JPH0617639B2 - 立体駐車場 - Google Patents

立体駐車場

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JPH0617639B2
JPH0617639B2 JP1569086A JP1569086A JPH0617639B2 JP H0617639 B2 JPH0617639 B2 JP H0617639B2 JP 1569086 A JP1569086 A JP 1569086A JP 1569086 A JP1569086 A JP 1569086A JP H0617639 B2 JPH0617639 B2 JP H0617639B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、スタッカクレーンのような搬送手段と車両を
格納する棚とからなる立体駐車場に関するものである。
〔従来の技術〕
スタッカクレーン式の立体駐車場は、特開昭51−14
1178号公報に示す如く、スタッカクレーンと、多数
の格納棚をスタッカクレーンの走行路の両脇に設けた棚
群とからなり、棚群(スタッカクレーンの走行路)の一
端に入庫口、他端に出庫口を設けている。スタッカクレ
ーンは、走行体と、走行体を昇降する昇降体と、昇降体
から格納棚側に対して進退するフォークとからなる。フ
ォークは1組であり、入庫や出庫は車両1台単位で行な
われる。
また、車両はパレットに載せて格納するようになってい
る。このため、入庫口の近傍にはデパレタイザを設け、
段積みしてあるパレットを分割して1枚づつ入庫口に供
給している。また出庫口の近傍にはパレタイザを設け、
車両の出庫によって不要となったパレットを回収し段積
みしている。
なお、一般の立体倉庫において、2組のフォークをスタ
ッカクレーンに設け、2台単位で入出庫を行ない、荷役
を早くすることが知られている。例えば、特開昭57−
107303号公報がある。
また、実開昭56−154903号公報に示すものは倉
庫であり、建屋の2階以上に棚群とスタッカクレーンを
設置し、棚の最下部に荷のさばき場を設け、この荷さば
き場と1階とを荷昇降搬送手段で接続している。荷昇降
搬送手段は棚の下方にある。1階が入出庫口になってい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
立体駐車場では、入庫を希望してから実際に入庫できる
までの時間、及び、出庫を希望してから実際に出庫でき
るまでの時間はできるだけ短いことが望ましい。
入庫や出庫のパターンには色々ある。しかし、店舗等一
般用途用の立体駐車場では、大きく分けると次の三つの
パターンになる。
(1)開店時の如く、入庫が連続するパターン (2)閉店時の如く、出庫が連続するパターン (3)中間の時間帯の如く、入庫と出庫が混在するパタ
ーン パターン(1)や(2)のためには入庫口、出庫口を多
数設けることが必要であるが、高価になる。
また、パターン(3)の場合の入庫や出庫のやり方とし
ては種々考えられるが、出庫をしたならば次には入庫を
行ない、次には出庫を行なうという、交互の繰返し方式
が基本になる。
ところで、従来のスタッカクレーン式立体駐車場では、
スタッカクレーンの走行路の一端に入庫口を設け、他端
に出庫口を設けている。
このため、前記パターン(3)の場合、出庫を行なって
次の出庫を行なうには、スタッカクレーン1は走行路を
必ず一往復することが必要になる。
このため、パターン(3)では入出庫に多大な時間を必
要とすることになる。
駐車数が大きくなって走行路の長さが長くなる程、この
傾向は大きくなる。
本発明の目的は、安価な構成で、入出庫を短時間に行え
るようにすることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、 車両を格納する複数の格納棚を水平方向に並べたもので
あって、互いに並列に設けた2つの棚群と、 該2つの棚群の間を走行して車両を搬送する搬送手段
と、 前記棚群、前記搬送手段、および該搬送手段の走行路を
設置した第1の階と、 入庫および出庫を行うものであって、互いに近接して設
置しており、前記第1の階の垂直方向の第2の階に設置
した2つの入出庫口と、 該それぞれの入出庫口と前記それぞれの棚群とを接続す
る2つの昇降手段と、 前記2つの入出庫口のそれぞれに接続したものであっ
て、前記搬送手段の走行方向に沿って設けた進入路と、 前記2つの入出庫口のそれぞれに接続しており、前記進
入路における車両の走行方向における下流側に設けた退
出路と、 該搬送手段および前記昇降手段を制御する制御手段と、
から構成し、 該制御手段は次の3つのうち少なくとも2つを実行する
ように構成することによって、達成できる。
(1)前記2つの入出庫口のうちの一方を入庫口とし、
他方を出庫口とする。
(2)前記2つの入出庫口の両方を入庫口とする。
(3)前記2つの入出庫口の両方を出庫口とする。
〔作用〕
2つの入出庫口は、一方を入庫口、他方を出庫口とする
組合せ、両方共入庫口、両方共出庫口の3つに切り替え
ることができる。少なくとも2つを実行可能に構成して
いる。入出庫の要求に応じて用途を選択する。一方を入
庫口、他方を出庫口とした場合は入庫と出庫とを同時に
できる。両方共入庫口、両方共出庫口にした場合は入
