JPH0659654B2 - 未加硫ゴム押出成形品の連続加硫装置 - Google Patents

未加硫ゴム押出成形品の連続加硫装置

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JPH0659654B2 JP63249104A JP24910488A JPH0659654B2 JP H0659654 B2 JPH0659654 B2 JP H0659654B2 JP 63249104 A JP63249104 A JP 63249104A JP 24910488 A JP24910488 A JP 24910488A JP H0659654 B2 JPH0659654 B2 JP H0659654B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、押出成形機より押出された未加硫ゴム押出成
形品をマイクロ波エネルギーと熱風エネルギーを利用し
て連続的に発泡加硫させ、特に均質の発泡状態を有する
形状の発泡体ゴムを製造する装置に関する。
「従来の技術」 従来から、未加硫ゴム押出成形品を連続して発泡加硫さ
せて発泡成形品として発泡体ゴム(以下「スポンジゴ
ム」という)を製造する場合、押出成形機より押出され
た被加熱ゴムの発泡加硫工程において、マイクロ波及び
熱風エネルギーを使用して連続的に均一加熱する装置が
一般に用いられている。
また、押出成形機より押出された被加熱ゴムの加硫成形
品(以下「ソリッドゴム」という)も上記同様の装置に
より製造される。
第7図はこの種の未加硫ゴム押出成形品の連続加硫装置
(以下「加硫装置」という)の代表的な構成図である。
加硫装置50は押出成形機11、マイクロ波加熱炉5
1、二次加熱炉48及び連続引取機16から構成されて
いる。
押出成形機11の供給口17より投入された原料は、シ
リンダ18内でモータ19により回転駆動されるスクリ
ュー20によって成形ダイス21に移送される。
続いて、成形ダイス21から押出された細長形の未加硫
ゴム押出成形品22(以下「押出ゴム22」という)は
マイクロ波加熱炉51及び二次加熱炉48の各ベルトコ
ンベア49により移送され、連続引取機16で引取られ
る。
上記工程の間に、押出ゴム22がマイクロ波加熱炉51
内でマイクロ波発振機24より発生したマイクロ波エネ
ルギーと、ヒーター27及び送風機28からなる熱風発
生機による熱風エネルギーを受けて適正な加硫温度まで
急速に昇温する。さらに、二次加熱炉48では、押出ゴ
ム22が熱風発生機による熱風エネルギーを受けて加硫
温度を保ちつつ加硫反応が終了する。
マイクロ波加熱炉51及び二次加熱炉48に備えるベル
トコンベア49は共に同じ構成のもので、モータ36の
回転制御によって任意の速度に調整され、これらは、押
出成形機11の押出速度に合せて同じ搬送速度となるよ
うに調整されている。
ところで、押出ゴム22がソリッドゴムを対象とする場
合は、加硫反応させるのみであるから、上記のように各
ベルトコンベア49は共に押出成形時の押出速度に同調
させればよいが、発泡成形品となるスポンジゴムを生産
する場合は、加硫反応に加えて発泡反応が起きるため、
押出ゴム22が膨張によって伸長し、その結果、各ベル
トコンベア49を上記のように同一速度としたのでは生
産されたスポンジゴムの形状が変形してしまうという問
題がある。
この問題を解決するために、実際にはスポンジゴムを生
産する場合は、マイクロ波加熱炉以後に配置する二次加
熱炉のベルトコンベア49は搬送方向に並べた数本のベ
ルトに分割し、分解した各コンベアの素度を搬送方向に
したがって順次増加させる構成として、発泡反応の膨張
による伸びを伴って搬送し、生産されたスポンジゴムの
形状を均一に保つようにしてある。
「発明が解決しようとする課題」 上記のように加硫装置50においては、押出成形機11
