JPH06507943A - 自立性亜鉛合金ターゲットを持つ回転円筒マグネトロン構造 - Google Patents

自立性亜鉛合金ターゲットを持つ回転円筒マグネトロン構造

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JPH06507943A
JPH06507943A JP5500280A JP50028092A JPH06507943A JP H06507943 A JPH06507943 A JP H06507943A JP 5500280 A JP5500280 A JP 5500280A JP 50028092 A JP50028092 A JP 50028092A JP H06507943 A JPH06507943 A JP H06507943A
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ヒーレンダール ジェームズ ダブリュー
パーマー ジェイ グレン
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 自立性亜鉛合金ターゲットを持つ回転円筒マグネトロン構造発明の分野 本発明は一般にスパッタリングによる基材製品の被覆に関するものであり、更に 詳しくは、このような被覆操作に使用される回転円筒マグネトロンの改良された 構造上の特徴に関する。
発明の背景 建築用ガラス、自動車の風よけ等の如き大面積の基材の被覆は、平面状マグネト ロンの使用を含むスパッタリング方法によりかなり長い同行われていた。このよ うな被覆物として、商用のビルディングの窓に広く使用されている多層のソーラ ーコントロール被覆物が挙げられる。典型的なソーラーコントロール被覆物は、 低放射率、ヒートミラー(ソーラーコントロール)、または加熱(デフロスタ− )用途に使用し得る3層、5層、または7層の金属−誘電体フィルムの積み重ね を含む。酸化亜鉛、酸化スズ、酸化インジウム、またはこれらの混合物が、この ようなフィルムに使用される普通の誘電体である。1989年2月21日に発行 されたギラリイ(Gi 1lery)の米国特許第4.806.221号; 1 989年9月6日に発行されたベルカインド(Belktnd)らの米国特許第 4.769.291号; 1986年9月9日に発行されたギラリイの米国特許 第4.610.771号、 1985年10月22日に発行されたディートリッ チ(Dietrich)らの米国特許第4.548.691号、 1984年8 月21日に発行されたシーワード(Siewert)らの米国特許第4.466 、940号、 1977年5月lO日に発行されたグルツブ(Grubb)らの 米国特許第4.022.947号;及び1976年8月31日に発行されたトン レイ(Donley)の米国特許第3.978.272号を参照のこと。
最近、回転円筒マグネトロンが誘電層を付着するのに使用されていた。幾つかの 回転円筒マグネトロンにおいて、カソードターゲット集成体はターゲット材料か ら製造された長いソリッドチューブの形態である。しかしながら、従来の自立ソ リッドターゲットは高融点を有する比較的硬質の金属または合金、例えば、ステ ンレス鋼、銅、及びチタンのみから製造し得る。その他の円筒マグネトロンにお いて、ターゲット集成体は、スパッタリングすべきその外表面に適用されるター ゲット材料の層を有する非磁性の支持チューブを含む。プラズマ技術及び液体金 属噴霧技術がターゲット材料を支持チューブに適用するのにしばしば使用されて いる。幾つかのその他の場合には、金属ターゲット材料がステンレス鋼支持体の 上に鋳造される。金属ターゲット材料に関して、それからスパッタリングされた 金属イオンは酸素の如き反応性ガスと反応して特別な基材の上に付着される金属 酸化物を生成し得る。しかしながら、こうして加工されたカソード集成体・ソト はしばしば有効ではなく、かつ不十分である。一つの問題は、支持チューブとタ ーゲット材料の間の不十分な結合力坏十分な熱接触及び不十分な冷却をもたらす ことである。更に、支持体とターゲット材料の熱膨張の相違がまたタープ・ソト 劣化の原因になる。これらの問題が亜鉛のような軟質のタープ・ソト材料につい て特に深刻である。
発明の要V2 本発明の主目的は、延長された大規模な工業上のスパッタリング適用を可能にす る改良された回転円筒マグネトロン構造を提供することである。
また、本発明の目的は、ターゲット材料が自立性であるような改良された回転円 筒マグネトロン構造を提供することである。
本発明の別の目的は、スパッタリング誘電フィルム及び金属フィルムに特に適し た回転円筒マグネトロン構造を提供することである。
