JPH065605Y2 - 建物側壁の環境試験装置におけるキャンバス取付装置 - Google Patents

建物側壁の環境試験装置におけるキャンバス取付装置

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JPH065605Y2
JPH065605Y2 JP2230691U JP2230691U JPH065605Y2 JP H065605 Y2 JPH065605 Y2 JP H065605Y2 JP 2230691 U JP2230691 U JP 2230691U JP 2230691 U JP2230691 U JP 2230691U JP H065605 Y2 JPH065605 Y2 JP H065605Y2
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elastic body
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英行 本田
徳雄 村松
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本田工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、建物側壁の風圧、耐震
等の各種環境試験を行う環境試験装置の反力フレームと
疑似建物の仮想スラブ若しくは該スラブに固定された被
試験体間を閉塞するキャンバスの取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、反力フレームと疑似建物の仮想ス
ラブに固定された被試験体間の空間を閉塞するために、
キャンバスを反力フレームと仮想スラブ若しくは該スラ
ブに固定された被試験体間に密封状態で取付けることは
公知である。
【0003】しかし、従来の取付方法は、キャンバスの
取付縁に沿って多数の孔を形成し、反力フレームと仮想
スラブ若しくは該スラブに固定した被試験体の適所に設
けた取付枠に、ゴム製のパッキンを介在させ、また外側
面に適宜押え板を配してキャンバスの孔にそれぞれ挿通
した多数の取付ボルトで締着していたので、その締付け
作業に手間がかかり、環境試験を効率よく実施できなか
った。更に、被試験体の取り替えにおいても、全てのボ
ルトを外してしまった後、再度所定の孔に挿通して締付
けていたので、その労力は多大であった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は前述の状況に
鑑み、解決しようとするところは、キャンバスを反力フ
レームや仮想スラブ等の取付枠に密封状態で取付けるの
に、取付ボルトを全て外さなくても、その取付作業が極
めて短時間に行え、従来と同様か若しくはそれ以上の密
封性を有してキャンバスを取付けることが可能な建物側
壁の環境試験装置におけるキャンバス取付装置を提供す
る点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、前述の課題解
決のために、建物側壁の風圧、耐震等の各種環境試験を
行う環境試験装置の反力フレームと疑似建物の仮想スラ
ブ若しくは該スラブに固定された被試験体間を閉塞する
キャンバスの取付装置において、キャンバスの取付枠
に、一端に回転ハンドルを固定した螺軸を螺合貫通さ
せ、その突出部に関係づけて取付けた可動板の少なくと
も取付枠と対面する内側面に内方弾性体を固着するとと
もに、該弾性体と対面する取付枠面に圧接弾性体を固着
してなり、前記回転ハンドルを回転させることにより両
弾性体間にキャンバスを密封挟持してなる建物側壁の環
境試験装置におけるキャンバス取付装置を構成した。
【0006】また、より具体的には、キャンバスの取付
枠に、一端に回転ハンドルを固定した螺軸を螺合貫通さ
せ、その突出部の先端部に設けた抜止具の内側に可動板
の中央部を遊挿するとともに、該可動板と取付枠間に圧
縮コイルばねを介装し、また可動板の一側を、取付枠の
外面に突設し且つ先端に抜止具を有する案内軸に遊挿