より押出された熱を持った押出ゴム22が直接にマイク
ロ波加熱炉に搬入されて加熱されるわけではなく、ベル
トコンベアなどの搬送機構を介してマイクロ波加熱炉へ
搬入されるため、スポンジゴムを製造する上で次の3点
の問題があある。
第1の問題点は、ベルトコンベア49と接触している押
出ゴム22の部分がこのベルトコンベア49によって温
度低下を生ずることである。
これは、ベルトコンベア49と接触する押出ゴム22の
部分には、熱風発生機による熱風がベルトコンベア49
によって遮断されて有効に作用しないこと、また、ベル
トコンベア49は一旦外部に出てマイクロ波加熱炉に入
るため、ほぼ常温で押出ゴム22を送致することとな
り、押出ゴム22より熱を奪うことに原因する。
その上、ゴム、プラスチックなどの誘電体は温度上昇と
共に高周波損失が増大する傾向を持っており、また、マ
イクロ波は高周波損失の大きい方に選択的に吸収される
性質を有するため、マイクロ波加熱以前に押出ゴム22
に温度差が生じておれば、マイクロ波加熱時には偏加熱
が増々大きくなり、如何に均一なマイクロ波電場で加熱
を行なっても偏加熱はさけられないことになる。
一般にマイクロ波加熱炉51内では、150〜300℃
の熱風を併用したり、マイクロ波加熱炉51に入る直前
でベルトコンベア49の接触面となる押出ゴム個所を近
赤外線のエネルギーで予熱するなどの手段を講じて押出
ゴム22の均一加熱化を計っているが、ベルトコンベア
49が接触する押出ゴム22の部分はコンベアに対して
移動せずに同一個所となって加硫と発泡が進行するた
め、この影響による偏加熱を省くことできなかった。特
に、この現象は高発泡のスポジゴムを生産するときに顕
著に見られ、例えば、第8図(a)に示す如く、押出ゴ
ム22を均一な肉厚のホース状チューブに押出した場合
でも、第8図(b)に示すように大きく偏肉してしま
う。この現象はベルト接触部の数度の温度差でも発泡倍
率の違いによって発生し、また、長さ方向では直線状で
はなく大きく湾曲(キャンバー)してしまい良好なスポ
ンジゴム製品を生産することが難しい。
第2の問題点は、押出ゴム22が発泡反応によって断面
方向(径方向)に膨張して伸長する際、ベルトコンベア
49との摩擦抵抗に起因して生ずるスポンジゴム製品の
変形である。
押出ゴム22はマイクロ波加熱炉51でマイクロ波と熱
風のエネルギーを受けて昇温する。このとき、原料に配
合されている発泡剤が分解を始め、ガスが発生して発泡
体へと進行を開始し、二次加熱炉48でスポンジ状の押
出成形体となる。
しかしながら、ベルトコンベア49と接触している押出
ゴム22の部分には摩擦抵抗があるため、このゴム22
がスムーズに滑ることができず、例えば、押出成形機1
1からは第9図(a)に示すような正確な矩形断面の押
出ゴム22が押出された場合でも、第9図(b)に示し
たように扇状断面に変形する。
これは、発泡反応による膨張が自由な個所は正規な発泡
となるが、摩擦抵抗を受ける個所は膨張が抑制されるた
めである。具体的には、第9図上のL、R点、つまり、
ベルトコンベア49の左右側に当るところでは滑りが抑
制されるために、中央部c点が上方に伸び上げられるよ
うになって図示するように断面形状が湾曲する。
この現象はゴム原料の配合によって当然異なり、ゴム粘
度の低いゴムほど大きく顕著に表われる。現在、この滑
り抵抗を可能なかぎり少なくして変形を防止するため、
炭酸カルシウムの粉を付けたりしているが、粉塵による
作業環境の面から好ましくなく、また、充分な対策とは
言えない。
第3の問題点は、押出ゴム22の長さ方向の伸びによっ
て生ずる変形である。
この伸びは上記した断面方向の伸びよりも大きく、この
伸びによる変形を防止するためには、ベルトコンベア4
9上で発泡する押出ゴム22をいかに蛇行させないで搬
送させるかと言う点につきる。
したがって、ソリッドゴムを生産する場合のように、各
