JPH0667090B2 - ホルダと電流用母線部分とを備えた母線系 - Google Patents
ホルダと電流用母線部分とを備えた母線系Info
- Publication number
- JPH0667090B2 JPH0667090B2 JP1085887A JP8588789A JPH0667090B2 JP H0667090 B2 JPH0667090 B2 JP H0667090B2 JP 1085887 A JP1085887 A JP 1085887A JP 8588789 A JP8588789 A JP 8588789A JP H0667090 B2 JPH0667090 B2 JP H0667090B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- current busbar
- busbar
- holding plate
- current
- holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02G—INSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
- H02G5/00—Installations of bus-bars
- H02G5/04—Partially-enclosed installations, e.g. in ducts and adapted for sliding or rolling current collection
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R25/00—Coupling parts adapted for simultaneous co-operation with two or more identical counterparts, e.g. for distributing energy to two or more circuits
- H01R25/14—Rails or bus-bars constructed so that the counterparts can be connected thereto at any point along their length
Landscapes
- Installation Of Bus-Bars (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ホルダを備えた母線系であって、該ホルダが
その表面に、互いに間隔をおいて平行に延びる電流用母
線部分を受容するための複数の受容部を有していて、該
受容部において電流用母線部分が固定されている形式の
ものに関する。
その表面に、互いに間隔をおいて平行に延びる電流用母
線部分を受容するための複数の受容部を有していて、該
受容部において電流用母線部分が固定されている形式の
ものに関する。
従来の技術 このような形式の母線系のためのホルダは、ドイツ連邦
共和国特許３１４３５１８号明細書に基づいて公知であ
る。この場合ホルダは直方体で細く、電流用母線部分の
長さの一部分だけにわたって延びていて、該電流用母線
部分を覆っている。この結果、ホルダの範囲において電
気機器を電流用母線部分と接続することができない。さ
らに、母線系を拡大するために電流用母線部分をつなぎ
合わせた場合に、電流用母線部分の突合わせ箇所の範囲
においても電気機器を電流用母線部分と接続することは
不可能である。電流用母線部分はホルダの間において完
全に露出しており、このことは、母線系と配線された電
気機器との間における短絡のおそれを高める。
共和国特許３１４３５１８号明細書に基づいて公知であ
る。この場合ホルダは直方体で細く、電流用母線部分の
長さの一部分だけにわたって延びていて、該電流用母線
部分を覆っている。この結果、ホルダの範囲において電
