JPH066842B2 - 立体駐車場 - Google Patents

立体駐車場

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JPH066842B2
JPH066842B2 JP21250185A JP21250185A JPH066842B2 JP H066842 B2 JPH066842 B2 JP H066842B2 JP 21250185 A JP21250185 A JP 21250185A JP 21250185 A JP21250185 A JP 21250185A JP H066842 B2 JPH066842 B2 JP H066842B2
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JP
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vehicle
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stacker crane
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良平 石毛
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はスタッカークレーンのような搬送手段と車両を
格納する棚とからなる立体駐車場に関する。
本発明において、「入出庫」とは「入庫」、「出庫」の
少なくとも一方をいう。「入出庫口」も同様である。
〔発明の背景〕
スタッカクレーン式の立体駐車場は、特開昭51−76
76号公報や特開昭51−141178号公報に示す如
く、スタッカクレーンと、多数の格納棚を走行路の両脇
に設けた棚群とからなり、両脇の棚群のうち一方の棚群
の端部に入庫口および出庫口を設けている。スタッカク
レーンは、走行体と、走行体を昇降する昇降体と、昇降
体から格納棚側に対して進退するフォークとからなる。
フォークは一組であるので、入庫や出庫は車両1台単位
で行なわれる。
なお、一般の立体倉庫において、二組のフォークをスタ
ッカクレーンに設け、2台単位で入出庫を行ない、荷役
を早くすることが知られている。
例えば、特開昭57−107303号公報、特開昭57
−107304号公報、特開昭57−199704号公
報がある。
また、実開昭56−154903号公報に示すものは倉
庫であり、建屋の2階以上に棚とスタッカクレーンを設
置し、棚の最下部に荷のさばき場を設け、この荷さばき
場と1階とを荷昇降搬送手段で接続している。荷昇降搬
送手段は棚の下方にある。1階が入出庫口となってい
る。
入出庫に要する時間を短縮するために、二組の授受装置
を搬送手段に設けることが考えられる。これによれば、
入庫口と棚群との間、群棚と出庫口との間において、そ
れぞれ2台の車両を同時に搬送できるので、車両一台あ
たりの荷役時間を1/2に短縮できる。
例えば、出庫口において、両脇の棚群のうち一方の棚群
のみに2つの出庫口を設け、2台の車両を直列に並べて
出庫できるように構成する。この場合、それぞれの車両
に運転者が乗車できるので、乗車時間を1/2にできる
ものである。
しかし、2台の車両を直列に置くように構成した出庫口
においては、出庫口における後方の車両は前方の車両が
出庫口から退出した後でなければ、退出できない。この
ため、前方の車両が例えば手荷物の積込み等で退出が遅
れれが、後方の車両はその間走行できないことになる。
最悪の場合は、前方の車両の運転者が不在等で走行でき
ない場合である。
また、同様に、二つの入庫口を前後に直列に配置した場
合において、前後の入庫口の間に後方の車両のための鏡
等を昇降するように構成する必要があるが、この構成が
複雑になることが考えられる。
また、出庫口において、路面やパレットには上方に突出
する車止めがあるので、後方の車両は自己の出庫口の車
止めと前方の出庫口の車止めとを乗り越えなければなら
ず、乗り心地が悪く、運転しずらい。このことは入庫口
においても同様である。すなわち、奥側の入庫口に進入
する車両は手前の入庫口の車止めを乗り越えることが必
要である。
以上のように二組の授受装置を搬送手段に設けることの
みでは、入出庫時間は短くならず、また、運転車にとっ
ても利用しにくいものである。
〔発明の目的〕