これらの目的及び付加的な目的が、個々に、または組み合わせて使用し得る本発 明の種々の構造上の技術及び特徴により達成される。
本発明は、成る種の亜鉛をベースとする合金が自立円筒ターゲットを加工するの に使用し得るという発見に一部基いている。本発明の合金は、亜鉛と、下記の1 2の元素ニアルミニウム、ビスマス、セリウム、ガドリニウム、ハフニウム、ニ オブ、ケイ素、タンタル、チタン、バナジウム、イツトリウム、及び/またはジ ルコニウムの一種以上を含む。更に、主金属へのこれらの12の金属のいずれか の添加は、これらの自立ターゲットによる反応スパッタリングにより生成される 合金酸化物フィルムの機械的性質または光学的性質に悪影響しない。一つの好ま しい実施態様において、約2重量%のアルミニウムを含む亜鉛合金が自立円筒タ ーゲット(これから、透明、非吸収性、かつ光学上機能性のフィルムが製造され る)をつくるのに使用される。このようなフィルムは多層のソーラーコントロー ル被覆物に使用される。
本発明の一つの局面は、内部に磁石集成体を備えた自立円筒ターゲットチューブ を含むカソードを使用する亜鉛をベースとするフィルムを基材に付着する方法で ある。ターゲットが排気可能な室内でその長さ方向の軸のまわりに回転される間 に、ターゲットがスパッタリングされ、それにより亜鉛をベースとするフィルム を基材の表面に付着する。ターゲットは、亜鉛から生成された合金とその合金の 凝固中に添加された充分な量の結晶粒微細化剤とからつくられ、その結果、合金 の主として唯一の相が凝固後に存在する。
本発明の別の局面は、亜鉛をベースとするフィルムを基材にスパッタリングする ための装置からなる。その装置は、内部に磁石集成体を有する自立円筒ターゲッ トチューブを含み、このチューブは排気可能な室中に配置され、そしてその長さ 方向の軸のまわりに回転される。更に、ターゲットは、約1%より大きいが、約 7%より少ないアルミニウム、ビスマス、セリウム、ガドリニウム、ハフニウム 、ニオブ、ケイ素、タンタル、チタン、バナジウム、イツトリウム、及びジルコ ニウムからなる群から選ばれた一種以上の元素を含む合金(その残部は亜鉛であ る)からつくられる(全ての%は重量基準である)。
本発明の種々の局面の付加的な目的、利点及び特徴は、その好ましい実施態様の 以下の詳細な説明から明らかになり、その説明は添付図面と併せて理解されるべ きである。
図面の簡単な説明 図1は、本発明が有利に利用される型の回転円筒マグネトロンスパッタリング系 の略図である。
図2は、図1の系に使用される型の円筒スパッタリングターゲットの中央の断面 図を示す。
図3は、本発明のターゲットに関する電流対電圧のグラフである。
図4は、本発明のターゲットに関する圧力対電圧のグラフである。
図5は、種々のターゲットに関する動的付着速度対電力のグラフである。
図6は、本発明のターゲットに関する動的付着速度対電力のグラフである。
図7は、本発明のカソードに関する動的付着速度対被覆帯域圧力のグラフである 。
図8は、本発明のターゲットに関する動的付着速度対日数のグラフである。
図9は、種々のターゲットに関する電圧対電力のグラフである。
図10は、電圧対アルミニウム含量のグラフである。
図11は、種々のターゲットの酸化亜鉛DDR対電力のグラフである。
図12は、亜鉛−アルミニウム合金の微小構造の顕微鏡写真である。
図13は、亜鉛−アルミニウム合金の微小構造の顕微鏡写真である。
図14は、亜鉛−アルミニウム合金の微小構造の顕微鏡写真である。
図15は、亜鉛−アルミニウム合金の微小構造の顕微鏡写真である。
図16は、亜鉛−アルミニウム合金の微小構造の顕微鏡写真である。
図17は、亜鉛−アルミニウム合金の微小構造の顕微鏡写真であり、かつ図18 は亜鉛−アルミニウム状態図である。
好ましい実施態様の説明 本発明は、亜鉛への少量のアルミニウムの添加が自立円筒マグネトロンターゲッ トを加工するのに使用し得る合金を生成するという発見に一部基いている。チュ ーブを自立性にすることは、支持チューブの必要をなくす。更に、亜鉛へのアル ミニウムの添加は、反応スパッタリング中に形成される酸化物フィルムの性質に 有害な効果を有しない。詳しくは、透明、非吸収性かつ光学上機能性のフィルム 、即ち、充分な反射性及び透過性のフィルムが製造し得る。これらの金属酸化物 は、誘電層の厚さに対するごくわずかな変更でもって多層のソーラーコントロー ル被覆物に使用し得る。加えて、被覆物の接着性、耐磨耗性、及び環境抵抗性、 例えば、耐腐食性が強化し得る。
