JPH09315658A - 板紙類の移送装置 - Google Patents
板紙類の移送装置Info
- Publication number
- JPH09315658A JPH09315658A JP15609796A JP15609796A JPH09315658A JP H09315658 A JPH09315658 A JP H09315658A JP 15609796 A JP15609796 A JP 15609796A JP 15609796 A JP15609796 A JP 15609796A JP H09315658 A JPH09315658 A JP H09315658A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carrying
- conveyor
- carry
- conveyer
- paperboard
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Pile Receivers (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 数乃至数拾枚の板紙を一塊にして製函機，印
刷機等に送給できるように改良する。そして送給トラブ
ルの発生のおそれのない板紙類の移送装置を提供する。 【解決手段】 垂直起立姿態から前傾姿態に傾動し得る
ように機台１に傾動自在に設けた搬入コンベヤ１０と、
該搬入コンベヤが前傾姿態にあるときに該搬入コンベヤ
の搬送面１９の前端部に連なるように機台に設けた搬出
コンベヤ３４とよりなり、搬入コンベヤに積み重ねられ
た板紙ａを押し出す台腕２１を設け、前傾姿態にある搬
入コンベヤの前端部の搬送面１９より上下動するように
搬出コンベヤを連通状に設けると共に、前縁部に鋸刃材
６７が設けられた昇降テーブル６４を上昇時の該搬出コ
ンベヤよりもさらに高くに上下動するように設け、該昇
降テーブルの前縁部より落下した板紙を該搬出コンベヤ
を上昇動させることにより一塊として搬出させるように
した。
刷機等に送給できるように改良する。そして送給トラブ
ルの発生のおそれのない板紙類の移送装置を提供する。 【解決手段】 垂直起立姿態から前傾姿態に傾動し得る
ように機台１に傾動自在に設けた搬入コンベヤ１０と、
該搬入コンベヤが前傾姿態にあるときに該搬入コンベヤ
の搬送面１９の前端部に連なるように機台に設けた搬出
コンベヤ３４とよりなり、搬入コンベヤに積み重ねられ
た板紙ａを押し出す台腕２１を設け、前傾姿態にある搬
入コンベヤの前端部の搬送面１９より上下動するように
搬出コンベヤを連通状に設けると共に、前縁部に鋸刃材
６７が設けられた昇降テーブル６４を上昇時の該搬出コ
ンベヤよりもさらに高くに上下動するように設け、該昇
降テーブルの前縁部より落下した板紙を該搬出コンベヤ
を上昇動させることにより一塊として搬出させるように
した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は段ボール紙，厚紙等
の板紙を製函機，印刷機等に送給する板紙等の移送装置
に関するものである。
の板紙を製函機，印刷機等に送給する板紙等の移送装置
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】所定の大きさに裁断されて積重ねられた
段ボール紙等の板紙に印刷を施すとか製函する等の目的
でこれをホッパーへ積み上げ給紙する装置は、すでに特
開昭５０−４８６６４号公報，特公昭５２−２７８９８
号公報，特開昭５４−１４９１７６号公報，実開昭６１
−１５９４０号公報等によって知られている。これら従
来の移送装置は板紙を一定のラップ状態にて次々と送り
出すものであった。ところが、印刷機、或いは製函機等
の次の機械の都合によっては、例えば板紙を６〜３０枚
程度を一塊にして送給することを要する場合がある。
段ボール紙等の板紙に印刷を施すとか製函する等の目的
