JPS63246615A

JPS63246615A - プロセス監視装置

Info

Publication number: JPS63246615A
Application number: JP62080141A
Authority: JP
Inventors: Kazuhiko Yanada; 梁田　和彦
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1987-04-01
Filing date: 1987-04-01
Publication date: 1988-10-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、プラントシステムの監視、制御等において
ＣＲＴ画面などのマン会マシン・インタフェースを有す
るプロセス監視装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、この種の装置としては第３図に示すものがあった
。第３図は従来のプロセス監視装置の構成を示すブロッ
ク図で、図において（１）はプロセス、（２）は工業用
計算機、（３）はＣＲＴ表示装置、（４）は画面選定用
入力装置、（５）はプロセスデータ処理部、（６）は画
面表示部、（７）は画面表示用データである。

次に動作について説明する。プロセス（１）の状態は各
種センサーより入力され、工業用計算機（２）に取シ込
まれる。この取り込まれたデータはプロセスデータ処理
部（５）で編集、処理がなされ、画面表示部（６）へ送
られる。画面表示部（６）には、表示させたい画面ＮＯ
が格納されており、運転員が所望のＮＯを画面選定用入
力装置（４）で選定することで、画面表示用データ（７
）内の該当データが選び出され、そのデータに記述され
ている手順に従って、編集処理され数値表示、俸グラフ
表示、トレンドグラフ表示、図形表示等の形式でＣＲＴ
表示装置（３）に表示される。この表示された画面は、
運転員が画面選定用入力装置（４）で別の画面ＮＯを選
定するまで表示されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記のような従来のプロセス監視装置は、以上のように
構成されているので、何か異常事態が発生し、運転員が
当該プラントの動きを監視しようとする場合、運転員は
そのプラントの異常状態が、どの画面に表示されている
かを記憶しておくか、または画面を次々と切シ換えて目
的の画面を表示させなければならず、運転員の能力によ
り監視効率が異なったり、事故時などで運転員の気が動
転して、表示させたいプラントの状態を含む画面なすぐ
に表示できない場合がある等の問題点があった。

この発明はかかる問題点を解決するためになされたもの
で、異常事象の程度や、現在表示されている画面だ応じ
て、異常箇所の詳細情報表示又は表示画面の自動切り換
えを可能とし、常如運転状態に応じた峡適な表示を行え
る監視装置を提供することを目的としている。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る監視装置は、工業用計算機内にｉｆ　−
ｔｈｅｎＯ形で、プラントの状態と画面表示情報とを画
面単位で一つの知識セットとする知識ベースを持たせ、
その知識ベースをもとに推論を行う推論処理部を設け、
これを画面表示部より起動することとした。

〔作用〕

この発明においては、画面表示部が推論処理部からの推
論と、現在表示されている画面とを比較し、その時点で
の必要と思われるデータを編集・処理して表示装置に表
示するので、プラントの事象に応じた表示を自動的に行
える。

〔実施例〕

以下、この発明の実施例を図について説明する。

第１図はこの発明によるプラント監視装置の構成を示す
ブロック図で、図において第３図と同一符号は同−又は
相当部分を示し、（８）は推論処理部、（９）は知識ベ
ースである。