最初に図1に、本発明の改良が利用される型のスパッタリング系が一般に記載さ れる。プラズマが密閉反応室10内で形成され、その反応室中で、基材が室10 を移動する際に材料の薄いフィルムを基材12に付着する目的で、真空が維持さ れる。
基材12は、フィルムがその上に付着されることを許すようなものであればどの 様なものでもよく、通常、成る種の真空適合性の材料、例えば、金属、ガラス、 及び幾つかのプラスチックである。また、フィルムは、前もって基材表面に形成 されたその他のフィルムまたは被覆物の上に付着し得る。
カソード集成体14は、一般に、反応室10中に取付けられ、かつターゲット表 面20を有する長い回転可能な円筒チューブ16を含む。長い磁石集成体18が チューブ16の下部内に運ばれ、それと共に回転しない。チューブ16の内部は 、その系を高電力レベルで運転させるために一般に水冷されている。チューブ1 6は水平位置に支持され、駆動系22によりその長さ方向の軸のまわりに一定の 速度で回転される。
チューブ16は以下に述べるターゲット材料からつくられた壁を有する。
長い磁石18は、チューブ16内に長さ方向に配置された集成体を含む。その集 成体は、回転円筒ターゲット14の底部で維持される円筒の周囲付近で三つの交 番磁極24.26及び28を生じるように設計される。図1に示された配置は、 磁石の“T形状(断面)である。後記される交互の配置は“U”字形の断面形状 である。いずれの場合にも、磁石は、それらの磁力線が一つの極からチューブを 通って流りそしてチューブ中を曲線を描いて隣接の極に戻るようにチューブ16 に対して配置される。この配置は、隣接の極の間に“磁気トンネル”と称される ものを生じ、これはスパッタリング速度を増大させるだけでなく、ターゲット材 料20をトンネル内、特にその中央で速く取り出させる。
スパッタリングを生じさせるのに充分なカソード電位が、電源30から通常の電 気ブラシによりチューブ16とのすり接点34を有する電力線32を介して管状 ターゲット20に供給される。電源30は記載されている例では直流型のもので あるが、交流電源がまたこのような構造中に使用し得る。反応室10の囲いは導 電性であり、電気的に接地されている。それはスパッタリング方法でアノードと して利用できる。別個のアノードが必要により使用され、小さい正電圧に保たれ てもよい。被覆操作が行われるのに必要な低圧を得るために、反応室IOは真空 ポンプ38と通じている出口管36を備えている。
室10に被覆操作に必要なガスを与えるために、ガス供給系が含まれている。第 一ガス供給管40が不活性ガスの源42から被覆室IOに延びている。入口管4 0に連結されたノズル44が回転カソード14の上の領域中で不活性ガスを分配 する。ターゲット表面20と接地された室の囲いの間に確立された電界の影響下 で電気的に帯電されたイオンに分解するのは、不活性ガスである。陽イオンは、 それらが磁場(主として二つの平行なストリップ中にあり、一つは磁石集成体1 8に向かい合った、その底部の円筒14の長さに沿って、対向する磁極の夫々の 間にある)により案内される領域中でターゲット表面20に引きつけられ、その 表面を衝撃する。
第二ガス供給管46が反応性ガス源48から室lOに延びている。入口管46に 連結されたノズル50が、被覆される基材12に近く、しかもその幅を横切る領 域中で反応体ガスを分配する。反応性ガスの分子が、イオン衝撃の結果として、 ターゲット表面からスパッタリングされた分子と化合して、基材12の上表面に 付着される所望の分子を生成する。
示されたガス供給系の多くの変化が同様に実用的である。源4z及び4Bからの 不活性ガス及び反応性ガスが合わされて、共通の管及び一対のノズルを通して室 lOに送り出される。これが行われる場合、送出管は回転ターゲットチューブ1 6の側に沿って、その長さ方向の軸と平行に配置されることが好ましい。二つの このような管が使用でき、一つがターゲットチューブ16の夫々の側にあり、そ の長さ方向の軸と平行であり、夫々が不活性ガス及び反応性ガスの同じ組み合わ せを送出する。また、一種より多い反応性ガスが、付着されるフィルムに応じて 、同時に供給し得る。
図2では、好ましい回転円筒ターゲット構造及び幾つかの関連部材の断面図が示 される。図2の集成体は、図1の全体の略図に一般に示されたスパッタリング系 における利用に好ましい。電気的に接地された金属フレーム51がその中に真空 室53を形成する。周囲の室温及び圧力がエンケーシング(encas ing )壁51の外部に実在する。例えば、ガラスシートのようなもので、被覆されつ つある基材55は、複数の支持ローラー、例えば、ローラー57により紙面に垂 直な方向に、回転円筒マグネトロン構造を通り過ぎて進められる。
