JPH0676079A - トレンドデータ表示装置およびそのデータのトップダウン表示方法 - Google Patents

トレンドデータ表示装置およびそのデータのトップダウン表示方法

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JPH0676079A
JPH0676079A JP4229891A JP22989192A JPH0676079A JP H0676079 A JPH0676079 A JP H0676079A JP 4229891 A JP4229891 A JP 4229891A JP 22989192 A JP22989192 A JP 22989192A JP H0676079 A JPH0676079 A JP H0676079A
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Katsushi Sato
克司 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、全体のデータ変化を把握でき、か
つ、より詳細なデータ変化の状況を容易に把握すること
にある。 【構成】 複数の計測ポイントの計測データを記憶する
データ記憶手段1と、上位の時間レイヤに属するトレン
ドデータとしての計測データおよび当該計測データを統
計処理して得られた統計データの何れか一方または両方
を出力し、以後、外部からの指示に従って順次下位の時
間レイヤに属する前記計測データ等を出力する表示デー
タ解析手段2,3と、この表示データ解析手段から出力
される計測データ等について、表示部の画面上に時系列
的にグラフ表示するトレンドデータ表示制御手段とを設
けたトレンドデータ表示装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種のデータを計測し
て表示する場合に利用されるトレンドデータ表示装置お
よびトレンドデータのトップダウン表示方法に係わり、
特に計測データなどから異常発生状況やデータ変化傾向
を詳細に把握可能とするトレンドデータ表示装置および
トレンドデータのトップダウン表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のトレンドデータ表示装置は、所定
時間毎に各計測ポイントのデータを計測して時系列的に
記憶する一方、これら各計測ポイントの計測データを、
横軸に時間軸、縦軸にデータ値(計測スパン)を取り、
折れ線グラフによりトレンド表示する構成となってい
る。なお、トレンド表示とは最新の計測データを表示す
ることを意味する。
【0003】ところで、従来、比較的長期間に及ぶ時間
軸の計測データを表示する場合、ある区切りのよい時間
帯ごとにページ分けして表示するページング方式と、時
間軸を等分してその代表点またはその平均値にてグラフ
表示するデータ間欠方式とがある。
【0004】前記ページング方式は、順次ページをめく
りながら各ページごとにデータを表示しながらデータの
変化状態を把握する方式であり、一方、データ間欠方式
は、ある時間ごとの代表点または平均値をつなぎ合わせ
て折れ線グラフで表示することによりデータの変化状態
を把握する方式である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者のページ
ング方式は、詳細なデータ変化を掴むことが可能である
が、膨大なページ数のグラフの中からデータ変化を把握
する必要があることから、いくつものページをめくる処
理操作が必要であり、しかも重要なデータ変化を掴む場
合には多大の労力を費やす問題がある。
【0006】後者のデータ間欠方式は、幾つものページ
をめくる処理操作が必要でなくなるが、ある代表点また
は平均値を結びつけてグラフ化するので、どうしてもラ
フなグラフとなり、そのため比較的変化の少ない計測デ
ータや全体のデータ変化の傾向を掴む場合には有効であ
るが、短い期間の計測データや突発的なデータ変化等を
把握するときには不向きである。
【0007】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、全体のデータ変化を確実に把握できるとともに、よ
り詳細なデータ変化の状況を容易に把握できるトレンド
データ表示装置を提供することを目的とする。
【0008】また、本発明の他の目的は、膨大なデータ
の中から異常発生時間帯や突発的なデータ変化の部分を
迅速に表示しうるトレンドデータのトップダウン表示方
法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に対応する発明
