JPH0697877A - 移動無線通信装置 - Google Patents

移動無線通信装置

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JPH0697877A
JPH0697877A JP4242396A JP24239692A JPH0697877A JP H0697877 A JPH0697877 A JP H0697877A JP 4242396 A JP4242396 A JP 4242396A JP 24239692 A JP24239692 A JP 24239692A JP H0697877 A JPH0697877 A JP H0697877A
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JP
Japan
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mode
call
selective call
base station
telephone
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JP4242396A
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English (en)
Inventor
Shinichi Minazu
信一 水津
Koichi Ito
伊藤  公一
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動無線通信装置の使用時間を大幅に延長
し、しかも緊急の連絡などを確実に使用者に伝えること
ができるようにする。 【構成】 携帯無線電話用の回路15,17以外にペー
ジャ用の回路16を設けるとともに、装置の動作モード
を選択指定するためのモード指定キー26a〜26cを
設け、このうちのPAGキー26bによりページャモー
ド(PAGモード)が指定された場合に、上記ページャ
用の回路16を動作状態とし、上記携帯無線電話用の回
路15,17への給電を断って非動作状態に設定するよ
うに構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯無線電話システム
やコードレス無線電話システムなどの移動無線通信シス
テムの移動局として使用される移動無線通信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より使用されている移動無線通信シ
ステムとして、例えばセルラ方式の携帯無線電話システ
ムや、コードレス無線電話システムが知られている。
【0003】先ずセルラ方式の携帯無線電話システム
は、例えば図10に示す如く有線電話網NWに接続され
た制御局CSと、この制御局CSに対しそれぞれ有線回
線CL1〜CLnを介して接続された複数の基地局BS
1〜BSnと、複数の移動局PS1〜PSmとから構成
されている。上記各基地局BS1〜BSnは、それぞれ
異なるエリアにセルと呼ばれる無線ゾーンE1〜Enを
形成する。移動局PS1〜PSmは、自局が位置してい
る無線ゾーンの基地局に対し無線回線を介して接続さ
れ、さらにこの基地局から制御局CSを介して有線電話
網NWに接続される。そして、この状態で有線電話網N
Wに接続された電話機と通話が可能となる。また、通話
中に移動局PS1〜PSmが他の無線ゾーンに移動した
場合には、制御局CSの制御により無線回線が移動先の
基地局の無線回線に切換えられ、通話は継続される。
【0004】一方、コードレス無線電話システムは、携
帯無線電話システムの基地局に相当する固定装置を例え
ば家庭やオフィスの加入者線端子に接続し、移動局に相
当する無線電話機を無線回線を介して上記固定装置に接
続するようにしたものである。このコードレス電話シス
テムは、固定装置を中心とする例えば半径 100m程度の
小エリア内で通信が可能であり、このエリアの外に出る
と通話は断となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、これらの携
帯無線電話システムおよびコードレス無線電話システム
で移動局として使用される無線電話機は、電源として必
ずバッテリを使用している。このため、無線電話機の使
用時間はこのバッテリの寿命によって制限される。例え
ばセルラ方式の携帯無線電話機では、待受時の消費電流
が約50mAであるため、バッテリとして600mAHのニッケル
カドミウム(NiCd)電池を使用すると、待受動作だ
けでも12時間しか使用できない。したがって、無線電
話機を長時間に渡って携帯すると、携帯途中でバッテリ
の寿命がなくなって、いざ通話を行なおうとした場合に
通話できなくなることがあり極めて不便だった。
【0006】また、無線電話機の使用時間を延ばすため
に、従来より回路の改良やバッテリセービング方式の改
良など種々の対策が考えられている。しかし、携帯無線
電話機は待受時であっても多くの回路が動作するため、
上記のような回路の改良程度では低減できる消費電力は
少なく、このため使用時間を十分に延長することは不可
能だった。
【0007】一方、無線電話機の使用時間を大幅に延長
するための対策として、次のようなものが考えられてい
る。すなわち、携帯無線電話機の使用状況を分析する
