JPH0674230A - 内燃機関の軸受部構造 - Google Patents
内燃機関の軸受部構造Info
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- JPH0674230A JPH0674230A JP22900892A JP22900892A JPH0674230A JP H0674230 A JPH0674230 A JP H0674230A JP 22900892 A JP22900892 A JP 22900892A JP 22900892 A JP22900892 A JP 22900892A JP H0674230 A JPH0674230 A JP H0674230A
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- JP
- Japan
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- bearing
- metal
- oil
- cooling
- oil passage
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F7/00—Casings, e.g. crankcases or frames
- F02F7/0065—Shape of casings for other machine parts and purposes, e.g. utilisation purposes, safety
- F02F7/008—Sound insulation
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F7/00—Casings, e.g. crankcases or frames
- F02F7/0043—Arrangements of mechanical drive elements
- F02F7/0053—Crankshaft bearings fitted in the crankcase
- F02F2007/0056—Crankshaft bearings fitted in the crankcase using bearing beams, i.e. bearings interconnected by a beam or multiple beams
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
- Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 軸受メタルを効率良く冷却する。
【構成】 シリンダブロック１の軸受部２の下キャップ
側のベアリングビーム３に、冷却用のオイル通路４とオ
イル溝５が設けられている。また、軸受メタル６の裏側
には、軸方向に多数のメタル溝７が設けられており、冷
却用のオイルが軸受メタル６と軸受８の間を流れるよう
になっている。一方、通常の潤滑用オイル通路１０は、
冷却用オイル通路４とは別に、上側キャップであるシリ
ンダブロック１に設けられている。
側のベアリングビーム３に、冷却用のオイル通路４とオ
イル溝５が設けられている。また、軸受メタル６の裏側
には、軸方向に多数のメタル溝７が設けられており、冷
却用のオイルが軸受メタル６と軸受８の間を流れるよう
になっている。一方、通常の潤滑用オイル通路１０は、
冷却用オイル通路４とは別に、上側キャップであるシリ
ンダブロック１に設けられている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の軸受部構造
に関する。
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の内燃機関の軸受部構造としては、
例えば軸受の軸受メタルとの接触面に熱伝導性の良好な
軟質金属たとえばアルミニウムメッキ層等を設けたもの
がある、（特開昭５７−１４９６１２号公報参照）。
例えば軸受の軸受メタルとの接触面に熱伝導性の良好な
軟質金属たとえばアルミニウムメッキ層等を設けたもの
がある、（特開昭５７−１４９６１２号公報参照）。
【０００３】これは、軟質金属層は、軸受メタルの接触
面に迅速になじみ、軟質金属層と軸受メタルとの間の間
隙が減少するので、軸受メタルの熱を効率よく軸受に伝
えることができるものである。
面に迅速になじみ、軟質金属層と軸受メタルとの間の間
隙が減少するので、軸受メタルの熱を効率よく軸受に伝
えることができるものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の内燃機関の軸受部構造にあっては、軸受メタ
ルから軟質金属には、よく熱が伝わるが、軟質金属から
軸受部へは熱が伝わり難い。このため軸受メタルの表面
温度が十分に下げられないという問題点があった。
うな従来の内燃機関の軸受部構造にあっては、軸受メタ
ルから軟質金属には、よく熱が伝わるが、軟質金属から
軸受部へは熱が伝わり難い。このため軸受メタルの表面
温度が十分に下げられないという問題点があった。
【０００５】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、軸受メタルを効率良く冷却する内
燃機関の軸受部構造を提供することを目的としている。
してなされたもので、軸受メタルを効率良く冷却する内
