JPH0669853A - 移動無線通信端末及びコードレス電話 - Google Patents

移動無線通信端末及びコードレス電話

Info

Publication number
JPH0669853A
JPH0669853A JP4218917A JP21891792A JPH0669853A JP H0669853 A JPH0669853 A JP H0669853A JP 4218917 A JP4218917 A JP 4218917A JP 21891792 A JP21891792 A JP 21891792A JP H0669853 A JPH0669853 A JP H0669853A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operation mode
power supply
unit
power
signal processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4218917A
Other languages
English (en)
Inventor
Takafumi Kikuchi
隆文 菊池
Yuji Hatano
雄治 波多野
Koichi Seki
浩一 関
Masanori Otsuka
正則 大塚
Masao Hotta
正生 堀田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP4218917A priority Critical patent/JPH0669853A/ja
Publication of JPH0669853A publication Critical patent/JPH0669853A/ja
Priority to US08/621,896 priority patent/US5623533A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動無線通信端末またはコードレス電話装置
のハンドセットにおいて、電源電圧が低下した場合に使
用者の選択した動作モードで動作させる。 【構成】 移動無線通信端末は、電源部12に電源監視
の手段13を持ち、また信号処理部3、4に対する動作
モード設定器14を有する。省電力動作モードを設定し
た場合、電源監視手段13により電圧降下を検出したと
き信号処理部3、4の消費電力を低減し、電池の使用時
間の延長をはかる。また入出力・表示部10に表示して
使用者に知らせる。 【効果】 使用者の意志で電池の消耗時における使用法
を事前に設定することができ、通信端末を環境に応じて
適切に使用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動する使用者が携帯し
て使用する移動無線通信システムの通信端末装置やコー
ドレス電話に係る。
【0002】
【従来の技術】移動無線通信システムは固定基地局と該
固定基地局と無線通信を行う移動無線通信端末で構成さ
れる。使用者が携帯するような移動無線通信端末は携帯
性を増すために、その電源としては主に電池が使用され
ている。そのためそのような移動無線通信端末は他の電
池駆動の電子機器と同様に、連続使用時間はその電池の
寿命に支配されている。
【0003】また、コードレス電話もその通話場所を選
ばない簡便さゆえに近年広く社会に普及しているが、一
般に子機もしくはハンドセットと呼ばれる部分は使用者
が持ち歩くために電源にはやはり電池が使用されてお
り、移動無線通信端末と同様に連続使用時間はその電池
の寿命に支配されている。
【0004】一方、電卓やテレビ等の電池駆動の電子機
器の電源の消耗に対応するためには例えば特開昭61-262
826号公報にもあるように電池の電圧を監視し、電圧が
低下した場合には装置の消費電力を通常よりも低減する
などの対策が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】移動無線通信端末やハ
ンドセットの普及に伴いその使用法は多種多様となって
おり、電池消耗時の使用法についても使用者の意図を反
映した柔軟なものが望まれる。例えば電池交換や充電が
容易な環境下では、電池が消耗しても性能を劣化させる
ことなく通常どおりの使用継続を望む場合が多い。逆
に、事務所から遠く離れ、電池や代替の通信手段の入手
しにくい環境下にいるときには、電池が消耗しても、必
要最低限の機能、例えば、送信機能のみを、できるだけ
長く維持したいと考える。
【0006】しかし、前出の特開昭61-262826号公報の
発明では単なる電池の寿命の延長に主眼が置かれ、電池
の消耗時の使い方について使用者の意図を反映させる手