は上記課題を解決するために、複数の計測ポイントの計
測データが時系列的に記憶され、かつ、時間階層的な複
数の時間レイヤが記憶されているデータ記憶手段と、前
記複数の時間レイヤのうち初期表示期間となる上位の時
間レイヤに属するトレンドデータとしての前記計測デー
タおよび当該計測データを統計処理して得られた統計デ
ータの何れか一方または両方を出力し、以後、外部から
の指示に従って順次下位の時間レイヤに属する前記計測
データおよび当該計測データを統計処理して得られた統
計データの何れか一方または両方を出力する表示データ
解析手段と、この表示データ解析手段から出力される計
測データ,統計データを、表示部の画面上に時系列的に
グラフ表示するトレンドデータ表示制御手段とを設けた
トレンドデータ表示装置である。
【0010】次に、請求項2に対応する発明は、最初の
表示指令に基づいて予め時系列的に記憶されている複数
の計測ポイントの計測データのうち、1つまたは2つ以
上の計測ポイントの計測データについて初期表示期間と
なる時間レイヤに属する計測データおよび当該計測デー
タを統計処理した統計データの何れか一方または両方を
表示し、以後、外部からの指示に従って順次下位の時間
レイヤにトップダウンしながら前記計測データおよび統
計データの何れか一方または両方を順次表示していくト
レンドデータのトップダウン表示方法である。
【0011】
【作用】従って、請求項1に対応する発明は以上のよう
な手段を講じたことにより、データ記憶手段に各計測ポ
イントごとの計測データを時系列的に記憶する。このデ
ータ記憶手段には計測データの他、時間階層的な構成を
とる複数の時間レイヤや各時間レイヤの統計処理方法な
どのデータが記憶されている。
【0012】そして、外部からトレンドデータの表示指
令があったとき、表示データ解析手段では、初期表示期
間となる最も上位の時間レイヤに属する計測データを出
力するか、或いは当該時間レイヤに属する計測データを
前記統計処理方法に従って解析して得られる統計データ
をトレンドデータ表示制御手段に送出する。このトレン
ドデータ表示制御手段では、時間レイヤに属する計測デ
ータ,統計データについて、横軸に時間軸をとり、縦軸
にデータの表示スパンをとって、表示部の画面上に時系
列的にグラフ表示する。
【0013】しかる後、前記グラフに基づいて必要なデ
ータ変化を把握するとき、外部から適宜な時間軸を指示
すると、表示データ析手段では、次に続く下位の時間レ
イヤに属する計測データを取り出して出力し、或いは当
該計測データを統計処理方法に従って統計処理して得ら
れる統計データを出力し、前記上位の時間レイヤに属す
る計測データまたは統計データとともに、或いは各時間
レイヤに属する計測データまたは統計データだけを出力
し、表示部の画面上に折れ線グラフとしてグラフ表示す
るので、上位の時間レイヤに属するデータによって全体
のデータ変化を確実に把握でき、また下位の時間レイヤ
に属するデータによってより詳細なデータ変化の状況を
容易に把握することができる。
【0014】次に、請求項2に対応する発明は、外部か
らの時間軸指定に基づいて予め定めた時間レイヤに従っ
て順次下位の時間レイヤにトップダウンしながら前記計
測データおよび統計データの何れか一方または両方を順
次表示するので、膨大なデータの中から異常発生時間帯
や突発的なデータ変化の部分を迅速に拡大表示すること
ができ、データの分析ひいてはプロセス等の状態を適切
に分析することが可能となる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0016】図1は本発明装置の一実施例を示す機能ブ
ロック図である。このトレンドデータ表示装置は、各計
測ポイントごとのデータを所定の時間例えば秒単位で計
測して時系列的に記憶するデータ記憶手段1と、データ
表示制御手段2およびデータ解析手段4等を有するデー
タ表示解析手段と、トレンドデータ表示制御手段4とが
設けられている。なお、データ記憶手段1には、前記計
測データの他に、時間階層的な構成をとる複数の時間レ
イヤデータ、統計処理方法のデータその他表示に必要な
各種のデータが記憶されている。
【0017】前記データ表示制御手段2は、データ記憶
手段1から予め最初に表示すべき期間である初期表示期
間(この初期表示期間は第1の時間レイヤまたは上位時
間レイヤと呼び、例えば1日24時間の期間を意味す
る)の計測データを読み出してデータ解析手段3に送出
するとともに、引き続き、外部から時間軸指定による信
号を受けたとき、第1の時間レイヤの期間を等分した第
2の時間レイヤ例えば1時間の計測データを読み出して
同様にデータ解析手段3に送出する。
【0018】このデータ解析手段3は、データ表示制御
