JP2936053B2 - カウルルーバの取付け構造 - Google Patents

カウルルーバの取付け構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の一部品である
カウルルーバの車体側への取付け構造に関し、とくに組
付部分からの雨水等の浸入を防止する取付け構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車のフロントガラス下部の近傍に
は、外気を車室内に取入れるためのカウルルーバが設け
られている。カウルルーバは合成樹脂から構成されてお
り、たとえば一体化タイプのものと2分割タイプのもの
とがある。
【0003】図7および図8は、従来のカウルルーバの
車両ボデー本体への取付け構造の一例を示している。こ
のうち、図7は一体化タイプのカウルルーバを示してい
る。図7において、1はエンジンルームを覆うフードを
示している。フード1の端部の下方には、車両ボデーの
一部であるボデーカウル2が位置している。ボデーカウ
ル2の上面側には、カウルルーバ3が設けられている。
カウルルーバ3の傾斜する端部上面3aには、フード1
と接触可能なフードシール4が配置されている。カウル
ルーバ3およびフードシール4は、予めフードシール4
に組込まれた多数のクリップ5を介してボデーカウル2
に取付けられている。
【0004】図8は、分割タイプのカウルルーバを示し
ている。図8に示すように、エンジンルームを覆うフー
ド11の端部の下方には、車両ボデーの一部であるボデ
ーカウル12が位置している。ボデーカウル12の上面
側には、カウルルーバ13が設けられている。カウルル
ーバ13の端部上面13aには、フード11と接触可能
なフードシール14が配置されている。カウルルーバ1
3およびフードシール14は、予めフードシール14に
組込まれた多数のクリップ15を介してボデーカウル1
2に取付けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図7および
に示す従来構造では、次の問題が存在した。 図7
の構造では、カウルルーバ3の端部上面3aを流れる雨
水Fは、フードシール4とカウルルーバ3との間の隙間
を通ってクリップ5が挿入される穴6に浸入する。穴6
に浸入した雨水Fは、ボデーカウル2に形成されたクリ
ップ用の穴8を介してボデーカウル2の内側に浸入す
る。 図8の構造では、カウルルーバ13の端部上面
13aを流れる雨水Fは、フードシール14とカウルル
ーバ13との間の隙間を通ってクリップ15が挿入され
る穴16に浸入する。穴16に浸入した雨水Fは、ボデ
ーカウル12に形成されたクリップ用の穴18を介して
ボデーカウル12の内側に浸入する。また、カウルルー
バ13の端面まで流れた雨水Fが、下方に回り込むこと
によりカウルルーバ13の端部下面とボデーカウル12
との間の隙間を介してクリップ15が挿入される穴18
に浸入する。 図7および図8の構造では、カウルル
ーバおよびフードシールの車両ボデー本体への組付けに
は、多数のクリップを用いているため、組付けの際には
各クリップを1個ずつ押圧してカウルルーバの各部を固
定しなければならず、組付け性が悪い。
【0006】本発明の目的は、カウルルーバの上面を流
れる雨水等が組付部分から車両ボデー本体内へ浸入する
のを防止することが可能なカウルルーバの取付け構造を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明に係るカウルルーバの取付け構造は、次の通り
である ンジンルームを覆うフードの端部と車両ボデ
ー本体との間に、外気を車室内に取入れるカウルルーバ
を配置し、該カウルルーバの傾斜する端部上面に、車両
幅方向に延び上方に突出する突起壁を形成し、該突起壁
に、前記フードと接触可能な上部シール部および突起壁
側からカウルルーバの端部下面側に向けて延びる下部シ
ール部を有する弾性体からなるフードシールを装着し、
該カウルルーバの端部下面に、カウルルーバの車両ボデ
ー本体側への押し込み操作により車両ボデー本体側に形
成された取付孔と係合可能な爪を形成し、前記フードシ
