JPH0673891A - 物品自動搬送システム - Google Patents

物品自動搬送システム

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Publication number
JPH0673891A
JPH0673891A JP22392492A JP22392492A JPH0673891A JP H0673891 A JPH0673891 A JP H0673891A JP 22392492 A JP22392492 A JP 22392492A JP 22392492 A JP22392492 A JP 22392492A JP H0673891 A JPH0673891 A JP H0673891A
Authority
JP
Japan
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control device
hoist
rail
route
rails
Prior art date
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Pending
Application number
JP22392492A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeji Matsumoto
松本竹二
Noboru Oyamada
小山田昇
Michinori Kiritani
桐谷道紀
Teruo Fukunaga
福長照雄
Yoshikazu Abe
阿部愛和
Koji Kondo
近藤弘司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Shimizu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimizu Construction Co Ltd, Mitsubishi Heavy Industries Ltd, Shimizu Corp filed Critical Shimizu Construction Co Ltd
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Priority to US08/026,301 priority patent/US5335601A/en
Publication of JPH0673891A publication Critical patent/JPH0673891A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G1/00Storing articles, individually or in orderly arrangement, in warehouses or magazines
    • B65G1/02Storage devices
    • B65G1/04Storage devices mechanical
    • B65G1/137Storage devices mechanical with arrangements or automatic control means for selecting which articles are to be removed
    • B65G1/1371Storage devices mechanical with arrangements or automatic control means for selecting which articles are to be removed with data records
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61LGUIDING RAILWAY TRAFFIC; ENSURING THE SAFETY OF RAILWAY TRAFFIC
    • B61L23/00Control, warning or like safety means along the route or between vehicles or trains
    • B61L23/002Control or safety means for heart-points and crossings of aerial railways, funicular rack-railway
    • B61L23/005Automatic control or safety means for points for operator-less railway, e.g. transportation systems
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G1/00Storing articles, individually or in orderly arrangement, in warehouses or magazines
    • B65G1/02Storage devices