気機器を電流用母線部分と接続することができない。さ
らに、母線系を拡大するために電流用母線部分をつなぎ
合わせた場合に、電流用母線部分の突合わせ箇所の範囲
においても電気機器を電流用母線部分と接続することは
不可能である。電流用母線部分はホルダの間において完
全に露出しており、このことは、母線系と配線された電
気機器との間における短絡のおそれを高める。
発明が解決しようとする課題 ゆえに本発明の課題は、冒頭に述べた形式の母線系を改
良して、電流用母線部分が固定面に向かって完全に覆わ
れていて、しかも容易に拡大することのできる母線系を
提供することである。
良して、電流用母線部分が固定面に向かって完全に覆わ
れていて、しかも容易に拡大することのできる母線系を
提供することである。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明の構成では、ホルダが
方形の保持プレートとして構成されていて、該保持プレ
ートの長辺側が、電流用母線部分に対して平行に方向付
けられており、電流用母線部分が保持プレートの短辺側
と同一平面を成しており、保持プレートの短辺側におい
て、受容部の互いに向かい合った端部区分及び／又は電
流用母線部分が、該電流用母線部分の長手方向に方向付
けられた接続部材を半分ずつ受容するようになってお
り、該接続部材が、ホルダを互いにつなぎ合わせた場合
に、電流用母線部分の互いに突き合わされた端部と導電
結合可能であるようにした。
方形の保持プレートとして構成されていて、該保持プレ
ートの長辺側が、電流用母線部分に対して平行に方向付
けられており、電流用母線部分が保持プレートの短辺側
と同一平面を成しており、保持プレートの短辺側におい
て、受容部の互いに向かい合った端部区分及び／又は電
流用母線部分が、該電流用母線部分の長手方向に方向付
けられた接続部材を半分ずつ受容するようになってお
り、該接続部材が、ホルダを互いにつなぎ合わせた場合
に、電流用母線部分の互いに突き合わされた端部と導電
結合可能であるようにした。
発明の効果 プレート状のホルダと、該ホルダの受容部に固定された
電流用母線部分とは、単純な接続部材を用いてつなぎ合
わせ可能なユニットを構成しており、この場合接続部材
はユニットを越えた電流用母線部分の電気的な接続を引
き受け、保持プレートは固定面に対する電流用母線部分
の完全な絶縁及び被覆を行い、この結果電流用母線部分
間の短絡のおそれは著しく減じられる。
電流用母線部分とは、単純な接続部材を用いてつなぎ合
わせ可能なユニットを構成しており、この場合接続部材
はユニットを越えた電流用母線部分の電気的な接続を引
き受け、保持プレートは固定面に対する電流用母線部分
の完全な絶縁及び被覆を行い、この結果電流用母線部分
間の短絡のおそれは著しく減じられる。
電流用母線部分の受容部が溝状に構成されており、受容
部の端部区分において溝底に、接続部材のための拡大部
が設けられていると、互いに突き合わされる保持プレー
トは接続部材を、それが見えなくなるように受容する。
この場合ホルダの継目のないつなぎ合わせのためには、
拡大部の幅つまり保持プレートの短辺側における寸法
と、深さと高さとがそれぞれ、プレート状に構成された
接続部材の幅つまり保持プレートの短辺側に対して平行
な方向における寸法と、半分の長さと厚さとに合わせら
れていると有利である。
部の端部区分において溝底に、接続部材のための拡大部
が設けられていると、互いに突き合わされる保持プレー
トは接続部材を、それが見えなくなるように受容する。
この場合ホルダの継目のないつなぎ合わせのためには、
拡大部の幅つまり保持プレートの短辺側における寸法
と、深さと高さとがそれぞれ、プレート状に構成された
接続部材の幅つまり保持プレートの短辺側に対して平行
な方向における寸法と、半分の長さと厚さとに合わせら
れていると有利である。
また、電流用母線部分が拡大部の上に固定ねじのための