所望のターゲット材料から完全に形成された円筒59は表面61を含む。円筒5 9は、支持集成体65により支持されるスピンドルシャフト63に取り付けられ ている。同様に、円筒59の他端は、支持集成体90に固定されるブラケット7 1に収容されたトラニオン69により支持されるスピンドルシャフト67により 支持される。両方のスピンドルはステンレス鋼からつくることができる。支持集 成体及びブラケットは所望の回転可能な位置に円筒ターゲット59を一緒に保持 し、それをその長さ方向の中央の軸のまわりに回転させ、冷却液の源を与え、温 かい液をそれから排出し、大きいd、 c、電圧へのそれの電気接続をブラシ集 成体58により与える。
端部プレート75は水を源(図示されていない)から開口部77を通って運ぶ。
長い管79は、その中心の軸が回転円筒59の軸と一致するように導管部材75 の壁で固定されている。管79の目的は、水を円筒59を通してその反対の端部 (そこで水が開口部81を通って流出される)に運ぶことである。その管のその 端部から逃げる水は円筒59の内部中を逆流し、それによりターゲット表面を冷 却し、そして導管78を通って流出する。
円筒59は、その間に配置された適当な静止Oリングシール102で半月形クラ ンプ101に一端で取り付けられている。半月形クランプは、順に、スピンドル と円筒の間に良好な電気接点を与えるようにスクリュー103によりスピンドル 63に連結されている。この実施態様において、電気ブラシはスピンドル67と 接触している。同様に、ターゲットの他端で、円筒59はその間に配置された適 当な静止Oリングシール106で半月形クランプ105に取り付けられている。
その半月形クランプはスクリュー107によりスピンドル67に連結されている 。
記載されている構造は、交流または直流によるスパッタリングに利用し得る。
両方が異なる用途に利用されるが、直流の実施態様が通常工業上の用途(この場 合、基材へのフィルムの付着速度が最大にされることが所望される)に好ましい 。
多くの用途に関して、単一の回転円筒ターゲットが満足である。しかしながら、 高付着速度の大規模の商用の被覆系に関して、二つ以上のこのようなターゲット 集成体を一緒に接近してタンデムに配置することがしばしば望ましい。
単一の回転円筒マグネトロン集成体が所定の設備で利用される場合、磁気集成体 72のN極及びS極のどのような相対的な配置を取るかは問題ではない。しかし 、二つ以上のターゲット集成体が互いに隣接して利用される場合、隣接ユニット の交互の極性配向を有することが好ましいことがわかった。隣接タープ・ソト集 成体の一つはN’−8−Nの順序に配置されたその極性を有し、一方、隣接する 一つは5−N−5配置を有する。異なる極性配置は、単に磁石をそれらの長さ方 向の軸のまわりに180度回転させることにより与えられる。これは、被覆され つつある基材55の表面付近で生じるプラズマの位置及び形状を望ましいように 調節することがわかった。
亜鉛への少量のアルミニウムの添加は合金を生成し、これから自立円筒ターゲッ トが加工し得る。アルミニウムは鋳造亜鉛合金中で結晶粒微細化剤として作用す る。微粒子構造は、高温でさえも合金の総合の強度に寄与する。一つの実施態様 において、本発明の亜鉛合金は約1〜7重量%のアルミニウムを含む。実験は、 約1%未満のアルミニウムを含む亜鉛合金ターゲットがたわむ傾向にあることを 示す。好ましい実施態様において、本発明の亜鉛合金は約2重量%のアルミニウ ムを含む。この実施態様のターゲットは優れた構造保全性を維持し、そして高品 質の金属酸化物フィルムを生じる。また、自立円筒カソードは、約1〜7重量% の下記の12の元素ニアルミニウム、ビスマス、セリウム、ガドリニウム、ノ) フニウム、ニオブ、ケイ素、タンタル、チタン、バナジウム、イ・ソトリウム、 及びジルコニウムの一種以上を含む亜鉛をベースとする合金から形成し得る。こ のような合金のターゲットは、目視て透明な金属酸化物フィルムを反応スノ(・ ツタリングし、または不透明な金属フィルムをスパッタリングするのに使用し得 る。
実験結果 本発明の装置及び方法を利用する実験を、本願出願人の一部門であるアーコ・コ ーティング・テクノロジー(Airco Coating Technolog y)により製造された円筒マグネトロン中で行った。5種の亜鉛合金ソリッドチ ューブ自立タープ・ノドを試験した。これらの合金は亜鉛と下記の量(重量%) のアルミニウムを含んでいた。
