JPH0654262U - フィルタコネクタ - Google Patents

フィルタコネクタ

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Publication number
JPH0654262U
JPH0654262U JP088885U JP8888592U JPH0654262U JP H0654262 U JPH0654262 U JP H0654262U JP 088885 U JP088885 U JP 088885U JP 8888592 U JP8888592 U JP 8888592U JP H0654262 U JPH0654262 U JP H0654262U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
terminal
capacitor
filter
mating
Prior art date
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Pending
Application number
JP088885U
Other languages
English (en)
Inventor
章寿 河村
雪夫 曽根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP088885U priority Critical patent/JPH0654262U/ja
Publication of JPH0654262U publication Critical patent/JPH0654262U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数、加工工数が増えることがなく、か
つ貫通形コンデンサに無理な力が付与することのないフ
ィルタコネクタを提供する。 【構成】 本考案では、一側に相手方コネクタとの嵌合
部11を有するコネクタハウジング3と、コネクタハウ
ジング3の他側に嵌合されると共に貫通形のコンデンサ
5を有するシールドケース7と、コネクタハウジング3
の嵌合部11に突出し相手方端子と電気的に接続される
端子部21が一端部に形成され、コンデンサ5に接続さ
れる接続部としての貫通部23が中間部に形成されると
共に、プリント基板25にハンダ付けされるハンダ付け
部27が他端部に形成された端子9とを有するフィルタ
コネクタ33において、端子9の貫通部23とハンダ付
け部27との間に、インダクタンス成分を有するコイル
ばね部37を設けたことを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、フィルタ特性を有するフィルタコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
図5及び図6は、実開昭58−182377号公報、実開平3−81979号 公報に記載されたものと類似のフィルタコネクタ1を示す。これらの図において 、フィルタコネクタ1は、コネクタハウジング3と、このコネクタハウジング3 に嵌合すると共に、貫通形のコンデンサ5を有するシールドケース7と、棒状の 端子9とで構成されている。
【0003】 コネクタハウジング3は、一側に相手方コネクタとの嵌合部11が形成され、 他側に開口部13が形成されている。これらの嵌合部11と開口部13とは、中 間部に形成された内部区画壁15により区画されている。この内部区画壁15に は、棒状の端子9を支持する複数の支持リブ17が突設されており、これらの支 持リブ17には、嵌合部11と開口部13とを連通する端子挿通孔17aがそれ ぞれ形成されている。また、開口部13は、シールドケース7で閉鎖されている 。
【0004】 シールドケース7は、一方が開口された箱状に薄板を折り曲げて形成されてお り、コネクタハウジング3の開口部13を包み込むように嵌合されている。そし て、開口部13を閉鎖する底板部7aには、内部区画壁15の支持リブ17の高 さ位置に対応して貫通形のコンデンサ5が支持されている。この貫通形のコンデ ンサ5は、中心部分に開口部13側と嵌合部11側とを連通すると共に、貫通孔 19が形成され、この貫通孔19に棒状の端子9が貫通している。
【0005】 棒状の端子9は、内部区画壁15の支持リブ17に支持されて、フィルタコネ クタ1に一体に組み込まれており、一端部に嵌合部11内に突出して、相手方端 子と電気的に接続される端子部21が形成されている。また、中間部に貫通形コ ンデンサ5を貫通する接続部としての貫通部23が形成されると共に、他端部に プリント基板25を貫通した裏面側でハンダ付けされるハンダ付け部27が形成 されている。
【0006】 なお、このフィルタコネクタ1は、コネクタハウジング3の外周から支持片2 9が突設されており、この支持片29をプリント基板25に貫通させた後に裏面 側でハンダ付けすることにより、プリント基板25に固定されるようになってい る。また、このフィルタコネクタ1は、図8に示すように、フィルタ素子である コンデンサ(C)のみの等価回路31で示される。
【0007】 このようなフィルタコネクタ1を、プリント基板25に固定する場合には、先 ず、支持片29をプリント基板25に貫通させた後に、裏面側でハンダ付けして 固定する。次に、端子9のハンダ付け部27をプリント基板25の裏面側でハン ダ付けする。そして、図示しない相手方コネクタを嵌合部11内に嵌合して、端 子部21と相手方端子とを電気的に接続することにより、相手方コネクタとプリ ント基板25に形成された電気回路とが接続されるようになっている。これによ り、相手方コネクタにより伝達された信号に含まれるノイズが除去されてプリン ト基板25の電気回路に伝達されるようになっている。
