JPH0676352B2 - ビス(p−アミノクミル)ベンゼン類の製造方法 - Google Patents

ビス(p−アミノクミル)ベンゼン類の製造方法

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JPH0676352B2
JPH0676352B2 JP60295191A JP29519185A JPH0676352B2 JP H0676352 B2 JPH0676352 B2 JP H0676352B2 JP 60295191 A JP60295191 A JP 60295191A JP 29519185 A JP29519185 A JP 29519185A JP H0676352 B2 JPH0676352 B2 JP H0676352B2
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洋三 重城
初 大吉
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  • Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明はビス(p−アミノクミル)ベンゼン類の製造方
法に関し、さらに詳しくは、ジイソプロピルベンゼンジ
カルビノール類とアニリン類とから高収率でビス(p−
アミノクミル)ベンゼン類を製造するための方法に関す
る。
発明の技術的背景ならびにその問題点 ビス(p−アミノクミル)ベンゼン類は、ポリアミド、
ポリイミド、ポリアミドイミド、エポキシなどの合成樹
脂原料、樹脂添加剤、染料などとして有用な化合物であ
る。
このビス(p−アミノクミル)ベンゼン類を合成するた
めの方法に関しては、たとえば米国特許第3,267,145号
明細書に、原料としてのジイソプロピルベンゼンジカル
ビノール類(α,α′−ジヒドロキシジイソプロピルベ
ンゼン類)とアニリンとを、活性白土触媒として用いて
反応させる方法が開示されている。しかしながらこの方
法では、目的化合物であるビス(p−アミノクミル)ベ
ンゼン類を高収率で得ることはできず、特に前記ジカル
ビノール類がm体である場合にはその収率が極端に低下
してしまうという問題点があった。
また***特許第2,111,193号明細書にも活性白土触媒を
用いた上記と同様なビス(p−アミノクミル)ベンゼン
類の製造方法が開示されているが、原料であるジイソプ
ロピルベンゼンジカルビノール類がm体である場合に
は、目的化合物であるビス(p−アミノクミル)ベンゼ
ン類を高収率で得ることはできないという問題点があっ
た。
本発明者らは上記のような従来技術に伴なう問題点を解
決すべく鋭意研究したところ、ジイソプロピルベンゼン
ジカルビノール類とアニリン類とからビス(p−アミノ
クミル)ベンゼン類を製造するに際して、触媒として特
定の合成ゼオライトを用いれば、目的化合物であるビス
(p−アミノクミル)ベンゼン類が高収率でかつ高選択
率で得られること、そしてジイソプロピルベンゼンジカ
ルビノール類がm体である方がp体であるよりも高収率
および高選択率で目的化合物であるビス(p−アミノク
ミル)ベンゼン類が得られることを見出し本発明を完成
するに到った。
発明の目的 本発明は、上記のように従来技術に伴なう問題点を解決
しようとするものであって、特にm体のジイソプロピル
ベンゼンジカルビノール類とアニリン類とからビス(p
−アミノクミル)ベンゼン類を高収率および高選択率で
得ることができるようなビス(p−アミノクミル)ベン
ゼン類の製造方法を提供することを目的としている。
発明の概要 本発明に係るビス(p−アミノクミル)ベンゼン類の製
造方法は、ジイソプロピルベンゼンジカルビノール類と
アニリン類とをゼオライト−X、ゼオライト−Yから選
ばれる合成ゼオライト触媒の存在下に反応させることを
特徴としている。
本発明では、ジイソプロピルベンゼンジカルビノール類
特にm体のジイソプロピルベンゼンジカルビノール類と
アニリン類とを反応させるに際して合成ゼオライト触媒
を用いているため、目的生成物であるビス(p−アミノ
クミル)ベンゼン類が従来法で用いられてきた活性白土
を触媒とするプロセスと比較して、飛躍的な高収率およ
び高選択率で得られる。
発明の具体的説明 以下本発明に係るビス(p−アミノクミル)ベンゼン類
の製造方法について具体的に説明する。
