JPH0659510B2 - 薄板状ワ−クの絞り金型装置 - Google Patents

薄板状ワ−クの絞り金型装置

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JPH0659510B2
JPH0659510B2 JP61255387A JP25538786A JPH0659510B2 JP H0659510 B2 JPH0659510 B2 JP H0659510B2 JP 61255387 A JP61255387 A JP 61255387A JP 25538786 A JP25538786 A JP 25538786A JP H0659510 B2 JPH0659510 B2 JP H0659510B2
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JP
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movable
punch
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mountain
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憲雄 中村
博也 宮岡
正二 桑原
優 工藤
俊樹 武田
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 A.発明の目的 (1) 産業上の利用分野 本発明は、薄板状ワークを絞り成形して、中央部の平坦
部と、平坦部の外方に位置して上方に***した第1山部
と、第1山部よりも***量を小さくして第1山部の外方
で上方に***するとともに平坦部とほぼ同一レベルにあ
る第2山部とを形成するための薄板状ワークの絞り金型
装置に関する。
(2) 従来の技術 従来、かかる装置では、ワークの外縁を保持した後、平
坦部、第1山部および第2山部を一度に成形するか、あ
るいは第1山部を絞り成形した後に平坦部および第2山
部を成形するのが一般的である。
(3) 発明が解決しようとする問題点 ところが、上記従来のものでは、第1山部の絞り成形途
中で金型に面当りしない引張り部でワークに絞りしわが
発生し、成形完了時にもこのしわを除去できず、商品性
を失うことがある。特にこの傾向は、アルミニウム板な
どの比較的軟質の材料から成るワークの絞り成形時に多
く見られるものであり、仮にしわを潰し得たとしても、
しわの形状が残存してしまう。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、し
わの発生を防止するようにした薄板状ワークの絞り金型
装置を提供することを目的とする。
B.発明の構成 (1) 問題点を解決するための手段 本発明は、平坦部、第1山部および第2山部の上面に対
応した形状の成形面とその成形面の外縁に連なるホルダ
面とを下面に有して昇降可能な上型と;成形面と協働し
て第1山部を成形すべく上型の下方に固定配置される固
定パンチと;成形面と協働して平坦部を形成すべく固定
パンチの内方で上下移動可能に配置されるとともに自然
な状態では固定パンチよりも上方に突出すべく上方に向
けて弾発付勢された第1可動パンチと;成形面と協働し
て第2山部を形成すべく固定パンチの外方で上下移動可
能に配置されるとともに自然な状態では自然な状態にあ
る第1可動パンチとほぼ同一レベルとすべく上方に向け
て弾発付勢された第2可動パンチと;ホルダ面と協働し
てワークの外縁を挟圧保持すべく第2可動パンチの外方
で上下移動可能に配置されるとともに自然な状態では自
然な状態にある第1および第2可動パンチよりも上方に
突出すべく上方に向けて弾発付勢されたブランクホルダ
と;を備える。
(2) 作 用 ブランクホルダ上にワークの外縁を載せて上型を降下す
ると、先ずワークの外縁がホルダ面およびブランクホル
ダ間で挟持され、さらに上型が降下することにより、第
1および第2可動パンチと上型の成形面とで、ほぼ同一
レベルの平坦部および第2山部が成形され、上型のさら
なる降下により固定パンチと成形面とで第1山部が成形
される。したがって金型に接触しない引張り部がワーク
に生じることはなく、しわの発生も防止される。
(3) 実施例 以下、図面により本発明の一実施例について説明する
と、先ず第1図において、この絞り金型装置は、上型1
および下型2を備えるものであり、予めブランキング加
工された金属製薄板状ワーク3が、下型2および上型1
の協働作用により絞り成形される。
すなわち第2図において、ワーク3は、中央部の平坦部
4と、その平坦部4を囲むようにして外方に位置する第
1山部5と、第1山部5の外方に位置する第2山部6と
を有するように絞り成形されるものであり、第1山部5
は***量を比較的大にして平坦部4の外縁から上方に隆
起し、第2山部6は***量を第1山部5よりも小さくし
て平坦部4とほぼ同一レベルとなるべく第1山部5の外
縁で上方に***する。しかも第2山部6の外方すなわち
ワーク3の外縁には、絞り成形完了後に切除されるべき
ブランク部7が設けられている。
上型1は、図示しない昇降駆動手段により昇降駆動され
るものであり、その下面には、ワーク3の絞り加工後の
平坦部4、第1山部5および第2山部6の上面に対応し
た形状の成形面8と、ワーク3のブランク部7に対応し
て成形面8の外縁に連設されるホルダ面とが形成され
る。しかも成形面8およびホルダ面9には合成樹脂コー
ティングが施される。
下型2は、固定の基台10と、上型1の成形面8と協働
して第1山部5を形成すべく基台10上に固定される固
定パンチ11と、成形面8と協働して平坦部4を形成す
べく固定パンチ11の内方で上下移動可能に配設される
第1可動パンチ12と、成形面8と協働して第2山部6
を形成すべく固定パンチ11の外方で上下移動可能に配
設される第2可動パンチ13と、ホルダ面9と協働して
ワーク3のブランク部7を挟持すべく第2可動パンチ1
3の外方で上下移動可能に配設されるブランクホルダ1
4とを備え、固定パンチ11、第1可動パンチ12、第
2可動パンチ13およびブランクホルダ14の上面には
合成樹脂コーティングが施されている。