でこれをホッパーへ積み上げ給紙する装置は、すでに特
開昭５０−４８６６４号公報，特公昭５２−２７８９８
号公報，特開昭５４−１４９１７６号公報，実開昭６１
−１５９４０号公報等によって知られている。これら従
来の移送装置は板紙を一定のラップ状態にて次々と送り
出すものであった。ところが、印刷機、或いは製函機等
の次の機械の都合によっては、例えば板紙を６〜３０枚
程度を一塊にして送給することを要する場合がある。
【０００３】そこで本発明は先に特許出願し公開された
特開平２−８１２９号において、搬入コンベヤの先端部
に傾斜面と該傾斜面に続く絶壁状の段部からなる突片を
設けて板紙をいったんその傾斜部に乗り上げさせ段部よ
り落下させると共にその落下した一塊の板紙をプッシャ
により前方に押送することにより一塊の板紙が後続する
板紙から切り離され搬出コンベヤに移送されるようにし
た板紙類の移送装置を提案した。しかし、その機構では
板紙が斜めになって段部に中途半端に引掛ることがある
とその板紙のみが一塊とならずに後に離れて移送される
ことがあるのでトラブルを起こすことがあった。
特開平２−８１２９号において、搬入コンベヤの先端部
に傾斜面と該傾斜面に続く絶壁状の段部からなる突片を
設けて板紙をいったんその傾斜部に乗り上げさせ段部よ
り落下させると共にその落下した一塊の板紙をプッシャ
により前方に押送することにより一塊の板紙が後続する
板紙から切り離され搬出コンベヤに移送されるようにし
た板紙類の移送装置を提案した。しかし、その機構では
板紙が斜めになって段部に中途半端に引掛ることがある
とその板紙のみが一塊とならずに後に離れて移送される
ことがあるのでトラブルを起こすことがあった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、さら
に一層確実に板紙を一塊にして送給できるように上記を
改良しトラブル発生のおそれのない板紙類の移送装置を
提供しようとするものである。
に一層確実に板紙を一塊にして送給できるように上記を
改良しトラブル発生のおそれのない板紙類の移送装置を
提供しようとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】そのために本発明の板紙
類の移送装置は、垂直起立姿態から前傾姿態に傾動し得
るように機台に傾動自在に設けた搬入コンベヤと、該搬
入コンベヤが前傾姿態にあるときに該搬入コンベヤの搬
送面の前端部に連なるように機台に設けた搬出コンベヤ
とよりなり、搬入コンベヤに積み重ねられた板紙を押し
出す台腕を設け、前傾姿態にある搬入コンベヤの前端部
の搬送面より上下動するように搬出コンベヤを連通状に
設けると共に、前縁部に鋸刃材が設けられた昇降テーブ
ルを上昇時の該搬出コンベヤよりもさらに高くに上下動
するように設け、該昇降テーブルの前縁部より落下した
板紙を該搬出コンベヤを上昇動させることにより一塊と
して搬出させるようにしたことを特徴とする。まてた本
発明は上記板紙類の移送装置において、昇降テーブルの
前縁部の鋸刃材の両サイドに該昇降テーブルを上昇動さ
せた直後に前傾動するように払出部材を設けたことを特
徴とする。
類の移送装置は、垂直起立姿態から前傾姿態に傾動し得
るように機台に傾動自在に設けた搬入コンベヤと、該搬
入コンベヤが前傾姿態にあるときに該搬入コンベヤの搬
送面の前端部に連なるように機台に設けた搬出コンベヤ
とよりなり、搬入コンベヤに積み重ねられた板紙を押し
出す台腕を設け、前傾姿態にある搬入コンベヤの前端部
の搬送面より上下動するように搬出コンベヤを連通状に
設けると共に、前縁部に鋸刃材が設けられた昇降テーブ
ルを上昇時の該搬出コンベヤよりもさらに高くに上下動
するように設け、該昇降テーブルの前縁部より落下した
板紙を該搬出コンベヤを上昇動させることにより一塊と
して搬出させるようにしたことを特徴とする。まてた本
発明は上記板紙類の移送装置において、昇降テーブルの
前縁部の鋸刃材の両サイドに該昇降テーブルを上昇動さ
せた直後に前傾動するように払出部材を設けたことを特
