JPH066093Y2 - 物品貯留装置 - Google Patents

物品貯留装置

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JPH066093Y2
JPH066093Y2 JP15014788U JP15014788U JPH066093Y2 JP H066093 Y2 JPH066093 Y2 JP H066093Y2 JP 15014788 U JP15014788 U JP 15014788U JP 15014788 U JP15014788 U JP 15014788U JP H066093 Y2 JPH066093 Y2 JP H066093Y2
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宜秀 石川
智之 篠原
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株式会社石津製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば袋詰めロールペーパーを製造する際な
どの、物品製造機(例えばログ切断機)と包装機とが連
続している製造ライン中において、物品製造機で順次製
造される物品を包装機側に供給する前に一時的に貯留し
ておく目的などのために使用される物品貯留装置に関す
るものである。
(従来技術) 近年、ロールペーパーを製造する業界においては、原紙
ロールから最終製品となる袋詰め製品を製造するまでの
全工程を自動化した一連の製造ラインが普及している。
例えば、第9図に示すように、ログ巻取機Pにおいて原
紙ロールから小径の長尺ログWを製造し、その長尺ログ
WをコンベアPaに乗せて長尺ログ貯留装置Qに供給し
てそこで一時的に貯留した後、該長尺ログ貯留装置Qか
ら長尺ログWを順次ログ切断機Rに供給してそこで長尺
ログWを製品寸法づつ切断し、そのログXをコンベアT
aに乗せて包装機T側に搬送し、該包装機Tにおいて袋
詰めされて最終製品とされる。ログ巻取機Pとログ切断
機Rとの間に介設されている長尺ログ貯留装置Qは、第
10図に示すように、ログ巻取機側から供給される長尺
ログWを、ジグザグ状に循環走行せしめられる無端チエ
ンQaに取付けられた多数の物品受け部材Qbに順次1
本づつ投入して一時的に貯留しておき、その物品受け部
材Qbに保持されている長尺ログWを、ログ切断機Rの
作動に連動して順次ログ切断機R側に供給するようにな
っている。このように、ログ巻取機Pとログ切断機Rと
の間に長尺ログ貯留装置Qを介設した製造ラインでは、
例えばログ巻取機P側において原紙ロールの掛け替えや
紙詰まりなどによる巻取り作業の中断があっても、長尺
ログ貯留装置Qにストックされている長尺ログWが順次
ログ切断機R側に供給されるため、該長尺ログ貯留装置
Qにストックされている長尺ログWがなくなるまでは該
ログ切断機Rを停止させることなくそのまま運転を続行
させることができ、又、逆にログ切断機R側において刃
物取替えなどによる切断作業の中断があっても、長尺ロ
グ貯留装置Q内に長尺ログWが満杯になるまではログ巻
取機Pの巻取り作業を中断することなく該ログ巻取機を
連続運転させることができるようになっている。
ところが、従来の袋詰めロールペーパーを製造するため
の製造ラインでは、第9図に示すようにログ切断機Rと
包装機Tとの間には製品ログXを貯留するための製品ロ
グ貯留装置は設置されておらず、該ログ切断機Rと包装
機Tとは直に接続されている。従って例えばログ切断機
R側においてログ切断作業が中断すると包装機T側への
物品供給が停止されて必然的に包装機T側での袋詰め作
業が停止され、又逆に包装機T側にトラブルが発生して
包装作業が停止したときにはログ切断機Rの運転を中断
させて物品(製品ログ)の供給を停止させなければなら
ず、時間のロスが発生するという問題があった。尚、第
9図に示す製造ラインにおいて、ログ巻取機Pとログ切
断機Rとの間に設置されている長尺ログ貯留装置Qは、
その取扱い対象が長尺のログWであるため、該長尺ログ
Wを貯留装置Q側に投入したりあるいは該貯留装置Qか
ら排出させたりする際に1本の長尺ログW全体を投入又
は排出させればよくその取扱いが容易であることから比
較的簡単な機構で構成することができるが、ログ切断機
Rと包装機Tとの間に製品ログ貯留装置を設置する際に
は、その取扱い物品が短尺の製品ログXであるために、
該製品ログXを1個づつ物品受け部材に投入又は排出さ
せるのでは効率が悪く、又複数個の製品ログX,X・・
(例えば長尺ログ1本当りの製品ログ取り個数:7〜8
個)を同時に物品受け部材に投入又は排出させようとす
ると物品投入時にはそのうちのいくつかが物品受け部材
に保持されずに脱落したり又物品排出時には各製品ログ
がバラバラに排出されるというトラブルの発生が予想さ
れ、現在ではログ切断機と包装機の間に製品ログ貯留装
置を設置した製造ラインは存在しない。
(考案の目的) 本考案は、上記した従来の問題点に鑑み、物品製造機と
包装機との間に1単位の数の物品を1列に並べた状態で
その物品群を多数組同時に貯留し得るようにした物品貯
留装置を設置することを可能にするとともに、そのよう
な物品貯留装置における物品排出位置において物品受け
