JPH0739650U - コップ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 水で洗った後、重ねても、内部に水が溜って
しまうこともなく、乾きも早く極めて清潔なコップを提
供する。 【構成】 コップ（１）の表面に凸部（２）または凹部
（３）を設けたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案はコップをのせるところに凸部または凹部を設けたコップに 関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来より洗ったコップを次々と重ねておくことができるコップがあっ た。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これには、次のような欠点があった。 （イ）水で洗った後コップを重ねておくと水のきれが悪くコップの内 側に水が溜ってしまう。 （ロ）コップに水が溜っていると不衛生である。 （ハ）水の溜った重ねてあるコップを運んでいる途中、うっかりコッ プとコップの間に隙間を作ってしまうと、水がこぼれ、衣服をぬ らしてしまうことがある。 本考案はこれらの欠点を除くためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

コップ（１）の次のコップをのせるところ（４）に凸部（２）または 凹部（３）を設ける。 本考案は以上のような構成よりなるコップである。

【０００５】

【作用】

凸部を設けたコップの場合、コップを重ねると凸部（２）によりコッ プとコップの間に隙間ができる。この隙間から洗ったコップの内部の水 は外へ出ていく。 凹部を設けたコップの場合、洗ったコップを重ねるとコップの内部の 水はこの凹部（３）を通って外へ出ていく。

【０００６】

【実施例】

以下本考案の実施例について説明する。 コップ（１）をかぶせるようにして次々と重ねていく時、次のコップ をのせるところ（４）の部分に

【図１】のように凸部（２）を４か所も しくは

【図２】のように凹部（３）を４か所設ける。 本考案は以上のような構造で、これを使用するときは凸部を設けたコ ップの場合コップを重ねると凸部（２）によりコップとコップの間に隙 間ができる。この隙間から洗ったコップの内部の水は外へ出ていく。 また凹部を設けたコップの場合、洗ったコップを重ねるとコップの内 部の水はこの凹部（３）を通って外へ出ていく。 なお、凸部（２）、凹部（３）は重ねたコップが安定すれば設ける数 はいくつでも良い。 また第２実施例として凸部（２）、凹部（３）は

【図３】、

【図４】 に示すようにコップのデザイン（５）の一環として設けても良い。 また凸部（２）と凹部（３）を同時に設けても良い。

【０００７】

【考案の効果】

水で洗ったコップを重ねてもコップの内部に水が溜ってしまうという こともなくコップの乾きも早く極めて清潔である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の

【請求項１】の斜視図である。

【図２】本考案の

【請求項２】の斜視図である。

【図３】本考案の

【請求項１】の第２実施例の斜視図である。

【図４】本考案の

【請求項２】の第２実施例の斜視図である。

【符号の説明】

１ コップ ２ コップに設けた凸部 ３ コップに設けた凹部 ４ コップをのせるところ ５ コップのデザイン

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 コップをのせるところ（４）に凸部を
   設けたコップ
2. 【請求項２】 コップをのせるところ（４）に凹部を
   設けたコップ