JPH0671325U - 車両用エンジン制御装置 - Google Patents

車両用エンジン制御装置

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JPH0671325U
JPH0671325U JP1854493U JP1854493U JPH0671325U JP H0671325 U JPH0671325 U JP H0671325U JP 1854493 U JP1854493 U JP 1854493U JP 1854493 U JP1854493 U JP 1854493U JP H0671325 U JPH0671325 U JP H0671325U
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JP
Japan
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vehicle
engine
switch
vehicle body
sensor
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Pending
Application number
JP1854493U
Other languages
English (en)
Inventor
正明 東樹
Original Assignee
ナイルス部品株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 暴走事故や盗難事件に対処すべく、ワイヤレ
スで始動されたエンジンを、所定の検出信号に応答して
自動的に消勢する。 【構成】 制御部3に車体移動センサ4と車外スイッチ
5を接続する。車体移動センサ4は、車体が移動したこ
とを検出するセンサであり車速センサやGセンサで構成
する。車外スイッチ5は、アウトドアハンドルの操作を
検出するスイッチである。制御部3は、車外からワイヤ
レスで始動したエンジンを車体移動センサ4若しくは車
外スイッチ5の少なくとも一方からの入力信号に応答し
て消勢する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、いわゆるキーレスエントリーシステムといったエンジンを車外か らワイヤレスで始動することのできる車両用エンジンの制御装置の改良に関し、 特にエンジンを車外から始動することに起因した車両の暴走事故や盗難事件に対 処することのできる車両用エンジン制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の技術として、例えば実開昭63−181081号公報は、エンジ ンを車外からワイヤレスで始動する技術を示していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来技術は、例えば変速機操作レバーが“N”(ニュ ートラル)レンジや“P”(パーキング)レンジに位置せず、しかもパーキング ブレーキを操作していなかったとき、エンジンがワイヤレスで始動されると車両 が暴走する危険があった。 また該車両のドアをロックしていない場合、該車両が盗難に遭う可能性があっ た。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記した課題を解決するものであり、暴走事故や盗難事件に対処 すべく、ワイヤレスで始動されたエンジンを、所定の検出信号に対応して自動的 に消勢することを目的としたものである。
【0005】 この考案は、上記目的を達成するために、車外からワイヤレスで始動したエン ジンを車体移動センサ若しくは車外スイッチの少なくとも一方からの入力信号に 応答して消勢する制御部を具備したことを特徴とする車両用エンジン制御装置を 提供する。
【0006】
【実施例】
添付図面は、この考案に係る好適な実施例を示したものであり、図1は電気的 ブロック図、図2は図1に示す制御部3が具備したプログラムのフローチャート である。 同図において、1は送信器、2は受信器、3は制御部、4は車体移動センサ、 5は車外スイッチ、6はキースイッチ、7はインヒビタースイッチ、8はパーキ ングブレーキスイッチ、9はオルタネータ、10はドアロックアクチュエータ、 11はホーン及び12はエンジンコントローラである。 以下各構成を説明する。
【0007】 まず送信器1は、車両の所有者が携帯するものであり、所定のスイッチ操作に 対応したコード化信号を発生し、該コード化信号を電波信号や赤外線信号に変調 して導出するものである。該送信器1は、例えば携帯電話であってもよい。
【0008】 また受信器2は、車両に搭載するものであり、上記送信器1が送信した電波信 号や赤外線信号を受信すると共に、この電波信号や赤外線信号をコード化信号に 復調して後段の制御部3に入力するものである。該受信器2は、例えば自動車電 話であってもよい。
【0009】 また制御部3は、マイクロコンピュータで構成したものであり、上記受信器2 から入力したコード化信号に基づき、例えば図2のフローチャートで示すごとき 所定の演算処理を行うものである。特に、車外からワイヤレスで始動したエンジ ンを、車体移動センサ4若しくは車外スイッチ5の少なくとも一方からの入力信 号に応答して消勢する機能を有する。該機能の詳細は後述する。
【0010】 また車体移動センサ4は、車輪が所定回転する毎に1パルスを出力する車速セ ンサや、車体に慣性力が加わるとその加速度に比例したレベルの検出信号を出力 するGセンサ等で構成している。
【0011】 また車外スイッチ5は、例えばアウタドアハンドルの引き上げ操作によってO N作動するスイッチであり、既存のエントリーイルミ用のスイッチを使用するこ とができる。 またキースイッチ6は、イグニションキー孔にキーが差し込まれているとON 作動するスイッチである。 またインヒビタースイッチ7は、変速機操作レバーの操作位置が“P”,“R ”,“N”,“D”,“2”,“1”レンジのいずれの操作位置にあるかを検出 する既存のスイッチである。
【0012】 またパーキングブレーキスイッチ8は、パーキングブレーキを操作したときO N作動する既存のスイッチである。 またオルタネータ9は、エンジンの回転によって発電する電源であり、ここで はエンジンが始動したか否かを該オルタネータ9の出力によって検出している。 またドアロックアクチュエータ10は、ドアロック機構に設けた例えばモータ 式のアクチュエータであり、前記制御部3から励磁電流を受けて正転及び逆転し 、ドアロック機構をロック及びアンロックするものである。
【0013】 またホーン11は、車両の外部に警音を発生する既存のものである。 またエンジンコントローラ12は、前記制御部3から制御信号を受けてエンジ ンを始動するとか、消勢するための装置であり、スタータモータ(図示せず)や イグニション系統の回路(図示せず)に接続している。
