JPH065569U - 茶 碗 - Google Patents

茶 碗

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Publication number
JPH065569U
JPH065569U JP11055391U JP11055391U JPH065569U JP H065569 U JPH065569 U JP H065569U JP 11055391 U JP11055391 U JP 11055391U JP 11055391 U JP11055391 U JP 11055391U JP H065569 U JPH065569 U JP H065569U
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JP
Japan
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bowl
thread
center
thread bottom
dried
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Pending
Application number
JP11055391U
Other languages
English (en)
Inventor
郁雄 堀内
Original Assignee
郁雄 堀内
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 郁雄 堀内 filed Critical 郁雄 堀内
Priority to JP11055391U priority Critical patent/JPH065569U/ja
Publication of JPH065569U publication Critical patent/JPH065569U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 茶碗を伏せて乾燥する際に、糸底部分に水が
たまらない、水はけのよい茶碗を提供することにある。 【構成】 糸底1の縁6に切込部2を設けた糸底1と、
糸底1により囲まれた茶碗底面部3が、その中心4から
糸底1にむけて傾斜をつけて形成された茶碗底面部3
と、本体5とから、構成されることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、茶碗に関し、更に詳しくには、乾燥時水はけのよい、例えば給食や 食堂等、大量の茶碗を洗浄、乾燥される場合に好適に用いることのできる茶碗に 関する。
【0002】
【従来の技術と考案の解決しようとする課題】
従来、茶碗を洗浄して乾燥させる場合、茶碗本体の水はけをよくするため、洗 った茶碗を伏せて水を切り、乾燥させている。 この場合、茶碗本体が乾燥していても、茶碗の糸底に囲まれた部分には未だ水 がたまっていることがよくある。 そこで、水はけが少しでもよくなるように、経験的に茶碗を斜めに伏せたりし ているが、問題の解決に至っていない。 特に、茶碗を何枚も重ねて伏せ乾燥させる場合、乾燥後に茶碗を取り出すと、 糸底に囲まれた部分に未だたまっている水がこぼれ、乾燥している茶碗をぬらし てしまうことがよくある。 たまったまま放置された水が、乾燥した部分に掛かることは衛生面で問題点が あるとともに、また、濡れた部分を拭かなければならず、手間を要するという問 題点もなる。 本考案は、上述した従来の問題点を解消することを目的としており、茶碗乾燥 時に糸底に囲まれた部分に水がたまらない、水はけのよい茶碗を提供するもので ある。
【0003】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための本考案は、下記のように形成された糸底1と、茶碗 底面部3と、本体5とから構成されることを特徴とする茶碗である。 (イ)糸底1に切込部2を設ける、 (ロ)糸底1により囲まれた茶碗底面部3は、茶碗底面部3の中心4より糸底 1にむけて傾斜を設ける。 (ハ)本体5。
【0004】
【作用・効果】
糸底1に切込部2を設けることにより、茶碗乾燥時に茶碗を伏せると、糸底に 囲まれた茶碗底面部3にある水を、切込部2を経て外へ流れ落とすことができる 。 また、茶碗底面部3の形状が、茶碗底面部3の中心4より糸底1にむけて傾斜 を設けて形成されることにより、茶碗を伏せた時、茶碗底面部3の中心4は糸底 基部7に対して凸部として形成される。すなわち、茶碗底面部3の真ん中が高く なるので、茶碗底面部3にある水は、高い方の中心4から低い方の糸底基部7へ と流れ、糸底1に設けられた切込部2を経て、外へ流れ落ちる。
【0005】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。 図1に示すように、本考案に係る茶碗は糸底1と、茶碗底面部3と、本体5と から構成される。 糸底1には、その縁6から糸底基部7へ向かう切込部2が形成されている。 切込部2は三か所設けられており、縁6の円周上に、それぞれ120度の角度 で設けられている。 本実施例においては、切込部2を三か所設けることにより、茶碗を伏せる際に 多少斜めに伏せたとしても、茶碗底面部3にある水は、いずれかの切込部2を経 て外へ流れ出ることとなる。 なお、糸底1の縁6に設けられる切込部2の数は特に制限されない。例えば、 相対する二か所であってもよいし、また、角度が90度ずれた位置の四か所であ ってもよい。 切込部2を一か所のみ設けた場合においても、例えば、洗いカゴに茶碗を横に 並べ、切込部2を下方にして乾燥させる等することにより、糸底1や茶碗底面部 3に水がたまることを防止することができる。
