JPH0670098U - 電気自動車用ダミー音発生装置 - Google Patents

電気自動車用ダミー音発生装置

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JPH0670098U
JPH0670098U JP009891U JP989193U JPH0670098U JP H0670098 U JPH0670098 U JP H0670098U JP 009891 U JP009891 U JP 009891U JP 989193 U JP989193 U JP 989193U JP H0670098 U JPH0670098 U JP H0670098U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気自動車の接近を事前に歩行者に報知する
電気自動車用ダミー音発生装置を提供する。 【構成】 電気自動車(1)の走行状態 (車速、モータ回
転数、アクセルペダルの踏み込み、ターンシグナルの方
向、ハンドルの操舵方向等)を検出手段(10〜14b)
により検出すると、選択手段(16)により、その走行状
態に応じたダミー音(エンジン音、音楽等)を選択して、
報知手段(スピーカー等)(9a,9b)により、そのダミ
ー音を車外に報知する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電気自動車用ダミー音発生装置に関し、詳しくは、通常のエンジン を備えた自動車において走行時に発生する音を、電気自動車においてダミー音で 発生させ、歩行者等に自動車が接近していることを知らせることが出来るように するものである。
【0002】
【従来の技術】
電気自動車は、ガソリンや軽油を燃料とするエンジン自動車と比較して、公害 の原因となる排気ガス等を排出しないので、無公害車若しくはクリーンカーとし て注目されつつあり、現在では盛んに開発が進められている。
【0003】 上記電気自動車は、車載のバッテリー等で回転するモータを駆動源としており 、上記エンジンと比較して、駆動音 (騒音)が極端に小さく、排気音もなく、低 騒音車としての特長も有している。また、駆動音を全く発生しないモータも開発 されつつある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、駆動音が小さかったり、全く発生しないような場合、歩行者は 、電気自動車が接近してくるのに気付かないことがあり、電気自動車の前方に不 意に飛び出すという危険がある。
【0005】 本考案は上記問題に鑑みてなされたもので、電気自動車の接近を事前に歩行者 に報知して、電気自動車の前方に不意に飛び出す等の危険の発生を未然に防止で きるようにすると共に、後部から接近してくる電気自動車を避けることが出来る ようにすることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するために、本考案は、電気自動車の走行状態を検出する手段 と、該検出手段で走行状態を検出するとダミー音を車外に報知する報知手段とを 備えたことを特徴とする電気自動車用ダミー音発生装置を提供するものである。
【0007】 さらに、本考案では、上記検出手段で検出した走行状態に応じたダミー音を選 択する選択手段を備え、該選択手段で選択したダミー音を上記報知手段により車 外へ報知するようにしている。 例えば、車両速度に応じてダミー音量を変え、低速時には音量を小とし、高速 時には音量を大としている。
【0008】
【作用】
本考案によれば、電気自動車の走行状態(例えば、車速、モータ回転数、アク セルペダルの踏み込み、ターンシグナルの方向、ハンドルの操舵方向等)を検出 手段により検出すると、選択手段により、その走行状態に応じたダミー音(例え ば、エンジン音、音楽等)を選択して、報知手段(例えば、スピーカー)により、 そのダミー音を車外に報知する。これにより、歩行者は、電気自動車が接近して くるのを事前に察知できるので、電気自動車の前方に不意に飛び出す等の危険の 発生を未然に防止できる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案を図示の実施例により詳細に説明する。 図3に示すように、電気自動車1は、4輪のタイヤ2,…,2を備え、車載のバ ッテリー3で回転するモータ4でタイヤ2を駆動して走行するものである。上記 タイヤ2は、ハンドル5で操舵され、該ハンドル5の前方には、スピードメータ ー6等をセットしたダッシュボード7が設けられている。
【0010】 上記電気自動車1には、コントロールボックス8と左右位置のスピーカー9a ,9bとが設けられている。なお、スピーカー9a,9bは、左右位置のいずれか 1個、又は中央位置に1個が設けられていてもよい。
【0011】 上記電気自動車1の走行状態を検出する手段としては、図1に示すように、上 記スピードメーター6や20で示す車軸の回転センサー、トランスミッションの 回転センサー等から、即ち、スピードメーター6と連動して車速を検出する車速 センサー10がある。また、図2に示すように、上記モータ4の回転数を検出す る回転数センサー11や、図4に示すように、アクセルペダルの踏み込みを検出 するアクセルセンサー12がある。さらに、ターンシグナルの方向を検出するタ ーンシグナルセンサー13a,13bや、ハンドル5の操舵方向を検出するハン ドルセンサー14a,14bがある。