固定受容部を有しており、固定ねじが接続部材のねじ山
付受容部にねじ込み可能であると、互いに突き合わされ
る電流用母線部分の電気的な接続を簡単に行うことがで
きる。
固定受容部を有しており、固定ねじが接続部材のねじ山
付受容部にねじ込み可能であると、互いに突き合わされ
る電流用母線部分の電気的な接続を簡単に行うことがで
きる。
本発明の別の構成では、電流用母線部分の固定脚が保持
プレートの受容部に導入され、該保持プレートとねじを
用いて結合されており、この場合ねじが電流用母線部分
の長手方向において互いに均一な間隔をおいて配置され
ていて、電流用母線部分の長手方向に対して直角な方向
で互いに整合している。このように構成されていると、
保持プレートの受容部における電流用母線部分の固定の
ために有利である。この場合接続部材は導電性の材料か
ら成っている。この場合さらに、拡大部の幅が、電流用
母線部分の固定脚の幅及び接続部材の幅に相当している
と、接点の接触抵抗を小さくするのに有利である。
プレートの受容部に導入され、該保持プレートとねじを
用いて結合されており、この場合ねじが電流用母線部分
の長手方向において互いに均一な間隔をおいて配置され
ていて、電流用母線部分の長手方向に対して直角な方向
で互いに整合している。このように構成されていると、
保持プレートの受容部における電流用母線部分の固定の
ために有利である。この場合接続部材は導電性の材料か
ら成っている。この場合さらに、拡大部の幅が、電流用
母線部分の固定脚の幅及び接続部材の幅に相当している
と、接点の接触抵抗を小さくするのに有利である。
接続部材が絶縁保持体と接点プレートとから構成されて
おり、ねじ山付受容部が絶縁保持体に設けられていて、
接点プレートが整合する貫通孔を有していると、絶縁の
ために有利である。この場合絶縁保持体は、電流用母線
部分に対して平行に延びる接点プレートの側壁を覆って
いる。接点プレートは電流用母線部分の下側に接触して
いる。
おり、ねじ山付受容部が絶縁保持体に設けられていて、
接点プレートが整合する貫通孔を有していると、絶縁の
ために有利である。この場合絶縁保持体は、電流用母線
部分に対して平行に延びる接点プレートの側壁を覆って
いる。接点プレートは電流用母線部分の下側に接触して
いる。
つなぎ合わされるホルダの互いに突き合わされる電流用
母線部分の電気的な接続を行うために、本発明のさらに
別の構成では、接続部材が電流用母線部分の固定脚の上
に配置されていて、該固定脚と導電結合可能である。こ
の場合、固定脚が受容部の端部区分に固定ねじのための
固定受容部を有しており、固定ねじが接続部材の貫通孔
と電流用母線部分の固定脚の固定受容部とに導入されて
いて、ホルダの保持プレートのねじ山付受容部と螺合可
能であると有利である。
母線部分の電気的な接続を行うために、本発明のさらに
別の構成では、接続部材が電流用母線部分の固定脚の上
に配置されていて、該固定脚と導電結合可能である。こ
の場合、固定脚が受容部の端部区分に固定ねじのための
固定受容部を有しており、固定ねじが接続部材の貫通孔
と電流用母線部分の固定脚の固定受容部とに導入されて
いて、ホルダの保持プレートのねじ山付受容部と螺合可
能であると有利である。
ドイツ連邦共和国特許第３６４２５１７号明細書及びド
イツ連邦共和国特許第３６４２５１８号明細書に基づい
て公知の電気機器を、つなぎ合わされたホルダの互いに
接続された電流用母線部分の全長にわたって電流用母線
部分に接続するためには、電流用母線部分がＺ字形に構
成されており、この場合一方の横方向脚が固定脚として
働き、他方の横方向脚がクランプ脚として保持プレート
の上面に対して平行にかつ間隔をおいて延びていると有
利である。
イツ連邦共和国特許第３６４２５１８号明細書に基づい
て公知の電気機器を、つなぎ合わされたホルダの互いに
接続された電流用母線部分の全長にわたって電流用母線
部分に接続するためには、電流用母線部分がＺ字形に構
