JPH066400U - 荷台昇降装置の安全装置 - Google Patents

荷台昇降装置の安全装置

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Publication number
JPH066400U
JPH066400U JP5012892U JP5012892U JPH066400U JP H066400 U JPH066400 U JP H066400U JP 5012892 U JP5012892 U JP 5012892U JP 5012892 U JP5012892 U JP 5012892U JP H066400 U JPH066400 U JP H066400U
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JP
Japan
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tilt
loading platform
safety device
platform
speed
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Pending
Application number
JP5012892U
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English (en)
Inventor
和明 北野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aichi Corp
Original Assignee
Aichi Corp
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Publication date
Application filed by Aichi Corp filed Critical Aichi Corp
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Publication of JPH066400U publication Critical patent/JPH066400U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 荷台昇降装置において、荷台のあおりが開い
た状態で荷台を昇降移動させた場合でも、この荷台に搭
載された荷物の落下等を防止できる安全装置を提供す
る。 【構成】 安全装置は、荷台14に取り付けられたあお
り14aが開状態にあるか否かを検出するための開閉検
出手段を備えており、さらに、開閉検出手段によりあお
り14aが開状態にあることが検出された場合に、荷台
14の昇降速度を、あおり14aが閉状態にある場合に
おける昇降速度よりも遅くする速度低減手段を備えてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、引越し等の際に荷物を上階と下階間で昇降させるために用いられる 荷台昇降装置に関し、さらにはその荷台昇降装置の安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記のような荷台昇降装置は、下階から上階に向かって延ばされるレールに沿 って昇降移動が自在な荷台を備えている。荷台の側面には、起伏開閉が自在ない わゆる「あおり」が設けられており、荷台に対する荷物の積み降ろしが行い易い ようになっている。その一方、荷台を昇降させる時には、必ずこのあおりを閉め て、荷台からの荷物の落下を防止できるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、荷台を昇降させる場合にあおりを閉め忘れる(ロックし忘れる )るおそれがある。このようなとき、荷台の昇降途中において振動等によりあお りが開いてしまうことがある。また、実際の引越し作業では、荷台にこの荷台よ りも大きな寸法を有する荷物を搭載したい場合があり、あおりを開けたまま荷台 を昇降させてしまうことも考えられる。
【0004】 本考案は、このような事情に鑑みてなされたものであり、あおりが開いた状態 で荷台を昇降移動させた場合でも、荷台に搭載された荷物の落下等を防止できる ようにした荷台昇降装置の安全装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案の安全装置は、あおりが開状態にあるか 否かを検出するための開閉検出手段を備えており、さらに、開閉検出手段により あおりが開状態にあることが検出された場合に、荷台の昇降速度を、あおりが閉 状態にある場合における昇降速度(通常速度)よりも遅くする速度低減手段を備 えている。
【0006】
【作用】
このような安全装置では、例えば、荷台の昇降中にあおりが開いてしまった場 合や当初からあおりを開けたまま荷台を昇降させようとした場合には、開閉検出 手段によるあおりの開状態検出を通じて、速度低減手段が荷台の昇降速度を通常 速度よりも遅くする。このため、荷台の昇降中における振動の発生を抑えること ができ、荷台からの荷崩れ等回避しつつ昇降移動を完了することができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の好ましい実施例について図面を参照しながら説明する。 まず、図1には、本考案に係る安全装置を備えた引越し作業車(荷台昇降装置 )10を示している。この引越し作業車10の車体11の後部には、車体11に 対して水平旋回が自在な旋回台12が取り付けられている。この旋回台12の上 部には、伸縮自在に構成されたレール13が起伏自在に枢着されている。レール 13上には、かよい箱(荷台)14が水平に取り付けられており、このかよい箱 14は、ここでは図示しないウインチ・ワイヤ機構によりレール13に沿ってス ライド移動することができる。なお、図2に示すように、上記ウインチ・ワイヤ 機構におけるウインチを駆動する油圧ウインチモータMには、油圧ポンプPから 吐出された作動油が、操作ボックスBからの操作信号に応じて切換作動する油圧 制御バルブVによりその流れ方向を制御されながら供給される。
【0008】 このような引越し作業車10をビル15の横に設置して、レール13を適当に 旋回・起立させるとともにビル15の上階の窓15aの近傍まで伸長させ、かよ い箱14をレール13に沿って昇降移動させることにより、重たい荷物17を人 手によることなく、ビル15の1階外部と上階との間で直接搬入したり搬出した りすることができ、便利である。
