JPH066365Y2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH066365Y2
JPH066365Y2 JP1987137307U JP13730787U JPH066365Y2 JP H066365 Y2 JPH066365 Y2 JP H066365Y2 JP 1987137307 U JP1987137307 U JP 1987137307U JP 13730787 U JP13730787 U JP 13730787U JP H066365 Y2 JPH066365 Y2 JP H066365Y2
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toner container
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、電子写真技術を応用した液晶プリンタ、レー
ザビームプリンタ、複写機等の画像形成装置に関し、特
に画像形成で発生する廃トナーを着脱自在な廃トナー容
器に収容する画像形成装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、像担持体上に形成された潜像をトナーで現像
し、顕像化する画像形成装置において、転写工程後に像
担持体上に残留したトナーを除去するクリーニング機構
が備えられており、除去した廃トナーをクリーニング機
構内部に貯蔵する方式のものと、貯蔵せずに除去した廃
トナーを所定方向へ搬送し、搬送機構の端部から廃トナ
ー容器へ貯蔵する方式のものとが知られている。廃トナ
ーをクリーニング機構内部に貯蔵する前者においては、
ユニット型式のクリーニング機構の耐用寿命とともに交
換を行い、搬送機構の端部に廃トナー容器を設ける後者
においては、該容器が満杯となる都度、新たな容器と交
換している。一方、画像形成装置には、メインテナンス
及び組み立て工程を容易とするため、上部機体が下部機
体に対して大きく開放可能な、いわゆるシェルオープン
構造のものが知られている。ここで、シェルオープン構
造であって、かつ、クリーニング機構が廃トナー容器を
備えた画像形成装置について説明すると、廃トナーの排
出口は廃トナー容器のセットされている時には、排出口
が開いており、セットされていない時には、トナー飛散
を防止するため排出口を閉じておく必要がある。
第7図は、シェルオープン形式の画像形成装置であるプ
リンタPを示す構成図である。
プリンタPは、感光体ドラム1上に記録情報を形成記録
する記録部2と、当該感光体ドラム1上に形成された記
録情報にタイミングを合わせて用紙3を順次給送する給
紙部4と、用紙3を搬送して反転させ所定の位置へ排出
する用紙搬送部5等により構成されている。記録部2
は、感光体ドラム1の周面に近接して配設され、当該感
光体ドラム1を均一に帯電させる帯電器6と、記録情報
を感光体ドラム1上に記録して静電潜像を形成させる印
字ヘッド7と、感光体ドラム1上に形成された当該静電
潜像をトナー現像する現像器8と、現像された記録情報
を用紙3上に転写する転写器9と、当該転写器9で転写
されなかった感光体ドラム1上の残留トナーを取り除く
クリーナ10等により構成されている。
本実施例では、感光体ドラム1と帯電器6とクリーナ1
0とは、プロセスユニットPUとして一体的に構成され
装置本体に対し着脱自在に設けられている。印字ヘッド
7は、例えば主走査方向に多数のマイクロシャッタを集
合させた液晶光シャッタを用いて、図示しない光源から
の光によって感光体ドラム1に記録情報に応じた静電潜
像を形成させる。
給紙部4は、所定の大きさの用紙3を積層して収納して
ある給紙カセット11と、用紙3を一枚ずつ最上部にあ
るものから取り出して給送する給紙コロ12と、用紙3
を反転させるとともに搬送を案内するターンガイド13
と、用紙3を更に搬送する待機ロール14と、感光体ド
ラム1上の画像にタイミングを合わせて用紙3を転写器
9の方向へ搬送させるためのストッパ15等により構成
されている。
また、プリンタPは、クリーナ10で除去された廃トナ
ーを回収する廃トナー容器16を着脱自在に備えてい
る。更に、プリンタPの廃トナー容器16の装着部に
は、当該廃トナー容器16の有無を検知する図外のマイ
クロスイッチ等の検知部材を備えている。
用紙搬送部5は、給紙カセット11の上方にあり、感光
体ドラム1上の画像が転写器9で転写された用紙3を当
該感光体ドラム1から分離する分離コロ17と、用紙3
を受けて案内するガイド板18と、転写後のトナー画像
