JPH0674672A - プレート式熱交換器 - Google Patents
プレート式熱交換器Info
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- JPH0674672A JPH0674672A JP22538192A JP22538192A JPH0674672A JP H0674672 A JPH0674672 A JP H0674672A JP 22538192 A JP22538192 A JP 22538192A JP 22538192 A JP22538192 A JP 22538192A JP H0674672 A JPH0674672 A JP H0674672A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F3/00—Plate-like or laminated elements; Assemblies of plate-like or laminated elements
- F28F3/02—Elements or assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with recesses, with corrugations
- F28F3/04—Elements or assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with recesses, with corrugations the means being integral with the element
- F28F3/042—Elements or assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with recesses, with corrugations the means being integral with the element in the form of local deformations of the element
- F28F3/046—Elements or assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with recesses, with corrugations the means being integral with the element in the form of local deformations of the element the deformations being linear, e.g. corrugations
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D9/00—Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
- F28D9/0031—Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits for one heat-exchange medium being formed by paired plates touching each other
- F28D9/0043—Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits for one heat-exchange medium being formed by paired plates touching each other the plates having openings therein for circulation of at least one heat-exchange medium from one conduit to another
- F28D9/005—Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits for one heat-exchange medium being formed by paired plates touching each other the plates having openings therein for circulation of at least one heat-exchange medium from one conduit to another the plates having openings therein for both heat-exchange media
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- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ロー付けタイプのプレート式熱交換器に於い
て、フレームとプレートのロー付け構造の簡略化を目的