本発明は、二組のフォーク等の授受装置を有する搬送手
段を用いるものにおいて、入出庫口での入出庫を早く容
易にできるようにすることにある。
〔発明の概要〕
本発明は、両脇の棚群のそれぞれに入出庫口および搬送
手段との授受口を設け、授受装置の一方が授受口の一方
との間で車両を授受可能なとき、他方の授受装置が他方
の授受口との間で車両を授受可能に設けたこと、を特徴
とする。
これによれば、入出庫口において、2台の車両はそれぞ
れ単独で入出庫できるものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明を図に示す一実施例により説明する。
本実施例は車両をパレットに載せて格納する方式であ
る。
1は公知の搬送手段としてのスタッカクレーンであり、
走行体と、走行体を昇降する昇降台と、昇降体に設けた
二組のフォーク2A,2Bとからなる。フォーク2A,
2Bはそれぞれ両側に突出可能である。スタッカクレー
ン1の走行路4の両脇には多数の格納棚からなる棚群
5,6を設けている。ここではスタッカクレーン1、そ
の両脇の棚群5,6を一組として二組を並設している。
第1の組の棚群6と第2の組の棚群5との間には少なく
とも約1m程度の空間8を設けている。この空間8の大
きさは、少なくとも車両のドアを開いて乗降できる大き
さである。
入庫口,出庫口の構成は第1組,第2組も同様である。
棚群5,6の一方の端部には入庫口10A,10Bがあり、
他方の端部には出庫口20A,20Bがある。この入庫口10
A,10B、出庫口20A,20Bは車載パレットを搬送する
コンベヤ11A,11B,21A,21Bを備えている。また、
その周囲は安全のために柵で囲って入庫室,出庫室を構
成し、また人や車の通過部にはゲートを設けている。入
庫口10A,10Bには棚群5,6との間に鏡12を配置して
おり、車載パレットを通過させる時には上昇させる。
入庫口10A、出庫口20Aは棚群5の端部よりも外に設け
ている。入庫口10B、出庫口20Bは棚群6の端部の1行
目の格納棚内に設けている。入庫口10B、出庫口20Bの
天井は人が入ることができるように所要の高さに設けて
いる。またその天井および走行路4側には安全のための
壁を設けている。
15A,15Bは入庫口10A,10Bとスタッカクレーン1と
の授受口であり、その下部には入庫口10A,10Bのコン
ベヤ11A,11Bに接続するコンベヤ16A,16Bを設けて
いる。17A,17Bは出庫口20A,20Bとスタッカクレー
ン1との授受口であり、その下部には出庫口20A,20B
のコンベヤ21A,21Bに接続するコンベヤ18A,18Bを
設けている。このコンベヤ16A,16B,18A,18Bはス
タッカクレーン1のフォーク2A,2Bとの間でパレッ
トを授受できるように構成している。授受口15A,17A
は棚群5の端部から1行目の格納棚内にある。
フォーク2Aが授受口15Aとやりとりいている時、フォ
ーク2Bは授受口15Bとやりとりできる。フォーク2B
が授受口17Aとやりとりしている時、フォーク2Aは授
受口17Bとやりとりできる。
棚群5,6の第1段目の格納棚よりも下方にはコンベヤ
ライン25を設けている。このコンベヤライン25は出庫口
20A,20Bの空パレット40を入庫口10A,10Bに供給す
るためのものである。入庫口,出庫口のコンベヤ11A,
11B,21A,21Bはそれぞれリフタ27A,27B,28A,
28Bに載っており、コンベヤ16A,16B,18A,18Bと
コンベヤライン25との間を昇降させる。進入路27,退出
路28はコンベヤライン25と実質的に同一高さにある。
35は公知のパレットマガジンであり、棚5,6のそれぞ
れの下部に設けている。パレットマガジン35は第1段目
の格納棚に設けた段積みパレットの収納部36と、段積み
パレットを支える支え装置37と、コンベヤライン25中の
一つのコンベヤ25eを昇降させるリフタ38とからなる。
このパレットマガジン35は、段積みされているパレット
を1枚ずつ切出して供給し、またコンベヤライン25から
1枚ずつ供給された空パレットを段積みするものであ
る。このようなパレットマガジンそのものは公知である
ので、その動作の要点を説明する。
パレットを段積みする場合は、出庫口20からコンベヤラ
イン25で搬送されてきたパレット40をリフタ38を用いて
コンベヤ25eで収納部36に押上げ、支え装置37を後退さ