第1可動パンチ12は、基台10を上下移動自在に貫通
する複数のクッションピン15で支持されており、自然
な状態では固定パンチ11よりも上方に位置するように
して上方に向けて弾発付勢される。また第2可動パンチ
13は、基台10を上下移動自在に貫通するクッション
ピン16で支持されており、自然な状態にある第1可動
パンチ12とほぼ同一レベルとなるようにして、上方に
向けて弾発付勢される。さらに、ブランクホルダ14
は、基台10との間に介装したガスクッション17で上
方に向けて弾発付勢されており、外力を加えない自然な
状態で、ブランクホルダ14は自然な状態にある第1お
よび第2可動パンチ12,13よりも上方位置にある。
次にこの実施例の作用について説明すると、ワーク3の
絞り成形にあたっては、第1図で示すように、上型1お
よび下型2を離間させた状態でワーク3を下型2上に載
置する。すなわち、下型2ではブランクホルダ14が最
上方位置にあるので、ワーク3の外縁のブランク部7を
ブランクホルダ14上に載置する。
次いで上型1を降下させると、先ずホルダ面9がワーク
3のブランク部7に当接し、ワーク3のブランク部7が
第3図で示すようにホルダ面9およびブランクホルダ1
4間に挟持される。
この状態で上型1をさらに降下させると、第4図で示す
ように、成形面8と、第1および第2可動パンチ12,
13とでワーク3が加工され、平坦部4および第2山部
6が成形された後、第1および第2可動パンチ12,1
3が降下するのに応じて、固定パンチ11と成形面8と
で第1山部5が成形されていく。
この際、第1山部5の両側では、第1および第2可動パ
ンチ12,13と、上型1の成形面8とでワーク3が挟
圧されており、金型に面当りしない部分でワーク3に引
張り部が生じることはなく、絞りしわが発生することも
ない。
上型1が第5図で示すように最下限位置まで降下する
と、上型1は、その成形面8が全面に亘りワーク3と密
接するように、下型2との間でワーク3全体を挟圧し、
これによりワーク3が、最終的な絞り形状すなわち平坦
部4、第1山部5および第2山部6を有する成形され
る。
C.発明の効果 以上のように本発明装置は、平坦部、第1山部および第
2山部の上面に対応した形状の成形面とその成形面の外
縁に連なるホルダ面とを下面に有して昇降可能な上型
と;成形面と協働して第1山部を成形すべく上型の下方
に固定配置される固定パンチと;成形面と協働して平坦
部を形成すべく固定パンチの内方で上下移動可能に配置
されるとともに自然な状態では固定パンチよりも上方に
突出すべく上方に向けて弾発付勢された第1可動パンチ
と;成形面と協働して第2山部を形成すべく固定パンチ
の外方で上下移動可能に配置されるとともに自然な状態
では自然な状態にある第1可動パンチとほぼ同一レベル
とすべく上方に向けて弾発付勢された第2可動パンチ
と;ホルダ面と協働してワークの外縁を挟圧保持すべく
第2可動パンチの外方で上下移動可能に配置されるとと
もに自然な状態では自然な状態にある第1および第2可
動パンチよりも上方に突出すべく上方に向けて弾発付勢
されたブランクホルダと;を備えるので、ワークの外縁
をホルダ面およびブランクホルダ間で挟持した後に、上
型に降下に応じて平坦部および第2山部が形成され、比
較的***量の大きな第1山部は、その両側を教示されて
最終的に絞り成形されるので金型に面当りしない引張り
部分が生じることを回避して、しわの発生を極力防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は本発明
装置の縦断側面図、第2図はワークの縦断面図、第3
図,第4図および第5図は絞り成形過程を順次説明する
ための第1図に対応した縦断側面図である。 1……上型、3……ワーク、4……平坦部、5……第1
山部、6……第2山部、8……成形面、9……ホルダ
面、11……固定パンチ、12……第1可動パンチ、1
3……第2可動パンチ、14……ブランクホルダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】薄板状ワークを絞り成形して、中央部の平
    坦部と、平坦部の外方に位置して上方に***した第1山
    部と、第1山部よりも***量を小さくして第1山部の外
    方で上方に***するとともに平坦部とほぼ同一レベルに
    ある第2山部とを形成するための薄板状ワークの絞り金
    型装置において、平坦部、第1山部および第2山部の上
    面に対応した形状の成形面とその成形面の外縁に連なる
    ホルダ面とを下面に有して昇降可能な上型と;成形面と
    協働して第1山部を成形すべく上型の下方に固定配置さ
    れる固定パンチと;成形面と協働して平坦部を形成すべ
    く固定パンチの内方で上下移動可能に配置されるととも
    に自然な状態では固定パンチよりも上方に突出すべく上
    方に向けて弾発付勢された第1可動パンチと;成形面と
    協働して第2山部を形成すべく固定パンチの外方で上下
    移動可能に配置されるとともに自然な状態では自然な状
    態にある第1可動パンチとほぼ同一レベルとすべく上方
    に向けて弾発付勢された第2可動パンチと;ホルダ面と
    協働してワークの外縁を挟圧保持すべく第2可動パンチ
    の外方で上下移動可能に配置されるとともに自然な状態
    では自然な状態にある第1および第2可動パンチよりも
    上方に突出すべく上方に向けて弾発付勢されたブランク
    ホルダと;を備えることを特徴とする薄板状ワークの絞
    り金型装置。
JP61255387A 1986-10-27 1986-10-27 薄板状ワ−クの絞り金型装置 Expired - Fee Related JPH0659510B2 (ja)

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CN105945150B (zh) * 2016-05-25 2017-12-12 奇瑞汽车股份有限公司 车身侧围外板拉延模具及拉延方法
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