ールの下部シール部を、前記爪と取付孔との係合により
カウルルーバと車両ボデー本体とによって挾持したこと
を特徴とするカウルルーバの取付け構造。
【0008】
【作用】上記の取付け構造では、カウルルーバの傾斜す
る端部上面に突起壁が形成されるので、カウルルーバの
端部上面を流れる雨水等は、突起壁によって下方への流
れが阻止される。そのため、カウルルーバの端部上面と
フードシールとの間の隙間には、雨水等は浸入しなくな
る。フードシールの下部シール部は、カウルルーバと車
両ボデー本体とによって挾持されることになるが、フー
ドシールは弾性体からなるので、カウルルーバと車両ボ
デー本体との挾持により下部シール部が弾性変形し、下
部シール部はカウルルーバの端部下面と車両ボデー本体
に十分に密着する。したがって、カウルルーバの端部下
面と車両ボデー本体との間への雨水等の浸入が阻止さ
れ、取付孔を介して車両ボデー本体内に雨水等が浸入す
るのを防止することが可能となる ウルルーバの端部
下面には、車両ボデー本体側に形成された取付孔と係合
可能な爪が設けられているので、カウルルーバを車両ボ
デー本体側に向けて単に押し込むことにより、爪を取付
孔に係合させることが可能となる。したがって、1回の
押し込み操作のみでカウルルーバを車両ボデー本体側へ
組付けることができ、多数のクリップを用いる従来構造
に比べて組付け性が著しく向上する。
【0009】
【実施例】第1実施例 図1ないし図3は、本発明の第1実施例に係るカウルル
ーバの取付け構造を示している。図1において、21は
エンジンルームを覆うフードを示している。フード21
の端部の下方には、車両ボデー本体の一部であるボデー
カウル22が位置している。ボデーカウル22の上面側
には、外気を車室内に取入れるためのカウルルーバ24
が設けられている。カウルルーバ24は、図3に示すよ
うに、車両の幅方向に延びている。カウルルーバ24
は、合成樹脂からなり、異物の侵入を防ぐための格子部
が設けられている。
【0010】カウルルーバ24の車両前方側の端部上面
24aは、車両前方側に下りとなる傾斜面に形成されて
いる。端部上面24aには、車両幅方向に延び上方に突
出する突起壁25が形成されている。突起壁25には、
弾性体からなるフードシール30が装着されている。フ
ードシール30には、エラストマー系の材料、例えばE
PDM(オレフィン系のエチレン・プロピレンゴム)が
用いられる。フードシール30には、突起壁25と嵌合
可能でかつフードシール30の他の部位よりも硬質の装
着部31が形成されている。装着部31は、フードシー
ル30を成形型で成形する際に、他の部位とは異なる樹
脂材料を成形型内に充填することにより形成される。
【0011】フードシール30には、装着部31から上
方に延びフード21と接触可能な上部シール部32と、
装着部31からカウルルーバ24の端部下面24b側に
向けて延びる下部シール部33とが形成されている。下
部シール部33の下面には、断面形状が半円形の突起3
3aが3つ形成されている。各突起33aは、車両幅方
向に延びかつ下方に突出している。下部シール部33に
は、後述する爪40が挿入される四角形の挿入穴34が
車両幅方向に所定の間隔をもって配置されている。
【0012】カウルルーバ24の端部下面24bには、
下方に延びる複数の爪40が車両幅方向に所定の間隔を
おいて形成されている。各爪40は、車両ボデー本体の
一部であるボデーカウル22に形成された各取付孔23
と対応した位置に設けられている。爪40は、側面形状
がU字状となっている。爪40は、端部下面24bと連
結される付根部分が固定端部となっており、先端部が自
由端部40aとなっている。自由端部40aの先端部分
には、ボデーカウル22の取付孔23の周縁と係合可能
な係合段差部40bが形成されている。自由端部40a
は、固定端部側に大きく弾性変形可能となっている。
【0013】つぎに、第1実施例における作用について
説明する。カウルルーバ24をボデーカウル22側に取
付ける作業の前には、図2に示すように予めフードシー
ル30がカウルルーバ24に装着される。フードシール
30のカウルルーバ24への装着は、フードシール30