と、携帯無線電話機は一般にその携帯中を通してまんべ
んなく常に使用されるとは限らず、比較的頻繁に使用さ
れる時間帯とほとんど使用されない時間帯とが存在す
る。そこで、この点に着目し、携帯中であっても使用頻
度の低い時間帯には、使用者が無線電話機の電源スイッ
チを断として無線電話機を非動作状態にすることが考え
られる。しかしこの様にすると、この電源を断としてい
る期間に着呼が発生しても無線電話機はこれに一切応答
しないことになり、この結果緊急の連絡などが使用者に
伝わらなくなり非常に好ましくなかった。
【0008】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、移動無線通信装置の使用
時間を大幅に延長することができ、しかも緊急の連絡な
どを確実に使用者に伝えることができる移動無線通信装
置を提供することにある。
【0009】また本発明の他の目的は、バッテリの残量
が減少した場合に自動的に小電力の通信モードに設定す
ることができ、これにより装置の使用時間をさらに延ば
すことができる移動無線通信装置を提供することであ
る。
【0010】さらに本発明の別の目的は、使用者がその
都度モード指定を行わなくても自動的に小電力の通信モ
ードに設定することができ、これにより装置の使用時間
を効果的に延ばすことができ、しかも操作性に優れた移
動無線通信装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、発呼および着呼に応じて基地局との間で双
方向の無線通信を行なう電話通信用回路部に加えて、上
記基地局または他の基地局から第2の無線回線を介して
送信された選択呼出信号を受信して、この選択呼出信号
が自己宛ての信号である場合に呼出しが発生した旨を報
知する選択呼出受信用回路部を備え、さらに動作モード
として電話モードと選択呼出モードとを選択的に指定す
るためのモード指定入力手段と、動作制御手段とを備え
ている。そして、この動作制御手段により、上記モード
指定入力手段で選択呼出モードが指定されたときには、
上記選択呼出受信用回路部を動作状態に設定し、一方上
記電話通信用回路部を非動作状態に設定するようにした
ものである。
【0012】また上記他の目的を達成するために他の本
発明は、上記電話通信用回路部と、選択呼出受信用回路
部と、動作モードとして電話モードと選択呼出モードと
を選択的に指定するためのモード指定入力手段とに加え
て、モード変更制御手段と、動作制御手段とを備えてい
る。モード変更制御手段では、バッテリの残量に対応す
る使用可能残り時間が検出され、この使用可能残り時間
が所定時間未満になった場合に上記モード指定入力手段
により指定されたモードを解除して動作モードを選択呼
出モードに変更するための制御が行なわれる。そして、
上記モード指定入力手段またはモード変更制御手段によ
り動作モードとして選択呼出モードが設定されていると
きには、上記動作制御手段により、上記選択呼出受信用
回路部を動作状態に設定し、かつ上記電話通信用回路部
を非動作状態に設定するようにしたものである。
【0013】さらに上記別の目的を達成するために別の
本発明は、上記電話通信用回路部と、選択呼出受信用回
路部と、動作モードとして電話モードと選択呼出モード
とを選択的に指定するモード指定入力手段とに加えて、
動作モードを選択呼出モードに設定するための時刻また
は時間帯を表わす時間情報を入力するための時間情報入
力手段と、モード変更制御手段と、動作制御手段とを備
えている。モード変更制御手段では、上記時間情報入力
手段により入力された時間情報により表される時刻或い
は時間帯になった場合に、動作モードを選択呼出モード
に設定するための制御が行なわれる。そして、上記モー
ド指定入力手段またはモード変更制御手段により動作モ
ードとして選択呼出モードが設定されているときには、
上記動作制御手段により、上記選択呼出受信用回路部を
動作状態に設定し、かつ上記電話通信用回路部を非動作
状態に設定するようにしたものである。
【0014】
【作用】この結果本発明によれば、モード指定入力手段
により装置の動作モードを選択呼出モードに設定する
と、装置は選択呼出受信用の回路部のみが動作し、電話
通信用の回路部は非動作状態に設定される。ここで、選
択呼出受信用回路部による消費電力は電話通信用回路部
のそれに比べて例えば1/10程度と大幅に少ない。し
たがって、例えば携帯中であっても使用頻度が低い時間
帯には、上記モード指定入力手段により装置の動作モー
ドを選択呼出モードに設定しておけば、この時間帯にお
ける装置の消費電力を、電話モードの場合に比べて大幅
に低減することができ、これによりバッテリの寿命を延
ばして装置の使用時間を延長させることが可能となる。
また、上記使用頻度の低い時間帯では、選択呼出受信用
回路部により自己宛ての選択呼出信号の到来監視が行な
われて、自己宛ての呼出しが発生した場合にはその旨が
報知される。このため、例えば使用者に対し緊急連絡を
行う必要が生じた場合には、選択呼出機能を利用してこ
れを伝えることが可能となる。
【0015】また他の本発明によれば、バッテリの残量
に対応する使用可能残り時間が検出され、この使用可能
残り時間が所定時間未満になると、モード指定入力手段
により指定されたモードが解除されて動作モードが自動
