JPH0673058A - 5−デアザフラビン誘導体、その製造法 - Google Patents

5−デアザフラビン誘導体、その製造法

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JPH0673058A
JPH0673058A JP24887592A JP24887592A JPH0673058A JP H0673058 A JPH0673058 A JP H0673058A JP 24887592 A JP24887592 A JP 24887592A JP 24887592 A JP24887592 A JP 24887592A JP H0673058 A JPH0673058 A JP H0673058A
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JP
Japan
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alkyl
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halogen
haloalkyl
substituted
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JP24887592A
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English (en)
Inventor
Isami Hamamoto
伊佐美 浜本
Yuri Akashi
友里 明石
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Nippon Soda Co Ltd
Original Assignee
Nippon Soda Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 一般式〔I〕 【化1】 〔式中、R1 、R2 、R3 、R4 は、それぞれ独立し
て、置換されてもよいアルキル基、アルケニル基、アル
キニル基又はアリール基を示し、R5 は、水素原子、置
換されてもよいアリール基又はヘテロアリール基を示
す〕で表される5−デアザフラビン誘導体及びその製造
法。 【効果】 本発明の化合物は蛍光量子収率が高く、スト
ークスシフトも大きい。さらに蛍光極大波長が575〜
620nmに存在するため、赤橙色蛍光色素として有効
な化合物であり、例えば、波長(エネルギー)変換フィ
ルム、ディスプレー、太陽電池集光板などに含有される
蛍光色素として利用できる。その他、光増感剤、酸化還
元触媒等の利用も可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蛍光特性を有する新規
な5−デアザフラビン誘導体、およびその製造法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】
【化8】 で表されるフラビン誘導体の蛍光特性については、従来
多くの研究がなされ、440〜500nmに吸収極大、
490〜530nmに蛍光極大を持つこと、及びそれら
のうち8位にアミノ基を持つロゼオフラビンは、水、メ
タノールなどの極性溶媒中で、分子内電荷移動を起こし
(〔VI〕)、吸収及び蛍光極大が約60nm長波長シ
フト(λF :約550nm)することなどが知られてい
る。
【化9】
【0003】一方、一部の5−デアザフラビン誘導体に
ついては、その合成法が、例えば、F.Yoneda
et al.,J.C.S.,Chem.Commu
n.,1989,44、idem.,J.C.S.,P
erkin Trans.1,1976,1805、i
dem.,Heterocycles,12,691
(1979)などに報告されているが、蛍光特性につい
ての研究はほとんどなく、本発明のような蛍光特性を有
する5−デアザフラビン誘導体は知られていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、蛍光特性を
有する新規な5−デアザフラビン誘導体を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 発明の構成 イ.化合物 一般式〔I〕
【化10】 {式中、R1 、R2 、R3 、R4 は、それぞれ独立し
