JPH075065A - ガス管気密試験用冶具 - Google Patents

ガス管気密試験用冶具

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JPH075065A
JPH075065A JP14477593A JP14477593A JPH075065A JP H075065 A JPH075065 A JP H075065A JP 14477593 A JP14477593 A JP 14477593A JP 14477593 A JP14477593 A JP 14477593A JP H075065 A JPH075065 A JP H075065A
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JP
Japan
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seal body
upper plate
lower plate
handle
plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP14477593A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Saito
功 斉藤
Shigeru Toyoda
繁 豊田
Takashi Shigefuji
隆 重藤
Soubun Satou
左右文 佐藤
Hidekazu Oshima
英一 大島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takenaka Seisakusho Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Takenaka Seisakusho Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Takenaka Seisakusho Co Ltd, Tokyo Gas Co Ltd filed Critical Takenaka Seisakusho Co Ltd
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Publication of JPH075065A publication Critical patent/JPH075065A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冶具の取り付け及び取り外しを簡単にした
い。 【構成】 シール体10を下板12と上板14間に挟
み、カム18をハンドル21で回転することにより、ワ
ンタッチで下板12と上板14の間隔を狭めてシール体
10の面圧を高めてシール体10を拡径させたり、面圧
を解放して収径させることができるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス導管の開先に取り
付けて内部を密閉試験する際に使用されるガス管気密試
験用冶具に関する。
【0002】
【従来の技術】ガスの導管工事等を行った際、導管の気
密試験が必要になる。この試験の場合、ガス導管の開先
の一方又は双方には、ゴム製のシール体を圧迫して拡径
することにより開先を密閉する冶具が取り付けられる。
図4及び図5にこの従来の冶具の構造を示す。1はゴム
製のシール体、2及び3は支圧板、4及び5は支圧板2
及び3の間隔を狭めてシール体1に面圧をかけることに
よりこのシール体1を拡径するためのボルト及びナット
であって、このボルト及びナット4、5は、通常4個つ
いている。図中6は注圧管である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の冶
具の場合、ボルト及びナット4、5が4個ついているこ
とから、冶具を取り付けたり取り外したりする際、いち
いちこのボルト4とナット5を締め付けたり弛めたりす
ることが必要となり、これには多くの手間と時間がかか
る。又、全体のボルト4とナット5を均一に締めつけな
いと、シール体1の変形によるシール不良の問題とか、
内圧によって外れる(吹き飛ばされる)危険があること
から、慎重に締め付けを行う必要がある。
【0004】本発明の目的は、簡単に取り付けたり取り
外しができると共にシール性能に優れたガス管気密試験
用冶具を提案することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るガス管気密
試験用冶具の構成は次のとおりである。
【0006】左右対称位置から上方にねじ孔付の調整軸
を立ち上げて成る下板と、前記調整軸のねじ孔に螺合す
るねじを下方に形成したカム軸により、前記下板との間
に一定の間隔をあけて取り付けられた上板と、前記下板
と上板間に挿入されたゴム製リング状のシール体と、前
記シール体の内径に接するようにして下板に取り付けら
れた逃げ防止用の内径支持リングと、前記内径支持リン
グ内において、下板と上板を離反する方向に弾発してい
るコイルスプリングと、前記上板の外側において、カム
軸の頭部にピンにより回転自在に取り付けられていると
共にハンドルを外側に水平方向に倒すときに上板を押し
下げてハンドルが水平になったときに最大の押し下げ量
になって下板と上板間のシール体に上下から面圧をかけ
てシール体の外径を拡張するカムと、前記上板の中心か
ら下板の中心を貫通するようにして取り付けられた注圧
管と、から成るガス管気密試験用冶具。
【0007】
【作用】ガス導管の開先に冶具を取り付ける場合には、
ハンドルを立てて面圧を解放することによりシール体を
収径させ、下板側からシール体全体を開先内に挿入す
る。上板の直径をシール体よりも大きく設定した場合に
は、この上板が開先に当たるまで挿入する。そして、左
右のハンドルを外側に90°回転すると、カムの作用で
上板と下板との間隔が狭まり、シール体は内径側が内径
支持リングで押さえられているため、外側に拡径する。
この作用により,シール体はガス導管の内壁に密着す
る。
【0008】次に、冶具を取り外す場合には、ハンドル
を90°元の位置に回転すると、シール体に作用してい
る面圧が解放されてシール体は収径するので、そのまま
取り外し(抜きとり)が可能である。
【0009】下板と上板とはカム軸側のねじと調整軸の
ねじ孔により間隔調整を行うことができる。又、上板は
コイルスプリングにより下板と離反する方向に押し出さ
れているため、前記間隔調整時に上板をいちいち手で動
かす必要がない。
【0010】
【実施例】図1に本発明に係る冶具の実施例を示す。1
0はゴム製のリング状シール体、11はこのシール体1
0の左右に設けた軸穴、12は下板にして、この下板1
2からは、垂直に前記軸穴11内に入る調整軸13が取
り付けられている。
【0011】14は上板にして、この上板14には軸穴
15があけてあり、この軸穴15を介してカム軸16が
通され、カム軸16の先端のねじ17は前記調整軸13
のねじ穴13aに螺合している。又、上板14の直径
は、シール体10の直径よりも大きく鍔状に突出してい
る。
【0012】18は上板14の外側において、カム軸1
6の頭16aにピン19により取り付けられたカムにし
て、このカム18にはカム面20が形成され、カム18
をハンドル21により90°回転することにより、上板
14を最下位まで下降させてシール体10に作用する面
圧を最大に高めて拡径できる。14′はカム18が横に
回転しないように、上板14に形成したガイドスリット
である。
【0013】22はシール体10の内径に接するよう
に、下板12に取り付けられた内径支持リングにして、
この内径支持リング22の作用により、シール体10は
内径側には逃げない。
【0014】23は、下板12と上板14を離反する方
向に弾発しているコイルスプリングにして、下板12と
上板14の間隔調整のために調整軸13を回転したと
き、上板14を押し上げるものである。
【0015】24は上板16及び下板12を貫通して取
り付けられた接続口金25付の注圧管にして、この注圧
管24を経由して内圧をかけて気密検査を行うことがで
きる。
【0016】図2及び図3に基づいて上記冶具の使用例
を説明する。先ず、ガス導管aの開先bに冶具を取り付
ける場合には、ハンドル21を立ててシール体10を収
径させ、図2に示すように下板12側からシール体10
全体を開先b内に挿入する。上板14の直径をシール体
10よりも大きく設定した場合には、この上板14が開
先bに当たるまで挿入する。そして、左右のハンドル2
1を外側に90°回転すると、カム面20の作用で上板
14と下板12との間隔が狭まり、シール体10は内径
側が内径支持リング22で押さえられているため、外側
に拡径する。この作用により、シール体10はガス導管
aの内壁に密着する。
【0017】次に、冶具を取り外す場合には、ハンドル
21を90°元の位置に回転すると、シール体10に作
用している面圧が解放されてシール体10は収径する。
下板12と上板14はカム軸18側のねじ17と調整軸
13側のねじ孔13aにより間隔調整を行うことができ
る。又、上板14はコイルスプリング23により下板1
2と離反する方向に押し出されているため、前記間隔調
整時に上板14をいちいち手で動かす必要がない。
【0018】
【発明の効果】本発明の効果は次のとおりである。
【0019】a.シール体は、2本のハンドルとこのハ
ンドルにより回転するカムの作用で下板と上板により面
圧が高められて拡径したり、面圧解放で収径するため、
ガス導管に対する取り付け及び取り外しをワンタッチで
簡単かつ短時間に行うことができる。この結果、特に多
数の気密検査を行う場合に、作業時間を大幅に短縮でき
る。
【0020】b.下板と上板は調整軸とカム軸で支持さ
れているため、カムにより間隔が狭められる際に傾いた
りしない。この結果、シール体全面に均等に面圧がかか
り、シール体は変形しないので、シール性能が向上す
る。
【0021】c.シール体の内径側に内径支持リングを
設けたことにより、シール体は拡径方向にのみ変化し、
面圧が内径側に逃げる心配がない。
【0022】d.下板と上板間にコイルスプリングを挿
入したことにより、下板と上板間の間隔調整時に上板を
いちいち手で動かす必要がなく便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る冶具の実施例図。
【図2】冶具をガス導管の開先に挿入した状況の説明
図。
【図3】冶具のシール体を拡径した状況の説明図。
【図4】従来の冶具の側面図。
【図5】従来の冶具の正面図。
【符号の説明】
10 シール体 11 軸穴 12 下板 13 調整軸 13a ねじ孔 14 上板 14′ガイドスリット 15 軸穴 16 カム軸 16a 頭 17 ねじ 18 カム 19 ピン 20 カム面 21 ハンドル 22 内径支持リング 23 コイルスプリング 24 注圧管 25 接続口金
フロントページの続き (72)発明者 重藤 隆 東京都世田谷区代沢3−25−4−205 (72)発明者 佐藤 左右文 神奈川県川崎市高津区梶ケ谷2−11−2 (72)発明者 大島 英一 千葉県鎌ケ谷市東道野辺7−8−36

