JPH0657778U - キャブオーバ車両のラジエータカバー取付構造 - Google Patents
キャブオーバ車両のラジエータカバー取付構造Info
- Publication number
- JPH0657778U JPH0657778U JP123793U JP123793U JPH0657778U JP H0657778 U JPH0657778 U JP H0657778U JP 123793 U JP123793 U JP 123793U JP 123793 U JP123793 U JP 123793U JP H0657778 U JPH0657778 U JP H0657778U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cab
- cover
- radiator
- cab floor
- mounting structure
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 キャブオーバ車両のフレーム側に搭載のラジ
エータとキャブフロアとの隙間を遮断するラジエータカ
バーを左右に分割形成すると共に、これらカバー部分を
それぞれキャブフロア側にクリップなどで固定する取付
構造において、カバー部分の誤組付(左右を逆に取り付
ける)を防止する。 【構成】 カバー部分11a,11bのいずれか一方の
取付縁部に切欠穴13を形成すると共に、この穴13に
挿入可能な位置決め用の突起14をキャブフロア10側
の取付面12に設ける。
エータとキャブフロアとの隙間を遮断するラジエータカ
バーを左右に分割形成すると共に、これらカバー部分を
それぞれキャブフロア側にクリップなどで固定する取付
構造において、カバー部分の誤組付(左右を逆に取り付
ける)を防止する。 【構成】 カバー部分11a,11bのいずれか一方の
取付縁部に切欠穴13を形成すると共に、この穴13に
挿入可能な位置決め用の突起14をキャブフロア10側
の取付面12に設ける。
Description
【0001】
この考案はキャブオーバ車両のラジエータカバー取付構造に関する。
【0002】
キャブオーバ車両ではフレーム側に搭載のラジエータとキャブフロアとの隙間 から走行風が後方へ抜けてしまうのを防止するため、図3,図4のようにキャブ フロア1下面の車幅方向へ横断するレインフォース2を取付面としてラジエータ カバー3が配設される。ラジエータカバー3は全体がラバー製で左右に分割形成 され、これらカバー部分3a,3bをその取付縁部に沿ってそれぞれクリップな どで係止することによりレインフォース2に取り付けられる。
【0003】
ところで、このような従来例ではラジエータカバー3がラジエータ4の上部形 状などから必ずしも左右対称でないため、カバー部分3a,3bを誤って左右逆 に取り付けてしまうと、ラジエータとキャブフロアとの隙間を良好に遮断できな い、つまりラジエータカバーとしての機能を損うという問題があった。
【0004】 この考案はこのような問題点を解決するため、ラジエータカバーの誤組付を防 止することを目的とする。
【0005】
そのため、キャブオーバ車両のフレーム側に搭載のラジエータとキャブフロア との隙間を遮断するラジエータカバーを左右に分割形成すると共に、これらカバ ー部分をそれぞれキャブフロア側にクリップなどで固定する取付構造において、 1組のカバー部分のいずれか一方の取付縁部に切欠穴を形成すると共に、この穴 に挿入可能な位置決め用の突起をキャブフロア側の取付面に設ける。
【0006】
カバー部分は左右の取り付けが正常な場合、カバー部分の切欠穴にキャブフロ ア側の突起が挿入するため、キャブフロア側の取付面にきちんと組み付けられる が、左右を誤って取り付けようとすると、キャブフロア側の突起が干渉するため 、その不自然さから誤組付を容易に気付かせる。つまり、未熟な作業者でもラジ エータカバーを間違いなく、正常な状態に組み付けることできる。
【0007】
図1,図2において、10は車両のキャブフロア、11はフレーム側に搭載の ラジエータ(図示せず)とキャブフロア10との隙間を遮断するラジエータカバ ーで、ラジエータカバー11は全体がラバー製で左右に分割形成され、これらカ バー部分11a,11bをその取付縁部に沿ってそれぞれクリップなどで係止す ることにより、キャブフロア10下面の車幅方向へ横断するレインフォース12 に取り付けられる。
【0008】 そして、この例ではカバー部分11a,11bの誤組付を防止するため、カバ ー部分3a,3bのいずれか一方の取付縁部に切欠穴13(角穴)が形成され、 この穴13に挿入可能な位置決め用の突起14がキャブフロア10側の取付面、 すなわちレインフォース12に切り起こし加工により設けられる。
【0009】 このような構成により、ラジエータカバー11は左右の取り付けが正常な場合 、カバー部分11aの切欠穴13にキャブフロア10側の突起14が挿入するた め、レインフォース12を取付面としてきちんと組み付けられるが、カバー部分 11,11bを左右逆に取り付けようとすると、レインフォース12の突起14 が片側のカバー部分11b(切欠穴13を持たない)に干渉するため、その不自 然さから誤組付を容易に気付かせる。つまり、未熟な作業者でもラジエータカバ ー11を間違いなく、正常な状態に組み付けることができる。