燃機関の軸受部構造を提供することを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、クラ
ンクシャフト摺動部を形成するための軸受メタルと、該
軸受メタルを保持する軸受部及び潤滑油供給用オイル通
路を有する軸受部構造において、潤滑油供給用オイル通
路とは別にメタル冷却用のオイル通路を設けると共に、
ベアリングビームと軸受メタルとの間に、冷却用オイル
を流出させる溝を軸方向に設けた。
ンクシャフト摺動部を形成するための軸受メタルと、該
軸受メタルを保持する軸受部及び潤滑油供給用オイル通
路を有する軸受部構造において、潤滑油供給用オイル通
路とは別にメタル冷却用のオイル通路を設けると共に、
ベアリングビームと軸受メタルとの間に、冷却用オイル
を流出させる溝を軸方向に設けた。
【０００７】
【作用】軸受メタルと軸受との間を冷却用のオイルが流
れるので、軸受メタルは効率良く冷却される。
れるので、軸受メタルは効率良く冷却される。
【０００８】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
１〜図４は本発明の一実施例を示す図である。
１〜図４は本発明の一実施例を示す図である。
【０００９】まず構成を説明する。図１に軸受部の断面
を示す。シリンダブロック１の軸受部２の下キャップ側
のベアリングビーム３に、冷却用オイルのオイル通路４
とオイル溝５が設けられている。
を示す。シリンダブロック１の軸受部２の下キャップ側
のベアリングビーム３に、冷却用オイルのオイル通路４
とオイル溝５が設けられている。
【００１０】また、図２及び図３に拡大して図示した如
く、軸受メタル６の裏側には、軸方向に多数の冷却用オ
イルの流れる溝であるメタル溝７を設けるとともに、軸
受８との接触面を大きくとり、オイルによる除熱と、軸
受部２への伝熱による除熱効果を高めている。
く、軸受メタル６の裏側には、軸方向に多数の冷却用オ
イルの流れる溝であるメタル溝７を設けるとともに、軸
受８との接触面を大きくとり、オイルによる除熱と、軸
受部２への伝熱による除熱効果を高めている。
【００１１】また、通常の潤滑用オイル通路１０は、冷
却用オイル通路４とは別に、上側キャップであるシリン
ダブロック１に設けられている。
却用オイル通路４とは別に、上側キャップであるシリン
ダブロック１に設けられている。
【００１２】図４は、軸受メタル６を取り出した状態で
の軸受部の斜視図である。下キャップ部に冷却用オイル
通路４と冷却用オイル溝５が設けられ、メタル溝７が軸
受メタルの下側のメタルに設けられている状態を示して
いる。
の軸受部の斜視図である。下キャップ部に冷却用オイル
通路４と冷却用オイル溝５が設けられ、メタル溝７が軸
受メタルの下側のメタルに設けられている状態を示して
いる。
【００１３】次に作用を説明する。冷却用のオイルは、
ベアリングビーム３内に設けられた冷却用オイル通路４
から、各軸受部２に設けられた、オイル通路４ａを通
り、冷却用のオイル溝５に導入される。
ベアリングビーム３内に設けられた冷却用オイル通路４
から、各軸受部２に設けられた、オイル通路４ａを通
り、冷却用のオイル溝５に導入される。
【００１４】オイルは、そこで周方向に広がり、軸受メ
タルの裏面に設けられたメタル溝７を通り外部へ流出す
る。
タルの裏面に設けられたメタル溝７を通り外部へ流出す
る。
【００１５】通常、軸受メタル６表面と、オイルポン
プ、フィルターを通ってきたオイルとの温度差は、約５
０〜７０°程度である。従って、このオイルを冷却オイ
ルとして軸受メタル６の裏側に導入し、軸受メタル６と
軸受８との間を流せば、軸受メタル６の温度を下げるこ
とが十分可能である。
プ、フィルターを通ってきたオイルとの温度差は、約５
０〜７０°程度である。従って、このオイルを冷却オイ
ルとして軸受メタル６の裏側に導入し、軸受メタル６と
軸受８との間を流せば、軸受メタル６の温度を下げるこ
とが十分可能である。
【００１６】また、シリンダブロック１の下部軸受部
は、燃焼加振力などの荷重を受け発熱量が大きいこと、
ベアリングビーム３はシリンダブロック１とは分割結合
されており、下部から上部軸受部への熱伝達が悪いこと
などから、このオイルによる除熱効果は極めて有効であ
る。
は、燃焼加振力などの荷重を受け発熱量が大きいこと、
ベアリングビーム３はシリンダブロック１とは分割結合
されており、下部から上部軸受部への熱伝達が悪いこと
などから、このオイルによる除熱効果は極めて有効であ
る。
【００１７】更に、油膜が確保され軸受メタル６の耐久
性が向上するので、摺動部の幅を縮少することができ
る。また、潤滑部への供給油温を上げ、高回転域のみ、
冷却用のオイルを流して強制冷却する。油膜を確保す
る。などが可能であり、クランク軸のフリクションを低
減することができる。
性が向上するので、摺動部の幅を縮少することができ
る。また、潤滑部への供給油温を上げ、高回転域のみ、
冷却用のオイルを流して強制冷却する。油膜を確保す
る。などが可能であり、クランク軸のフリクションを低
減することができる。
【００１８】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、軸受メタルと軸受との間に冷却用オイルの流れる強
制冷却部を設けたので、軸受メタルからの除熱効果が高
まり、軸受メタル表面の温度を十分に下げることができ
