JPH0676353B2 - ビス(p−アミノクミル)ベンゼン類の製造方法 - Google Patents

ビス(p−アミノクミル)ベンゼン類の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明はビス(p−アミノクミル)ベンゼン類の製造方
法に関し、さらに詳しくは、ジイソプロぺニルベンゼン
類とアニリン類とから高収率でビス(p−アミノクミ
ル)ベンゼン類を製造するための方法に関する。
発明の技術的背景ならびにその問題点 ビス(p−アミノクミル)ベンゼン類は、ポリアミド、
ポリイミド、ポリアミドイミド、エポキシなどの合成樹
脂原料、樹脂添加剤、染料などとして有用な化合物であ
る。
このビス(p−アミノクミル)ベンゼン類を合成するた
めの方法に関しては、たとえば米国特許第3,365,347号
明細書に、原料としてのジイソプロぺニルベンゼン類に
代表されるオレフィン置換基を有する芳香族化合物と、
アニリンに代表される芳香族アミンとを、活性白土を触
媒として用いて反応させる方法が開示されている。しか
しながら該文献には、前記ジイソプロぺニルベンゼン類
がm体である場合の実施例の記述はなく、収率は不明で
ある。
また***特許第2,111,193号明細書にも活性白土触媒を
用いた上記と同様なビス(p−アミノクミル)ベンゼン
類の製造方法が開示されているが、原料であるジイソプ
ロぺニルベンゼン類がm体である場合には、目的化合物
であるビス(p−アミノクミル)ベンゼン類を高収率で
得ることはできないという問題点があった。
本発明者らは上記のような従来技術に伴なう問題点を解
決すべく鋭意研究したところ、ジイソプロぺニルベンゼ
ン類とアニリン類とからビス(p−アミノクミル)ベン
ゼン類を製造するに際して、触媒として、特定の合成ゼ
オライトあるいは特定の金属イオン交換モンモリロナイ
トを用いれば、目的化合物であるビス(p−アミノクミ
ル)ベンゼン類が高収率でかつ高選択率で得られる。そ
してこの場合、触媒として特定の合成ゼオライトを用い
たときには、ジイソプロぺニルベンゼン類がm体である
方がp体であるよりも高収率および高選択率で目的化合
物であるビス(p−アミノクミル)ベンゼン類が得られ
ることを見出し本発明を完成するに到った。
発明の目的 本発明は、上記のように従来技術に伴なう問題点を解決
しようとするものであって、特にm体のジイソプロぺニ
ルベンゼン類とアニリン類とからビス(p−アミノクミ
ル)ベンゼン類を高収率および高選択率で得ることがで
きるようなビス(p−アミノクミル)ベンゼン類の製造
方法を提供することを目的としている。
発明の概要 本発明に係るビス(p−アミノクミル)ベンゼン類の製
造方法は、ジイソプロぺニルベンゼン類とアニリン類と
を、ゼオライト−X、ゼオライト−Yから選ばれる合成
ゼオライト触媒またはアルミニウムイオンでイオン交換
されたモンモリロナイト触媒の存在下に反応させること
を特徴としている。
本発明では、ジイソプロぺニルベンゼン類とアニリン類
とを反応させるに際して上記の合成ゼオライト触媒ある
いは金属イオン交換モンモリロナイト触媒を用いている
ため、目的生成物であるビス(p−アミノクミル)ベン
ゼン類が従来法で用いられてきた活性白土を触媒とする
プロセスと比較して、飛躍的な高収率および高選択率で
得られる。
発明の具体的説明 以下本発明に係るビス(p−アミノクミル)ベンゼン類
の製造方法について具体的に説明する。
本発明に係るビス(p−アミノクミル)ベンゼン類の合
成反応を、ジイソプロぺニルベンゼン類としてm体を用
い、アニリン類としてアニリンを用いた場合には、下記
式のように進行する。
また、ジイソプロぺニルベンゼン類としてP体を用い、
アニリン類としてアニリンを用いた場合には、下記式の
ように進行する。
ジイソプロぺニルベンゼン類 本発明で出発原料として用いられるジイソプロぺニルベ
ンゼン類は下記一般式[II]で示される。
[式中、Yはハロゲン、アミノ、置換アミノ、まはた低
級アルキル基であり、mは0〜4の整数である。] 上記のジイソプロぺニルベンゼン類において、ベンゼン