成されており、この場合一方の横方向脚が固定脚として
働き、他方の横方向脚がクランプ脚として保持プレート
の上面に対して平行にかつ間隔をおいて延びていると有
利である。
また、電流用母線部分に固定された電気機器に通じる接
続導線を保護するためには、保持プレートが少なくとも
隣接した電流用母線部分の間に、列を成した貫通孔を有
していて、該貫通孔がケーブル通路に開口しており、該
ケーブル通路が、保持プレートの下面に切欠きとして設
けられていて、電流用母線部分の長手方向に対して直角
な方向で整合する貫通孔を互いに接続し、かつ保持プレ
ートの長辺側と接続されていると有利である。
続導線を保護するためには、保持プレートが少なくとも
隣接した電流用母線部分の間に、列を成した貫通孔を有
していて、該貫通孔がケーブル通路に開口しており、該
ケーブル通路が、保持プレートの下面に切欠きとして設
けられていて、電流用母線部分の長手方向に対して直角
な方向で整合する貫通孔を互いに接続し、かつ保持プレ
ートの長辺側と接続されていると有利である。
実施例 次に図面につき本発明の実施例を説明する。
第１図及び第２図の実施例からわかるようにホルダは、
絶縁材料製の方形の保持プレート１０として構成されて
いて、その表面に長手方向に延びた溝状の３つの受容部
１１を有しており、これらの受容部は、その中に挿入さ
れた電流用母線部分２０に対して横方向に互いに均一な
間隔をおいて配置されている。電流用母線部分２０は横
断面をＺ字形に構成されていて、この場合一方の横方向
脚は固定脚１２として、保持プレート１０の表面と同一
平面を成すように受容部１１に差し込まれ、そこでねじ
２４を用いて固定されている。ねじ２４は電流用母線部
分２０の長手方向において同様に互いに均一な間隔をお
いて配置され、かつ長手方向に対して直角な方向におい
ても互いに一列に並べられている。電流用母線部分２０
の真ん中の脚はスペーサ脚２２として働き、該スペーサ
脚は、電気機器を保持プレート１０の表面から所定の間
隔をおいてかつ該表面に対して平行に固定するためのク
ランプ脚２３として働く、電流用母線部分２０の他方の
横方向脚を保持している。電流用母線部分２０は保持プ
レート１０の全長にわたって延在し、保持プレート１０
の長辺側１６，１７に対して平行に延びており、電流用
母線部分２０に対して垂直に延びた保持プレート１０の
短辺側１８，１９と同一平面を成している。保持プレー
ト１０は電流用母線部分２０を固定面に対して完全に絶
縁しかつ覆っている。保持プレート１０の下側には、横
方向に延びた切欠き１３，１４，１５が設けられてお
り、これらの切欠きは保持プレート１０の厚さの１部分
にわたって延びている。隣接した電流用母線部分２０の
間には、貫通孔１２の列が保持プレート１０に設けられ
ている。貫通孔１２は電流用母線部分２０の長手方向に
均一な間隔をおいて配置されていて、列を成した貫通孔
１２は電流用母線部分２０の長手方向に対して直角な方
向で互いに整合している。切欠き１３が長辺側１６を向
かい合った貫通孔１２列と結合しているのに対して、切
欠き１５は長辺側１７を向かい合った貫通孔１２列と結
合している。切欠き１４は両方の切欠き１２列を結合し
ている。このようにして切欠き１３，１４，１５はケー
ブル通路として働き、これらのケーブル通路において接
続導線は貫通孔１２列の所定のピッチで、保持プレート
１０によって保護されて、電流用母線部分２０のクラン
プ脚２３に固定された電気機器に案内され得る。保持プ
レート１０は長辺側１６，１７の縁部範囲に固定ねじの
ための固定受容部３０を有している。
絶縁材料製の方形の保持プレート１０として構成されて
いて、その表面に長手方向に延びた溝状の３つの受容部
１１を有しており、これらの受容部は、その中に挿入さ
れた電流用母線部分２０に対して横方向に互いに均一な
間隔をおいて配置されている。電流用母線部分２０は横
断面をＺ字形に構成されていて、この場合一方の横方向