て、置換されてもよいアルキル基、置換されてもよいア
ルケニル基、置換されてもよいアルキニル基又は置換さ
れてもよいアリール基を示し、R5 は、水素原子、〔ハ
ロゲン、アルキル、ハロアルキル、アルケニル、ハロア
ルケニル、アルキニル、カルボキシル、ニトロ、COR
6 (ここでR6 は、アルキル、ハロアルキル又はアルキ
ルもしくはハロゲンで置換されてもよいアリールを示
す)、S(O)n 6 (ここでnは0、1、2を、R6
は前記と同じ意味を示す)またはCONHR6 (ここで
6 は前記と同じ意味を示す)〕で置換されてもよいア
リール基又は〔ハロゲン、アルキル、ハロアルキル、ア
ルケニル、ハロアルケニル、アルキニル、カルボキシ
ル、ニトロ、COR6 (ここでR6 は、アルキル、ハロ
アルキル又はアルキルもしくはハロゲンで置換されても
よいアリールを示す)、S(O)n 6 (ここでnは
0、1、2を、R6 は前記と同じ意味を示す)またはC
ONHR6 (ここでR6は前記と同じ意味を示す)〕で
置換されてもよいヘテロアリール基を示す}で表される
5−デアザフラビン誘導体。
【0006】ロ.化合物の製造法 A法:一般式〔II〕
【化11】 〔式中、R1 、R2 、R3 、R4 は、前記と同じ意味を
示す〕で表される化合物とN,N−ジメチルホルムアミ
ドとオキシ塩化リンを反応させることを特徴とする一般
式〔I′〕
【化12】 〔式中、R1 、R2 、R3 、R4 は、前記と同じ意味を
示し、R5 ′は水素原子を示す〕で表される5−デアザ
フラビン誘導体の製造法。 B法:一般式〔II〕
【化13】 〔式中、R1 、R2 、R3 、R4 は、前記と同じ意味を
示す〕で表される化合物と一般式〔III〕 R7 CHO 〔III〕 〔式中、R7 は、ジアルキルアミノアリール基又はジア
ルキルアミノヘテロアリール基を示す〕で表される化合
物とを反応させることを特徴とする一般式〔I′〕
【化14】 〔式中、R1 、R2 、R3 、R4 、R5 ′は、前記と同
じ意味を示す〕で表される5−デアザフラビン誘導体の
製造法。 C法:一般式〔II〕
【化15】 〔式中、R1 、R2 、R3 、R4 は、前記と同じ意味を
示す〕で表される化合物と一般式〔IV〕 R5 ″CHO 〔IV〕 {式中、R5 ″は、〔ハロゲン、アルキル、ハロアルキ
ル、アルケニル、ハロアルケニル、アルキニル、カルボ
キシル、ニトロ、COR6 (ここでR6 は、アルキル、
ハロアルキル又はアルキルもしくはハロゲンで置換され
てもよいアリールを示す)、S(O)n 6 (ここでn
は0、1、2を、R6 は前記と同じ意味を示す)または
CONHR6 (ここでR6 は前記と同じ意味を示す)〕
で置換されてもよいアリール基又は〔ハロゲン、アルキ
ル、ハロアルキル、アルケニル、ハロアルケニル、アル
キニル、カルボキシル、ニトロ、COR6 (ここでR6
は、アルキル、ハロアルキル又はアルキルもしくはハロ
ゲンで置換されてもよいアリールを示す)、S(O)n
6 (ここでnは0、1、2を、R6 は前記と同じ意味
を示す)またはCONHR6 (ここでR6 は前記と同じ
意味を示す)〕で置換されてもよいヘテロアリール基を
示す}で表される化合物とを反応させることを特徴とす
る一般式〔I″〕
【化16】 〔式中、R1 、R2 、R3 、R4 、R5 ″は、前記と同
じ意味を示す〕で表される5−デアザフラビン誘導体の
製造法。
【0007】詳細な説明 ここで、R1 、R2 、R3 、R4 のアルキル基、アルケ
ニル基、アルキニル基、アリール基としては、メチル
基、エチル基、プロピル基、ドデシル基のような炭素数
1〜12のアルキル基、アリル基、プロパルギル基、フ
ェニル基、などが例示でき、これらの置換基としては、
クロル等のハロゲン原子、メチル、エチル等のような炭
素数1〜6のアルキル基などが例示できる。R5 のヘテ
ロアリールの置換基であるアリールの置換基としてはハ
ロゲン、アルキル、ハロアルキル、アルケニル、ハロア
ルケニル、アルキニル、カルボキシル、ニトロ、COR
6 (ここでR6 は、アルキル、ハロアルキル又はアルキ
ルもしくはハロゲンで置換されてもよいアリールを示
す)、S(O)n 6 (ここでnは0、1、2を、R6
は前記と同じ意味を示す)またはCONHR6 (ここで
6 は前記と同じ意味を示す)などが例示できる。R6
のジアルキルアミノアリール基としては4−ジメチルア
ミノフェニル基、4−ジエチルアミノナフチル基などが