庫、出庫を短時間にできるものである。入庫口、出庫口
の用途を切り替ているので、多数の入出庫口を設けるよ
りは安価にできるものである。
それぞれの入出庫口は進入路との接続口の下流側に退出
路の接続口が有る。このため、両方共入庫口とした場合
において駐車場の入り口からそれぞれの入庫口までの距
離等をほぼ同一条件にできる。また、両方共出庫口とし
た場合のにおいて出庫の指示や乗員に対して出庫口を指
示する位置からそれぞれの出庫口までの距離等をほぼ同
一条件にできる。したがって、いずれの利用者もほぼ同
一条件とすることができるものである。
搬送手段の走行路の両側の棚群に対して、2つの入出庫
口、2つの昇降手段が有るので、搬送手段、入出庫口、
および昇降手段のそれぞれが互いに独立して動作でき、
特に搬送手段と入出庫口とは独立して動作できる。この
ため、この点からも入出庫時間を短縮できるものであ
る。
前記切り替えを出庫の要求の状況によって行うようにす
れば、出庫を優先して行うことができ、出庫の待機中の
イライラを防止できるものである。
前記切り替えを入庫待ちの車両数によって行うようにす
れば、入庫を優先して行うことができ、入庫待ち中のイ
ライラを防止できるものである。
また、駐車カードの投入によって出庫を指令すると共に
出庫口を報知する手段を設ければ、出庫口が容易にわか
り、利用しやすくなる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図〜第4図により説明す
る。
本実施例は、車両をパレットに載せて格納する方式であ
る。
第1図において、1は公知の搬送手段としてのスタッカ
クレーンであり、走行体と、走行体を昇降する昇降体
と、昇降体に設けた2組のフォーク2A,2Bとからな
る。フォーク2A,2Bは、それぞれ両側に突出可能で
ある。
スタッカクレーン1の走行路3の両脇には、多数の格納
棚からなる棚群4,5,4A,5Aを設けている。ここ
ではスタッカクレーン1,その両脇の棚群4,5または
棚群4A,5Aを一組として、2組を並設している。
各棚群4,5,4A,5Aの格納棚の数は、スタッカク
レーン1の走行方向にそって8箇ある。棚の段数は4段
である。
第2図,第3図において、9はスタッカクレーン1の走
行路3や棚群4,5,4A,5Aを支持する床であり、
駐車するための車両34の進入路35,退出路36,第
4図の乗員のための退場用の通路37,同じく入場用の
通路38の面G.L.よりも上方に設置している。スタ
ッカクレーン1は床9の上面を走行する。床9は、車両
34の走行の邪魔にならない位置に設置した柱(図示せ
ず)で支持されている。
即ち、1階部分が入出庫のための領域となり、2階以上
の部分が車両の格納領域となっている。1階の入出庫口
13A,13Bに車両を乗入れ、乗員が下車すると、リ
フタ12A,12Bで2階部分に上昇させ、格納する。
また、車両を出庫する場合には、2階部分からリフタ1
2A,12Bで入出庫口13A,13Bに出庫する。
リフタ12A,12Bの上面には、それぞれコンベヤ1
0A,10Bを設けている。該リフタはコンベヤ10
A,10Bを第1段目の棚まで上昇させる。
リフタ12Aは棚群4の第4行目に、リフタ12Bは棚
群5の第5行目に設けている。棚群4の第5行目、棚群
5の第4行目の第1段目の棚の底部には、入庫用のコン
ベヤ11A,11Bを設けている。
前記コンベヤ10A,10B,11A,11Bはスタッ
カクレーン1のフォークが入ることができるように設け
てある。該部の棚は、スタッカクレーンとの間の授受口
である。コンベヤ10A,10Bの上方の棚は出庫用の
授受口10E,10Fであり、コンベヤ11A,11B
の有る棚は入庫用の授受口11E,11Fである。
21はパレタイザの機能およびデパレタイザの機能を有
するパレットマガジンであり、棚群4の第3行目および
棚群5の第6行目の、第1段目の棚にそれぞれ設置して
いる。パレットマガジン21は周知の如く、段積みパレ
ットの収納部22,段積みパレットを支持する支持装置
23,コンベヤ24を昇降させるリフタ25とからな
る。
パレットマガジン21の動作の要点を、棚群4側のパレ
ットマガジン21について簡単に説明する。
空のパレット39を段積みするパレタイザとして用いる
場合について説明する。入出庫口13Aから車両が出庫
すると、リフタ12Aを上昇させ、その上面のパレット
をコンベヤ10Aを用いてパレットマガジン21のコン
ベヤ24に供給する。次にリフタ25を上昇させて支持
装置23上のパレットを押上げ、次に支持装置23を後
退させ、次にさらにリフタ25を上昇させ、次に支持装
置23を突出させ、次にリフタ12Aを下降させるもの
である。以上の動作によって、パレット39を下方から
段積みできる。
空のパレット39を1枚ずつ出庫するデパレタイザとし
て用いる場合について説明する。リフタ25を上昇させ
て段積みパレットを持上げ、次に支持装置23を後退さ
せ、次にリフタ25を下降させ、次に支持装置23を突
出させて2段目のパレットを支持可能とし、次にリフタ
25を下降すれば1枚のパレットを取出すことができ
る。このパレットは、上昇したリフタ12Aのコンベヤ
10Aに供給する。
第4図において、30は駐車場への車両の入口、31は
出口である。32は乗員の出口、33は入口である。
入出庫口13A,13Bはリフタ12A,12Bの周囲