    • B65G1/04Storage devices mechanical
    • B65G1/0457Storage devices mechanical with suspended load carriers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Control Of Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】複数の物品を目的位置まで短時間で効率良く搬
送させる。 【構成】複数の固定レールと、対をなす固定レールに沿
って走行可能に設けられる複数の移動レール6と、移動
レール6に走行可能に配設され、搬送部材を巻上下する
複数のホイスト7と、移動レール6およびホイスト7に
設置される制御装置31、36と、搬送部材の経路を作
成するための経路生成用テーブルおよび経路生成手段を
備える中央制御装置22と、移動レール6およびホイス
ト7に設置される制御装置31、36と中央制御装置2
2との間で制御用電源および制御用信号の伝送を行う伝
送装置25、30、31とを備え、前記経路生成手段に
おいて、搬送部材データ、搬送順序データおよび設備構
造データに基づいて搬送部材の搬送経路を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多層ビル建築、造船
所、工場、物流倉庫等に適用される物品自動搬送システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、物品自動搬送装置としては、物流
倉庫或いは工場の一部に見られるように、搬送開始位置
から目的位置までレールを架設し、レール上を走行する
搬器に物品を吊り下げて、自動的に目的位置まで搬送さ
せる方式が知られている。しかしながら、多層ビル建
築、造船所等においては、資材、部品等の物品の形状お
よび重量が大であるため、このような自動搬送装置の適
用が困難であり、通常、タワークレーンや門型クレーン
を使用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、技能
工の不足による工期の遅れや品質の低下が危惧され、こ
の問題を解決するために、従来、人手に頼っていた作業
を機械やコンピュータにより行わせることにより、より
安全で快適な作業環境を作り出し、工期の短縮、安定し
た品質の確保、作業労務の低減を図るための種々の研究
開発が行われている。
【0004】例えば、多層ビル建築においては、最初に
屋根を含めた最上階を構築し、以降、各階をコンピュー
タ制御によって施工し、順次リフトアップしながら建物
を完成させるシステムが考えられている。この場合、各
階の生産現場においては、柱、梁、床、外壁等の資材を
所定の順序によって、しかも効率よく搬送させる必要が
ある。
【0005】この資材の搬送に前記した自動搬送装置を
適用しようとすると、搬器を走行させるレールが固定式
であるため、搬送開始位置から目的の位置まで多数のレ
ールを設けなければならず、また、限られた空間の中で
複数の搬器を走行させることが困難であるという問題を
有している。
【0006】本発明は、上記問題を解決するものであっ
て、複数の物品を目的位置まで搬送させるに際し、その
物品を短時間で効率良く搬送させることができる搬送経
路を自動的に作成し、その搬送経路に従って自動的に物
品を搬送させることができる物品自動搬送システムを提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の発明は、複数の固定レー
ルと、対をなす固定レールに沿って走行可能に設けられ
る複数の移動レールと、該移動レールに走行可能に配設
され、搬送部材を巻上下する複数のホイストと、前記移
動レールおよびホイストに設置される制御装置と、搬送
部材の経路を作成するための経路生成用テーブルおよび
経路生成手段を備える中央制御装置と、前記移動レール
およびホイストに設置される制御装置と前記中央制御装
置との間で制御用電源および制御用信号の伝送を行う伝
送装置とを備え、前記経路生成手段において、搬送部材
データ、搬送順序データおよび設備構造データに基づい
て搬送部材の搬送経路を決定することを特徴とする。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、荷取り階
および荷取り階の上部に設置される作業階と、荷取り階
および作業階の間に設けられる垂直搬器と、荷取り階、
作業階および垂直搬器にそれぞれ設けられる複数の固定
レールと、荷取り階および作業階において対をなす固定
レールに沿って走行可能に設けられる複数の移動レール
と、該移動レールに走行可能に配設され、搬送部材を巻
上下する複数のホイストと、前記移動レール、ホイスト
および垂直搬器に設置される制御装置と、搬送部材の経
路を作成するための経路生成用テーブルおよび経路生成
生成手段を備える中央制御装置と、前記移動レール、ホ
イストおよび垂直搬器に設置される制御装置と前記中央
制御装置との間で制御用電源および制御用信号の伝送を
行う伝送装置とを備え、前記経路生成手段において、搬
