JPH0650280U - ランプソケット - Google Patents

ランプソケット

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JPH0650280U
JPH0650280U JP9041292U JP9041292U JPH0650280U JP H0650280 U JPH0650280 U JP H0650280U JP 9041292 U JP9041292 U JP 9041292U JP 9041292 U JP9041292 U JP 9041292U JP H0650280 U JPH0650280 U JP H0650280U
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JP
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lamp
lamp socket
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electric wire
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Pending
Application number
JP9041292U
Other languages
English (en)
Inventor
明 富田
Original Assignee
日本エー・エム・ピー株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電線及びコンタクトに損傷、変形等を生じさ
せないとともに電線の結線が容易なランプソケットを提
供する。 【構成】 ランプ後端の電極と接触するコンタクトは、
互いに嵌合する棒状導電体80及び端子60とからなる。棒
状導電体80はその一端が絶縁板100 に固定され、ランプ
の電極との接点を形成する。端子60はハウジング10の溝
36内に固定される。ランプの挿入に伴って絶縁板100 が
ハウジング10内を後退すると、棒状導電体80は端子60の
接触部70と摺動接触する。複数の電線が端子60、60、60
の圧接部66、66、66に一括して圧接接続される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ランプソケット、特に車輛のテールランプ等を受容するのに好適な ランプソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車等の車輛において、ランプの陽極及び陰極を車輛内部配線の電源供給線 及び接地線にそれぞれ相互接続するためにランプソケットが古くから使用されて いる。従来、この種のランプソケットにおいて、ランプ後端の陽極と接触するコ ンタクトは、ばねによって付勢された絶縁板に鳩目端子を貫通固定し、この鳩目 端子の貫通孔に電線の芯線を挿通させた後に鳩目端子及び芯線を半田付けして形 成するのが一般的である(実開昭62-81383号公報等)。
【0003】 他方、実公昭63-20070号公報に開示されているように、ランプ後端の陽極と接 触するコンタクトとして、ボタン形のコンタクトも使用されている。電線は、コ ンタクトに形成された圧着部に圧着接続される。
【0004】
【解決すべき課題】
前者において、コンタクトは半田によって形成されるため、作業者による半田 付け作業のばらつきがあり、接続の信頼性が低いという問題がある。また、車輛 用のランプソケットは防水型とするのが通常であるので、接点からランプソケッ トの外部へ延出する電線はランプソケットのハウジングの出口でシール部材に液 密に保持される。ランプソケットがランプを受容することによりコンタクトを固 定した絶縁板が電線の出口側に移動すると、電線とシール部材との間の摩擦抵抗 により電線がランプソケット内で屈曲する。このため、半田付けされたコンタク トと電線の被覆端との間の露出した芯線に応力が集中するので、芯線が断線する おそれがある。さらに、ランプソケットを構成する絶縁ハウジング、金属筒体及 びばね部材等の組立後に電線と鳩目端子との半田付けを実施することは困難であ るので、それらの組立前に行わなければならない。特に、ランプソケットの供給 者とランプソケット及び電線の結線(半田付け)を行うハーネス製造者とが異な る場合、ハーネス製造者は結線作業と共にランプソケットの組立をも行わなけれ ばならないので、その作業の負担が大きい。また、半田付け故に結線作業の自動 化は極めて困難である。
【0005】 他方、後者においては、コンタクトは予めボタン形に形成されていると共にコ ンタクトと電線との接続は圧着によって行うので、作業者によるばらつきの問題 は解消される。また、電線はコンタクトの芯線圧着部及び被覆圧着部からなる圧 着部により接続保持されているので、電線の屈曲による応力集中は一応緩和され る。しかし、電線に過度の屈曲が生じた場合、圧着部、特に被覆圧着部に変形を 与えるおそれがある。さらに、電線を圧着したコンタクトを絶縁体に固定する作 業は、前者の場合と同様にランプソケットの組立に先立って行う必要があるので 、ハーネス製造者の負担が大きい。また結線作業そのものは自動化可能であるが 、ランプソケットのハーネス製造の自動化が困難である。