部材から排出される1単位の数の物品を順次同位置にお
いて排出させることができるようにした物品貯留装置を
提案することを目的とするものである。
(目的を達成するための手段) 本考案は、水平方向に所定間隔をもって配置された一対
の無端チエン間に複数個の物品を一列に並べた状態で保
持できる長さをもつ物品受け部材を前記無端チエンに対
して揺動自在なる如くしてしかも該無端チエン長さ方向
に所定等間隔をもって多数個介設し、前記無端チエンを
物品受入側駆動装置及び物品排出側駆動装置により駆動
して前記各物品受け部材を、物品製造機から連続して供
給される所定個数の物品を1単位とする物品群を該物品
受け部材内に投入する物品投入位置と該物品受け部材内
に保持されている物品群を物品受け部材から排出する物
品排出位置との間で循環せしめ、さらに前記無端チエン
における物品投入位置から無端チエン走行方向下手側を
巡って物品排出位置に至る長さ範囲を物品貯留部とし且
つ該無端チエンにおける物品排出位置から無端チエン走
行方向下手側を巡って物品投入位置に至る長さ範囲を物
品空部としてしかも前記物品貯留部と前記物品空部との
長さを長さ調節機構によって相対変化可能なる如くする
一方、物品供給装置によって前記物品投入位置まで供給
された物品群を物品投入装置によって順次空の物品受け
部材内に投入して、前記物品貯留部に位置する各物品受
け部材内にそれぞれ物品群を保持させ、又該各物品受け
部材内に保持された物品群を物品排出位置において物品
排出装置により順次包装機側へ排出し得るようにした物
品貯留装置において、前記物品排出側駆動装置は、前記
無端チエンを所定ピッチづつ間欠的に走行させる間欠駆
動式のものを採用しているとともに、前記物品排出装置
は、物品排出位置において停止中の物品入り物品受け部
材に衝合する衝合部材と、該衝合部材を、前記物品排出
位置を通行する物品受け部材に対して干渉しない非干渉
位置と該物品排出位置において停止中の物品受け部材を
該物品受け部材内の物品が自然落下する傾動位置まで押
圧する押圧位置との間で移動操作せしめる操作装置を備
えていることを特徴としている。
(作用) 本考案の物品貯留装置は、物品製造機と包装機の間に介
設されていて、該物品製造機で製造された物品が物品供
給装置により一列状態で物品投入位置まで供給されて、
その所定個数の物品を一単位とする物品群が物品投入装
置により、物品投入位置に待機中の物品受け部材内に投
入される。物品投入位置に待機中の物品受け部材内に物
品群が投入されると次に物品受入側駆動装置が作動さ
れ、物品空部側の無端チエンが隣接する2つの物品受け
部材間の間隔だけ走行して物品空部側の各物品受け部材
を1ピッチだけ移動させるとともに、次の物品群が物品
投入位置まで供給され、順次同様に物品貯留部側の各物
品受け部材内にそれぞれ物品群が保持されて該物品貯留
部側に多数の物品群が貯留されるようになる。他方、物
品排出位置側においては物品排出側駆動装置が1回作動
されると該物品貯留部側の無端チエンが1ピッチ分だけ
走行せしめられ、そのとき物品排出位置の所定位置に物
品群入りの物品受け部材が停止する。すると物品排出装
置の操作装置が作動されて衝合部材により物品排出位置
にある物品受け部材が傾動されて物品受け部材内に保持
されている物品群が該物品受け部材から排出される。こ
のとき(物品排出時)、物品排出側駆動装置は間欠駆動
式なので、排出される物品群入りの物品受け部材は所定
の排出位置で停止された状態で物品排出作動(傾動)せ
しめられ、従って排出される物品群は常に定位置に落下
するようになる。そして物品排出位置において排出され
た物品群は包装機側に移送される。又、物品受入側駆動
装置側のチエン引っぱり速度が物品排出側駆動装置側の
チエン引っぱり速度より速い場合には、長さ調節機構に
より物品貯留部側のチエンの長さが長くなって物品貯留
部側に貯留される物品群の数量が増加し、逆に物品受入
側駆動装置側のチエン引っぱり速度より物品排出側駆動
装置側のチエン引っぱり速度が速い場合には、物品貯留
部側のチエンの長さが短くなって該物品貯留部側に貯留
される物品群の数量が減少するようになり、この物品貯
留装置の前工程にある物品製造機又は後工程にある包装
機の各装置の処理スピードに応じて物品貯留部への物品
群投入スピードあるいは物品貯留部からの物品群排出ス
ピードを調節し得るという作用がある。
(実施例) 第1図ないし第8図に示す本考案実施例の物品貯留装置
について説明すると、この実施例の物品貯留装置は、第
1図に示すように袋詰めロールペーパーの製造ラインに
おけるログ切断機Rと包装機Tの間に介設して使用され
るもので、取扱い物品として長尺ログから既に製品寸法
づつ切断された製品ログXが対象されている。
第1図に示す袋詰めロールペーパーの製造ラインにおい
て、符号Pは大径の原紙ロールから小径の長尺ログWを
製造するためのログ巻取機、Qはログ巻取機Pで製造さ
れた長尺ログWを一時的に貯留しておくための長尺ログ
貯留装置、Rは長尺ログ貯留装置Qから供給される長尺
ログWを製品寸法づつ切断するためのログ切断機、Sは
本願適用の物品貯留装置となる製品ログ貯留装置、Tは
製品ログ貯留装置Sから供給される製品ログXを所定個
数づつ袋詰めするための包装機を示している。