送部材データ、搬送順序データおよび設備構造データに
基づいて搬送部材の搬送経路を決定することを特徴と
し、これを、前記作業階が油圧リフトアップ装置により
順次上方にリフトアップされる多層ビル建築システムに
適用することが可能となる。
【0009】
【作用】本発明においては、経路生成用テーブルは、複
数の固定レールに沿って分割されるゾーンを判別するゾ
ーン判別テーブルと、各ゾーンにおいて使用できる往復
路レールテーブルと、各ゾーンにおいてホイストを通過
可能にする通過可能エリアテーブルと、隣接するゾーン
の通過可能エリアの中から連結しているエリアが作成さ
れる通過可能エリア接続テーブルと、該通過可能エリア
接続テーブルから重複するエリアの座標を判別して作成
される通過可能エリア接続重複テーブルと、移動レール
の動作範囲の座標が入力されるレール動作範囲テーブル
とを備え、前記経路生成手段は、前記重複するエリアの
座標と、前記レール動作範囲の座標とを比較し、レール
動作範囲に重複エリアが含まれている場合には通過エリ
アは妥当として、接続座標の決定を行う。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。なお、以下の説明では本発明の物品自動搬送シ
ステムを多層ビル建築に適用した例として説明するが、
本発明は、これに限定されるものではなく、造船所、工
場、物流倉庫等の物品自動搬送システムに適用可能であ
る。
【0011】図18は本発明が適用される物品自動搬送
システムの概略構成を示す斜視図である。図18の多層
ビル建築システムは、多層建築物1の最上階には、上部
建設プラント2が構築され、この上部建設プラント2の
作業階3において、地上の荷取り階4から柱、梁、床、
外壁等の各種建築資材を搬入し、これを組み立てて各フ
ロアー構造物を生産した後、油圧リフトアップ装置(図
示せず)により上部建設プラント2自体を上昇させ、順
次、上方階の構造物を生産していくシステムであり、上
部建設プラント2全体が屋根で覆われているため、天候
による工期の遅れがなくなり、また、安全で快適な作業
環境を得ることができる。
【0012】作業階3の天井部には、複数の固定レール
5と、これら固定レール5間を走行する移動レール6
と、移動レール6に沿って移動するホイスト7が配設さ
れ、ホイスト7に搬送される資材8が吊り下げられる。
また、荷取り階4の天井部には、複数の固定レール9、
10と、固定レール9間を走行する移動レール11とが
配設され、前記ホイスト7が移動レール11および固定
レール10に沿って走行する。
【0013】作業階3と荷取り階4との間には、垂直搬
器12がワイヤーロープ13によりガイドされ作業階3
と荷取り階4との間を昇降可能に設置される。垂直搬器
12の天井部には、ホイスト7を受け取るための固定レ
ール14が設置されている。作業階3の屋上にはオペレ
ータ室15が設けられ、荷取り階4には操作台16が設
けられる。本システムにおいては、ホイスト7が荷取り
階4で搬送部材8を玉掛け完了した時点から、作業階3
の所定場所まで自動で移動し、巻下げ、玉掛けロック解
除、巻上げをオペレータ操作で搬送部材8をセットした
後、ホイスト7が荷取り階4まで自動的に戻るようにさ
れる。
【0014】図19は、作業階3における固定レール5
と移動レール6の配置例を示し、図Aは平面図、図Bは
側面図である。前記上部建設プラント2の枠体20に
は、x軸方向に固定レール5a、5b、…、5k、5l
が設置され、対をなす固定レール(例えば5a、5b)
間に、移動レール6a、6b、…、6i、6jがy軸方
向に移動可能に取り付けられる。本実施例においては、
前記上部建設プラント2をリフトアップさせるための支
持柱17が設けられる関係で、固定レール5c、5dお
よび5i、5jの設置長さが制限されるため、y軸方向
に固定レール19a、19b、…、19fが設置される
が、このような支持柱17がない場合には、固定レール
19a、19b、…、19fをなくして、固定レール5
c、5dおよび5i、5jを延長し、移動レール6c、
6hの数を増加させることができる。
【0015】図19Bに示すように、移動レール6には
前記ホイスト7が移動自在に取り付けられ、例えば、移
動レール6b、6e、6g、6jおよび固定レール19
c、19fが一直線に並ぶと、ホイスト7がx軸上を左
右全域に渡って走行可能となり資材8を搬送する。
【0016】図20は上記物品自動搬送システムの制御
装置の構成図である。本制御装置においては、作業階お
よび荷取り階のホイスト水平搬送、垂直搬送、リフトア
ップの機能を有し、ホイストの移動、垂直搬器の移動、
衝突防止、センシング等の制御機能を併せて有し、ま
た、搬送部材種別、ホイスト等の搬送状況監視を有し、
建方状況に合わせた部材搬送順序をデータ通信で授受
し、その順序、結果を表示、記録する。また、部材搬送
ルートをシミュレーションし、その結果をホイストに指
示すると同時に表示する機能を有する。また、ホイスト
および移動レールへの制御用信号の伝送は、制御電源供
給用のトロリー線を共用する。なお、図20において