【0006】 従って、本考案は、上述の問題を解決するランプソケット、即ち電線の芯線及 びコンタクトに損傷、変形等を生じるのを阻止する共にハーネス製造が容易なラ ンプソケットを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案のランプソケットは、ランプの一端の電極と接触すると共に外部に延出 する電線と接続されたコンタクトが絶縁板に固定され、該絶縁板が前記ランプの 挿入に伴ってハウジングに対して後退するランプソケットにおいて、前記コンタ クトは、一端を塑性変形して前記絶縁板に固定される棒状導電体と、前記ハウジ ングに固定され、前記電線に接続される圧接部及び前記棒状導電体に対して摺動 接触可能な接触部を有する端子とからなることを特徴とする。
【0008】
【作用】 コンタクトが棒状導電体及び端子からなり、端子の接触部が一端を絶縁板に固 定される棒状導電体と摺動接触可能であるので、ランプの挿入に伴って絶縁板が 後退移動してもコンタクト及び電線に損傷、変形等が生じない。また、電線はハ ウジングに固定された端子の圧接部に結線されるので、結線作業が簡素化し容易 になる。
【0009】
【実施例】
以下添付図面を参照して本考案のランプソケットの好適実施例を詳細に説明す る。図1は、本考案のランプソケットの一実施例を示す分解斜視図である。図2 は、図1のランプソケットを一部断面した平面図である。図3は、図1のランプ ソケットに電線を結線した状態を示す斜視図である。
【0010】 図1において、本考案のランプソケット1の絶縁ハウジング本体10は、一端に ランプ(図示せず)を受容する開口12を有し、他端側の側面には電線3(図3) を収容する収容部14が係止されている。収容部14の一端には、ヒンジ16を介して カバー18が設けられており、結線の完了した収容部14を覆う。カバー18は、その 隅近傍に設けられた係止突起20、20及びカバー18の一端22が、絶縁ハウジング本 体10の係止孔24、26及びフランジ28の側壁に設けられた突起30、30にそれぞれ係 止することにより絶縁ハウジング本体10に固定される。収容部14の台部32には3 本の電線収容する溝34、34、35が略等間隔に形成されており、これらの各溝34、 35と交差するように端子60の圧接部66を収容する溝36、36が形成されている。台 部32の3方の周囲には、電線を引き回すための空間38が形成され、収容部14の他 端の電線出口40に連通している。絶縁ハウジング本体10の他端には、底壁42が本 体10にヒンジ結合されている。底壁42は、電線3の圧接作業時にその作業の妨げ にならないように図1図示のように開状態になっている。圧接作業及びそれに続 く電線3の引き回し作業終了後において、底壁42は閉状態(図3)になるように 立上げられ、底壁42の両端が突起44、44と係止する。
【0011】 溝36内に収容される端子60、60、60(1個のみ図示)は、銅合金板を打ち抜き 加工及び曲げ加工して形成され、一端にU字状の圧接スロット62を有する1対の 圧接プレート64、64からなる圧接部66を有し、他端に1対のばね接触片68からな る接触部70を有する。各圧接プレート64には溝36の内壁と圧入係合するための突 部72、72が設けられている。
【0012】 端子60の接触部70と嵌合する棒状導電体80、80は銅合金の丸棒から切削加工に より形成される。各導電体80の一端には絶縁板100 の孔102 に挿入される小径部 82が形成され、残部は大径部84になっている。小径部82及び大径部84の間の段部 86は、絶縁板100 の一面104 に当接してストッパとなる。大径部84の他端88は、 端子60の接触部70への挿入を容易にするために球面状に形成される。
【0013】 接地導体90は、銅合金板を打ち抜き加工及び曲げ加工して形成され、端子60の 接触部70と嵌合する円筒部92と、金属筒体110 の側面112 と接触する接触ばね部 94とを有する。金属筒体110 は、従来のそれと同様に金属板を打ち抜き加工及び 曲げ加工して略円筒状に形成される。側面112 には、ランプ(図示せず)を保持 するバイヨネット溝118 が形成されている。
【0014】 次に、図2を参照して、本考案のランプソケットの組立手順を説明する。絶縁 ハウジング本体10には、先ず端子60、60、60が所定の溝36、36、36内に圧入され る。棒状導電体80の小径部82は、後述する副組立体の絶縁ハウジング本体10への 組込に先立って絶縁板100 の孔102 に挿入され、ヘッダ加工等によって先端を塑 性変形させてランプ後端の電極と接触するための接点89を形成する。2本の棒状 導電体80、80を固定した絶縁板100 を金属筒体110 内に挿入し、各棒状導電体80 の周囲にばね部材120 を配置して副組立体を製作する。この副組立体を図2の左 より絶縁ハウジング本体10の開口12内に挿入すると、金属筒体110 の側壁112 が 開口12の内壁の一部と圧入係合すると共に金属筒体110 の一端が開口12の底面46 と当接する。この副組立体の挿入の際、棒状導電体80の大径部84は端子60との接 触部70と嵌合する。絶縁ハウジング本体10の収容穴48、48(一方のみ図示)は、 その内径が棒状導電体80の大径部84より大きく形成され、その深さは棒状導電体 80が後退可能な寸法を有する。このため、収容穴48は、棒状導電体80の軸方向の 移動を案内すると共に、その移動を妨げない。
【0015】 接地導体90は、副組立体と同時、又は副組立体の挿入に先立って絶縁ハウジン グ本体10の接地導体収容穴50内に挿入される。接地導体90はその軸方向に移動す る必要がないこと、及び金属筒体110 との接触を維持するために回り止めが必要 であること等の理由により、接地導体収容穴50内に圧入することが望ましい。