とする。 【構成】４隅に開口を有する２種のプレートを積層し
て、各プレート間に第１流路と第２流路とを交互に形成
し、隣接するプレート同士を、その周縁部及び各流路の
連通する開口の周囲に於いてロー付けにより恒久的に合
体接合すると共に、上記プレートの積層体を、第１フレ
ームと第２フレーム間に挟持させ、上記積層体の上下面
を、第１及び第２フレームにロー付けして一体構造とし
たプレート式熱交換器に於いて、上記プレートの積層体
の上面下面に配置される第１フレーム及び第２フレーム
の内、少なくとも一方のフレームの周縁部に、プレート
の周縁部を略Ｌ字状に折曲げることによって形成したリ
ムと沿う結合用リムを一体形成し、プレートの積層体と
第１フレーム及び第２フレームとのロー付け時、上記リ
ムと結合用リムとをロー付けしたものである。
て、フレームとプレートのロー付け構造の簡略化を目的
とする。 【構成】４隅に開口を有する２種のプレートを積層し
て、各プレート間に第１流路と第２流路とを交互に形成
し、隣接するプレート同士を、その周縁部及び各流路の
連通する開口の周囲に於いてロー付けにより恒久的に合
体接合すると共に、上記プレートの積層体を、第１フレ
ームと第２フレーム間に挟持させ、上記積層体の上下面
を、第１及び第２フレームにロー付けして一体構造とし
たプレート式熱交換器に於いて、上記プレートの積層体
の上面下面に配置される第１フレーム及び第２フレーム
の内、少なくとも一方のフレームの周縁部に、プレート
の周縁部を略Ｌ字状に折曲げることによって形成したリ
ムと沿う結合用リムを一体形成し、プレートの積層体と
第１フレーム及び第２フレームとのロー付け時、上記リ
ムと結合用リムとをロー付けしたものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、プレート式熱交換器に
関するものであり、詳しくは、積層した多数枚のプレー
トを、ロー付けによって合体接合したプレート式熱交換
器に関するものである。
関するものであり、詳しくは、積層した多数枚のプレー
トを、ロー付けによって合体接合したプレート式熱交換
器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、プレート式熱交換器は、波板状
をした伝熱面を有し、４隅に開口を有する複数枚のプレ
ートを、ガスケットを介して交互に積層して、各プレー
ト間に第１流路と第２流路とを交互に形成し、作動流体
間で熱交換を行うものである。
をした伝熱面を有し、４隅に開口を有する複数枚のプレ
ートを、ガスケットを介して交互に積層して、各プレー
ト間に第１流路と第２流路とを交互に形成し、作動流体
間で熱交換を行うものである。
【０００３】また、上記プレート式熱交換器(1)の中に
は、図３及び図４に示す如く、２種類のプレート(2)
(2')を交互に所定枚数積層して、その各プレート間に、
第１流路(A)と第２流路(B)とを交互に形成し、隣接する
プレート(2)(2')同士をその周縁部の略Ｌ字状に折曲っ
たリム(3)(3')及び、第１流体或いは第２流体の導入孔
を構成する開口(4)(4')の周囲でロー付け(R)によって恒
久的に接合することにより、各流路のシールを行うよう
にしたものがある。
は、図３及び図４に示す如く、２種類のプレート(2)
(2')を交互に所定枚数積層して、その各プレート間に、
第１流路(A)と第２流路(B)とを交互に形成し、隣接する
プレート(2)(2')同士をその周縁部の略Ｌ字状に折曲っ
たリム(3)(3')及び、第１流体或いは第２流体の導入孔
を構成する開口(4)(4')の周囲でロー付け(R)によって恒
久的に接合することにより、各流路のシールを行うよう
にしたものがある。
【０００４】尚、図中(5)(5')は、プレート(2)(2')の中
央部に形成した波板状の伝熱面である。
央部に形成した波板状の伝熱面である。
【０００５】また、この種のプレート式熱交換器(1)
は、ロー付け(R)によって合体接合したプレート(2)(2')
からなる積層体(6)の図中上下面に、第１及び第２フレ
ーム(7)(8)をロー付け(R)によって恒久的に接合してあ
り、第１フレーム(7)に、開口(4)(4')と連通する第１乃
至第４のノズル(9a)(9b)(9c)(9d)が取付けてある。
は、ロー付け(R)によって合体接合したプレート(2)(2')
からなる積層体(6)の図中上下面に、第１及び第２フレ
ーム(7)(8)をロー付け(R)によって恒久的に接合してあ
り、第１フレーム(7)に、開口(4)(4')と連通する第１乃
至第４のノズル(9a)(9b)(9c)(9d)が取付けてある。
【０００６】そして、第１のノズル(9a)から第１流路
(A)に第１の流体を供給すると共に、第２のノズル(9b)
から第２流路(B)に第２の流体を供給し、プレート(2)
(2')を介して、第１流路(A)と第２流路(B)との間で熱交
換を行い、この後、第１流路(A)内の第１の流体を第３
のノズル(9c)から器外に排出し、第２流路(B)内の第２