1%、2%、4%、8%、及び12%。その他に、少量の銅及びマグネシウムを 添加して機械加工性を促進した。銅及びマグネシウムの合計量は1重量%未満で あった。これらのターゲットを、連続鋳造方法を使用してコミンコ・メタルズ社 (Cominco Metals、 0ntario、 Canada)により 製造した。12%及び8%のアルミニウム合金力快々商品名ZA−12(商標) 及びZA−8(商標)として販売されており、4%のアルミニウム合金が4%A I ZAMAK3(商標)として知られている。全てのZAMAK3(商標)合 金は4重量%のアルミニウムであり、種々の量の銅及びマグネシウムが種々の鋳 造操作のために添加されている。亜鉛鋳造合金中の銅及びマグネシウムは凝固方 法中のα−プライム相の形成を抑制すると考えられる。α−プライムは合金中の 望ましくないアルミニウムに富む相である。これらの少量のアルミニウム添加は ターゲットの性能に影響しなかった。便宜上、4%アルミニウムZAMAK3( 商標)ターゲット、ZA−8(商標)ターゲット及びZA−12(商標)ターゲ ットを、以下、単にそれらのアルミニウム含量、例えば、4%AIにより表す。
スパッタリングの前に、ターゲットを、不活性ガスを使用して状態調節し、次い で所望の分圧に達するまでプロセスガスを添加した。その方法を、安定化される までその点て操作した。次いでガラス基材を被覆帯域に導入し、フィルムを適用 した。本発明の方法は、高速で付着される耐久性の金属をベースとするコンパウ ンド被覆物を与える。
表1は、4%AIターゲットからの5種のフィルム試料の製造の際のプロセスデ ータを示す。夫々の試料に関して、基材はスパッタリング方法中で50インチ/ 分の速度でプラズマ中を6回通過した。反応スパッタリングの前に、ターゲット を電流−電圧応答及び圧力−電圧応答につき試験した。ターゲットは図3及び図 4に示されるように正常な応答を示した。
フィルム Os/Ar 厚さ DDR電力 電圧 電流 圧力 ガス流量試料 (人) (人I”/J)  (kW) (ボルト)(アンペア)(ミリトル) (seem)1 1872  990 20 328 64 2.56 219/342 2434 859  30 334 95 2.54 219/343 2035 808 40  340 124 2.36 218/334 3602 763 50 340  155 2.50 29010に測定した。最初に、フィルムの物理的厚さを 、スロアン・デクタフ(Sloan De−ktak)IIAプロフィロメータ ー(Profilollleter)を使用して測定した。フィルムをパーマネ ント・マーカーにより描かれた線の上に付着し、その後、そのフィルムを超音波 アルコール浴中で線の上で離層することにより製造した。次いでスパッター効率 、即ち動的付着速度(DDR)を、ワイプ(Waits)により示された等式( R,K。
ワイフ著、 Th1n Fi 1m Processes、 150頁、アカデ ミツク・プレス、ニューヨーク。
1978を参照のこと)において物理的厚さ及び付着パラメーターを使用して夫 々のフィルムにつき計算シタ。
DDR(人MMt/ジュール) =(d$cts)/(Ptn)(式中、d−フ ィルムの厚さく人) C=ツタ−ットの走行長さく謹) S=コンベヤー速度(mm/秒) P=適用電力(ワット) n=通過数 ) アルゴンを最後の二つのデータ点で排除した。何となれば、ターゲットが高い電 力で金属になる傾向があったからである。これは、その他の亜鉛合金を使用する 試験結果に基いて動的速度を約10%減少すると概算される。
図5は、4%A1ターゲット、8%A1ターゲット、及び12%AIターゲット に関するDDR対電力のグラフである。純粋な酸素中の4%AIターゲットに関 する59kWにおける速度(曲線501)は、かなり高速である706DDRで あった。4%AIターゲットに関するDDRは、12%AIに関するDDR(曲 線502)及び8%AIに関するDDR(曲線503)よりもあらゆる電力で極 めて高く、しかも有利なことに、純粋な亜鉛の平面状のターゲットに関する速度 (これは10%のアルゴンを含む酸素中で20.6kWの最大の可能電力で13 160DRと測定された)に匹敵する。
図5から明らかであるように、DDRは電力が増加するにつれて減少し、これは 円筒ターゲットについて普通の現象であった。対照的に、匹敵するサイズの亜鉛 の平面状のターゲットに関するDDRは、約25kWの融点までの電力で変化し ない。
図6(これは4%AIターゲットに関するDDR対電力のグラフである)は、こ れらのターゲットに関するDDRの減少が固有の現象であり、しかも時間依存性 の効果ではないことを示す。DDRそれ自体は、電力を増加するにつれて軌道を 描き(曲線601)、また電力を減少するにつれて軌道を描く(曲線602)。