徴とする。
【０００６】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面と
共に説明する。機台１は一対の側板１ａ，１ｂが所定間
隔を隔てて平行に支持されるように組み立てられ、下部
に車輪２，２を備えていてレール３上で移動できるよう
にしている。機台１の後方上縁部には軸受４，４を設け
て旋回フレーム５を枢支している。該旋回フレーム５は
一対の長板状のフレーム部材５ａ，５ｂを横断面コ形の
連結部材６，６’によって継いで組み立てたもので、そ
の長手方向略々中間部に支軸７，７を固植し、該支軸を
軸受４，４に支承している。８はこの旋回フレーム５を
図１，図２に示した垂直起立状態から図３，図４に示し
た前傾姿態にこの支軸７，７を支点として傾動させるシ
リンダで、該シリンダのピストンロッド端が旋回フレー
ム５を構成する前記連結部材６に連結されている。搬入
コンベヤ１０は側板１１ａ，１１ｂを組部材１２，１
３，１４によって連結して該側板１１ａ，１１ｂを平行
に組み立てると共に、両端部にスプロケット１５ａ，１
５ｂ，１６ａ，１６ｂを軸支しこれに無端チエン１７
ａ，１７ｂを巻掛し、該無端チエン１７ａ，１７ｂには
多数のプレート１８，１８，１８…をキャタピラー状に
連続的に止着して搬送面１９を形成している。また、ガ
イドレール２０ａ，２０ａ，２０ｂ，２０ｂを設け該ガ
イドレールに基端部を遊嵌させて該ガイドレールに沿っ
て摺動自在なるように台腕２１を設け、該台腕２１の基
端部に無端チエン１７ａ，１７ｂを止着する。台腕２１
の上面にはコロローラ２２，２２，２２…が設けられて
いる。２３はスプロケット１６ａ，１６ｂを回転駆動さ
せるため該スプロケット軸に伝導チエン２４によって連
繋されたモータを示す。なお２９，３０は側板１ａ，１
ｂに横架されたストッパ杆で、旋回フレーム５が前傾し
たとき該ストッパ杆に衝止してその前傾角度が規制され
る。
共に説明する。機台１は一対の側板１ａ，１ｂが所定間
隔を隔てて平行に支持されるように組み立てられ、下部
に車輪２，２を備えていてレール３上で移動できるよう
にしている。機台１の後方上縁部には軸受４，４を設け
て旋回フレーム５を枢支している。該旋回フレーム５は
一対の長板状のフレーム部材５ａ，５ｂを横断面コ形の
連結部材６，６’によって継いで組み立てたもので、そ
の長手方向略々中間部に支軸７，７を固植し、該支軸を
軸受４，４に支承している。８はこの旋回フレーム５を
図１，図２に示した垂直起立状態から図３，図４に示し
た前傾姿態にこの支軸７，７を支点として傾動させるシ
リンダで、該シリンダのピストンロッド端が旋回フレー
ム５を構成する前記連結部材６に連結されている。搬入
コンベヤ１０は側板１１ａ，１１ｂを組部材１２，１
３，１４によって連結して該側板１１ａ，１１ｂを平行
に組み立てると共に、両端部にスプロケット１５ａ，１
５ｂ，１６ａ，１６ｂを軸支しこれに無端チエン１７
ａ，１７ｂを巻掛し、該無端チエン１７ａ，１７ｂには
多数のプレート１８，１８，１８…をキャタピラー状に
連続的に止着して搬送面１９を形成している。また、ガ
イドレール２０ａ，２０ａ，２０ｂ，２０ｂを設け該ガ
イドレールに基端部を遊嵌させて該ガイドレールに沿っ
て摺動自在なるように台腕２１を設け、該台腕２１の基
端部に無端チエン１７ａ，１７ｂを止着する。台腕２１
の上面にはコロローラ２２，２２，２２…が設けられて
いる。２３はスプロケット１６ａ，１６ｂを回転駆動さ
せるため該スプロケット軸に伝導チエン２４によって連
繋されたモータを示す。なお２９，３０は側板１ａ，１
ｂに横架されたストッパ杆で、旋回フレーム５が前傾し
たとき該ストッパ杆に衝止してその前傾角度が規制され
る。
【０００７】一方、搬出コンベヤ３４は両側板３５ａ，
３５ｂ間に支持された回転軸３６に４個のプーリ３８
ａ，３８ｂ．３９ａ，３９ｂを設けると共に回転軸３７
にプーリ４０ａ，４０ｂ，５９ａ，５９ｂを設け、側板
３５ａ，３５ｂの基端部寄り両側板間に取付杆４１を横