の流体を第４のノズル(9d)から器外に排出するようにし
ている。
(A)に第１の流体を供給すると共に、第２のノズル(9b)
から第２流路(B)に第２の流体を供給し、プレート(2)
(2')を介して、第１流路(A)と第２流路(B)との間で熱交
換を行い、この後、第１流路(A)内の第１の流体を第３
のノズル(9c)から器外に排出し、第２流路(B)内の第２
の流体を第４のノズル(9d)から器外に排出するようにし
ている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上記した如く、プレー
ト式熱交換器(1)の第１流路(A)と第２の流路(B)との液
密性確保に、ガスケットを用いるのではなく、各プレー
ト(2)(2')をロー付け(R)によって接合一体化する方法を
とれば、各プレート(2)(2')間に形成される流路に、高
温、高圧の流体を流したり、ガスケットに対して非常に
腐食性の強い液体を流す場合、ガスケットを使用したタ
イプのプレート式熱交換器に比較し、プレート式熱交換
器の長寿命化を計れる。
ト式熱交換器(1)の第１流路(A)と第２の流路(B)との液
密性確保に、ガスケットを用いるのではなく、各プレー
ト(2)(2')をロー付け(R)によって接合一体化する方法を
とれば、各プレート(2)(2')間に形成される流路に、高
温、高圧の流体を流したり、ガスケットに対して非常に
腐食性の強い液体を流す場合、ガスケットを使用したタ
イプのプレート式熱交換器に比較し、プレート式熱交換
器の長寿命化を計れる。
【０００８】しかし、上記方法によってプレート式熱交
換器(1)を形成すると、第１或いは第２流路(A)(B)に高
圧媒体を流入させた時、媒体圧力の荷重は、プレート
(2)(2')からなる積層体(6)の両側に位置する第１及び第
２フレーム(7)(8)にかかることになり、この荷重は第１
及び第２フレーム(7)(8)の外周ロー付け部で支えること
になる。
換器(1)を形成すると、第１或いは第２流路(A)(B)に高
圧媒体を流入させた時、媒体圧力の荷重は、プレート
(2)(2')からなる積層体(6)の両側に位置する第１及び第
２フレーム(7)(8)にかかることになり、この荷重は第１
及び第２フレーム(7)(8)の外周ロー付け部で支えること
になる。
【０００９】このため、従来は、この部分のロー付け面
積を増加させ、耐圧性をより一層向上させるための手段
として、図５に示す如く、第１フレーム(7)と、第１フ
レーム(7)と隣接するプレート(2)との間に、結合用のス
ペーサ(10)を介在させている。
積を増加させ、耐圧性をより一層向上させるための手段
として、図５に示す如く、第１フレーム(7)と、第１フ
レーム(7)と隣接するプレート(2)との間に、結合用のス
ペーサ(10)を介在させている。
【００１０】このスペーサ(10)は、第１フレーム(7)と
面接触する平板部(11)と、平板部(11)の４隅に設けたノ
ズル貫通用の開口(12)と、周縁部に設けたリム(13)とに
よって構成してあり、このリム(13)がプレート(2)の周
縁のリム(3)と沿うようにしてある。
面接触する平板部(11)と、平板部(11)の４隅に設けたノ
ズル貫通用の開口(12)と、周縁部に設けたリム(13)とに
よって構成してあり、このリム(13)がプレート(2)の周
縁のリム(3)と沿うようにしてある。
【００１１】そして、第１フレーム(7)とプレート(2)と
のロー付け時、第１フレーム(7)とプレート(2)との間に
スペーサ(10)を介在させ、スペーサ(10)の平板部(11)と
第１フレーム(7)の平板部(7a)とをロー付け(R)し、スペ
ーサ(10)のリム(13)とプレート(2)のリム(3)とをロー付
け(R)することにより、第１フレーム(7)とプレート(2)
とのロー付け時に於ける両者間のロー付け面積を増大さ
せると共に、プレート(2)の外周部の強度アップ並びに
両者間の結合強度を増大させるようにしている。
のロー付け時、第１フレーム(7)とプレート(2)との間に
スペーサ(10)を介在させ、スペーサ(10)の平板部(11)と
第１フレーム(7)の平板部(7a)とをロー付け(R)し、スペ
ーサ(10)のリム(13)とプレート(2)のリム(3)とをロー付
け(R)することにより、第１フレーム(7)とプレート(2)
とのロー付け時に於ける両者間のロー付け面積を増大さ
せると共に、プレート(2)の外周部の強度アップ並びに
両者間の結合強度を増大させるようにしている。
【００１２】しかし、第１フレーム(7)とプレート(2)と
の間にスペーサ(10)を介在させる方法を取ると、第１及
び第２フレーム(7)(8)及びプレート(2)(2')以外にスペ
ーサ(10)を用意せなばならず、部品点数が増加し、コス
トアップに繋がると言った問題があった。
の間にスペーサ(10)を介在させる方法を取ると、第１及
び第２フレーム(7)(8)及びプレート(2)(2')以外にスペ
ーサ(10)を用意せなばならず、部品点数が増加し、コス