る。
ば、軸受メタルと軸受との間に冷却用オイルの流れる強
制冷却部を設けたので、軸受メタルからの除熱効果が高
まり、軸受メタル表面の温度を十分に下げることができ
る。
【図１】本発明の一実施例を示す断面図。
【図２】軸受メタルと軸受との接触面を拡大して示す断
面図。
面図。
【図３】図２のＢ−Ｂ断面図。
【図４】軸受メタルを分離して示す斜視図。
１…シリンダブロック ２…軸受部 ３…ベアリングビーム ４…冷却用オイル通路 ５…冷却用オイル溝 ６…軸受メタル ７…メタル溝 ８…軸受 １０…潤滑用オイル通路
Claims (1)
- 【請求項１】 クランクシャフト摺動部を形成するため
の軸受メタルと、該軸受メタルを保持する軸受部及び潤
滑油供給用オイル通路を有する軸受部構造において、潤
滑油供給用オイル通路とは別にメタル冷却用のオイル通
路を設けると共に、ベアリングビームと軸受メタルとの
間に、冷却用オイルを流出させる溝を軸方向に設けたこ
とを特徴とする内燃機関の軸受部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22900892A JPH0674230A (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 内燃機関の軸受部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22900892A JPH0674230A (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 内燃機関の軸受部構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0674230A true JPH0674230A (ja) | 1994-03-15 |
Family
ID=16885316
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22900892A Pending JPH0674230A (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 内燃機関の軸受部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0674230A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012028720A1 (de) * | 2010-09-03 | 2012-03-08 | Man Diesel & Turbo Se | Kurbelwellenlagerung einer kurbelwelle einer brennkraftmaschine |
| WO2012128097A1 (ja) * | 2011-03-23 | 2012-09-27 | 株式会社豊田中央研究所 | 内燃機関の軸受構造 |
| CN104343809A (zh) * | 2014-09-22 | 2015-02-11 | 广西玉柴机器股份有限公司 | 曲轴止推片的润滑结构 |
-
1992
- 1992-08-28 JP JP22900892A patent/JPH0674230A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012028720A1 (de) * | 2010-09-03 | 2012-03-08 | Man Diesel & Turbo Se | Kurbelwellenlagerung einer kurbelwelle einer brennkraftmaschine |
| CN103119311A (zh) * | 2010-09-03 | 2013-05-22 | 曼柴油机和涡轮机欧洲股份公司 | 内燃发动机曲轴的曲轴支承 |
| KR101491580B1 (ko) * | 2010-09-03 | 2015-02-09 | 만 디젤 앤 터보 에스이 | 내연기관의 크랭크 샤프트용 베어링 장치 |
| WO2012128097A1 (ja) * | 2011-03-23 | 2012-09-27 | 株式会社豊田中央研究所 | 内燃機関の軸受構造 |
| JP2012197923A (ja) * | 2011-03-23 | 2012-10-18 | Toyota Central R&D Labs Inc | 内燃機関の軸受構造 |
| US9046125B2 (en) | 2011-03-23 | 2015-06-02 | Kabushiki Kaisha Chuo Kenkyusho | Bearing structure for internal combustion engine |
| US9309918B2 (en) | 2011-03-23 | 2016-04-12 | Kabushiki Kaisha Toyota Chuo Kenkyusho | Bearing structure for internal combustion engine |
| CN104343809A (zh) * | 2014-09-22 | 2015-02-11 | 广西玉柴机器股份有限公司 | 曲轴止推片的润滑结构 |
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