を安全のため柵または壁44,45で囲っている。車両
の走行方向におけるリフタの右側と、右側の壁44との
間には、乗員の乗降用のプラットフォーム43がある。
40は入庫する車両の入口ドアであり、降車した乗員の
出口ともなる。41は出庫する車両の出口ドアであり、
乗車する乗員の入口ともなる。
プラットフォーム43が右側にあるのは、車両の運転席
が右側にあるためである。左側に運転席を有する車両が
主体の場合は、出口31側を入口とし、入口30側を出
口とする。
入出庫口13A,13Bの壁44に乗員の出入口を設け
てもよい。
入出庫口13Aのプラットフォーム43は、走行路3の
下方にある。入出庫口13Bのプラットフォーム43
は、並設されている棚群4Aの下方に位置している。
第1図において、並設されている柵群4A,5Aのパレ
ットマガジン21,入出庫口13A,13B,コンベヤ
10A,10B,リフタ12A,12B,およびコンベ
ヤ11A,11Bは、棚群4,5の各位置に対してそれ
ぞれ1行ほど若い行に位置している。即ち、棚群4Aの
入出庫口13Aは隣接する棚群5の入出庫口13Bより
も入口側に少くとも1行の空間を置いた位置に設置して
いる。
かかる構成において、入庫運転(パターン(1))を棚群
4,5について説明する。
入口30から入った車両は、進入路35を通って入出庫
口13A,13Bの前方で一旦停止し、同乗者を降車さ
せる。
パレットマガジン21から供給された空パレット39を
載せたリフタ12A,12Bが下降すると、入口ドア4
0が開くので、車両を入出庫口13A,13Bに進入さ
せる。運転者は降車後入口ドア40を通って入出庫口1
3A,13Bの外に出たのち、端末器を操作して入庫運
転を指令する。また駐車カードを受領する。運転者およ
び同乗者は、通路37を通って出口32に至る。
入庫運転が指令されると、入口ドア40が閉じ、リフタ
12A,12Bが上昇する。リフタ12A,12Bの車
載パレット39は、それぞれコンベヤ10A,10Bに
よりコンベヤ11A,11Bに供給される。
リフタ12A,12Bは、パレットマガジン21から空
パレットを受取ったのち、下降する。
コンベヤ11A,11Bにそれぞれ車載パレットが載っ
ている場合は、スタッカクレーン1はフォーク2Aが棚
群4,5の第4行目に位置するように停止する。そして
フォーク2Aをコンベヤ11Bへ、フォーク2Bをコン
ベヤ11Aへ同時に突出させ、車載パレットをスタッカ
クレーン1側に同時に取込む。次に、スタッカクレーン
1は空棚に車載パレットを格納する。
このように、スタッカクレーン1が2台の車載パレット
を同時に搬送するのは、入庫が連続している場合であ
り、その他の場合は一台毎に搬送する。
次に、出庫運転(パターン(2))を棚群4,5につい
て説明する。
出庫を要求する運転者は、入口33に設置した端末器に
駐車カードを挿入し、出庫を指令する。端末器からは車
両が出庫される入出庫口の位置(番号)が指示されるの
で、その指示に従って通路38を通って所定の入出庫口
に行く。各入出庫口の表示器には、駐車カードの番号が
出車順序で表示されている。
スタッカクレーン1は、出庫指令の出された2箇の棚か
ら車載パレットを取出し、フォーク2Aが棚群4,5の
第4行目に位置するように停止する。そしてフォーク2
Aをコンベヤ10Aへ、フォーク2Bをコンベヤ10B
へ同時に突出させ、上昇して待機しているリフタ12
A,12Bの上面のコンベヤ10A,10Bに、2台の
車載パレットを同時に載せる。
次に、リフタ12A,12Bが下降すると、出口ドア4
1が開き、運転者が乗車して出庫させる。そして一旦停
止し、通路38を通ってきた同乗者を乗車させ、通路3
6を通って出口31に至る。
車両が出庫すると出口ドア41が閉じ、リフタ12A,
12Bが上昇し、空パレット35をパレットマガジン2
1に段積する。
このように、スタッカクレーン1が2台の車載パレット
を同時に搬送するのは、出庫が連続している場合であ
り、その他の場合は1台毎に搬送する。
次に、出庫運転と入庫運転を、交互に繰返し行なう場合
(パターン(3))を棚群4,5について説明する。
一般の駐車場においては、入出庫口の手前で入庫待ちの
車両が待機しており、駐車中の車両が出庫して空棚が出
れば、直ちに入庫するケースが大半を占める。即ち、入
出庫口13Aの手前に入庫待ち車両がある場合は、出口
ドア41を開いて車両が出庫したのち、出口ドア41を
閉じると同時に入口ドア40を開く。リフタ12Aの上
面には空パレット35が載ったままになっており、入庫
待ちの車両を入出庫口13A,13Bに進入させる。運
転者が降車したのち、入庫指令により入口ドア40を閉
じ、リフタ12A,12Bが上昇して、車載パレット3
9はコンベヤ11A,11Bに供給される。リフタ12
A,12Bは上昇した状態で待機する。
上記入庫作業を行っている間に、スタッカクレーン1
は、出庫指令の出された2箇の車載パレットを取出し、
フォーク2Aが棚群4,5の第4行目に位置するように
停止する。そして、入庫すべき車載パレットがコンベヤ
11A,11Bに移されていれば、フォーク2Aをコン
ベヤ10Aへ、フォーク2Bをコンベヤ10Bへ同時に
突出させ、該車載パレットをコンベヤ10A,10Bに
同時に載せる。
次に、スタッカクレーン1は、フォーク2A,2Bをコ