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右対称位置から上方にねじ孔付の調整
    軸を立ち上げて成る下板と、 前記調整軸のねじ孔に螺合するねじを下方に形成したカ
    ム軸により、前記下板との間に一定の間隔をあけて取り
    付けられた上板と、 前記下板と上板間に挿入されたゴム製リング状のシール
    体と、 前記シール体の内径に接するようにして下板に取り付け
    られた逃げ防止用の内径支持リングと、 前記内径支持リング内において、下板と上板を離反する
    方向に弾発しているコイルスプリングと、 前記上板の外側において、カム軸の頭部にピンにより回
    転自在に取り付けられていると共にハンドルを外側に水
    平方向に倒すときに上板を押し下げてハンドルが水平に
    なったときに最大の押し下げ量になって下板と上板間の
    シール体に上下から面圧をかけてシール体の外径を拡張
    するカムと、 前記上板の中心から下板の中心を貫通するようにして取
    り付けられた注圧管と、 から成るガス管気密試験用冶具。
  2. 【請求項2】 上板の直径をシール体の直径よりも大き
    く設定して成る請求項1記載のガス管気密試験用冶具。
JP14477593A 1993-06-16 1993-06-16 ガス管気密試験用冶具 Pending JPH075065A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6748807B2 (en) 2001-01-29 2004-06-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Inertia detecting transducer
JP2012141168A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Icom Inc 筐体の密閉性検査装置
CN105202186A (zh) * 2014-12-30 2015-12-30 新兴重工湖北三六一一机械有限公司 一种用于圆管的快速密封装置
CN106090217A (zh) * 2016-07-08 2016-11-09 安徽江淮汽车股份有限公司 内胀封堵设备
CN111189582A (zh) * 2018-11-15 2020-05-22 中国科学院沈阳自动化研究所 一种气密检测手动测量头装置

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