【0016】 絶縁ハウジング本体10のフランジ28に隣接して環状のシール部材130 を必要に 応じて配置する。このシール部材130 は、絶縁ハウジング本体10の筒状部52の外 周に形成されたロック部54(図1)との間にランプソケット1が取り付けられる パネル(図示せず)を液密に挟持するためのものである。
【0017】 ランプソケット1の組立後において、ばね部材120 は絶縁板100 の一面104 及 び絶縁ハウジング本体10の底面46の間に挟まれ、絶縁板100 を図2の左方向に付 勢する。絶縁板100 の外周には突部106 、106 (図1)が形成され、金属筒体11 0 の側面112 の開口114 の縁116 と当接するストッパとなる。また、ばね部材12 0 の付勢に抗して絶縁板100 が後退すると、棒状導電体80は端子60の接触部70の ばね接触片68と摺動接触する。
【0018】 次に、図3を参照して、ランプソケット1のハーネス製造の工程を説明する。 収容部14の右側の2箇所の溝34、34に切断端を有する電源供給電線3a、3aを圧入 し、端子60、60と圧接接続する。また、左端の溝35に切断端のない接地電線3bを 圧入して端子60と圧接接続する。ランプソケット1のハーネスは、通常、複数個 のランプソケット1を含むので、同一の接地電線3bを利用することによって所謂 デイジーチェーン接続が可能になり、ハーネス製造作業が簡素化される。また、 3個の端子60、60、60は隣接して配置されており、電線3の配置後に一括して結 線することができる。各コンタクトに結線された電線3は、空間38を経て電線出 口40から外部に延出する。その後、底壁42を図1に示す開状態から図3に示す閉 状態になるように回動させる。次に、溝34、35、36及び空間38に流動性の低い接 着剤(図示せず)を注入し、接着剤の固化後、カバー18を回動させて収容部14を 覆う。接着剤はコンタクトの圧接部のシール及び電線3のストレインリリーフの 2つの機能がある。
【0019】 以上の手順で生産されたランプソケット1の場合、ランプ(図示せず)の挿入 による絶縁板100 の移動は棒状導電体80、及び端子60の接触部70の摺動をもたら すのみで、電線3に影響を与えない。
【0020】
【考案の効果】
本考案によれば、コンタクトが互いに摺動接触可能な棒状導電体及び端子から なるので、ランプソケットにランプを挿入してもコンタクト及び電線に損傷、変 形等の不具合は生じない。従って、信頼性の高いランプソケットが実現できる。
【0021】 また、電線はハウジングに固定された端子の圧接部に圧接接続されるので、結 線作業が簡素化される。従って、ランプソケットのハーネスの大量生産が容易で あると共にハーネス製造コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のランプソケットの一実施例を示す分解
斜視図である。
【図2】図1のランプソケットを一部断面した平面図で
ある。
【図3】図1のランプソケットに電線を結線した状態を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ランプソケット 3 電線 10 ハウジング 60 端子 66 圧接部 70 接触部 80 棒状導電体 100 絶縁板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプの一端の電極と接触すると共に外
    部に延出する電線と接続されたコンタクトが絶縁板に固
    定され、該絶縁板が前記ランプの挿入に伴ってハウジン
    グに対して後退するランプソケットにおいて、 前記コンタクトは、一端を塑性変形して前記絶縁板に固
    定される棒状導電体と、前記ハウジングに固定され、前
    記電線に接続される圧接部及び前記棒状導電体に対して
    摺動接触可能な接触部を有する端子とからなることを特
    徴とするランプソケット。
JP9041292U 1992-12-10 1992-12-10 ランプソケット Pending JPH0650280U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9041292U JPH0650280U (ja) 1992-12-10 1992-12-10 ランプソケット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9041292U JPH0650280U (ja) 1992-12-10 1992-12-10 ランプソケット

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Publication Number Publication Date
JPH0650280U true JPH0650280U (ja) 1994-07-08

Family

ID=13997881

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JP9041292U Pending JPH0650280U (ja) 1992-12-10 1992-12-10 ランプソケット

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JP (1) JPH0650280U (ja)

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