JP2703847B2 - ゴミ吸引輸送装置 - Google Patents

ゴミ吸引輸送装置

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JP2703847B2 JP4455692A JP4455692A JP2703847B2 JP 2703847 B2 JP2703847 B2 JP 2703847B2 JP 4455692 A JP4455692 A JP 4455692A JP 4455692 A JP4455692 A JP 4455692A JP 2703847 B2 JP2703847 B2 JP 2703847B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴミを貯留したゴミ貯
留容器内を負圧化させてから二次空気を導入し、この二
次空気とともにゴミ貯留容器内のゴミをゴミ収容タンク
に輸送するゴミ吸引輸送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のゴミ吸引輸送装置は、ゴミ貯留容
器の上部に投入ゲートを有するシュートが連通され、該
投入ゲートを開いた状態でシュートに投入されたゴミを
投入ゲートを経てゴミ貯留容器内に貯留しており、ゴミ
貯留容器内に貯留したゴミを吸引輸送する場合には、投
入ゲートを閉じてゴミ貯留容器内を所定の負圧値まで負
圧化した後に、このゴミ貯留容器内に二次空気を導入す
ることでゴミ貯留容器内のゴミをゴミ収容タンクに輸送
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものでは、ゴミ貯留容器の容量をオーバーして該ゴ
ミ貯留容器内にゴミが貯留されると、このオーバーした
ゴミが投入ゲートまで達することになり、ゴミを吸引輸
送する際に投入ゲートを閉じようとしても、ゴミが邪魔
になって投入ゲートが完全に閉じないことが起こる。従
って、この状態でゴミ貯留容器内の負圧化を開始して所
定時間経過してもゴミ貯留容器内の負圧値は正常な吸引
輸送を行う所定の負圧値にならず、このような場合には
即座にゴミ貯留容器などの負圧漏れと判断してエラーと
なり吸引を停止することになり、自動吸引ができなくな
るという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のゴミ吸引輸送装
置は、上部に投入ゲートを有し該投入ゲートを経てゴミ
を貯留するゴミ貯留容器と、該ゴミ貯留容器に二次空気
を導入する二次弁と、ゴミ吸引車に搭載され且つ前記ゴ
ミ貯留容器の排出口に連通されたドッキングステーショ
ンに着脱自在な吸引管を備えたゴミ収容タンクと、前記
ゴミ収容タンク及び上記ゴミ貯留容器を負圧化する吸引
ユニットと、ゴミ収容タンク及びベッセルを負圧化し一
定時間内に所定負圧値に達すればゴミ貯留容器に二次空
気を投入して該ゴミ貯留容器のゴミをゴミ収容タンクに
輸送すべく前記吸引装置及び二次弁を制御する輸送制御
装置とを備えたゴミ吸引輸送装置において、前記投入ゲ
ートが完全に閉位置にあるか否かを検知するセンサ、も
しくはゴミが投入ゲートより上方に存在しているか否か
を検知するセンサが設けられ、前記輸送制御装置は、1
つのゴミ貯留容器について吸引による負圧化工程と二次
空気導入によるゴミ輸送工程とからなる吸引サイクルを
複数回実行するように構成されるとともに、最初の吸引
サイクルの負圧化工程において前記センサにより投入ゲ
ートが完全に閉位置でないか、もしくはゴミが投入ゲー
トより上方に存在していることを検知した場合には、負
圧値が所定の第1負圧値より低い第2負圧値に達してお
れば、吸引サイクルを継続して行うとともに、その後の
吸引サイクルの負圧化工程において前記一定時間内に前
記第1負圧値に達していない時には異常と判断するよう
に構成されたものである。
【0005】
【作用】最初の吸引サイクルにおいて投入ゲートを閉じ
ようとしてもゴミが邪魔になって完全に閉じない場合が
生じた場合にはセンサがこれを検知し、この検知信号を
輸送制御装置に出力する。輸送制御装置では、この検知
信号を受けて最初の吸引サイクルの負圧化工程おいては
通常の吸引を行う第1負圧値まで達しないと判断し、上
記第1負圧値よりも低い第2負圧値に達していれば一度
吸引を行い、これによりゴミ貯留容器内のゴミの一部を
吸引輸送し、この後に投入ゲートを開いた時に投入ゲー
トの周辺に存するゴミをゴミ貯留容器内に落とす。そし