ンベヤ10A,10Bから同時に引込め、途中で止める
ことなく、さらにコンベヤ11B,11Aへ同時に突出
させ、そして同時に2箇の車載パレットを取込む。次
に、スタッカクレーン1は空棚に車載パレットを格納す
る。
一方、スタッカクレーン1から出庫すべき車載パレット
をコベヤ10A,10Bが受取ると、リフタ12A,1
2Bは下降し、出口ドア41が開き、運転者が乗車して
出庫する。
以後、これを繰返す。
このように、スタッカクレーン1が2台の車載パレット
を同時に搬送するのは、出庫および入庫が連続している
場合である。
出庫または入庫のいずれかが1台の場合について説明す
る。
出庫が1台、入庫が2台の場合を、棚群4,5について
説明する。
入庫する車両2台は、先に説明の手順により同時にコン
ベヤ11A,11Bに供給される。出庫指令によりスタ
ッカクレーン1は、車載パレットをフォーク2Aにより
棚から取出し、フォーク2Aが棚群4,5の第4行目に
位置するように停止する。次にフォーク2Aにより該車
載パレットをコンベヤ10Aに載せ、フォーク2Aを引
込め、続いてフォーク2Aをコンベヤ11Bに突出させ
る。この時フォーク2Aと同調して、フォーク2Bをコ
ンベヤ11Aに突出させ、同時に2箇の車載パレットを
取込む。そのあと、スタッカクレーン1は、空棚に2箇
の車載パレットを格納する。
一方、コンベヤ10Aがスタッカクレーン1から車載パ
レットを受取ると、リフタ12Aは下降し、出口ドア4
1が開き、運転者が乗車して出庫する。また、コンベヤ
10Bには、パレットマガジン21から空パレットを供
給し、リフタ12Bを下降させる。
出庫指令された棚が棚群4,5の第5行目〜第8行目に
ある時は、スタッカクレーン1は車載パレットをフォー
ク2Bにより棚から取出し、フォーク2Bが棚群4,5
の第5行目に位置するように停止する。この場合、該車
載パレットはフォーク2Bでコンベヤ10Bに載せ、出
庫する。またコンベヤ10Aには、パレットマガジン2
1から空パレットを供給する。
次に、出庫が2台、入庫が1台の場合を、棚群4,5に
ついて説明する。例えば、出庫指令は2台であるが、入
庫待ち車は入出庫口13Bには無く、入出庫口13Aの
前方にのみあるときについて説明する。
入庫する車両は、先の説明の手順に従って入出庫口13
Aに入り、リフタ12Aが上昇し、車載パレットをコン
ベヤ11Aに供給する。これと同時に、リフタ12Bは
空パレットを載せたままで上昇し、該空パレットをコン
ベヤ10Bにより、パレットマガジン21に段積みす
る。スタッカクレーン1は、2台の車載パレットを棚か
ら受取り、フォーク2A,2Bでそれぞれコンベヤ10
A,10Bに該車載パレットを載せる。次にフォーク2
Bをコンベヤ10Bから引込め、さらに引続いてコンベ
ヤ11Aに突出させて、車載パレットを受取る。この時
フォーク2Aは、フォーク2Bに同調してコンベヤ10
Aから引込めるが、コンベヤ11Bには突出しない。ス
タッカクレーンは、1台の車載パレットを空棚に格納す
る。
以上の運行はコンピュータで行なわれる。コンピュータ
は、出庫要求の状況、入出庫口13A,13B及び各授
受口におけるパレットの有無、入庫待ちの車両の数等を
検出して、運行手順を定める。
なお、入庫や出庫の方法としては他にもある。例えば、
入庫において、一方の入出庫口13A側に複数の車両が
入庫しようとし、他方の入出庫口13B側に車両が居な
い場合は、スタッカクレーン1はコンベヤ11A,10
Aの2つの車載パレットを同時に搬送することになる。
また、入出庫口13Aを入庫用、入出庫口13Bを出庫
専用とすることができる。この場合、2つの車載パレッ
トをコンベヤ10B,11Bに同時に出庫し、コンベヤ
10A,11Aから2つの車載パレットを同時にスタッ
カクレーン1に取込むことができる。車両の走行方向に
おいて上流側に位置する入出庫口13Aを入庫用とし、
下流側の入出庫口13Bを出庫用としているので、車両
の運転を容易にできるものである。
以上の如く、棚群4,5にそれぞれ入出庫口13A,1
3Bを設け、一方のフォーク2Aを一方の棚群の授受口
へ、他方のフォーク2Bを他方の棚群の授受口へ突出さ
せているので、一台当りの入出庫に要する時間を短縮で
きるものである。例えば、2台のみの出庫又は2台のみ
の入庫を考えるとこの効果を容易に理解できよう。
また、各棚群4,5に授受口10E,11E,10F,
11Fを2つづつ設け、この授受口の位置(高さ、間
隔)はスタッカクレーン1のフォーク2A,2Bの位置
(高さ、間隔)に合せて設けている。即ち、一方の棚群
の授受口10E,11Eと他方の授受口11F,10F
とはフォーク2A,2Bをはさんで対向している。ま
た、出庫用の授受口10E,10Fと入庫用の授受口1
1E,11Fとは対向している。このため、スタッカク
レーンは停止したままで、2台の車載パレットを同時に
出庫用の授受口10E,10Fに渡し、さらに同じ停止
位置で、反対側の入庫用の授受口11F,11Eから2
台の車載パレットを同時に受取ることができ、入庫およ
び出庫を極めて短時間に行なうことができるものであ
る。
さらに、パレットマガジン21を、入出庫口13A,1
3Bをはさんで入庫用授受口11E,11Fの反対側に
設けたことにより、空パレットの搬送距離を極力少なく
することができる。特に入庫と出庫を交互に繰返す場合