を熱及び圧力によって定着させる定着器19と、用紙3
を上方へ案内するガイド板20,21と、ガイド板2
0,21に沿って用紙3を上方へ搬送する搬送ロール2
2と、用紙3をプリンタPの筐体の上面に設けた排紙ト
レイ23上へ排出する排紙ロール24等で構成されてい
る。
また、プリンタPは、上部機体UBと下部機体DBとに
分割されて形成されており、上部機体UBは、下部機体
DBに対してヒンジ部25を中心に半回動自在に構成さ
れている。そして、前述した感光体ドラム1と帯電器6
とクリーナ10とが一体化されたプロセスユニットPU
は、上部機体UBを開いた、いわゆるシェルオープン時
にて、プリンタ本体から着脱自在とされている。
第8図は、プロセスユニットPUの取り外した状態を示
す斜視図である。プロセスユニットPUは、ユニットケ
ーシング26内に感光体ドラム1と帯電器6とクリーナ
10とが一体的に収納されている。
感光体ドラム1のドラム軸1aは、ユニットケーシング
26の両側端から突出しており、プリンタPのユニット
装着部31の溝31aに着脱可能に設けられている。ク
リーナ10は、図外のブレードにより掻き取られた感光
体ドラム1上の残留トナーを回収する回収ロール28
と、回収ロール28が回収した廃トナーを所定方向へ搬
送するトナー搬送部29と該トナー搬送部29の一端に
設けられたトナー排出口を開閉する蓋部材30等から構
成されている。また、蓋部材30には、レバー部材30
aが立設されており、図示しないバネでトナー排出口を
閉蓋する方向へ常時付勢されている。そして、図外の上
部機体が当該レバー部材30aに当接すると、矢印C方
向へ回動しトナー排出口を開とする。トナー排出口が開
となると、トナー搬送部29の働きにより、廃トナーが
図外の廃トナー容器内へ排出される。
この場合、トナー排出口がシェルオープン時常に閉じる
ように構成されていることは、プロセスユニットPUの
着脱時にトナー排出口が閉蓋されていることであり、プ
ロセスユニットPUの着脱時のトナー飛散を防止するう
えで好ましい。なお、ここで、例えばプロセスユニット
PUの着脱動作と連動してトナー排出口を開閉する構成
とした場合では、開閉機構が不確実となりトナー飛散が
生ずる可能性を有するという欠点がある。
第6図は、プリンタPの廃トナー容器16の装着部近傍
を示す要部斜視図である。下部機体DBにヒンジ結合さ
れた装着口カバー32は、上部機体UBがa方向へ開い
た時には、爪33の係止が外れ、矢印b方向へ開放可能
となる。従って、上部機体UBが閉じており、しかも、
図外のトナー搬送部29の蓋部材30が開いている時に
装着口カバー32が開くことはない。
〔従来技術の問題点〕
しかしながら、以上のように構成された画像形成装置に
おいては、上部機体UBが開成されている状態で廃トナ
ー容器16を交換するように構成されているが、誤操作
によって、廃トナー容器16を未装着のままで上部機体
UBを閉じてしまうことがあり、機内へのトナー飛散を
生じるという欠点が存在した。つまり、旧い廃トナー容
器を引き出した後に、新たな容器を装着するのを忘れて
上部機体UBを閉じた場合には、排出部の蓋部材30
は、上述のように上部機体UBによって回動しトナー排
出口を開としてしまう。
従って、排出口近傍に溜まっていたトナーが振動等によ
り落下あるいは飛散することとなる。
この場合、廃トナー容器16の有無は上述したように検
知部材によって検知されるものの、上部機体UBの閉動
作、換言すれば、トナー排出口の開動作を阻止できるも
のではない。また、上記検知部材が仮に誤動作した場合
には、装置が運転可能となってしまい、トナー排出口か
らのより一層のトナー飛散が生じる虞れがあった。そこ
で、廃トナー容器16が未装着の場合には、上部機体U
Bを閉じられない構成とすることも考えられるが機構が
複雑になり高価になるという欠点が存在した。
また、単に廃トナー容器16の着脱に応じて蓋部材30
を開閉する機構も提案されているが、それだけでは前述
のようにプロセスユニットPUの着脱時にトナー飛散が
生じる問題を克服できるものではなく、確実な開閉機構
を有する装置が存在しなかった。
〔考案の目的〕
本考案は、上記従来の欠点に鑑み、いわゆるシェルオー
プン構造の画像形成装置において、該画像形成装置の開
閉動作に連動して排出部の開口の開閉を行うとともに、
廃トナー容器が装着されていない時には、排出口を閉蓋
することを防止できる開閉機構を備えることにより、画
像形成装置内へのトナー飛散を防止し、また、このよう
な機構を簡単かつ安価に構成することができる画像形成