トアップに繋がると言った問題があった。
【００１３】また、第１フレーム(7)とプレート(2)との
間にスペーサ(10)を介在させるためには、上記３者の位
置決めを正確に行った後、ロー付けを行う必要が生じる
が、この位置決めが非常に困難なため、上記方法を取る
と、プレート式熱交換器(1)の生産性が大幅に低下する
と言った問題があった。
間にスペーサ(10)を介在させるためには、上記３者の位
置決めを正確に行った後、ロー付けを行う必要が生じる
が、この位置決めが非常に困難なため、上記方法を取る
と、プレート式熱交換器(1)の生産性が大幅に低下する
と言った問題があった。
【００１４】また、第２フレーム(8)の外周部はリム
(3')の折曲げ部に合せて加工し、第２フレーム(8)とリ
ム(3')の外周部をロー付け接合し、両者の結合強度を増
大させているが、このようにすると、第２フレーム(8)
の加工コストがアップすると言った問題も有った。
(3')の折曲げ部に合せて加工し、第２フレーム(8)とリ
ム(3')の外周部をロー付け接合し、両者の結合強度を増
大させているが、このようにすると、第２フレーム(8)
の加工コストがアップすると言った問題も有った。
【００１５】
【課題を解決するための手段】４隅に開口を有する２種
のプレートを交互に積層して、各プレート間に第１流路
と第２流路とを交互に形成し、隣接するプレート同士
を、その周縁部及び各流路の連通する開口の周囲に於い
てロー付け等により恒久的に合体接合すると共に、上記
プレートの積層体を、第１フレームと第２フレーム間に
挟持させ、上記積層体の両側を、第１及び第２フレーム
にロー付けして一体構造としたプレート式熱交換器に於
いて、
のプレートを交互に積層して、各プレート間に第１流路
と第２流路とを交互に形成し、隣接するプレート同士
を、その周縁部及び各流路の連通する開口の周囲に於い
てロー付け等により恒久的に合体接合すると共に、上記
プレートの積層体を、第１フレームと第２フレーム間に
挟持させ、上記積層体の両側を、第１及び第２フレーム
にロー付けして一体構造としたプレート式熱交換器に於
いて、
【００１６】上記プレートの積層体の上面下面に配置さ
れる第１フレーム及び第２フレームの内、少なくとも一
方のフレームの周縁部に、プレートの周縁部を略Ｌ字状
に折曲げることによって形成したリムと沿う結合用リム
を一体形成し、
れる第１フレーム及び第２フレームの内、少なくとも一
方のフレームの周縁部に、プレートの周縁部を略Ｌ字状
に折曲げることによって形成したリムと沿う結合用リム
を一体形成し、
【００１７】プレートの積層体と第１フレーム及び第２
フレームとのロー付け時、上記リムと結合用リムとをロ
ー付けするようにしたものである。
フレームとのロー付け時、上記リムと結合用リムとをロ
ー付けするようにしたものである。
【００１８】また、第２フレームの周縁部に、プレート
の周縁部の略Ｌ字状に折曲げることによって形成したリ
ムと沿う結合用リムを一体形成し、プレート積層体と第
２フレームとのロー付け時、上記リムと結合用リムとを
ロー付けする様にしたものである。
の周縁部の略Ｌ字状に折曲げることによって形成したリ
ムと沿う結合用リムを一体形成し、プレート積層体と第
２フレームとのロー付け時、上記リムと結合用リムとを
ロー付けする様にしたものである。
【００１９】
【作用】上記した如く、第１フレームや第２フレームの
周縁部に結合用リムを一体形成することにより、第１フ
レームとプレートとの間にスペーサを介在させることな
く、また、第２フレームの周縁部を、プレートの周縁リ
ムに合せて加工することなく、両者のロー付け時のロー
付け面積を充分に確保できるようにしたものである。
周縁部に結合用リムを一体形成することにより、第１フ
レームとプレートとの間にスペーサを介在させることな
く、また、第２フレームの周縁部を、プレートの周縁リ
ムに合せて加工することなく、両者のロー付け時のロー
付け面積を充分に確保できるようにしたものである。
【００２０】
【実施例】図１及び図２は、本発明に係るプレート式熱
交換器(20)の実施例を示すものである。
交換器(20)の実施例を示すものである。
【００２１】この図に示すプレート式熱交換器(20)に使
用する２種のプレート(21)(21')は、図２に示す如く、
中央に波板状をした伝熱面(22)(22')を有し、その４隅
に第１流体或いは第２流体の導入孔を構成する開口(23)
(23')を有している。
用する２種のプレート(21)(21')は、図２に示す如く、
中央に波板状をした伝熱面(22)(22')を有し、その４隅
に第１流体或いは第２流体の導入孔を構成する開口(23)
(23')を有している。
【００２２】また、この２種のプレート(21)(21')の周
縁部は、略Ｌ字状に折曲げ、リム(24)(24')を形成して
ある。
縁部は、略Ｌ字状に折曲げ、リム(24)(24')を形成して
ある。
【００２３】そして、この２種のプレート(21)(21')を