て、次の吸引サイクルで正常な吸引動作を行いゴミ貯留
容器内のゴミを吸引輸送する。
【0006】また、その後の吸引サイクルにおいても第
1負圧値まで達しない事態がおこれば、この時にエラー
と判断して吸引動作を停止する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0008】図1は本発明のゴミ吸引輸送装置の概略構
成を示している。
【0009】ゴミ吸引輸送装置は、家庭から出されたゴ
ミをゴミ貯留容器に一時貯留し、この貯留したゴミを例
えばゴミ吸引車Cに搭載されたゴミ収容タンク40に吸
引ユニット30によって吸引輸送するように構成された
ものである。
【0010】ゴミ貯留容器は、それぞれ同様に構成され
た適数個が例えば団地やビルの地下に埋設配置されてお
り、本例では、その内の一のゴミ貯留容器Tmについて
説明する。
【0011】ゴミ貯留容器Tmは、天面に開口11が形
成されており、この開口11に建物の各階に亘って垂直
に配設されたシュートAmの下端が連設されている。シ
ュートAmには所要階に投入口Bmがそれぞれ設けられ
ている。
【0012】前記開口11には該開口11を開閉する投
入ゲートImが設けられており、投入ゲートImはエア
ーシリンダ12の伸縮によって開閉作動される。また、
この投入ゲートImの近傍には該投入ゲートImが閉位
置にあるか否かを検知するリミットスイッチ等のセンサ
17が設けられている。
【0013】ゴミ貯留容器Tmの側壁の下部には排出口
13が形成されており、この排出口13は漏斗状に形成
された連結部材14を介して接続管15に接続されてい
る。排出口13の近傍の接続管15には該接続管15を
開閉する排出ゲートEmが設けられており、排出ゲート
Emはエアーシリンダ16の伸縮によって開閉作動され
る。この排出ゲートEmの近傍には該排出ゲートEmの
開閉を検出するリミットスイッチ等の検出器(図示省
略)が設けられている。
【0014】また、ゴミ貯留容器Tmの側壁下部には二
次空気導入口20が形成されている。この二次空気導入
口20には導入管21の一端が接続されており、導入管
21の他端はゴミ貯留容器Tm内に外気を供給できるよ
うに配設されている。導入管21には該導入管21を開
閉する二次弁Vmが設けられており、二次弁Vmはエア
ーシリンダ22の伸縮によって開閉作動される。二次弁
Vmの近傍には該二次弁Vmの開閉を検出するリミット
スイッチ等の検出器(図示省略)が設けられている。
【0015】前記接続管15はドッキングステーション
60に延設され、カップリング61によってゴミ吸引車
Cから延設された吸引管50と着脱自在に接続される。
【0016】また、前記各エアーシリンダ12,16,
22は、図示しないエアーホースによりゴミ吸引車Cに
設けられたコンプレッサタンク等からなるエアー源(図
示省略)に前記ドッキングステーション60を介して接
続されている。なお、エアー源はゴミ貯留容器Tm側に
設けてもよい。
【0017】前記ゴミ吸引車Cは、吸引ユニット30
と、この吸引ユニット30により吸引したゴミを収容す
るゴミ収容タンク40とを搭載している。
【0018】吸引ユニット30は、図2に示すように、
一端が上記ゴミ収容タンク40に接続され他端が大気に
開放された吸引通路31と、該吸引通路31に設けられ
たウォータスクラバ32と、ウォータスクラバ32より
も大気開放側の吸引通路31に設けられたブロワ33
と、該ブロワ33よりも大気開放側の吸引通路31に設
けられた消音器35とを備えている。
【0019】上記ブロワ33は、ゴミ吸引車Cのエンジ
ンの駆動によりこのエンジン回転数に対応して作動され
るもので、ブロワ33の作動によりゴミ収容タンク40
及びゴミ貯留容器Tmを負圧化するようになされてい
る。
【0020】ゴミ収容タンク40とウォータスクラバ3
2との間の吸引通路31には、一端が開放された開放管
39が大気開放弁34を介して接続されている。
【0021】また、ウォータスクラバ32とブロワ33
との間の吸引通路31には、ブロワ33による負圧値を
検出する圧力センサ(圧力検出手段)36が設けられて
いる。
【0022】さらに、吸引通路31におけるブロワ33
の吸込側と吐出側にはバイパス管37がブロワアンロー
ド弁38を介して接続されており、このブロワアンロー
ド弁38の開閉制御により後述する吸引輸送時において
負圧値を所定レベルに保持するようなされている。
