JPH0676720A - リレーの構造 - Google Patents

リレーの構造

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JPH0676720A
JPH0676720A JP22664692A JP22664692A JPH0676720A JP H0676720 A JPH0676720 A JP H0676720A JP 22664692 A JP22664692 A JP 22664692A JP 22664692 A JP22664692 A JP 22664692A JP H0676720 A JPH0676720 A JP H0676720A
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JP
Japan
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contact spring
contact
block
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relay
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Withdrawn
Application number
JP22664692A
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English (en)
Inventor
Kimihito Takenaka
王仁 竹中
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接触ばね支持片の強度を高めて高温に対する
接触ばねブロックの熱変形を防ぐ。動作特性の劣化防止
を図る。 【構成】 固定接点部に接離自在である一対の接触ばね
25と、各接触ばね25の中間部に夫々連設される断面
コ字状の接触ばね支持片26とを導電性金属体Aにより
一体的に構成する。接触ばね支持片26の突出部26a
を接極子ブロック14の基体15に嵌合させる。金属製
の接触ばね支持片26の温度変化に対する特性変化が極
めて低くなる。接触ばね25に負荷がかかった状態で高
温中に放置したり、半田付け時に高熱が加わる場合で
も、接触ばね支持片26に熱クリープが生じない。接触
ばねブロック18の熱変形をなくして、リレーの動作特
性の変動を小さく抑える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、接触ばねを用いて接点
切換を行うリレーの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種リレーの構造としては、
図5(a)(b)に示すような接触ばねブロック18′
を用いて接点切換を行うものがある。この接触ばねブロ
ック18′は、薄板状の一対の接触ばね25′を備え、
各接触ばね25′を固定接点部10aに接離させて接点
切換を行うものである。そして、各接触ばね25′は一
対の成形支持片27,28にインサートする形で取付け
られており、また、上記成形支持片27,28は固定部
26と共に樹脂成形品により一体成形されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかるリレーの構造で
は、接触ばね25′に負荷がかかった状態で高温中に放
置しておくと、成形支持片27,28における接触ばね
25′との取付け部27a,28b付近に応力が集中
し、この付近で温度ストレスによる熱クリープを生じ
て、成形支持片27,28に変形をきたすおそれがあ
る。この場合、接触ばね25′のばね負荷が変化し、リ
レーの動作特性が変動するという問題があった。
【0004】本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、接触ばね支持片の
強度を高めることにより、高温に対する接触ばねブロッ
クの熱変形を防いで、動作特性の劣化防止を図ることが
できるようにしたリレーの構造を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、電磁石装置2により駆動される接極子ブロ
ック14に接触ばねブロック18を取付け、上記接触ば
ねブロック18を固定接点部10aに接離させて接点の
切換えを行うリレーの構造において、上記接触ばねブロ
ック18は導電性金属体により構成され、この導電性金
属体は、固定接点部10aに接離自在である一対の接触
ばね25と、各接触ばね25の中間部から突出して接極
子ブロック14の基体15に嵌合される断面コ字状の接
触ばね支持片26とが連成されて成るものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、接触ばね支持片26を接触ば
ね25と一体の導電性金属体Aにより構成し、接触ばね
支持片26の断面形状をコ字状に形成して、その突出部
26aを接極子ブロック14の基体15に嵌合させるよ
うにしたから、従来の合成樹脂製の成形支持片を用いる