DDHの変化は、スロアン・デクタフ・プロフィロメーターを使用する厚さの測 定誤差によるものであり、また異なる日数中の操作条件の変動によるものである 。因7及び図8は、夫々、4%AIターゲットに関して、DDRを系の圧力の関 数として、また一定の操作パラメーターによる時間の関数として示す。圧力また は日数のいずれもが試験範囲にわたって重要な因子ではないことが明らかである 。図8は、高電力密度で長期安定操作(59kWで6時間)を明らかに示す。
また、操作電圧は、図9(これは4%AIターゲット、8%AIターゲット、及 び12%AIターゲットに関する電圧対電力のグラフである)により示されるよ うに重要な傾向を示した。20kW、30kW、及び40kWの電力に関して、 電圧は試験した3種の亜鉛合金ターゲットに関してほぼ一定であるが、その大き さは異なっていた。
例えば、20kWでは、電圧は10%のアルゴンを含む酸素中で純粋な亜鉛(図 示されていない)、4%AI(曲線901)、8%AI(曲線902)、及び! 2%AI (曲線903)に関して夫々480V、 328V、及び290v、 並びに272vであった。合金の全てが純粋な亜鉛の平面状のターゲット電圧よ りもかなり下である。これは、更に多くの電子をプラズマに入れるAl2O,の 更に高い二次の電子放出のためであるかもしれず、これが更に有効なイオン化を 生じ、こうして更に低いインピーダンス及び更に低い操作電圧をもたらす。明ら かであるように、操作電圧はアルミニウム含量が増加するにつれて低下する。こ れは操作に関して非常に重要である。何となれば、低い操作電圧では、電力供給 量がそれらの電流限界に迅速に達し、到達可能電力を制限するからである。操作 電圧は4%以下のアルミニウムを含む亜鉛タープ・ットに関して問題ではない。
誘電層が4%AIターゲットから反応スパッタリングされた亜鉛合金酸化物フィ ルムを含む金属−誘電体フィルムの積み重ねを製造した。中性の低放射率の積み 重ねは下記の一般的な設計構造ニガラス/誘電体/Ag/誘電体を有していた。
フィルムの積み重ねは下記の光学規格値及び電気規格値を有していた。
光源D65.10度のオブザーバ− %T=88.6 Rf =4.3 Rg =4.9a=o、05 a=−0,4 b=−4,2b=−7,1 放射率=0.10 シート抵抗=9.5オーム/sq。
比較として、中性の低放射率の市販のフィルター(上記の設計構造中の誘電層は ZnO□を含む)は、通常、下記の光学規格値及び電気規格値を有する。
光源D65.10度のオブザーバ− %T=86±3Rf=6±3Rg=6±3a=−1,5±2 a=−1,5±2 b=−4,0±2 b=−6,0±2 放射率≦0.10 シート抵抗≦lOオーム/sq。
最後に、下記の光学規格値及び電気規格値を、同様の設計構造の中性の低放射率 のフィルター(その誘電層は亜鉛ターゲットを有する平面状マグネトロンで反応 スパッタリングにより形成された酸化亜鉛からなっていた)から測定した。
光源D65.10度のオブザーバ− %T=85.6 Rf =4.3 Rg =5.7a=−0,5a=−1,3 b=−5,6b=−7,4 放射率=0.09 シート抵抗=9.3オーム/sq。
明らかであるように、低放射率のフィルター(その誘電層は4%AIから反応ス パッタリングされた酸化物を含む)は、誘電体が実質的に純粋な酸化亜鉛から形 成されるフィルターに匹敵するフィルターを生じた。
ターゲットの加工 夫々的1%のアルミニウムを含む2種の84インチのターゲットを連続鋳造方法 により加工した。ターゲットを一夜にわたって旋盤の上に配置した。ターゲット は一夜にわたって約o、 oos〜o、otoインチたわむことがわかった。1 %のアルミニウム合金は自立の回転可能なターゲットにおける適用には充分な強 度を有していないことが明らかであった。
表2は、主要な合金元素(AI、 Cu、及びMg)及び通常の特定の不純物( Fe 、 Pb、Cd、及びSnXこれらは“純粋な”亜鉛または亜鉛合金中に 通常見られる)に関する種々の亜鉛合金ターゲットの化学分析の結果を示す。
2%AI 重力 1.95 0.1000.0300.0030.0040.0 006 <0.0052%AI 連続 2.02 0.1040.0310.0 020.0040.0006 <0.0054%AI 連続 4.10 <0. 050.0390.0130.002 <0.002 <0.0024%AI  連続 4.15 <0.050.0380.0120.002 <0.0001  <0.0028%AI 連続 8.46 1,01 0.0230.0090 ,0040.0004 <0.00512%AI 連続 11.8 0.880 0.0200.0080.0030.0003 <0.00512%A1 連続  11.8 0.8700.0220.0090.0040.0004 <0. 0052%のアルミニウムターゲット及び4%のアルミニウムターゲットの物理 的性質の幾つかを測定しく21℃で)、結果を表3に示す。
