JPH05174689A - 有極リレー - Google Patents

有極リレー

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JPH05174689A
JPH05174689A JP34048591A JP34048591A JPH05174689A JP H05174689 A JPH05174689 A JP H05174689A JP 34048591 A JP34048591 A JP 34048591A JP 34048591 A JP34048591 A JP 34048591A JP H05174689 A JPH05174689 A JP H05174689A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
armature
polarized relay
iron core
permanent magnet
hinge spring
Prior art date
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Pending
Application number
JP34048591A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Nobutoki
和弘 信時
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP34048591A priority Critical patent/JPH05174689A/ja
Publication of JPH05174689A publication Critical patent/JPH05174689A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H51/00Electromagnetic relays
    • H01H51/22Polarised relays
    • H01H51/2272Polarised relays comprising rockable armature, rocking movement around central axis parallel to the main plane of the armature
    • H01H51/2281Contacts rigidly combined with armature
    • H01H51/229Blade-spring contacts alongside armature

Landscapes

  • Electromagnets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】双安定動作型の有極リレーから比較的に容易に
単安定動作型の有極リレーを構成可能とする。 【構成】鉄心1の磁極片間に永久磁石4を介在させ、永
久磁石4上に接極子5を揺動自在に載置し、接極子5に
一体に接点ばね6を取り付けてある。接点ばね6に共通
接点端子72 に固着されるヒンジばね片6aを設ける。
このヒンジばね片6aで接極子5に加わるばね負荷特性
を揺動支点の両側でアンバランスとする。コイル3への
通電が停止された場合に、ヒンジばね片6aのばね力で
接極子5を一定状態に復帰回動させるいわゆる単安定動
作を行わせる。この場合に、ヒンジばね片6aの形状を
変更するだけで、他部材の何等の変更を行うことなく、
双安定動作型の有極リレーから単安定動作型の有極リレ
ーを構成可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、接極子が揺動自在に取
り付けられるいわゆるバランスアマチュア方式の有極リ
レーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の有極リレーとしては、例えば、
略コ字型に形成された鉄心にコイルを巻装したコイルブ
ロックと、鉄心の両側片間に介装される永久磁石と、こ
の永久磁石上に揺動自在に配置され両端部が夫々鉄心の
両側片に対向した接極子とを備え、接極子が揺動するこ
とで接点を開閉するいわゆるバランスアマチュア方式の
ものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のこの
種の有極リレーでは、コイルに正逆方向で通電を行う
と、接極子が鉄心のいずれかの磁極面に吸着され、コイ
ルへの通電を停止してもその吸着状態を保持するいわゆ
る双安定動作を行うものが一般的であった。この双安定
動作する有極リレーを用いてコイルへの通電を停止した
とき、接極子が鉄心の特定の磁極面に吸着するように復
帰する単安定動作させるために、従来より種々の方法が
提案されているが、いずれの場合にも大幅な構造の変
更、あるいは面倒な構造の変更を必要とするという問題
があった。