手段2から第1の時間レイヤに属する計測データを受け
とると、予め定めた統計処理方法(例えば最大値・最小
値)に従って統計値を求め、同様に第2の時間レイヤに
属する計測データの統計値を求めた後、データ表示制御
手段2に送出する。ここで、データ表示制御手段2は、
データ解析手段3から第1の時間レイヤの統計値、第2
の時間レイヤの統計値を受けとると、トレンドデータ表
示制御手段4に送出する。
【0019】このトレンドデータ表示制御手段4は、第
1の時間レイヤの統計値、第2の時間レイヤの統計値の
他、必要に応じて予め定められているリミット値(上限
値・下限値)をCRT表示部(図示せず)に表示する。
具体的には、横軸に時間軸をとり、縦軸にデータ値(ス
パン値)を取り、各時間レイヤの統計値およびリミット
値を折れ線グラフにて表示する。
【0020】なお、上記実施例では、第1および第2の
時間レイヤについて述べているが、外部からの時間軸指
示に従って例えば第2の時間レイヤに基づいて第3の時
間レイヤ例えば1/4時間、第4の時間レイヤ例えば1
分に順次トップダウンすることにより、時間レイヤの深
さを可変する機能をもっている。
【0021】従って、以上のような機能をもった構成に
よれば、データ表示制御手段2では、外部から表示指令
を受けたとき、データ記憶手段1から第1の時間レイヤ
である初期表示期間の計測データを読み出して他のメモ
リ(図示せず)に一時保存した後、トレンドデータ表示
制御手段4を介してCRT表示部に表示し、或いは当該
メモリから第1の時間レイヤに属する計測データを読み
出してデータ解析手段3に送出し、ここで統計処理され
た統計値を受けとってトレンドデータ表示制御手段4を
介してCRT表示部に表示することができる。図2のA
は第1の時間レイヤの期間を1日24時間としたときの
模式図であり、同時に初期表示期間でもある。
【0022】しかる後、オペレータは、CRT表示部に
表示されている計測データまたは統計値のデータ変化を
見ながら第1の時間レイヤを等分した第2の時間レイヤ
に相当するある時間軸を指定したとき、或いは第1の時
間レイヤの全時間を指定したとき、データ表示制御手段
2では、第2の時間レイヤに相当する指定時間または第
1の時間レイヤの各時間の計測データを取り出してデー
タ解析手段3に送出する。図2のBは第2の時間レイヤ
を1時間としたときの模式図である。
【0023】このデータ解析手段3は、データ表示制御
手段2から第2の時間レイヤに相当する時間内の計測デ
ータを受けとると、予め定めた統計処理方法(例えば最
大値・最小値)に基づいて第2の時間レイヤの統計値を
求めた後、データ表示制御手段2に供給する。ここで、
データ表示制御手段2は、当該第2の時間レイヤの統計
値の他、必要に応じて予め例えばデータ記憶手段1など
に記憶されているリミット値(上限値・下限値)をトレ
ンドデータ表示制御手段4に送出する。
【0024】そこで、このトレンドデータ表示制御手段
4では、第1の時間レイヤの計測データまたは統計値デ
ータの表示と同様に、横軸に時間軸、縦軸にデータ値を
とって第2の時間レイヤに属する計測データまたはデー
タ解析手段3で求めた第2の時間レイヤの統計値を折れ
線グラフで表示する。このとき、折れ線グラフ上に前記
リミット値も同時に表示する。従って、この第2の時間
レイヤに属する計測データまたは統計値データの折れ線
グラフは、第1の時間レイヤの期間に比較し、24倍に
拡大した状態の計測データまたは統計値データをCRT
表示部に表示していることになる。
【0025】同様に、第2の時間レイヤを等分した第3
の時間レイヤに相当するある時間を指定したとき、或い
は第2の時間レイヤの全時間を指定したとき、上述と同
様の要領で第2の時間レイヤの統計値を求めて、リミッ
ト値と同時に折れ線グラフで表示する。図2のCは1/
4時間を第3の時間レイヤとしたときの模式図である。
【0026】引き続き、外部からの指示に基づいて第4
の時間レイヤの統計値を求めて、リミット値と同時に折
れ線グラフで表示することができる。この第4の時間レ
イヤの時間は図2のDに示すように例えば1分とする。
【0027】以上のように第1の時間レイヤに属する計
測データまたは統計値データの表示からある時間のデー
タ変化の状況を把握したいとき、その時間軸を指定する
ことにより、上位の時間レイヤから順次下位の時間レイ
ヤの方向にトップダウンしながらデータ変化の状況が確
実に把握できる時間レイヤの深さまで変えていくので、
膨大なデータの中から異常発生時間帯や突発的なデータ
変化の部分を迅速、かつ、適切に状況把握することがで
きる。
【0028】次に、図3は前記図1の装置をより具体化