は、空パレットの搬送は全く必要なく、更に効率よく短
時間で入庫および出庫ができるものである。また以上の
配置により、空パレット専用の搬送路を棚の下部に設け
る必要がなく、棚の高さを低くすることができるもので
ある。このことは、例えば、棚群4のパレットマガジン
21を第6行目に設置した場合を想定すれば、理解でき
よう。
また、スタッカクレーンとの授受口10E,10F,1
1E,11Fを、棚群の長さ方向のほぼ中央に設けてい
るので、スタッカクレーンの走行距離を最小限にするこ
とができ、さらに、駐車場の出入口から入出庫口までの
距離を十分にとることができるもので、入出庫口への車
両の進入、退出が容易にできるものである。
以上により、一箇の棚群に対して入出庫口、リフタ、パ
レットマガジン、コンベヤを設けているので、行数の少
い棚、多い棚のいずれにおいても、極めて効率的に入
庫、駐車、出庫ができるものである。
さらに、棚群を並設する場合は、入出庫口、リフタ等を
少なくとも1行ずらして設置しているので、乗員の乗
車、降車用のプラットフォームのスペースを、他の棚の
下方に位置することができ、相対する棚群間に特別のス
ペースを必要としない効果がある。
第5図に示す実施例は、棚群4,5において、入庫用授
受口と出庫用授受口をそれぞれ入れ替えたものである。
スタッカクレーン1は、出庫する車載パレットをフォー
ク2A,2Bでそれぞれコンベヤ11B,11Aに載
せ、入庫する車載パレットを、コンベヤ10A,10B
から受取る。
この実施例によれば、上面にコンベヤ10A,10Bを
載せているリフタ12A,12Bが上昇していなくて
も、出庫する車載パレットを授受口に渡すことができ、
さらにリフタ12A,12Bが上昇すれば、直ちに入庫
する車載パレットを受取ることができるので、スタッカ
クレーンの待ち時間を短くできるものである。
第6図に示す実施例を説明する。棚群4において、パレ
タイザ41A,入庫用のコンベヤ11A,コンベヤ10
A,出庫用コンベヤ43A,デパレタイザ42Aを直列
に設けている。棚群5において、パレタイザ41B,入
庫用のコンベヤ11B,コンベヤ10B,出庫用コンベ
ヤ43B,デパレタイザ42Bを直列に設けている。棚
群5の上記各機器は棚群4の上記各機器に対し左側へ1
行ずれて設置している。
かかる構成において、入庫と出庫を交互に行なう場合
は、スタッカクレーン1はコンベヤ43A,43Bに同
時に出庫し、次に、スタッカクレーンは2行分走行して
コンベヤ11A,11Bから同時に車載パレットを受取
る。コンベヤ43A,43Bの車載パレットを入出庫口
13A,13Bから出庫すると、入庫を可能とする。
また、出庫を連続して行う場合は、コンベヤ10Aに残
った空パレットはコンベヤ11Aを介してパレタイザ4
1Aに回収する。入庫を連続して行なう場合は、デパレ
タイザ42Aから出庫用コンベヤ43Aを介してコンベ
ヤ10Aに空パレットを供給する。これらは棚群5にお
いても同様である。
この実施例によれば、例えば棚群4について説明する
と、コンベヤ10Aにある入庫用の車載パレットは、ス
タッカクレーン1が定位置に来ていなくても、スタッカ
クレーン1の授受口であるコンベヤ11Aに該車載パレ
ットを供給すれば、直ちにスタッカクレーン1の授受口
である出庫コンベヤ43Aにある出庫用の車載パレット
をコンベヤ10Aに搬送して出庫することができる。ま
た、コンベヤ10Aが上昇していなくても、スタッカク
レーン1は出庫コンベヤ43Aに出庫用車載パレットを
渡すことができ、スタッカクレーン1およびリフタ12
Aの待ち時間を、極めて短くすることができるものであ
る。つまり、入出庫口13Aで乗員の乗降のための時間
が大きくかかっても、コンベヤ11A,43Aに一時保
管できるので、全体としての時間を小さくできるもので
ある。
尚、41A,41Bはパレタイザであり、42A,42
Bはデパレタイザとなっているが、一つの棚群において
一方が故障をした場合を考えると、いずれもパレタイザ
機能及びデパレタイザ機能を有するパレットマガジンと
しておくことが得策である。パレタイザもデパレタイザ
も構成は同一にでき、運転によって使い分けできるもの
である。
第7図に示す実施例について説明する。棚群4におい
て、パレットマガジン21,入出庫口13Aのコンベヤ
10A,コンベヤ45A,46Aを直列に設けている。
棚群5において、パレットマガジン21,入出庫口13
Bのコンベヤ10B,コンベヤ45B,46Bを直列に
設けている。これらの各機器は棚群4と棚群5において
同一行に設置している。
入庫と出庫を交互に行う場合は、スタッカクレーン1は
コンベヤ45A,46Bに同時に出庫し、次に、同一位
置においてコンベヤ46A,46Bから同時に車載パレ
ットを受取る。
また、コンベヤ10A,45Bに同時に出庫し、次に、
1行分走行した後、コンベヤ45A,46Bから同時に
車載パレットを受取るようにすることもできる。
逆に、コンベヤ45A,46Bに同時に出庫し、次に、
1行分走行した後、コンベヤ10A,45Bから同時に
車載パレットを受取ることができる。
また、コンベヤ45A,46A(45B,46B)、又
はコンベヤ10A,45A(10B,45B)を一組と
して授受することができる。コンベヤ46A,46Bは
バッファとなっている。
状況に応じてこれらを適宜切換えて用いれば、効率を向