製品ログ貯留装置Sは、第2図及び第3図に示すよう
に、型鋼などの型材を縦形箱状に組付けてなる枠組9内
に、水平方向に所定間隔をもって配置された一対の無端
チエン13,13間に樋状の物品受け部材14,14・
・を無端チエン長さ方向に所定等間隔をもって多数個介
設しさらに該無端チエン13,13を物品受入側駆動装
置11及び物品排出側駆動装置12により駆動して各物
品受け部材14,14・・を物品投入位置Aと物品排出
位置Bとの間で循環せしめ得るようにした受け部材循環
装置1と、物品投入位置Aにおいて物品受け部材14内
に所定個数の製品ログX,X・・を1単位とする物品群
Yを1列に並べた状態で投入させるための物品投入装置
3と、物品排出位置Bにおいて物品受け部材14内に保
持されている物品群Yを排出させるための物品排出装置
4とを有しているとともに、ログ切断機R(第1図)に
おいて連続して製造される製品ログX,X・・を順次受
け部材循環装置1の物品投入位置Aまで搬送するための
物品供給装置2を備えて構成されている。
枠組9は、高さが6m程度とかなり大型に形成されてお
り、この枠組9の上半部(中間フレーム9aより上側)
に受け部材循環装置1の無端チエンの大部分の長さ範囲
が張設され、又該枠組9の下半部(中間フレーム9aよ
り下側)に物品供給装置2と物品投入装置3と物品排出
装置4とが設けられている。
受け部材循環装置1の一対の無端チエン13,13は、
枠組9内の前後方向(矢印K−L方向)各端寄り位置に
おいてそれぞれ上下方向にジグザグ状に張設されてい
る。又、この無端チエン13,13は、その大部分の長
さ範囲が枠組9内の上半部に集中して張設されており、
わずかに物品群を投入するための物品投入部分(符号A
部分)と物品群を排出するための物品群排出部分(符号
B部分)とが枠組9の下半部側で折返して張設されてい
る。無端チエン13,13における物品群投入部分(符
号A部分)は枠組9の下半部側の左右方向(第3図の矢
印M−N方向)中間部において下向きに張設されてお
り、又物品群排出部分(符号B部分)は枠組9の下半部
側の右寄り(矢印N側)位置において横向きに張設され
ている。
枠組9の上半部分には、無端チエン走行方向に物品投入
位置Aから物品排出位置Bに至る無端チエン長さ範囲
(物品貯留部Cとなる)と、同じく無端チエン走行方向
に物品排出位置Bから物品投入位置Aに至る無端チエン
長さ範囲(物品空部Dとなる)とを相対的に調節するた
めの長さ調節機構5が設けられている。この長さ調節機
構5は、枠組9の上半部における前後方向(矢印K−L
方向)両端部分において水平左右方向(矢印M−N方
向)に向けて且つ上下方向同高さ位置において昇降可能
なる如くして一対の横長板状の昇降部材51,51を設
け、該各昇降部材51,51の上部寄り位置に並設した
複数個(合計7個)のスプロケット52A,52A・・
と枠組9のトップフレーム9b,9bに並設した複数個
(合計8個)のスプロケット53A,53A・・間に無
端チエン13,13を上下方向にジグザグ状に張設し、
又該各昇降部材51,51の下部寄り位置に並設した複
数個(合計7個)のスプロケット52B,52B・・と
枠組9の中間フレーム9a,9aに並設した複数個(合
計6個)のスプロケット53B,53B・・間にも共通
の無端チエン13,13を上下方向ジグザグ状に張設す
るとともに、前記物品受入側駆動装置(間欠駆動モー
タ)11と物品排出側駆動装置(同じく間欠駆動モー
タ)12によるチエン引っぱり速度差によって昇降部材
51,51を上下動せしめて物品貯留部C側の無端チエ
ン長さと物品空部D側の無端チエン長さとを相対的に変
化せしめ得るように構成されている。即ち、物品受入側
駆動装置11によるチエン引っぱり速度を物品排出側駆
動装置12によるチエン引っぱり速度より速くすると昇
降部材51,51が下動して物品貯留部C側のチエンの
長さが長くなり(相対的に物品空部D側のチエンの長さ
が短くなる)、逆に物品受入側駆動装置11によるチエ
ン引っぱり速度を物品排出側駆動装置12によるチエン
の引っぱり速度より遅くすると該昇降部材51,51が
上動して物品貯留部C側のチエンの長さが短くなる(相
対的に物品空部D側のチエンの長さが長くなる)ように
なっている。尚、この実施例では、無端チエン13,1
3は第3図において矢印方向に走行せしめられるように
なっているため、物品投入位置Aと物品排出位置B間に
おける昇降部材51より上側部分が物品貯留部Cとなり
該昇降部材51より下側部分が物品空部Dなっている
が、無端チエン走行方向を逆向きにすると物品貯留部C
と物品空部Dは相互に逆転する。
一対の無端チエン13,13間には、樋状の物品受け部
材14,14・・が水平前後方向(矢印K−L方向)に
向け且つチエン長さ方向に所定等間隔(例えば20〜3
0cm間隔)を以って多数個架設されているが、これらの
各物品受け部材14,14・・の前後両端は第4図ない
し第7図に示すように揺動片15を介して該揺動片15
の上端部を枢支(枢支部16)することにより両無端チ
エン13,13に対して左右方向(矢印M−N方向)に
揺動自在で且つ自然状態においては無端チエンのどの位
置においても自重により受け皿部17が常に下方に吊持
された姿勢となるように取付けられている。この各物品
受け部材14,14・・の受け皿部17の長さは、該受