降伏強さ 30,600 27,000 23.000(psi) 伸び(%) 1.2 1.8 0.4 硬度(Ha) 25015/30 88.3 92.0 82.320/2/30 85.3  88.2 82.9密度 g/cc(21℃)6.60” 6.91 6.87ボンド/立方インチ(70 0F) 0.240 ” 0.250 0.248熱膨張 μインチ/インチ/ ’ F 15.2” 15,2 16.2明らかであるよ うに、連続鋳造方法により製造された2%ターゲットは良好な引張強さ及び降伏 強さを示し、これは自立ターゲットに重iである。連続鋳造方法に関連する速い 冷却は更に微細な粒子を含む合金を生じると考えられる。2%アルミニウムター ゲットは本発明の自立ターゲットの好ましい実施態様である。
これは機械的強度と操作特性の折衷である。ターゲット操作電圧及び付着速度は 純粋な亜鉛に関して最高であり、アルミニウム含量が増加されるにつれて迅速に 低下する。これが図10(電圧対AI含量)及び図11(種々のターゲットの酸 化亜鉛DDR対電力)に図示される。図11において、曲線1101.1102 .1103.1104、及び1105は、夫々1%、2%、4%、8%、及び1 2%のアルミニウムターゲットに関する付着速度を表す。約1%以下のアルミニ ウムを含む亜鉛ターゲットが自立性であるのに不十分な強度を有すると仮定する と、2%アルミニウムターゲットは最高の付着速度及び操作電圧を有する自立タ ーゲットを与える。
微小構造の試験 金属組織標本を、鋳造されたままの状態の鋳造材料の小さい切断部分で調製した 。亜鉛合金標本の表面は、240グリッド紙、400グリッド紙及び600グリ ッド紙の順序の湿式研削を受けた。最終の表面研磨を、2.5ミクロンのダイヤ モンドペーストを使用して研磨ホイールで行った。
標本をアルコールで洗浄し、アルコールで希釈した硝酸(NITAL)でエツチ ングした。微小構造を100倍及び1000倍の倍率のニコン双眼顕微鏡で調べ た。顕微鏡写真をポラロイドカメラ付属装置で撮影した。図12及び図13は、 夫々100倍及び1000倍の4%AI合金(連続鋳造)の微小構造の顕微鏡写 真である。図14及び図15は、夫々100倍及び1000倍の2%AI合金( 連続鋳造)の微小構造の顕微鏡写真であり、そして図16及び図17は夫々10 0倍及び1000倍の2%八へ合金(重力鋳造)の微小構造の顕微鏡写真である 。異なる相構造が顕微鏡写真で認められる。
4%AI合金及び2%AI合金は基本的には少量の付加的なCu及びMgを含む 亜鉛−アルミニウム合金であるので、それらの微小構造は図化(これはハンセン ()Ians−en)及びアンデルコ(Anderco)著、“Con5tit ution of Binary A11oys”、第2編。
マグロ−ヒル・ブック社(McGraw−Hill Book Co、)、 ニ ューヨーク、1989年8月。
149頁から抜粋した)に示された2成分の亜鉛−アルミニウム状態図に基いて 検討し得る。両方の合金の凝固が始まる際に、−次相は液体中でデンドライトと して凍結する亜鉛に富む(β)固相であろう。温度が382℃に達する時、残っ ている液体はβ−相及びアルミニウムに富むα、−相を含む層状残品マトリック スとして凝固する。冷却が続いて275℃に達すると、固体のα1−相は固体反 応により(共析により)アルミニウムに富むα−相と実質的に純粋な亜鉛(β− 相)の混合物に分解するであろう。溶液中に若干過剰の亜鉛を含むアルミニウム に富む相は室温に冷却し、一方、亜鉛に富むβ−相は固溶体からアルミニウムを 沈殿し続ける。カイエ(Kaye)及びストリート(Street)著、”Di e Casting Metallurgy″、バターワース・サイエンティフ ィック社(Butterworth 5cientific)、ロンドン、英国 、 1982.86−88頁を参照のこと。
本発明の種々の特徴がその好ましい実施態様に関して記載されたが、本発明は請 求の範囲の全範囲内の保護を受ける権利があることが理解されるであろう。
特表千6−507943 (7) FIG、3゜ FIG 4 FIG 5 FIG、6 FIG 12゜ FIG、14゜ FIG、16゜ RG、17 国際調査報告