的に選択呼出モードに変更される。このため、使用者が
モード指定入力手段により選択呼出モードの指定をまっ
たく行なわなくても、バッテリ残量が少なくなると装置
は自動的に選択呼出受信用回路部による省電力動作に移
行することになる。このため、バッテリの消耗は低減さ
れて装置の使用時間は延長される。
【0016】さらに別の本発明によれば、時間情報入力
手段により、動作モードを選択呼出モードに設定するた
めの時刻または時間帯を表わす時間情報を予め入力して
おくと、その時刻または時間帯になると装置の動作モー
ドが自動的に電話モードから選択呼出モードに変更され
て、選択呼出受信用回路部による省電力動作が行なわれ
ることになる。したがって、使用者はモード指定入力手
段によりその都度モード指定操作を行なわなくてもよく
なり、これにより操作性は向上される。また、モード指
定操作を忘れても、装置の動作モードは指定時刻または
時間帯になれば自動的に選択呼出モードになるので、使
用時間の延長効果を確実に発揮させることができる。
【0017】
【実施例】以下本発明を実施例に基づいて説明する。
【0018】図1は本発明の一実施例における移動無線
通信装置の構成を示す回路ブロック図である。本実施例
の装置は、携帯無線電話機としての機能と、選択呼出受
信機(ページャ)としての機能とを備えている。
【0019】すなわち、図示しない基地局から到来した
無線搬送波信号は、アンテナ11で受信されたのちアン
テナ共用器(DUP)12を介して受信回路(RX)1
3に入力される。受信回路13では、周波数シンセサイ
ザ(SYN)22から発生される受信局部発振信号に従
って、周波数帯の異なる携帯無線電話のための無線搬送
波信号およびページャのための無線搬送波信号をそれぞ
れ中間周波信号に周波数変換するための処理が行なわれ
る。この受信回路13から出力された受信中間周波信号
は、切替スイッチ14を介して、携帯無線電話モード
(以後HHPモードと称する)のときは携帯無線電話用
の受信ベースバンド回路15に、またページャモード
(以後PAGモード称する)のときはページャ用のベー
スバンド回路15にそれぞれ入力される。上記切替スイ
ッチ14は、制御回路(CONT)21から発生される
切替制御信号に応じて切替動作する。
【0020】携帯無線電話用のベースバンド回路16
は、復調回路15aと、受話増幅器15bと、受話器と
してのスピーカ15cとを備えている。そして、上記受
信中間周波信号を、復調回路15aで例えばFM復調処
理してベースバンドの受話信号を再生し、この受話信号
を受話増幅器15bで適当なレベルに増幅してスピーカ
15cから拡声出力している。
【0021】これに対し、ページャ用のベースバンド回
路16は選択呼出信号用の復調回路16aを有してい
る。この復調回路16aは、上記受信中間周波信号をベ
ースバンドの選択呼出信号に復調し、この選択呼出信号
に含まれる個別番号符号(IDコード)およびメッセー
ジコードを制御回路21にそれぞれ入力する。制御回路
21は、マイクロコンピュータを主制御部として備えた
もので、装置全体を統括的に制御している。例えば、上
記IDコードおよびメッセージコードが入力された場合
には、上記受信IDコードと、ROM23に予め記憶さ
れている自装置のIDコードとの比較照合を行なう。そ
して、両コードが一致した場合には、自装置への呼出し
が発生したと判断して、報知駆動信号を切替スイッチ1
6bを介してサウンダ駆動回路16cまたはバイブレー
タ(VIB)16eに供給する。サウンダ駆動回路16
cは上記報知駆動信号に応じた鳴音をサウンダ16dか
ら発生させる。バイブレータ16eは上記報知駆動信号
に応じた振動を発生する。また制御回路21は、自装置
への呼出しが発生したと判断すると、上記受信メッセー
ジコードの復号処理を行なう。そして、この復号処理に
より再生されたメッセージ情報を、RAM24に記憶す
るととともに、表示駆動回路27に供給する。表示駆動
回路27は、上記メッセージ情報に応じたメッセージを
液晶表示器(LCD)28に表示させる。
【0022】一方、本実施例の装置は携帯無線電話のた
めの送信系回路17を備えている。この送信系回路17
は、送話器としてのマイクロホン17aと、送話増幅器
17bと、変調回路(MOD)17cと、送信回路(T
X)17dとを有している。話者の送話音声は、マイク
ロホン17aで集音されて送話信号に変換されたのち、
送話増幅器17bで増幅されて変調回路17cに入力さ
れる。この変調回路17cでは上記送話信号に応じて中
間周波信号が例えばFM変調される。この変調された送
信中間周波信号は、送信回路17dにおいて周波数シン
セサイザ22から発生された送信局部発振信号とミキシ
ングされて無線高周波信号に周波数変換され、さらに高
周波増幅される。そして、この無線高周波信号は送信路
スイッチ18およびアンテナ共用器12をそれぞれ介し
てアンテナ11から基地局へ向けて送信される。送信路
スイッチ18は、制御回路21から出力される制御信号
に従って、HHPモードのときにオン状態となり、また
PAGモードのときにはオフ状態となる。
【0023】また、本実施例の装置の電源回路系は、例
えばDC/DCコンバータからなる電源回路31を有し
ている。この電源回路31は、バッテリ32の出力電圧
を基に所定の動作電源電圧を生成する。そして、この電