段についてはなんら言及されていない。また消費電力の
低減の手段として動作周波数の低下を挙げており、決ま
った周波数で動作する必要のある通信システムにはその
まま適用することはできない。
【0007】本発明の目的は、移動無線通信端末もしく
はコードレス電話のハンドセットの電池の消耗に対処す
る方法を事前に使用者に選択させ、電池消耗時に、使用
者の選択した方法で消耗した電池を有効に使用すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の電池駆動の移動
無線通信端末もしくはコードレス電話のハンドセット
は、信号処理部及び送受信部が、通常の電力で動作する
通常動作モードと、低電力で動作する省電力動作モード
とを有し、さらに電源電圧が所定値以下になったときの
動作電力モードを予め設定する手段と、電源電圧の監視
手段と、その出力を受けて設定されたモードで動作させ
る手段を有する。電圧降下時、省電力モードが設定され
ている場合は回路中の一部の動作を停止もしくは機能低
下させ、通常動作モードが設定されている場合は通常ど
おりの動作を続ける。
【0009】
【作用】上記構成を移動無線通信端末もしくはコードレ
ス電話のハンドセットにもたせることにより、使用者は
電池消耗時の動作を使用環境に応じて自分の意志で選定
できる。使用者が省電力モードを選択した場合には機能
を若干低下させて消費電力を低減し、通話可能時間を伸
ばすことができる。もし使用者が機能の低下を望まない
ならば、通話可能時間を伸ばさずそのまま通常の動作を
続行することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図をもって説明す
る。図1は本発明の第一の実施例の移動無線通信端末
(以下「端末」という)の構成を示す図である。図中1
は電源部、2は送受信部のアンテナ、3は高周波信号処
理部、4はベ−スバンド信号処理部である。信号処理部
3は変調部5、復調部6を有する。7は送受信部のマイ
ク、8はスピーカである。9は電源線、10は入出力・
表示部である。11は電力低減要求信号線、12は電
池、13は電圧監視回路である。14は使用者が電池消
耗時における通信端末の動作モードを設定するための動
作モード設定器であり、これによって使用者は、電池消
耗時も通常の動作を続行するか(通常動作モード)ある
いは、消費電力を低減した省電力モードにするかの選択
を行うことができる。省電力モードを選択した場合には
さらに、自動的にモードを切替えるかあるいは出力・表
示部を介して使用者に知らせてから切替えるかを選択で
きる。電力低減要求信号線11と動作モード設定器14
の両出力の論理をとることによって種々の組合せを実現
できる。
【0011】次に、図1中の各部の働きを簡単に説明す
る。通話時にマイク7に入力された使用者の音声に対し
てベースバンド信号処理部4で必要な信号処理が加えら
れ、さらに高周波信号処理部3内の変調部5に入力され
て変調を受け、アンテナ2より空中電力として出力され
る。またアンテナ2が受信した空中電力は復調部6で復
調されベースバンド信号処理部4に与えられ、そこで信
号処理を加えられ音声信号としてスピーカ8より出力さ
れる。入出力・表示部10は通話のための相手の番号を
入力するためのダイヤルもしくはテンキーパッドなどの
入力部と、通話中の相手の電話番号や電池消耗などの情
報を出力・表示する表示部からなっている。
【0012】なお、図中ではアンテナ2は送信受信を一
本で兼ねているように表現してあるが、変調、復調ごと
に別々のアンテナを使用する場合も有り得、さらに復調
だけでも複数のアンテナを利用する方法も有る。また、
ベースバンド信号処理部4や高周波信号処理部3の内部
処理がアナログ信号処理の場合や、ディジタル信号処理
の場合などがある。さらにユーザに対するインタフェー
スはマイク7とスピーカ8で表現してあるが、これらが
例えばコンピュータに対するインタフェースのコネクタ
類であっても構わない。
【0013】通常、電源部1は普通の乾電池または再充
電可能な蓄電池からなっており、電源線9により各部に
電圧を供給する。電圧監視回路13は電池12の出力電
圧を常に監視しており、ある規定値まで電圧が低下した
場合に電力低減要求信号線11に信号を出力する。電力
低減要求信号を受け取った入出力・表示部10は電池の
消耗を表示し、使用者に電池12の充電もしくは交換を
促す。また動作モード設定器14で省電力モードが設定
されている場合には、自動的にあるいは表示部10に表
示した後に、高周波信号処理部3やベースバンド信号処
理部4が省電力動作のモードとなり、電池の負荷を軽く
し残余の動作時間の延長が図られる。
【0014】入出力・表示部10の構成例を図2に示