交互に所定枚数積層して、各プレート(21)(21')間に、
第１流路(A)と第２流路(B)とを交互に形成し、この状態
で、隣接するプレート(21)(21')同士を、その周縁部の
略Ｌ字状に折曲ったリム(24)(24')、及び、第１流路(A)
或いは第２流路(B)の導入孔及び導出孔を形成する開口
(23)(23')の周囲でロー付け(R)によって恒久的に接合す
ることにより、各流路のシールを行うようにしている。
交互に所定枚数積層して、各プレート(21)(21')間に、
第１流路(A)と第２流路(B)とを交互に形成し、この状態
で、隣接するプレート(21)(21')同士を、その周縁部の
略Ｌ字状に折曲ったリム(24)(24')、及び、第１流路(A)
或いは第２流路(B)の導入孔及び導出孔を形成する開口
(23)(23')の周囲でロー付け(R)によって恒久的に接合す
ることにより、各流路のシールを行うようにしている。
【００２４】(26)(27)は、上記２種のプレート(21)(2
1')を積層一体化することにより形成される積層体(25)
の図中上下面に配置される第１及び第２フレームであ
る。
1')を積層一体化することにより形成される積層体(25)
の図中上下面に配置される第１及び第２フレームであ
る。
【００２５】この第１フレーム(26)は、中央部がプレー
ト(21)の伝熱面(22)と当接する平板状をし、その４隅に
は、プレート(21)(21')の４隅に設けた開口(23)(23')と
連通する第１乃至第４のノズル(28a)(28b)(28c)(28d)が
設けてあり、更に、周縁部には、プレート(21)の周縁部
に形成したリム(24)に沿うように、略Ｌ字状に折曲げた
結合用リム(29)が形成されている。
ト(21)の伝熱面(22)と当接する平板状をし、その４隅に
は、プレート(21)(21')の４隅に設けた開口(23)(23')と
連通する第１乃至第４のノズル(28a)(28b)(28c)(28d)が
設けてあり、更に、周縁部には、プレート(21)の周縁部
に形成したリム(24)に沿うように、略Ｌ字状に折曲げた
結合用リム(29)が形成されている。
【００２６】また、上記第１乃至第４のノズル(28a)(28
b)(28c)(28d)及び結合用リム(29)は、第１フレーム(26)
形成時、プレス加工により一体形成するようにしてあ
る。
b)(28c)(28d)及び結合用リム(29)は、第１フレーム(26)
形成時、プレス加工により一体形成するようにしてあ
る。
【００２７】また、第２フレーム(27)は、中央部がプレ
ート(21')の伝熱面(22')と当接する平板状をし、その周
縁部は、プレート(21')の周縁部に形成したリム(24')に
沿うように、略Ｌ字状に折曲げた結合用リム(30)が形成
してある。
ート(21')の伝熱面(22')と当接する平板状をし、その周
縁部は、プレート(21')の周縁部に形成したリム(24')に
沿うように、略Ｌ字状に折曲げた結合用リム(30)が形成
してある。
【００２８】上記構成に於いて、本発明に係るプレート
式熱交換器(20)を形成するには、第２フレーム(27)上
に、２種のプレート(21)(21')を所定枚数積層し、各プ
レート(21)(21')間に、第１流路(A)と第２流路(B)とを
交互に形成し、その上に第１フレーム(26)を積層する。
式熱交換器(20)を形成するには、第２フレーム(27)上
に、２種のプレート(21)(21')を所定枚数積層し、各プ
レート(21)(21')間に、第１流路(A)と第２流路(B)とを
交互に形成し、その上に第１フレーム(26)を積層する。
【００２９】この時、第１及び第２フレーム(26)(27)、
及び、各プレート(21)(21')の周縁部には、略Ｌ字状に
折曲形成した結合用リム(29)(30)及びリム(24)(24')が
形成されているため、上記各部材の積層時、上記各リム
が位置決め用のガイドとして作用するため、上記各部材
は単に積層するだけで位置決めが行える。
及び、各プレート(21)(21')の周縁部には、略Ｌ字状に
折曲形成した結合用リム(29)(30)及びリム(24)(24')が
形成されているため、上記各部材の積層時、上記各リム
が位置決め用のガイドとして作用するため、上記各部材
は単に積層するだけで位置決めが行える。
【００３０】この状態で、隣接するプレート(21)(21')
同士を、上述した如く、その周縁部の略Ｌ字状に折曲っ
たリム(24)(24')、及び、第１流路(A)或いは第２流路
(B)の導入孔及び導出孔を形成する開口(23)(23')の周囲
でロー付け(R)によって恒久的に接合し、各流路のシー
ルを行うと共に、第２フレーム(27)と図中最下段に位置
するプレート(21')とをロー付け(R)し、第１フレーム(2
6)と図中最上段に位置するプレート(21)とをロー付け
(R)し、更に、第１フレーム(26)の第１及び第３のノズ
ル(28a)(28c)と、プレート(21)の各開口(23)(23)とを、
その周囲でロー付け(R)し、プレート式熱交換器(20)を