源回路31から出力された動作電源電圧は三分岐されて
同一の3つの電源電圧Vcc0 ,Vcc1 ,Vcc2 となり、
その一つVcc1 は電源スイッチ33を介して携帯無線電
話のための受信ベースバンド回路15および送信系回路
17にそれぞれ給電される。また他の一つVcc2 は、電
源スイッチ34を介してページャ用のベースバンド回路
16に給電され、残りの一つVcc0 は携帯無線電話およ
びページャにとって共通に使用される回路に供給され
る。上記電源スイッチ33,34は、制御回路21から
発生される給電制御信号に従ってオン・オフ動作する。
また、上記バッテリ32には並列に電圧検出回路(DE
T)35が設けられている。この電圧検出回路35は、
バッテリ32の出力電圧を監視し、その検出情報VDET
を制御回路21に通知する。
【0024】さらに、操作スイッチ部(KEY)26に
は、ダイヤルキーに加えて、例えば図2に示すごとくH
HPキー26aと、PAGキー26bと、OFFキー2
6cと、TELキー26dとが備えられている。HHP
キー26aは、装置の動作モードをHHPモードに設定
する際に操作される。PAGキー26bは、装置の動作
モードをPAGモードに設定する際に操作される。OF
Fキー26cは、装置を非動作状態に設定する際に操作
される。TELキー26dは、発呼スイッチとして用い
られる。なお、26eは上記各キーの操作を制御回路2
1に伝えるための操作信号を発生する信号発生器であ
る。図3は本実施例の装置の外観を示すもので、上記H
HPキー26a、PAGキー26bおよびOFFキー2
6cは筐体の側面部に設けられる。
【0025】次に、以上のように構成された装置の動作
を説明する。待機状態において制御回路21は、例えば
図4に示すごとくステップ4a、ステップ4bおよびス
テップ4cでそれぞれHHPキー26a、PAGキー2
6bおよびOFFキー26cの操作監視を繰り返し行な
っている。この状態でOFFキー26cが押された場合
には、制御回路21は自身の動作状態のみを保持したま
ま他の回路への給電をすべて断として装置を非動作状態
とする。
【0026】ところで、いま装置を携帯無線電話機とし
て使用するべく使用者がHHPキー26aを押したとす
る。そうすると、制御回路21は以後HHPモードのた
めの制御を実行する。すなわち、図5に示すごとく先ず
ステップ5aで電源スイッチ33をオン状態、電源スイ
ッチ34をオフ状態にそれぞれ設定する。そうすると、
携帯無線電話のための受信ベースバンド回路15および
送信系回路17には動作電源電圧Vcc1 が給電され、こ
れにより携帯無線電話用の受信ベースバンド回路15お
よび送信系回路17はそれぞれ動作状態となる。一方、
ページャ用のベースバンド回路16には動作電源電圧V
cc2 が給電されず、このためページャ用のベースバンド
回路16は非動作状態となる。また、ステップ5bにお
いて、切替スイッチ14を携帯無線電話用の受信ベース
バンド回路15側に切り替える。このため、受信回路1
3には上記携帯無線電話用の受信ベースバンド回路15
が接続される。さらに、送信路スイッチ18をオン状態
に設定して、これにより上記携帯無線電話用の送信系回
路17をアンテナ共用器12に接続させる。かくして、
以後装置は携帯無線電話機として動作する。なお、動作
モードがHHPモードに設定された旨はLCD28に表
示される。
【0027】このようにHHPモードが設定された状態
において、制御回路21はステップ5cおよびステップ
5dでそれぞれ発呼の操作監視および着呼の到来監視を
行なう。そして、発呼操作が行なわれると発呼処理を実
行し、一方基地局から着信信号が到来すれば着呼処理を
実行する。また制御回路21は、電圧検出回路35から
発生された検出情報VDET をステップ5eで取り込み、
ステップ5fでこのVDET が所定電圧VREF 未満に低下
したか否かを判定している。そして、VDET が所定電圧
VREF 以上であれば、そのままHHPモードを継続する
が、VDET が所定電圧VREF 未満に低下した場合には、
バッテリ32の容量が残り少ないと判断して動作モード
をHHPモードからPAGモードに変更し、以後このP
AGモードの制御を実行するようにしている。
【0028】さらに制御回路21は、ステップ5gにお
いてモード変更時刻の入力監視を行なっている。この状
態で、いま例えば12時から13時までの時間帯は昼休
みのため携帯無線電話機としての使用頻度が低いことに
着目し、使用者が上記時間帯を例えばダイヤルキーを用
いて入力したとする。そうすると、制御回路21はステ
ップ5gからステップ5hに移行して、ここで上記ダイ
ヤルキーにより入力された時間情報を取り込んでRAM
24に記憶させる。また、この時間情報が記憶された状
態において制御回路21は、ステップ5iにより、RA
M24に記憶されている上記モード変更のための時間情
報と、タイマ(TIM)25から出力される現在の時刻
情報とを基に、モード変更の時間帯になったか否かを判
定する。そして、モード変更の時間帯になると、動作モ
ードをHHPモードからPAGモードに変更し、以後上
記時間帯にこのPAGモードのための制御を実行する。
【0029】一方、前記待機状態においてPAGキー2
6bが押された場合には、制御回路21は図6に示すご
とく、ステップ6aで電源スイッチ34をオン状態、電