の装着部31を突起壁25に嵌合させることにより行わ
れる。装着部31は、フードシール30の他の部位より
も硬質であるので、装着部31と突起壁25との嵌め合
い公差を適宜設定することにより、フードシール30を
強固にカウルルーバ24へ固定することが可能となる。
フードシール30のカウルルーバ24への装着が完了し
た状態では、フードシール30の挿入穴34から爪40
が突出している。
【0014】カウルルーバ24へのフードシール30の
装着が完了すると、カウルルーバ24の各爪40の先端
部をボデーカウル22の取付孔23に挿入させた状態
で、カウルルーバ24はボデーカウル22側に向けて押
し込まれる。取付孔23の車両前後方向の幅は、爪40
の車両前後方向の幅よりも小であるので、爪40が取付
孔23を通過する際には、自由端部40aが取付孔23
の周縁との接触により固定端部側に弾性変形する。カウ
ルルーバ24がボデーカウル22側に所定量だけ押し込
まれると、自由端部40aは取付孔23との接触の終了
により自己弾性によって元の形状に復元しようとする。
これにより、爪40の係合段差部40bが取付孔23の
周縁と係合し、カウルルーバ24のボデーカウル22か
らの離脱が防止される。ここで、フードシール30の下
部シール部33は、若干弾性変形する程度に挾持される
ので、爪40の係合段差部40bはその反力によってボ
デーカウル22の取付孔23の周縁に密着した状態とな
り、カウルルーバ24のボデーカウル22に対するガタ
つきの発生が防止される。
【0015】カウルルーバ24の傾斜する端部上面24
aには、車両幅方向に延び上方に突出する突起壁25が
形成されているので、端部上面24aを流れる雨水F等
の流れを、突起壁25によって阻止することができ、カ
ウルルーバ24の端部上面24aとフードシール30と
の間の隙間に雨水F等が浸入するのを防止することがで
きる。また、フードシール30の下部シール部33の弾
性変形によって、下部シール部33はカウルルーバ24
とボデーカウル22の双方に密着した状態となるが、下
部シール部33の下面には3つの突起33aが形成され
ているので、とくに突起33a部分の面圧を高くするこ
とができ、突起33aによるシール性能が向上する。し
たがって、突起33aのシール効果によりカウルルーバ
24の端部下面24bとボデーカウル22との間への雨
水Fの浸入が阻止され、取付孔23からボデーカウル2
2内への雨水Fの浸入が回避される。
【0016】第2実施例 図4および図5は、本発明の第2実施例を示している。
図4において、51はエンジンルームを覆うフードを示
している。フード51の端部の下方には、車両ボデー本
体の一部であるボデーカウル52が位置している。ボデ
ーカウル52の上面側には、外気を車室内に取入れるた
めのカウルルーバ54が設けられている。カウルルーバ
54は、本実施例では図5に示すように、車両幅方向に
2分割されている。カウルルーバ54は、合成樹脂から
なり、異物の侵入を防ぐための格子部が設けられてい
る。
【0017】カウルルーバ54の端部上面54aは、車
両前方側に下りとなる傾斜面に形成されている。端部上
面54aには、車両幅方向に延び上方に突出する突起壁
55が形成されている。突起壁55には、弾性体からな
るフードシール60が装着されている。フードシール6
0には、エラストマー系の材料、例えばEPDM(オレ
フィン系のエチレン・プロピレンゴム)が用いられる。
フードシール60には、突起壁55と嵌合可能でかつフ
ードシール60の他の部位よりも硬質の装着部61が形
成されている。装着部61は、フードシール60を成形
型で製作する際に、他の部位とは異なる樹脂材料を成形
型内に充填することにより形成される。
【0018】フードシール60には、装着部61から上
方に延びフード51と接触可能な上部シール部62と、
装着部61からカウルルーバ54の端部下面54b側に
向けて延びる下部シール部63が形成されている。下部
シール部63の下面には、断面形状が半円形の突起63
aが3つ形成されている。突起63aは、車両幅方向に
延びかつ下方に突出している。下部シール部63には、
後述する爪70が挿入される四角形の挿入穴(図示略)