し、そして可動板の他側であって取付枠と対面する内側
面に内方弾性体、外側面に外方弾性体を固着し、更に該
内方弾性体と対面する取付枠面に圧接弾性体を固着して
なるものである。
【0007】更に、前記内方弾性体と圧接弾性体の何れ
か一方を硬質ゴム製とし、他方を軟質ゴム製とするのが
好ましい。
【0008】そして、前記内方弾性体に通孔を形成し且
つ可動板に突設したピンを該通孔内に位置させるととも
に、該ピンと対向する当接弾性体に貫通孔を形成し且つ
前記取付枠の内方からその突出長さを調節可能となして
貫通させた調節ネジを該貫通孔内に位置させることも好
ましい。
【0009】
【作用】以上の如き内容からなる本考案の建物側壁の環
境試験装置におけるキャンバス取付装置は、反力フレー
ムと疑似建物の仮想スラブ若しくは該スラブに固定した
被試験体に設けた取付枠に螺合貫通した螺軸を回転ハン
ドルを操作して回転させて、該螺軸の突出部に関係づけ
て取付けた可動板を取付枠から離し、それによって該可
動板の内側面に固着した内方弾性体と、取付枠面に固着
した圧接弾性体間に間隙を形成し、そして該間隙内にキ
ャンバスの周縁部が重なるように挿入した状態で、前記
回転ハンドルを操作して螺軸を回転させて、可動板を取
付枠に接近させ、もってキャンバスの周縁部を内方弾性
体と圧接弾性体とで密封状態に挟持して取付けるもので
ある。
【0010】また、内方弾性体と圧接弾性体の何れか一
方を硬質ゴム製とし、他方を軟質ゴム製とした場合に
は、軟質ゴムの弾性変形によりキャンバスに密着し、よ
り一層の密封性が得られる。
【0011】また、内方弾性体に通孔を形成し且つ可動
板に突設したピンを該通孔内に位置させるとともに、該
ピンと対向する当接弾性体に貫通孔を形成し且つ前記取
付枠の内方からその突出長さを調節可能となして貫通さ
せた調節ネジを該貫通孔内に位置させた場合には、可動
板による締付けによってピンと調節ネジがキャンバスを
挟んだ状態で当止するので、過度の締付けによる弾性体
の過剰変形を防止するとともに、キャンバスの挟持が強
固になるのである。
【0012】
【実施例】
次に添付図面に示した実施例に基づき更に本考案の詳細
を説明する。
【0013】図1は、本考案のキャンバス取付装置の代
表的実施例を示し、図中Aは反力フレーム、Bは疑似建
物、Cは圧力チャンバーをそれぞれ示している。本実施
例に係る環境試験装置は、反力フレームAに対して間隔
を置いて設置した疑似建物Bの上部を支承部材で連結す
るとともに、下部をXY方向テーブルで支持し、該疑似
建物Bの下部にX又はY方向の静的変位若しくは振動を
与えて面内試験及び面外試験を行い、またXとY方向に
共に静的変位若しくは振動を与えて捩じり試験を行える
ものであり、更に反力フレームAに圧力チャンバーCを
密封連結して、風圧、降水試験や前述の各試験と併用し
た複合試験を行えるようになしたものである。
【0014】ここで、例えば風圧試験を行う場合、又は
風圧試験と振動試験を同時に行う場合、反力フレームA
と疑似建物B間に空間があれば、該疑似建物Bに装着し
た被試験体に十分な風圧が作用しないので、その空間を
閉塞する必要がある。それには、従来から反力フレーム
Aと疑似建物Bの間にキャンバス1を取付けてこの空間
を閉塞することが常用されている。
【0015】本考案は、このキャンバス1を反力フレー
ムA及び/又は疑似建物Bの適所に密封状態で取付ける
取付装置2に関するものである。その代表的実施例を図
1に示している。本実施例では、反力フレームAに対し
てキャンバス1を取付けるのに本考案に係る取付装置2
を採用し、疑似建物Bに取付けるのには従来の取付構造
を採用したものを例示したが、両者とも本考案に係る取
付装置2を用いて装着することも勿論可能である。
【0016】本考案の取付装置2は、反力フレームA等
のキャンバス1の取付枠3に、一端に回転ハンドル4を
固定した螺軸5を螺合貫通させ、その突出部6に関係づ
けて取付けた長尺の可動板7の少なくとも取付枠3と対
面する内側面に内方弾性体8を固着するとともに、該弾