場合と異なり、金属製の接触ばね支持片26が大幅に強
化される。これにより、接触ばね支持片26の温度変化
に対する特性変化が極めて低くなり、接触ばね25に負
荷がかかった状態で高温中に放置したり、或いは半田付
け時に高熱が加わる場合であっても、接触ばね支持片2
6に熱クリープが発生しなくなり、接触ばねブロック1
8の熱変形を少なくして、動作特性の変動を小さく抑え
ることができるようになる。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。図2において、リレーのハウジング1は、上面が開
口する箱状のボディ1aと、このボディ1aの被嵌され
るカバー1bとにより構成されている。ボディ1aの中
央部には、継鉄3と電磁石装置2とが収納され、両側部
に接点ブロック4が収納されている。上記継鉄3として
上方に開口する略コ字状のものを2組備え、互いの継鉄
3の側片間に間隔をおいて鉄心5の端部を介装させる形
でボディ1a内に収められるようになっている。電磁石
装置2は、鉄心5と、この鉄心5に同時成形されたコイ
ルボビン6と、このコイルボビン6に巻装されたコイル
7とにより構成されている。ここで、コイルボビン6は
鉄心5の両端部を露呈させる形で鉄心5に同時形成して
あり、このコイルボビン1の両側部に形成された鍔部の
4箇所にはコイル端子8が夫々植設され、各コイル端子
8にコイル7の端部が接続されている。
【0008】上記接点ブロック4は、固定端子10と、
この固定端子10が取り付けられる金属ベース9と、上
記固定端子10の固定接点部となる上端部10a(以
下、この上端部を固定接点部と呼ぶ)をシールドするシ
ールド板11とで構成されている。固定端子10は中央
部に絶縁体12を固着してあり、この絶縁体12の形成
部を金属ベース9の取付孔9a内に装着して金属ベース
9に取り付けられる。また、金属ベース9には複数本の
アース端子13が取り付けられる。シールド板11は、
側方から見て上方に開口するコ字状に形成され、底板部
11aに穿孔された挿通孔11bに金属ベース9の上面
から突設された突条9bを挿入し、この突条9bの先端
をかしめて金属ベース9に固定されている。
【0009】また、上記電磁石装置2の上部には接極子
ブロック14が取り付けられる。この接極子ブロック1
4は、一対の接極子16を鉄心5と継鉄3との間に介装
し、且つ、接触ばね25を接点ブロック4のシールド板
11内に介装する形で電磁石装置2上に取り付けられる
ものであって、絶縁材料から成る基体15と、この基体
15の両端部に夫々取り付けられる一対の接極子16
と、一対の接極子16間に介装される永久磁石17と、
基体15の両側部に取り付けられる接触ばねブロック1
8と、接極子ブロック14を電磁石装置2上に水平方向
で平行移動自在に保持すると共に接極子ブロック14に
復帰力を付与する平衡ばね19とで構成されている。こ
の平衡ばね19は、ボディ1aの長手方向の一側壁に形
成された挿着溝23内に差し込まれる絶縁材製の支持部
材24に対して取り付けられ、基体15の両側に位置す
る側片部19aと、夫々の側片部19aの先端部間を架
橋する架橋部19bとからなり、側片部19aの基部を
支持部材24にかしめ固定して取り付けられている。架
橋部19bには基体15の凸リブ21を溶着して基体1
5を平衡ばね19に取り付けるための挿通孔19cを形
成してある。一方、接極子ブロック14の基体15に
は、両端部に接極子16及び永久磁石17を収める収納
穴20が形成され、略T字状に形成された接極子16は
下端を基体15の下方に垂下する形で取り付けられる。
また、基体15の両端に取り付けられる永久磁石17は
夫々着磁方向を異ならせてあり、これにより基体15の
両端に夫々取り付けられる一対の接極子16の極性が逆
になるようにしてある。この基体15の中央部には2つ
の円柱状の凸リブ21が形成され、これら凸リブ21を
用いて平衡ばね19に基体15が取り付けられる。上記
基体15の中央部は幅広に形成され、この幅広部分の四
隅に接触ばねブロック18を取り付けるための嵌合孔2
2が夫々形成されている。
【0010】上記接触ばねブロック18は、図3(a)
(b)に示すように、インピーダンスマッチング(75
Ωあるいは50Ω)を図る構造とする切欠きを有する薄
板状の一対の接触ばね25と、各接触ばね25の中間部
に夫々連設される断面コ字状の接触ばね支持片26とを
備えた導電性金属体Aにより構成されている。上記接触
ばね支持片26の突出部26aは、図4(a)(b)に
示すように、上記基体15の四隅に設けた上記嵌合孔2
2に個別に嵌合させてある。この金属製の接触ばね支持
片26は、上記四角断面の嵌合孔22よりも若干拡開し
たコ字状に形成されており、接触ばね支持片26の突出
部26aを上記嵌合孔22に弾性的に押し込んで、接着
剤で接着することにより、接触ばね支持片26を基体1
5に強固に取り付けることができる。そして、上記各接
触ばね支持片26が基体15の嵌合孔22に取付けられ
た状態で、上記一対の接触ばね25の間に図2に示す接
点ブロック4の中央の固定接点部10aが位置すると共