【0014】 次に上記実施例の作動を図2(A)〜(B)に示すフローチャートに基づき説 明する。 (A)エンジン始動モード 送信器1からエンジンを始動するコード化信号が受信器2に送信された場合、 まず図2(A)のステップ101でドアロックアクチュエータ10をロック側に 作動し、ドアをロックする。 次にステップ102〜104において、キースイッチ6、パーキングブレーキ スイッチ8及びオルタネータ9から信号を入力し、キーがキー孔に差し込まれて いないこと、パーキングブレーキが操作されていること、及びエンジンが停止し ていることを判断するとステップ105に進む。
【0015】 ステップ105は、イグニションをONするステップであり、該ステップを実 行したあとステップ106に進む。 ステップ106は、インヒビタースイッチ7から信号を入力し、変速機操作レ バーが“N”レンジ若しくは“P”レンジにあることを判断するとステップ10 7に進む。
【0016】 ステップ107〜111は、エンジンが始動するまでスタータを繰り返しON /OFFするステップであり、ステップ107でスタータをONし、ステップ1 08で2秒待ち、ステップ109でスタータをOFFし、ステップ110で1秒 待ち、ステップ111でエンジン始動を判断する。 そしてステップ111でエンジンが始動したことを判断するとステップ107 〜111の閉ループを抜け出す。
【0017】 (B)エンジン消勢モード 図2(B)で示すモードは、所定の条件が成立したときエンジンを自動的に消 勢するモードであり、このモードによって暴走事故や盗難事件に対処している。 尚、エンジンを消勢するとは、エンジンを停止することを示すが、例えばエン ジンの回転をアイドリング状態に保持することも包含する。
【0018】 まず図2(B)のステップ112〜115において、キースイッチ6、パーキ ングブレーキスイッチ8、オルタネータ9及びインヒビタースイッチ7から信号 を入力し、キーをキー孔に差し込んでいること、パーキングブレーキを操作して いること、エンジンが停止していること、及び変速機操作レバーが“N”レンジ 若しくは“P”レンジにあることを判断するとステップ116に進む。
【0019】 ステップ116は、車体移動センサ4から信号を入力し、車体が移動したこと を判断するとYESの判断によりステップ119に進み、ステップ119におい てエンジンを消勢する。該ステップ116の判断がNOの場合は、ステップ11 7に進む。 ステップ117は、車外スイッチ5から信号を入力し、アウトサイドハンドル が操作されたことを判断するとYESの判断によりステップ119に進み、上記 同様にステップ119においてエンジンを消勢する。該ステップ117の判断が NOの場合は、ステップ118に進む。 即ち、上記ステップ116及びステップ117は、車外からワイヤレスで始動 したエンジンを、車体移動センサ4若しくは車外スイッチ5の少なくとも一方か らの入力信号に応答して消勢する機能を画している。
【0020】 ステップ118は、エンジン始動後に車両が約30分間放置状態になっている と、判断がYESとなりステップ119に進み、ステップ119においてエンジ ンを消勢する。該ステップ118の判断がNOの場合は、ステップ112に帰還 する。
【0021】 (C)盗難防止モード 図2(C)に示すモードは、所定の条件が成立したときホーン11を吹鳴する モードであり、このモードによって盗難事件に対処している。 即ち、図2(C)のステップ120及び121において、キースイッチ6及び 車体移動センサ4からの入力信号により、キーをキー孔に差し込んでいること、 及び車体が移動したことを判断するとYESの判断によりステップ122及び1 23に進み、ステップ122でホーン11を吹鳴する時間を設定し、ステップ1 23でホーン11を吹鳴する。
【0022】
【考案の効果】
この考案は、車外からワイヤレスで始動したエンジンを車体移動センサ若しく は車外スイッチの少なくとも一方からの入力信号に応答して消勢する制御部を具 備したので、ワイヤレスで始動されたエンジンを、所定の検出信号に応答して自 動的に消勢することができ、暴走事故や盗難事件に対処することができるといっ た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の好適な実施例を示す電気的ブロック
図である。
【図2】図1に示す制御部3の機能を説明するフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 送信器 2 受信器 3 制御部 4 車体移動センサ 5 車外スイッチ 6 キースイッチ 7 インヒビタースイッチ 8 パーキングブレーキスイッチ 9 オルタネータ 10 ドアロックアクチュエータ 11 ホーン 12 エンジンコントローラ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車外からワイヤレスで始動したエンジン
    を車体移動センサ若しくは車外スイッチの少なくとも一
    方からの入力信号に応答して消勢する制御部を具備した
    ことを特徴とする車両用エンジン制御装置。
JP1854493U 1993-03-19 1993-03-19 車両用エンジン制御装置 Pending JPH0671325U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1854493U JPH0671325U (ja) 1993-03-19 1993-03-19 車両用エンジン制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1854493U JPH0671325U (ja) 1993-03-19 1993-03-19 車両用エンジン制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0671325U true JPH0671325U (ja) 1994-10-07

Family

ID=11974583

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1854493U Pending JPH0671325U (ja) 1993-03-19 1993-03-19 車両用エンジン制御装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0242102B2 (ja) * 1982-07-05 1990-09-20

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0242102B2 (ja) * 1982-07-05 1990-09-20

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980630