例示できる。本発明化合物に、R5 のアリール又はヘテ
ロアリールの置換基がジアルキルアミノであるものは含
まれない。ジアルキルアミノのように電子供与性が強い
基では前記B法の反応が起き、C法の様な反応はいかな
いからである。
【0008】本発明化合物は次のようにして製造するこ
とができる。
【化17】
【0009】即ち、p−フェニレンジアミン誘導体〔V
II〕を酸クロリドR8 COCl(R8 は、置換基を有
してもよいアルキル基、アルケニル基、アルキニル基又
はアリール基を示す。)と反応させることにより、アミ
ド〔VIII〕とし、次いで水素化リチウムアルミニウ
ムで還元することにより、p−フェニレンジアミン誘導
体〔IX〕に導き、さらに、〔IX〕と6−クロロウラ
シルと反応させることにより、〔II〕を得る。
【0010】次に、A法、B法又はC法により製造す
る。 A法:DMF−オキシ塩化リン(Vilsmeier試
薬)を用いて、空気中または不活性ガス雰囲気下、0℃
〜溶媒の沸点、好ましくは50〜90℃で、1〜10時
間、好ましくは1〜2時間撹拌または振とうすることに
より行う。 B法:溶媒中、酸存在下、室温〜溶媒の沸点、好ましく
は90〜110℃で、1〜10時間、好ましくは1〜2
時間撹拌または振とうすることにより行う。溶媒として
は、メタノールなどのアルコール類、酢酸などの有機酸
類等、またはそれらの混合物等が挙げられ、好ましくは
n−ブタノールである。酸としては、ポリリン酸、硫酸
などの強酸が挙げられ、好ましくはポリリン酸であり、
通常、〔II〕に対して、0.5〜10当量、好ましく
は1〜3当量用いる。 C法:溶媒中、酸存在下、室温〜溶媒の沸点、好ましく
は90〜110℃で、1〜10時間、好ましくは1〜2
時間撹拌または振とうすることにより行う。溶媒として
は、メタノールなどのアルコール類、酢酸などの有機酸
類等、またはそれらの混合物等が挙げられ、好ましくは
n−ブタノールである。酸としては、ポリリン酸、硫酸
などのルイス酸が挙げられ、好ましくはポリリン酸であ
り、通常、〔II〕に対して、0.5〜10当量、好ま
しくは1〜3当量用いる。 いずれの場合も反応終了後は通常の後処理を行うことに
より目的物を得ることが出来る。本発明化合物の構造
は、IR、NMR、MS等から決定した。
【0011】
【実施例】次に実施例を挙げ、本発明を更に具体的に説
明する。実施例1 7−ジエチルアミノ−3,10−ジエチル−
5−デアザフラビン 一般式〔I〕においてR1 =R2 =R3 =R4 =Et、
5 =Hで表される化合物(化合物No.1、A法) N,N−ジエチル−p−フェニレンジアミンは、塩化メ
チレン中、トリエチルアミン存在下、塩化アセチルと反
応させることにより容易にアミド〔VIII〕(R1
2 =Et、R8 =Me)を高収率で得た。次にN,
N,N′−トリエチル−p−フェニレンジアミン〔I
X〕(R1 =R2 =R3 =Et)は、既知の方法(P.
Vouros,Org.Mass.Spectom.,
1969,,375)に従い、〔VIII〕(R1
2 =Et、R8 =Me)をTHF中、水素化リチウム
アルミニウムで還元することにより得た。次に、この
〔IX〕7.61gと6−クロロ−3−エチルウラシル
2.3gを窒素雰囲気下、160℃で20分間加熱し
た。放冷後、クロロホルムを加えて反応物を反応容器か
ら洗い出し、減圧下溶媒を留去し固形物を得た。これに
エーテルと冷水を加えてろ過し、さらに2−プロパノー
ルから再結晶させることにより、〔II〕(R1 =R2
=R3 =R4 =Et)を3.3g得た。次にこの〔I
I〕0.99gをDMF6mlに加え、オキシ塩化リン
4.62gを室温下ゆっくり滴下し、その後、反応温度
を約90℃まで上げた。90分間攪拌した後、放冷し、
反応物に氷水を加えて、炭酸水素ナトリウムで中和し
た。クロロホルムで抽出後、有機層を水で洗い、硫酸マ
グネシウムで乾燥した。溶媒留去後、残査をカラムクロ
マトグラフィー(展開液:塩化メチレン−アセトン=8
/1 v/v)により精製し、化合物1を0.30g得
た。 mp.181−183℃、FD−MS.3401 H−NMR(CDCl3 ,δppm)1.23(t,
6H)、1.30(t,3H)、1.46(t,3
H)、3.46(q,4H)、4.14(q,2H)、
4.83(brs,2H)、6.93(d,1H)、
7.35(dd,1H)、7.57(d,1H)、8.