形成する。
同士を、上述した如く、その周縁部の略Ｌ字状に折曲っ
たリム(24)(24')、及び、第１流路(A)或いは第２流路
(B)の導入孔及び導出孔を形成する開口(23)(23')の周囲
でロー付け(R)によって恒久的に接合し、各流路のシー
ルを行うと共に、第２フレーム(27)と図中最下段に位置
するプレート(21')とをロー付け(R)し、第１フレーム(2
6)と図中最上段に位置するプレート(21)とをロー付け
(R)し、更に、第１フレーム(26)の第１及び第３のノズ
ル(28a)(28c)と、プレート(21)の各開口(23)(23)とを、
その周囲でロー付け(R)し、プレート式熱交換器(20)を
形成する。
【００３１】上記のようにしてプレート式熱交換器(20)
を形成すれば、第１フレーム(26)の周縁部は、プレート
(21)周縁部のリム(24)に沿う結合用リム(29)が一体形成
されているため、第１フレーム(26)と最上段のプレート
(21)とをロー付けすると、第１フレームの結合用リム(2
9)は、各リム(24)(24')が連続してロー付けされ、最も
強固な周縁部とロー付けされるため、両者を充分な結合
強度で接合できる。
を形成すれば、第１フレーム(26)の周縁部は、プレート
(21)周縁部のリム(24)に沿う結合用リム(29)が一体形成
されているため、第１フレーム(26)と最上段のプレート
(21)とをロー付けすると、第１フレームの結合用リム(2
9)は、各リム(24)(24')が連続してロー付けされ、最も
強固な周縁部とロー付けされるため、両者を充分な結合
強度で接合できる。
【００３２】尚、この効果は第２フレーム(27)について
も同様である。
も同様である。
【００３３】また、第１フレーム(26)の４隅には、プレ
ート(21)(21')の４隅に設けた開口(23)(23')と連通する
第１乃至第４のノズル(28a)(28b)(28c)(28d)が一体成型
によって形成されているため、第１フレーム(26)と各ノ
ズル(28a)(28b)(28c)(28d)とをロー付けする必要もな
い。
ート(21)(21')の４隅に設けた開口(23)(23')と連通する
第１乃至第４のノズル(28a)(28b)(28c)(28d)が一体成型
によって形成されているため、第１フレーム(26)と各ノ
ズル(28a)(28b)(28c)(28d)とをロー付けする必要もな
い。
【００３４】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係るプレー
ト式熱交換器は、第１フレームの周縁部に結合用リムを
一体形成し、プレートの積層体と第１フレームとのロー
付け時、第１フレームとプレートとの間にスペーサを介
在させることなく、両者のロー付け時のロー付け面積を
充分に確保できるようにしたから、この種のプレート式
熱交換器形成時の部品点数を減少させることができる。
ト式熱交換器は、第１フレームの周縁部に結合用リムを
一体形成し、プレートの積層体と第１フレームとのロー
付け時、第１フレームとプレートとの間にスペーサを介
在させることなく、両者のロー付け時のロー付け面積を
充分に確保できるようにしたから、この種のプレート式
熱交換器形成時の部品点数を減少させることができる。
【００３５】また、プレートの積層体と第１フレームと
の積層時、両者の外周に設けたリム及び結合用リムが積
層時の位置決め用のガイドとして作用するため、両者の
ロー付けにの位置決め作業が非常に容易となる。
の積層時、両者の外周に設けたリム及び結合用リムが積
層時の位置決め用のガイドとして作用するため、両者の
ロー付けにの位置決め作業が非常に容易となる。
【００３６】更に、第１フレームには、プレートに形成
した各開口と連通する第１乃至第４のノズルを一体形成
によって設けてあるため、第１フレームにノズルを取付
ける必要もなくなる。
した各開口と連通する第１乃至第４のノズルを一体形成
によって設けてあるため、第１フレームにノズルを取付
ける必要もなくなる。
【００３７】そして、上記３者の相乗効果により、ロー
付けタイプのプレート式熱交換器の大幅のコストダウン
を計ることができる。
付けタイプのプレート式熱交換器の大幅のコストダウン
を計ることができる。
【図１】本発明に係るプレート式熱交換器の実施例を示
す概略断面図。
す概略断面図。
【図２】（ａ）（ｂ）は、プレート式熱交換器を構成す
るプレートの平面図。
るプレートの平面図。
【図３】プレート式熱交換器の従来例を示す概略断面
図。
図。
【図４】（ａ）（ｂ）は、プレート式熱交換器を構成す
るプレートの平面図。
るプレートの平面図。
【図５】プレート式熱交換器の他の従来例を示す概略断
面図。
面図。
Ａ 第１流路 Ｂ 第２流路 ２０ プレート式熱交換器 ２１ プレート ２１’ プレート ２３ 開口 ２３’ 開口 ２４ リム ２４’ リム ２５ 積層体 ２６ 第１フレーム ２７ 第２フレーム ２８ａ 第１のノズル ２８ｂ 第２のノズル ２８ｃ 第３のノズル ２８ｄ 第４のノズル ２９ 結合用リム
