JPH0668825U - 内装材 - Google Patents

内装材

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JPH0668825U
JPH0668825U JP1859393U JP1859393U JPH0668825U JP H0668825 U JPH0668825 U JP H0668825U JP 1859393 U JP1859393 U JP 1859393U JP 1859393 U JP1859393 U JP 1859393U JP H0668825 U JPH0668825 U JP H0668825U
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JP
Japan
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woven fabric
cardboard
core material
fibers
corrugated
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Pending
Application number
JP1859393U
Other languages
English (en)
Inventor
剛 鹿野
正信 藤井
Original Assignee
池田物産株式会社
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Publication date
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は軽量かつ成形性に優れた自動車等の内
装材を提供することにある。 【構成】コルゲート状芯材１２と表面材１３とに延伸性
のある不織布を使用したダンボール１１を内装材１４の
材料として用いる。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は例えば自動車等に使用される内装材に関するものである。
【０００２】
【考案の背景】
例えば自動車等には天井材、ドアトリム等の内装材の基材としてダンボールが 使用されている。上記ダンボール(1) は図３に示すようにコルゲート状芯材(2) と、該芯材(2) に被着される表面材(3) とからなるもので、従来は芯材(2) 、表 面材(3) 共に紙を材料としている。 しかしながら紙を材料とするダンボール(1) は紙の延伸性が小さいために成形 性に乏しく、深絞り成形部ではしわや亀裂を生じること、自動車走行中車体パネ ルとダンボールとがこすれて低級音が発生すること、防音性に乏しいこと、重量 が大なること等の問題点がある。
【０００３】
【従来の技術】
従来から上記紙を材料とするダンボールの問題点を解決するための手段として 、紙を材料とする芯材の両面に不織布を材料とする表面材を被着したダンボール （特開昭６１−２９５３２号）、表面材および／または芯材の材料としてコルク シートを使用したダンボール（実開平４−８３７４２号）、表面材として不織布 とコルクシートとの積層材を使用したダンボール（実願平４−７２９３３号）等 が提供されている。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら特開昭６１−２９５３２号のダンボールでは表面材は不織布を材 料としているが、芯材が紙を材料としているので成形性が充分とは云えず、また 防音性にも問題があり、実開平４−８３７４２号や実願平４−７２９３３号のダ ンボールではコルクシートの延伸性が充分でなく、良好な成形性が得られず、ま た車体パネルとのこすれによって低級音が発生するおそれがあり、更に防音性に おいても充分でないと云う問題点がある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記従来の課題を解決するための手段として、不織布からなるコルゲ ート状芯材(12)と、該芯材(12)に被着される不織布からなる表面材(13)とによっ て構成されたダンボール(11)からなる内装材を提供するものである。
【０００６】
【作用】
本考案のダンボール(11)は芯材(12)および表面材(13)のいづれにも不織布を使 用しているから、ダンボール(11)全体として延伸性に優れ、また空気を多量に含 有して防音断熱性に富みかつクッション性に富むから車体パネルとのこすれによ る低級音は全く発生せず、その上極めて軽量でありかつ通気性に富む。
【０００７】
【実施例】
本考案を図１および図２に示す一実施例によって説明すれば、ダンボール(11) はコルゲート状芯材(12)と、該芯材(12)に被着される表面材(13)とによって構成 される。 上記芯材(12)および表面材(13)は共に不織布を材料とするが、上記不織布はポ リエステル繊維、ポリアミド繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維、ア クリル繊維、アセテート繊維、綿繊維、木質繊維、竹繊維等の有機繊維、ガラス 繊維、セラミック繊維、炭素繊維等の無機繊維等の繊維の一種または二種以上を 使用した不織布であり、該不織布は繊維を合成樹脂バインダーで結着したもの、 ニードルパンチング等で絡合したもの、また低融点ポリエステル繊維、ポリエチ レン繊維、あるいはポリプロピレン繊維等の低融点繊維を含むものは加熱して該 低融点繊維により融着したもの等であり、該不織布にはアクリル樹脂、酢酸ビニ ル樹脂、スチレン樹脂、ウレタン樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、フェノール樹 脂等の合成樹脂、あるいは上記合成樹脂のモノマー、プレポリマー、オリゴマー 等の前駆体が含浸されてもよい。
【０００８】 本考案のダンボールは通常成形されて内装材となるので上記不織布は成形可能 であることが望ましく、上記不織布を成形可能にするには、熱可塑性繊維を含有 せしめるか、上記合成樹脂あるいは合成樹脂前駆体を含浸せしめるか、あるいは 熱可塑性合成樹脂シートを積層する。
【０００９】 更に上記不織布は着色あるいはエンボスされてもよく、表面材にこのような不 織布を用いれば表層材が不要となる。
【００１０】 上記芯材と表面材とは通常の接着剤、ホットメルト接着剤等を用いて接着され るが、合成樹脂あるいは合成樹脂前駆体を含浸した不織布を用いる場合には、該 合成樹脂あるいは前駆体が接着剤として機能するから特に接着剤を必要としない 。
【００１１】 上記ダンボール(11)は例えば図２に示すように天井形状に成形され、自動車の 天井材(14)として使用される。
【００１２】
【考案の効果】
したがって本考案では軽量でかつ成形性が極めて良好な、そして防音断熱性に 富み車体とのこすれによっても低級音を発生しない優れた内装材が提供される。
【図面の簡単な説明】
図１および図２は本考案の一実施例を示すものである。
【図１】部分断面図
【図２】自動車天井材斜視図
【図３】従来例の部分断面図
【符号の説明】
11 ダンボール 12 コルゲート状芯材 13 表面材 14 内装材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】不織布からなるコルゲート状芯材と、該芯
    材に被着される不織布からなる表面材とによって構成さ
    れたダンボールからなることを特徴とする内装材
JP1859393U 1993-03-18 1993-03-18 内装材 Pending JPH0668825U (ja)

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JP1859393U JPH0668825U (ja) 1993-03-18 1993-03-18 内装材

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JPH0668825U true JPH0668825U (ja) 1994-09-27

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5717290A (en) * 1980-07-04 1982-01-28 Kobe Steel Ltd Video signal processing method
JPH0379336A (ja) * 1989-08-22 1991-04-04 Toray Ind Inc 不織布の立体構造物

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5717290A (en) * 1980-07-04 1982-01-28 Kobe Steel Ltd Video signal processing method
JPH0379336A (ja) * 1989-08-22 1991-04-04 Toray Ind Inc 不織布の立体構造物

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Legal Events

Date Code Title Description
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Effective date: 19970204