け皿部17の上部に所定個数(この実施例では合計8
個)の製品ログX,X・・を一列に整列させた状態で載
置し得る長さを有している(例えばロールタオルペーパ
ーでは製品ログ1本当りの規格長さが228mmで、合計
8個の製品ログを載置する場合には受け皿部17の長さ
を1900〜2000mm程度に設計する)。
この受け部材循環装置1においては、物品受入側駆動装
置11は1回の駆動につき無端チエン13,13を隣接
する2つの物品受け部材14,14間の間隔(1ピッ
チ)づつ間欠的に走行させるように間欠駆動して、物品
空部D側の空の物品受け部材14を順次正確に物品投入
位置Aに位置させるようにしており、又物品排出側駆動
装置12も1回の駆動につき上記同様に無端チエン1
3,13を隣接する2つの物品受け部材14,14間の
間隔づつ間欠的に走行させるように間欠駆動するように
なっている。尚、この実施例では、後述するように物品
排出位置Bにおいて2つの物品群Y,Yを同時に排出す
るようにしているので、物品排出側駆動装置12は1回
の駆動につき無端チエンを2ピッチづつ走行させるよう
にしてもよい。
この物品貯留装置S側には、ログ切断機Rで製作された
製品ログX,X・・が物品供給装置2によって供給され
るようになっている。この物品供給装置2は、製品ログ
X,X・・をログ切断機Rの出口から物品貯留装置Sの
物品投入位置Aまで搬送するコンベア21と、該コンベ
ア21上の物品通路を開閉して物品投入位置Aに製品ロ
グを所定個数づつ間欠的に供給するための通路開閉装置
22と、物品投入位置Aの所定位置に所定個数の製品ロ
グからなる物品群Yを停止せしめるためのストッパー部
材23とを備えている。
コンベア21は、この実施例ではログ切断機Rの出口か
ら製品ログ貯留装置Sの入口直前位置まで張設された基
側コンベア21aと該基側コンベア21aの終端から製
品ログ貯留装置S内の物品投入位置Aまで張設された先
側コンベア21bとに2分割されている。
通路開閉装置22は、第2図に示すように物品投入位置
Aの直前(基側コンベア21aの終端寄り)において1
単位の個数(合計8個)の物品群Yの長さだけ離間(間
隔E)させた2位置にそれぞれシリンダ押圧式の第1開
閉部材24と第2開閉部材25を設置しており、物品投
入位置Aの入口直前において製品ログXの通行を停止さ
せるときには第1開閉部材24を閉じ(第2開閉部材2
5は開く)、物品投入位置A側(先側コンベア21b
側)に所定個数(8個)の製品ログX,X・・(物品群
Y)を供給するときには第2開閉部材25を閉じた後に
第1開閉部材24を開けば両開閉部材24,25間にス
トックされていた合計8個の製品ログX,X・・が一列
状態のまま物品投入位置Aまで搬送されるようになって
いる。又、この通路開閉装置22は、コントローラから
の指令により、物品投入装置3が1回作動するごとに1
単位の物品群Yを1回づつ物品投入位置A側に供給する
ようになっている。物品投入位置A側に搬送された1単
位の個数の物品群Yは、その先頭の製品ログXがストッ
パー部材23に衝合することによって先側コンベア21
bの終端部(物品投入位置A)において停止せしめら
れ、該物品投入位置Aで一時的に待機せしめられる。
又、先側コンベア21bの終端部近傍には、物品群Yの
先頭がストッパー部材23まで達したことを検知する光
電管29(第4図)が設置されており、該光電管29か
らの信号を受けてコントローラにより後述する物品投入
装置3の回転駆動装置33を作動せしめるようになって
いる。尚、コンベア21における物品投入位置A(ガー
ド兼押し出し部材31の設置部分)以外の部分には製品
ログXがコンベア21上から転落するのを防止するため
の固定ガード部材26,26(第2図、第4図)が設け
られているが、該コンベア21の物品投入位置A部分に
は、次に説明する物品投入装置3の押し出し部材31が
回転する際の障害となるために固定ガード部材は設けら
れていない。
物品投入装置3は、物品投入位置Aにおいてコンベア2
1上に一列状態で搬送されてくる物品群Yの左右両側部
の外側をそれぞれガードするとともにコンベア21上に
ガードしていた物品群Yを物品投入位置Aに待機してい
る物品受け部材14内に押し出すことのできるガード兼
押し出し部材31と、物品群投入時にガード兼押し出し
部材31を回転させるための回転駆動装置33を備えて
いる。ガード兼押し出し部材31は、この実施例では、
第4図及び第5図に示すように1単位の物品群Yの全長
よりやや長い長さをもつ回転軸34の両端部に角度90
°間隔をもって放射状に延出する4つの腕36,36・
・を有する一対の側板35,35を取付ける一方、該両
側板35,35の相互に対向する各腕36,36間にそ
れぞれ棒状ローラ製のガード部材32,32・・(合計
4本)を介設して構成されている。各ガード部材32,
32・・は、1単位の物品群Yの全長とほぼ同じかそれ
よりやや長い長さを有している。又、相互に隣接する2
本のガード部材32,32間の間隔は、製品ログXの直
径よりやや大きい程度の間隔とされていて、該両ガード
部材32,32間の隙間F〜Fを物品群Yが自由に
挿通し得るようになっている。このガード兼押し出し部
材31は、先側コンベア21bの終端部(物品投入位置
A)の直上方において該先側コンベア21bと平行に向