脚は固定脚１２として、保持プレート１０の表面と同一
平面を成すように受容部１１に差し込まれ、そこでねじ
２４を用いて固定されている。ねじ２４は電流用母線部
分２０の長手方向において同様に互いに均一な間隔をお
いて配置され、かつ長手方向に対して直角な方向におい
ても互いに一列に並べられている。電流用母線部分２０
の真ん中の脚はスペーサ脚２２として働き、該スペーサ
脚は、電気機器を保持プレート１０の表面から所定の間
隔をおいてかつ該表面に対して平行に固定するためのク
ランプ脚２３として働く、電流用母線部分２０の他方の
横方向脚を保持している。電流用母線部分２０は保持プ
レート１０の全長にわたって延在し、保持プレート１０
の長辺側１６，１７に対して平行に延びており、電流用
母線部分２０に対して垂直に延びた保持プレート１０の
短辺側１８，１９と同一平面を成している。保持プレー
ト１０は電流用母線部分２０を固定面に対して完全に絶
縁しかつ覆っている。保持プレート１０の下側には、横
方向に延びた切欠き１３，１４，１５が設けられてお
り、これらの切欠きは保持プレート１０の厚さの１部分
にわたって延びている。隣接した電流用母線部分２０の
間には、貫通孔１２の列が保持プレート１０に設けられ
ている。貫通孔１２は電流用母線部分２０の長手方向に
均一な間隔をおいて配置されていて、列を成した貫通孔
１２は電流用母線部分２０の長手方向に対して直角な方
向で互いに整合している。切欠き１３が長辺側１６を向
かい合った貫通孔１２列と結合しているのに対して、切
欠き１５は長辺側１７を向かい合った貫通孔１２列と結
合している。切欠き１４は両方の切欠き１２列を結合し
ている。このようにして切欠き１３，１４，１５はケー
ブル通路として働き、これらのケーブル通路において接
続導線は貫通孔１２列の所定のピッチで、保持プレート
１０によって保護されて、電流用母線部分２０のクラン
プ脚２３に固定された電気機器に案内され得る。保持プ
レート１０は長辺側１６，１７の縁部範囲に固定ねじの
ための固定受容部３０を有している。
保持プレート１０と、受容部１１に挿入された電流用母
線部分２０とを備えたホルダは、前組立てされたユニッ
トを形成している。このような複数のホルダが互いにつ
なぎ合わされて１つの母線系を形成する。この場合電流
用母線部分２０の互いに突き合わされる端部は、互いに
導電結合されねばならない。この場合ホルダにおいては
等しい横断面の電流用母線部分２０が使用される。すべ
ての電流用母線部分２０のクランプ脚２３が保持プレー
ト１０の長辺側１７に向けられていると、クランプ脚２
３は保持プレート１０の受容部１１と同じ中位の間隔を
有し、この間隔は、装着される電気機器の接点ヨーク又
はばね接点に合わせられている。
線部分２０とを備えたホルダは、前組立てされたユニッ
トを形成している。このような複数のホルダが互いにつ
なぎ合わされて１つの母線系を形成する。この場合電流
用母線部分２０の互いに突き合わされる端部は、互いに
導電結合されねばならない。この場合ホルダにおいては
等しい横断面の電流用母線部分２０が使用される。すべ
ての電流用母線部分２０のクランプ脚２３が保持プレー
ト１０の長辺側１７に向けられていると、クランプ脚２
３は保持プレート１０の受容部１１と同じ中位の間隔を
有し、この間隔は、装着される電気機器の接点ヨーク又
はばね接点に合わせられている。
保持プレート１０の短辺側１８，１９に向いた端部区分
には、溝状の受容部１１の溝底に拡大部２７が設けられ
ており、これらの拡大部はプレート状の一体の接続部材
２６を半分だけ受容するようになっている（第４図参
照）。拡大部２７の幅と深さと高さとはそれぞれ、導電
作用をもつ接続部材２６の幅ｂと半分の長さと厚さとに
相当している。拡大部２７の上に電流用母線部分２０
は、接続部材２６のねじ山付受容部３１にねじこまれる
固定ねじ２９のための固定受容部２５を有している。こ
のようにして、互いにつなぎ合わされたホルダの保持プ