架する。そして図５に示したように該取付杆４１に固着
した軸受片４２に支軸４３を介してアーム４４を枢支
し、該アーム４４に夫々プーリ４５ａ，４５ｂを回転自
在に支承する。そしてアーム４４の中間部に固着された
受部４６にシリンダ４７のピストンロッド端が連結して
ある。このため該シリンダ４７の作動によりプーリ４５
ａ，４５ｂが支軸４３を支点として上下動する。なお、
４８は前記回転軸３６の一端に連結された駆動用モータ
である。そして、無端ベルト５３ａをプーリ３８ａ，４
０ａ間に、無端ベルト５３ｂをプーリ３８ｂ，４０ｂ間
に、無端ベルト５４ａをプーリ３９ａ，５９ａ，４５ａ
間に、無端ベルト５４ｂをプーリ３９ｂ，５９ｂ，４５
ｂ間に、夫々張設している。
３５ｂ間に支持された回転軸３６に４個のプーリ３８
ａ，３８ｂ．３９ａ，３９ｂを設けると共に回転軸３７
にプーリ４０ａ，４０ｂ，５９ａ，５９ｂを設け、側板
３５ａ，３５ｂの基端部寄り両側板間に取付杆４１を横
架する。そして図５に示したように該取付杆４１に固着
した軸受片４２に支軸４３を介してアーム４４を枢支
し、該アーム４４に夫々プーリ４５ａ，４５ｂを回転自
在に支承する。そしてアーム４４の中間部に固着された
受部４６にシリンダ４７のピストンロッド端が連結して
ある。このため該シリンダ４７の作動によりプーリ４５
ａ，４５ｂが支軸４３を支点として上下動する。なお、
４８は前記回転軸３６の一端に連結された駆動用モータ
である。そして、無端ベルト５３ａをプーリ３８ａ，４
０ａ間に、無端ベルト５３ｂをプーリ３８ｂ，４０ｂ間
に、無端ベルト５４ａをプーリ３９ａ，５９ａ，４５ａ
間に、無端ベルト５４ｂをプーリ３９ｂ，５９ｂ，４５
ｂ間に、夫々張設している。
【０００８】この搬出コンベヤ３４は、側板３５ａ，３
５ｂの基端部外面に支軸５５ａ，５５ｂを突設し、該支
軸５５ａ，５５ｂを機台１の前方寄り上縁部に固設され
た軸受５６ａ，５６ｂに枢支しこの支軸５５ａ，５５ｂ
を支点として傾動し得るようにしている。５７ａ，５７
ｂはその傾動運動をなさしめるため機台１に設けられた
シリンダで、該シリンダのピストンロッド端を該搬出コ
ンベヤの下面の固着片５８ａ，５８ｂに連結している。
なお無端ベルト５３ａ，５３ｂ，５４ａ，５４ｂの外周
面は滑りにくいように凹凸が形成されている。また、該
各無端ベルトの内側には該ベルトを摺動可能に支持して
いるベルト受（図示せず）が設けられている。
５ｂの基端部外面に支軸５５ａ，５５ｂを突設し、該支
軸５５ａ，５５ｂを機台１の前方寄り上縁部に固設され
た軸受５６ａ，５６ｂに枢支しこの支軸５５ａ，５５ｂ
を支点として傾動し得るようにしている。５７ａ，５７
ｂはその傾動運動をなさしめるため機台１に設けられた
シリンダで、該シリンダのピストンロッド端を該搬出コ
ンベヤの下面の固着片５８ａ，５８ｂに連結している。
なお無端ベルト５３ａ，５３ｂ，５４ａ，５４ｂの外周
面は滑りにくいように凹凸が形成されている。また、該
各無端ベルトの内側には該ベルトを摺動可能に支持して
いるベルト受（図示せず）が設けられている。
【０００９】搬出コンベヤ３４の後端部である無端ベル
ト５４ａと無端ベルト５４ｂの間には、前記取付杆４１
に取付板６０を固設し、該取付板６０にシリンダ６１，
ガイド軸受６２を固設し、該シリンダ６１の作動により
昇降動する機構板６３を設け、該機構板６３に昇降テー
ブル６４を固設している。該昇降テーブル６４は水平面
６５と該水平面６５の後方に延設された下傾面６６とか
らなる。そして該昇降テーブル６４の前縁部には刃先を
該水平面６５より少し突出させて鋸刃材６７を固設して
いる。（図６参照）。また、６８，６８は該鋸刃材６７
の両サイドに設けられた払出部材で、該払出部材６８，
６８も鋸刃材６７と同じく鋸刃状部材の先端が昇降テー
ブル６４の水平面６５より少し突出するように水平軸６
９の両端に固着され該水平軸６９は軸受７０により回転
自在になるように機構板６３に支持されている。該機構
板６３の一側に設けられたシリンダ７１のピストン軸が