77(s,1H)13 C−NMR(CDCl3 ,δppm)12.47、1
2.68、13.03、13.32、29.77、3
6.44、39.94、44.66、109.28、1
15.25、116.81、122.33、123.6
6、131.56、141.42、144.66、15
3.75、156.98、162.13 IR(KBr,cm-1)1641、1607、157
3、1514 UV−Vis(CHCl3 ,nm)287、345(s
h)、362(sh)、500
【0012】実施例2 7−ジメチルアミノ−3,10
−ジエチル−5−デアザフラビン 一般式〔I〕においてR1 =R2 =Me、R3 =R4
Et、R5 =Hで表される化合物(化合物No.2、B
法) 〔IX〕(R1 =R2 =Me、R3 =Et)は、実施例
1と同様の方法により、N,N−ジメチル−p−フェニ
レンジアミンから合成した。次に、この〔IX〕3.2
8gと6−クロロ−3−エチルウラシル1.16gか
ら、実施例1と同様の方法により、〔II〕(R1 =R
2 =Me、R3 =R4 =Et)を1.42g得た。次
に、この〔II〕0.6gと4−ジエチルアミノベンズ
アルデヒド0.37gの混合物に、ポリリン酸0.2m
lが入ったn−ブタノール溶液5mlを加え、窒素ガス
雰囲気下100℃で2時間加熱攪拌した。放冷後、反応
物を冷水にあけ、クロロホルムで抽出し、有機層を水で
洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒留去後、残
査をカラムクロマトグラフィー(展開液:塩化メチレン
−アセトン=8/1 v/v)により精製し、化合物2
を0.31g得た。 mp.235−237℃、FD−MS.3121 H−NMR(CDCl3 ,δppm)1.29(t,
3H)、1.46(t,3H)、3.07(s,6
H)、4.12(q,2H)、4.82(brs,2
H)、6.94(d,1H)、7.38(dd,1
H)、7.57(d,1H)、8.74(s,1H)13 C−NMR(CDCl3 ,δppm)12.85、1
3.16、36.22、39.82、40.04、4
0.35、109.75、115.04、116.0
5、122.48、123.01、131.86、14
1.21、146.97、153.66、156.7
4、161.80 IR(KBr,cm-1)1641、1609、157
4、1515 UV−Vis(CHCl3 ,nm)285、342(s
h)、357(sh)、490
【0013】実施例3 7−ジエチルアミノ−3,10
−ジエチル−5−(4−カルボキシフェニル)−5−デ
アザフラビン 一般式〔I〕においてR1 =R2 =R3 =R4 =Et、
5 =4−カルボキシフェニルで表される化合物(化合
物No.3、C法) 〔II〕(R1 =R2 =R3 =R4 =Et)0.66g
と4−カルボキシベンズアルデヒド0.30gの混合物
に、ポリリン酸0.2mlが入ったn−ブタノール溶液
5mlを加え、窒素ガス雰囲気下、100℃で90分間
加熱攪拌した。実施例2と同様の後処理を行ない、粗生
成物をカラムクロマトグラフィー(展開液:塩化メチレ
ン−アセトン=4/1 v/v)により精製し、化合物
3を0.15g得た。 mp.171−173℃、FD−MS.459 IR(KBr,cm-1)3435、1640、159
1、1555 UV−Vis(CHCl3 ,nm)295、350(s
h)、367(sh)、530
【0014】A、B、Cいずれかの方法により合成され
る5−デアザフラビン誘導体〔I〕のうち、代表的化合
物及び融点(mp.)、吸収極大波長(λab)、蛍光
極大波長(λem)及びストークスシフト(Δλ)をま
とめて第1表に示した。
【表1】
【0015】
【発明の効果】本発明の5−デアザフラビン誘導体は、
蛍光量子収率が高く、かつストークスシフトも大きい。
さらに蛍光極大波長が575〜620nmに存在するた
めに赤橙色蛍光色素として有効な化合物であり、例え
ば、波長(エネルギー)変換フィルム、ディスプレー、
太陽電池集光板などに含有される蛍光色素として利用で
きる。その他、光増感剤、酸化還元触媒等の利用も可能