また第２図（ａ）　＃−ｊ：知識ベース内の全監視知識
ベース例、第２図（ｂ）は画面対応の知識ベース例であ
る。

次に第１図に示す装置の動作について説明する。

従来と同様、プロセス（１）の状態は各種センサーによ
り入力され、工業用計算機（２）に取り込まれる。取り
込まれたデータは、プロセスデータ処理部（５）で編集
処理される。また、画面表示部（６）には、画面ＮＯが
格納されておシ、運転員が画面選定用入力装置（４）か
ら表示させたい画面ＮＯを選定することで、画面表示用
データ（７）内の当該データが選ばれ、そのデータに記
述されている手順に従って、編集処理された数値表示、
棒グラフ表示、トレンドグラフ表示、図形表示等の形式
でＣＲＴ表示装置（３）に表示されることになるが、こ
の発明では、この処理と平行して、推論処理部（８）を
起動する。推論処理部（８）は、第２図（ａ）に示すよ
うな全体監視知識セットを知識ベース（９）をアクセス
し、プロセス・データ処理部（５）で編集処理されたデ
ータを参照し推論を行う。全体監視知識ベースは、プラ
ント全体の重故障を監視するためのもので、画面の自動
切り換えの対象となるものである。プロセス・データ処
理部（５）で編集処理されたデータ中に「Ａ系統の圧力
＝６０」、「ポンプＡ−停止」というデータが存在した
場合、始めに、第２図（ａ）のルール１が適用される。

その結果「Ａ系統圧力異常」というデータが生成され、
このデータに対してルール１０が適用される。

その結果「Ａ系統異常」というデータが生成され、この
データに対し、さらにルール２０が適用される。

ルール２０が適用されるとｔｈｅｎ部の「画面ＮＯ２表
示」という情報が、画面表示部（６）に送られる。

画面表示部（６）では、その画面ＮＯをもとに画面表示
用データ（７）から該当するデータを引き出して、画面
ＮＯ２の表示を行う。全体監視知識ベースで「画面Ｎｏ
、ｎ表示」の結論が得られなかった場合は、画面表示部
（６）により指定された画面単位の知識ベースをアクセ
スし、全体監視知識ベースの場合と同様な処理を行う。

画面単位の知識ベースは、ルーチンの監視に利用される
ものであり、事故発生等とことなり、第２図（ｂ）に示
すように、画面の切り換えは行わず、詳細情報表示や拡
大表示等を行う。以上のようにその時点のプラントの事
象に応じて、異なった知識ベースをアクセスすることに
よシ、最適な表示を行うことができる。

なお、上記実施例では、ＣＲＴ表示装置の場合ｒついて
説明したが、これに限らすＬＥＤ表示、液晶表示等でも
実施できる。

また、上記実施例では、推論処理部、知識ベースを工業
用計算機内に設けているが、工業用計算機外に専用装置
を接続しても良く、上記実施例と同様の効果を奏する。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば異常事象の程度に応じ
て、画面の切り換え、或は詳細情報表示を可能としたの
で、運転員はどのプラント事象がどの画面に含まれてい
るかを記憶しておく必要がなく、また無駄な画面切り換
えを防ぐことができるので、監視の効率を高め、事故時
等にも適切々判断を行える等の効果がある。また、知識
ベースが表示画面単位毎に知識セットとなっているため
、推論が高速に行えるという効果もある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明によるプラント監視装置の構成を示す
ブロック図、第２図はこの発明による知識ベースの一実
施例を示す図、第３図は従来のプロセス監視装置の構成
を示すブロック図。（１）はプロセス、（２）　Ｖｉ工業用計算機、（３）
はＣＲＴ表示装置、（４）は画面選定用入力装置、（５
）はプロセスデータ処理部、（６）は画面表示部、（７
）は画面表示用データ、（８）は推論処理部、（９）は
知識ベース。なお、各図中同一符号は同−又は相当部分な示すものと
する。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）プラントに設けられた各種のセンサから入力した
プロセスの状態をプロセスデータ処理部でデータ処理を
行い画面選定用入力装置からの入力に従い画面表示部で
所定画面形式のデータとして表示装置に表示するプロセ
ス監視装置において、ｉｆ−ｔｈｅｎ型の知識ベースと
、推論処理部とを有し、推論処理部が上記プロセスデータ処理部からの情報に対
応して上記知識ベースを走査してプロセスの状態を推論
し、その結果プロセスの事象に応じた情報を上記画面表
示部に送り、上記画面表示部はこの情報により上記表示
装置に表示すべき画面を選定することを特徴とするプロ
セス監視装置。
（２）知識ベースはプラント全体を監視する全監視知識
ベースと、上記表示装置に表示される画面に対応する知
識ベースとで構成されることを特徴とする特許請求の範
囲第１項記載のプロセス監視装置。