JPH06507598A - 物体特に充満袋をそれらが後方に傾いて重なるように一列に配置するための装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 物体特に充満袋をそれらが後方に傾いて重なるように一列に配置するための装置 本発明は物体特に充満された袋（充満袋）をそれらが後方に傾いて重なるように 一列に配置するための装置に関するものである。

充満袋のような物体の列をそれらが重なるように形成するための機構は周知であ る。一般に、これらの機構は物体かコンベアベルト上の送り方向に眺めて前方に 傾いて重なるように作動し、各々の物体は別の物体上に配置又は押圧される。こ のようにして形成された前方に傾いて重なる物体の列はそれら物体か直立位置へ 移動される時に、該物体の上縁が同一高さに位置しないためしばしば不揃いにな ってしまうことがわかっている。表面が滑かな充満袋の場合には、この欠点は列 が直立位置へ配置されつつある時に１つ又はそれ以上の袋が滑り上ることにより 一層深刻になる。

本発明の目的はこの欠点を解消して、物体をそれらの送り方向に眺めて該物体が 列内において後方に傾いて重なるように整合して配置できる装置であって、袋の 列が一緒に直立位置へさっと動かされても該物体の上縁が実質的に一平面内に位 置するように配置できる装置を提供することである。

本発明によれば、この目的のための前述した装置は回転すべく駆動される少なく とも１つのロータにして該ロータには直径段差の形態をした少なくとも１つのカ ムが設けられているロータと、前記カムに物体を送給するための少なくとも１つ のコンベア軌道と、少なくとも１つの排出コンベア軌道にして前記回転するロー タの前記カムによって搬送されて前記排出コンベアベルト上に降ろされた物体を 排出するためのコンベア軌道とを有しており、本装置においては前記カムは前記 ロータの回転に際して該カムの上の載っていて前記排出コンベア軌道上に置かれ るべき物体のためのスペースを形成しており、前記排出コンベア軌道の送給端部 は前記ロータのすぐ近くに位置している。

前記コンベア軌道は被駆動コンベアベルトとすることが出来る。

一列に配置された物体が滑るのを防止するために、−列に配置された物体を排出 するための前記コンベアベル本装置は１本のシャフト上に配置された２つのロー タを備えることが出来、その場合には前記送給軌道はその排出端部が、また前記 排出軌道はその送給端部が前記２つのロータ間にある状態で延びている。

２つの隣接する送給ベルトと２つの隣接する排出ベルトにしてそれらの排出端部 及び送給端部がそれぞれ前記ロータの両側にある状態で延びている２つの送給ベ ルトと２つの排出ベルトを存する装置の可能性もある。

前記ロータは直径段差の形態をした幾つかのカムを存することが出来る。

前記ロータの周方向に延びているストリップを前記カムの外縁に固定することか 好ましい。

本装置には排出コンベアベルト上で後方に傾いた幾つかの袋を停止部材に対して 直立位置に押圧するための手段を設けることも可能である。

前記手段は仕切り板と、該仕切り板を、順次に、ロータの近くで上方へ、ロータ から離れる方向へ、下方へ、次いでロータに向う方向へ移動させるための機構と を存することが出来る。

次に付図を参照して本発明をより詳細に説明する。

第１図は本発明による装置の第１実施例の一部分の概略的斜視図を示す。

第２図は第２実施例の一部分の概略的斜視図を示す。

第３図は第２図による装置であって、−列に集められた物体を停止部材に対して 直立位置に押圧するための手段も設けられている装置の側面図を示す。

第４図は第３図の側面図に相当する側面図を示し、この図においては物体の列が 停止部材に対して直立位置に押圧されている。

第１図による装置は一列に配置されるべき物体を送入するため互いに隣接しであ る距離隔てられて配置された２つのコンベアベルトｌと、後方に傾いて一列に配 置されて重なっている物体を排出するため互いに隣接しである距離隔てられて配 置された２つのコンベアベルト２と、モータ６によって駆動されるロータ３とを 備えており、該ロータは部分的に送給ベルトｌの間に、部分的に排出ヘルド２の 間に配置されている。

ロータ３は直径における段差（直径段差）の形態をした２つのカム４を備えてい る、即ちロータの直径はカム４の外縁から次のカム４の内縁へと漸減しており、 次のカムの位置において段差によって増大している。

ロータ３の周方向に延びているストリップ５はカム４の外縁に固定されており、 該カムの位置においてチャンバが形成されている。

送給ベルトｌ上に載って垂直カム４に近付きつつある物体は（例えば光電管又は マイクロスイッチによって）存在が信号で知らされる。ロータ３のモータ６が付 勢され、その結果ロータは矢印の方向に回転し、物体は後方に傾いて排出ベルト ２上に降ろされる。直径段差の形態をしたカム４は、排出ベルト２上に既に降ろ されており且つロータの回転に際して増大する中心線により排出ベルト２上で滑 り上って行くか又は後方に傾いている物体の水平方向幅全体にわたって被駆動排 出ベルト２によって搬送される物体の列の背後に排出ベルト２上で配置されるべ き物体のためのスペースを形成している。後者の場合には、排出ベルト上に降ろ される物体が例えば、排出ベルト２の駆動モータに信号を与える光電管又はマイ クロスイッチによって信号を発することが出来る。かくして上縁か一水平面内に 存在する、後方に傾いた物体の良く整った列が生ずる。

