JPH068029A - 切削工具 - Google Patents
切削工具Info
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- JPH068029A JPH068029A JP5042177A JP4217793A JPH068029A JP H068029 A JPH068029 A JP H068029A JP 5042177 A JP5042177 A JP 5042177A JP 4217793 A JP4217793 A JP 4217793A JP H068029 A JPH068029 A JP H068029A
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- cutting
- cutting tool
- head portion
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C5/00—Milling-cutters
- B23C5/02—Milling-cutters characterised by the shape of the cutter
- B23C5/10—Shank-type cutters, i.e. with an integral shaft
- B23C5/1054—T slot cutters
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C5/00—Milling-cutters
- B23C5/02—Milling-cutters characterised by the shape of the cutter
- B23C5/10—Shank-type cutters, i.e. with an integral shaft
- B23C5/1009—Ball nose end mills
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T407/00—Cutters, for shaping
- Y10T407/19—Rotary cutting tool
- Y10T407/1946—Face or end mill
- Y10T407/1948—Face or end mill with cutting edge entirely across end of tool [e.g., router bit, end mill, etc.]
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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- Y10T407/19—Rotary cutting tool
- Y10T407/1952—Having peripherally spaced teeth
- Y10T407/1962—Specified tooth shape or spacing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Milling Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高速回転しても表面仕上げを損なうことがな
く、また上昇時にも切削加工が可能な新規な形状の切削
工具を提供すること。 【構成】 ミリングまたは木工加工に用いられる切削工
具すなわちバイト10であって、シャンク12とヘッド
部14とを有する。ヘッド部は、互いに略直交する壁面
32、34を有する。ヘッド部の外周面30と壁面32
との境界は切削刃22となり、この切削刃は、ヘッド部
の前端ウエブ48から所定半径の弧を描いて延長する前
方切削部23と、更に後方に延長して回転軸18に対し
て約10度の角度をなして内径側に傾斜する軸方向切削
部24とを有する。壁面32、34の後端はネック面1
6に入り込んで後方切削刃54を形成し、バイト上昇時
の切削加工を可能にする。
く、また上昇時にも切削加工が可能な新規な形状の切削
工具を提供すること。 【構成】 ミリングまたは木工加工に用いられる切削工