該水平軸６９の一端に固設された連結部７２に連結さ
れ、該シリンダ７１が伸長作動すると水平軸６９を支点
として払出部材６８，６８が前傾するように構成されて
いる。
ト５４ａと無端ベルト５４ｂの間には、前記取付杆４１
に取付板６０を固設し、該取付板６０にシリンダ６１，
ガイド軸受６２を固設し、該シリンダ６１の作動により
昇降動する機構板６３を設け、該機構板６３に昇降テー
ブル６４を固設している。該昇降テーブル６４は水平面
６５と該水平面６５の後方に延設された下傾面６６とか
らなる。そして該昇降テーブル６４の前縁部には刃先を
該水平面６５より少し突出させて鋸刃材６７を固設して
いる。（図６参照）。また、６８，６８は該鋸刃材６７
の両サイドに設けられた払出部材で、該払出部材６８，
６８も鋸刃材６７と同じく鋸刃状部材の先端が昇降テー
ブル６４の水平面６５より少し突出するように水平軸６
９の両端に固着され該水平軸６９は軸受７０により回転
自在になるように機構板６３に支持されている。該機構
板６３の一側に設けられたシリンダ７１のピストン軸が
該水平軸６９の一端に固設された連結部７２に連結さ
れ、該シリンダ７１が伸長作動すると水平軸６９を支点
として払出部材６８，６８が前傾するように構成されて
いる。
【００１０】このように構成された板紙類の転回移送装
置では、いま図１および図２に示したように旋回フレー
ム５を垂直起立姿態として台腕２１上に板紙ａが積み重
ねられる。そしてシリンダ８の作動で旋回フレーム５を
図３及び図４に示したような前傾姿態に傾動させる。こ
の姿態で搬入コンベヤ１０を駆動し台腕２１を前進させ
ることにより該板紙ａは図５に示したように前方に押し
出され、数枚ないし数拾枚の板紙ａ’が昇降テーブル６
４の上方を通過した状態でセンサ（図示せず）に検知さ
れ搬入コンベヤ１０，台腕２１の駆動が停止する。
置では、いま図１および図２に示したように旋回フレー
ム５を垂直起立姿態として台腕２１上に板紙ａが積み重
ねられる。そしてシリンダ８の作動で旋回フレーム５を
図３及び図４に示したような前傾姿態に傾動させる。こ
の姿態で搬入コンベヤ１０を駆動し台腕２１を前進させ
ることにより該板紙ａは図５に示したように前方に押し
出され、数枚ないし数拾枚の板紙ａ’が昇降テーブル６
４の上方を通過した状態でセンサ（図示せず）に検知さ
れ搬入コンベヤ１０，台腕２１の駆動が停止する。
【００１１】その状態でシリンダ６１が伸長し昇降テー
ブル６４が図７に示したように上昇することで搬入コン
ベヤ１０上にある板紙の一部が該昇降テーブル６４上に
支持されることとなる。そのとき該昇降テーブル６４上
の最前部の板紙の下縁に鋸刃材６７が突き出ることで確
実に係合し板紙ａを前方に滑落させるようなことがな
い。そして昇降テーブル６４が上昇した直後にシリンダ
７１を作動させ図８に示したように払出部材６８，６８
を前傾させることにより該昇降テーブル６４より前方の
板紙ａ’を前方に払い出すと共に、シリンダ４７を伸長
作動させプーリ４５ａ，４５ｂを上昇させることにより
無端ベルト５４ａ，５４ｂを搬入コンベヤ１０の搬送面
より高くに上昇させ該無端ベルト５４ａ，５４ｂ上にそ
の一塊の板紙ａ’を移載して搬送する。
ブル６４が図７に示したように上昇することで搬入コン
ベヤ１０上にある板紙の一部が該昇降テーブル６４上に
支持されることとなる。そのとき該昇降テーブル６４上
の最前部の板紙の下縁に鋸刃材６７が突き出ることで確
実に係合し板紙ａを前方に滑落させるようなことがな
い。そして昇降テーブル６４が上昇した直後にシリンダ
７１を作動させ図８に示したように払出部材６８，６８
を前傾させることにより該昇降テーブル６４より前方の
板紙ａ’を前方に払い出すと共に、シリンダ４７を伸長
作動させプーリ４５ａ，４５ｂを上昇させることにより
無端ベルト５４ａ，５４ｂを搬入コンベヤ１０の搬送面
より高くに上昇させ該無端ベルト５４ａ，５４ｂ上にそ
の一塊の板紙ａ’を移載して搬送する。
【００１２】こうして搬出コンベヤ３４にて一塊の板紙