した一実施例を示す構成図である。同図において11は
所定の時間ごとに多数の計測ポイントの計測データをサ
ンプリングして外部記憶装置12に時系列的に格納する
データ処理手段である。13は設定値ファイルであっ
て、これには予め初期表示期間(第1の時間レイヤ)そ
の他の時間レイヤの期間、レイヤの深さ、各時間レイヤ
の統計処理方法、各計測ポイントの縦軸の表示範囲と各
計測ポイントのリミット値(上限値・下限値)等のデー
タが設定されている。
【0029】14は表示制御手段であって、これはCR
T表示装置15側からある計測ポイントの表示指令を受
けると、設定値ファイル13に設定されている第1の時
間レイヤの期間を読み出してデータ処理手段11に指示
する。ここで、データ処理手段11は、外部記憶装置1
2から第1の時間レイヤに属する計測データを読み出
し、表示制御手段14を介して折れ線グラフ表示制御手
段16に送出するか、或いは設定値ファイル13から統
計処理方法を取り出して統計値を求めた後、表示制御手
段14を介して折れ線グラフ表示制御手段16に送出す
る。
【0030】この折れ線グラフ表示制御手段16は、C
RT表示装置15の画面上に、横軸に時間軸、縦軸にデ
ータ値をとって第1の時間レイヤに属する計測データま
たはデータ処理手段11で解析した第1の時間レイヤの
統計値を折れ線グラフで表示する
【0031】しかる後、表示制御手段14は、CRT表
示装置15側から第1の時間レイヤのある時間に対して
第2の時間レイヤの指定があると、同様に設定値ファイ
ル13から第2の時間レイヤの期間を読み出してデータ
処理手段11に指示する。データ処理手段11は、第2
の時間レイヤの期間に基づいて第1の時間レイヤの期間
の計測データについて、設定値ファイル13から統計処
理方法を取り出して統計値を求めた後、計測データまた
は統計値データを表示制御手段14に返送する。ここ
で、表示制御手段14は、計測データまたは統計値デー
タの他、設定値ファイル13から現在の時間レイヤのデ
ータを取り出して折れ線グラフ表示制御手段16に送出
する。
【0032】この折れ線グラフ表示制御手段16は、現
在の時間レイヤのデータを参照しつつ設定値ファイル1
3から折れ線グラフ表示に必要な縦軸の表示範囲と表示
する計測ポイントのリミット値および横軸の表示期間を
読み出し、前記計測データまたは統計値データをかかる
時間軸に従って折れ線グラフとして作成し、CRT表示
装置15に表示する。そして、この折れ線グラフを表示
した後、オペレータが再度データの詳細な内容を把握す
るために時間軸を指定すると、さらにレイヤ深さの深い
次の時間レイヤの状態を表示していく。
【0033】なお、CRT表示装置15の適当なスペー
スに逆に時間レイヤを戻すアイコンを設けておけば、そ
のアイコンの指定により現在の時間レイヤから元の時間
レイヤに戻すことも可能である。
【0034】次に、図4(a)は図3に示すCRT表示
装置15の画面の表示例を示す図である。図中20は第
1の時間レイヤの折れ線グラフであり、また30は第1
の時間レイヤの折れ線グラフのある時間軸を指定したと
きの次に続く下位の時間レイヤ(例えば第2の時間レイ
ヤ)の折れ線グラフである。21−22,31−32は
ある計測ポイント××××の縦軸表示範囲、23,33
は上限値(リミット値)、24,34は下限値(リミッ
ト値)、25は第1の時間レイヤの期間、35は第2の
時間レイヤの期間、26は第1の時間レイヤの最大値、
27は第1の時間レイヤの最小値、36は第2の時間レ
イヤの最大値、37は第2の時間レイヤの最小値であ
る。
【0035】さらに、第2の時間レイヤの折れ線グラフ
において例えば時間14:30〜15:00を指定すれ
ば、第3の時間レイヤの下に例えば図4(b)のように
折れ線グラフを表示できる。この図4(b)にはある時
点で急に立ち上がるデータ41が表れているので、これ
を詳細に把握するには、さらに当該最小値41の近傍時
間を指定すれば、さらに第4の時間レイヤの折れ線グラ
フを表示することができる。
【0036】このとき、第4の時間レイヤの折れ線グラ
フに代えて、CRT表示装置15の画面に例えばマルチ
ウインドウを設けて、例えば図4(c)のごとく秒単位
ごとに最大値および最小値の数値を表示するようにして
もよい。
【0037】従って、以上のような実施例によれば、予
めレイヤの最も深い時間レイヤの対応しうるサンプリン
グ時間で各種の計測ポイントのデータを計測して記憶す
るとともに、予め定めた初期表示期間の計測データまた
は統計値を表示し、この計測データまたは統計値に基づ
いて時間指定を行って第2の時間レイヤの計測データま
たは統計値を表示するようにすれば、初期表示期間の計