源スイッチ33をオフ状態にそれぞれ設定する。そうす
ると、ページャ用のベースバンド回路16に動作電源電
圧Vcc2 が給電され、これによりページャ用のベースバ
ンド回路16は動作状態となる。一方、携帯無線電話用
の受信ベースバンド回路15および送信系回路17には
動作電源電圧Vcc1 は給電されず、この結果これらの携
帯無線電話用の回路15,17は非動作状態となる。ま
た制御回路21は、ステップ5bにおいて、切替スイッ
チ14をページャ用のベースバンド回路16側に切り替
え、これにより受信回路13と上記ページャ用のベース
バンド回路16との間を接続させる。さらに、送信路ス
イッチ18をオフ状態に設定して、これにより携帯無線
電話用の送信系回路17をアンテナ共用器12から切り
離す。かくして、以後装置はページャとして動作するこ
とになる。なお、動作モードがPAGモードに設定され
た旨はLCD28に表示される。
【0030】このPAGモードの状態で制御回路21
は、バッテリセービングのための間欠受信制御を行ない
ながら、ステップ6cにおいて自装置宛ての呼出しの発
生監視を行なう。この呼出し発生監視には、先に述べた
IDコードの照合処理が含まれる。自装置宛ての呼出し
が発生した場合には、呼出報知処理を実行して、サウン
ダ16dから鳴音を発生させるかまたはバイブレータ1
6eにより装置を振動させることにより呼出しの発生を
使用者に報知し、さらに受信メッセージコードを復号し
てメッセージ情報をLCD28に表示させる。なお、上
記サウンダ16dから発生する鳴音の音色および断続周
期は、HHPモードにおいて着信が発生した場合に発生
するリンガ音とは異ならせてある。
【0031】次に、以上のように動作する移動局が通話
を行なう場合の手順およびその動作内容の一例を、図7
および図8を参照して説明する。いま例えば移動局Bに
おいて、使用者がPAGキー26bを押したとする。そ
うすると、移動局Bでは先ずステップ7b1で図6で述
べたように装置をPAGモードに設定するための制御が
行なわれる。PAGモードになると移動局Bは、ステッ
プ7b2において基地局に対しPAGモードになった旨
の情報を送出する。そうすると基地局では、ステップ7
c1において移動局BがPAGモードに設定された旨の
情報が登録される。
【0032】さて、この状態でいま例えばHHPモード
が設定されている別の移動局Aにおいて、使用者が移動
局Bに対する発呼操作を行なったとする。そうすると、
移動局Aは先ずステップ7a1で所定の手順で発呼処理
を行ない、基地局に対し発呼信号を送信する。これに対
し基地局は、ステップ7c2で上記発呼信号を受信して
発呼先を識別すると、ステップ7c3において発呼先の
移動局Bが現在如何なる動作モードに設定されているか
を判定する。いま移動局Bは先に述べたようにPAGモ
ードに設定されているので、基地局は移動局Bへの通話
のための着信は不可能であると判断して、ステップ7c
4でその旨のガイダンスメッセージを作成して発呼元の
移動局Aに対し送信する。なお、このガイダンスメッセ
ージには、発呼元の移動局Aの電話番号を入力させる旨
のメッセージが挿入される。移動局Aは、発呼処理後に
基地局から上記ガイダンスメッセージが到来すると、ス
テップ7a2でこのメッセージを受信して解読し、その
内容をLCD28に表示させる。
【0033】この状態で移動局Aの使用者が、HHPモ
ードによる発呼を諦めて、PAGモードによる選択呼出
しを行なうために、上記ガイダンスメッセージに従って
ページャ用メッセージとして自己の電話番号を入力した
とする。そうすると移動局Aは、ステップ7a3により
上記自己の電話番号を含むページャ用メッセージ情報を
作成して基地局に向け送信する。これに対し基地局は、
ステップ7c5で上記ページャ用メッセージ情報を受信
すると、ステップ7c6でこのページャ用メッセージ情
報を含む選択呼出信号を作成して、移動局Bに向け送信
する。なお、このとき基地局は、移動局Aに対しては通
常のページャ呼出し時と同様に「ただいま呼出していま
す。受話器を置いてお待ちください。」 とい
ったメッセージを返送する。
【0034】待機時において移動局Bは、図6のステッ
プ6cで説明したように、バッテリセービングのための
間欠受信動作を行ないながら自己宛ての呼出発生監視を
行なっている。この状態で、ステップ7b3により上記
選択呼出信号が受信され、ステップ7b4によるIDコ
ードの照合の結果、自己に対する呼出しであると判定さ
れると、移動局Bはステップ7b5において、鳴音また
は振動を発生させて使用者に対し呼出しの発生を報知す
るとともに、受信メッセージに挿入されている発呼元の
移動局Aの電話番号をLCD28に表示させる。また、
ステップ7b6において上記受信メッセージをRAM2
4に記憶させる。
【0035】さて、移動局Bにおいて上記呼出しを使用
者が確認し、TELキー26dを押したとする。そうす
ると移動局Bは、図8に示すごとくステップ8b1にお
いて自装置の動作モードを一時HHPモードに変更す
る。そして、HHPモードとなると、ステップ8b2で
RAM24に記憶されている上記受信メッセージ、つま
り発呼元の移動局Aの電話番号をLCD28に表示した
のち、ステップ8b3でこのRAM24に記憶されてい
る電話番号に従って、移動局Aに対する発呼処理を実行