け、しかも該先側コンベア21b上を搬送されてくる物
品群Yが2つのガード部材32,32でガードされつつ
該両ガード部材32,32間の隙間(F〜F)内を
通行し得るようにして、回転軸34の両端部をそれぞれ
支持部材37,37に回転自在に軸支して取付けられて
いる。回転駆動装置33は、回転軸34の一端部に固定
した4つの爪38a,38a・・つきのラチェット板3
8と該ラチェット板38を操作するエアシリンダ39と
を有している。この回転駆動装置33は、コントローラ
からの信号を受けてエアシリンダ39が伸長するとその
先端に取付けている操作部材40がラチェット板36の
1つの爪38aを押圧して該ラチェット板36を介して
ガード兼押し出し部材31を角度90°だけ回転(第5
図において左回転方向)せしめるようになっている。
又、ガード兼押し出し部材31は、その静止状態におい
ては2つのガード部材32,32間の隙間(F
)部分が先側コンベア21bの直上方に正確に対応
するように位置決めされており、しかも各ガード部材3
2,32外面と先側コンベア21bの縁部との間の間隔
が製品ログXの直径より小さくなるように設計されてい
て、上記固定ガード部材26,26とガード兼押し出し
部材31側の2本のガード部材32,32とが小間隔
(製品ログXの1本当りの長さより短かい間隔)をもつ
連続するようにされている。従って通路開閉装置22部
分からコンベア終端側に搬送されてくる物品群Yは、固
ガード部材26,26によるガードが解除された直後に
ガード兼押し出し部材31側のガード部材32,32に
よってガードされるようになり、該物品群Y中の個別物
品Xが先側コンベア21b上から脱落することがなくな
り、しかも物品群Yの先端がストッパー部材23(第4
図)に衝合して該物品群Y全体が先側コンベア21bの
終端部において停止されている状態でも安定した姿勢に
保持される。
前記光電管29が、物品群Yの先頭がストッパー部材2
3に達したことを検知すれば、その信号がコントローラ
に伝達されて該コントローラからの信号により回転駆動
装置33のエアシリンダ39を操作し、それによってガ
ード兼押し出し部材31が第5図において角度90°だ
け左回転方向に回転せしめられる。そのとき、コンベア
上の物品投入位置Aに待機されていた物品群Yが、該物
品群Yをガードしていた2本のガード部材32,32の
うちの回転方向後行側のガード部材32により、案内板
30上を経て物品投入位置Aに待機している物品受け部
材14側に押し出されて該物品受け部材14の受け皿部
17内に投入されるようになっている。このとき、物品
群Yを押し出すガード部材32は、該物品群Yの全製品
ログX,X・・に接触してそれぞれ同時に押圧するよう
になり、該全製品ログX,X・・を確実に物品受け部材
14内に投入させることができるようになる。
このように、この物品投入装置3によれば、物品投入位
置Aにおいて物品群Yのガード作用と該物品群Yの押し
出し作用とを単一のガード兼押し出し部材31で兼用し
て行わせることができ、又該ガード兼押し出し部材31
を回転式に操作するようにしているので、物品群Yの押
し出し操作時には物品群Yをガードしていた2つのガー
ド部材32,32のうちの一方のガード部材32で物品
群Yを押圧するとともに他方のガード部材32は物品群
Yの移動の邪魔にならない位置に退避するようになり、
1つの回転操作でガード退避動作と物品押し出し動作を
同時に達成させることができる。尚、符号18は邪魔板
で、該邪魔板18は物品投入位置Aにある物品群Yを物
品受け部材14側に押し出したときに、物品X,X・・
が該物品受け部材14を飛び越えて向う側に脱落するの
を防止するためのものである。
物品排出位置Bは、第3図に示すように枠組9の下半部
の右側寄り位置において無端チエン13,13が横向き
に走行する部分に形成されており、該物品排出位置Bに
は、物品付け部材14に保持されている物品群Yを該物
品受け部材14から排出させるための物品排出装置4が
設けられている。この物品排出装置4は、第6図及び第
7図に示すように、物品排出側駆動装置12の休止時に
おいて物品排出位置Bにある物品受け部材14の揺動片
15に衝合可能な衝合部材42を操作装置(エアシリン
ダ)41で押し引き操作することにより、該物品排出位
置Bにある物品群入り物品受け部材14全体を傾動させ
てその物品受け部材14に保持されている物品群Yを排
出させるように構成されている。この実施例の物品排出
装置4では、後工程の包装機T側に製品ログXを2列状
態で搬送するようにするために、物品排出位置Bにある
2つの物品受け部材14,14を同時に操作するように
しており、1つのエアシリンダ41で2つの衝合部材4
2,42を操作するようにしている。そして、エアシリ
ンダ41の縮小状態では、各衝合部材42,42をそれ
ぞれ物品受け部材14,14に対して干渉しない非干渉
位置に位置せしめ、又エアシリンダ41の伸長時には各
衝合部材42,42が各物品受け部材14,14をそれ
ぞれ傾動せしめて内部に保持している各物品群Y,Yを
自然落下せしめる傾動位置まで移動操作されるようにな
っている。各衝合部材42,42は、平面三角形状のも
のが採用されており、該各衝合部材42,42のそれぞ
れ第1の角部を、エアシリンダ41によって進退せしめ