本発明に係るビス(p−アミノクミル)ベンゼン類の合
成反応を、ジイソプロピルベンゼンジカルビノール類と
してm一体を用い、アニリン類としてアニリンを用いた
場合には、下記式[I]のように進行する。
ジイソプロピルベンゼンジカルビノール類 本発明で出発原料として用いられるジイソプロピルベン
ゼンジカルビノール類は下記一般式[II]で示される。
[式中、Yはハロゲン、アミノ、置換アミノ、まはた低
級アルキル基であり、mは0〜4の整数である。] 上記のジイソプロピルベンゼンジカルビノール類におい
て、ベンゼン核に置換する2つの は、メタ位またはパラ位に位置するものが用いられる
が、特にメタ位に位置するものが好ましく用いられる。
このようなジイソプロピルベンゼンジカルビノール類と
しては、具体的には、α,α′−ジヒドロキシ−1,3−
ジイソプロピルベンゼン、α,α′−ジヒドロキシ−2,
4−ジプロピルトルエン、α,α′−ジヒドロキシ−3,5
−ジプロピルクロルベンゼンなどが用いられる。
アニリン類 本発明で出発原料として用いられるアニリン類は、下記
一般式[III]で示される。
[式中、R1、R2は同一であっても異なっていてもよく、
水素または炭素数1〜3のアルキル基であり、Xはハロ
ゲンまたは炭素数1〜3のアルキル基であり、nは0〜
4の整数である。] このようなアニリン類としては、具体的には、アニリ
ン、N−メチルアニリン、N,N−ジメチルアニリン、N
−エチルアニリン、2−メチルアニリン、2,6−キシリ
ジン(2,6−ジメチルアニリン)、3−イソプロピルア
ニリンなどが用いられる。
合成ゼオライト触媒 本発明では、上記のようなジイソプロピルベンゼンジカ
ルビノール類とアニリン類とを反応させるに際して、下
記のような特定の合成ゼオライトを触媒として用いる。
本発明で使用される合成ゼオライトは、一般式M
n+ x/y[(AlO2)×(SiO2)y]・mH2Oで表わされるアルミノケ
イ酸塩化合物であって、このうち本発明では、ゼオライ
ト−X、ゼオライト−Yが用いられる。また本発明では
これらのゼオライトのMn+イオンをプロトン、アルカリ
土類金属イオン、希土類イオンまたは遷移金属イオンで
イオン交換した合成ゼオライトが用いられる。合成ゼオ
ライトは使用前に空気中で300〜600℃の温度で焼成して
用いられることが好ましい。
ジイソプロピルベンゼンジカルビノール類とアニリン類
とを反応させるに際して、上記の合成ゼオライトを触媒
として用いると、目的化合物であるビス(p−アミノク
ミル)ベンゼン類が高収率および高選択率で得られる。
特に、出発原料としてのジイソプロピルベンゼンジカル
ビノールとして、水酸基を含む2つのイソプロピル基が
ベンゼン核に対してm位に置換したm体を用いた場合に
は、上記の合成ゼオライト触媒を用いると、飛躍的に目
的化合物である1,3−ビス(p−アミノクミル)ベンゼ
ン類の収率が高まる。
たとえばm体であるジイソプロピルベンゼンジカルビノ
ールとアニリンとを反応させて1,3−ビス(p−アミノ
クミル)ベンゼン類を製造するに際して、カルシウム交
換Y型合成ゼオライト触媒を用いると、1,3−ビス(p
−アミノクミル)ベンゼン類の収率は95%にも達する。
これに対して、触媒として、合成ゼオライトと同様に固
体酸触媒に分類され前記米国特許第3,267,145号明細書
にも教示されている活性白土を用いると、1,3−ビス
(p−アミノクミル)ベンゼン類の収率は45%にしか達
しない。
なお、P体であるジイソプロピルベンゼンジカルビノー
ルとアニリンとを反応させて1,4−ビス(p−アミノク
ミル)ベンゼン類を製造するに際して、カルシウム交換
Y型ゼオライト触媒を用いると、m体であるジイソプロ
ピルベンゼンジカルビノールを出発原料として用いた場
合ほど高収率で目的化合物を得ることはできない。この
ことは、本発明に係る反応において、上記の合成ゼオラ
イト触媒が特異な触媒として機能していることを窺わせ
ている。
反応条件 本発明に係る上記の合成ゼオライト触媒を用いたジイソ
プロピルベンゼンジカルビノール類とアニリン類との反
応は、常圧下で行なうこともできるし、また加圧下で行
なうこともできる。常圧下で反応を行なう場合には、反
応生成物である水を系外に除去しながら出発原料の沸点
以下の温度である通常195℃程度以下の温度で反応を行
うことが好ましい。また加圧下で反応を行う場合には、