加熱炉の一体のベルトコンベア49ではその蛇行を防ぐ
ことができないため、既に述べたように、数本のベルト
コンベアに分解し、各々のコンベアを順次増速させ、押
出ゴム22を引っ張りぎみに搬送するようにし上記蛇行
を防止している。ベルトコンベアの分割数は押出ゴム2
2の発泡倍率によって異なるが、3〜6分割程度が一般
的である。
しかし、安定した良好なスポジゴムを生産するには、各
ベルトコンベア49、引取機16の速度、温度条件など
の調整に高度の熟練を要し、また、歩留まりの点、ゴム
自身の自重による変形からくる形状の限界があり、現在
の加硫装置の設備では問題が多い。
そこで、本発明の目的は上記した問題点を解決し、均一
の形状で安定したスポンジゴムの生産が可能な加硫装置
を開発することにある。
「課題を解決するための手段」 本発明は上記課題を解決するため、第1の発明として、
マイクロ波の照射及び熱風により未加硫ゴム押出成形品
を連続に加硫、発泡させる装置において、マイクロ波加
熱炉内及び二次加熱炉内、未加硫ゴムの押出成形品を搬
送させる多数の搬送ローラを搬送方向に沿って順次所定
の間隔で配置すると共に、これら搬送ローラ各々には各
々の加熱炉内でモータ駆動されるチエーンまたは歯付ベ
ルトによって一連に回転駆動するスプロケツトを軸支
し、未加硫ゴム押出成形品が発泡反応によって変形する
搬送路部所に位置する搬送ローラをそのスプロケツトの
歯数を変えて回転速度を変える構成としたことを特徴と
する未加硫ゴム押出成形品の連続加硫装置を提案する。
第2の発明として、マイクロ波の照射及び熱風により未
加硫ゴム押出成形品を連続に加硫、発泡させる装置にお
いて、マイクロ波加熱炉内及び二次加熱炉内、未加硫ゴ
ムの押出成形品を搬送させる多数の搬送ローラを搬送方
向に沿って順次所定の間隔で配置すると共に、未加硫ゴ
ム押出成形品が発泡反応によって変形する搬送路部所に
位置する搬送ローラのローラ径を変え、多数の搬送ロー
ラを同じ回転数で駆動する構成としたことを特徴とする
未加硫ゴム押出成形品の連続加硫装置を提案する。
第3の発明として、マイクロ波の照射及び熱風により未
加硫ゴム押出成形品を連続に加硫、発泡させる装置にお
いて、マイクロ波加熱炉内及び二次加熱炉内に、未加硫
ゴムの押出成形品を搬送させる多数の搬送ローラを搬送
方向に沿って順次所定の間隔で配置すると共に、未加硫
ゴム押出成形品が発泡反応による膨張が大きい部所の一
定の範囲に配列された各搬送ローラを搬送方向に沿って
順次低く配置して未加硫ゴム押出成形品の搬送路を水平
面より所定の角度で傾斜させる構成としたことを特徴と
する未加硫ゴム押出成形品の連続加硫装置を提案する。
「作 用」 押出成形機から押出された未加硫ゴム押出成形品はマイ
クロ波加熱炉及び二次加熱炉の加熱室内を搬送ローラに
よって移送され、この間にマイクロ波エネルギーと熱風
エネルギーにより加硫反応と発泡反応が行なわれる。
そして、発泡反応が生ずる搬送炉部所の搬送ローラがス
プロケツトの歯数にしたがつて回転速度を変え、また、
スプロケツト径にしたがって周速を変えるので、発泡反
応による伸びに応じて未加硫ゴム押出成形品が搬送さ
れ、均一の形状の製品が得られる。上記工程では、押出
された未加硫ゴム押出成形品が回転する搬送ローラの面
上を次々と移って搬送されるため、各搬送ローラと接し
ている時間が瞬時となり、また、前段の搬送ローラから
次段の搬送ローラに乗り移る間発泡による伸びが自由に
なる。
このことから、未加硫ゴム押出成形品の断面方向に伸び
が平均した膨張となる。
また、各搬送ローラ間では未加硫ゴム押出成形品がロー
ラに対して非接触となるから、マイクロ波加熱する上に
も、熱風加熱する上にも搬送機構によって熱が奪われず
偏加熱を起すことがなく、その上、各搬送ローラは加熱
炉内にあるので、熱風の雰囲気温度まで昇温されてお
り、各搬送ローラから未加硫ゴム押出成形品に対して熱
を与える傾向に働く。その結果、加熱むらから生ずる発