装置を提供することを目的とする。
〔考案の要点〕 本考案は、上記目的を達成するために、開閉自在に支持
された第1機体と第2機体からなる装置本体と、前記第
1機体に設けられ、像担持体周面に残留する残留トナー
を除去する手段と該手段により除去されたトナーを排出
するための排出部に形成された開口と前記排出部に移動
自在に支承され前記開口を開閉する蓋部材とを有するク
リーニング機構と、前記蓋部材に設けられたレバー部材
と、前記第2機体に設けられ、前記第1機体と第2機体
の閉動作に伴って前記レバー部材に当接し、前記蓋部材
を前記開口の開く方向へ押圧する押圧部材と、前記装置
本体に着脱自在であり、前記クリーニング機構と連結さ
れて開成状態にある前記開口から排出されるトナーを収
容するためのトナー収容手段とを備えた画像形成装置に
おいて、前記トナー収容手段と係合可能に設けられ、該
トナー収容手段が前記装置本体に装着された際前記蓋部
材に当接して該蓋部材が前記開口の開く位置へ移動する
のを阻止する第1位置と、前記トナー収容手段が前記装
置本体に非装着の時前記蓋部材の移動を許容する第2位
置へ移動自在な阻止部材と、前記レバー部材と前記押圧
部材の互いに当接する当接部の一方に、前記阻止部材が
前記第1位置にあって前記第1機体と第2機体が閉成さ
れると前記レバー部材もしくは前記押圧部材に対して移
動することにより前記開口を閉成状態のまま前記第1機
体と第2機体との閉成動作を可能とすべく、前記レバー
部材もしくは前記押圧部材に対して移動する移動片を具
備したことを特徴とする。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の実施例について図面を参照しながら詳述
する。
第1図乃至第3図は、本考案に係る画像形成装置として
のプリンタPの要部を示し、第1図はその斜視図、第2
図はその側面図、第3図は第2図のI−I線断面図であ
り、それぞれ廃トナー容器とプロセスユニットPUとの
関係を示す図である。プリンタPの全体構成は第7図と
同じであり、第7図で示した部材と同一部材には、同一
番号を付して以下の説明に用いる。
第1図において、プロセスユニットPUは、トナー搬送
部29と、当該トナー搬送部29の一端に設けられた排
出部29aのトナー排出口36(第3図参照)を開閉す
る蓋部材30等から構成されており、蓋部材30の形状
を除いた全体構成は、第8図に示すプロセスユニットP
Uと同構成である。すなわち、蓋部材30には、同図に
示すようにレバー部材43が立設されており、図示しな
いバネでトナー排出口36を閉蓋する方向(矢印e方
向)に常時付勢されるとともに、第1図及び第2図の二
点鎖線43′で示す位置で、図外のストッパによりそれ
以上の回動を規制されている。
レバー部材43は、後述する阻止部材42と係合可能な
突起43bを有する基部43aと、上部機体UBに設け
られた押圧部材27の当接部27aと当接する当接部4
3c側に、移動片44を備えている。そして、移動片4
4は、基部43aにピン45を中心に半回動自在に設け
られ、バネ46で矢印f方向に常時付勢されるととも
に、第1図に示す位置で回動規制されている。ここで、
後に詳述するが、移動片44のf方向への付勢力は、蓋
部材30自体のe方向への付勢力よりも大きくなるよう
に設定されている。また、第3図に示す如く、プロセス
ユニットPUの一部に設けられたトナー搬送部29の内
部には、コイル状の搬送部材35が図外の駆動機構によ
り回動可能に配置されており、前記トナー搬送部29の
端部に、トナー排出口36が穿設されている。なお、蓋
部材30は開口部30bを有し、ピン37で回動自在に
支承される構成である。
一方、プリンタPには、着脱自在な廃トナー容器16が
備えられている。廃トナー容器16は、第1図に示す如
く、上部に首部16aが立設されており、矢印d方向か
ら廃トナー容器ケース34内に装着されてトナー排出口
から落下する廃トナーを受ける。また、廃トナー容器1
6の容器本体部には、取扱い易いように掴み部16bが
設けられている。なお、廃トナー容器16は、第3図に
示すように廃トナー容器ケース34内に装着されると、
図外のマイクロスイッチ等で有無を検知される。また、
廃トナー容器ケース34の底部には切欠き34aが穿設
され、当該切欠き34aには板バネ38が固設してあ
り、該板バネ38により挿入された廃トナー容器16を
上方へ付勢し、プロセスユニットPUのリブ39に当接
させる。また、廃トナー容器ケース34の奥部及び下部
機体DBに設けられた支持部41には、それぞれ切欠き