性体8と対面する取付枠面9に圧接弾性体10を固着して
なるものであり、前記回転ハンドル4を回転させること
により可動板7を取付枠3方向へ移動させて両弾性体
8,10間にキャンバス1の周縁部11を密封挟持して取付
けるのである。ここで、前記内方弾性体8と圧接弾性体
10の何れか一方をネオプレンゴム等の硬質ゴム製とし、
他方をネオプレンスポンジゴム等の軟質ゴム製としてい
る。好ましくは、圧接弾性体10を軟質ゴム製とする。
【0017】更に詳しくは、前記螺軸5は取付枠3の内
面に固定した軸受部12によってその軸方向へ螺慴動可能
に支持され、該螺軸5の先端部に軸方向内面を凸球面と
なした抜止具13を固定している。そして、該抜止具13の
内方の突出部6に軸方向外面を凹球面となした慴動部材
14を遊挿し、更にその内方に前記可動板7の巾方向中央
部に形成した開口15を遊挿し、それから取付枠3と該可
動板7間に圧縮コイルばね16を介装し、この可動板7を
外側へ弾性付勢している。また、可動板7と慴動部材14
との間及び圧縮コイルばね16との間には適宜平ワッシャ
17を介在させている。
【0018】また、前記可動板7の一側に設けた案内孔
18を、前記取付枠面9の外方へ突設した案内軸19に遊挿
し、その外方に前記同様な慴動部材20を遊挿するととも
に、抜止具21を固定し、可動板7の取付枠3に対して離
間若しくは接近する際の案内をするとともに、その外方
変位をある一定のところで規制している。
【0019】一方、前記可動板7の他側には、前述の如
く内方弾性体8を固着するが、その巾方向中央部に通孔
22を形成し且つ可動板7に突設したピン23を該通孔22内
にその先端が孔外に突出しないように位置させている。
また、該ピン23と対向する前記圧接弾性体10に貫通孔24
を形成し且つ前記取付枠3の内方からその突出長さを調
節可能となして貫通させた調節ネジ25を該貫通孔24内に
その先端が孔外に突出しないように位置させている。従
って、前記ピン23と調節ネジ25は略同一線上に位置して
いる。また、前記可動板7の外側面にはネオプレンスポ
ンジゴム等の軟質ゴム製の外方弾性体26を固着してい
る。この外方弾性体26には、後述の圧力チャンバーCの
連結部が圧接し、反力フレームAと圧力チャンバーCと
の間を密封するのである。
【0020】以上のようになる取付装置2を用いて、キ
ャンバス1を取付けるには、先ず図2に示すように、回
転ハンドル4を回転させ、螺軸5を軸方向外方へ突出さ
せると、該螺軸5の突出部6に関係づけて取付けた可動
板7が圧縮コイルばね16の弾性によって外方へ変位する
が、その一側が案内軸19の抜止具21で外方変位を規制し
ているので、可動板7は傾斜状態となり、内方弾性体8
と圧接弾性体10間にキャンバス1の挿入側が内部より広
がった間隙27が生じる。この状態で、該間隙27にキャン
バス1の周縁部11を挿入する。そして、前記回転ハンド
ル4を逆方向に回転させて、可動板7を取付枠3に接近
させると、図1の状態から図3の取付状態になる。図3
の状態では、キャンバス1の周縁部11は内方弾性体8と
圧接弾性体10とで弾性的に挟持され、一方の圧接弾性体
10は他方の内方弾性体8より弾性変形が大きく、周縁部
11との密封性が高まる。また、キャンバス1の周縁部11
は同時に可動板7に固定したピン23と取付枠3に取付け
た調節ネジ25の先端間に剛性的に挟持され、キャンバス
1に引張り力が作用しても抜ける恐れがない。また、前
記ピン23と調節ネジ25の先端がキャンバス1を介して当
止し、それ以上の圧接弾性体10の過剰変形が生じないの
である。両弾性体8,10による面圧の調節は、調節ネジ
25を回転させて、その突出長さを調節することによって
容易に行えるのである。
【0021】一方、キャンバス1を疑似建物Bの仮想ス
ラブ28へ取付けるには、図1に示すように従来の取付構
造にて取付けている。即ち、キャンバス1の周縁部11の
表裏両側を弾性体29,29で挟み、それらを貫通させた取
付ボルト30で仮想スラブ28の側面に締着している。