【0023】前記ゴミ収容タンク40は、後端壁がその
上端縁を中心にして後方に開く開閉扉41に形成されて
いて、内部に押引可能に設けた排出板によりゴミ収容タ
ンク40内のゴミを車輌後方に投棄するようにしてい
る。
【0024】前記吸引管50は、上記ゴミ収容タンク4
0の上部において該ゴミ収容タンク40に接続され且つ
鉛直軸回りに回転可能に設けられた旋回管51と、該旋
回管51に接続された可撓管52と、該可撓管52に接
続され且つ起伏可能に設けられた起伏管53と、該起伏
管53に接続された伸縮管55と、該伸縮管55に接続
された可撓管56と、該可撓管56に接続された先端部
57とからなる。尚、58は上記先端部57を支持する
ための支持部材、59は上記起伏管53を支持するため
の支持フレームである。
【0025】よって、ゴミ吸引輸送時においては、ゴミ
吸引車Cを前記ドッキングステーション60に寄せて停
車させ、上記旋回管51の旋回動、起伏管53の起伏
動、伸縮管55の伸縮動等によって、吸引管50の先端
部57をドッキングステーション60に容易に接続する
ことができ、これにより前記接続管15を介してゴミ収
容タンク40とゴミ貯留容器Tmとを連通させる。
【0026】また、ゴミ吸引車Cには輸送制御装置CB
が設けられている。この輸送制御装置CBには、前記セ
ンサ17の検知信号や、圧力センサ36で検出された各
情報信号、ゴミ貯留容器Tmに設けられた各検出器から
の検出信号がドッキングステーション60を介して接続
された信号ケーブル(図示省略)により入力されるとと
もに、図示しない操作装置からの操作信号が入力されて
おり、輸送制御装置CBでは、センサ17の検知信号、
圧力センサ36の各情報信号、各検出器からの検出信
号、操作装置からの各操作信号に基づいて、ゴミ貯留容
器Tmの各シリンダ、吸引管50、及び吸引ユニット3
0の作動を制御する。
【0027】次に、以上のように構成された本発明のゴ
ミ吸引輸送装置の動作について図3及び図4のフローチ
ャートを参照して説明する。
【0028】まず、ゴミ吸引車Cをドッキングステーシ
ョン60に寄せて停車させ、ゴミ吸引車Cの吸引管50
と接続管15とをドッキングステーション60を介して
接続するとともに、各エアーシリンダ12,16,22
とゴミ吸引車Cのエアー源とをエアーホースによりドッ
キングステーション60を介して接続し、各検出器、各
エアーシリンダ12,16,22の切換弁とゴミ吸引車
Cの輸送制御装置CBとを信号ケーブルによりドッキン
グステーション60を介して接続する。
【0029】そして、初回に制御の対象となるゴミ貯留
容器Tmの排出ゲートEmを開き、投入ゲートImを閉
じ、二次弁Vmおよびブロワアンロード弁38を閉じ、
ブロワ33をオン作動させてエアー吸引を開始する。
【0030】エアー吸引が開始されると、ステップS1
で前記センサ17により投入ゲートImが完全に閉位置
にあるか否かを検知し、投入ゲートImが完全に閉位置
にあればステップS2で予め設定された第1負圧値Xで
あるか否かを判断し、第1負圧値Xに達していれば、ス
テップS3,S4でt1 秒間二次弁Vmを開いてt1
間二次空気をゴミ貯留容器Tm内に導入する。なお、上
記第1負圧値Xは、最も良好な吸引輸送を行い得る負圧
値をいう。
【0031】よって、導入された二次空気がゴミ貯留容
器Tm内で旋回しながら該ゴミ貯留容器Tmの排出口1
3から接続管15、吸引管50を経てゴミ収容タンク4
0に流れ込み、この二次空気とともにゴミ貯留容器Tm
内のゴミをゴミ収容タンク40に吸引輸送する。
【0032】この後ステップS5,S6でt2 秒間二次
弁Vmを閉じて再び負圧値を上げた後、ステップS7,
S8でt4 秒間投入ゲートIm及び二次弁Vmを開いて
4秒間二次空気をゴミ貯留容器Tm内に導入し、ゴミ
貯留容器Tm内のゴミをゴミ吸引車Cのゴミ収容タンク
40に収容する。
【0033】そして、ステップS9で投入ゲートIm及
び二次弁Vmを閉じ、ステップS10で1回目のサイク
ルであるか否かを判断し、1回目のサイクルであればス
テップS2に戻りステップS2〜ステップS9で上述と
同様な吸引動作を行う。また、1回目のサイクルでなけ
れば、すなわち2回目のサイクルであればステップS1
1に進みステップS11でゴミ貯留容器を更新し、ステ
ップS12ですべてのゴミ貯留容器Tmの吸引を終了し
たか否かを判断し、ゴミが吸引輸送されていない他のゴ