34b,41aが形成されている。そして、支持部41
には、阻止部材42がヒンジ41bで第1図Z方向に回
動自在に支承されている。従って、阻止部材42は、切
欠き34b,41aを介し廃トナー容器ケース34内に
進出後退自在とされ、廃トナー容器16の着脱に伴って
第3図二点鎖線42′,42″の状態をとりうる構成と
なっている。ここで、阻止部材42は、第1図、第3図
において反時計方向に自重もしくはバネ等で付勢される
とともに、切欠き34bの下端部で回動規制される構成
である。また、詳しくは後述するが、阻止部材42は、
第1図及び第3図二点鎖線42″の状態、つまり、廃ト
ナー容器16が未装着の際に、上端部42aが上述のレ
バー部材43の突起43bと当接可能な位置関係で配設
されている。
また、第3図に示すように装着口カバー32は、下部機
体DBのヒンジ32aで矢印Y方向に半回動自在に支承
されるとともに、図示しないバネ部材で常に閉じる方向
へ付勢されている。また、前記装着口カバー32の内側
で廃トナー容器16と当接する部位には、クッション部
材40が貼着されるとともに、爪33が上端部に設けら
れており、当該爪33が閉じた上部機体UBに係止され
開くことはない。
次に、以上のように構成された画像形成装置の動作につ
いて説明する。第2図、第3図において、実線で示すの
は、プロセスユニットPUが装置内に装着されており、
かつ、廃トナー容器16が廃トナー容器ケース34内に
装着されている場合を示す。画像形成プロセスが続行さ
れ、第7図に示す現像器8中の現像剤が消費され廃トナ
ー容器16が略満杯となると、図外のセンサが作動し、
プリンタPの操作部へ廃トナー容器16の交換時期を表
示する。廃トナー容器16の交換時期は、廃トナー容器
16内の廃トナー量を直接検知しても良いし、現像器8
内の現像剤の量とクリーナ10で回収される廃トナーの
量とを対応させて交換時期を決定してもよい。
まず、廃トナー容器16の交換手順について述べる。プ
リンタPの操作部へ廃トナー容器16の交換時期が表示
されると、図外のロック解除レバーを操作し、第7図に
二点鎖線で示すように上部機体UBを開き、いわゆるシ
ェルオープンする。上部機体UBが開放されると、装着
口カバー32の上端部の爪33が上部機体の係合から外
れ、第6図に二点鎖線で示す如く矢印b方向へ開放可能
とされる。同時に、上部機体UBに配設された押圧部材
27の当接部27aで押圧されていたレバー部材43
は、上方へ回動し、蓋部材30がトナー排出口36を閉
鎖する。
従って、この状態で廃トナー容器16を取り外しても、
交換の際の振動によりトナー飛散が生ずることはない。
このことは、プロセスユニットPUを装置本体から取り
外す際にも同様で、トナー排出口36が閉塞されるので
廃トナーが飛散することがなく、装置内部をトナーで汚
染する虞れもない。
次に、古い廃トナー容器を取り外した後、新たな廃トナ
ー容器を装着口カバー32を開いて廃トナー容器ケース
34に装着する。廃トナー容器ケース34の底部には、
板バネ38が固設されている為、装着された廃トナー容
器16は、上方へ若干押し上げられる。同時に、阻止部
材42が第3図二点鎖線42′で示す位置に移動する。
続いて、第8図に示す如くプロセスユニットPUを上か
ら装着する(或いは既に装着されている)と、前記廃ト
ナー容器16の首部16aの上端はトナー搬送部29の
下端に設けられたリブ39に押圧され、板バネ38に抗
して所定位置まで下降する。また、装着口カバー32を
閉じると、該カバーの内側に貼着されたクッション部材
40により、廃トナー容器16は、第3図中右方向へ押
圧固定される。装着口カバー32を閉じてから、上部機
体UBを閉じると、装着口カバー32の上端に設けられ
た爪33は、上部機体の外装の一部に係止固定される。
従って、外方に開くことはない。
ここで、プロセスユニットPUの上方から上部機体UB
が閉成される(第1図、第2図X方向)と、それにとも
ない押圧部材27が下降し(第2図二点鎖線で示す2
7′の位置)、まず、当接部27a′がレバー部材43
の当接部43cとしての移動片44′に当接する。更
に、上部機体UBが閉じられると、レバー部材43を矢
印c方向に押圧回動させ、レバー部材43及び蓋部材3
0を実線に示す位置まで移動させる。ここで、前述した
ように移動片44の第1図f方向の付勢力は蓋部材30
のe方向への付勢力より大きい為、移動片44は何ら回
動することなく蓋部材30自体が押圧部材27により回
動させられる。
従って、上部機体UBが閉じられると、第3図に示す如