【0022】次に、本考案の取付装置2を採用した環境
試験装置の概略を図4及び図5に示す。前記反力フレー
ムAは固定され、それに関係づけて微小変位可能に疑似
建物Bを設置し、圧力チャンバーCはレール31,31に沿
って移動可能とされ、反力フレームAに密封状態で連結
できるようになしている。疑似建物Bは、上端を反力フ
レームAに固定した支承部材にユニバーサルジョイント
で連結し、下端をXY方向テーブル上に取付けた複数の
スラブ縦柱32,…に、多段に仮想スラブ28,…をユニバ
ーサルジョイント等で連結して構成している。そして、
仮想スラブ28の側面には窓枠33及び外装材34等の被試験
体を装着して、建物側壁を再現しているのである。
【0023】そして、疑似建物Bの二側壁の環境試験を
するには、図5に示したように形状のキャンバス1を反
力フレームAと疑似建物B間に取付け、また一壁面のみ
の環境試験をするには、図6に示す形状のキャンバス1
を取付けるのである。尚、本考案は前述のキャンバス1
に限らず、各種シートにも適用可能であるとともに、そ
の用途も環境試験装置に限らず、広くシートを固定部に
密封状態で取付けるのに適用できる。
【0024】また、反力フレームAと圧力チャンバーC
を密封連結するのに、前記可動板7の外側面に固着した
外方弾性体26を利用するが、その密封性をより高めるた
めに、圧力チャンバーCの周囲に設けた連結枠35に沿っ
てエヤータイトゴムやインフレートシートゴム等のパッ
キン36を取付け、図示しないコンプレッサーにより圧縮
空気を供給することによって膨張して、前記外方弾性体
26に圧接し、それにより内方弾性体8及び圧接弾性体10
を更に圧縮するのである。この場合、反力フレームAの
取付枠3と圧力チャンバーCの連結枠35が完全に平行で
あれば、その押圧力は供給する空気の圧力を調節するこ
とによって調節し、いたる所で同一となすことができる
が、実際は完全に平行である場合は少なく、取付枠3と
連結枠35の間隔が場所によって異なり、そのためパッキ
ン36による押圧力が不均一になるが、前記外方弾性体26
により平均化される。また、ピン23と調節ネジ25を設け
た場合には、その押圧力が作用しても取付枠3と可動板
7の間隔の変化は生じないので、内方弾性体8と圧接弾
性体10の面圧の変化はなく、常に同一条件でキャンバス
1を取付けることができる。
【0025】
【考案の効果】以上にしてなる本考案の建物側壁の環境
試験装置におけるキャンバス取付装置によれば、回転ハ
ンドルを一方向に回転操作して、反力フレームと疑似建
物の仮想スラブ若しくは該スラブに固定した被試験体に
設けた取付枠に固着した圧接弾性体と可動板に固着した
内方弾性体間に間隙を形成し、その間隙内にキャンバス
の周縁部を挿入した後、回転ハンドルを逆方向に回転操
作するだけで、両弾性体間にキャンバスの周縁部を密封
状態で挟持して取付けることができ、キャンバスの取付
作業の大幅な短縮化が図れ、反力フレームと疑似建物の
仮想スラブ若しくは該スラブに固定した被試験体間の間
隙を密封して、特に風圧試験及び耐震試験を行う際に便
利である。
【0026】また、内方弾性体と圧接弾性体の何れか一
方を硬質ゴム製とし、他方を軟質ゴム製とした場合に
は、軟質ゴムの弾性変形によりキャンバスに密着し、よ
り一層の密封性が得られるのである。
【0027】また、内方弾性体に通孔を形成し且つ可動
板に突設したピンを該通孔内に位置させるとともに、該
ピンと対向する当接弾性体に貫通孔を形成し且つ前記取
付枠の内方からその突出長さを調節可能となして貫通さ
せた調節ネジを該貫通孔内に位置させた場合には、可動
板による締付けによってピンと調節ネジがキャンバスを
挟んだ状態で当止するので、過度の締付けによる弾性体
の過剰変形を防止することができるとともに、キャンバ
スの挟持が強固になるのである。即ち、キャンバスを弾
性的且つ剛性的な挟持が可能となるといった顕著な効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のキャンバス取付装置の部分縦断面図で
ある。