【0008】 なお、コンデンサとして、貫通形のコンデンサ以外に、チップ形のコンデンサ を用いたものもある。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記フィルタコネクタ1においては、コンデンサ(C)のみの単一 回路であるため、ノイズを除去する性能(フィルタ特性)が悪い。そこで、コン デンサ(C)のほかに、インダクタンス成分を有するコイル(L)を接続するこ とが考えられるが、別部品であるコイル(L)をフィルタコネクタ1に接続する 場合には、部品点数が増加し、加工工数も増加するため、製造コストが高くなる 。
【0010】 さらに、端子9のハンダ付け部27をプリント基板25の裏面側にハンダ付け する際に、図7に示す矢印a方向に力が付与されると、貫通形コンデンサ5にこ の力が付与されるため、貫通形コンデンサ5が破損するおそれがある。
【0011】 さらに、ハンダ付け後の熱によりプリント基板25の伸縮等によっても、貫通 形コンデンサ5に応力が付与されるという問題があった。
【0012】 そこで、本考案は、部品点数、加工工数が増えることがなく、かつ貫通形コン デンサに無理な力が付与することのないフィルタコネクタを提供することを目的 とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため請求項1の考案では、一側に相手方コネクタとの嵌合 部を有するコネクタハウジングと、コネクタハウジングの他側に嵌合されると共 にコンデンサを有するシールドケースと、コネクタハウジングの嵌合部に突出し 相手方端子と電気的に接続される端子部が一端部に形成され、コンデンサに接続 される接続部が中間部に形成されると共に、プリント基板にハンダ付けされるハ ンダ付け部が他端部に形成された端子とを有するフィルタコネクタにおいて、端 子の接続部とハンダ付け部との間に、インダクタンス成分を有するばね部を設け たことを特徴としている。
【0014】 請求項2の考案では、請求項1のインダクタンス成分を有するばね部がコイル ばね部と、このコイルばね部の中心部に挿入された円柱状のコアとからなること を特徴としている。
【0015】
【作用】
請求項1に記載の考案によれば、コンデンサのほかにインダクタンス成分を有 するばね部を端子に一体に形成したので、部品点数、加工工数が増えることなく 、フィルタ特性を向上することが出来る。
【0016】 また、インダクタン成分を有するばね部により、プリント基板の裏面側へのハ ンダ付け部のハンダ付けに際して付与される応力が吸収されるので、コンデンサ に無理な応力が付与されることがない。
【0017】 請求項2に記載の考案によれば、インダクタンス成分を有するばね部を、コイ ルばね部の中心部に円柱状のコアを挿入して形成することにより、インダクタン スセイブンがより増大し、フィルタ特性をより向上することが出来る。
【0018】
【実施例】
以下、本考案に係るフィルタコネクタの実施例について説明する。なお、図5 に示すフィルタコネクタ1と同構成部分については、図面に同符号を付して重複 した説明を省略する。また、図1乃至図3は、第1実施例のフィルタコネクタ3 3を示し、図4は第2実施例のフィルタコネクタ35を示す。
【0019】 第1実施例 図1及び図2は第1実施例のフィルタコネクタ33を示す。これらの図におい て、本実施例のフィルタコネクタ33は、端子9の貫通部23とハンダ付け部2 7との間に、コイルばね部37が設けられている。このばね部37はインダクタ ンス成分を有しており、図3に示すように、コンデンサ(C)、コイル(L)か らなる等価回路43となっている。コイルばね部37は線間の短絡防止の為に、 絶縁被覆(図において斜線部分)を行うことが望ましい。又は線間の間隔を開け ても良い。
【0020】 このフィルタコネクタ33によれば、コンデンサ(C)、コイル(L)からな るので、従来のようにコンデンサ(C)単一でノイズ除去していた場合と異なり 、コイル(L)の効果により、更にノイズを除去する効果(フィルタ特性)が向 上する。
【0021】 また、コイルばね部37により、プリント基板25へのハンダ付け部27のハ ンダ付け時に付与される応力が吸収されるので、貫通形コンデンサ5に無理な応 力が付与されることがない。
【0022】 従って、本実施例のフィルタコネクタ33は、優れたフィルタ特性を有すると 共に、作業信頼性及びハンダ信頼性が高い。
【0023】 第2実施例 次に図4を用いて第2実施例のフィルタコネクタ35について説明する。本実 施例は、コイルばね部39の中心部に円柱形のコア41を一体的に挿入して、端 子9にインダクタンス成分を持たせた例である。
【0024】 本実施例においても、上記第1実施例に対し、(L)成分を増大させより大き な効果を得ることが出来る。
【0025】 なお、上記各実施例では、貫通形のコンデンサを用いた例を示したが、これに 限らずチップ形コンデンサを用いても良い。
【0026】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係るフィルタコネクタによれば。端子の貫通部と ハンダ付け部との間に、インダクタンス成分を有するばね部を設けたことにより 、部品点数、加工工数が増えることがなく、かつコンデンサに無理な力が付与す ることがなくなる。よって、優れたフィルタ特性を有すると共に、作業信頼性及 びハンダ信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例のフィルタコネクタを示す
斜視図である。
【図2】本考案の第1実施例のフィルタコネクタを示
し、図1のII−II線に沿って切断した断面図であ
る。
【図3】本考案の第1実施例のフィルタコネクタと等価
の回路を示す回路図である。
【図4】本考案の第2実施例のフィルタコネクタを示す
断面図である。
【図5】従来のフィルタコネクタを示す斜視図である。
【図6】従来のフィルタコネクタを示し、図5のIV−
IV線に沿って切断した断面図である。
【図7】従来のフィルタコネクタの端子を拡大した斜視
図である。
【図8】従来のフィルタコネクタと等価の回路を示す回
路図である。
【符号の説明】
3 コネクタハウジング 5 貫通形コンデンサ 7 シールドケース 9 端子 11 嵌合部 21 端子部 23 貫通部 25 プリント基板 27 ハンダ付け部 33、35 フィルタコネクタ 37、39 コイルばね部 41 コア