核に置換する2つの は、メタ位またはパラ位に位置するものが用いられる。
このようなジイソプロぺニルベンゼン類としては、具体
的には、m−イソプロぺニルベンゼン、p−イソプロぺ
ニルベンゼン、2,5−ジイソプロぺニルトルエン、3,5−
ジイソプロぺニルトルエン、3,5−ジイソプロぺニルク
ロルベンゼンなどが用いられる。
アニリン類 本発明で出発原料として用いられるアニリン類は、下記
一般式[II]で示される。
[式中、R1、R2は同一であっても異なっていてもよく、
水素または炭素数1〜3のアルキル基であり、Xはハロ
ゲンまたは炭素数1〜3のアルキル基であり、nは0〜
4の整数である。] このようなアニリン類としては、具体的には、アニリ
ン、N−メチルアニリン、N,N−ジメチルアニリン、N
−エチルアニリン、2−メチルアニリン、2,6−キシリ
ジン(2,6−ジメチルアニリン)、3−イソプロピルア
ニリンなどが用いられる。
合成ゼオライト触媒ならびに金属イオン交換モンモリロ
ナイト触媒 本発明では、上記のようなジイソプロぺニルベンゼン類
とアニリン類とを反応させるに際して、合成ゼオライト
あるいは金属イオン交換モンモリロナイトを触媒として
用いる。
合成ゼオライトは、アルカリ金属またはアルカリ土類金
属の含水アルミノケイ酸塩であって、一般式Mn+ x/y[(Al
O2)×(SiO2)y]・mH2Oで表わされる化合物であって、この
うち本発明では、ゼオライト−X、ゼオライト−Yが用
いられる。
また本発明ではこれらのゼオライトのMn+イオンをプロ
トン、アルカリ土類金属イオン、遷移金属イオン、希土
類金属イオンで交換した合成ゼオライトを用いることが
好ましい。合成ゼオライトは、使用前に空気中で300〜6
00℃の温度で焼成して用いられることが好ましい。
本発明ではまた、触媒として金属イオンでイオン交換さ
れたモンモリロナイトを使用することができる。該金属
イオンとしては、アルミニウムイオンを例示できる。
本発明では、合成ゼオライトおよび、モンモリロナイト
のイオン交換は公知の方法によって行なうことができ
る。
ジイソプロぺニルベンゼン類とアニリン類とを反応させ
るに際して、ゼオライト−X、ゼオライト−Yから選ば
れる合成ゼオライト触媒またはアルミニウムイオンでイ
オン交換されたモンモリロナイトを触媒として用いる
と、目的化合物であるビス(p−アミノクミル)ベンゼ
ン類が高収率および高選択率で得られる。特に、m−ジ
イソプロぺニルベンゼンを出発原料として用いた場合に
は、上記の合成ゼオライト触媒を用いると、飛躍的に目
的化合物である1,3−ビス(p−アミノクミル)ベンゼ
ン類の収率が高まる。
たとえばm−ジイソプロぺニルベンゼンとアニリンとを
反応させて1,3−ビス(p−アミノクミル)ベンゼン類
を製造するに際して、カルシウム交換Y型合成ゼオライ
ト触媒を用いると、1,3−ビス(p−アミノクミル)ベ
ンゼン類の収率は74%にも達する。これに対して、触媒
として、合成ゼオライトと同様に固体酸触媒に分類され
前記米国特許第3,365,347号明細書にも教示されている
活性白土を用いると、1,3−ビス(p−アミノクミル)
ベンゼン類の収率は40%にしか達しない。
次の例として、p−ジイソプロぺニルベンゼンとアニリ
ンとを反応させて1,4−ビス(p−アミノクミル)ベン
ゼン類を製造するに際して、アルミニウム交換モンモリ
ロナイト触媒を用いると、1,4−ビス(p−アミノクミ
ル)ベンゼン類の収率は91%にも達する。これに対し
て、触媒として、アルミニウム交換モンモリロナイト触
媒と同様に分類され、前記米国特許第3,365,347号明細
書にも教示されている活性白土を用いると、1,4−ビス
(p−アミノクミル)ベンゼン類の収率は約80%にしか
達しない。
これらのことは、本発明に係る反応において、上記のよ
うな特定の合成ゼオライト触媒、ならびに上記のような
特定の金属イオン交換モンモリロナイト触媒が特異な触
媒として機能していることを窺わせている。
反応条件 本発明に係る合成ゼオライト触媒、あるいは金属イオン
交換モンモリロナイト触媒を用いたジイソプロぺニルベ
ンゼン類とアニリン類との反応は、常圧下で行なうこと