する。すなわち、このときの発呼処理は、使用者が移動
局Aの電話番号をダイヤルキーで入力することなく、R
AM24に記憶されている電話番号に従って自動的に行
なわれる。
【0036】基地局は、移動局Bから発呼信号が到来す
ると、この発呼信号をステップ8c1で受信したのち、
ステップ8c2で着信信号を作成して移動局Aに向け送
信する。これに対し移動局Aは、上記着信信号をステッ
プ8a1で受信すると、ステップ8a2において着信処
理を実行し、リンガ音を発生させて使用者に着信の発生
を知らせる。ここで使用者がフックオフ操作を行なって
応答すると、移動局Aはステップ8a3において通話処
理状態となり、以後ステップ8b4で略同時に通話処理
状態となる発呼元の移動局Bとの間で通話が可能とな
る。
【0037】なお、通話が終了し、例えば移動局Aの使
用者が終話操作を行なうと、移動局Aはステップ8a4
で終話処理を実行して待機状態に復帰する。また、この
移動局Aの終話処理に応じて、基地局でもステップ8c
3で終話処理が行なわれ、これにより移動局Bに対し終
話が通知される。これに対し移動局Bは、ステップ8b
5で終話処理を行なったのち、ステップ8b6で自装置
の動作モードをHHPモードからPAGモードに復帰さ
せるための処理を実行する。そして、PAGモードに戻
ると、以後選択呼出信号による自己への呼出しの発生を
監視するための動作を行なう。
【0038】以上述べたように本実施例であれば、次の
ような各種効果を奏し得る。
【0039】(1) 携帯無線電話用の回路以外にページャ
用の回路を設けるとともに、装置の動作モードを選択指
定するためのモード指定キー26a〜26cを設け、こ
のうちのPAGキー26bによりページャモード(PA
Gモード)が指定された場合に、上記ページャ用の回路
を動作状態とし、上記携帯無線電話用の回路への給電を
断って非動作状態に設定するように構成したことによっ
て、携帯無線電話モードのみを有する装置に比べて、装
置の使用時間を大幅に延ばすことができる。このため、
例えば携帯中にバッテリの寿命が無くなって、いざ通話
を行なおうとしたときに通話が行なえなくなるといった
不具合の発生を低減することができる。また、ページャ
モードに設定している状態では、選択呼出信号による呼
出しが行なえるので、緊急連絡などを確実に行なうこと
ができる。
【0040】(2) バッテリ32の出力電圧が規定値より
低下した場合には、バッテリ32の寿命が残り少ないと
判断して、装置の動作をモードをHHPモードから電力
消費量の少ないPAGモードに自動的に変更するように
したことによって、バッテリ32の延命化を図って、こ
れにより使用時間をさらに延ばすことができる。
【0041】(3) 例えば通話頻度の少ない時間帯を予め
入力してRAM24に記憶しておくことにより、タイマ
25により計時されている現在時刻がこのモード変更を
行なう時間帯になると、装置の動作モードが自動的にH
HPモードからPAGモードに変更されることになる。
このため、使用者はその都度モード変更操作を行なう必
要はなくなり、これにより簡単かつ確実にバッテリ32
の寿命を延ばして使用時間を延長することができる。
【0042】(4) PAGモードが設定された場合に、そ
の旨を移動局から基地局に通知して基地局で登録してお
き、この移動局に対する発呼要求が別の移動局から発生
した場合に、基地局から発呼元の移動局に対し発呼先の
移動局はPAGモードである旨を通知して、携帯無線電
話のための発呼をページャ呼出しに変更させるようにし
たことによって、PAGモードを設定した移動局に対し
発呼した場合に、この発呼が理由が分からずに不接にな
る不具合は防止され、不慣れな発呼者でもPAGモード
を設定した移動局を確実に呼出して連絡を行なうことが
できる。すなわち、システムとしてのサービス性を高め
ることができる。
【0043】(5) PAGモードにおいて自己当てのメッ
セージ情報が受信された場合に、このメッセージ情報に
含まれる発呼元の局の電話番号をRAM24に記憶して
おき、この状態でTELキー26dが押された場合に、
上記RAM24に記憶されている電話番号に基づいて発
呼元の局に対する発呼処理を行なうようにしたので、使
用者が発呼元の局の電話番号を逐一ダイヤル入力するこ
となく、発呼元の局を自動的に発呼することができる。
したがって、発呼操作を極めて簡単に行なうことが可能
となる。
【0044】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではない。例えば、動作モードを指定入力するための
手段としては、図9に示すごとく3ポジション形のスラ
イドスイッチ29を使用するようにしてもよい。この様
にすれば、スイッチの可動接点の位置から現在設定中の
動作モードを知ることが可能となる。このため、設定中
の動作モードをLCD28に表示する必要はなくなる。
また、このスイッチを3ポジションのスライド動作と1
ポジションの押し操作とをそれぞれ行なえるように構成
すれば、このスイッチを動作モードの設定のためばかり
でなく、PAGモードにおける呼出報知用の鳴音または
振動を止めるためにも使用することができる。
【0045】また、前記実施例ではアナログ変調方式を
採用した携帯無線電話システムで使用される装置を例に
とって説明したが、ディジタル変調方式を採用したシス