ａ’が搬出できたところで、無端ベルト５４ａ，５４
ｂ，昇降テーブル６４等を図５の元の状態に戻し、台腕
２１により板紙ａをまた前方に押し出し数枚の板紙ａ’
を一塊として次々と搬出するものである。
ａ’が搬出できたところで、無端ベルト５４ａ，５４
ｂ，昇降テーブル６４等を図５の元の状態に戻し、台腕
２１により板紙ａをまた前方に押し出し数枚の板紙ａ’
を一塊として次々と搬出するものである。
【００１３】このように本発明では昇降テーブル６４の
前縁部に設けられた鋸刃材６７により板紙ａを確実に区
分しこれより落下した板紙ａ’を搬出コンベヤ３４を上
昇させて搬出するものであるので、昇降テーブル６４上
に板紙が中途半端に残ることがない。なお、両サイドに
払出部材６８を設けてこれを前傾させることにより万一
板紙が不完全に残ったとしてもこれによりその板紙を払
い出せるので一層確実に一塊とする搬送ができる。
前縁部に設けられた鋸刃材６７により板紙ａを確実に区
分しこれより落下した板紙ａ’を搬出コンベヤ３４を上
昇させて搬出するものであるので、昇降テーブル６４上
に板紙が中途半端に残ることがない。なお、両サイドに
払出部材６８を設けてこれを前傾させることにより万一
板紙が不完全に残ったとしてもこれによりその板紙を払
い出せるので一層確実に一塊とする搬送ができる。
【００１４】
【発明の効果】このように本発明の板紙類の移送装置に
よれば、重合状態にあった板紙を一塊ずつ確実に分断し
て送給できトラブルのおそれを解消できる有益な効果が
ある。
よれば、重合状態にあった板紙を一塊ずつ確実に分断し
て送給できトラブルのおそれを解消できる有益な効果が
ある。
【図１】本発明に係る板紙類の移送装置の側面図。
【図２】図１の平面図。
【図３】図１の作動状態図。
【図４】図３の平面図。
【図５】要部の拡大側面図。
【図６】図５のＡ−Ａ線断面図。
【図７】要部の作動状態を示した拡大側面図。
【図８】要部の作動状態を示した拡大側面図。
１ 機台 １０ 搬入コンベヤ １９ 搬送面 ２１ 台腕 ３４ 搬出コンベヤ ５３ａ，５３ｂ，５４ａ，５４ｂ 無端ベルト ６４ 昇降テーブル ６７ 鋸刃材 ６８ 払出部材 ａ 板紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ６５Ｈ 3/32 Ｂ６５Ｈ 3/32 5/16 5/16 31/06 31/06
Claims (2)
- 【請求項１】 垂直起立姿態から前傾姿態に傾動し得る
ように機台に傾動自在に設けた搬入コンベヤと、該搬入
コンベヤが前傾姿態にあるときに該搬入コンベヤの搬送
面の前端部に連なるように機台に設けた搬出コンベヤと
よりなり、搬入コンベヤに積み重ねられた板紙を押し出
す台腕を設け、前傾姿態にある搬入コンベヤの前端部の
搬送面より上下動するように搬出コンベヤを連通状に設
けると共に、前縁部に鋸刃材が設けられた昇降テーブル
を上昇時の該搬出コンベヤよりもさらに高くに上下動す
るように設け、該昇降テーブルの前縁部より落下した板
紙を該搬出コンベヤを上昇動させることにより一塊とし
て搬出させるようにしたことを特徴とする板紙類の移送
装置。 - 【請求項２】 昇降テーブルの前縁部の鋸刃材の両サイ
ドに該昇降テーブルを上昇動させた直後に前傾動するよ
うに払出部材を設けた請求項１に記載の板紙類の移送装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15609796A JPH09315658A (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | 板紙類の移送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15609796A JPH09315658A (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | 板紙類の移送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09315658A true JPH09315658A (ja) | 1997-12-09 |