は、荷取り階4のホイスト7および移動レール11の制
御並びに垂直搬器12の制御は省略している。
【0017】作業階3のオペレータ室15には、操作部
21、中央制御装置である作業階制御装置22、CRT
23、プリンタ24および伝送装置25が設けられ、作
業階制御装置22は、荷取り階4に設けられる荷取り階
制御装置26に接続される。伝送装置25は、移動レー
ル用トロリー給電線27に接続され、さらに集電子28
を介してホイスト用トロリー給電線29に接続される。
【0018】ホイスト7には、伝送装置30、ホイスト
制御装置31、走行用モータ32、巻上下用モータ33
およびこれらモータの回転位置を検出するエンコーダ3
4が設けられる。また、移動レール6には、伝送装置3
5、移動レール制御装置36、走行用モータ37、ロッ
ク装置38、移動レールの位置を検出する位置検出セン
サ39、ロック確認センサ40が設けられる。伝送装置
30、35は、それぞれ集電子41、42を介してトロ
リー給電線27、29に接続される。
【0019】図21は、移動レール6相互のロック機構
を示し、ロック装置38は、移動レール6の一側に設け
られる垂直方向ロックピン51、水平方向ロックレバー
52と、移動レール6の他側に設けられ、垂直方向ロッ
クピン51が係合される係合穴53と、水平方向ロック
レバー52に係止される係止ピン54とを備え、アクチ
ュエータ55を駆動させることにより、図Bに示すよう
に垂直方向ロックピン51、水平方向ロックレバー52
により、移動レール6相互をロックさせ、かつ、ロック
確認センサ40によりロックを確認するようにしてい
る。
【0020】図1は、本発明の特徴である上記制御装置
において行われる処理の内容を示している。柱、梁、外
壁等の各種部材の形状のデータである搬送部材データ4
3、搬送部材をどのような順序で構築していくかのデー
タである搬送順序データ44、建物の構造のデータであ
る設備構造データ45に基づいて、経路生成手段46に
おいて、搬送部材をどのようなルートで搬送させるかを
経路生成テーブル47を参照して決定し、ホイスト7、
移動レール6および垂直搬器12に指令を送る。
【0021】上記経路生成テーブル47には、経路を生
成するための各種のテーブルが作成記憶される。これを
以下に説明する。
【0022】図2は、ゾーン判別テーブルを示し、図に
示すように、x軸方向の固定レールに沿って#0〜#6
の7つのゾーンに分割し、それぞれの境界番地を指定
し、現在のホイストの位置、最終目的ゾーンを判別す
る。図において1〜9の数字は移動レールの番号を示
し、a〜fはy軸における固定レールの番号を示してい
る。図3は往復路レールテーブルを示し、各ゾーンにお
いて往路・復路で使用できるレールを回転方向毎にテー
ブルを作成する。例えば図2において、反時計回りB方
向で搬送させる場合にはレール番号1、2、3、4、
5、6、f、7、8、b、9の順序で搬送させ、途中、
ゾーン#1でレール番号1が他の搬送作業で使用してい
るときは、レール番号9を使用するというように優先順
位を設定しておく。
【0023】図4は各ゾーンにおいてホイストを通過可
能にする通過可能エリアテーブルを示し、禁止エリアの
データから通過可能エリアを作成する。禁止エリアは、
溶接作業、見学コースのために、時間によって変更され
るもので、その都度設定される。なお、T0A、T0
B、T0Cは垂直搬器の固定レールを示している。
【0024】図5は通過可能エリア接続テーブルを示
し、図4の通過可能エリアテーブルから隣接するゾーン
の通過可能エリアの中から連結しているエリアを+方向
(往路)、−方向(復路)別、時計回り、反時計回り別
に列挙し、通過可能エリア接続テーブルを作成する。例
えば、往路の時計回りでT11のエリアは、T22、T
23、T24のエリアの順に優先的に接続され、エリア
T21は復路のために用い往路では接続しない。また、
T22のエリアは、禁止エリアがあるためT31、T3
2のエリアしか接続しない。
【0025】図6は通過可能エリア接続重複テーブルを
示し、図5の通過可能エリア接続テーブルから重複する
座標を図Bに示すように判別して作成する。このテーブ
ルも、+方向(往路)、−方向(復路)別、時計回り、
反時計回り別に作成する。
【0026】図7はレール動作範囲テーブルを示し、移
動レールおよび固定レールの動作範囲の座標が入力され
る。
【0027】図8は、図1の経路生成手段46において
行われる経路生成のフロー図を示し、先ず、ステップS
1で図2のゾーン判別テーブルを用いて、現在のホイス
トの位置、最終目的座標から現在のゾーン番号、最終目
的ゾーン番号を判別し、次に、ステップS2で図3の往
復路レールテーブルから使用できるレールを判別する。
【0028】次にステップS3で図5の通過可能エリア
接続テーブルを用いて、現在のゾーンから最終目的ゾー
ンまでの通過できるエリアを回転方向を考慮して選出す
る。これを図4および図9により説明する。図9Aに示
すように、現在ゾーン番号が#0で最終目的ゾーン番号
が#4として、通過可能エリア番号とレール番号を設定
したとき、検索の結果エリアT22からT31に接続で