テムで使用される装置に適用してもよい。
【0046】さらに前記実施例では、携帯無線電話のた
めの基地局をページャ用の基地局としても使用する場合
を例にとって説明したが、携帯無線電話のための基地局
とページャ用の基地局とを別々に構成する場合にも適用
できる。
【0047】その他、装置の回路構成や外観、動作モー
ド指定スイッチの構成や配置位置、携帯無線電話用の回
路およびページャ用の回路の構成、電源回路系の構成な
どについても、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変
形して実施できる。
【0048】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、発呼およ
び着呼に応じて基地局との間で双方向の無線通信を行な
う電話通信用回路部に加えて、上記基地局または他の基
地局から第2の無線回線を介して送信された選択呼出信
号を受信して、この選択呼出信号が自己宛ての信号であ
る場合に呼出しが発生した旨を報知する選択呼出受信用
回路部を備え、さらに動作モードとして電話モードと選
択呼出モードとを選択的に指定するためのモード指定入
力手段と、動作制御手段とを備えている。そして、この
動作制御手段により、上記モード指定入力手段で選択呼
出モードが指定されたときには、上記選択呼出受信用回
路部を動作状態に設定し、一方上記電話通信用回路部を
非動作状態に設定するようにしたものである。
【0049】したがって本発明によれば、移動無線通信
装置の使用時間を大幅に延長することができ、しかも緊
急の連絡などを確実に使用者に伝えることができる移動
無線通信装置を提供することができる。
【0050】また他の本発明は、上記電話通信用回路部
と、選択呼出受信用回路部と、動作モードとして電話モ
ードと選択呼出モードとを選択的に指定するためのモー
ド指定入力手段とに加えて、モード変更制御手段と、動
作制御手段とを備えている。モード変更制御手段では、
バッテリの残量に対応する使用可能残り時間が検出さ
れ、この使用可能残り時間が所定時間未満になった場合
に上記モード指定入力手段により指定されたモードを解
除して動作モードを選択呼出モードに変更するための制
御が行なわれる。そして、上記モード指定入力手段また
はモード変更制御手段により動作モードとして選択呼出
モードが設定されているときには、上記動作制御手段に
より、上記選択呼出受信用回路部を動作状態に設定し、
かつ上記電話通信用回路部を非動作状態に設定するよう
にしたものである。
【0051】したがってこの他の本発明によれば、バッ
テリの残量が減少した場合に自動的に小電力の通信モー
ドに設定することができ、これにより装置の使用時間を
さらに延ばすことができる移動無線通信装置を提供する
ことができる。
【0052】さらに別の本発明は、上記電話通信用回路
部と、選択呼出受信用回路部と、動作モードとして電話
モードと選択呼出モードとを選択的に指定するモード指
定入力手段とに加えて、動作モードを選択呼出モードに
設定するための時刻または時間帯を表わす時間情報を入
力するための時間情報入力手段と、モード変更制御手段
と、動作制御手段とを備えている。モード変更制御手段
では、上記時間情報入力手段により入力された時間情報
により表される時刻或いは時間帯になった場合に、動作
モードを選択呼出モードに設定するための制御が行なわ
れる。そして、上記モード指定入力手段またはモード変
更制御手段により動作モードとして選択呼出モードが設
定されているときには、上記動作制御手段により、上記
選択呼出受信用回路部を動作状態に設定し、かつ上記電
話通信用回路部を非動作状態に設定するようにしたもの
である。
【0053】したがってこの別の本発明によれば、使用
者がその都度モード指定を行わなくても自動的に小電力
の通信モードに設定することができ、これにより装置の
使用時間を効果的に延ばすことができ、しかも操作性に
優れた移動無線通信装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における移動無線通信装置の
構成を示す回路ブロック図。
【図2】図1に示した装置の操作スイッチ部の要部構成
を示す回路ブロック図。
【図3】本発明の一実施例における移動無線通信装置の
外観を示す斜視図。
【図4】図1に示した装置の制御回路が実行するモード
設定制御の制御手順および制御内容を示すフローチャー
ト。
【図5】図1に示した装置の制御回路が実行するHHP
モード制御の制御手順および制御内容を示すフローチャ
ート。
【図6】図1に示した装置の制御回路が実行するPAG
モード制御の制御手順および制御内容を示すフローチャ
ート。
【図7】HHPモードが設定されている装置とPAGモ
ードが設定されている装置との間で通話を行なう場合の
シーケンスの前半部分を示す図。
【図8】HHPモードが設定されている装置とPAGモ
ードが設定されている装置との間で通話を行なう場合の
シーケンスの後半部分を示す図。
【図9】本発明の他の実施例における移動無線通信装置
の外観を示す斜視図。
【図10】セルラ方式を採用した携帯無線電話システム
の概略構成図。
【符号の説明】
11…アンテナ 12…アンテナ共
用器 13…受信回路(RX) 14…切替スイッ
チ 15…携帯無線電話用の受信ベースバンド回路 15a…復調回路(DEM) 15b…受話増幅