レート１０は分離継目なしに互いに接続し、接続部材２
６は固定脚２１の下で電流用母線部分２０を導電接続す
ることができる。この場合、拡大部２７及び接続部材２
６が電流用母線部分２０の固定脚２１の全幅にわたって
延在している場合には、固定脚２１の幅全体を接点面と
して利用することができる。
には、溝状の受容部１１の溝底に拡大部２７が設けられ
ており、これらの拡大部はプレート状の一体の接続部材
２６を半分だけ受容するようになっている（第４図参
照）。拡大部２７の幅と深さと高さとはそれぞれ、導電
作用をもつ接続部材２６の幅ｂと半分の長さと厚さとに
相当している。拡大部２７の上に電流用母線部分２０
は、接続部材２６のねじ山付受容部３１にねじこまれる
固定ねじ２９のための固定受容部２５を有している。こ
のようにして、互いにつなぎ合わされたホルダの保持プ
レート１０は分離継目なしに互いに接続し、接続部材２
６は固定脚２１の下で電流用母線部分２０を導電接続す
ることができる。この場合、拡大部２７及び接続部材２
６が電流用母線部分２０の固定脚２１の全幅にわたって
延在している場合には、固定脚２１の幅全体を接点面と
して利用することができる。
第３図に示されているように、電流用母線部分２０の接
続は２部分から成る接続部材を用いて行うこともでき
る。第２図からわかるように、導電材料製の接点プレー
ト２８が電流用母線部分２０の固定脚２１の全幅にわた
って延在しているのに対して、横断面Ｕ字形の絶縁プレ
ート２６の側脚３２は接点プレート２８の長辺側を絶縁
しながら覆っている。従って拡大部２７は、電流用母線
部分２０の固定脚２１の幅よりも大きな幅を有してい
る。接点プレート２８は絶縁プレート２６のねじ山付受
容部３１の上に、電流用母線部分２０の固定受容部２５
に導入される固定ねじ２９のための貫通孔３３を有して
いる。
続は２部分から成る接続部材を用いて行うこともでき
る。第２図からわかるように、導電材料製の接点プレー
ト２８が電流用母線部分２０の固定脚２１の全幅にわた
って延在しているのに対して、横断面Ｕ字形の絶縁プレ
ート２６の側脚３２は接点プレート２８の長辺側を絶縁
しながら覆っている。従って拡大部２７は、電流用母線
部分２０の固定脚２１の幅よりも大きな幅を有してい
る。接点プレート２８は絶縁プレート２６のねじ山付受
容部３１の上に、電流用母線部分２０の固定受容部２５
に導入される固定ねじ２９のための貫通孔３３を有して
いる。
第５図に示されているように、接続部材３４は電流用母
線部分２０の固定脚２１の上に配置されていてもよい。
受容部１１はこの場合保持プレート１０の全長にわたっ
て同じ横断面を有している。電流用母線部分２０の端部
区分における固定受容部２５は固定ねじ２９を受容して
おり、この場合固定ねじ２９はしかしながら前以て接続
部材３４の貫通孔３５を貫通させられ、受容部２５を貫
いてねじ山付受容部３６にねじ込まれている。該ねじ山
付受容部は受容部２５の下の保持プレート１０に予め設
けられているか又は、セルフタッピング式の固定ねじ２
９のねじ込み時に設けられる。接続部材３４はその幅で
電流用母線部分２０の固定脚２１を覆い、この場合保持
プレート１０の分割ウェブないし遮断ウェブ３７は制限
部を形成していて、電流用母線部分をクランプ脚２３の
高さまで互いに対して絶縁している。
線部分２０の固定脚２１の上に配置されていてもよい。
受容部１１はこの場合保持プレート１０の全長にわたっ
て同じ横断面を有している。電流用母線部分２０の端部
区分における固定受容部２５は固定ねじ２９を受容して
おり、この場合固定ねじ２９はしかしながら前以て接続
部材３４の貫通孔３５を貫通させられ、受容部２５を貫
いてねじ山付受容部３６にねじ込まれている。該ねじ山
付受容部は受容部２５の下の保持プレート１０に予め設
けられているか又は、セルフタッピング式の固定ねじ２
９のねじ込み時に設けられる。接続部材３４はその幅で