きないから、図9Bに示すように、ゾーン#2まで戻り
ゾーン#2の中でT11と接続可能でゾーン#3のT3
1以外のエリアT32を検索する。
【0029】次に、ステップS4で図6の通過可能エリ
ア接続重複テーブルを用いて重複エリアの検索を行い、
図10に示すゾーン番号、通過エリア番号、使用レール
番号が決定され、これから接続座標の設定を行う。
【0030】次に、ステップS5で通過エリアの妥当性
の判定を行う。これは、図10に示す通過エリアが設定
されたとき、その重複エリアの座標と、図7のレール動
作範囲の座標とを比較し、レール動作範囲に重複エリア
が含まれているか否かを判定し、もし含めれていないと
判定した場合には、次の通過エリアに行けないので、通
過エリアの選出を再度行い、含まれている場合には通過
エリアは妥当として、ステップS6で接続座標の決定を
行う。
【0031】図11は、接続座標の決定の方法を示し、
先ず、垂直搬器の中心座標y0Bをゾーン#1のレール
移動先座標P1とし、次に、P1がエリアT11、T2
1の重複座標の範囲かを調べ、範囲内なのでP2をP1
とし、次に、P2がエリアT21、T32の重複座標の
範囲かを調べ、範囲外なのでT21、T32の重複座標
の1/2の座標をP3とし、次に、P3がエリアT3
2、T41の重複座標の範囲かを調べ、範囲内なのでP
4をP3とする。このように、移動レールはなるべく移
動させないようにして直線的に搬送させるのは、移動レ
ールを移動させると、そのロックに時間を要するためで
ある。
【0032】以上の説明が本発明の特徴である経路生成
であるが、多層ビル建築の場合には、梁、外壁等の搬送
部材を目的位置まで搬送する際に、所望の取り付け位置
に旋回させる必要がある。以下に搬送部材の旋回位置の
決定の処理について説明する。
【0033】先ず、図12に示すように、搬送済部材の
データとしてx、y座標および設置後の部材の天場をz
座標にする。
【0034】図13は搬送部材の旋回位置の決定のフロ
ーを示し、先ず、ステップS1で旋回エリアの範囲の判
別を行う。これは、図14に示すように、ゾーン#iの
中央で旋回するため、旋回エリア内に入るゾーン#nを
調べる。
【0035】次にステップS2で旋回エリア内のゾーン
#nの搬送済部材テーブル(図13)から、図15に示
すように、旋回エリア内に含まれる搬送済部材を選出
し、ステップS3で旋回エリア内に搬送済部材がなけれ
ば、ステップS5で旋回可能と判定し、旋回エリア内に
搬送済部材があれば、ステップS4で天場チェックの処
理を行う。これは、図16に示すように、搬送済部材の
天場z座標と旋回エリアの下場z座標とを比較し、旋回
エリアの下場z以上のziが全くないとき、そのゾーン
#iでは旋回可能とし、ステップS7で図17に示すよ
うに、旋回可能エリアテーブルを作成する。図17Aに
おいて、最終目的ゾーン#6、#5、#3で旋回は可能
であるが、#3で旋回後、#4に進行した場合#4で旋
回不可となっているので、#4で衝突の可能性があり#
3での旋回は行わないとし、図17Bに示すように旋回
可能テーブルの修正を行う。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、複数の固定レールと、対をなす固定レールに沿
って走行可能に設けられる複数の移動レールと、該移動
レールに走行可能に配設され、搬送部材を巻上下する複
数のホイストと、前記移動レールおよびホイストに設置
される制御装置と、搬送部材の経路を作成するための経
路生成用テーブルおよび経路生成手段を備える中央制御
装置と、前記移動レールおよびホイストに設置される制
御装置と前記中央制御装置との間で制御用電源および制
御用信号の伝送を行う伝送装置とを備え、前記経路生成
手段において、搬送部材データ、搬送順序データおよび
設備構造データに基づいて搬送部材の搬送経路を決定す
るので、複数の物品を目的位置まで搬送させるに際し、
その物品を短時間で効率良く搬送させることができる搬
送経路を自動的に作成し、その搬送経路に従って自動的
に物品を搬送させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の物品自動搬送システムにおける処理の
内容を説明するための図
【図2】ゾーン判別テーブルを説明するための図
【図3】往復路レールテーブルを説明するための図
【図4】通過可能エリアテーブルを説明するための図
【図5】通過可能エリア接続テーブルを説明するための
【図6】通過可能エリア接続重複テーブルを説明するた
めの図
【図7】レール動作範囲テーブルを説明するための図
【図8】本発明における経路生成のフロー図を示す図
【図9】接続通過エリア検索を説明するための図
【図10】重複エリアの検索の結果を示す図
【図11】接続座標の決定の方法を説明するための図
【図12】搬送済部材テーブルを説明するための図
【図13】搬送部材の旋回位置の決定のフローを示す図
【図14】旋回エリアの範囲の判別を説明するための図
【図15】旋回エリア内に含まれる搬送済部材の選出す
るための図
【図16】天場チェックを説明するための図
【図17】旋回可能エリアテーブルを示す図
