JPH0674056B2 - 自動車のル−フ側縁部構造 - Google Patents

自動車のル−フ側縁部構造

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JPH0674056B2
JPH0674056B2 JP15197085A JP15197085A JPH0674056B2 JP H0674056 B2 JPH0674056 B2 JP H0674056B2 JP 15197085 A JP15197085 A JP 15197085A JP 15197085 A JP15197085 A JP 15197085A JP H0674056 B2 JPH0674056 B2 JP H0674056B2
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JP
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drip
door
roof
side edge
weather strip
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JP15197085A
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JPS6212476A (ja
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澄男 井波
伊藤  博
孝 鈴木
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、車体ルーフ側縁部に形成されたドリップ部
がドア上端部で覆われた自動車のルーフ側縁部構造、特
にルーフラックの装着を考慮した構造に関するものであ
る。
従来技術 近年、自動車には、第4図に示すように、ドア開口が大
きく開く、いわゆるフルドアと称されるドア1を具備し
たものがあり、この自動車のルーフ側縁部は、第5図に
示すような構造を呈している。
すなわち、このドア1は上端部2が一般のドアより上方
へ延長されて、車体ルーフ側縁部3に形成されたドリッ
プ部4の側方を覆うようになっている。このドリップ部
4は、ルーフサイドレール5にドリップチャンネル6が
接合され、ドリップチャンネル6にルーフパネル7の側
縁部8が接合されて形成されている。そして、このドリ
ップ部4に、ドア1の上端部2との間をシールするドア
ウエザストリップ9が装着されている。また、このドア
1の上端部2には、ルーフサイドレール5との間をシー
ルするドアウエザストリップ10が装着される一方、ルー
フサイドレール5下部のフランジ部11には、ドア1との
間をシールする車体側ウエザストリップ12が装着されて
いる。なお、図中符号13はドアガラス、14はガラスラン
である(実開昭58-35472号公報参照)。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、このような従来のルーフ側縁部構造にあ
っては、第6図のようにルーフ上にルーフラック15を装
着する場合、ルーフラック15の固定用ブラケット16をド
ア上端部2とドリップウエザストリップ9との間に挿入
してドリップ部4に装着していたため、ドリップウエザ
ストリップ9のシール性の悪化を招き、雨水等がドアウ
エザストリップ10上に溜りドア1開時に車室内側に垂れ
落ちてしまう、という問題があった。
問題点を解決するための手段 この発明は、かかる問題点を解決するため、車体ルーフ
側縁部に形成されたドリップ部がドア上端部で覆われ、
該ドリップ部に前記ドア上端部との間をシールするドリ
ップウエザストリップが装着された自動車のルーフ側縁
部構造において、前記ドリップ部内にルーフラック固定
用ブラケットが係合される係止部を設ける一方、該係止
部を覆う被覆部を前記ドリップウエザストリップに形成
した自動車のルーフ側縁部構造としたことを特徴として
いる。
作用 かかる手段によると、ルーフラックを使用する場合に
は、このルーフラックの固定用ブラケットを、ドリップ
部内に設けられた係止部に係止することにより、ルーフ
ラック配設が可能となる。よって、固定用ブラケットが
ドア上端部とドリップウエザストリップとの間に挿入さ
れることがなく、シール性が確保される。また、ルーフ
ラック不使用時には、ドリップウエザストリップに形成
された被覆部が係止部を覆って隠蔽するため、車外から
係止部が見えることなく、外観品質が保たれることとな
る。
実施例 以下、この発明を実施例に基づいて説明する。
第1図ないし第3図にはこの発明の一実施例を示す図で
ある。
まず構成を説明すると、図中符号21は一般にフルドアと
称されるドアで、このドア21は、アウタパネル22とイン
ナパネル23とが打抜き加工されることにより、ウインド
ウ開口部24等が形成され、通常のドアのドアサッシに相
当する部位がアウタパネル22とインナパネル23とで形成
されている。そして、このドア21は、上端部25が通常の
ドアより上方へ延長されて、この上端部25で車体ルーフ
側縁部26に形成されたドリップ部27の側方を覆うように
なっている。
このドリップ部27は、アウタパネル28とインナパネル29
からなるルーフサイドレール30にドリップチャンネル31
が接合され、このドリップチャンネル31にルーフパネル
32の側縁部33が接合されて形成されている。そして、こ
のドリップ部27には、ドア上端部25との間をシールする
ドリップウエザストップ34が装着される一方、このドリ