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.内部に磁石集成体を有する自立円筒ターゲットチューブを含むスパッタリン グカソードを排気可能な室中に配置し、基材を前記室に入れ、ターゲットをその 長さ方向の軸のまわりに回転させ、そしてターゲットをスパッタリングし、それ により亜鉛をベースとするフィルムを前記基材の表面に付着する亜鉛をベースと するフィルムを基材に付着する方法であって、ターゲットが、亜鉛から生成され た合金と、その合金の凝固中に添加された充分な量の結晶粒微細化剤とからつく られ、その結果、合金の主として唯一の相が凝固後に存在することを特徴とする 亜鉛をベースとするフィルムを基材に付着する方法。
  2. 2.内部に磁石集成体を有する自立円筒ターゲットチューブを含むスパッタリン グカソードを排気可能な室中に配置し、基材を前記室に入れ、ターゲットをその 長さ方向の軸のまわりに回転させ、そしてターゲットをスパッタリングし、それ により亜鉛をベースとするコンパウンドフィルムを前記基材の表面に付着する亜 鉛をベースとするフィルムを基材に付着する方法であって、ターゲットが、1% より大きいが、約7%より少ないアルミニウム、ビスマス、セリウム、ガドリニ ウム、ハフニウム、ニオブ、ケイ素、タンタル、チタン、バナジウム、イットリ ウム、及びジルコニウムからなる群から選ばれた一種以上の元素を含む合金(そ の残部は亜鉛である)からつくられる(全ての%は重量基準である)ことを特徴 とする亜鉛をベースとするフィルムを基材に付着する方法。
  3. 3.ターゲットが、1%より大きいが、約7%より少ないアルミニウム、チタン 、バナジウム、タンタル、及びジルコニウムからなる群から選ばれた一種以上の 元素を含む合金(その残部は亜鉛である)からつくられる(全ての%は重量基準 である)請求の範囲第2項に記載の方法。
  4. 4.ターゲットが、1%より大きいが、約7%より少ないアルミニウムを含む合 金(その残部は亜鉛である)からつくられる(全ての%は重量基準である)請求 の範囲第3項に記載の方法。
  5. 5.ターゲットが、約2%のアルミニウムとその残部の亜鉛を含む合金からつく られる(全ての%は重量基準である)請求の範囲第4項に記載の方法。
  6. 6.ターゲットをスパッタリングする工程がターゲットを反応性雰囲気中でスパ ッタリングし、それにより亜鉛をベースとするコンパウンドの薄いフィルムを基 材に付着することを含む上記の請求の範囲のいずれかに記載の亜鉛をベースとす るコンパウンドフィルムを基材に付着する方法。
  7. 7.ターゲットをスパッタリングする工程がターゲットを酸素ガス雰囲気中でス パッタリングし、それにより酸化亜鉛の薄いフィルムを基材に付着することを含 む請求の範囲第6項に記載の亜鉛をベースとするコンパウンドフィルムを基材に 付着する方法。
  8. 8.前記カソードを排気可能な被覆室に配置する工程が、銅及びマグネシウム( これらは一緒に前記合金の約1%以下を構成する)を含む合金からつくられたタ ーゲットチューブを用意することを含む請求の範囲第7項に記載のフィルムの付 着方法。
  9. 9.内部に磁石集成体を有する自立円筒ターゲットチューブが排気可能な室中に 配置され、その長さ方向の軸のまわりに回転される亜鉛をベースとするフィルム をスパッタリングにより基材に付着する装置であって、ターゲットが、約1%よ り大きいが、約7%より少ないアルミニウム、ビスマス、セリウム、ガドリニウ ム、ハフニウム、ニオブ、ケイ素、タンタル、チタン、バナジウム、イットリウ ム、及びジルコニウムからなる群から選ばれた一種以上の元素を含む合金(その 残部は亜鉛である)からつくられる(全ての%は重量基準である)ことを特徴と する亜鉛をベースとするフィルムをスパッタリングにより基材に付着する装置。
  10. 10.ターゲットがその長さ方向の軸を水平にして配置される請求の範囲第9項 に記載の装置。
  11. 11.ターゲットが、1%より大きいが、約7%より少ないアルミニウム、ビス マス、セリウム、ガドリニウム、ハフニウム、ニオブ、ケイ素、タンタル、チタ ン、バナジウム、イットリウム、及びジルコニウムからなる群から選ばれた一種 以上の元素を含む合金(その残部は亜鉛であり、全ての%は重量基準である)か らつくられたチューブを含むことを特徴とする亜鉛をベースとするフィルムを基 材にスパッタリングするのに適した円筒ターゲット。
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