【0004】本発明は上述の点に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、双安定動作型の有極リ
レーから比較的に容易に単安定動作型の有極リレーを構
成することができるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、鉄心と、この鉄心に巻装されるコイル
と、上記鉄心の磁極片間に介装される永久磁石と、この
永久磁石上に揺動自在に載置される接極子と、上記接極
子に一体に取り付けられ固定接点に接離する可動接点が
固着された接点ばねとを備え、共通接点端子に固着され
接極子に加わるばね負荷特性が揺動支点の両側でアンバ
ランスなヒンジばね片を上記接点ばねに形成してある。
【0006】
【作用】本発明は、上述のように接極子に加わるばね負
荷特性が揺動支点の両側でアンバランスなヒンジばね片
を接点ばねに形成することにより、コイルへの通電が停
止された場合に、ヒンジばね片のばね力で永久磁石によ
る接極子と鉄心の磁極面との間の吸着力に抗して接極子
を一定状態に復帰回動させるいわゆる単安定動作を可能
とし、接点ばねのヒンジばね片のばね負荷特性を揺動支
点の両側でアンバランスとするだけであるから、例えば
ヒンジばね片の形状を変更するだけで、他部材の何等の
変更を行うことなく、比較的に容易に双安定動作型の有
極リレーから単安定動作型の有極リレーを構成すること
ができる。
【0007】
【実施例】図1乃至図4に本発明の一実施例を示す。本
実施例の有極リレーは、図4に示すように、鉄心1が略
コ字状に形成され、この鉄心1は両側片を上向きにして
配置される。この鉄心1には合成樹脂製のコイルボビン
2が一体成形される。つまり、鉄心1がコイルボビン2
にインサート成形される。ここで、鉄心1の磁極となる
両側片の先端部はコイルボビン2から露呈させてある。
このコイルボビン2の胴部にはコイル3が巻装される。
そして、上記鉄心1のコイルボビン2から露呈する両側
片の間には直方体状の永久磁石4が取り付けられる。こ
の永久磁石4は中央部と両端部とが異極に着磁されてい
る。
【0008】上記各部材の製造工程を説明すると、まず
鉄心1をインサートする形でコイルボビン2を製造し、
このコイルボビン2にコイル3を巻装し、次に永久磁石
4を取り付けてる。なお、以下の説明では上記鉄心1、
コイルボビン2、コイル3及び永久磁石4からなる部材
を電磁石ブロックと呼ぶ。上記電磁石ブロックは、端子
7と共に合成樹脂でモールドして図3に示すボディブロ
ック11として一体成形される。上記端子7は、基端に
固定接点9が形成された固定接点端子71 と、基端に後
述する接点ばね6のヒンジばね片6aが固着される固着
片7aが形成された共通接点端子72 と、コイル3に通
電を行うコイル端子73 とからなり、電磁石ブロックの
両側に、2本の固定接点端子71 ,1本の共通接点端子
2 及び2本のコイル端子73 が夫々植設される。な
お、共通接点端子72 の基部の上面はボディブロック1
1の上面から露呈させるようにしてモールドされる。そ
して、形成後に夫々の端子7の成形部から露呈する部分
を下方に折り曲げる。
【0009】このように、鉄心1、永久磁石4及び固定
接点9をボディブロック11として一体に形成すると、
後述する接極子ブロック12が揺動自在に載置される揺
動面、鉄心1の両側片の上面である磁極面、及び固定接
点9の位置精度を高くすることができる。つまり、従来
のように各部材を個別に組み付けて形成する場合には、
夫々の部材の組付状態のばらつきで、上記揺動面、磁極
面及び固定接点9の位置にばらつきを生じるが、本実施
例のようにボディブロック11として一体成形すれば、
揺動面、磁極面及び固定接点9の位置精度を容易に高く
することができる。従って、製品の品質が安定する。
【0010】上記ボディブロック11の永久磁石4上に
は接極子5が配設される。接極子5は平板状に形成さ
れ、下面の中央に図4に示すように揺動支点となる突条
5aを形成し、永久磁石4上に揺動自在に載置される。
この接極子5には一体に接点ばね6が取り付けられる。
本実施例の場合には2回路タイプの有極リレーであるの
で、2本の接点ばね6が接極子5の両側に設けられる。
この接点ばね6の両端には夫々可動接点8が固着され、
中央部の一側部からヒンジばね片6aを突設してある。
このヒンジばね片6aは上記共通接点端子72 の固着片
7aに固着され、これにより接点ばね6が共通接点端子
2 に電気的に接続される。なお、このヒンジばね片6
aは、接極子5が鉄心1の側片の一方に吸引されたとき
に生じるねじれにより、接極子5に復帰力を付与する働
きもある。また、本実施例では上記接極子5と接点ばね
6とを合成樹脂でモールドして接極子ブロック12とし
て一体成形してある。
【0011】ところで、本実施例の有極リレーでは、図
1に示すように、上記ヒンジばね片6aの基端部を接極
子ブロック12のセンター位置からずらせたところから
延出し(図1の場合にはセンターからLだけヒンジばね
片6aの延出位置をずらせた場合を示す)、ヒンジばね
片6aの先端を接極子ブロック12のセンター位置で共