具すなわちバイト10であって、シャンク12とヘッド
部14とを有する。ヘッド部は、互いに略直交する壁面
32、34を有する。ヘッド部の外周面30と壁面32
との境界は切削刃22となり、この切削刃は、ヘッド部
の前端ウエブ48から所定半径の弧を描いて延長する前
方切削部23と、更に後方に延長して回転軸18に対し
て約10度の角度をなして内径側に傾斜する軸方向切削
部24とを有する。壁面32、34の後端はネック面1
6に入り込んで後方切削刃54を形成し、バイト上昇時
の切削加工を可能にする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は切削工具に関し、特にフ
ライス盤に用いられる切削工具(バイト)に関する。
ライス盤に用いられる切削工具(バイト)に関する。
【0002】
【従来の技術】フライス盤による切削技術において、特
定の形状を有する部品を成形するために、様々な金属製
バイトがフライス盤に用いられている。
定の形状を有する部品を成形するために、様々な金属製
バイトがフライス盤に用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在入手し得るバイト
によって所望の表面性状を得ようとするとき、バイトの
回転速度を比較的緩慢にすることが要求される。
によって所望の表面性状を得ようとするとき、バイトの
回転速度を比較的緩慢にすることが要求される。
【0004】また、現在入手し得るバイトは、バイトを
上方に引き上げながら深い表面を切削加工することがで
きない。
上方に引き上げながら深い表面を切削加工することがで
きない。
【0005】本発明は、これら従来のバイトの欠点を解
消し、切削加工される部品の表面仕上げを損なうことな
しに、より速い運転速度を許容することのできる新規な
形状のバイトを提供することを目的とする。
消し、切削加工される部品の表面仕上げを損なうことな
しに、より速い運転速度を許容することのできる新規な
形状のバイトを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、回転手
段に取付可能なシャンクを有する細長い本体と、前端の
ウエブと、略直交する第一および第二の壁面の間の領域
によって定義されるフルートとを有するヘッド部とから
なる切削工具が提供される。
段に取付可能なシャンクを有する細長い本体と、前端の
ウエブと、略直交する第一および第二の壁面の間の領域
によって定義されるフルートとを有するヘッド部とから
なる切削工具が提供される。
【0007】ヘッド部における第一の壁面は、前記ウエ
ブから後方に向かうにつれて回転軸に対し約10度の角
度をなして該回転軸から離れてゆく。
ブから後方に向かうにつれて回転軸に対し約10度の角
度をなして該回転軸から離れてゆく。
【0008】第一の壁面とヘッド部外周面との境界に切
削刃が形成される。この切削刃には、ウエブから所定半
径の弧を描いて後方に延長する前方切削部と、該前方切
削部から後方に延長しており後方に向かうにつれて回転
軸に対して約10度の角度をなして該回転軸に近づいて
ゆく軸方向切削部とが備えられる。
削刃が形成される。この切削刃には、ウエブから所定半
径の弧を描いて後方に延長する前方切削部と、該前方切
削部から後方に延長しており後方に向かうにつれて回転
軸に対して約10度の角度をなして該回転軸に近づいて
ゆく軸方向切削部とが備えられる。
【0009】第二の壁面の終端には、第一の壁面の切削
刃よりも内径側に位置する非切削刃が形成される。
刃よりも内径側に位置する非切削刃が形成される。
【0010】好ましくは、ヘッド部の外周面はシャンク
の近くにおいて内径側に傾斜してネック面を形成してお
り、第一および第二の壁面の後端部は該ネック面に入り
込んで、切削工具の上昇時に切削を可能にするための後
方切削刃を形成する。
の近くにおいて内径側に傾斜してネック面を形成してお
り、第一および第二の壁面の後端部は該ネック面に入り
込んで、切削工具の上昇時に切削を可能にするための後
方切削刃を形成する。
【0011】
【作用】切削刃の前方切削部と軸方向切削部とが工作物
の表面と係合しながら切削工具が回転することにより、
工作物の切削加工が行われる。