生成水を除去する方法あるいは除去しない方法により、
195℃以上の温度で反応を行うことができる。
本発明では、加圧下で反応温度を例えば220〜260℃と高
くして反応を行うと、目的物のビス(p−アミノクミ
ル)ベンゼン類の収率は高くなるので好ましい。
本発明に係るジイソプロピルベンゼンジカルビノール類
とアニリン類との反応は、アニリン類が大過剰の状態で
行うことが好ましく、通常前者1モルに対して後者を3
モル以上、より好ましくは5〜20モルの量で用いる。ま
た反応に際して適当な溶媒を用いることもでき、このよ
うな溶媒としては、各種炭化水素類、デカン、ドデカ
ン、クメン、ベンゼン、トルエン、クロルベンゼンなど
が用いられる。
反応は回分式であるいは連続式で行なうことができる。
回分式で反応を行なう場合には、上記の合成ゼオライト
触媒はジイソプロピルベンゼンジカルビノール類100重
量部あたり3〜20重量部の量で用いられることが好まし
い。また連続式反応においては、滞留時間が10〜180分
程度となるように反応を行うことが好ましい。
反応終了後に得られる反応混合物から、目的化合物であ
るビス(p−アミノクミル)ベンゼン類を分離精製する
には、通常の分離精製手段が用いられるが、その一例と
しては次のようにすればよい。まず反応混合物から合成
ゼオライト触媒を濾過するなどして除去し、得られた濾
液を濃縮するかあるいはそのままで冷却すれば目的化合
物の粗結晶が析出する。この粗結晶を適当な溶媒から再
結晶させれば、精製された目的化合物の結晶が得られ
る。
なお、本発明では使用後の合成ゼオライト触媒を、アセ
トン、メタノール、エタノールなどを用いて加温下で洗
浄することにより再使用することが可能である。
以上のようにしてビス(p−アミノクミル)ベンゼン類
が得られるが、このビス(p−アミノクミル)ベンゼン
類としては、具体的には1,3−ビス(p−アミノクミ
ル)ベンゼン、1,4−ビス(p−アミノクミル)ベンゼ
ン、1,3−ビス(p−N−メチルアミノクミル)ベンゼ
ン、1,4−ビス(p−N,N′−ジメチル−アミノクミル)
ベンゼンなどが示される。
発明の効果 本発明では、ジイソプロピルベンゼンジカルビノール類
特にm体のジイソプロピルベンゼンジカルビノール類と
アニリン類とを反応させるに際してゼオライト−X、ゼ
オライト−Yから選ばれる合成ゼオライト触媒を用いて
いるため、目的生成物であるビス(p−アミノクミル)
ベンゼン類が従来法で用いられてきた活性白土を触媒と
するプロセスと比較して、飛躍的な高収率および高選択
率で得られる。
以下本発明を実施例により説明するが、本発明はこれら
の実施例には限定されない。
実施例1 まずY型合成ゼオライトからCa交換Y型ゼオライトを次
のようにして調製した。
Y型ゼオライト40g(東洋曹達社製)、硝酸カルシウム
(4水和物)150gおよび水1350gを、コンデンサー、攪
拌機付きの2lのセパラブルフラスコに仕込み、100℃で
6時間反応を行なった。その後固型分を遠心分離により
濾別した。このようにして濾別した固型分を前述の2lの
フラスコに入れ、硝酸カルシウム150gおよび水1350gを
加え、再度100℃で6時間反応させた後濾別を繰返し
た。さらにもう一度この操作を繰返した。次に遠心分離
により濾別した固型分を1500mlの水により室温で3回繰
返して水洗し、水洗後、この固形分を80℃で3時間乾燥
させ、次いで500℃で8時間焼成して、Ca-Y型ゼオライ
トを得た。
このようにして調製されたCa-Y型ゼオライトの組成は、
Ca5.96重量%、Na1.18重量%でCa交換率は83.4重量%で
あった。
次に上記のようにして得られたCa-Y型ゼオライトを触媒
として用いて、以下のようにして1,3−ビス(p−アミ
ノクミル)ベンゼンを製造した。
アニリン93g(1mol)、m体であるジイソプロピルベン
ゼンジカルビノール19.4g(0.1mol)および触媒として
のCa-Y型ゼオライト1.36g(ジカルビノールに対して7
重量%)を、200mlの攪拌機、コンデンサー付きの丸底
フラスコに仕込み、190℃で3時間反応を行なった。得
られた反応液から触媒を濾過した後反応液をガスクロ分
析にかけたところ、1,3−ビス(p−アミノクミル)ベ
ンゼンの収率は、95モル%であった。これらの結果を比
較のため表1に示す。
実施例2 実施例1において、Ca-Y型ゼオライト触媒の使用量を1.