上できる。
この第7図の系統の実施例では、入出庫口13Aと入出
庫口13Bを同一行に設置できるので、例えば、入出庫
口の手前の進入路35の直線部を長くでき、入出庫口へ
の進入を容易にできる。尚、2つの棚群からなる組を複
数組並設する場合は、隣接する各組の間、即ち、棚群5
と棚群4Aとの間にプラットフォーム43用の隙間Sを
設けるとよい。これによれば、各組の入出庫口を同一行
に設けることができる。
上記第1図〜第7図の各実施例は、立体駐車場の用途や
入出庫のパターン等、特性に応じて選択して採用する。
第8図以降の実施例は、スタッカクレーン1のフォーク
2が1つの場合である。これは駐車数が少なく、又は入
出庫のひん度が小さいものに適している。
第8図において、棚群4の入出庫口13Aと棚群5の入
出庫口13Bは同一行にある。棚群4では、パレタイザ
41A,入庫用のコンベヤ11A,入出庫口13Aのコ
ンベヤ10A,出庫用のコンベヤ43A,デパレタイザ
42Aを直列に設けている。棚群5では、デパレタイザ
42B,出庫用のコンベヤ43B,入出庫口13Bのコ
ンベヤ10B,入庫用のコンベヤ11B,パレタイザ4
2Bを直列に設けている。
かかる構成の運転について説明する。
入庫待ちの車両が各入出庫口13A,13Bの手前に連
続して待機している場合について説明する。入出庫口1
3Aから入庫した車両は、コンベヤ10Aからコンベヤ
11Aに搬送される。一方、入出庫口13Bの車載パレ
ットはコンベヤ10Bからコンベヤ11Bに搬送され
る。スタッカクレーン1は例えばコンベヤ11Aの車載
パレットを空棚に格納し、次に、コンベヤ11Bの車載
パレットを格納する。コンベヤ10A,10Bがコンベ
ヤ11A,11Bに車載パレットを搬送したならば、デ
パレタイザ42A,42Bからコンベヤ43A,43B
を介してコンベヤ10A,10Bに空パレットを供給す
る。
出庫を連続して行う場合について説明する。スタッカク
レーン1は、例えばコンベヤ43Aに出庫し、次にコン
ベヤ43Bに出庫する。コンベヤ43A,43Bの車載
パレットはコンベヤ10A,10Bに搬送される。コン
ベヤ10A,10Bに残った空パレットはコンベヤ11
A,11Bを介してパレタイザ41A,41Bに回収す
る。
次に、出庫運転と入庫運転を交互に繰返して行なう場合
について説明する。スタッカクレーン1は車載パレット
をコンベヤ43Bに出庫し、次に該位置でコンベヤ11
Aの入庫すべき車載パレットを受取る。次に、スタッカ
クレーン1は空棚に車載パレットを格納し、次に出庫す
べき車載パレットを取出す。スタッカクレーン1はこの
車載パレット1を43Aに出庫し、該位置にてコンベヤ
11Bの車載パレットを受取る。以後これを繰返す。
出庫と入庫を交互に行なっている状態で、出庫指令が無
かった場合について説明する。スタッカクレーン1がコ
ンベヤ11Aの位置に停止すると、直ちにコンベヤ11
Aの車載パレットを受取り、格納作業に入る。一方、空
パレットをデパレタイザ42Bからコンベヤ43Bを介
してコンベヤ10Bに供給する。
出庫と入庫を交互に行なっている状態で、入庫が無かっ
た場合について説明する。この場合、コンベヤ10Aは
パレットに車両を載せないままで上昇し、コンベヤ11
Aを介して空パレットをパレタイザ41Aに供給する。
本実施例によれば、第1図実施例で説明した如く、スタ
ッカクレーンは同一停止位置で出庫と入庫の車載パレッ
トを授受でき、出庫、入庫を短時間に行なうことができ
るものである。
また、出庫と入庫を交互に繰返す場合は空パレットの搬
送を不要にできるものである。
また、入出庫口を棚群の中央部に設けることができるも
のである。
また、一組の棚群の中に、2組の入庫用搬送系と2組の
出庫用搬送系があるので、入出庫を早く行なうことがで
きるものである。また一方の搬送系が故障又は保守の時
でも、入出庫ができるものである。但し、この場合は、
41A,41B,42A,42Bはパレットマガジンと
すべきである。
第9図に示す実施例は第8図の実施例において、デパレ
タイザ42A,42Bを除き、パレタイザ41A,42
Bをパレットマガジン21としたものである。
かかる構成では、デパレタイザ42A,42Bを有さな
いので、第8図に比べ、特定の条件下では入出庫に時間
を要する。
しかし、劇場、駅送迎用駐車場の如く、入庫車は比較的
に、時間的に平準化して来場するが、一方出庫要求は一
度に殺到するような駐車場においては、極めて有効なも
のである。
また、第8図の実施例において、パレタイザ41A,4
1Bを設けず、デパレタイザ42A,42Bをパレット
マガジンとする構成がある。この場合は、病院などで、
駐車場を開場する前に入庫車が連続待機しており、一方
出庫要求は、時間的に比較的に平準化しているような駐
車場において、極めて有効なものである。
また、例えば、第8図の実施例において、パレタイザ4
1A,デパレタイザ42Bを除き、42A,41Bをパ
レットマガジンとする構成がある。この場合は、前記お
よび前々記の実施例の両方の特徴を有し、デパートなど
の、入庫車と出庫車が、ともにおおむね時間的に平準化
している駐車場において、有効なものである。
第10図の実施例は、入出庫口13A,13Bのコンベ
ヤ10A,10Bの一端側にコンベヤ11A,11B、
他端側にパレットマガジン21を設けたものである。