の表面と係合しながら切削工具が回転することにより、
工作物の切削加工が行われる。
【0012】後方切削刃は、切削工具の上昇時に工作物
の表面と係合して切削加工を可能にする。
の表面と係合して切削加工を可能にする。
【0013】
【実施例】図1は本発明の一実施例によるバイト10の
側面図である。バイト10は、図示されない機械に取付
可能であるシャンク12を有し、該機械によってバイト
10が回転される。ヘッド部14は、第一および第二の
対称的なフルート42を有しており、これらフルートは
バイト前端において集束している。フルート42は、互
いに略ね直交する第一および第二の壁面32、34の間
の領域によって規定される。第一の壁面32と外側面3
0との境界には第一の切削刃22が形成される。ヘッド
部上の対称的なに対向して形成される二つの第一の切削
刃22は、頂部において近接して、狭いウエブ48を形
成している。バイト10の長手方向中心軸すなわち回転
軸18はウエブ48の中心点を通って延長している。
側面図である。バイト10は、図示されない機械に取付
可能であるシャンク12を有し、該機械によってバイト
10が回転される。ヘッド部14は、第一および第二の
対称的なフルート42を有しており、これらフルートは
バイト前端において集束している。フルート42は、互
いに略ね直交する第一および第二の壁面32、34の間
の領域によって規定される。第一の壁面32と外側面3
0との境界には第一の切削刃22が形成される。ヘッド
部上の対称的なに対向して形成される二つの第一の切削
刃22は、頂部において近接して、狭いウエブ48を形
成している。バイト10の長手方向中心軸すなわち回転
軸18はウエブ48の中心点を通って延長している。
【0014】比較的平坦な第一の壁面32は、回転軸1
8に対して約10度の角度をもって、ウエブ48から離
れて後方に向かう。第二の壁面34は、三角形状の第一
の表面36と、該第一の表面から下方に延長する第二の
表面40とを有する。三角形状の第一の表面36の一つ
のコーナー38はウエブ48において集束している。第
二の表面40の後端44は回転軸18から外方に逃げる
ようにカーブしており、チップ排出を円滑化している。
8に対して約10度の角度をもって、ウエブ48から離
れて後方に向かう。第二の壁面34は、三角形状の第一
の表面36と、該第一の表面から下方に延長する第二の
表面40とを有する。三角形状の第一の表面36の一つ
のコーナー38はウエブ48において集束している。第
二の表面40の後端44は回転軸18から外方に逃げる
ようにカーブしており、チップ排出を円滑化している。
【0015】第一の切削刃22は前方切削部23と軸方
向切削部24とを有する。前方切削部23は、ウエブ4
8から軸方向切削部24に向かう所定半径の円弧によっ
て定義される。前方切削部23は更にリップ26を有
し、このリップは、回転軸18から約10度の角度をな
して後方に逃げて形成されている(図3参照)。各リッ
プ26の幅寸法は概してヘッド部の最大外径の約5%に
等しい。軸方向切削部24は前方切削部23の後方に延
長し、約10度の角度をなして回転軸18に近接するよ
う傾斜している。
向切削部24とを有する。前方切削部23は、ウエブ4
8から軸方向切削部24に向かう所定半径の円弧によっ
て定義される。前方切削部23は更にリップ26を有
し、このリップは、回転軸18から約10度の角度をな
して後方に逃げて形成されている(図3参照)。各リッ
プ26の幅寸法は概してヘッド部の最大外径の約5%に
等しい。軸方向切削部24は前方切削部23の後方に延
長し、約10度の角度をなして回転軸18に近接するよ
う傾斜している。
【0016】バイト10には更に、リップ26に近接し
てその後方に位置するクリアランス面50が備えられ
る。このクリアランス面50はチップクリアランスを与
えるために必要である。図示実施例は複数のクリアラン
ス面を備えるものとして示されているが、単一のクリア
ランス面のみを備えるものであっても良いことが理解さ
れるであろう。チップ排出を更に効率的に行うために、
第二の壁面34と外周面30との境界に設けられる外側
非切削面52は、第一の切削刃22に対して内径側に位
置している。外周面30がこのような形状を有すること