である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式〔I〕 【化1】 {式中、R1 、R2 、R3 、R4 は、それぞれ独立し
    て、置換されてもよいアルキル基、置換されてもよいア
    ルケニル基、置換されてもよいアルキニル基又は置換さ
    れてもよいアリール基を示し、R5 は、水素原子、〔ハ
    ロゲン、アルキル、ハロアルキル、アルケニル、ハロア
    ルケニル、アルキニル、カルボキシル、ニトロ、COR
    6 (ここでR6 は、アルキル、ハロアルキル又はアルキ
    ルもしくはハロゲンで置換されてもよいアリールを示
    す)、S(O)n 6 (ここでnは0、1、2を、R6
    は前記と同じ意味を示す)またはCONHR6 (ここで
    6 は前記と同じ意味を示す)〕で置換されてもよいア
    リール基又は〔ハロゲン、アルキル、ハロアルキル、ア
    ルケニル、ハロアルケニル、アルキニル、カルボキシ
    ル、ニトロ、COR6 (ここでR6 は、アルキル、ハロ
    アルキル又はアルキルもしくはハロゲンで置換されても
    よいアリールを示す)、S(O)n 6 (ここでnは
    0、1、2を、R6 は前記と同じ意味を示す)またはC
    ONHR6 (ここでR6は前記と同じ意味を示す)〕で
    置換されてもよいヘテロアリール基を示す}で表される
    5−デアザフラビン誘導体。
  2. 【請求項2】 一般式〔II〕 【化2】 〔式中、R1 、R2 、R3 、R4 は、前記と同じ意味を
    示す〕で表される化合物とN,N−ジメチルホルムアミ
    ドとオキシ塩化リンを反応させることを特徴とする一般
    式〔I′〕 【化3】 〔式中、R1 、R2 、R3 、R4 は、前記と同じ意味を
    示し、R5 ′は水素原子を示す〕で表される5−デアザ
    フラビン誘導体の製造法。
  3. 【請求項3】 一般式〔II〕 【化4】 〔式中、R1 、R2 、R3 、R4 は、前記と同じ意味を
    示す〕で表される化合物と一般式〔III〕 R7 CHO 〔III〕 〔式中、R7 は、ジアルキルアミノアリール基又はジア
    ルキルアミノヘテロアリール基を示す〕で表される化合
    物とを反応させることを特徴とする一般式〔I′〕 【化5】 〔式中、R1 、R2 、R3 、R4 、R5 ′は、前記と同
    じ意味を示す〕で表される5−デアザフラビン誘導体の
    製造法。
  4. 【請求項4】 一般式〔II〕 【化6】 〔式中、R1 、R2 、R3 、R4 は、前記と同じ意味を
    示す〕で表される化合物と一般式〔IV〕 R5 ″CHO 〔IV〕 {式中、R5 ″は、〔ハロゲン、アルキル、ハロアルキ
    ル、アルケニル、ハロアルケニル、アルキニル、カルボ
    キシル、ニトロ、COR6 (ここでR6 は、アルキル、
    ハロアルキル又はアルキルもしくはハロゲンで置換され
    てもよいアリールを示す)、S(O)n 6 (ここでn
    は0、1、2を、R6 は前記と同じ意味を示す)または
    CONHR6 (ここでR6 は前記と同じ意味を示す)〕
    で置換されてもよいアリール基又は〔ハロゲン、アルキ
    ル、ハロアルキル、アルケニル、ハロアルケニル、アル
    キニル、カルボキシル、ニトロ、COR6 (ここでR6
    は、アルキル、ハロアルキル又はアルキルもしくはハロ
    ゲンで置換されてもよいアリールを示す)、S(O)n
    6 (ここでnは0、1、2を、R6 は前記と同じ意味
    を示す)またはCONHR6 (ここでR6 は前記と同じ
    意味を示す)〕で置換されてもよいヘテロアリール基を
    示す}で表される化合物とを反応させることを特徴とす
    る一般式〔I″〕 【化7】 〔式中、R1 、R2 、R3 、R4 、R5 ″前記と同じ意
    味を示す〕で表される5−デアザフラビン誘導体の製造
    法。
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