泡むらが生ぜず、生産されたスポンジゴムに形状のバラ
ツキがない。
また、発泡反応による膨張が最も大きい部所の各搬送ロ
ーラを水平面より、例えば、15〜45度範囲内で搬送
方向に沿って順次低くなるように構成すれば、未加硫ゴ
ム押出成形品の自重の影響が少なくなり発泡反応による
長さ方向の伸びが均一となり、未加硫ゴム押出成形品が
蛇行なしに全体が直線状に伸びる。
「実施例」 次に、本発明の実施例について図面に沿って説明する。
第1図は第1実施例を示す加硫装置の構成図である。
本加硫装置10は押出成形機11、マイクロ波加熱炉1
2、NO.1二次加熱炉13、NO.2二次加熱炉1
4、NO.3二次加熱炉15及び連続引取機16から構
成されている。
上記構成において、押出成形機11、連続引取機16は
第7図に示した従来例のものと同じ構成であり、また、
同様にマイクロ波加熱炉12のマイクロ波発振器24、
NN.1〜NO.3の二次加熱炉の熱風発生機は従来例
に示したマイクロ波加熱炉51、二次加熱炉48に用い
られているものと同じ構成である。
したがつて、従来例に示した部所と同じ構成の部所は同
一符号を付し、既に従来例にて説明した個所は省略す
る。
第2図はマイクロ波加熱炉12の正面図、第3図は第2
図上のA−A線に沿って切断した簡略断面図である。
この図のように、マイクロ波加熱炉12はマイクロ波発
振器24、導波管25、加熱室26、ヒータ27と送風
機28からなる熱風発生機、搬送ローラ駆動機構29な
どから構成してある。
マイクロ波発振機24は別設されており、導波管29を
通じて加熱室26内に、その上部からマイクロ波エネル
ギーを照射する。
加熱室26は第2図において左側面から右側面に貫通す
るトンネル状の室で、左右側面に近接する部所は外部へ
の導波漏洩を防ぐため狭い空間である入口26a、出口
26bを形成し、加熱室26の全周囲は保温部材による
保温壁30で囲まれている。
また、加熱室26の天井中央にはマイクロ波エネルギー
を照射するための導波管25の先端25aが接続してあ
り、加熱室26の底面には、熱風通路31に通じる2ケ
所の熱風口31a,31bが設けてある。
さらに、加熱室26は、正面中央に保守点検用の扉32
が取付けられ、この扉32は支持軸金具32a,32b
を支点としてハンドル32c,32dによって手前に開
閉自在にしてある。
なお、加熱室26は架台33上に固定されており、架台
33は底面に取付た固定金具33aによって地面に固定
される。
ヒータ27は、その内部に設けた電熱ヒータエレメント
27a,27bへの給電によって熱を発生させるもの
で、この熱エネルギーは、送風機28によって熱風通路
31を経て熱風口31a,31bから加熱室26に放出
される。
なお、ヒータ27、熱風通路31は加熱室26と同窓に
保温部材により囲まれている。
また、ヒータ27及び送風機28からなる熱風発生機は
架台33の底面上に固定される。
搬送ローラ駆動機構29は、本実施例においては18個
の搬送ローラユニット34と、チエーン35、モータ3
6などから構成してある。
搬送ローラユニット34は搬送ローラ23、カップリン
グ39、スプロケット37などからなり、このユニット
34が加熱室26のトンネルの長手方向と直交する方向
に、トンネルの入口26aから出口26bにかけて一定
の間隔で加熱室26の底面上に18個配設され、さら
に、各々の搬送ローラユニット34に備える搬送ローラ
23は加熱室26に位置させ、スプロケット37は加熱
室26の外部(第2図の裏面側)に設けてある。
すなわち、搬送ローラ23の両側のシャフト23a、2
3bは加熱室26の底面より立ち上らせた一対の支持具
38a、38bの軸受に軸支し、搬送ローラ23の一方
のシャフト23bがカップリング39を介して外部シャ
フト40と連結している。
さらに、この外部シャフト40はマイクロ波シール41