Claims (1)
- 【請求項１】 ４隅に開口を有する２種のプレートを交
互に積層して、各プレート間に第１流路と第２流路とを
交互に形成し、隣接するプレート同士を、その周縁部及
び各流路の連通する開口の周囲に於いてロー付け等によ
り恒久的に合体接合すると共に、上記プレートの積層体
を、第１フレームと第２フレーム間に挟持させ、上記積
層体の上下面を、第１及び第２フレームにロー付けして
一体構造としたプレート式熱交換器に於いて、 上記プレートの積層体の上面下面に載置される第１フレ
ーム及び第２フレームの内、少なくとも一方のフレーム
の周縁部に、プレートの周縁部を略Ｌ字状に折曲げるこ
とによって形成したリムと沿う結合用リムを一体形成
し、 プレートの積層体と第１フレーム及び第２フレームとの
ロー付け時、上記リムと結合用リムとをロー付けするこ
とを特徴とするプレート式熱交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22538192A JPH0674672A (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | プレート式熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22538192A JPH0674672A (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | プレート式熱交換器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0674672A true JPH0674672A (ja) | 1994-03-18 |
Family
ID=16828468
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22538192A Pending JPH0674672A (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | プレート式熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0674672A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998025093A1 (fr) * | 1996-12-05 | 1998-06-11 | Showa Aluminum Corporation | Echangeur de chaleur |
| EP0984239A3 (en) * | 1998-09-01 | 2000-06-07 | IP Compact AB | Heat exchanger |
| JP2000342244A (ja) * | 1999-06-08 | 2000-12-12 | Nagata Jozo Kikai Kk | コンベア型穀類処理装置の排水及び洗浄装置 |
| EP1085286A1 (en) * | 1999-03-24 | 2001-03-21 | Ebara Corporation | Plate type heat exchanger |
| JP2003517558A (ja) * | 1999-12-15 | 2003-05-27 | スウエプ インターナシヨナル アーベー | 板状熱交換器と温水貯蔵コンテナを備える湯沸器 |
| EP1711768A1 (de) * | 2004-01-23 | 2006-10-18 | Behr GmbH & Co. KG | Wärmetauscher, insbesondere öl-/kühlmittel-kühler |
| WO2010069871A1 (en) * | 2008-12-17 | 2010-06-24 | Swep International Ab | High pressure port on peninsula |
| JP2013164199A (ja) * | 2012-02-10 | 2013-08-22 | Denso Corp | 熱交換器、およびその製造方法 |
| JP2014115048A (ja) * | 2012-12-12 | 2014-06-26 | Mahle Filter Systems Japan Corp | 多板積層式熱交換器及びそのコアプレート |
| CN117739718A (zh) * | 2023-12-25 | 2024-03-22 | 南京胜德金属装备有限公司 | 一种不锈钢双管板式换热器 |
-
1992
- 1992-08-25 JP JP22538192A patent/JPH0674672A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
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