ミ貯留容器Tmについて上述と同様な吸引動作を行う。
【0034】また、上記ステップS2において、第1負
圧値Xに達していない場合にはステップS13で所定時
間経過するまでエアー吸引を行い、所定時間経過しても
第1負圧値Xに達しなければステップS14でエラーを
表示し、吸引動作を停止する。
【0035】ここで、上述したゴミ吸引輸送は、ゴミが
ゴミ貯留容器Tmにその容量をオーバーすることなく貯
留されている際の動作を示したもので、ゴミがゴミ貯留
容器Tmの容量をオーバーして投入ゲートImの上方ま
で貯留されている場合の動作は以下のように行われる。
【0036】まず、図5に示すようにゴミ貯留容器Tm
内にゴミが満杯に貯留されて投入ゲートImよりも上部
に貯留されている場合には、最初の吸引サイクルにおい
て投入ゲートImを閉じようとしてもゴミが邪魔になっ
て完全に閉じない場合がある。この状態はセンサ17に
より検知されステップS1では最初の吸引サイクルの負
圧化工程おいて通常の吸引を行う第1負圧値Xまで達し
ないと判断し、ステップS15に進む。
【0037】ステップS15ではゴミ貯留容器Tm内の
負圧値が前記第1負圧値Xよりも低い予め設定した第2
負圧値Y(第1負圧値Xの例えば80%以上)に達して
いるか否かを判断し、第2負圧値Yに達していればステ
ップS16,S17でt1 秒間二次弁Vmを開いてt1
秒間二次空気をゴミ貯留容器Tm内に導入する。これに
より導入した二次空気がゴミ貯留容器Tm内から排出口
13、接続管15、吸引管50を経てゴミ収容タンク4
0に流れ込み、この二次空気とともにゴミ貯留容器Tm
内のゴミをゴミ収容タンク40に吸引輸送する。
【0038】この後ステップS18,S19でt2 秒間
二次弁Vmを閉じて再び負圧値を上げた後、ステップS
20,S21でt3 秒間投入ゲートIm及び二次弁Vm
を開いてt3 秒間二次空気をゴミ貯留容器Tm内に導入
し、ゴミ貯留容器Tm内のゴミをゴミ吸引車Cのゴミ収
容タンク40に収容する。
【0039】そして、この後ステップS22,23で投
入ゲートIm及び二次弁Vmをt2秒間閉じてゴミ貯留
容器Vm内の負圧値を再び上げた後、ステップS24,
S25でt4 秒間投入ゲートIm及び二次弁Vmを開い
てt4 秒間二次空気をゴミ貯留容器Tm内に導入し、ゴ
ミ貯留容器Tm内のゴミをゴミ吸引車Cのゴミ収容タン
ク40に収容する。そして、ステップS26で投入ゲー
トIm及び二次弁Vmを閉じて前記ステップS10に進
み前述と同様の吸引動作を行う。
【0040】また、前記ステップS15において、第2
負圧値Xに達していない場合にはステップS27で所定
時間経過するまでエアー吸引を行い、所定時間経過して
も第2負圧値Xに達しなければステップS28でエラー
を表示し、吸引動作を停止する。
【0041】このように最初の吸引サイクルにおいて投
入ゲートImを閉じようとしてもゴミが邪魔になって完
全に閉じない場合には、第1負圧値Xまで達しないと判
断し、該第1負圧値Xよりも低い第2負圧値Yに達すれ
ば一度吸引を行うため、この吸引動作によりゴミ貯留容
器Tm内のゴミの一部が吸引輸送され、この後に投入ゲ
ートImを開いた時(図3におけるステップS20)に
投入ゲートImの周辺に存するゴミがゴミ貯留容器内に
落ちることになる。よって、次の吸引サイクルでは正常
な吸引動作が行われる。
【0042】図6は、最初の吸引サイクルにおいて投入
ゲートImを閉じようとしてもゴミが邪魔になって完全
に閉じない状態が生じた場合、すなわち前記ステップS
1においてセンサ17から出力信号により投入ゲートI
mが完全に閉じていないと判定した場合の吸引輸送時に
おける負圧値の変化の一例を示しており、時間t1 〜t
4 は前述したフローチャートで説明した時間に対応す
る。
【0043】なお、前記第2負圧値Yはゴミ貯留容器T
m内のゴミの一部が吸引できる負圧値であれば適宜に設
定して良い。
【0044】また、本例では、投入ゲートImが完全に
閉位置にあるか否かを検知するセンサ17を設け、この
センサ17の検知信号に基づいて輸送制御装置CBによ
り制御を行うものについて述べたが、これに限らず、図
7に示すようにゴミが投入ゲートImより上方に存在し
ているか否かを検知する光電センサ等のセンサ18を設
け、このセンサ18に基づいて輸送制御装置CBにより
制御を行っても良い。センサ18は、投入ゲートImの
上方に設けている。
【0045】そして、このセンサ18の検知信号に基づ