を経て加熱室26の外側部の第1回転軸受42、第2回
転軸受43を貫通してスプロケット37に連結してい
る。
したがって、スプロケット37が回転すれば、搬送ロー
ラ23を回転することができる。
なお、搬送ローラ23は、金属性の円柱表面にテフロン
チューブの被覆加工を施したもので、ゴム材がローラ表
面に付着して汚れないように配慮してある。
また、各々の搬送ローラユニット34の搬送ローラ23
の間隔は100〜180mmとしてある。
第4図は搬送ローラ駆動機構29の説明図である。この
図は、マイクロ波加熱炉12の裏側から見た図で、図示
する左側のスプロケット37−18がトンネルの出口26
b側、右側のスプロケット37−1がトンネルの入口2
6a側に各々位置し、合計18個のスプロケットが所定
間隔で配置してある。
これらスプロケット37−1〜37−18にはモータ36
の回転歯車36aを経てチエーン35が掛けられてい
る。
したがって、モータ36が回転するとチエーン35が図
示矢印方向に移行し、モータ36の回転数に比例してス
プロケット37−1〜37−18を連動回転させる。
ここで、スプロケット37−1〜37−18の歯数が同数
であれば、スプロケツトは全て同一の回転数となり、特
定のスプロケットの歯数を増加させれば、歯数に比例し
て該当するスプロケット37の回転数が増加する。
また、スプロケット37は個々独立に歯数の異なるスプ
ロケット37に容易に交換できるようになっている。
すなわち、加硫と発泡とが起る部所では、発泡反応によ
る押出ゴム22の伸びを伴って搬送できるように搬送ロ
ーラユニット34毎に各スプロケット37の歯数を定
め、該当する搬送ローラユニット34毎に定められた歯
数のスプロケット37を取付ける。
なお、複数の搬送ローラユニット34を単位としたグル
ープを設け、各グループ毎に搬送ローラ23の回転数を
変えるように、スプロケット37を取付けてもよい。
また、押出ゴム22を同一速度で搬送する必要のある部
所では押出し時の押出ゴム22の速度と同一の速度とな
るようにスプロケット37の歯数を定め、この歯数のス
プロケット37を上記部所にある全部の搬送ローラユニ
ット34に取付る。例えば、マイクロ波エネルギーが与
えられるまでは押出ゴム22の発泡が少ないから、押出
成形機11とマイクロ波エネルギーを照射する位置との
間に配置した各搬送ローラは同一の回転速度とすること
ができる。
なお、モータ36は架台33の底面に設けた取付台33
b上に固定すると共に、チエーン35のガイド歯車44
及びタルミ防止ガイド45が設けてある。
本実施例ではスプロケット37をチエーンによって回転
させているが歯付ベルトで回転させる構成でもよい。
次に、NO.1〜NO.3二次加熱炉13、14、15
について説明する。
これら二次加熱炉13、14、15は上記したマイクロ
波加熱炉12からマイクロ波発振器24と導波管25と
を除いた構成となっており、第1図で共通の符号で示し
たように加熱室26、ヒータ27と送風機28からなる
熱風発生機、搬送ローラ駆動機構29を備えている。
ただし、押出ゴム22の種類によって発泡反応による伸
びとその発生個所が異なるから、発泡反応による伸びに
応じて上記同様に搬送ローラ23の回転数を調整する必
要がある。
次に、以上のように構成した第1実施例の加硫装置10
の動作について説明する。
先ず、従来例で説明したように、押出成形機11の供給
口17からシリンダ18内に投入された押出ゴム22の
原料は、モータ19の回転駆動によるスクリュー20に
よって移送され成形ダイス21から成形され押出され
る。
押出成形機11から押出された細長形の押出ゴム22
は、搬送ローラ駆動機構29の搬送ローラ23の回転に
よって順次マイクロ波加熱室12、NO.1〜NO.3
二次加熱炉13、14、15の各加熱室26内を通過し
て連続引取機16で引き取られる。
成形工程において、マイクロ波加熱炉12の加熱室26