器 15c…スピーカ 16…ページャ用
のベースバンド回路 16a…復調回路(DEM) 16b…切替スイ
ッチ 16c…サウンダ駆動回路 16d…サウンダ 16e…バイブレータ 17…携帯無線電
話用の送信系回路 17a…マイクロホン 17b…送話増幅
器 17c…変調回路(MOD) 17d…送信回路
(TX) 18…送信路スイッチ 21…制御回路
(CONT) 22…周波数シンセサイザ 23…ROM 24…RAM 25…タイマ(T
IM) 26…操作スイッチ部 26a…HHPキ
ー 26b…PAGキー 26c…OFFキ
ー 26d…TELキー 27…表示駆動回
路 28…液晶表示器(LCD) 31…電源回路 32…バッテリ 33,34…電源
スイッチ 35…電圧検出回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局に対し双方向通信が可能な第1の
    無線回線を介して接続され、発呼および着呼に応じてこ
    の第1の無線回線を介して基地局との間で通話のための
    双方向無線通信を行なうための電話通信用回路部と、 前記基地局または他の基地局から第2の無線回線を介し
    て送信された選択呼出信号を受信し、この選択呼出信号
    が自己宛ての信号である場合に呼出しが発生した旨を報
    知するための選択呼出受信用回路部と、 動作モードとして電話モードと選択呼出モードとを選択
    的に指定するためのモード指定入力手段と、 このモード指定入力手段により選択呼出モードが指定さ
    れている状態では、前記選択呼出受信用回路部を動作状
    態に設定し、かつ前記電話通信用回路部を非動作状態に
    設定するための動作制御手段とを具備したことを特徴と
    する移動無線通信装置。
  2. 【請求項2】 基地局に対し双方向通信が可能な第1の
    無線回線を介して接続され、発呼および着呼に応じてこ
    の第1の無線回線を介して基地局との間で通話のための
    双方向無線通信を行なうための電話通信用回路部と、 前記基地局または他の基地局から第2の無線回線を介し
    て送信された選択呼出信号を受信し、この選択呼出信号
    が自己宛ての信号である場合に呼出しが発生した旨を報
    知するための選択呼出受信用回路部と、 動作モードとして電話モードと選択呼出モードとを選択
    的に指定するためのモード指定入力手段と、 バッテリの残量に対応する使用可能残り時間を検出し、
    この使用可能残り時間が所定時間未満になった場合に
    は、前記モード指定入力手段により指定されたモードを
    解除して動作モードを選択呼出モードに変更するための
    モード変更制御手段と、 前記モード指定入力手段またはモード変更制御手段によ
    り選択呼出モードが設定されている状態では、前記選択
    呼出受信用回路部を動作状態に設定し、かつ前記電話通
    信用回路部を非動作状態に設定するための動作制御手段
    とを具備したことを特徴とする移動無線通信装置。
  3. 【請求項3】 基地局に対し双方向通信が可能な第1の
    無線回線を介して接続され、発呼および着呼に応じてこ
    の第1の無線回線を介して基地局との間で通話のための
    双方向無線通信を行なうための電話通信用回路部と、 前記基地局または他の基地局から第2の無線回線を介し
    て送信された選択呼出信号を受信し、この選択呼出信号
    が自己宛ての信号である場合に呼出しが発生した旨を報
    知するための選択呼出受信用回路部と、 動作モードとして電話モードと選択呼出モードとを選択
    的に指定するためのモード指定入力手段と、 動作モードを選択呼出モードに設定するための時刻また
    は時間帯を表わす時間情報を入力するための時間情報入
    力手段と、 この時間情報入力手段により入力された時間情報により
    表される時刻或いは時間帯になった場合に、動作モード
    を選択呼出モードに設定するためのモード変更制御手段
    と、 前記モード指定入力手段またはモード変更制御手段によ
    り動作モードとして選択呼出モードが設定されている状
    態では、前記選択呼出受信用回路部を動作状態に設定
    し、かつ前記電話通信用回路部を非動作状態に設定する
    ための動作制御手段とを具備したことを特徴とする移動
    無線通信装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2760916A1 (fr) * 1997-03-11 1998-09-18 Jacques Lewiner Dispositif portatif de radio-communication, et procede pour entrer en communication avec un tel dispositif
US5933478A (en) * 1994-09-28 1999-08-03 Hitachi, Ltd. Data transfer system and handheld terminal device used therefor
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