は、チャタリング(chattering)として当業
界に知られている現象を防止するために有益である。
てその後方に位置するクリアランス面50が備えられ
る。このクリアランス面50はチップクリアランスを与
えるために必要である。図示実施例は複数のクリアラン
ス面を備えるものとして示されているが、単一のクリア
ランス面のみを備えるものであっても良いことが理解さ
れるであろう。チップ排出を更に効率的に行うために、
第二の壁面34と外周面30との境界に設けられる外側
非切削面52は、第一の切削刃22に対して内径側に位
置している。外周面30がこのような形状を有すること
は、チャタリング(chattering)として当業
界に知られている現象を防止するために有益である。
【0017】図2および図6により明瞭に示されるよう
に、図1の実施例は更にネック面16を有しており、こ
のネック面は、ヘッド部14の外周面30がシャンク1
2の近くにおいて内径側に傾斜している領域に形成され
ている。第一および第2の壁面46、44の後部はそれ
ぞれネック面に入り込んで後部切削刃54を形成してい
る。これらの後部切削刃54は、バイトの上昇時に工作
物を切削加工する能力を与える。このネック面16は、
好ましくは、回転軸18に対して約45度の角度をもっ
て内径側に傾斜している。
に、図1の実施例は更にネック面16を有しており、こ
のネック面は、ヘッド部14の外周面30がシャンク1
2の近くにおいて内径側に傾斜している領域に形成され
ている。第一および第2の壁面46、44の後部はそれ
ぞれネック面に入り込んで後部切削刃54を形成してい
る。これらの後部切削刃54は、バイトの上昇時に工作
物を切削加工する能力を与える。このネック面16は、
好ましくは、回転軸18に対して約45度の角度をもっ
て内径側に傾斜している。
【0018】図3には図1、図2および図6の実施例の
端面が示されている。薄いウエブ48は、リップ26と
三角形状の第一の表面36のコーナー38とが集束する
箇所に形成されている。良好な表面仕上げを与えるため
に、ウエブ48は比較的狭いことが必要である。三角形
状の第一の表面36は、後方に向かうにつれて回転軸に
対して約30度の角度をもって離れてゆき、第一の壁面
32の頂点に付加的なクリアランスを与えている。他
方、第二の壁面34の第二の表面40は、後方に向かう
につれて回転軸から約10度の角度をもって離れてゆ
く。点線は第一の内側壁面32を示し、第一の内側壁面
32が後方に向かうにつれて回転軸に対し約10度の角
度をもって離れてゆく状態を示している。
端面が示されている。薄いウエブ48は、リップ26と
三角形状の第一の表面36のコーナー38とが集束する
箇所に形成されている。良好な表面仕上げを与えるため
に、ウエブ48は比較的狭いことが必要である。三角形
状の第一の表面36は、後方に向かうにつれて回転軸に
対して約30度の角度をもって離れてゆき、第一の壁面
32の頂点に付加的なクリアランスを与えている。他
方、第二の壁面34の第二の表面40は、後方に向かう
につれて回転軸から約10度の角度をもって離れてゆ
く。点線は第一の内側壁面32を示し、第一の内側壁面
32が後方に向かうにつれて回転軸に対し約10度の角
度をもって離れてゆく状態を示している。
【0019】図4は図2中4−4線による断面図であ
り、図5は5−5線による断面図である。図4および図
5の断面図は、ヘッド部14の長手方向に沿ってその前
端に向かうにつれて、第一の内側壁面32の幅寸法は増
大し、第二の内側壁面34の幅寸法は逆に縮小している
ことを示している。
り、図5は5−5線による断面図である。図4および図
5の断面図は、ヘッド部14の長手方向に沿ってその前
端に向かうにつれて、第一の内側壁面32の幅寸法は増
大し、第二の内側壁面34の幅寸法は逆に縮小している
ことを示している。
【0020】図6は図1および図2の実施例の側面図で
あって、工作物と係合する様々な切削刃(切刃)を示し
ている。まず、前進方向の切削は、ウエブ48が工作物
56と当接したときに始まる。バイト10の前端が下降
するにつれて切削領域が拡大するが、バイト10がその
最大径まで挿入されるに至ると、それ以上の切削領域の