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一側に相手方コネクタとの嵌合部を有す
    るコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングの他
    側に嵌合されると共にコンデンサを有するシールドケー
    スと、前記コネクタハウジングの嵌合部に突出し相手方
    端子と電気的に接続される端子部が一端部に形成され、
    前記コンデンサに接続される接続部が中間部に形成され
    ると共に、プリント基板にハンダ付けされるハンダ付け
    部が他端部に形成された端子とを有するフィルタコネク
    タにおいて、前記端子の接続部とハンダ付け部との間
    に、インダクタンス成分を有するばね部を設けたことを
    特徴とするフィルタコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記インダクタンス成分を有するばね部
    が、コイルばね部と、このコイルばね部の中心部に挿入
    された円柱状のコアとからなることを特徴とする請求項
    1記載のフィルタコネクタ。
JP088885U 1992-12-25 1992-12-25 フィルタコネクタ Pending JPH0654262U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP088885U JPH0654262U (ja) 1992-12-25 1992-12-25 フィルタコネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP088885U JPH0654262U (ja) 1992-12-25 1992-12-25 フィルタコネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0654262U true JPH0654262U (ja) 1994-07-22

Family

ID=13955445

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP088885U Pending JPH0654262U (ja) 1992-12-25 1992-12-25 フィルタコネクタ

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JP (1) JPH0654262U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011030335A (ja) * 2009-07-23 2011-02-10 Diamond Electric Mfg Co Ltd 車載用電源装置
JP2017098127A (ja) * 2015-11-26 2017-06-01 アルプス電気株式会社 圧接コネクタ、圧接コネクタの製造方法
WO2024057467A1 (ja) * 2022-09-15 2024-03-21 三菱電機株式会社 コネクタおよび電子機器

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