く、蓋部材30が開放される。そして、トナー搬送部2
9と廃トナー容器16とは蓋部材30の開口部30bを
介して連通し、廃トナーの収納が可能となる。
このようにして本考案による蓋部材30の開閉が行なわ
れるわけであるが、仮に、廃トナー容器16が未装着の
まま上部機体が閉じられた場合を次に説明する。
廃トナー容器16が取り外されると、前述したように、
阻止部材42が第1図、及び第3図二点鎖線42″の位
置に進出する。この状態で上部機体UBが閉じられる
と、上記同様に、まず押圧部材27が移動片44に当接
してレバー部材43を矢印c方向に移動させようとす
る。しかし、今度はレバー部材43の基部43aに設け
られた突起43bが阻止部材42の上端部42aに当接
する為、蓋部材30はc方向の回動を阻止される。そし
て、更に上部機体UBが閉じられると、第2図二点鎖線
44″に示されるように、移動片44がピン45を中心
に矢印g方向へ回動しながら上部機体UBが閉成させら
れる。従って、蓋部材30は閉蓋されたままであり、開
口が開放されることなくトナー飛散を生じる虞れがな
い。
第4図及び第5図は、本考案の他の実施例を示すもの
で、それぞれ要部を示す斜視図及び側面図である。
第4図において、プロセスユニットPUは、前述の実施
例同様トナー搬送部29の一端に設けられた排出部29
aを開閉する蓋部材30等から成り、蓋部材30には、
突起47aを有するレバー部材47が立設されている。
一方、図外の上部機体UBには、レバー部材47に当接
して蓋部材30を開閉する押圧部材48が配設されてい
る。押圧部材48は、レバー部材47の当接部47bを
押圧する当接部48aを、ピン50で回動自在に支承さ
れた移動片49で構成している。移動片49は、溝48
bに遊嵌され、バネ51で常時矢印h方向に付勢される
とともに、下端部48cでそれ以上の回動を規制されて
いる。なお、本実施例の場合、バネ51のh方向の付勢
力は、蓋部材30の矢印e方向への付勢力よりも大きく
設定されている。
次に、以上のように構成された画像形成装置の動作につ
いて説明する。第5図において、実線で示すのは、プロ
セスユニットPUが装置内に装着されており、かつ、廃
トナー容器16が廃トナー容器ケース34内に装着さ
れ、更に、図外の上部機体UBが閉成されている場合を
示す。上部機体UBが矢印X方向に、いわゆるシェルク
ローズされると、それに伴ない押圧部材48が下降し
(二点鎖線で示す48′の位置に下降)移動片49′か
ら成る当接部48a′がレバー部材47′に当接する。
更に、上部機体UBが閉じられると、上述したように移
動片49の第4図矢印h方向の付勢力が蓋部材30の矢
印e方向の付勢力よりも大きい為、レバー部材47を介
して蓋部材30を実線位置まで回動させる。従って、廃
トナー容器16が装着されておりかつ、上部機体UBが
閉じられると、前述の実施例同様蓋部材30が開放され
る。
一方、廃トナー容器16が未装着の場合には、前述のよ
うに阻止部材42が第5図手前側に進出する為、阻止部
材42の上端部42aとレバー部材47の突起47aが
当接するので、蓋部材30の矢印c方向への回動が阻止
される。すなわち、第5図二点鎖線49″に示すよう
に、移動片49がピン50を中心に矢印i方向に回動し
つつ上部機体UBが閉成される。従って、前述の実施例
同様に蓋部材30は閉蓋されたままであり、開口が開放
されずトナー飛散が生じない。
また、本実施例の場合には、前述の実施例の移動片44
に対応して移動片49を押圧部材48側に設けたので、
例えば、使い捨てとされるプロセスユニット側に設ける
よりも製造工程が簡略化でき、また、安価に製作でき
る。
尚、本考案の蓋部材、押圧部材、阻止部材等の各部材
は、上記各実施例に限定されず、本考案の技術的範囲に
おいて種々の変形が可能なことは勿論である。
また、上述の各実施例では、クリーナがプロセスユニッ
トPUの一部として一体に構成された例について述べた
が、これに限ることなく、他のクリーニング機構であっ
ても、当然に適用できる。
〔考案の効果〕
以上、詳細に説明したように、本考案の画像形成装置に
よれば、上部機体の開動作と連動してトナー排出口が閉
鎖するので、トナーが飛散して装置内を汚染することが
ない。また、排出部の開口を被覆する蓋部材に立設され
るレバー部材、若しくは、該レバー部材を押圧する押圧
部材のそれぞれの当接部のいずれかに移動片を設け、当
該移動片が廃トナー容器の着脱に伴って生じる上記当接
部の当接圧の変化で移動する構成としたので、廃トナー
容器が装着されている時のみ蓋部材が回動し開口が開放