以上の第1図以降の実施例は対象とする立体駐車場の特
性に合せて選択されるものである。
上記各実施例では棚の格納領域を入出庫の領域の上方に
設けているが、逆に下方に設けることもできるものであ
る。第11図にその一例を示す。リフタ12A等は棚群
4に支持されている。49は進入路35等のための床で
ある。
〔発明の効果〕
本発明によれば、入出庫要求に応じて、2つの入出庫口
の用途を切り替えれば、入庫口、出庫口の組合せ、両方
共入庫口、両方共出庫口にできるので、安価な構成で、
入出庫の要求量が多い場合に入出庫を短時間にできるも
のである。また、それぞれの入出庫口は進入路との接続
口の下流側に退出路の接続口が有るので、両方共入庫口
とした場合において進入路に対してほぼ同一条件にで
き、また、両方共出庫口とした場合のにおいて出庫の指
示や乗員に対して出庫口を指示する位置から各出庫口ま
での距離がほぼ同一となり、いずれの利用者もほぼ同一
条件とすることができるものである。また、各機器は独
立して動作できるので、この点からも入出庫時間を短縮
できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の立体駐車場の棚の第1段目
の水平断面図、第2図は第1図のA−A断面図、第3図
は第1図のB−B断面図、第4図は第2図のC−C断面
図である。第5図は本発明の他の実施例の立体駐車場の
要部の棚の第1段目の水平断面図、第6図は本発明の他
の実施例の立体駐車場の要部の棚の第1段目の水平断面
図、第7図は本発明の他の実施例の立体駐車場の要部の
棚の第1段目の水平断面図、第8図は本発明の他の実施
例の立体駐車場の要部の棚の第1段目の水平断面図、第
9図は本発明の他の実施例の立体駐車場の要部の棚の第
1段目の水平断面図、第10図は本発明の他の実施例の
立体駐車場の要部の棚の第1段目の水平断面図、第11
図は本発明の他の実施例の要部の縦断面図である。 1 ……スタッカクレーン、、2,2A,2B ……フォーク、3
……走行路、4,4A,5,5A ……棚群、9 ……床、10A,10B,
11A,11B ……コンベヤ、10E,10F,11E,11F ……授受口、
12A,12B ……リフタ、13A,13B ……入出庫口、21 ……
パレットマガジン、35 ……進入路、36 ……退出路、3
7,38 ……通路、43A,43B,45A,45B,46A,46B ……コンベ
ヤ、41A,41B ……パレタイザ、42A,42B ……デパレタイ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両を格納する複数の格納棚を水平方向に
    並べたものであって、互いに並列に設けた2つの棚群
    と、 該2つの棚群の間を走行して車両を搬送する搬送手段
    と、 前記棚群、前記搬送手段、および該搬送手段の走行路を
    設置した第1の階と、 入庫および出庫を行うものであって、互いに近接して設
    置しており、前記第1の階の垂直方向の第2の階に設置
    した2つの入出庫口と、 該それぞれの入出庫口と前記それぞれの棚群とを接続す
    る2つの昇降手段と、 前記2つの入出庫口のそれぞれに接続したものであっ
    て、前記搬送手段の走行方向に沿って設けた進入路と、 前記2つの入出庫口のそれぞれに接続しており、前記進
    入路における車両の走行方向における下流側に設けた退
    出路と、 前記搬送手段および前記昇降手段を制御する制御手段
    と、からなり、 該制御手段は次の3つのうち少なくとも2つを実行する
    ものであること、 を特徴とする立体駐車場。 (1)前記2つの入出庫口のうちの一方を入庫口とし、
    他方を出庫口とする。 (2)前記2つの入出庫口の両方を入庫口とする。 (3)前記2つの入出庫口の両方を出庫口とする。 とからなる立体駐車場。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項の立体駐車場におい
    て、前記昇降手段は前記入出庫口に昇降可能に設けてい
    ること、を特徴とする立体駐車場。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項の立体駐車場におい
    て、前記棚群は水平方向および垂直方向に沿って複数の
    格納棚をそれぞれ設置しており、前記搬送手段は前記そ
    れぞれの格納棚との間で車両を授受できるスタッカクレ
    ーンであること、を特徴とする立体駐車場。
  4. 【請求項4】車両を格納する複数の格納棚を水平方向に
    並べたものであって、互いに並列に設けた2つの棚群
    と、 該2つの棚群の間を走行して車両を搬送する搬送手段
    と、 前記棚群、前記搬送手段、および該搬送手段の走行路を
    設置した第1の階と、 入庫および出庫を行うものであって、互いに近接して設
    置しており、前記第1の階の垂直方向の第2の階に設置
    した2つの入出庫口と、 該それぞれの入出庫口と前記それぞれの棚群とを接続す
    る2つの昇降手段と、 前記2つの入出庫口のそれぞれに接続したものであっ
    て、前記搬送手段の走行方向に沿って設けた進入路と、 前記2つの入出庫口のそれぞれに接続しており、前記進