内では、押出ゴム22がマイクロ波発振器24からのマ
イクロ波の照射による内部発熱エネルギーと熱風発生機
からの熱風エネルギーにより適正な加硫温度まで急速に
加温される。
続いて、NO.1〜NO.3二次加熱炉13、14、1
5の各加熱室26内では、押出ゴム22が熱風発生機か
らの熱風エネルギーによって上記加硫温度を維持して加
硫反応が行なわれ、同時に発泡反応が行なわれる。
上記において、加硫反応工程だけの部所の各搬送ローラ
23は同一の回転としてあり、押出ゴム22は同一速度
で搬送される。また、加硫反応工程に加えて発泡反応工
程がある部所の各搬送ローラ23は発泡反応による押出
ゴム22の伸びを伴って搬送するように搬送方向に順次
回転数を増加させてあり、押出ゴム22の搬送速度が早
められる。これにより、押出ゴム22は発泡反応により
膨張して伸びても、その部所の押出ゴム22は搬送速度
が増加しているから、蛇行せずに良好な形状のスポンジ
ンゴムが生産される。
さらに、押出ゴム22は所定間隔に配置された各々の搬
送ローラ23を順次乗り移っていくので、各搬送ローラ
23との接触面で熱を奪われることが少なく偏加熱の原
因となる温度差の発生が軽減される。
その上、各搬送ローラ23間では押出ゴム22の伸びが
自由となり発泡反応による膨張が均一化される。
このように、第1実施例の加硫装置10により均一な形
状のスポンジゴムを生産することができる。
第5図(a)、(b)は第2実施例を示す加硫装置の搬
送ローラ部の説明図である。
第2実施例は第1実施例における搬送ローラ23の部分
を特殊形状としたもので、この部分以外は第1実施例と
同じ構成である。
すなわち、第1実施例では、円柱形状の搬送ローラ23
を使用しているが、第2実施例では第1実施例の搬送ロ
ーラ23に第5図(a)、(b)に示すスペーサリング
を一体的に設けた構成としてある。
第1実施例の加硫装置10では、押出ゴム22の形状に
起因して自重によってその形状の一部が垂れ下がり変形
してしまうことがある。このため、第2実施例では、搬
送ローラ23に設けたスペーサリングによって押出ゴム
22の垂れ下がり部分を保持する。
スペーサリングの形状は押出ゴム22の形状によって異
なり、第5図(a)、(b)はその一例を示すもので、
押出ゴム22は断面形状を示している。
第5図(a)はスポンジゴムを生産する場合を示し、搬
送ローラ23に設けたスペーサリング46aの周囲面が
回転して押出ゴム22の一部22aを保持する。
第5図(b)はソリッドゴムを生産する場合を示し、搬
送ローラ23の両側にスペーサリング46b、46cを
一体的に設け、スポンジゴムの場合と同じように押出ゴ
ム22の一部22b、22cを保持する。
このようにして押出ゴム22の自重により変形しやすい
形状のものでも、良好な形状とすることができる。
第6図は第3実施例を示す加硫装置の構成図である。
この加硫装置47は、第1実施例に示した本装置10に
おいて、NO.1、NO.2二次加熱炉13、14の搬
送ローラ23の配列方法を水平面より角度θ(例えば、
15〜45度)の範囲で図のように傾斜させることと
し、その他は第1実施例に示す本装置10とほぼ同じ構
成としてある。
第1実施例及び第2実施例においては、押出ゴム22が
水平に配列された搬送ローラ23上を搬送されていたた
め、比重が0.1前後の高発泡品であるスポンジゴムの
場合には単純な形状のものでも自重のため、変形を生じ
良好な形状とならなかった。
本実施例ではNO.1、NO.2二次加熱炉13、14
の搬送ローラ23上を移動する押出ゴム22の自重は垂
直方向に小さくなるから自重による変形が軽減される。
また、発泡反応による伸びに対しては搬送方向へ自重の
一部が均等に加えられるから蛇行現象が生じなく搬送方
向に直進する。
なお、第3実施例ではNO.3二次加熱炉48はベルト
コンベア49により押出ゴム22を搬送している。
