JPH0648915U - ベンディング装置の手動操作用制御装置 - Google Patents

ベンディング装置の手動操作用制御装置

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JPH0648915U
JPH0648915U JP8557792U JP8557792U JPH0648915U JP H0648915 U JPH0648915 U JP H0648915U JP 8557792 U JP8557792 U JP 8557792U JP 8557792 U JP8557792 U JP 8557792U JP H0648915 U JPH0648915 U JP H0648915U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 手動型駆動モードに於ける倍率切換をオペレ
ータに依存せずに型駆動テーブルの動作状態に応じて自
動的に適切に行うことにある。 【構成】 手動操作ハンドル15の操作により型駆動テ
ーブルをその手動操作量に応じて駆動する手動型駆動モ
ードを含むベンディング装置の手動操作用制御装置にし
て、型駆動テーブルに作用する荷重を検出する荷重検出
装置19を設け、荷重検出装置19により検出される荷
重の増大に応じて手動操作ハンドル15の手動操作量に
対する型駆動テーブルの移動量の倍率を低減する移動量
倍率可変設定手段13を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、プレスブレーキ等のベンディング装置の手動操作用制御装置に関し 、特にNC式のベンディング装置に於いて型駆動テーブルを手動操作する手動型 駆動モードを含むベンディング装置の手動操作用制御装置に関するのである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、NC式プレスブレーキ等のベンディング装置は、金型原点設定、試し 曲げ等のために、自動型駆動モード以外に、操作パネルに設けられたハンドルパ ルサと称される手動操作子(手動操作ハンドル)の操作により型駆動テーブルを その手動操作量に応じて駆動する手動型駆動モードを含んでいる。
【0003】 この手動型駆動モードに於いては、手動操作子の手動操作量に対する型駆動テ ーブルの移動量の倍率が、操作パネルに設けられた倍率切換ボタンにより、少な くとも2段階に任意に切換設定され、手動操作子の操作時に於ける型駆動テーブ ルの移動速度が高速側と低速側とに切換られるようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述の如き手動型駆動モードに於いては、各テーブルの型間距離が長い時には 高速側にて型駆動テーブルが移動するよう、各テーブルの型間距離が短くなった 時には低速側にて型駆動テーブルが移動するよう、倍率切換ボタンの操作により 手動操作子の手動操作量に対する型駆動テーブルの移動量の倍率が切換られるが 、この切換はすべてオペレータの手操作により行われ、この切換操作が間違えら れたり、忘れられたりすると、効率よい手動型駆動が行われず、型駆動テーブル を微妙に移動停止させることができなくなり、正確な金型原点設定、試し曲げに 於ける微妙な曲げ角度の調整が行われ得なくなる。
【0005】 また何れにしてもこの倍率切換はすべてオペレータの手操作により行われ、手 動型駆動モードに於けるオペレータの操作が面倒なものになる。
【0006】 本考案は、従来のベンディング装置に於ける上述の如き問題点に着目してなさ れたものであり、手動型駆動モードに於ける倍率をオペレータに依存せずに型駆 動テーブルの動作状態に応じて自動的に適正値に切り換えるベンディング装置の 手動操作用制御装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の如き目的は、本考案によれば、手動操作子の操作により型駆動テーブルを その手動操作量に応じて駆動する手動型駆動モードを含むベンディング装置の手 動操作用制御装置にして、型駆動テーブルに作用する荷重を検出する荷重検出手 段と、前記荷重検出手段により検出される荷重の増大に応じて手動操作子の手動 操作量に対する型駆動テーブルの移動量の倍率を低減する移動量倍率可変設定手 段とを有していることを特徴するベンディング装置の手動操作用制御装置によっ て達成される。
【0008】
【作用】
上述の如き構成によれば、型駆動テーブルに作用する荷重の増大に応じて手動 操作子の手動操作量に対する型駆動テーブルの移動量の倍率が自動的に低減され る。
【0009】
【実施例】
以下に本考案の実施例を図面を用いて詳細に説明する。