【0010】 なお、突起14は切り起こし加工でなく、例えば爪状の別部材をレインフォー ス12に溶接するようにしても良い。
【0011】
以上要するにこの考案によれば、キャブオーバ車両のフレーム側に搭載のラジ エータとキャブフロアとの隙間を遮断するラジエータカバーを左右に分割形成す ると共に、これらカバー部分をそれぞれキャブフロア側にクリップなどで固定す る取付構造において、1組のカバー部分のいずれか一方の取付縁部に切欠穴を形 成すると共に、この穴に挿入可能な位置決め用の突起をキャブフロア側の取付面 に設けたので、極めて簡単な構成によりラジエータカバーの誤組付を有効に防止 できるという効果が得られる。
【図1】ラジエータカバーの一部をキャブ背面側から見
る取付状態図である。
る取付状態図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】従来技術を説明するキャブの断面図である。
【図4】同じくラジエータカバーをキャブ背面側から見
る取付状態図である。
る取付状態図である。
10 キャブフロア 11 ラジエータカバー 12 レインフォース 13 切欠穴 14 突起
Claims (1)
- 【請求項1】 キャブオーバ車両のフレーム側に搭載の
ラジエータとキャブフロアとの隙間を遮断するラジエー
タカバーを左右に分割形成すると共に、これらカバー部
分をそれぞれキャブフロア側にクリップなどで固定する
取付構造において、1組のカバー部分のいずれか一方の
取付縁部に切欠穴を形成すると共に、この穴に挿入可能
な位置決め用の突起をキャブフロア側の取付面に設けた
ことを特徴とするキャブオーバ車両のラジエータカバー
取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993001237U JP2586280Y2 (ja) | 1993-01-21 | 1993-01-21 | キャブオーバ車両のラジエータカバー取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993001237U JP2586280Y2 (ja) | 1993-01-21 | 1993-01-21 | キャブオーバ車両のラジエータカバー取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0657778U true JPH0657778U (ja) | 1994-08-12 |
JP2586280Y2 JP2586280Y2 (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=11495862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993001237U Expired - Lifetime JP2586280Y2 (ja) | 1993-01-21 | 1993-01-21 | キャブオーバ車両のラジエータカバー取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2586280Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013174433A (ja) * | 2013-04-12 | 2013-09-05 | Mitsubishi Electric Corp | 換気フード |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56167736U (ja) * | 1980-05-16 | 1981-12-11 | ||
JPS63108873U (ja) * | 1987-01-07 | 1988-07-13 |
-
1993
- 1993-01-21 JP JP1993001237U patent/JP2586280Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56167736U (ja) * | 1980-05-16 | 1981-12-11 | ||
JPS63108873U (ja) * | 1987-01-07 | 1988-07-13 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013174433A (ja) * | 2013-04-12 | 2013-09-05 | Mitsubishi Electric Corp | 換気フード |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2586280Y2 (ja) | 1998-12-02 |
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