られる移動プレート47に、隣接する2つの物品受け部
材14,14間の間隔と等間隔をもって回動自在に枢着
(枢支部43)されている。又、この各衝合部材42,
42は、エアシリンダ41の伸張動作にともなって該衝
合部材42の第2の角部に設けたローラ45がカムフロ
ア48のカム面49,49を摺動して該衝合部材42の
揺動片押圧部となる第3の角部44が無端チエン走行時
に揺動片15の通行帯G(第6図)の内外に出没し得る
ようにしている。即ち、第6図に示すようにエアシリン
ダ41の縮小時には、スプリング46,46に付勢され
て各衝合部材42,42のローラ45,45がカム面4
9,49の底面49aに接していて、各衝合部材42,
42の押圧部44,44が揺動片通行帯Gより外側に没
入しており、エアシリンダ41が伸長せしめられると、
ローラ45,45がカム面49,49の傾斜面49bを
昇って頂面49cに接し(衝合部材42,42が符号4
2′の位置)、そのとき押圧部44,44が各揺動片1
5,15の手前側において揺動片通行帯Gより内側に突
出し、その状態でエアシリンダ41がさらに伸長する
(衝合部材42,42が符号42″の位置まで移動す
る)と各押圧部44,44がそれぞれ揺動片15,15
を押圧して該各揺動片15,15を第7図において符号
15′で示すように傾動させ(受け皿部も符号17′の
位置まで弧回動される)、受け皿部17,17上に保持
していた各物品群Y,Yをそれぞれその下方に設けた物
品仮受け装置6,6(後述する)上に転出させるように
している。尚、エアシリンダ41は伸長した後、直ちに
縮小動作し、そのとき各衝合部材42,42はスプリン
グ46,46に付勢されて各押圧部44,44が揺動片
通行帯Gより外側に没入する位置まで回転される。この
物品排出装置4では、上記のように停止している物品受
け部材14を衝合部材42で押圧傾動させて、受け皿部
17上に保持されている物品群Yを転出させるようにし
ているので、物品受け部材14がその場(定位置)で傾
動されるようになり、受け皿部17上の物品群Yを常に
定位置に落下させることができるようになる。尚、受け
皿部上の物品群を排出させる際に、これとは逆に、物品
受け部材側を連続移動させてその揺動片を固定された衝
合部材に衝合させることによって該物品受け部材を傾動
させるようにして行う場合には、各物品受け部材ごとに
物品群が転出する時期にずれが生じることがあり、物品
受け部材が連続移動されていることにより物品群の落下
位置が定まらなくなったり、又このように複数個の製品
ログからなる物品群を排出する場合には各製品ログごと
に転出時期が異なることがあって各製品ログごとに落下
位置がずれることがあるという問題が生じる。このよう
に物品群ごとの落下位置あるいは各製品ログごとの落下
位置にずれが生じると、それを受ける物品受け口の幅を
大きくする必要があり、物品受け材の設置スペースが大
きくなる。
物品排出位置Bの直下には、第7図及び第8図に示すよ
うに2つの物品受け部材14,14からそれぞれ排出さ
れる各物品群Y,Yを包装機T側に通じるコンベア71
上に落下させる前に一時的に仮受けするとともに該物品
群Yの各製品ログX,X・・を順次時間差をもって落下
させるための物品仮受け装置6,6が設置されている。
この各物品仮受け装置6,6は、各物品群Y,Yの落下
位置の直下近傍位置に設けた物品受け口部材61と、該
物品受け口部材61の底部開口62を各製品ログX,X
・・の長さ範囲づつ分割して開閉し得る複数個(物品受
け部材14から排出される1単位の個数の製品ログ数と
同数)の分割開閉装置(第1ないし第8開閉装置)63
A〜63Hとを有している。第1ないし第8の各開閉装
置63A〜63Hは、それぞれ1個の製品ログXを支持
し得る面積をもつシャッター板(65A〜65H)をそ
れぞれエアシリンダ(64A〜64H)によって物品受
け口部材61の底部開口62に出没させることによって
該底部開口62をそれぞれ1個の製品ログXの長さ範囲
づつ分割して個別に開閉できるようにしている。又、第
1ないし第8の各開閉装置63A〜63Hは、物品受け
口部材61の下方に張設されたコンベア71の走行方向
下手側(第8図において矢印L側)に位置するものか
ら、微少時間差(例えば0.4〜0.5秒差)をもって順次シ
ャッター板を開放動作せしめるようにしている。即ち、
この実施例では、第8図に示すように各開閉装置63A
〜63Hの各エアシリンダ64A〜64Hにそれぞれ伸
縮動作切換用の電磁弁66A〜66Hを設け、該各電磁
弁66A〜66Hを、コンベア71の走行方向下手側に
位置するエアシリンダ64A側から順次微少時間差をも
って縮小動作せしめるように作動する如くコントロール
している。尚、左右2つの物品仮受け装置6,6は、そ
れぞれの開閉装置が相互に同時に作動するようになって
いる。尚、第7図及び第8図において符号67はシャッ
ター板(65A〜65H)を水平姿勢のまま進退動作さ
せるためのガイドローラである。
この物品仮受け装置6,6は次のような作用がある。即
ち、上記物品排出装置4のエアシリンダ41が伸縮作動
せしめられると、物品排出位置Bにある2つの物品受け
部材14,14に保持されていた各物品群Y,Yがそれ
ぞれ物品仮受け装置6,6の物品受け口部材61,61