Family
ID=15620253
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15609796A Pending JPH09315658A (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | 板紙類の移送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09315658A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100475609B1 (ko) * | 2002-02-20 | 2005-03-10 | 민삼환 | 상면 인쇄기용 골판지 공급장치 |
| KR100845435B1 (ko) * | 2007-01-24 | 2008-07-10 | 주식회사 삼보테크 | 안경렌즈용 봉투 인쇄기의 봉투 카트리지 |
-
1996
- 1996-05-27 JP JP15609796A patent/JPH09315658A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100475609B1 (ko) * | 2002-02-20 | 2005-03-10 | 민삼환 | 상면 인쇄기용 골판지 공급장치 |
| KR100845435B1 (ko) * | 2007-01-24 | 2008-07-10 | 주식회사 삼보테크 | 안경렌즈용 봉투 인쇄기의 봉투 카트리지 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7048111B2 (en) | Hopper loader apparatus and method | |
| JPH02147526A (ja) | 折丁機械のための振り上げ積載機 | |
| US4795297A (en) | Apparatus for feeding boards | |
| KR100873691B1 (ko) | 스폰지 자동 재단장치 | |
| JPH02239026A (ja) | トレイ積み重ね装置 | |
| JP2015044682A (ja) | 板紙類供給装置 | |
| JPH09315658A (ja) | 板紙類の移送装置 | |
| JP3205407B2 (ja) | 物品起立供給装置 | |
| JP2000118755A (ja) | 給紙機 | |
| JP4290201B2 (ja) | 給紙方法およびその装置 | |
| JP4462784B2 (ja) | 給紙装置 | |
| JP3720380B2 (ja) | 自動シートローダ | |
| JP3009362B2 (ja) | アンスタッカー装置およびアンスタッカー方法 | |
| JP2000233854A (ja) | 積み重ねシートの反転装置 | |
| JPH028129A (ja) | 板紙類の移送装置 | |
| JPH0629063B2 (ja) | 果実のパック詰め装置 | |
| CN221438543U (zh) | 一种纸箱堆码防划痕机构 | |
| JP3241135B2 (ja) | ケース積下ろし装置 | |
| JPS643778B2 (ja) | ||
| KR100475609B1 (ko) | 상면 인쇄기용 골판지 공급장치 | |
| JPH0672518A (ja) | 荷積用コンベア | |
| JPH0686247B2 (ja) | コンベヤにおける仕分装置 | |
| JP2579385Y2 (ja) | パレタイザーの積付物搬入コンベア | |
| JP3475902B2 (ja) | 紙葉類搬送装置 | |
| JPH0644932Y2 (ja) | 排紙装置 |