ップ部27内つまりルーフパネル32の側縁部33上に係止部
であるフック部材35が固定されている。このフック部材
35は、第3図のように、ルーフパネル32の側縁部33上に
接合された固定板部36から鉤状の引掛け部37が突設され
て形成されている。また、ルーフラック38の固定用ブラ
ケット39には、フック部材35の引掛け部37が係止される
係止開口40が形成されている。
一方、ドリップウエザストリップ34には、フック部材35
を覆う被覆部41が一体成形され、この被覆部41の先端が
第2図のようにルーフパネル32に、略当接するようにな
っている。
なお、図中符号42は車体側ウエザストリップ、43はドア
ウエザストリップ、44はドアガラス、そして45はガラス
ランである。
かかる構成にすると、ルーフパネル32上にルーフラック
38を配設する場合、ドリップ部27内に設けられたフック
部材35の引掛け部37を、固定用ブラケット39の係止開口
40に挿入して引っ掛け、ボルト46を締め付けてルーフラ
ック38を固定する。このように固定用ブラケット39をド
リップ部27自体でなく、ドリップ部27内のフック部材35
に係合することにより、このブラケット38をドア上端部
25とドリップウエザストリップ34との間に挿入する必要
がなくなる。従って、このドリップウエザストリップ34
のドア上端部25への当接状態は維持されてシール性が確
保され、ルーフラック38配設状態における車室内への雨
水等浸入は確実に防止されることとなる。
また、ルーフラック38を装着しない場合においては、ド
リップウエザストリップ34に形成された被覆部41(この
被覆部41はフック部材35と対応する部位を大型に形成し
ておいてもよいが、フック部材が小型のものであれば一
般断面におけるリップ部と同一であってもよい)がフッ
ク部材35を隠蔽しており、ドア21の開時でもフック部材
35が見えることなく、外観品質も良好に保たれる。
発明の効果 以上説明してきたように、この発明によれば、ドリップ
部内に係止部を設けることにより、ルーフラック固定用
ブラケットがドア上端部とドリップウエザストリップと
の間に挿通されることがないため、シール性を確保でき
ると共に、ドリップウエザストリップに被覆部を形成す
ることにより、ルーフラックを装備しない時にはその被
覆部で係止部が隠蔽される結果、外観品質を良好な状態
に保つことができる、という実用上有益な効果を発揮す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図および第3図はこの発明の自動車のルーフ側縁部
構造の一実施例を示す図で、第1図は同構造を示す断面
図、第2図はルーフラック取付状態を示す第1図に相当
する断面図、第3図はフック部材と固定用ブラケットを
示す分解斜視図、第4図ないし第6図は従来例を示す図
で、第4図はフルドアを具備した自動車の斜視図、第5
図は第4図のV−V線に沿う断面図、第6図はルーフラ
ック取付状態を示す第5図に相当する断面図である。 21……ドア、25……上端部、 26……ルーフ側縁部、27……ドリップ部、 34……ドリップウエザストリップ、 35……フック部材(係止部)、 38……ルーフラック、 39……固定用ブラケット、41……被覆部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体ルーフ側縁部に形成されたドリップ部
    がドア上端部で覆われ、該ドリップ部に前記ドア上端部
    との間をシールするドリップウエザストリップが装着さ
    れた自動車のルーフ側縁部構造において、 前記ドリップ部内にルーフラック固定用ブラケットが係
    合される係止部を設ける一方、該係止部を覆う被覆部を
    前記ドリップウエザストリップに形成したことを特徴と
    する自動車のルーフ側縁部構造。
JP15197085A 1985-07-09 1985-07-09 自動車のル−フ側縁部構造 Expired - Lifetime JPH0674056B2 (ja)

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JP15197085A JPH0674056B2 (ja) 1985-07-09 1985-07-09 自動車のル−フ側縁部構造

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JP15197085A JPH0674056B2 (ja) 1985-07-09 1985-07-09 自動車のル−フ側縁部構造

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JPS6212476A JPS6212476A (ja) 1987-01-21
JPH0674056B2 true JPH0674056B2 (ja) 1994-09-21

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JP3307154B2 (ja) * 1995-05-18 2002-07-24 日産自動車株式会社 自動車用アシストグリップ取付部構造
JP4704995B2 (ja) * 2006-10-10 2011-06-22 株式会社クボタ キャビンのシール構造
CN101823463A (zh) * 2010-05-07 2010-09-08 重庆长安汽车股份有限公司 一种与轿车顶盖、后横梁连接的后侧围蒙皮构件

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