    入路における車両の走行方向における下流側に設けた退
    出路と、 駐車カードの投入によって出庫を指令する端末器と、 前記搬送手段および前記昇降手段を制御する制御手段
    と、からなり、 該制御手段は次の3つのうち少なくとも2つを実行する
    ものであって、この2つのうちの1つは(3)であり、
    出庫の要求の状況によって前記2つを切り替えること、 を特徴とする立体駐車場。 (1)前記2つの入出庫口のうちの一方を入庫口とし、
    他方を出庫口とする。 (2)前記2つの入出庫口の両方を入庫口とする。 (3)前記2つの入出庫口の両方を出庫口とする。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第4項の立体駐車場におい
    て、前記昇降手段は前記入出庫口に昇降可能に設けてい
    ること、を特徴とする立体駐車場。
  6. 【請求項6】特許請求の範囲第4項の立体駐車場におい
    て、前記棚群は水平方向および垂直方向に沿って複数の
    格納棚をそれぞれ設置しており、前記搬送手段は前記そ
    れぞれの格納棚との間で車両を授受できるスタッカクレ
    ーンであること、を特徴とする立体駐車場。
  7. 【請求項7】車両を格納する複数の格納棚を水平方向に
    並べたものであって、互いに並列に設けた2つの棚群
    と、 該2つの棚群の間を走行して車両を搬送する搬送手段
    と、 前記棚群、前記搬送手段、および該搬送手段の走行路を
    設置した第1の階と、 入庫および出庫を行うものであって、互いに近接して設
    置しており、前記第1の階の垂直方向の第2の階に設置
    した2つの入出庫口と、 該それぞれの入出庫口と前記それぞれの棚群とを接続す
    る2つの昇降手段と、 前記2つの入出庫口のそれぞれに接続したものであっ
    て、前記搬送手段の走行方向に沿って設けた進入路と、 前記2つの入出庫口のそれぞれに接続しており、前記進
    入路における車両の走行方向における下流側に設けた退
    出路と、 前記搬送手段および前記昇降手段を制御する制御手段
    と、からなり、 該制御手段は次の3つのうち少なくとも2つを実行する
    ものであって、この2つのうちの1つは(2)であり、
    入庫待ちの車両数によって前記2つを切り替えること、 を特徴とする立体駐車場。 (1)前記2つの入出庫口のうちの一方を入庫口とし、
    他方を出庫口とする。 (2)前記2つの入出庫口の両方を入庫口とする。 (3)前記2つの入出庫口の両方を出庫口とする。
  8. 【請求項8】特許請求の範囲第7項の立体駐車場におい
    て、前記昇降手段は前記入出庫口に昇降可能に設けてい
    ること、を特徴とする立体駐車場。
  9. 【請求項9】特許請求の範囲第7項の立体駐車場におい
    て、前記棚群は水平方向および垂直方向に沿って複数の
    格納棚をそれぞれ設置しており、前記搬送手段は前記そ
    れぞれの格納棚との間で車両を授受できるスタッカクレ
    ーンであること、を特徴とする立体駐車場。
  10. 【請求項10】車両を格納する複数の格納棚を水平方向
    に並べたものであって、互いに並列に設けた2つの棚群
    と、 該2つの棚群の間を走行して車両を搬送する搬送手段
    と、 前記棚群、前記搬送手段、および該搬送手段の走行路を
    設置した第1の階と、 入庫および出庫を行うものであって、互いに近接して設
    置しており、前記第1の階の垂直方向の第2の階に設置
    した2つの入出庫口と、 該それぞれの入出庫口と前記それぞれの棚群とを接続す
    る2つの昇降手段と、 前記2つの入出庫口のそれぞれに接続したものであっ
    て、前記搬送手段の走行方向に沿って設けた進入路と、 前記2つの入出庫口のそれぞれに接続しており、前記進
    入路における車両の走行方向における下流側に設けた退
    出路と、 駐車カードの投入によって出庫を指令すると共に出庫口
    の位置を乗員に報知する手段と、 前記搬送手段および前記昇降手段を制御する制御手段
    と、からなり、 前記搬送手段と前記昇降手段とを制御する制御手段と、
    からなり、 該制御手段は次の3つのうち少なくとも2つを実行する
    ものであって、この2つのうちの1つは(3)であり、
    出庫の要求の状況によって前記2つを切り替えること、 を特徴とする立体駐車場。 (1)前記2つの入出庫口のうちの一方を入庫口とし、
    他方を出庫口とする。 (2)前記2つの入出庫口の両方を入庫口とする。 (3)前記2つの入出庫口の両方を出庫口とする。
  11. 【請求項11】特許請求の範囲第10項の立体駐車場に
    おいて、前記昇降手段は前記入出庫口に昇降可能に設け
    ていること、を特徴とする立体駐車場。
  12. 【請求項12】特許請求の範囲第10項の立体駐車場に
    おいて、前記棚群は水平方向および垂直方向に沿って複
    数の格納棚をそれぞれ設置しており、前記搬送手段は前
    記それぞれの格納棚との間で車両を授受できるスタッカ
    クレーンであること、を特徴とする立体駐車場。
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