もできるし、また加圧下で行なうこともできる。常圧下
で反応を行なう場合には、出発原料の沸点以下の温度で
ある195℃程度以下の温度で反応を行うことが好まし
い。また加圧下で反応を行う場合には、195℃以上の温
度で反応を行うことができる。
本発明では、加圧下で反応温度を例えば220〜260℃と高
くして反応を行なうと、目的物のビス(p−アミノクミ
ル)ベンゼン類の収率が高くなるので好ましい。
本発明に係るジイソプロぺニルベンゼン類とアニリン類
との反応は、アニリン類が大過剰の状態で行うことが好
ましく、通常前者1モルに対して後者を3モル以上、よ
り好ましくは5〜20モルの量で用いる。また反応に際し
て適当な溶媒を用いることもでき、このような溶媒とし
ては、各種炭化水素類、デカン、ドデカン、クメン、ベ
ンゼン、トルエン、クロルベンゼンなどが用いられる。
反応は回分式であるいは連続式で行なうことができる。
回分式で反応を行なう場合には、合成ゼオライト触媒は
ジイソプロぺニルベンゼン類100重量部あたり3〜20重
量部の量で用いられることが好ましい。また連続式反応
においては、滞留時間が10〜180分程度となるように反
応を行うことが好ましい。
反応終了後に得られる反応混合物から、目的化合物であ
るビス(p−アミノクミル)ベンゼン類を分離精製する
には、通常の分離精製手段が用いられるが、その一例と
しては次のようにすればよい。まず反応混合物から上記
の合成ゼオライト触媒、あるいは金属イオン交換モンモ
リロナイト触媒を濾過するなどして除去し、得られた濾
液を濃縮するかあるいはそのままで冷却すれば目的化合
物の粗結晶が析出する。この粗結晶を適当な溶媒から再
結晶させれば、精製された目的化合物の結晶が得られ
る。
なお、本発明では使用後の合成ゼオライト触媒を、アセ
トン、メタノール、エタノールなどを用いて加温下で洗
浄することにより再使用することが可能である。
以上のようにしてビス(p−アミノクミル)ベンゼン類
が得られるが、このビス(p−アミノクミル)ベンゼン
類としては、具体的には1,3−ビス(p−アミノクミ
ル)ベンゼン、1,4−ビス(p−アミノクミル)ベンゼ
ン、1,3−ビス(p−N−メチル−アミノクミル)ベン
ゼン、1,4−ビス(p−N,N′−ジメチル−アミノクミ
ル)ベンゼンなどが示される。
発明の効果 本発明では、ジイソプロぺニルベンゼン類とアニリン類
とを反応させるに際してゼオライト−X、ゼオライト−
Yから選ばれる合成ゼオライト触媒またはアルミニウム
イオンでイオン交換されたモンモリロナイト触媒を用い
ているため、目的生成物であるビス(p−アミノクミ
ル)ベンゼン類が従来法で用いられてきた活性白土を触
媒とするプロセスと比較して、高収率および高選択率で
得られる。
以下本発明を実施例により説明するが、本発明はこれら
の実施例には限定されない。
実施例1 まずY型合成ゼオライトからCa交換Y型ゼオライトを次
のようにして調製した。
Y型ゼオライト40g(東洋曹達社製)、硝酸カルシウム
(4水和物)150gおよび水1350gを、コンデンサー、攪
拌機付きの2lのセパラブルフラスコに仕込み、100℃で
6時間反応を行なった。その後固型分を遠心分離により
濾別した。このようにして濾別した固型分を前述の2lの
フラスコに入れ、硝酸カルシウム150gおよび水1350gを
加え、再度100℃で6時間反応させた後濾別を繰返し
た。さらにもう一度この操作を繰返した。次に遠心分離
により濾別した固型分を1500mlの水により室温で3回繰
返して水洗した。水洗後、この固形分を80℃で3時間乾
燥させ、次いで500℃で8時間焼成して、Ca-Y型ゼオラ
イトを得た。
このようにして調製されたCa-Y型ゼオライトの組成は、
Ca5.96重量%、Na1.18重量%でCa交換率は83.4重量%で
あった。
次に上記のようにして得られたCa-Y型ゼオライトを触媒
として用いて、以下のようにして1,3−ビス(p−アミ
ノクミル)ベンゼンを製造した。
アニリン93g(1mol)、m−ジイソプロぺニルベンゼン1
5.8g(0.1mol)および触媒としてのCa-Y型ゼオライト1.