が車両幅方向に所定の間隔をもって配置されている。
【0019】カウルルーバ54の端部下面54bには、
下方に延びる複数の爪70が車両幅方向に所定の間隔を
おいて形成されている。各爪70は、車両ボデー本体の
一部であるボデーカウル52に形成された各取付孔53
と対応した位置に設けられている。爪70は、側面形状
がU字状となっている。爪70は、端部下面54bと連
結される固定端部となっており、先端部が自由端部70
aとなっている。自由端部70aの先端部分には、ボデ
ーカウル22の取付孔53の周縁と係合可能な係合段差
部70bが形成されている。自由端部70aは、固定端
部側に大きく弾性変形可能となっている。
【0020】つぎに、第2実施例における作用について
説明する。カウルルーバ54をボデーカウル52側に取
付ける作業の前には、予めフードシール60がカウルル
ーバ54に装着される。フードシール60のカウルルー
バ54への装着は、フードシール60の装着部61を突
起壁55に嵌合させることにより行われる。装着部61
は、フードシール60の他の部位よりも硬質であるの
で、装着部61と突起壁55との嵌め合い公差を適宜設
定することにより、フードシール60を強固にカウルル
ーバ54へ固定することが可能となる。フードシール6
0のカウルルーバ54への装着が完了した状態では、フ
ードシール60の挿入穴(図示略)から爪70が突出し
ている。
【0021】カウルルーバ54へのフードシル60の装
着が完了すると、カウルルーバ54の各爪70をボデー
カウル52の取付穴53に挿入させた状態で、カウルル
ーバ54はボデーカウル52に向けて押し込まれる。取
付穴53の車両前後方向の幅は爪70の車両前後方向の
幅よりも小であるので、爪70が取付孔53を通過する
際には、自由端部70aが取付孔53の周縁との接触に
より固定端部側に弾性変形する。カウルルーバ54がボ
デーカウル52側に所定量だけ押し込まれると、自由端
部70aは取付孔53との接触の終了により自己弾性に
よって元の形状に復元しようとする。これにより、爪7
0の係合段差部70aが取付孔53の周縁と係合し、カ
ウルルーバ54のボデーカウル52からの離脱が防止さ
れる。ここで、フードシール60の下部シール部63
は、若干弾性変形する程度に挾持されるので、爪70の
係合段差部70bはその反力によってボデーカウル52
の取付孔53の周縁に密着した状態となり、カウルルー
バ54のボデーカウル52に対するガタつきの発生が防
止される。
【0022】カウルルーバ54の傾斜する端部上面54
aには、車両幅方向に延び上方に突出する突起壁55が
形成されているので、端部上面54aを流れる雨水F等
の流れを、突起壁55によって阻止することができ、カ
ウルルーバ54の端部上面54aとフードシール60と
の間の隙間に雨水F等が浸入するのを防止することがで
きる。また、フードシール60の下部シール部63の弾
性変形によって、下部シール部63はカウルルーバ54
とボデーカウル52の双方に密着した状態となるが、下
部シール部63の下面には3つの突起63aが形成され
ているので、突起63aの面圧を高くすることができ、
突起63aによるシール性能が向上する。したがって、
突起63aのシール効果によりカウルルーバ54の端部
下面54bとボデーカウル52との間への雨水Fの浸入
が阻止される。
【0023】図6は、図4の変形例をそれぞれ示してい
る。図6における図4と同一構成部分には、同一の符号
を付してある。図4では爪70の形状はU字状となって
いたが、図6では爪80の側面形状はL字状となってい
る。カウルルーバ54をボデーカウル52に取付ける際
には、カウルルーバ54を矢印Y方向に押し下げ、爪8
0の先端部がボデーカウル52の内面から突出した状態
でカウルルーバ54を矢印X方向に移動させる。これに
より、爪80の先端部が取付孔53の周縁と係合し、フ
ードシール60の下部シール部63がカウルルーバ54
とボデーカウル52とによって挾持される。カウルルー
バ54の端部下面54bには、車両幅方向に延び下方に
突出する遮断壁82が形成されている。カウルルーバ5
4の端部下面54bを伝わって流れてくる雨水Fは、遮