す。15は入力用キーであり、例えばダイアル用のテン
キー、リダイアルや保留、フッキングなどのサービスを
ワンタッチで行うための補助機能キーがある。16Aは
表示ランプで、LED(発光ダイオード)等を用いており通
話中、待機中等の現在の端末の状態を表示する。16B
もLED製の電池消耗表示ランプである。17はディス
プレーでLCD(液晶ディスプレー)等が用いられ、相手方
の番号、現在の端末の状態等の情報を表示する。
【0015】次に、電池消耗時における入出力・表示部
10の動作を簡単に説明する。電源部1において電圧監
視回路13が電池12の電圧の降下を検出し、電力低減
要求信号線11に電力低減要求信号が出力された場合、
それを受け取ったベースバンド信号処理部4は動作モー
ド設定器14の設定に沿って入出力・表示部10の表示
ランプ18を点灯させ、あるいはディスプレー19に電
池交換の図形もしくは文字列によるサインあるいは電池
の放電曲線から推測した残余の通話時間を表示する。な
お動作モード設定器14により、自動的なモード切替え
が設定されている場合には、表示を省略することにより
電池の消耗を抑えることができる。
【0016】電池消耗時の表示法としてさらに図3のよ
うな方法も考えられる。すなわち、音声出力部8に音声
合成回路を組み込み入出力・表示部10の代りとするも
のである。図中18は音声合成回路、19は合成音声出
力線である。電力低減要求信号線11に電力低減要求信
号が出力されそれが音声合成回路18に与えられると、
音声合成回路18は電池の交換もしくは蓄電池の充電を
促すメッセージを出力し、それが合成音声出力線19、
アンプ20を介してスピーカ8より出力される。この出
力は人間の音声を模したり、ブザーであったりする。ま
た先の例と同様に電池の放電曲線から推測した残余の通
話時間を音声で出力する方法もある。さらに、ディスプ
レー等への表示と音声出力の二つの方法を併せ持ち、そ
れを同時に使用する、またはそれらを自動的もしくは、
使用者の希望によって切り換えて使用する方法もある。
【0017】次に信号処理部3、4において省電力動作
モードを実現する方法について説明する。まず、図4は
信号処理部3、4及び送受信部周りの構成例を示す図で
ある。ベースバンド信号処理部4から出力された音声信
号はアンプ20で増幅された後スピーカー8に与えられ
る。ここでアンプ20は可変利得のアンプで、動作モー
ド設定器14により省電力動作モードが設定されている
場合に電力低減要求信号線11から信号を受け取ると、
利得を落すことにより電力消費を低減した省電力動作モ
ードに移行する。
【0018】一方、高周波信号処理部3の変調部5にお
いて変調された送信信号は電力増幅器21により増幅さ
れアンテナ2より空中電力として出力される。ここで電
力増幅器21は可変利得増幅器であり、電源電圧が低下
し電力低減要求信号線11から信号を受け取ると、増幅
率を変化させ電力消費の低減をはかる。
【0019】省電力動作モードを実現する他の方法を図
5で説明する。図5は本発明の第二の実施例の移動無線
通信端末の構成例を示す図であり、内部処理がディジタ
ル処理の場合の例である。図中22はAD変換器(以下
「ADC」という)、23はDA変換器(以下「DA
C」という)、24は符号化器、25は復号化器、26
はスクランブラ、27はデスクランブラ、28は同期ビ
ット付加等回路、29は同期検出部である。
【0020】マイク7から入力された音声信号はベース
バンド信号処理部4内のADC22によりアナログ信号
からディジタル信号へと変換され、符号化器24により
圧縮等の処理を受けた後、スクランブラ26で暗号化等
の処理をされ同期ビット付加等回路28でフレーム化の
処理を受け、高周波信号処理部3内の変調部5を経由し
アンテナ2より空中電力として出力される。逆にアンテ
ナ2により受信された空中電力は高周波信号処理部3内
の復部6を経由しベースバンド信号処理部4に与えら
れ、同期検出部29で同期をとられ、デスクランブラ2
7で暗号化の解除などの処理を受け、復号化器25で信
号を展開され、DAC23でアナログ信号に変換されて
スピーカ8から出力される。なお、図面の簡略化のため
に電源線9は省略してある。
【0021】動作モード設定器14で予め省電力動作モ
ードが設定され、かつ電力低減要求信号線11より信号
が入力された場合、省電力動作モードとなる。その結
果、信号処理部3、4内の各部が処理すべきディジタル
信号のビット数を減らし、ある部分の回路の動作を停止
することによって回路の消費電力を低減する。例えばA
DC22は通常12ビットのディジタル出力を持ってい
たとすると、電力低減要求信号線11から信号を受け取
ると、下位2ビット分の回路の動作を停止し上位10ビ