せ、さらにパレット1段分リフタ38を押上げ、支え装置
37を突出させ、段積みパレットを支えるものである。
パレットを取出すには、コンベヤ25eを上昇させて段積
みしたパレットを押上げ、支え装置37を後退させ、次に
コンベヤ25eをパレット1段分下げ、支え装置37を突出
させ、そしてコンベヤ25eを下降させ、1枚のパレット
を取出すものである。このパレットはコンベヤライン25
で入庫口10に送られる。
なお、コンベヤライン25には複数のパレットを載せてい
る。但し、出庫口20A,20Bの近傍のコンベヤ25f,25
gには通常、パレットが載っておらず、出庫口20A,20
Bの空パレットを直ちに回収できるようにしている。
収納部36のスタッカクレーン1側の側面には段積みパレ
ットを授受するための開口を設けている。
スタッカクレーン1の走行路4の両端は柵41で囲ってい
る。
かかる構成の動作を説明する。スタッカクレーン1は2
台単位で搬送することができるので、その場合について
主として説明する。
先ず、入庫の場合について説明する。
各進入路27から立体駐車場の敷地に入った車両は各入庫
口10A,10Bの直前で停止して同乗者を降車させる。こ
れは、特に入庫口10Bでは車両の左ドアを開くことがで
きないためである。なお、本実施例は右ハンドル車を主
体に構成している。左ハンドル車を主体とする場合には
入庫口と出庫口の位置を逆とする。
コンベヤライン25から入庫口10A,10Bのコンベヤ11
A,11Bにパレットが供給されると、入庫口10A,10B
のゲートが開く。入庫口10A,10Bにおいて車両から降
車し、入庫口の外において入庫を指令すると、リフタ27
A,27Bおよび鏡12を上昇させ、コンベヤ11A,11B,
16A,16Bを運転させ授受口15A,15Bに搬入する。ス
タッカクレーン1はフォーク2Aを授受口15A側に突出
させ、フオーク2Bを授受口15B側に突出させ、2台の
車載パレットを受取る。そしてスタッカクレーン1は所
定の格納棚に搬送する。
次に出庫の場合について説明する。
出庫指令のあった2台の車載パレットを載せたスタッカ
クレーン1が授受口の所定の位置に停止すると、フォー
ク2Bを授受口17A側に突出させ、フォーク2Aをを授
受口17B側に突出させ、コンベヤ18A,18Bに移す。そ
して上昇させたコンベヤ21A,21Bに搬送し、リフタ28
A,28Bを下降させる。次に出庫口20A,20Bのドアを
開いて乗車し、前進させ。そして、一旦停止して同乗者
を乗車させる。
出庫口の空パレットはコンベヤ25f,25gに回収され
る。このとき、入庫口から空パレットの要求があれば、
各空パレットは入庫口側に1パレット分搬送される。要
求が無ければ、コンベヤ25e上のパレットを収納部36に
段積みし、その後、コンベヤ25f,25gのパレットをコ
ンベヤ25eに向けて1パレット分搬送する。
出庫が連続することによって収納部36に所定数のパレッ
トが段積みされると、スタッカクレーン1が空棚に搬送
する。入庫が連続することによって収納部36からパレッ
トが無くなると、スタッカクレーン1は格納棚から段積
みパレットを搬送してくる。
スタッカクレーン1が2台の車載パレットを取扱うと
き、二組のフォーク2A,2Bを同時に動作させること
ができる。
入庫や出庫が連続していない時はスタッカクレーン1は
1台単位で搬送する。
以上のように、入庫口10A,10Bや出庫口20A,20Bは
あおのおの並列に設けているので、二つの入庫口を直列
に設けたり、二つの出庫口を直列に設けたものに比べて
次のような効果があるものである。
出庫口の場合について説明すると、直列に設置した場合
は、前方の車両の退出が遅れると、後方の車両の出庫も
遅れるものである。特に、前方の車両の運転車が不在等
で退出できないときは極めて問題となる。本実施例では
二つの出庫口を並列に設けているので、このような問題
がないものである。
また、パレットは一般に載せた車両の車輪の前後を挾む
ように車止め用のストッパを突出させている。出庫に当
ってはこの突出したストッパを乗り越えなければならな
い。二つの出庫口を直列に設けた場合においては、奥側
の車両は前方のパレットを通過しなければならないの
で、きわめて乗心地が悪くなるものである。本発明では
このような問題が無いものである。
二つの入庫口を直列に設けた場合について説明すると、
前記乗り心地の問題点を解消できるものである。