【図18】本発明が適用される物品自動搬送システムの
概略構成を示す斜視図
【図19】図18の作業階における固定レールと移動レ
ールの配置例を示し、図Aは平面図、図Bは側面図
【図20】図18の物品自動搬送システムの制御装置の
構成図
【図21】移動レールのロック装置を説明するための側
面図
【符号の説明】
1…高層建築物、2…上部建設プラント、3…作業階、
4…荷取り階 5、9、10、14…固定レール、6、11…移動レー
ル、7…ホイスト 8…搬送部材、12…垂直搬器、13…ワイヤーロー
プ、15…オペレータ室 16…操作台、20…枠体、21…操作部、22…中央
制御装置 23…CRT、24…プリンタ、25、30、35…伝
送装置 26…荷取り階制御装置、27…移動レール用トロリー
給電線 28、41、42…集電子 29…ホイスト用トロリー
給電線 31…ホイスト制御装置、32…走行用モータ、33…
巻上下用モータ 34…エンコーダ、36…移動レール制御装置、37…
走行用モータ 38…ロック装置、39…位置検出センサ、40…ロッ
ク確認センサ 43…搬送部材データ、44…搬送順序データ、45…
設備構造データ 46…経路生成手段、47…経路生成テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桐谷道紀 広島県西区観音新町四丁目6番22号 三菱 重工業株式会社広島製作所内 (72)発明者 福長照雄 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 阿部愛和 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 近藤弘司 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の固定レールと、対をなす固定レール
    に沿って走行可能に設けられる複数の移動レールと、該
    移動レールに走行可能に配設され、搬送部材を巻上下す
    る複数のホイストと、前記移動レールおよびホイストに
    設置される制御装置と、搬送部材の経路を作成するため
    の経路生成用テーブルおよび経路生成手段を備える中央
    制御装置と、前記移動レールおよびホイストに設置され
    る制御装置と前記中央制御装置との間で制御用電源およ
    び制御用信号の伝送を行う伝送装置とを備え、前記経路
    生成手段において、搬送部材データ、搬送順序データお
    よび設備構造データに基づいて搬送部材の搬送経路を決
    定することを特徴とする物品自動搬送システム。
  2. 【請求項2】荷取り階および荷取り階の上方に設置され
    る作業階と、荷取り階および作業階の間に設けられる垂
    直搬器と、荷取り階、作業階および垂直搬器にそれぞれ
    設けられる複数の固定レールと、荷取り階および作業階
    において対をなす固定レールに沿って走行可能に設けら
    れる複数の移動レールと、該移動レールに走行可能に配
    設され、搬送部材を巻上下する複数のホイストと、前記
    移動レール、ホイストおよび垂直搬器に設置される制御
    装置と、搬送部材の経路を作成するための経路生成用テ
    ーブルおよび経路生成生成手段を備える中央制御装置
    と、前記移動レール、ホイストおよび垂直搬器に設置さ
    れる制御装置と前記中央制御装置との間で制御用電源お
    よび制御用信号の伝送を行う伝送装置とを備え、前記経
    路生成手段において、搬送部材データ、搬送順序データ
    および設備構造データに基づいて搬送部材の搬送経路を
    決定することを特徴とする物品自動搬送システム。
  3. 【請求項3】前記作業階が油圧リフトアップ装置により
    順次上方にリフトアップされる多層ビル建築システムで
    あることを特徴とする請求項2に記載の物品自動搬送シ
    ステム。
  4. 【請求項4】前記経路生成用テーブルは、複数の固定レ
    ールに沿って分割されるゾーンを判別するゾーン判別テ
    ーブルと、各ゾーンにおいて使用できる往復路レールテ
    ーブルと、各ゾーンにおいてホイストを通過可能にする
    通過可能エリアテーブルと、隣接するゾーンの通過可能
    エリアの中から連結しているエリアが作成される通過可
    能エリア接続テーブルと、該通過可能エリア接続テーブ
    ルから重複するエリアの座標を判別して作成される通過
    可能エリア接続重複テーブルと、移動レールの動作範囲
    の座標が入力されるレール動作範囲テーブルとを備え、
    前記経路生成手段は、前記重複するエリアの座標と、前
    記レール動作範囲の座標とを比較し、レール動作範囲に
    重複エリアが含まれている場合には通過エリアは妥当と
    して、接続座標の決定を行うことを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載の物品自動搬送システム。
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