ット分のみを出力する。出力される信号は振幅は同じだ
が分解能が低下するので、送信信号の質は劣化するが、
十分に通話は可能である。他の部分も同様に下位ビット
の処理を停止することにより電力の消費量を低減する。
特に音声出力系にあるDAC23の出力ビット数が減る
ことにより通話相手からの音声出力の質が低下し、それ
が使用者に対して電池の消耗を知らせる手段にもなる。
【0022】また信号処理部3、4内の各部の処理がデ
ィジタル信号処理の場合、図6のように電池の消耗に伴
い、段階的に処理するビット数を減らして、電力消費量
を段階的に低減する方法がある。
【0023】なお、この第二の実施例においても予め第
一の実施例と同様な電池の消耗を知らせるための手段を
設け、電池消耗時の使用法を使用者に選択させてもよ
い。また、第一の実施例の方法と第二の実施例の方法と
を、併用して電池の消耗を抑えるようにしても構わな
い。
【0024】さらに第三の実施例として、電池の消耗が
著しい場合には、強制的に電源を切断し、待ち受けを行
わないというより効果的な省電力動作モードを選択でき
るようにしてもよい。使用者は表示がなくても、端末の
動作の一部が自動的に停止してしまうことによって、電
池の消耗が激しいことを知ることができる。以下この実
施例について図7〜10により説明する。
【0025】まず、図7に一般的なディジタル移動無線
通信端末の通常の待ち受け時および通話時の動作のタイ
ミング図を示す。端末は通話がなされていない待ち受け
時においていもスーパーフレームとよばれる720msのサ
イクルを基本としてBCC受信、PCH受信、自局スロットお
よび周辺ゾーンレベル検出の受信動作および無線状態報
告の送信動作を行っている。このため、端末は待ち受け
時にも電力を消費している。
【0026】本発明の実施例では、図8のタイミング図
のように電源電圧の低下がある水準に達した場合には、
待ち受け時に強制的に電源を遮断する、もしくは電源を
遮断しないまでも一切の送受信動作を停止するなどして
電池の消耗を抑える。通話時には使用者の操作により再
び動作を開始することが可能な構成をとる。このような
構成を採用し使用者の選択に任せることにより、電池の
消耗が著しい場合のみならず、電池の消耗が予測される
時点で電力の消費を低減し、送信専用の端末として使用
時間の延長を図ることができる。
【0027】図8の方法を実現する移動無線通信端末の
電源部の構成例を図9に示す。図中35はリレー、36
は通信番号、37はAND回路、38はOR回路、39
はインバータ回路、40はリレー制御信号、41は送受
信部である。送受信部41の電源はリレー35を経由し
て電池12に接続される。電圧監視回路13は電池12
の出力電圧を監視し、ある決められた値よりも電圧が低
下した場合、電力低減要求信号11を出力する。ここで
電力低減要求信号11の論理がLからHになるものとす
る。通話信号35は端末が通話状態になった場合論理が
Hになる。この電力低減要求信号11と通話信号36と
が論理回路に入力される。この論理回路の出力がリレー
制御信号40としてリレー35に与えられる。リレー3
5はリレー制御信号40がHの時に導通状態になり送受
信部に電源が供給される。AND回路37、OR回路3
8、インバータ回路39からなる論理回路は電力低減要
求信号11をx、通話信号36をy、リレー制御信号4
0をzとおくと、
【0028】
【数1】
【0029】となる。この回路により、図10に示すタ
イミングチャートのように電力低減要求信号11がLの
時はリレー制御信号40は常にHであり、電力低減要求
信号11がHの場合は通話信号36がHの場合のみリレ
ー制御信号40はHになる。
【0030】ここまで本発明の第三の実施例をハードウ
エアで実現する場合の構成を述べたが、ソフトウエア的
に実現するためには次のようにするとよい。図11は従
来のディジタル移動無線通信端末の待ち受け時の処理の
フローチャートである。端末が待ち受け時にはDSPも
しくはロジック回路からなる制御部がこのフローに沿っ
てステップ112〜118の処理を行う。一方図12は
本発明の第三の実施例をソフトウエア的に実現する場合
の待ち受け時のフローの例を示す図である。ソフトウエ
ア的に処理する場合においても、電源部にはハードウエ
アとして電圧の監視手段を持つ。待ち受け時には制御部
は電源監視回路の出力を見て、電力低減要求信号が出力
されている場合には(ステップ120)、フローチャー
トに示すようにいくつかの処理(ステップ112〜11
8)をスキップする。
【0031】図13は本発明の第四の実施例のコードレ
ス電話装置のハンドセットの構成を示す図である。図中
30はハンドセット筐体、31は送信部、32は受信