通接点端子72 の固着片7aに固着してある。
【0012】このようにすると、図2(b)に示すよう
に、上記ヒンジばね片6aのばね負荷が接極子ブロック
12のセンターを境にアンバランスとなり、ヒンジばね
片6aのばね力が永久磁石4による接極子5を鉄心1の
磁極面に吸着させる起磁力よりも大きくすれば、永久磁
石4による接極子5と鉄心1の磁極面との間の吸着力に
抗して接極子5を一定状態に復帰回動させることができ
る。従って、有極リレーが単安定動作する。
【0013】上述のようにボディブロック11の永久磁
石4上に接極子ブロック12を載置して取り付けた状態
で、図3に示すカバー12を被嵌する。このカバー12
は下面が開口する箱状であり、上面の1コーナ部に内部
を封止するための封止部13aを形成してある。上記実
施例の有極リレーの動作について簡単に説明する。この
有極リレーでは、コイル3への通電が停止されている定
常時には、永久磁石4の起磁力でヒンジばね片6aの延
出位置をずらせた側と反対側の接極子5の端部が鉄心1
の磁極面に吸着された状態になっている。
【0014】いま、接極子5が吸着されていない側の端
部が鉄心1の磁極面に吸着されるようにコイル3に通電
を行うと、接極子5の上記端部が鉄心1に吸引され、接
極子ブロック12が揺動して、接極子5が鉄心1の側片
に吸着される。この際、接点ばね6の一端側の可動接点
8が固定接点9に接触する。この状態はコイル3に通電
を行っている間保持される。
【0015】そして、コイル3への通電を停止すると、
上述したヒンジばね片6aのばね力で、永久磁石4によ
る接極子5と鉄心1の磁極面との間の吸着力に抗して接
極子5を一定状態に復帰回動させる。本実施例によれ
ば、ヒンジばね片6aの延出位置を接極子ブロック12
のセンターから変位させるだけで、単安定動作する有極
リレーとすることができるので、接点ばね6を双安定動
作型の有極リレーと変えるだけで容易に単安定動作型の
有極リレーを製造することができる。なお、双安定動作
型とする場合には、上記ヒンジばね片6aの延出位置を
接極子ブロック12のセンターとすればよい。
【0016】
【発明の効果】本発明は上述のように、共通接点端子に
固着され接極子に加わるばね負荷特性が揺動支点の両側
でアンバランスなヒンジばね片を接点ばねに形成してあ
るので、コイルへの通電が停止された場合に、ヒンジば
ね片のばね力で永久磁石による接極子と鉄心の磁極面と
の間の吸着力に抗して接極子を一定状態に復帰回動させ
るいわゆる単安定動作させることが可能となり、このよ
うに単安定型とすることを、接点ばねのヒンジばね片の
ばね負荷特性を揺動支点の両側でアンバランスとするだ
けで行えるので、例えばヒンジばね片の形状を変更する
だけで、他部材の何等の変更を行うことなく、比較的に
容易に双安定動作型の有極リレーから単安定動作型の有
極リレーを構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部構造を示す部分平面図
である。
【図2】(a),(b)は同上の動作説明図、及びばね
負荷特性を示す説明図である。
【図3】同上の有極リレーの分解斜視図である。
【図4】(a)〜(d)は同上の横断面図、縦断面図、
同図(a)中のA−B線断面図、同図(a)中のC−D
線断面図である。
【符号の説明】
1 鉄心 3 コイル 4 永久磁石 5 接極子 6 接点ばね 6a ヒンジばね片 72 共通接点端子 8 可動接点 9 固定接点

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄心と、この鉄心に巻装されるコイル
    と、上記鉄心の磁極片間に介装される永久磁石と、この
    永久磁石上に揺動自在に載置される接極子と、上記接極
    子に一体に取り付けられ固定接点に接離する可動接点が
    固着された接点ばねとを備え、共通接点端子に固着され
    接極子に加わるばね負荷特性が揺動支点の両側でアンバ
    ランスなヒンジばね片を上記接点ばねに形成して成るこ
    とを特徴とする有極リレー。
JP34048591A 1991-12-24 1991-12-24 有極リレー Pending JPH05174689A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0670584A1 (en) * 1994-03-04 1995-09-06 Omron Corporation An electromagnetic device
US6078232A (en) * 1998-10-16 2000-06-20 Nec Corporation Electromagnetic relay
CN108281327A (zh) * 2018-02-08 2018-07-13 浙江格蕾特电器股份有限公司 多组双向控制继电器及其组装方法

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20001031