測データまたは統計値から全体のデータ変化を把握で
き、かつ、第2の時間レイヤの計測データまたは統計値
からより詳細なデータ変化の状況を容易に把握すること
が可能である。
【0038】また、第1の時間レイヤ、第2の時間レイ
ヤおよび第3の時間レイヤの順でCRT表示装置15の
同一画面に表示するようにすれば、相互の関係が容易に
理解でき、操作が非常にしやすくなる。
【0039】さらに、第1の時間レイヤの折れ線グラフ
表示から順次第2,第3の時間レイヤへと順次レイヤの
深さを容易に深くできるので、知りたい時間帯のデータ
変化を迅速に表示してデータの状況を把握できる。
【0040】なお、上記実施例では、設定値フアィル1
3に予め固定データを設定したが、例えばCRT表示装
置15などの端末装置から自由に必要なパラメータを設
定できるようにしてもよい。この場合にはよりデータ表
示に柔軟性を持たせることができる。また、上記実施例
の統計処理方法は、最大値および最小値にしぼって説明
したが、これ以外の統計値,例えばデータの種類やデー
タの度合いなどを考慮しつつ他の統計処理方法例えば対
数変換等の処理を行ってもよい。さらに、単一の計測ポ
イントの表示について説明したが、CRT表示装置15
の解像度等に応じて複数の計測ポイントの計測データ等
を同時に表示してもよい。勿論、各時間レイヤの計測デ
ータと統計値データを同時に表示してもよいものであ
る。その他、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々
変形して実施できる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、初
期表示期間の計測データまたは統計値データの表示から
全体のデータ変化を確実に把握できるとともに、下位の
時間レイヤの計測データまたは統計値データの表示か
ら、より詳細なデータ変化の状況を容易に把握できるト
レンドデータ表示装置を提供できる。
【0042】また、本発明によれば、膨大なデータの中
から異常発生時間帯や突発的なデータ変化の部分を迅速
に表示でき、かつ、所望とするデータの状況を適切に把
握できるトレンドデータのトップダウン表示方法を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるトレンドデータ表示装置の一実
施例を示す機能ブロック図。
【図2】本発明装置の動作および本発明方法を説明する
順次レイヤ深さを深くしたとき時間レイヤの模式図。
【図3】図1の装置をより具体化した一実施例の構成
図。
【図4】図3の装置によって得られた各時間レイヤの折
れ線グラフの表示例を示す図。
【符号の説明】
1…データ記憶手段、2…データ表示制御手段、3…デ
ータ解析手段、4…トレンドデータ表示制御手段、11
…データ処理手段、12…外部記憶装置、13…設定値
ファイル、14…表示制御手段、15…CRT表示装
置、16…折れ線グラフ表示制御手段、20…第1の時
間レイヤの折れ線グラフ、26,27…第1の時間レイ
ヤの最大値,最小値、30…第2の時間レイヤの折れ線
グラフ、36,37…第2の時間レイヤの最大値,最小
値。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の計測ポイントの計測データが時系
    列的に記憶され、かつ、時間階層的な複数の時間レイヤ
    が記憶されているデータ記憶手段と、 前記複数の時間レイヤのうち初期表示期間となる上位の
    時間レイヤに属するトレンドデータとしての前記計測デ
    ータおよび当該計測データを統計処理して得られた統計
    データの何れか一方または両方を出力し、以後、外部か
    らの指示に従って順次下位の時間レイヤに属する前記計
    測データおよび当該計測データを統計処理して得られた
    統計データの何れか一方または両方を出力する表示デー
    タ解析手段と、 この表示データ解析手段から出力される計測データ,統
    計データを、表示部の画面上に時系列的にグラフ表示す
    るトレンドデータ表示制御手段とを備えたことを特徴と
    するトレンドデータ表示装置。
  2. 【請求項2】 予め複数の計測ポイントの計測データが
    記憶され、外部からの指示に従って上位から順次下位の
    時間レイヤにトップダウンしながら該当時間レイヤの前
    記計測データおよび当該計測データを統計処理して得ら
    れた統計データの何れか一方または両方を順次表示して
    いくことを特徴とするトレンドデータのトップダウン表
    示方法。
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