部、33は制御部、34は制御信号線である。図中各部
の働きを簡単に説明する。本図は内部信号処理がディジ
タル処理の場合の例である。マイク7から入力された音
声信号は送信部31で信号処理を受けた後アンテナ2よ
り空中電力として出力されベースセットへと送られる。
一方ベースセットから送られて来る空中電力はアンテナ
2に受信されると受信部32によって信号処理を受けス
ピーカ8から出力される。制御部33は各部の監視を行
うとともに、入力及び表示部10からのダイアルの入力
などを処理している。なお本図では簡略化のために電源
線9を省略してある。
【0032】ここで、電源部1は図1に示すような構造
を持ち、電池12の出力を監視し、電源電圧の低下を検
出すると電力低減要求信号線11に信号を出力する。動
作モード設定器14で省電力モードが設定されている場
合、信号線11の信号を受け取った各部は、第一の実施
例と同様に消費電力を低減するモードに入るとともに、
出力手段8、10を用いて使用者に電池の消耗を知らせ
る。
【0033】さらに本発明の第五の実施例として、第四
の実施例と同じハンドセットの構成でかつ電力低減要求
信号線11に信号が出力された際には、第二の実施例と
同様に各部のディジタル処理部分の処理ビット数を減ら
す構成とする。これにより電力消費の低減をはかるとと
もに、通話音質の劣化を持って使用者に電池の消耗を知
らせることができる。
【0034】
【発明の効果】以上述べたとおり、本発明によれば、ご
く簡単な構成を追加することにより、移動無線通信端末
またはコードレス電話装置のハンドセットの電池の劣化
時に使用者の希望に沿って、機能は若干落しながら電池
の使用時間の延長を図ったり、電池の劣化を知らせた
り、あるいは通常通りの動作をそのまま続けるという種
々の使い方が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例に基づく移動無線通信端
末の構成例を示す図。
【図2】第一の実施例の入出力・表示部の構成例を示す
図。
【図3】第一の実施例のスピーカ周りの構成例を示す
図。
【図4】第一の実施例の音声出力部及び変調部周りの構
成例を示す図。
【図5】本発明の第二の実施例の移動無線通信端末の構
成例を示す図。
【図6】第二の実施例における多段階に電力消費量を低
減する例を説明する図。
【図7】従来の移動無線通信端末の動作タイミングを示
す図。
【図8】本発明の第三の実施例の移動無線通信端末の動
作タイミング例を示す図。
【図9】第三の実施例の移動無線通信端末の構成例を示
す図。
【図10】第三の実施例に関する論理回路の入出力の関
係を示す図。
【図11】従来の移動無線通信端末の動作例のフローチ
ャートを示す図。
【図12】第三の実施例の移動無線通信端末の動作例の
フローチャートを示す図。
【図13】第四の実施例のコードレス電話装置のハンド
セットの構成例を示す図。
【符号の説明】
1:電源部、2:アンテナ、3:高周波信号処理部、
4:ベースバンド信号処理部、5:変調部、6:復調
部、7:マイク、8:スピーカ、9:電源線、10:入
力・表示部、11:電力低減要求信号線、12:電池、
13:電圧監視回路、14:動作モード設定器、15:
入力用キー、16A、16B:表示ランプ、17:ディ
スプレー、18:音声合成回路、19:合成音声出力
線、20:アンプ、21:電力増幅器、22:AD変換
器、23:DA変換器、24:符号化器、25:復号化
器、26:スクランブラ、27:デスクランブラ、2
8:同期ビット付加等回路、29:同期検出部、30:
ハンドセット筐体、31:送信部、32:受信部、3
3:制御部、34:制御信号線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大塚 正則 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地株 式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 堀田 正生 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地株 式会社日立製作所中央研究所内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電池を用いた電源部、信号処理部及び送受
    信部を含む移動無線通信システムの携帯用移動無線通信
    端末において、 前記信号処理部及び送受信部が、通常の電力で動作する
    通常動作モードと、該通常動作モードよりも低減した電
    力で動作する省電力動作モードとを有し、 前記電源部の電圧低下時における動作モードを予め設定