【0012】 上記各センサー10〜14は、図4に示すように、上記コントロールボックス 8の制御回路16に接続され、各検出信号を制御回路16に入力している。上記 各センサー10〜14は、全てが必要ではなく、適当に選択して使用される。な お、図4において、17はメインスイッチ、18はカットスイッチであり、該カ ットスイッチ18は、電気自動車1の乗員がオフ操作することにより、後述する ダミー音の発生を任意にカット(中断)することができる。
【0013】 上記制御回路16では、各センサー10〜14で検出した走行状態に応じたダ ミー音を選択する。該ダミー音としては、エンジン自動車のエンジン音、音楽、 チャイム等がある。
【0014】 上記制御回路16で選択されたダミー音は、アンプ19で増幅されて、上記各 スピーカー9a,9bにより車外に報知される。
【0015】 上記ダミー音は、走行状態に応じて音量を変えることが好ましい。例えば、図 5(A)に示すように、車速センサー10で検出した車速が低速(例えば、60Km /hまで)の場合には、その車速に比例して音量を小さくし、高速 (例えば、60 Km/h以上)の場合には、音量を最大とする。同様に、図5(B)に示すように、 回転数センサー11で検出した回転数が低回転の場合には、その回転数に比例し て音量を小さくし、高回転の場合には、音量を最大とする。このように音量を変 えることで、歩行者は電気自動車1の接近タイミングを適確に察知することがで きる。
【0016】 上記車速センサー10や回転数センサー11は、電気自動車1が所定の車速で 現に走行しているときのみにダミー音を発生させる。したがって、電気自動車1 が荷物の積み降ろしや信号待ち等で停車している状態から発進する瞬間には、上 記各センサー10,11はダミー音を発生しないので、電気自動車1が音も無く 発進することになる。
【0017】 そこで、このような場合には、上記アクセルセンサー12でアクセルの踏み込 みを検出したときに(発進の瞬間)、ダミー音を発生させるようにすれば、歩行者 は電気自動車1の発進タイミングを適確に察知することができる。
【0018】 また、電気自動車1が左折又は右折等するために減速走行しているときには、 ダミー音が小さいので歩行者が気付かないことがある。
【0019】 そこで、このような場合には、上記ターンシグナルセンサー13a,13bや ハンドルセンサー14a,14bで電気自動車1の進路変更を検出したときに、 ダミー音の音量を大きくすれば、歩行者は電気自動車1の進路変更タイミングを 適確に察知することができる。
【0020】 上記ターンシグナルセンサー13a,13b又はハンドルセンサー14a,14 bで電気自動車1の進路変更を検出したとき、上記各スピーカー9a,9bを進 路方向に向ける機構を設ければ、歩行者は電気自動車1の進路変更タイミングを より適確に察知することができる。同様に、進路変更側の一方のスピーカー9a (又は9b)のみからダミー音を報知してもよいし、このダミー音の音量を大きく してもよい。
【0021】 上記構成であれば、電気自動車1の走行状態を各センサー10〜14により検 出すると、制御回路16により、その走行状態に応じたダミー音が選択され、ス ピーカー9a,9bにより、そのダミー音が車外に報知されるから、歩行者は、 ダミー音により電気自動車1の接近、発進、進路変更を事前に察知できるように なり、電気自動車1の前方に不意に飛び出す等の危険の発生を未然に防止するこ とができる。
【0022】
【考案の効果】
以上の説明より明らかなように、本考案の電気自動車用ダミー音発生装置は、 電気自動車の走行状態を検出手段により検出すると、選択手段により、その走行 状態に応じたダミー音を選択して、報知手段により、そのダミー音を車外に報知 するようにしたから、歩行者は、電気自動車が接近してくるのを事前に察知でき 、電気自動車の前方に不意に飛び出す等の危険の発生を未然に防止できるように なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 車速センサーの検出信号でダミー音を発生す
る例のシステム図である。
【図2】 回転数センサーの検出信号でダミー音を発生
する例のシステム図である。
【図3】 電気自動車の平面図である。
【図4】 コントロールボックスのシステム図である。
【図5】 (A)は車速に応じて音量を変えるグラフ、
(B)は回転数に応じて音量を変えるグラフである。
【符号の説明】
1 電気自動車 2 タイヤ 4 モータ 5 ハンドル 6 スピードメーター 8 コントロールボックス 9a,9b スピーカー 10 車速センサー 11 回転数センサー 12 アクセルセンサー 13a,13b ターンシグナルセンサー 14a,14b ハンドルセンサー 16 制御回路

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気自動車の走行状態を検出する手段
    と、該検出手段で走行状態を検出するとダミー音を車外
    に報知する報知手段とを備えたことを特徴とする電気自
    動車用ダミー音発生装置。
  2. 【請求項2】 上記検出手段で検出した走行状態に応じ
    たダミー音を選択する選択手段を備え、該選択手段で選
    択したダミー音を上記報知手段により車外へ報知するこ
    とを特徴とする請求項1記載の電気自動車用ダミー音発
    生装置。
JP1993009891U 1993-03-09 1993-03-09 電気自動車用ダミー音発生装置 Expired - Lifetime JP2571332Y2 (ja)

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