断壁82によってその流れが阻止され、雨水Fの下部シ
ール部63側への浸入が防止される
【0024】
【発明の効果】本発明に係るカウルルーバの取付け構造
によれば、カウルルーバの傾斜する端部上面に、車両幅
方向に延び上方に突出する突起壁を形成したので、カウ
ルルーバの端部上面を流れる雨水等の流れを、突起壁に
よって阻止することができ、カウルルーバの端部上面と
フードシールとの間の隙間に雨水等が浸入するのを防止
することができる。また、弾性体からなるフードシール
の下部シール部がカウルルーバと車両ボデー本体とによ
って挾持されることになるので、下部シール部の弾性変
形によって、下部シール部を車両ボデー本体側に十分に
密着させることができ、この部分のシール性を高めるこ
とができる。したがって、カウルルーバの端部上面側お
よび端部下面側のいずれからも車両ボデー本体内に雨水
等が浸入することを防止することができる。カウルルー
バの端部下面には、車両ボデー本体側に形成された取付
孔と係合可能な爪が設けられているので、カウルルーバ
を車両ボデー本体側に向けて単に押し込むことにより、
爪を取付孔に係合させることが可能となる。したがっ
て、1回の押し込み操作のみでカウルルーバを車両ボデ
ー本体側へ組付けることができ、多数のクリップを用い
る従来構造に比べて組付け性が著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るカウルルーバの取付
け構造の断面図であって図3のA−A線に沿う要部断面
図である。
【図2】図1のカウルルーバとフードシールの分解斜視
図である。
【図3】図1のカウルルーバの全体構造を示す斜視図で
ある。
【図4】本発明の第2実施例に係るカウルルーバの取付
け構造の断面図であって図5のB−B線に沿う要部断面
図である。
【図5】図4のカウルルーバの全体構造を示す斜視図で
ある。
【図6】図4の変形例を示す要部断面図である。
【図7】従来のカウルルーバの取付け構造の一例を示す
要部断面図である。
【図8】従来のカウルルーバの取付け構造の別の例を示
す要部断面図である。
【符号の説明】
21 フード 22 車両ボデー本体(ボデーカウル) 23 取付孔 24 カウルルーバ 24a 端部上面 24b 端部下面 25 突起壁 30 フードシール 40 爪 51 フード 52 車両ボデー本体(ボデーカウル) 53 取付孔 54 カウルルーバ 54a 端部上面 54b 端部下面 55 突起壁 60 フードシール 70 爪 80 爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62D 25/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンルームを覆うフードの端部と車
    両ボデー本体との間に、外気を車室内に取入れるカウル
    ルーバを配置し、該カウルルーバの傾斜する端部上面
    に、車両幅方向に延び上方に突出する突起壁を形成し、
    該突起壁に、前記フードと接触可能な上部シール部およ
    び突起壁側からカウルルーバの端部下面側に向けて延び
    る下部シール部を有する弾性体からなるフードシールを
    装着し、該カウルルーバの端部下面に、カウルルーバの
    車両ボデー本体側への押し込み操作により車両ボデー本
    体側に形成された取付孔と係合可能な爪を形成し、前記
    フードシールの下部シール部を、前記爪と取付孔との係
    合によりカウルルーバと車両ボデー本体とによって挾持
    したことを特徴とするカウルルーバの取付け構造。
  2. 【請求項2】 前記フードシールには、前記突起壁と嵌
    合可能でかつフードシールの他の部位よりも硬質の装着
    部が形成されている請求項1記載のカウルルーバの取付
    け構造。
  3. 【請求項3】 前記カウルルーバの端部下面には、車両
    幅方向に延び下方に突出する遮断壁が形成されている請
    求項1記載のカウルルーバの取付け構造。
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