    するための動作モード設定手段と、 前記電源部の電圧を監視する手段と、 前記電源電圧が所定値以下になったとき、前記動作モー
    ド設定手段により前記省電力動作モードが設定されてい
    る場合、該省電力動作モードに切替える手段、とを備え
    たことを特徴とする移動無線通信端末。
  2. 【請求項2】電池を用いた電源部、入出力・表示部、信
    号処理部及び送受信部を含む移動無線通信システムの携
    帯用移動無線通信端末において、 前記信号処理部及び送受信部が、通常の電力で動作する
    通常動作モードと、該通常動作モードよりも低減した電
    力で動作する省電力動作モードとを有し、 前記電源部の電圧低下時における動作モードを予め設定
    するための動作モード設定手段と、 前記電源部の電圧を監視する手段と、 予め省電力動作モードが設定されている場合、前記電源
    電圧が所定値以下になったとき、前記動作モードの切替
    えを前記入出力・表示部に表示し、かつ該省電力動作モ
    ードに切替える手段、 とを備えたことを特徴とする移動無線通信端末。
  3. 【請求項3】電池を用いた電源部、入出力・表示部、信
    号処理部及び送受信部を含む移動無線通信システムの携
    帯用移動無線通信端末において、 前記信号処理部及び送受信部が、通常の電力で動作する
    通常動作モードと、該通常動作モードよりも低減した電
    力で動作する省電力動作モードとを有し、 前記省電力動作モードとして、待ち受け時の動作を停止
    し、送信動作のみ行う手段と、 前記電源部の電圧低下時における動作モードを予め設定
    するための動作モード設定手段と、 前記電源部の電圧を監視する手段と、 前記電源電圧が所定値以下になったとき、前記動作モー
    ド設定手段により前記省電力動作モードが設定されてい
    る場合、該省電力動作モードに切替える手段、 とを備えたことを特徴とする移動無線通信端末。
  4. 【請求項4】電池を用いた電源部、入出力・表示部、信
    号処理部及び送受信部を含む移動無線通信システムの携
    帯用移動無線通信端末において、 前記電源部の電圧を監視する手段と、 前記電源電圧が所定値以下になったとき、前記信号処理
    部及び送受信部において待ち受け時の動作を停止し、送
    信動作のみ行う省電力動作モードとする手段、 とを備えたことを特徴とする移動無線通信端末。
  5. 【請求項5】ハンドセットとベースセットからなり、該
    ハンドセットが電池電源部、入出力・表示部、信号処理
    部及び送受信部を含むコードレス電話装置において、 前記信号処理部及び送受信部が、通常の電力で動作する
    通常動作モードと、該通常動作モードよりも低減した電
    力で動作する省電力動作モードとを有し、 前記電源部の電圧低下時における動作モードを予め設定
    するための動作モード設定手段と、 前記ハンドセットの電源部の電圧を監視する手段と、 前記電源電圧が所定値以下になったとき、前記動作モー
    ド設定手段により前記省電力動作モードが設定されてい
    る場合、該省電力動作モードに切替える手段、とを備え
    たことを特徴とするコードレス電話装置。
  6. 【請求項6】ハンドセットとベースセットからなり、該
    ハンドセットが電池電源部、入出力・表示部、信号処理
    部及び送受信部を含むコードレス電話装置において、 前記信号処理部及び送受信部が、通常の電力で動作する
    通常動作モードと、該通常動作モードよりも低減した電
    力で動作する省電力動作モードとを有し、 前記ハンドセットの電源部の電圧を監視する手段と、 前記電源部の電圧低下時における動作モードを設定する
    ための動作モード設定手段と、 前記動作モード設定手段により省電力動作モードが設定
    されている場合、前記電源電圧が所定値以下になったと
    き、該省電力動作モードに切替える手段と、 前記電源電圧の降下を前記入出力・表示部に表示する手
    段、 とを備えたことを特徴とするコードレス電話装置。
  7. 【請求項7】電池を用いた電源部、入出力・表示部、信
    号処理部及び送受信部を含む携帯用移動無線通信端末を
    用いた移動無線通信方法において、 前記電源部の電源電圧低下時における動作モードを予め
    通常動作モード又は省電力動作モードのいずれかに設定
    し、 前記電源部の電圧を監視し、 該電源電圧が所定値以下になったとき、前記信号処理部
    及び送受信部の動作を予め設定された前記動作モードと
    し、 前記電源電圧の低下を前記入出力・表示部に表示する、 ことを特徴とする移動無線通信端末を用いた通信方法。