これは、NO.1、NO.2二次加熱炉13、14にお
いて押出ゴム22の変形の起因となる発泡現象が終了
し、NO.3二次加熱炉48では押出ゴム22を同一速
度で搬送すればよいからである。ただし、NO.3二次
加熱炉48は搬送ローラ方式でも構わない。
最後に上記第3実施例の具体的なデータを上げて参考に
供することにする。
(1) 押出成形機、(株)三葉製作所製 * スクリュー径:φ70mm * 真空タイプ * ヘッド温度:50℃ (2) スポンジゴムの仕様 * ベースゴムポリマー:クロロプレンゴム * スポンジゴムの断面形状: 幅68mm×厚さ12mm(矩形) * スポンジゴムの比重:0.25 (3) マイクロ波加熱炉 * 出力:3.5KW * 周波数:2450±30MHz * 熱風温度:200℃ * 搬送ローラの条件 a)ローラ径:φ50mm b)ローラピッチ:150mm c)ローラ本数:25本 d)初段の搬送ローラと終段の搬送ロー ラまでの長さ:150×24=3600mm * ローラの速度:3m/min (4) 二次加熱炉 * NO.1二次加熱炉の条件 a)熱風温度:200℃ b)ローラ径:φ50mm c)ローラピッチ:150mm d)ローラ本数:12本 e)初段の搬送ローラと終段の搬送ロー ラまでの長さ:150×20=3000mm f)ローラの速度:3.6m/min * NO.2二次加熱炉の条件 a)熱風温度:200℃ b)ローラ径:φ50mm c)ローラピッチ:150mm d)ローラ本数:21本 e)初段の搬送ローラと終段の搬送ロー ラまでの長さ:150×20=3000mm f)ローラの速度:4.9m/min * NO.3二次加熱炉の条件 a)熱風温度:200℃ b)ベルトコンベア方式 c)ベルトコンベアの長さ: 8,000mm d)ベルトコンベアの速度: 5.2m/min (5) 連続引取機 * キャタビラ方式 * 取引速度:5.5m/min 以上、各実施例について説明したが、本発明を実施する
に際しては、各搬送ローラ23の回転数を変えずに、こ
れら各搬送ローラ23のローラ径を増減して搬送速度を
変える構成としてもよい。さらに、第1図〜第4図に示
す第1実施例の場合、押出ゴム22の形状が定まり伸び
がなくなることを条件にNO.3二次加熱炉15をベル
トコンベアの搬送機構に換えることも可能であり、ま
た、押出ゴム22の自重による変形を防ぐためにはマイ
クロ波加熱炉12を第3実施例同様に所定の角度で傾斜
させる構成とすることができる。
なお、本発明の連続加硫装置はソリッドゴムの生産にも
利用することができる。
「発明の効果」 上記したように、本発明は連続加硫装置の加硫、発泡工
程において押出し成形された未加硫ゴム押出成形品を搬
送する手段として所定間隔に配置した多数の搬送ローラ
を使用したので、マイクロ波と熱風によって加熱される
前に起る未加硫ゴム成形品の温度むらや、マイクロ波加
熱炉内で生ずる偏加熱の問題が解決され、その上、これ
ら搬送ローラを回転させるスプロケツトの歯数を変え、
また、搬送ローラのローラ径を変えることによって搬送
ローラの搬送速度を搬送方向に進むに連れて増速する構
成とすることにより、未加硫ゴム押出成形品の発泡によ
る伸びが抑制されることによって起るスポンジゴムの変
形が極めて少なく、押出成形機の形成ダイスによって決
められる形状とほぼ相似形の製品が効果的に生産される
と供に、高発泡のゴム製品について容易に生産すること
ができる。
また、比重が0.1前後の高発泡のスポンジゴムの生産
では、発泡反応による膨張が最も大きい部所の各々の搬
送ローラを水平面より所定角度で搬送方向に沿って順次
低くするように実施することによって、未加硫ゴム押出
成形品の自重による影響が少なくなり、生産が困難であ
った高発泡スポンジゴムでも偏肉したり、変形すること
なしに製造することが可能になる。
以上のように本発明の連続加硫装置は、未加硫ゴム押出