いて輸送制御装置CBにより制御を行う場合には、前述
したステップS1でセンサ18によりゴミが投入ゲート
Imより上方に存在するか否かを検知し、ゴミが投入ゲ
ートImより上方に存在する場合には投入ゲートImを
完全に閉じることはできないものとみなしてステップS
15に進み、またゴミが投入ゲートImより上方に存在
しない場合にはステップS2に進み、それぞれ前述した
動作と同様なゴミ吸引動作を行うことになる。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のゴミ吸引輸
送装置によれば、最初の吸引サイクルにおいて、投入ゲ
ートを閉じようとしてもゴミが邪魔になって完全に閉じ
ないことが生じた場合にはセンサがこれを検知し、この
検知信号に基づいて輸送制御装置では最初の吸引サイク
ルの負圧化工程おいては通常の吸引を行う第1負圧値ま
で達しないと判断する。しかし第1負圧値よりも低い第
2負圧値に達していれば一度吸引を行い、この吸引動作
によりゴミ貯留容器内のゴミの一部を吸引輸送し、この
後に投入ゲートを開いた時に投入ゲートの周辺に存する
ゴミをゴミ貯留容器内に落し、次の吸引サイクルで最も
良好な吸引動作を行いゴミ貯留容器内のゴミを吸引輸送
する。このため、従来のように最初の吸引サイクルです
ぐにエラーとなって吸引動作を停止してしまうことがな
く、効率の良い吸引輸送を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のゴミ吸引輸送装置の概略を示す構成図
である。
【図2】吸引ユニットの概略を示す図である。
【図3】本発明のゴミ吸引輸送装置による動作を説明す
るためのフローチャート図である。
【図4】本発明のゴミ吸引輸送装置による動作を説明す
るためのフローチャート図である。
【図5】投入ゲートを閉じた際にゴミが邪魔になって完
全に閉じない状態のゴミ貯留容器を示す側面図である。
【図6】最初の吸引サイクルにおいて投入ゲートが完全
に閉じない状態での吸引輸送における負圧値の変化の一
例を示す図である。
【図7】ゴミが投入ゲートより上方に存在しているか否
かを検知するセンサを設けた投入ゲート周辺部を示す断
面図である。
【符号の説明】
13 排出口 17,18 センサ 30 吸引ユニット 40 ゴミ収容タンク 50 吸引管 60 ドッキングステーション C ゴミ吸引車 Im 投入ゲート Tm ゴミ貯留容器 Vm 二次弁 X 第1負圧値 Y 第2負圧値 CB 輸送制御装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に投入ゲートを有し該投入ゲートを
    経てゴミを貯留するゴミ貯留容器と、該ゴミ貯留容器に
    二次空気を導入する二次弁と、ゴミ吸引車に搭載され且
    つ前記ゴミ貯留容器の排出口に連通されたドッキングス
    テーションに着脱自在な吸引管を備えたゴミ収容タンク
    と、前記ゴミ収容タンク及び上記ゴミ貯留容器を負圧化
    する吸引ユニットと、ゴミ収容タンク及びベッセルを負
    圧化し一定時間内に所定負圧値に達すればゴミ貯留容器
    に二次空気を投入して該ゴミ貯留容器のゴミをゴミ収容
    タンクに輸送すべく前記吸引装置及び二次弁を制御する
    輸送制御装置とを備えたゴミ吸引輸送装置において、 前記投入ゲートが完全に閉位置にあるか否かを検知する
    センサ、もしくはゴミが投入ゲートより上方に存在して
    いるか否かを検知するセンサが設けられ、前記輸送制御
    装置は、1つのゴミ貯留容器について吸引による負圧化
    工程と二次空気導入によるゴミ輸送工程とからなる吸引
    サイクルを複数回実行するように構成されるとともに、
    最初の吸引サイクルの負圧化工程において前記センサに
    より投入ゲートが完全に閉位置でないか、もしくはゴミ
    が投入ゲートより上方に存在していることを検知した場
    合には、負圧値が所定の第1負圧値より低い第2負圧値
    に達しておれば、吸引サイクルを継続して行うととも
    に、その後の吸引サイクルの負圧化工程において前記一
    定時間内に前記第1負圧値に達していない時には異常と
    判断するように構成されたことを特徴とするゴミ吸引輸
    送装置。
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