また、二つの入庫口を直列に設けた場合、後方の車両の
停止位置を表示する鏡等の下降が極めて困難となる。二
つの車両を間隔を設けて進入させなければならなくなる
ので、結果的に入庫に要する時間が大となるものであ
る。本発明では二つの入庫口を並列に設けているので、
このような問題点が無いものである。
さらにまた、この二つの入庫口、出庫口に接続する二つ
の授受口15A,15B,17A,17Bはスタッカクレーン1
のフォーク2A,2Bに対応した位置に設けているの
で、二つの車載パレットを授受するに当ってスタッカク
レーン1を移動させる必要がなく、一つの停止点で授受
できるものである。このため、時間短縮ができるもので
ある。
上記実施例では入庫口又は出庫口と授受口とは別になっ
ているが、同一にできるものである。
授受装置としてフォーク2A,2Bを用いているが、他
の手段を用いることができる。入庫口10A,10Bと出庫
口20Aと20Bとの間でスタッカクレーン1の走行方向に
直交する方向で、地下に通路を設け、この通路と空間8
を階段で結べば、入出庫口と駐車場外とを接続する通路
(歩道)を構成できる。これによれば、乗員と車両との
交差を防止でき、安全にできるものである。
前記実開昭56−154903号公報の如く、1階に入
出庫口を設け、2階以上にスタッカクレーンおよび棚を
設けたものにも本発明は適用できるものである。
〔発明の効果〕
本発明によれば、入出庫において、短時間にしかも容易
に2台の車両を入出庫させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の立体駐車場の水平断面図、
第2図は第1図のA−A断面図、第3図は第1図のB−
B断面図である。 1……スタッカクレーン、2A,2B……フォーク、4
……走行路、5,6……棚群、10A,10B……入庫口、
15A,15B,17A,17B……授受口、20A、20B……出
庫口、11A,11B,16A,16B,18A,18B,21A,21
B,25,25e,25f,25g……コンベヤ、35……パレッ
トマガジン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二つの授受装置を有する搬送手段と、該搬
    送手段の走行路の両脇に沿って複数の格納棚を有する二
    つの棚群と、前記二つの棚群にそれぞれ設けた授受口
    と、該二つの授受口にそれぞれ接続した二つの入出庫口
    とからなり、前記授受装置の一方が前記授受口の一方と
    の間で車両を授受可能なとき、他方の授受装置が他方の
    授受口との間で車両を授受可能に設けていること、を特
    徴とする立体駐車場。
JP21250185A 1985-09-27 1985-09-27 立体駐車場 Expired - Lifetime JPH066842B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21250185A JPH066842B2 (ja) 1985-09-27 1985-09-27 立体駐車場
KR1019860006806A KR910006192B1 (ko) 1985-09-27 1986-08-18 입체주차장
GB8621581A GB2180827B (en) 1985-09-27 1986-09-08 Multilevel parking garage

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21250185A JPH066842B2 (ja) 1985-09-27 1985-09-27 立体駐車場

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6272865A JPS6272865A (ja) 1987-04-03
JPH066842B2 true JPH066842B2 (ja) 1994-01-26

Family

ID=16623708

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21250185A Expired - Lifetime JPH066842B2 (ja) 1985-09-27 1985-09-27 立体駐車場

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