拡大は生じない。バイト10は工作物の表面に沿って横
方向に回転可能であり、これにより切削領域を更に拡大
することができる。前方切削部23と軸方向切削部24
との境界点の下方深くにおいて横方向から切削を行うと
き、これら切削部の双方が工作物56と係合する。従来
のバイトとは異なり、図1、図2および図6の実施例
は、バイト10が工作物56の表面58に接合しながら
上昇するときにも、後方切削刃54による切削が行われ
る。バイト10の幾何学形状はまた垂直面に沿った切削
をも可能にすることが当業者には明らかである。
あって、工作物と係合する様々な切削刃(切刃)を示し
ている。まず、前進方向の切削は、ウエブ48が工作物
56と当接したときに始まる。バイト10の前端が下降
するにつれて切削領域が拡大するが、バイト10がその
最大径まで挿入されるに至ると、それ以上の切削領域の
拡大は生じない。バイト10は工作物の表面に沿って横
方向に回転可能であり、これにより切削領域を更に拡大
することができる。前方切削部23と軸方向切削部24
との境界点の下方深くにおいて横方向から切削を行うと
き、これら切削部の双方が工作物56と係合する。従来
のバイトとは異なり、図1、図2および図6の実施例
は、バイト10が工作物56の表面58に接合しながら
上昇するときにも、後方切削刃54による切削が行われ
る。バイト10の幾何学形状はまた垂直面に沿った切削
をも可能にすることが当業者には明らかである。
【0021】図7は本発明の別の実施例を示す側面図で
ある。この実施例は図1、図2および図6の実施例と基
本的に同様のものであるが、前述の実施例における後方
切削刃が備えられていない点において異なっている。図
7の実施例では、シャンク112とヘッド部114とが
実質的に同一の外径を有するように示されているが、こ
れは本質的な要件ではない。この実施例においても非切
削刃152が設けられ、第一の切削刃122に対する径
方向の逃げを与えている。
ある。この実施例は図1、図2および図6の実施例と基
本的に同様のものであるが、前述の実施例における後方
切削刃が備えられていない点において異なっている。図
7の実施例では、シャンク112とヘッド部114とが
実質的に同一の外径を有するように示されているが、こ
れは本質的な要件ではない。この実施例においても非切
削刃152が設けられ、第一の切削刃122に対する径
方向の逃げを与えている。
【0022】本発明の幾何学的角度を変えない限りにお
いて、本発明のヘッド部の長さおよび径の寸法を変更可
能であるということは重要である。径寸法に対して比較
的大きな長さ寸法を有するバイトは主としてエンドミル
用に供され、外径寸法に対して比較的小さい長さ寸法を
有するバイトは主として型掘り等の深いキャビティの切
削加工のために用いられる。
いて、本発明のヘッド部の長さおよび径の寸法を変更可
能であるということは重要である。径寸法に対して比較
的大きな長さ寸法を有するバイトは主としてエンドミル
用に供され、外径寸法に対して比較的小さい長さ寸法を
有するバイトは主として型掘り等の深いキャビティの切
削加工のために用いられる。
【0023】本発明の切削工具は一般にM2高速度鋼等
の焼き入れ鋼から製造され、切削刃の硬度を向上させる
ためにチタニウム窒化物等のコーティングを施すことが
できる。本発明のユニークな幾何学的形状のために、ミ
リング作業を非常に高速度で行うことができ、しかも良
好な表面仕上げを与えることができることが実証されて
いる。例えば、1インチ(約2.5cm)径のカッター
を用いて、4%Alおよび96%Znよりなる平坦な合
金工作物を切削加工したところ、毎分8000回転の回
転速度において、本発明の切削工具は、約3インチ(約
7.6cm)の深さの直線に沿って、毎分約400イン
チ(約10m)の速度で前進した。
の焼き入れ鋼から製造され、切削刃の硬度を向上させる
ためにチタニウム窒化物等のコーティングを施すことが
できる。本発明のユニークな幾何学的形状のために、ミ
リング作業を非常に高速度で行うことができ、しかも良
好な表面仕上げを与えることができることが実証されて
いる。例えば、1インチ(約2.5cm)径のカッター
を用いて、4%Alおよび96%Znよりなる平坦な合