【図2】同じくキャンバスを取付ける前の状態を示した
部分縦断面図である。
【図3】同じくキャンバスを取付けた後の状態を示した
部分縦断面図である。
【図4】本考案を適用する環境試験装置の簡略平面図で
ある。
【図5】同じく環境試験装置の反力フレームと疑似建物
を部分断面で示した斜視図である。
【図6】キャンバスの他の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
A 反力フレーム B 疑似建物 C 圧力チャンバー 1 キャンバス 2 取付装置 3 取付枠 4 回転ハンドル 5 螺軸 6 突出部 7 可動板 8 内方弾性体 9 取付枠面 10 圧接弾性体 11 周縁部 12 軸受部 13 抜止具 14 慴動部材 15 開口 16 圧縮コイルばね 17 平ワッシャ 18 案内孔 19 案内軸 20 慴動部材 21 抜止具 22 通孔 23 ピン 24 貫通孔 25 調節ネジ 26 外方弾性体 27 間隙 28 仮想スラブ 29 弾性体 30 取付ボルト 31 レール 32 スラブ縦柱 33 窓枠 34 外装材 35 連結枠 36 パッキン

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物側壁の風圧、耐震等の各種環境試験
    を行う環境試験装置の反力フレームと疑似建物の仮想ス
    ラブ若しくは該スラブに固定された被試験体間を閉塞す
    るキャンバスの取付装置において、キャンバスの取付枠
    に、一端に回転ハンドルを固定した螺軸を螺合貫通さ
    せ、その突出部に関係づけて取付けた可動板の少なくと
    も取付枠と対面する内側面に内方弾性体を固着するとと
    もに、該弾性体と対面する取付枠面に圧接弾性体を固着
    してなり、前記回転ハンドルを回転させることにより両
    弾性体間にキャンバスを密封挟持してなることを特徴と
    する建物側壁の環境試験装置におけるキャンバス取付装
    置。
  2. 【請求項2】 建物側壁の風圧、耐震等の各種環境試験
    を行う環境試験装置の反力受構造体と疑似建物の仮想ス
    ラブ若しくは該スラブに固定された被試験体間を閉塞す
    るキャンバスの取付装置において、キャンバスの取付枠
    に、一端に回転ハンドルを固定した螺軸を螺合貫通さ
    せ、その突出部の先端部に設けた抜止具の内側に可動板
    の中央部を遊挿するとともに、該可動板と取付枠間に圧
    縮コイルばねを介装し、また可動板の一側を、取付枠の
    外面に突設し且つ先端に抜止具を有する案内軸に遊挿
    し、そして可動板の他側であって取付枠と対面する内側
    面に内方弾性体、外側面に外方弾性体を固着し、更に該
    内方弾性体と対面する取付枠面に圧接弾性体を固着して
    なり、前記回転ハンドルを回転させることにより内方弾
    性体と圧接弾性体間にキャンバスを密封挟持してなるこ
    とを特徴とする建物側壁の環境試験装置におけるキャン
    バス取付装置。
  3. 【請求項3】 前記内方弾性体と圧接弾性体の何れか一
    方を硬質ゴム製とし、他方を軟質ゴム製としてなる請求
    項1又は2記載の建物側壁の環境試験装置におけるキャ
    ンバス取付装置。
  4. 【請求項4】 前記内方弾性体に通孔を形成し且つ可動
    板に突設したピンを該通孔内に位置させるとともに、該
    ピンと対向する当接弾性体に貫通孔を形成し且つ前記取
    付枠の内方からその突出長さを調節可能となして貫通さ
    せた調節ネジを該貫通孔内に位置させてなる請求項1又
    は2記載の建物側壁の環境試験装置におけるキャンバス
    取付装置。
JP2230691U 1991-03-12 1991-03-12 建物側壁の環境試験装置におけるキャンバス取付装置 Expired - Lifetime JPH065605Y2 (ja)

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