58g(m−ジイソプロぺニルベンゼンに対して10重量
%)を、200mlの攪拌機、コンデンサー付きの丸底フラ
スコに仕込み、194℃で2時間反応を行なった。得られ
た反応液から触媒を濾過した後、反応液をガスクロ分析
にかけたところ、1,3−ビス(p−アミノクミル)ベン
ゼンの収率は、74モル%であった。
これらの結果を比較のため表1に示す。
実施例2 実施例1と同様の手法により、プロトン交換Y型ゼオラ
イト(プロトン交換率93%)を調製した。
次に得られたH−Y型ゼオライト触媒を用いて実施例1
と同様にして1,3−ビス(p−アミノクミル)ベンゼン
の製造を行なった。1,3−ビス(p−アミノクミル)ベ
ンゼンの収率は67%であった。
実施例3 実施例1と同様の手法により、Ca交換Xゼオライト(Ca
交換率85%)を調製した。
次に得られたCa-X型ゼオライト触媒を用いて、実施例1
と同様にして、1,3−ビス(p−アミノクミル)ベンゼ
ンの製造を行なった。1,3−ビス(p−アミノクミル)
ベンゼンの収率は65%であった。
実施例4 実施例1と同様の手法により、Al交換モンモリロナイト
(Al交換率88%)を調製した。
次に得られたAl交換モンモリロナイト触媒を用いて、実
施例1において、m−ジイソプロぺニルベンゼン量を2
2.1g(0.14mol)とした以外は、実施例1と同様にして
1,3−ビス(p−アミノクミル)ベンゼンの製造を行な
った。1,3−ビス(p−アミノクミル)ベンゼンの収率
は65%であった。
実施例5 実施例4において、ジイソプロぺニルベンゼン類として
p−ジイソプロぺニルベンゼンを用いた以外は、実施例
4と同様にして1,4−ビス(p−アミノクミル)ベンゼ
ンの製造を行なった。1,4−ビス(p−アミノクミル)
ベンゼンの収率は91%であった。
実施例6 実施例4において、アニリン類としてN−メチルアニリ
ンを用いた以外は、実施例4と同様にして、1,4−ビス
(p−N−メチルアミノクミル)ベンゼンの製造を行な
った。目的物の収率は85%であった。
比較例1 実施例5において、触媒として活性白土を用いた以外
は、実施例5と同様にして、1,4−ビス(p−アミノク
ミル)ベンゼンの製造を行なった。1,4−ビス(p−ア
ミノクミル)ベンゼンの収率は80%であった。
比較例2 実施例6において、触媒として活性白土を用いた以外は
実施例6と同様にして、1,4−ビス(p−N−メチルア
ミノクミル)ベンゼンの製造を行なった。目的物の収率
は55%であった。
比較例3 実施例4において、触媒として活性白土を3.16g、反応
時間を3時間にした以外は、実施例4と同様にして、1,
4−ビス(p−アミノクミル)ベンゼンの製造を行なっ
た。1,4−ビス(p−アミノクミル)ベンゼンの収率は4
0%であった。
3−ビス(p−アミノクミル)ベンゼンの収率は40%で
あった。
以上の結果を表1に示す。
表1より、ジイソプロぺニルベンゼン類をアニリン類と
を反応させてビス(p−アミノクミル)ベンゼンを製造
するに際して、上記の合成ゼオライト触媒、あるいは金
属イオン交換モンモリロナイト触媒を用いると、ビス
(p−アミノクミル)ベンゼンの収率が、活性白土を触
媒として用いる場合と比較して向上することがわかる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ジイソプロぺニルベンゼン類とアニリン類
    とを、ゼオライト−X、ゼオライト−Yから選ばれる合
    成ゼオライト触媒またはアルミニウムイオンでイオン交
    換されたモンモリロナイト触媒の存在下に反応させるこ
    とを特徴とする、ビス(p−アミノクミル)ベンゼン類
    の製造方法。
  2. 【請求項2】ジイソプロぺニルベンゼン類が、m−ジイ
    ソプロぺニルベンゼン、p−ジイソプロぺニルベンゼン
    である特許請求の範囲第1項に記載の方法。
  3. 【請求項3】アニリン類が、アニリン、N−メチルアニ
    リン、N,N′−ジメチルアニリンである特許請求の範囲
    第1項に記載の方法。
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