【0010】 図1は本考案による手動操作用制御装置を適用されるベンディング装置の一実 施例を示している。ベンディング装置はパンチ金型1を取り付けられる上部テー ブル3とダイ金型5を取り付けられる下部テーブル7とを有し、その何れか一方 を上下動可能な型駆動テーブルとしている。この実施例では、上部テーブル3を 上下動可能な型駆動テーブルとし、下部テーブル7を固定テーブルとしている。 上部テーブル3はボールねじ9の回転により上下方向に移動し、ボールねじ9 は、サーボモータ11と回転駆動され、サーボモータ11により回転駆動される 。
【0011】 尚、上部テーブル3の上下動駆動はサーボモータ方式以外に油圧シリンダ装置 を用いた油圧サーボ方式の駆動機構により行われてもよい。
【0012】 図2は本考案による手動操作用制御装置を含むサーボモータ駆動制御系を示し ている。サーボモータ駆動制御系は、サーボモータ11の作動を制御するテーブ ル駆動制御部13を有し、テーブル駆動モード(型駆動モード)の一つとして手 動操作ハンドル15の操作により上部テーブル3を手動操作ハンドル15の回転 操作量に応じて駆動する手動テーブル駆動モードを含んている。この手動テーブ ル駆動モードに於いては、テーブル駆動制御部13は移動量倍率可変設定部17 より入力する倍率データが指示する倍率をもって手動操作ハンドル15の回転操 作量に対する上部テーブル3の移動量をもって決定する。
【0013】 移動量倍率可変設定部17には上部テーブル3に上下方向の圧力として作用す る荷重を検出する荷重検出装置19が接続されており、荷重検出装置19は検出 荷重データを移動量倍率可変設定部17へ出力する。荷重検出装置19は、上部 テーブル3に作用する荷重を直接検出するロードセル、サーボモータ11のトル ク、負荷を検出するセンサ等であってよく、また上部テーブル3の上下動駆動装 置が油圧サーボ方式のものである場合は、油圧シリンダ装置のシリンダヘッド圧 を検出する圧力センサであってもよい。
【0014】 移動量倍率可変設定部17は荷重検出装置19よりの検出荷重データの増大に 応じて手動操作ハンドル15の回転操作量に対する上部テーブル3の移動量の倍 率を低減する。
【0015】 これにより上部テーブル3に作用する荷重の増大に応じて手動操作ハンドル1 5の回転操作量に対する上部テーブル3の移動量の倍率を低減する。
【0016】 上部テーブル3に作用する荷重は、上部テーブル3に取り付けられたパンチ金 型1が加工材を挟んで下部テーブル7に取り付けられたダイ金型5に押し付けら れることにより、上部テーブル3に作用する反力の増大に応じて増大するから、 パンチ金型1が加工材を挟んでダイ金型5に押し付けられるまでは手動操作ハン ドル15の回転操作によって上部テーブル3は比較的高速度にて降下し、パンチ 金型1が加工材を挟んでダイ金型5に押し付けられると、倍率変化により上部テ ーブル3の降下速度が自動的に遅くなる。
【0017】 図3は本考案による手動操作用制御装置をCNC装置にて実施する実施例を示 している。CNC装置は、CPU21と、メモリ部23と、サーボモータ11の サーボアンプ25へ操作量信号を出力するテーブル位置決め制御部としての軸制 御部27と、強電部29と、I/Oポート部31とを有し、これらはバス33に より双方向に接続されている。
【0018】 I/Oポート部31には、表示器35、操作盤37、荷重検出装置39、各種 スイッチ・リレー41が接続されている。
【0019】 荷重検出装置39は、上述の実施例に於ける荷重検出装置19と同等のもので あり、上部テーブル3に上下方向の圧力として作用する荷重を検出する。
【0020】 操作盤37はテーブルの手動操作子として手動操作されるハンドルパルサ43 を含んでおり、ハンドルパルサ43は手にて回転されることによりその回転角に 応じたパルス量を発生する。
【0021】 CPU21は、メモリ部23に格納されたプログラムを実行し、荷重検出装置 39が出力する荷重データをI/Oポート部31より定期的に取り込んでこれを 監視し、この荷重データによる荷重値に応じてソフトウェア処理によりハンドル パルサ43の倍率を切り換える。
【0022】 図4はハンドルパルサ43の倍率切換処理フローを示している。倍率切換処理 フローは時間割込等により繰り返し実行され、その実行の度に荷重検出装置39 が出力する荷重データを読み込み(ステップ100)、荷重データが示す荷重値 が予め設定されたしきい値以上であるか否か、即ちパンチ金型1が加工材を挟ん でダイ金型5に押し付けられた加圧状態であるか否かを判別する(ステップ11 0)。
【0023】 加圧状態でない時にはハンドルパルサ43の倍率を高速側に設定し(ステップ 120)、これに対し加圧状態である時にはハンドルパルサ43の倍率を低速側 に設定する(ステップ130)。
【0024】 図5はハンドルパルサ43の操作によるテーブル駆動処理フローを示している 。