される。従って、確実な開閉機構が得られ、むやみにト
ナーが飛散するのを未然に防止できる。また、簡単な構
成で安価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の画像形成装置の一実施例を示す要部
斜視図、 第2図は、本考案の画像形成装置の一実施例を示す要部
側面図、 第3図は、第2図のI−I線断面図、 第4図は、本考案の他の実施例を示す要部斜視図、 第5図は、本考案の他の実施例を示す要部側面図、 第6図は、プリンタPの廃トナー容器装着部を示す要部
斜視図、 第7図は、シェルオープン形式の画像形成装置を示す構
成図、 第8図は、従来のプロセスユニットを取り出した状態を
示す斜視図である。 P……プリンタ、PU……プロセスユニット、UB……
上部機体、DB……下部機体、1……感光体ドラム、1
a……ドラム軸、2……記録部、4……給紙部、5……
用紙搬送部、6……帯電器、8……現像器、9……転写
器、10……クリーナ、16……廃トナー容器、16a
……首部、16b……掴み部、25……ヒンジ部、26
……ユニットケーシング、27,48……押圧部材、2
7a,43c,47b,48a……当接部、28……回
収ロール、29……トナー搬送部、29a……排出部、
30……蓋部材、30a,43,47……レバー部材、
30b……開口部、31……ユニット装着部、31a,
48b……溝、32……装着口カバー、32a,41b
……ヒンジ、33……爪、34……廃トナー容器ケー
ス、34a,34b,41a……切欠き、35……搬送
部材、36……トナー排出口、37,43a,44a,
45,50……ピン、38……板バネ、39……リブ、
40……クッション部材、41……支持部、42……阻
止部材、42a……上端部、43a……基部、43b,
47a……突起、44,49……移動片、46,51…
…バネ、48c……下端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】開閉自在に支持された第1機体と第2機体
    からなる装置本体と、 前記第1機体に設けられ、像担持体周面に残留する残留
    トナーを除去する手段と該手段により除去されたトナー
    を排出するための排出部に形成された開口と前記排出部
    に移動自在に支承され前記開口を開閉する蓋部材とを有
    するクリーニング機構と、 前記蓋部材に設けられたレバー部材と、 前記第2機体に設けられ、前記第1機体と第2機体の閉
    動作に伴って前記レバー部材に当接し、前記蓋部材を前
    記開口の開く方向へ押圧する押圧部材と、 前記装置本体に着脱自在であり、前記クリーニング機構
    と連結されて開成状態にある前記開口から排出されるト
    ナーを収容するためのトナー収容手段とを備えた画像形
    成装置において、 前記トナー収容手段と係合可能に設けられ、該トナー収
    容手段が前記装置本体に装着された際前記蓋部材に当接
    して該蓋部材が前記開口の開く位置へ移動するのを阻止
    する第1位置と、前記トナー収容手段が前記装置本体に
    非装着の時前記蓋部材の移動を許容する第2位置へ移動
    自在な阻止部材と、 前記レバー部材と前記押圧部材の互いに当接する当接部
    の一方に、前記阻止部材が前記第1位置にあって前記第
    1機体と第2機体が閉成されると前記レバー部材もしく
    は前記押圧部材に対して移動することにより前記開口を
    閉成状態のまま前記第1機体と第2機体との閉成動作を
    可能とすべく、前記レバー部材もしくは前記押圧部材に
    対して移動する移動片を具備したことを特徴とする画像
    形成装置。
JP1987137307U 1987-09-08 1987-09-08 画像形成装置 Expired - Lifetime JPH066365Y2 (ja)

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JPH0748921Y2 (ja) * 1992-12-10 1995-11-08 五輪工業株式会社 ワイヤー錠用取付具

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JPH0623873B2 (ja) * 1984-02-28 1994-03-30 三田工業株式会社 複写機における複写処理部脱着機構

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