金工作物を切削加工したところ、毎分8000回転の回
転速度において、本発明の切削工具は、約3インチ(約
7.6cm)の深さの直線に沿って、毎分約400イン
チ(約10m)の速度で前進した。
【0024】
【発明の効果】本発明の切削工具によれば、そのユニー
クな幾何学形状のゆえに、表面性状を損なうことなし
に、より高速のミリングまたは木工加工が可能となる。
クな幾何学形状のゆえに、表面性状を損なうことなし
に、より高速のミリングまたは木工加工が可能となる。
【0025】また、いかなる方向においても、切削また
はミリングが可能となる。
はミリングが可能となる。
【図1】本発明の一実施例によるバイトの斜視図であ
る。
る。
【図2】図1のバイトの側面図である。
【図3】図1および図2のバイトの端面図である。
【図4】図2中4−4線による断面図である。
【図5】図2中5−5線による断面図である。
【図6】工作物に係合する様々な切削刃を示す側面図で
ある。
ある。
【図7】本発明の別の実施例によるバイトの側面図であ
る。
る。
10 バイト(切削工具) 12 シャンク 14 ヘッド部 16 ネック面 18 回転軸 22 第一の切削刃 23 前方切削部 24 軸方向切削部 26 リップ 30 外周面 32 第一の壁面 34 第二の壁面 38 三角形状の第一の表面 40 第二の表面 48 ウエブ 50 クリアランス面 54 後方切削刃 56 工作物
Claims (11)
- 【請求項1】 回転手段に取付可能なシャンクを有す
る細長い本体と、ヘッド部とからなり、前記ヘッド部
は、前端のウエブと、略直交する第一および第二の壁面
の間の領域によって定義されるフルートとを有してお
り、前記第一の壁面は前記ウエブから後方に向かうにつ
れて回転軸に対し約10度の角度をなして該回転軸から
離れてゆき、前記第一の壁面と前記ヘッド部の外周面と
の境界に切削刃が形成され、前記切削刃には、前記ウエ
ブから所定半径の弧を描いて後方に延長する前方切削部
と、前記前方切削部から後方に延長しており後方に向か
うにつれて前記ヘッド部の回転軸に対して約10度の角
度をなして該回転軸に近づいてゆく軸方向切削部とが備
えられ、更に、前記第二の壁面の終端には前記第一の壁
面の前記切削刃よりも内径側に位置する非切削刃が形成
されてなることを特徴とする切削工具。 - 【請求項2】 前記ヘッド部の外周面は前記シャンク
の近くにおいて内径側に傾斜してネック面を形成してお
り、前記第一および第二の壁面の後端部は前記ネック面
に入り込んで、切削工具の上昇時に切削を可能にするた
めの後方切削刃が形成されてなることを特徴とする請求
項1の切削工具。 - 【請求項3】 前記フルートと対称に第二のフルート
が設けられることを特徴とする請求項2の切削工具。 - 【請求項4】 前方切削部にリップが備えられ、前記
リップは後方に向かうにつれて前記ヘッド部の回転軸か
ら離れてゆくことを特徴とする請求項3の切削工具。 - 【請求項5】 前記リップは後方に向かうにつれて前
記ヘッド部の回転軸に対して約10度の角度をもって離
れてゆくことを特徴とする請求項4の切削工具。 - 【請求項6】 前記リップの後方に退避してクリアラ
ンス面が設けられることを特徴とする請求項4の切削工
具。 - 【請求項7】 前記第二の壁面は三角形状の第一の表
面と第二の表面とを有し、前記第一の表面の一つのコー
ナーは前記ウエブから後方に向かうにつれて前記ヘッド
部の回転軸に対して約30度の角度をなして径方向外側
に離れてゆくことを特徴とする請求項1の切削工具。 - 【請求項8】 前記第二の表面は後方に向かうにつれ
て前記ヘッド部の回転軸に対して約10度の角度をなし
て径方向外側に離れてゆくことを特徴とする請求項7の
切削工具。 - 【請求項9】 前記ネック面は前記ヘッド部の回転軸
に対して約45度の角度をなして径方向内側に傾斜して
いることを特徴とする請求項2の切削工具。 - 【請求項10】 焼き入れ鋼によって形成されることを
特徴とする請求項2の切削工具。 - 【請求項11】 前記ヘッド部がチタニウム窒化物によ
ってコーティングされることを特徴とする請求項10の
切削工具。
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