【0025】 テーブル駆動処理フローはハンドルパルサ43の操作によるパルス量を入力する ことにより開始され、先ずハンドルパルサ43の操作によるパルス量を読み込む (ステップ200)。次にこのパルス量とこの時のハンドルパルサ43の設定倍 率との乗算により移動指令値を演算し(ステップ210)、これを制御目標値と して軸制御部27へ出力する。
【0026】 これによりこの場合も、パンチ金型1が加工材を挟んでダイ金型5に押し付け られるまではハンドルパルサ43によって上部テーブル3は比較的高速度にて降 下し、パンチ金型1が加工材を挟んでダイ金型5に押し付けられると、倍率変化 により上部テーブル3の降下速度が自動的に遅くなる。
【0027】 以上に於ては、本考案を特定の実施例について詳細に説明したが、本考案は、 これらに限定されるものではなく、本考案の範囲内にて種々の実施例が可能であ ることは当業者にとって明らかであろう。
【0028】
【考案の効果】
以上の説明から理解される如く、本考案によるベンディング装置の手動操作用 制御装置によれば、上部テーブルの如き型駆動テーブルに作用する荷重の増大に 応じてハンドルパルサ等の手動操作子の手動操作量に対する型駆動テーブルの移 動量の倍率が自動的に低減するから、手動型駆動モードに於ける倍率切換がオペ レータに依存せずに型駆動テーブルの動作状態に応じて自動的に適切に行われる ようになり、これにより手動型駆動モードに於けるオペレータの操作が簡素化さ れ、効率よい手動型駆動が行われるようになり、また面倒な倍率変更操作を必要 とすることなく手動操作子の手動操作のみにより操作加圧状態下にて型駆動テー ブルを微妙に移動停止させることができ、正確な金型原点設定、試し曲げに於け る微妙な曲げ角度の調整が簡便に、且つ確実に行われ得るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による手動操作用制御装置を適用される
ベンディング装置の一実施例を示す概略構成図である。
【図2】本考案による手動操作用制御装置を含むサーボ
モータ駆動制御系の一実施例を示すブロック線図であ
る。
【図3】本考案による手動操作用制御装置をCNC装置
にて実施した実施例を示すブロック線図である。
【図4】本考案による手動操作用制御装置に於けるハン
ドルパルサの倍率切換処理フローを示すフローチャート
である。
【図5】本考案による手動操作用制御装置に於けるハン
ドルパルサ操作によるテーブル駆動処理フローを示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 パンチ金型 3 上部テーブル 5 ダイ金型 7 下部テーブル 9 ボールねじ 11 回転サーボモータ 13 テーブル駆動制御部 15 手動操作ハンドル 17 移動量倍率可変設定部 19 荷重検出装置 21 CPU 23 メモリ部 27 軸制御部 37 操作盤 39 荷重検出装置 43 ハンドルパルサ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手動操作子の操作により型駆動テーブル
    をその手動操作量に応じて駆動する手動型駆動モードを
    含むベンディング装置の手動操作用制御装置にして、 型駆動テーブルに作用する荷重を検出する荷重検出手段
    と、 前記荷重検出手段により検出される荷重の増大に応じて
    手動操作子の手動操作量に対する型駆動テーブルの移動
    量の倍率を低減する移動量倍率可変設定手段と、 を有していることを特徴するベンディング装置の手動操
    作用制御装置。
JP1992085577U 1992-12-14 1992-12-14 ベンディング装置の手動操作用制御装置 Expired - Fee Related JP2577460Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07275943A (ja) * 1994-04-06 1995-10-24 Amada Co Ltd 折曲げ加工機
JP2009285704A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Murata Mach Ltd 曲げ機械の制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07275943A (ja) * 1994-04-06 1995-10-24 Amada Co Ltd 折曲げ加工機
JP2009285704A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Murata Mach Ltd 曲げ機械の制御装置

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