【0009】 ところで、図1から分かるように、かよい箱14の正面および両側面の三方に は、起伏開閉が自在なあおり14aが取り付けられている。このため、かよい箱 14に対して荷物17を積み降ろしする際には、あおり14aを開けることによ り、容易に積み降ろしを行うことができる。その一方、荷物17を搭載したかよ い箱14を昇降させるときは、あおり14aを閉めてきちんとロックして、荷物 17がかよい箱14の昇降時の振動によりかよい箱14上から落下するのを防止 しなければならない。しかし、あおり14aの閉ロックがきちんと行われなかっ た場合には、かよい箱14の昇降途中であおり14aが開いてしまうことがある 。また、あおり14aを閉めたのではかよい箱14に載せ切れないような寸法の 大きな荷物を持ち上げたい場合には、あおり14aを開けたままかよい箱14を 昇降させるよりほかない。
【0010】 そこで、この引越し作業車10には、本考案の安全装置が取り付けられている 。図2に示すように、安全装置20は、3つの開閉検出器21と、速度低減部2 2とから構成されている。 開閉検出器21は、リミットスイッチからなり、あおり14aごとにかよい箱 14の床面の隅等に取り付けられている。これら開閉検出器21は、あおり14 aが開いているときにオンになり検出信号を出力する。一方、あおり14aが閉 まるとそのあおり14aによってスイッチレバーが押動されることによりオフに なり、検出信号の出力を停止する。
【0011】 速度低減部22は、流量制御バルブ(電磁切換バルブ)22aと、コントロー ラ22bとからなる。流量制御バルブ22aは、前述した油圧制御バルブVと油 圧ウインチモータM間をつなぐ油圧ラインL上に設けられており、そのソレノイ ドが非励磁のときは、油圧ラインLをそのまま開通させるため上動位置に位置す る。しかし、ソレノイドが励磁されると、油圧ラインLの流路面積を絞って油圧 ラインLにおける作動油の流通量を減少させるため下動位置に切り換わる。 コントローラ22bは、上記3つの開閉検出器21のいずれからも検出信号が 未入力であるときは、流量制御バルブ22aのソレノイドを非励磁状態に維持す るよう何ら信号を出力しない。しかし、いずれかの開閉検出器21から検出信号 が入力されたときは、流量制御バルブ22aのソレノイドに励磁信号を出力し、 これを励磁する。
【0012】 このように構成された安全装置20は、すべてのあおり14aが閉まっており 、いずれの開閉検出器21からも検出信号が出力されていないときは、ウインチ モータMに対する所定の大流量の作動油供給を許容し、ウインチを高速度で作動 させる。このため、かよい箱14は、操作ボックスBの操作に応じて所定の高速 度(通常速度)で昇降移動する。一方、昇降途中でいずれかのあおり14aが開 いてしまったり当初から開いていたりしたときは、開閉検出器21からの検出信 号に基づいてウインチモータMに対する作動油の供給流量を制限し、ウインチを 低速で作動させる。このため、かよい箱14は上記通常速度よりも遅い速度で昇 降移動する。したがって、この安全装置20を用いれば、かよい箱14に生ずる 振動を小さく抑え、そこに搭載された荷物17の荷崩れや落下を防止しつつ、か よい箱14を目的の上階まで上昇させたり下階に降ろしたりすることができる。
【0013】
【考案の効果】
以上のように本考案の安全装置では、荷台昇降装置の荷台に設けられたあおり が開いているときは、それが閉まっているときよりも遅い速度で荷台を昇降移動 させる。このため、本安全装置を用いれば、例えば、荷台の昇降途中においてあ おりが開いてしまったような場合でも、荷台の昇降速度を遅くすることにより、 荷台に生ずる振動を小さく抑え、そこに搭載した荷物の荷崩れや落下を防止しつ つ、荷台を目的位置まで昇降させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る安全装置を備えた引越し作業車の
斜視図である。
【図2】上記安全装置の構成図である。
【符号の説明】
10 引越し作業車(荷台昇降装置) 13 レール 14 かよい箱(荷台) 14a あおり 20 安全装置 21 開閉検出器 22 速度低減部 M ウインチモータ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉自在なあおりを備えた荷台を昇降移
    動させる荷台昇降装置の安全装置であって、 前記あおりが開状態にあるか否かを検出するための開閉
    検出手段と、 この開閉検出手段により、前記あおりが開状態にあるこ
    とが検出された場合は、前記荷台の昇降速度を、前記あ
    おりが閉状態にある場合における前記荷台の昇降速度よ
    りも遅くする速度低減手段とから構成されることを特徴
    とする荷台昇降装置の安全装置。
JP5012892U 1992-06-24 1992-06-24 荷台昇降装置の安全装置 Pending JPH066400U (ja)

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JP5012892U JPH066400U (ja) 1992-06-24 1992-06-24 荷台昇降装置の安全装置

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Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH066400U true JPH066400U (ja) 1994-01-25

Family

ID=12850500

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5012892U Pending JPH066400U (ja) 1992-06-24 1992-06-24 荷台昇降装置の安全装置

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JP (1) JPH066400U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006225091A (ja) * 2005-02-16 2006-08-31 Nippon Yusoki Co Ltd フォークリフト

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006225091A (ja) * 2005-02-16 2006-08-31 Nippon Yusoki Co Ltd フォークリフト

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