に収容された塵芥を車
輌後方に投棄するように構成されている。
【0024】塵芥収容室50の上部には吸引管60の基
端が接続されており、該吸引管60の先端が塵芥収容室
50の後部に垂下されている。吸引管60は、基端部が
旋回自在に構成されるとともに、水平部が伸縮及び起伏
自在に構成され、これら動作により先端部をドッキング
ステーション30に接続する。
【0025】また、塵芥収集車Cにはマイコン等からな
る図示しない制御装置が設けられている。この制御装置
と塵芥貯留容器1の容器本体10側とは図示しない信号
ケーブルによりドッキングステーション30を介して接
続される。
【0026】制御装置は、図示しない操作装置の操作に
より容器本体10の前記各検出器、容器本体10もしく
は塵芥収容室50内の負圧値を検出する圧力検出器(図
示省略)などの検出信号に基づいて吸引装置40の作
動、投入ゲート12、排出ゲート17、及び二次弁22
の開閉作動を制御するとともに、吸引管60の各作動を
制御する。
【0027】また、前記各エアシリンダ13,18は、
図示しないエアホースにより前記ドッキングステーショ
ン30を介して塵芥収集車Cに設けられたエア源(図示
省略)に接続されている。なお、エア源は容器本体10
側に設けてもよい。
【0028】そして、塵芥貯留容器1の容器本体10か
ら塵芥を塵芥収集車Cに収集する場合、まず、塵芥収集
車Cをドッキングステーション30の近傍に停車させ、
塵芥収集車Cの吸引管60を作動させてドッキングステ
ーション30に配置された輸送管16の上端に接続する
とともに、このドッキングステーション30で信号ケー
ブル及びエアホースを接続する。
【0029】この後、投入ゲート12を閉じるととも
に、容器本体10の二次弁22を閉じ、吸引装置40を
作動させる。これにより吸引装置40で容器本体10内
の空気を吸い込み、該容器本体10内を負圧化させ負圧
値が予め設定された設定値になると、二次弁22を開き
導入管21を介して二次空気導入口20から地下室A内
の空気(二次空気)を容器本体10内に導入させる。こ
の導入された空気は、容器本体10内で旋回気流を発生
させて塵芥を攪拌しながら該塵芥とともに容器本体10
の排出口15から輸送管16、吸引管60を経て塵芥収
容室50に吸引収集される。そして、容器本体10内の
圧力が大気圧になるか、もしくは所定の吸引時間が経過
すると二次弁22を閉じ、再び容器本体10内を負圧化
して上述のように塵芥を吸引収集する。このような動作
を適数回繰り返すことで、容器本体10内の塵芥を全て
塵芥収容室50に吸引収集する。
【0030】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によれば、メ
ンテナンス等を行う場合には、吊上装置により蓋体及び
塵芥貯留容器を地下室内から吊り上げることで、容器側
輸送管と吸引側輸送管とが分離されて塵芥貯留容器及び
その各付属部材を地上に取り出すことができ、メンテナ
ンスを容易に行うことができるとともに、地下室には塵
芥貯留容器のメンテナンス等に必要なスペースを確保す
る必要がなくなり、この分だけ地下室を小さくでき、施
工作業を容易に行うことができる。
【0031】また、容器側輸送管と吸引側輸送管との接
合部を、容器側輸送管の端管が上部となるように傾斜し
たテーパ状に形成したことで、塵芥貯留容器を上下に昇
降させるだけで、容器側輸送管と吸引側輸送管との着脱
が容易にでき、また、地下室から取り出した塵芥貯留容
器を再び地下室内に戻す場合には、蓋体を地下室の上部
開口に閉塞することにより、塵芥貯留容器を地下室内に
容易に設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る塵芥貯留装置を示す概略構成図で
ある。
【図2】塵芥貯留容器を地下室から吊り上げた状態を示
す動作説明図である。
【符号の説明】
1 塵芥貯留容器 2 シュート(投入管) 2a 投入口 12 投入ゲート(第1開閉弁) 16 輸送管 16a 容器側輸送管 16b 吸引側輸送管 17 排出ゲート 21 導入管 22 二次弁(第2開閉弁) 40 吸引装置 A 地下室 A1 蓋体 A2 吊具

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投入口を備えた投入管が第1開閉弁を介
    して接続されるとともに、内部に二次空気を取り入れる
    導入管が第2開閉弁を介して接続され、且つ内部に貯留
    された塵芥を吸引装置により吸引輸送する輸送管が第3
    開閉弁を介して接続された塵芥貯留容器が、地下室に設
    置されてなる塵芥貯留装置において、 前記地下室の上部開口を閉塞する蓋体と前記塵芥貯留容
    器とが一体に固設され、該蓋体の上面にはこの蓋体を吊
    り上げるための吊具が設けられるとともに、蓋体が地下
    室を閉塞した時には上記塵芥貯留容器が地下室内に設置
    され、一方、前記輸送管は、塵芥貯留容器に接続され前
    記第3開閉弁を有する容器側輸送管と、前記吸引装置に
    連通された吸引側輸送管とに分割され、上記容器側輸送
    管と吸引側輸送管との接合部が塵芥貯留容器の昇降動作
    に伴って着脱自在に構成されたことを特徴とする塵芥貯
    留装置。
  2. 【請求項2】 前記容器側輸送管と吸引側輸送管との接
    合部は、容器側輸送管の端管が上部となるように傾斜し
    たテーパ状に形成された請求項1記載の塵芥貯留装置。
JP1991066637U 1991-08-22 1991-08-22 塵芥貯留装置 Expired - Lifetime JP2542530Y2 (ja)

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JPH0516710U JPH0516710U (ja) 1993-03-02
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KR20100070347A (ko) * 2007-11-08 2010-06-25 엔박 에이비 쓰레기 수거 및 처리
FI122333B (fi) * 2010-06-03 2011-12-15 Maricap Oy Menetelmä materiaalinsiirtojärjestelmässä, materiaalinsiirtojärjestelmä ja materiaalinsiirtojärjestelmän alipainelähde

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JPS62290602A (ja) * 1986-06-10 1987-12-17 日揮株式会社 ごみの収集用コンテナ
CN2783761Y (zh) * 2005-03-18 2006-05-31 温州瓯斯达电器实业有限公司 两用发热体

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JPH0516710U (ja) 1993-03-02

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