【0006】 切込部2の切込みは、糸底1の縁6から糸底基部7に達する深さであり、縁6 から逆三角形状に形成されている。 なお、切込部2の切込の深さや形状は特に制限されないが、深さが糸底基部7 に達する場合、茶碗底面部3の表面の水はたまることなく流れ落ちる。 茶碗底面部3は、糸底1により囲まれており、茶碗を上向きに置いた場合の茶 碗底面の裏側に当たる部位に位置している。 茶碗底面部3は、茶碗底面部3の中心4より切込部2に向けて傾斜をつけた形 状に形成されている。茶碗底面部3は、中心4を中心に120度の円周角を持っ た扇状の面を三面有しており、中心4は各扇状の面のかなめ部に位置している。 三面の扇状の面は、それぞれの面がかなめとして共有している中心4が凸部とな るように、それぞれ傾斜がつけられている。各扇状の面は、中心4と切込部2先 端との高低の差が最も大きくなるように傾斜がつけられている。
【0007】 茶碗底面部3が上述のように形成されているので、茶碗を伏せた時、茶碗底面 部3において茶碗底面部3の真ん中が最も高く、切込部2先端が最も低い。 なお、茶碗底面部3は、切込部2の数に応じた数の扇状の面を有する。また、 茶碗底面部3は、茶碗を伏せた時、茶碗底面部3に水がたまるような凹面でさえ なければ特に限定されず、傾斜のついた平面であってもよいし、半球面のような ものでもよい。 要は、茶碗底面部3に水がたまらないように、水を切込部2に向けて導くよう な形状に形成されればよい。 以上、本考案の茶碗について好適な実施例を挙げて説明したが、考案の精神に 逸脱しない範囲内で多くの改変を施しえるのは勿論のことである。
【0008】
【考案の効果】
本考案に係る茶碗は、茶碗を伏せて乾燥する際、茶碗底面部に水がたまらず水 はけがよいので、短時間で乾燥する。 また、従来のように、茶碗底面部にたまった水が他の茶碗に掛かったりするこ とが防止できるので、衛生的であり、拭く手間も省ける。 さらに、茶碗を持つ時、糸底に設けられた切込部に指が固定され安定するので 、持ち易い等の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の茶碗の一実施例を示す傾斜図である。
【図2】本考案の茶碗の一実施例を説明するための、糸
底及び茶碗底面部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 糸底 2 切込部 3 茶碗底面部 4 中心 5 本体 6 縁 7 糸底基部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記のように形成された糸底1と、茶碗
    底面部3と、本体5とから構成されることを特徴とする
    茶碗。 (イ)糸底1に切込部2を設ける。 (ロ)糸底1により囲まれた茶碗底面部3は、茶碗底面
    部3の中心4より糸底1にむけて傾斜を設ける。 (ハ)本体5。
JP11055391U 1991-12-17 1991-12-17 茶 碗 Pending JPH065569U (ja)

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JP11055391U JPH065569U (ja) 1991-12-17 1991-12-17 茶 碗

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JP11055391U JPH065569U (ja) 1991-12-17 1991-12-17 茶 碗

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JPH065569U true JPH065569U (ja) 1994-01-25

Family

ID=14538751

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JP11055391U Pending JPH065569U (ja) 1991-12-17 1991-12-17 茶 碗

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022189485A (ja) * 2021-06-11 2022-12-22 株式会社台和 プラスチック製の食器

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5239384B2 (ja) * 1972-07-19 1977-10-05
JP4110573B2 (ja) * 2003-09-16 2008-07-02 横河電機株式会社 パルスパターン発生装置

Patent Citations (2)

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