36gから0.78g(ジカルビノールに対して4重量%)に変
化させ、反応時間を3時間から5時間に変化させた以外
は、実施例1と同様にして1,3−ビス(p−アミノクミ
ル)ベンゼンを製造した。1,3−ビス(p−アミノクミ
ル)ベンゼンの収率は84%であった。
実施例3 実施例1と同様の手法により、La交換Y型ゼオライト触
媒(La交換率92%)を調製した。
次に得られたLa-Y型ゼオライト触媒を用いて反応時間を
2時間とした以外は実施例1と同様にして1,3−ビス
(p−アミノクミル)ベンゼンの製造を行なった。ただ
し、La-Y型ゼオライト触媒の使用量は、3.88gとした。
1,3−ビス(p−アミノクミル)ベンゼンの収率は85%
であった。
実施例4 実施例1と同様の手法により、プロトン交換Y型ゼオラ
イト(プロトン交換率93%)を調製した。
次に得られたH−Y型ゼオライト触媒を用いて実施例1
と同様にして1,3−ビス(p−アミノクミル)ベンゼン
の製造を行なった。
1,3−ビス(p−アミノクミル)ベンゼンの収率は88%
であった。
実施例5 実施例1において、アニリン類としてN−メチルアニリ
ンを用い、その使用量を107g(1mol)とし反応時間を2
時間とした以外は、実施例1と同様にして1,3−ビス
(p−アミノクミル)ベンゼンを製造した。
1,3−ビス(p−N−メチルアミノクミル)ベンゼンの
収率は75%であった。
実施例6 実施例1と同様の手法により、Ca交換X型ゼオライト
(Ca交換率85%)を調製した。
次に得られたCa-Y型ゼオライト触媒を用いて実施例1と
同様にして1,3−ビス(p−アミノクミル)ベンゼンの
製造を行なった。
1,3−ビス(p−アミノクミル)ベンゼンの収率は84%
であった。
比較例1 実施例1において、触媒として活性白土を用いその使用
量を3.88gとし反応時間を2時間とした以外は、実施例
1と同様にして1,3−ビス(p−アミノクミル)ベンゼ
ン類を製造した。
1,3−ビス(p−アミノクミル)ベンゼンの収率は45%
であった。
実施例7 実施例1において、出発原料として、p体であるジイソ
プロピルベンゼンジカルビノール19.4g(0.1mol)を用
いた以外は、実施例1と同様にして1,4−ビス(p−ア
ミノクミル)ベンゼンを製造した。
1,4−ビス(p−アミノクミル)ベンゼンの収率は40%
であった。
比較例2 実施例1において、出発原料としてp体であるジイソプ
ロピルベンゼンジカルビノールを用い、また触媒として
活性白土を1.55gとし反応時間を2時間とした以外は、
実施例1と同様にして1,4−ビス(p−アミノクミル)
ベンゼンを製造した。1,4−ビス(p−アミノクミル)
ベンゼンの収率は78%であった。
以上の結果を表1に示す。
表1より、m体であるジイソプロピルベンゼンジカルビ
ノール類をアニリン類とを反応させて1,3−ビス(p−
アミノクミル)ベンゼンを製造するに際して、上記の合
成ゼオライトを用いると、1,3−ビス(p−アミノクミ
ル)ベンゼンの収率が、活性白土などの固体酸触媒を用
いる場合と比較して飛躍的に向上することがわかる。
また、上記の合成ゼオライト触媒を用いた場合には、p
体のジカルビノール類では1,4−ビス(p−アミノクミ
ル)ベンゼンを高収率では得ることができず、m体のジ
カルビノール類を出発原料として用いた場合にのみ高収
率で1,3−ビス(p−アミノクミル)ベンゼンが得られ
ることもわかる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ジイソプロピルベンゼンジカルビノール類
    とアニリン類とを、ゼオライト−X、ゼオライト−Yか
    ら選ばれる合成ゼオライト触媒の存在下に反応させるこ
    とを特徴とする、ビス(p−アミノクミル)ベンゼン類
    の製造方法。
  2. 【請求項2】ジイソプロピルベンゼンジカルビノール類
    が、m体であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載の方法。
  3. 【請求項3】アニリン類が、アニリン、N−メチルアニ
    リン、N,N′−ジメチルアニリンであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載の方法。
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JP6755418B2 (ja) * 2018-08-01 2020-09-16 日本化薬株式会社 N−アルキル基を有する芳香族アミン樹脂、硬化性樹脂組成物及びその硬化物
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