内に投入され、そのとき物品群Yの各製品ログX,X・
・はそれぞれ開閉装置63A〜63Hの各シャッター板
65A〜65H上に載置されるようになり、該物品群Y
が各シャッター板65A〜65H上に載置された後に、
物品仮受け装置6,6の各開閉装置63A〜63Hがコ
ンベア71の走行方向下手側(矢印L側)に位置する開
閉装置63A側から順に微少時間差をもってシャッター
板を開放動作していく。このようにコンベア71上に矢
印L側に位置する開閉装置63A側のシャッター板65
Aから順に開放されていくと、物品受け口部材61内に
仮保持されている物品群Yのうち、矢印L側に位置する
製品ログXから順次コンベア71上に落下していき、そ
のコンベア上に落下した製品ログXが次の開閉装置が開
放動作するまでの時間差分だけコンベア71上に乗って
走行方向下手側へ搬送されることとなり、次の製品ログ
Xがコンベア71上に落下したときには先行の製品ログ
Xが第8図において距離Hだけ下手側に移動されてお
り、順次同様に後続の製品ログXがコンベア71上に落
下するときには先に落下した製品ログXが距離Hだけ移
動しているので、各製品ログX,X・・がコンベア71
上で相互に重合することがなくなる。尚、この物品仮受
け装置6を設けない場合には、物品受け部材14から排
出される物品群Yの各製品ログX,X・・が同時に直接
コンベア71上に落下し、そのとき隣接する製品ログ
X,Xの一部が相互に重合することがある。そのように
製品ログX,Xが重合したまま包装機T側に搬送される
と、該包装機Tにおいて袋詰め不能となって袋詰め作業
が中断するというトラブルが発生するが、上記した本願
実施例の如く、物品仮受け装置6を設けることによりこ
のようなトラブルを未然に解消できる。
物品仮受け装置6,6部分からコンベア71上に落下し
た各製品ログX,X・・は、順次包装機T側に搬送され
てそこで所定個数づつ袋詰めされて最終製品となる。
この製品ログ貯留装置Sは、連続製造ラインを構成する
ログ切断機Rと包装機Tの間に設置されるが、ログ切断
機Rと包装機Tとがそれぞれ正常運転されているとき
(ログ切断機の製品ログ製造スピードと包装機の製品ロ
グ袋詰め処理スピードとが同じ)には、ログ切断機R側
から製品ログ貯留装置Sに受け入れる製品ログ数と製品
ログ貯留装置Sから包装機T側に排出する製品ログ数は
同数となるように、物品受入側駆動装置11の駆動速度
(物品受入側無端チエンの走行速度)と物品排出側駆動
装置12の駆動速度(物品排出側無端チエンの走行速
度)を相互に等速度に設定する。尚、物品排出側におい
ては2つの物品受け部材14,14から同時に物品群を
排出させるようにしているので、物品排出側の無端チエ
ン13が2ピッチ走行するたびに物品排出装置4が1回
作動させるようにすればよい。ところで、長時間運転し
ていると、ログ切断機Rと包装機Tのうちのいずれか一
方の運転を中断させなければならない場合があるが、例
えば刃物取換えなどのためにログ切断機Rの運転を中断
した場合には、物品排出側駆動装置12を駆動させたま
まで物品受入側駆動装置11の駆動が中断される(尚、
物品受入側駆動装置11は製品ログXの供給がストップ
すれば自動的に作動しなくなる)。すると貯留装置S側
には新しく製品ログの受入れはないものの、受け部材循
環装置1内にストックされていた製品ログX,X・・を
そのまま通常通り排出させることによって包装機Tの運
転を停止させることなく連続して運転することができ
る。そしてログ切断機Rの修繕後に該ログ切断機Rの運
転が再開されると物品受入側駆動装置11も駆動が再開
され、受け部材循環装置1内に物品群Yが受入れられ
る。尚、物品群Yの受入れが再開された頭初は、受け部
材循環装置1内にストックされている物品群Yが減少し
ており、該受け部材循環装置1内に所定の標準数の物品
群Yが貯留されるまでは物品受入れ量を物品排出量より
多くするとよい。(例えばログ切断機Rのログ切断スピ
ードを一時的に速くして製品ログ貯留装置側への製品ロ
グ供給量を増大させる)。逆に包装機Tの運転が中断し
たときには、物品排出側駆動装置12の駆動を停止さ
せ、受け部材循環装置1内の余剰貯留部分が充満するま
ではログ切断機Rを連続運転させることができる。尚、
包装機Tの運転が中断されると受け部材循環装置1内へ
の物品受入れ量が増大するが、包装機の運転再開頭初に
該包装機の袋詰めスピードを通常スピードより速めれば
受け部材循環装置1内の物品ストック量を適正水準に戻
すことができる。
このように、ログ切断機Rと包装機Tの間に製品ログ貯
留装置Sを介設すると、ログ切断機R又は包装機Tのい
ずれか一方の運転が中断した場合でも、製品ログ貯留装
置S部分で物品の出し入れが調節できるので、他方の機
械をそのまま連続運転させることができ、製造効率が良
好となる。
(考案の効果) 本考案の物品貯留装置は、物品排出側駆動装置12とし
て、無端チエン13,13を所定ピッチづつ間欠的に走
行させる間欠駆動式のものを採用し、物品排出位置Bに
おいて停止中の物品群入り物品受け部材14を物品排出
装置4により傾動排出操作し得るようにしているので、
物品受け部材14内に保持されている1単位の数の物品
X,X・・を同時に且つ定位置において排出させること
ができ、該各物品X,X・・を狭い範囲に集約させて排