成形品の加硫製品はもとより発泡製品の製造に適し、し
かも、生産が困難とされていた特殊形状のゴム製品や高
発泡のゴム製品にも有効な加硫装置である。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例を示す連続加硫装置の構成図、第2
図はマイクロ波加熱炉の簡略的正面図、第3図は第2図
上のA−A線に沿って切断した簡略断面図、第4図は搬
送ローラ駆動機構の説明図、第5図(a)、(b)は第
2実施例を示す搬送ローラ部の説明図であって、第5図
(a)はスポンジゴムの場合、第5図(b)はソリッド
ゴムの場合を各々示す図、第6図は第3実施例を示す連
続加硫装置の構成図、第7図は従来例を示す連続加硫装
置の構成図、第8図(a)、(b)はスポンジゴムの偏
加熱の影響を説明する図であって、第8図(a)は押出
直後のスポンジゴムの断面図、第8図(b)は偏加熱の
影響を受けた後のスポンジゴムの断面図、第9図
(a)、(b)は摩擦抵抗の影響を説明するための図で
あって、第9図(a)は押出直後の未加硫ゴム成形品の
断面図、第9図(b)は発泡体となった後のスポンジゴ
ムの断面図である。 10……第1実施例の連続加硫装置 11……押出成形機 12……マイクロ波加熱炉 13……NO.1二次加熱炉 14……NO.2二次加熱炉 15……NO.3二次加熱炉 16……連続引取機 22……押出ゴム 23……搬送ローラ 24……マイクロ波発振器 26……加熱室 27……ヒータ 47……第3実施例の連続加硫装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 105:24

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マイクロ波の照射及び熱風により未加硫ゴ
    ム押出成形品を連続に加硫、発泡させる装置において、
    マイクロ波加熱炉内及び二次加熱炉内に、未加硫ゴムの
    押出成形品を搬送させる多数の搬送ローラを搬送方向に
    沿って順次所定の間隔で配置すると共に、これら搬送ロ
    ーラ各々には各々の加熱炉内でモータ駆動されるチエー
    ンまたは歯付ベルトによって一連に回転駆動するスプロ
    ケツトを軸支し、未加硫ゴム押出成形品が発泡反応によ
    って変形する搬送路部所に位置する搬送ローラをそのス
    プロケツトの歯数を変えて回転速度を変える構成とした
    ことを特徴とする未加硫ゴム押出成形品の連続加硫装
    置。
  2. 【請求項2】マイクロ波の照射及び熱風により未加硫ゴ
    ム押出成形品を連続に加硫、発泡させる装置において、
    マイクロ波加熱炉内及び二次加熱炉内に、未加硫ゴムの
    押出成形品を搬送させる多数の搬送ローラを搬送方向に
    沿って順次所定の間隔で配置すると共に、未加硫ゴム押
    出成形品が発泡反応によって変形する搬送路部所に位置
    する搬送ローラのローラ径を変え、多数の搬送ローラを
    同じ回転数で駆動する構成としたことを特徴とする未加
    硫ゴム押出成形品の連続加硫装置。
  3. 【請求項3】マイクロ波の照射及び熱風により未加硫ゴ
    ム押出成形品を連続に加硫、発泡させる装置において、
    マイクロ波加熱炉内及び二次加熱炉内に、未加硫ゴムの
    押出成形品を搬送させる多数の搬送ローラを搬送方向に
    沿って順次所定の間隔で配置すると共に、未加硫ゴム押
    出成形品の発泡反応による膨張が大きい部所の一定の範
    囲に配列された各搬送ローラを搬送方向に沿って順次低
    く配置して未加硫ゴム押出成形品の搬送路を水平面より
    所定の角度で傾斜させる構成としたことを特徴とする未
    加硫ゴム押出成形品の連続加硫装置。
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