  8. 【請求項8】電池を用いた電源部、入出力・表示部、信
    号処理部及び送受信部を含む携帯用移動無線通信端末を
    用いた移動無線通信方法において、 前記電源部の電源電圧低下時における動作モードを予め
    通常動作モード又は省電力動作モードのいずれかに設定
    し、 前記電源部の電圧を監視し、 前記省電力動作モードが設定されているとき、前記電源
    電圧が所定値以下に低下した場合、前記信号処理部及び
    送受信部において待ち受け時の動作を停止し、送信動作
    のみ行う、 ことを特徴とする移動無線通信端末を用いた通信方法。
  9. 【請求項9】電池を用いた電源部、入出力・表示部、信
    号処理部及び送受信部を含む携帯用移動無線通信端末を
    用いた移動無線通信方法において、 前記電源部の電圧を監視し、 前記電源電圧が所定値以下に低下した場合、前記信号処
    理部及び送受信部における待ち受け時の動作を停止し、
    送信動作のみ行う、 ことを特徴とする移動無線通信端末を用いた通信方法。
  10. 【請求項10】ハンドセットとベースセットからなり、
    該ハンドセットが電池を用いた電源部、入出力・表示
    部、信号処理部及び送受信部を含むコードレス電話装置
    を用いた通信方法において、 前記電源部の電源電圧低下時における動作モードを通常
    動作モード又は省電力動作モードのいずれかに設定し、 前記ハンドセットの電源部の電圧を監視し、 該電源電圧の低下時、前記信号処理部及び送受信部の各
    回路を予め設定された動作モードで動作させる、 ことを特徴とするコードレス電話装置を用いた通信方
    法。
JP4218917A 1992-08-18 1992-08-18 移動無線通信端末及びコードレス電話 Pending JPH0669853A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4218917A JPH0669853A (ja) 1992-08-18 1992-08-18 移動無線通信端末及びコードレス電話
US08/621,896 US5623533A (en) 1992-08-18 1996-03-26 Mobile communication end device with low power operation mode

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4218917A JPH0669853A (ja) 1992-08-18 1992-08-18 移動無線通信端末及びコードレス電話

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0669853A true JPH0669853A (ja) 1994-03-11

Family

ID=16727347

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4218917A Pending JPH0669853A (ja) 1992-08-18 1992-08-18 移動無線通信端末及びコードレス電話

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0669853A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0762711A2 (en) * 1995-09-12 1997-03-12 Nokia Mobile Phones Ltd. Speech storage in a portable cellular telephone
WO1997036412A1 (fr) * 1996-03-26 1997-10-02 Aiwa Co., Ltd. Terminal portatif
KR100298109B1 (ko) * 1996-06-26 2001-10-24 다니구찌 이찌로오, 기타오카 다카시 이동용무선단말기
US6748246B1 (en) * 2000-07-05 2004-06-08 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method and apparatus for selecting an access technology in a multi-mode terminal
JP2006245862A (ja) * 2005-03-02 2006-09-14 Nec Corp 無線通信端末
KR100689456B1 (ko) * 1999-12-29 2007-03-08 삼성전자주식회사 저잡음증폭기의 제어 장치 및 방법