に、両側の固定接点部10aが夫々の接触ばね25の一
側部に位置するようになっている。
【0011】ここで、図1に示すように、接触ばね支持
片26を接触ばね25と一体の導電性金属体Aにより構
成すると共に、上記接触ばね支持片26の断面形状をコ
字状に形成するようにしたから、従来の合成樹脂製の成
形支持片を用いる場合と異なり、接触ばね支持片26自
体が大幅に強化される。これにより、接触ばね支持片2
6の温度変化に対する特性変化が極めて低くなり、接触
ばね25に負荷がかかった状態で高温中に放置したり、
或いは半田付け時に高熱が加わる場合であっても、接触
ばね支持片26に熱クリープが発生しなくなり、接触ば
ねブロック18の熱変形を少なくして、動作特性の変動
を小さく抑えることができるようになる。さらに、本実
施例では、接触ばね支持片26の断面形状を基体15の
嵌合孔22よりも拡開させたコ字状に形成したから、接
触ばね支持片26のバネ力と、接着剤による接触ばね支
持片26と嵌合孔22との接着力とによって、嵌合孔2
2に対する接触ばね支持片26の取付け強度をより高め
ることができるという利点がある。
【0012】次に、上記リレーの動作状態を述べる。先
ず、図2に示すコイル7に通電を行うと、鉄心5の両端
が異極に磁化され、接極子16で鉄心5の両端の磁極と
異極となった方が吸引される。ここで、基体15の両端
の一対の接極子16は磁化される極性を逆にしてあるの
で、両端の一対の接極子16の内でリレーの幅方向にお
いて同じ側のものが鉄心5に吸着される。このため、基
体15は幅方向において平行移動する。なお、鉄心5に
接極子16が吸着されると、コイル7への通電を停止し
ても、永久磁石17の起磁力で鉄心5と上記接極子16
の吸着状態は保たれ、これにより接極子ブロック14の
可動状態も保たれる。このようにして接極子ブロック1
4が移動すると、夫々の接触ばねブロック18の中央の
固定接点部10aと両側のいずれかの固定接点部10a
との間が短絡される。また、この状態で、コイル7への
通電方向を逆にすると、鉄心5の両端が上述の場合と逆
の極性で磁化され、接極子ブロック14がリレーの幅方
向における反対側に平行移動し、これにより中央の固定
接点部10aと他方の固定接点部10aとが短絡される
接点切換が行われる。なお、上述のようにコイル7への
通電方向を逆にする代わりに、2組のコイル7を巻き方
向を逆にしてコイルボビン6に巻装しておき、いずれか
のコイル7に通電を行うようにしてもよい。
【0013】
【発明の効果】本発明は上述のように、接触ばねブロッ
クが導電性金属体により構成され、この導電性金属体
は、固定接点部に接離自在である一対の接触ばねと、各
接触ばねの中間部から突出して接極子ブロックの基体に
嵌合される断面コ字状の接触ばね支持片とが連成されて
成るものであるから、従来の合成樹脂製の成形支持片を
用いる場合と異なり、接触ばね支持片を強化でき、接触
ばねに負荷がかかった状態で高温中への放置や半田付け
の際の加熱等によっても、接触ばねブロックの熱変形が
少なくなり、その結果、リレーの安定した動作特性を確
保できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に用いられる接触ばねブロッ
クの斜視図である。
【図2】同上の接触ばねブロックを備えるリレーの分解
斜視図である。
【図3】(a)は同上の接触ばねの正面図、(b)は平
面図である。
【図4】(a)は同上の接触ばねの接触ばね支持片の平
面断面図、(b)は同上の接触ばね支持片を基体の嵌合
孔に嵌合させた状態を示す平面図である。
【図5】(a)は従来例の接触ばねブロックの正面図、
(b)は平面図である。
【符号の説明】
2 電磁石装置 10a 固定接点部 14 接極子ブロック 15 基体 18 接触ばねブロック 25 接触ばね 26 接触ばね支持片 26a 突出部 A 導電金属体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁石装置により駆動される接極子ブロ
    ックに接触ばねブロックを取付け、上記接触ばねブロッ
    クを固定接点部に接離させて接点の切換えを行うリレー
    の構造において、上記接触ばねブロックは導電性金属体
    により構成され、この導電性金属体は、固定接点部に接
    離自在である一対の接触ばねと、各接触ばねの中間部か
    ら突出して接極子ブロックの基体に嵌合される断面コ字
    状の接触ばね支持片とが連成されて成ることを特徴とす
    るリレーの構造。
JP22664692A 1992-08-26 1992-08-26 リレーの構造 Withdrawn JPH0676720A (ja)

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JP22664692A JPH0676720A (ja) 1992-08-26 1992-08-26 リレーの構造

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19991102