出させることができる。従って、排出される各物品X,
X・・を受けるための物品受け口を小さくすることがで
きるので物品受け部材の設置スペースを小さくできて装
置全体のコンパクト化を図ることができるという効果が
ある
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例にかかる物品貯留装置を備えた
袋詰めロールペーパー製造用の全体製造ラインの概示
図、第2図は第1図の製造ライン中に使用されている本
考案実施例の物品貯留装置の正面図、第3図は第2図の
左側面図、第4図は第2図及び第3図の物品貯留装置に
使用されている物品投入装置部分の斜視図、第5図は第
4図のV−V断面図、第6図は第2図及び第3図の物品
貯留装置に使用されている物品排出装置部分の平面図、
第7図は第6図のVII−VII矢視図、第8図は第7図のVI
II−VIII矢視図、第9図は従来の袋詰めロールペーパー
製造用の全体製造ラインの概示図、第10図は第9図に
使用されている長尺ログ貯留装置の側面図である。 1……受け部材循環装置 2……物品供給装置 3……物品投入装置 4……物品排出装置 5……長さ調節機構 6……物品仮受け装置 9……枠組 11……物品受入側駆動装置 12……物品排出側駆動装置 13……無端チエン 14……物品受け部材 21……コンベア 22……通路開閉装置 23……ストッパー部材 24……第1開閉部材 25……第2開閉部材 31……ガード兼押し出し部材 32……ガード部材 33……回転駆動装置 41……エアシリンダ 42……衝合部材 A……物品投入位置 B……物品排出位置 C……物品貯留部 D……物品空部 R……ログ切断機 S……製品ログ貯留装置 T……包装機 X……製品ログ Y……物品群

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平方向に所定間隔をもって配置された一
    対の無端チエン(13,13)間に複数個の物品(X,
    X・・)を一列に並べた状態で保持できる長さをもつ物
    品受け部材(14,14・・)を前記無端チエン(1
    3,13)に対して揺動自在なる如くしてしかも該無端
    チエン長さ方向に所定等間隔をもって多数個介設し、前
    記無端チエン(13,13)を物品受入側駆動装置(1
    1)及び物品排出側駆動装置(12)により駆動して前
    記各物品受け部材(14,14・・)を、物品製造機
    (R)から連続して供給される所定個数の物品(X,X
    ・・)を1単位とする物品群(Y)を該物品受け部材
    (14)内に投入する物品投入位置(A)と該物品受け
    部材(14)内に保持されている物品群(Y)を物品受
    け部材(14)から排出する物品排出位置(B)との間
    で循環せしめ、さらに前記無端チエン(13,13)に
    おける物品投入位置(A)から無端チエン走行方向下手
    側を巡って物品排出位置(B)に至る長さ範囲を物品貯
    留部(C)とし且つ該無端チエン(13,13)におけ
    る物品排出位置(B)から無端チエン走行方向下手側を
    巡って物品投入位置(A)に至る長さ範囲を物品空部
    (D)としてしかも前記物品貯留部(C)と前記物品空
    部(D)との長さを長さ調節機構(5)によって相対変
    化可能なる如くする一方、物品供給装置(2)によって
    前記物品投入位置(A)まで供給された物品群(Y)を
    物品投入装置(3)によって順次空の物品受け部材(1
    4,14・・)内に投入して、前記物品貯留部(C)に
    位置する各物品受け部材(14,14・・)内にそれぞ
    れ物品群(Y,Y・・)を保持させ、又該各物品受け部
    材(14,14・・)内に保持された物品群(Y)を物
    品排出位置(B)において物品排出装置(4)により順
    次包装機(T)側へ排出し得るようにした物品貯留装置
    であって、前記物品排出側駆動装置(12)は、前記無
    端チエン(13,13)を所定ピッチづつ間欠的に走行
    させる間欠駆動式のものを採用しているとともに、前記
    物品排出装置(4)は、物品排出位置(B)において停
    止中の物品入り物品受け部材(14)に衝合する衝合部
    材(42)と、該衝合部材(42)を、前記物品排出位
    置(B)を通行する物品受け部材(14)に対して干渉
    しない非干渉位置と該物品排出位置(B)において停止
    中の物品受け部材(14)を該物品受け部材(14)内
    の物品(X,X・・)が自然落下する傾動位置まで押圧
    する押圧位置との間で移動操作せしめる操作装置(4
    1)とを備えていることを特徴とする物品貯留装置。
JP15014788U 1988-11-16 1988-11-16 物品貯留装置 Expired - Lifetime JPH066093Y2 (ja)

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JPH0269606U JPH0269606U (ja) 1990-05-28
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