JP2008271330A (ja) * 2007-04-23 2008-11-06 Ntt Docomo Inc 無線通信制御装置及び無線通信制御方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0762711A2 (en) * 1995-09-12 1997-03-12 Nokia Mobile Phones Ltd. Speech storage in a portable cellular telephone
EP0762711A3 (en) * 1995-09-12 1999-04-07 Nokia Mobile Phones Ltd. Speech storage in a portable cellular telephone
WO1997036412A1 (fr) * 1996-03-26 1997-10-02 Aiwa Co., Ltd. Terminal portatif
KR100298109B1 (ko) * 1996-06-26 2001-10-24 다니구찌 이찌로오, 기타오카 다카시 이동용무선단말기
KR100689456B1 (ko) * 1999-12-29 2007-03-08 삼성전자주식회사 저잡음증폭기의 제어 장치 및 방법
US6748246B1 (en) * 2000-07-05 2004-06-08 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method and apparatus for selecting an access technology in a multi-mode terminal
JP2006245862A (ja) * 2005-03-02 2006-09-14 Nec Corp 無線通信端末
JP2008271330A (ja) * 2007-04-23 2008-11-06 Ntt Docomo Inc 無線通信制御装置及び無線通信制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3719482B2 (ja) 無線通信装置
US6529742B1 (en) Method and system for controlling operation mode switching of portable television (TV) phone
US7379753B2 (en) Method and apparatus for communication, and computer product
US20080020708A1 (en) Blue tooth wireless earphone and wireless network phone supported as extension thereof
JP3522995B2 (ja) 無線通信端末装置及びこの無線通信端末装置における外部機器との電気的接続検出方法
US6731957B1 (en) Wireless communication device capable of saving battery power by switching communication mode
JPH0746298A (ja) コードレス電話機
JP3072741B2 (ja) 無線電話装置およびその制御方法
JP2000036875A (ja) テレビ電話機能付携帯電話機
JPH11205217A (ja) アナログモードおよびディジタルモードを選択的に使用する機能を有するデュアルモード無線通信装置
JPH0669853A (ja) 移動無線通信端末及びコードレス電話
JP2008167355A (ja) 移動通信端末及び着信通知制御方法
JPH0621875A (ja) 携帯形移動無線通信装置およびその着信報知補助装置
JPH0795147A (ja) 移動無線機
JP3475873B2 (ja) 携帯型無線通信装置
JPH05130012A (ja) 携帯電話機
JP2000032421A (ja) 携帯テレビ電話端末
JPH11155001A (ja) 携帯無線電話装置および機能付加装置
JPH0697877A (ja) 移動無線通信装置
JP2700415B2 (ja) 個別呼出装置付き無線電話機
JP2001196997A (ja) 携帯電話機
JP2000295343A (ja) 無線通信端末
KR100248217B1 (ko) 배터리 절약 기능을 갖춘 이동단말기
KR20010058556A (ko) 이동통신단말기의 화상통신시 절전방법
JP2004241868A (ja) 無線電話装置及びそのバッテリの消費電力低減方法