電流用母線部分２０の固定脚２１を覆い、この場合保持
プレート１０の分割ウェブないし遮断ウェブ３７は制限
部を形成していて、電流用母線部分をクランプ脚２３の
高さまで互いに対して絶縁している。
第１図は電流用母線部分を挿入されたホルダを上から見
た平面図、第２図は第１図のII-II線に沿った横断面
図、第３図は２つの部分から成る接続部材を用いて電流
用母線部分を互いに突き合わせて接続する実施例を示す
平面図、第４図は単体の接続部材を用いて電流用母線部
分を互いに突き合わせて接続する実施例を示す断面図、
第５図はさらに別の実施例による接続部材を示す図であ
る。 １０…保持プレート、１１…受容部、１２，３３，３５
…貫通孔、１３〜１５…切欠き、１６，１７…長辺側、
１８，１９…短辺側、２０…電流用母線部分、２１…固
定脚、２３…クランプ脚、２４…ねじ、２５，３０…固
定受容部、２６，３４…接続部材、２７…拡大部、２８
…接点プレート、２９…固定ねじ、３１，３６…ねじ山
付受容部、３２…側脚、３７…遮断ウェブ、ｂ…接続部
材の幅
た平面図、第２図は第１図のII-II線に沿った横断面
図、第３図は２つの部分から成る接続部材を用いて電流
用母線部分を互いに突き合わせて接続する実施例を示す
平面図、第４図は単体の接続部材を用いて電流用母線部
分を互いに突き合わせて接続する実施例を示す断面図、
第５図はさらに別の実施例による接続部材を示す図であ
る。 １０…保持プレート、１１…受容部、１２，３３，３５
…貫通孔、１３〜１５…切欠き、１６，１７…長辺側、
１８，１９…短辺側、２０…電流用母線部分、２１…固
定脚、２３…クランプ脚、２４…ねじ、２５，３０…固
定受容部、２６，３４…接続部材、２７…拡大部、２８
…接点プレート、２９…固定ねじ、３１，３６…ねじ山
付受容部、３２…側脚、３７…遮断ウェブ、ｂ…接続部
材の幅
Claims (4)
- 【請求項１】ホルダを備えた母線系であって、該ホルダ
がその表面に、互いに間隔をおいて平行に延びる電流用
母線部分を受容するための複数の受容部を有していて、
該受容部において電流用母線部分が固定されている形式
のものにおいて、 ホルダが方形の保持プレート（１０）として構成されて
いて、該保持プレートの長辺側（１６，１７）が、電流
用母線部分（２０）に対して平行に方向付けられてお
り、 電流用母線部分（２０）が保持プレート（１０）の短辺
側（１８，１９）と同一平面を成しており、 保持プレート（１０）の短辺側（１８，１９）におい
て、受容部（１１）の互いに向かい合った端部区分及び
／又は電流用母線部分（２０）が、該電流用母線部分の
長手方向に方向付けられた接続部材（２６，２８，３
４）を半分ずつ受容するようになっており、 該接続部材（２６，２８，３４）が、ホルダを互いにつ
なぎ合わせた場合に、電流用母線部分（２０）の互いに
突き合わされた端部と導電結合可能である ことを特徴とする、ホルダと電流用母線部分とを備えた
母線系。 - 【請求項２】電流用母線部分（２０）の受容部（１１）
が溝状に構成されており、受容部（１１）の端部区分に
おいて溝底に、接続部材（２６，２８）のための拡大部
（２７）が設けられている、請求項１記載の母線系。 - 【請求項３】拡大部（２７）の幅つまり保持プレート
（１０）の短辺側（１８，１９）における寸法と、深さ
と高さとがそれぞれ、プレート状に構成された接続部材
（２６）の幅（ｂ）つまり保持プレート（１０）の短辺
側（１８，１９）に対して平行な方向における寸法と、
半分の長さと厚さとに合わせられている、請求項２記載
の母線系。 - 【請求項４】電流用母線部分（２０）が拡大部（２７）
の上に固定ねじ（２９）のための固定受容部（２５）を
有しており、固定ねじ（２９）が接続部材（２６）のね
じ山付受容部（３１）にねじ込み可能である、請求項１
から３までのいずれか１項記載の母線系。
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