ロータ３の第２のカム４が該ロータの頂上側において垂直位置を取るや否や該ロ ータは停止し、次の物体が該カムに接近しているとの信号を待つ。

第２図に示す実施例は２つのロータ４がわずかに隔てられて同一シャフト上に配 置されている点でのみ第１図の実施例と異なっている。

第３図及び第４図が示すように、第２図による装置には成る数（図示の実施例に おいては５個）の物体を互いに対して直立位置に押圧するための手段を設けるこ とも可能であり、かくすれば物体の列は油圧又は空気圧作動の圧力板７によって 、傾いた外側姿勢（図示せず）へ押圧され得る。

前記手段は固定された停止部材８と、ローラ１１によって軌道１２上を可動であ るように箱１３内に備えられているシューｌＯに接続された可動仕切り板９とを 有している。この箱１３は１５においてわずかに枢動することが出来る油圧又は 空気圧シリンダ１４を含んでいる。

箱１３は油圧又は空気圧シリンダ１６によって上下動され得る。シリンダ１４及 び１６の作動によって仕切り板９は、順次に、ロータ３の間及び排出ベルト２の 間において物体の列の背後に持上げられ、停止部材８の方向に動かされ、下降さ れ、次いでロータ近くの初期位置へ戻される。

本発明の範囲内で様々な変更か可能である。例えば、１つの送給ベルト１，１つ の排出ベルト２、及び送給ベルトの排出端部と排出ベルトの送給端部との両側に 配置された２つのロータ３が用いられ得る。ロータ３は１つ又は２つ以上のカム ４を有することも出来る。

本発明にとって基本的なことは、送給方向に眺めて物体が後方に傾いて排出ベル ト上に降ろされること、並びに次の物体を列へ加えるために、１本のシャフト上 に配置された１つ又は２つのロータ内の直径段差（カム）により物体の列の後側 にスペースが作り出され、加えられるべき物体が該スペースの中に置かれること である。排出ベルト２には物体が傾いた位置から滑り出るのを防止するためにプ ロフィルが設けられ得る。

本発明は充満袋を一列に集めることに限定されるものではなく、箱、新聞などに も適している。

本発明を使用することの成果は、物体が直立位置に配置されても上に突き出ない こと、従って物体の上縁が一水平面内に位置したままでいることである。

平成５年１０月２５日 園

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．物体特に充満袋をそれらが後方に傾いて重なるように一列に配置するための 装置であって、回転すべく駆動される少なくとも１つのロータ（３）にして該ロ ータには直径段差の形態をした少なくとも１つのカム（４）が設けられているロ ータ（３）と、前記カムに物体を送給するための少なくとも１つのコンベア軌道 （１）と、少なくとも１つの排出コンベア軌道（２）にして前記回転するロータ の前記カムによって搬送されて前記排出コンベア軌道上に降ろされた物体を排出 するためのコンベア軌道（２）とを有する、物体を一列に配置するための装置に おいて、前記カム（４）は前記ロータ（３）の回転に際して該カムの上に載って いて前記排出コンベア軌道（２）上に置かれるべき物体のためのスペースを形成 しており、前記排出コンベア軌道（２）の送給端部は前記ロータ（３）のすぐ近 くに位置していることを特徴とする物体を一列に配置するための装置。 ２．請求項１に記載の装置において、前記コンベア軌道（１，２）は被駆動コン ベアベルトであることを特徴とする装置。 ３．請求項２に記載の装置において、一列に配置された物体を排出するための前 記コンベアベルト（２）にはプロフィルが設けられていることを特徴とする装置 。 ４．請求項１から３までのいづれか１つの項に記載の装置において、該装置は１ 本のシャフト上に配置された２つのロータを備えており、前記送給軌道（１）は その排出端部が、また前記排出軌道（２）はその送給端部が前記２つのロータ（ ３）間にある状態で延びていることを特徴とする装置。 ５．請求項２又は３に記載の装置において、該装置は２つの隣接する送給ベルト （１）と２つの隣接する排出ベルト（２）にしてそれらの排出端部及び送給端部 がそれぞれ前記ロータ（３）の両側にある状態で延びている２つの送給ベルト（ １）と２つの排出ベルト（２）を有していることを特徴とする装置。 ６．請求項１から５までのいづれか１つの項に記載の装置において、前記ロータ （３）は直径段差の形態をした幾つかのカム（４）を有していることを特徴とす る装置。 ７．請求項１から６までのいづれか１つの項に記載の装置において、前記ロータ の周方向に延びているストリップ（５）が前記カム（４）の外縁に固定されてい ることを特徴とする装置。 ８．請求項１から７までのいづれか１つの項に記載の装置において、該装置は前 記排出コンベアベルト（２）上で後方に傾いて重なっている幾つかの袋を停止部 材に対して直立位置に押圧するための手段を有していることを特徴とする装置。 ９．請求項８に記載の装置において、前記手段は仕切り板（９）と、該仕切り板 （９）を、順次に、ロータの近くで上方へ、ロータから離れる方向へ、下方へ、 次いでロータに向う方向へ移動させるための機構（１０〜１６）とを有している ことを特徴とする装置。