JPH0648133A - 車両懸架装置 - Google Patents
車両懸架装置Info
- Publication number
- JPH0648133A JPH0648133A JP3256575A JP25657591A JPH0648133A JP H0648133 A JPH0648133 A JP H0648133A JP 3256575 A JP3256575 A JP 3256575A JP 25657591 A JP25657591 A JP 25657591A JP H0648133 A JPH0648133 A JP H0648133A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- damping coefficient
- threshold value
- sprung speed
- shock absorber
- sprung
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G17/00—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
- B60G17/06—Characteristics of dampers, e.g. mechanical dampers
- B60G17/08—Characteristics of fluid dampers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G17/00—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
- B60G17/015—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2400/00—Indexing codes relating to detected, measured or calculated conditions or factors
- B60G2400/10—Acceleration; Deceleration
- B60G2400/106—Acceleration; Deceleration longitudinal with regard to vehicle, e.g. braking
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2400/00—Indexing codes relating to detected, measured or calculated conditions or factors
- B60G2400/20—Speed
- B60G2400/206—Body oscillation speed; Body vibration frequency
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2500/00—Indexing codes relating to the regulated action or device
- B60G2500/10—Damping action or damper
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2600/00—Indexing codes relating to particular elements, systems or processes used on suspension systems or suspension control systems
- B60G2600/18—Automatic control means
- B60G2600/184—Semi-Active control means
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2600/00—Indexing codes relating to particular elements, systems or processes used on suspension systems or suspension control systems
- B60G2600/60—Signal noise suppression; Electronic filtering means
- B60G2600/604—Signal noise suppression; Electronic filtering means low pass
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2800/00—Indexing codes relating to the type of movement or to the condition of the vehicle and to the end result to be achieved by the control action
- B60G2800/90—System Controller type
- B60G2800/91—Suspension Control
- B60G2800/916—Body Vibration Control
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ショックアブソーバの伸び切りによる異音や
振動の発生を防止することができる車両懸架装置の提
供。 【構成】 ばね上速度検出手段cにより検出されたばね
上速度が所定のしきい値未満である時は、ばね上速度方
向と同一のショックアブソーバbの行程方向側を高減衰
係数側に制御する信号を減衰係数変更手段aに出力する
減衰係数制御部dを有した制御手段eと、制御手段eに
設けられ、ばね上速度が所定のしきい値以上になった時
は、そのしきい値よりは低い値のしきい値未満となるま
での間は減衰係数の制御定数を高めに変更する制御定数
変更部fとを備えた。
振動の発生を防止することができる車両懸架装置の提
供。 【構成】 ばね上速度検出手段cにより検出されたばね
上速度が所定のしきい値未満である時は、ばね上速度方
向と同一のショックアブソーバbの行程方向側を高減衰
係数側に制御する信号を減衰係数変更手段aに出力する
減衰係数制御部dを有した制御手段eと、制御手段eに
設けられ、ばね上速度が所定のしきい値以上になった時
は、そのしきい値よりは低い値のしきい値未満となるま
での間は減衰係数の制御定数を高めに変更する制御定数
変更部fとを備えた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のばね上−ばね下
間に設けられたショックアブソーバの減衰係数を制御す
る車両懸架装置に関する。
間に設けられたショックアブソーバの減衰係数を制御す
る車両懸架装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このような車両懸架装置として
は、例えば、特開昭61−163011号公報に記載さ
れているものが知られている。
は、例えば、特開昭61−163011号公報に記載さ
れているものが知られている。
【0003】この車両懸架装置は、ばね上速度及びばね
上−ばね下間相対速度を求め、ばね上速度の方向(上向
きで+,下向きで−)とばね上−ばね下間相対速度の方
向(伸方向で+,圧方向で−)とが一致した時にはショ
ックアブソーバを高減衰係数に制御し、不一致の時には
低減衰係数に制御するようになっている。
上−ばね下間相対速度を求め、ばね上速度の方向(上向
きで+,下向きで−)とばね上−ばね下間相対速度の方
向(伸方向で+,圧方向で−)とが一致した時にはショ
ックアブソーバを高減衰係数に制御し、不一致の時には
低減衰係数に制御するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の車両懸架装置にあっては、大きな路面入力が
あった場合、特に伸側でショックアブソーバのストロー
ク量が非常に大きくなると共に、この時の伸び切り側で
はばね上速度の方向(上向きで+)とばね上−ばね下間
相対速度の方向(伸方向で−)が不一致となってショッ
クアブソーバの減衰係数が低減衰係数に制御されている
ため、ショックアブソーバが伸び切って、異音や振動を
発生させるという問題があった。
うな従来の車両懸架装置にあっては、大きな路面入力が
あった場合、特に伸側でショックアブソーバのストロー
ク量が非常に大きくなると共に、この時の伸び切り側で
はばね上速度の方向(上向きで+)とばね上−ばね下間
相対速度の方向(伸方向で−)が不一致となってショッ
クアブソーバの減衰係数が低減衰係数に制御されている
ため、ショックアブソーバが伸び切って、異音や振動を
発生させるという問題があった。
【0005】本発明は、このような問題に着目して成さ
れたもので、ショックアブソーバの伸び切りによる異音
や振動の発生を防止することができる車両懸架装置を提
供することを目的とするものである。
れたもので、ショックアブソーバの伸び切りによる異音
や振動の発生を防止することができる車両懸架装置を提
供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、図1のクレ
ーム対応図に示すように、車両の車輪と車体との間に設
けられ、減衰係数を変更する減衰係数変更手段aを有し
たショックアブソーバbと、車両のばね上速度を検出す
るばね上速度検出手段cと、該ばね上速度検出手段cに
より検出されたばね上速度が所定のしきい値未満である
時は、ばね上速度方向と同一のショックアブソーバbの
行程方向側を高減衰係数側に制御する信号を減衰係数変
更手段aに出力する減衰係数制御部dを有した制御手段
eと、該制御手段eに設けられ、ばね上速度が所定のし
きい値以上になった時は、そのしきい値よりは低い値の
しきい値未満となるまでの間は減衰係数の制御定数を高
めに変更する制御定数変更部fとを備えている手段とし
た。
ーム対応図に示すように、車両の車輪と車体との間に設
けられ、減衰係数を変更する減衰係数変更手段aを有し
たショックアブソーバbと、車両のばね上速度を検出す
るばね上速度検出手段cと、該ばね上速度検出手段cに
より検出されたばね上速度が所定のしきい値未満である
時は、ばね上速度方向と同一のショックアブソーバbの
行程方向側を高減衰係数側に制御する信号を減衰係数変
更手段aに出力する減衰係数制御部dを有した制御手段
eと、該制御手段eに設けられ、ばね上速度が所定のし
きい値以上になった時は、そのしきい値よりは低い値の
しきい値未満となるまでの間は減衰係数の制御定数を高
めに変更する制御定数変更部fとを備えている手段とし
た。
【0007】
【作用】本発明の作用について説明する。尚、説明中の
符号は、図1に対応している。車両が走行すると、それ
に伴なってショックアブソーバbに対しばね下およびば
ね上の両方から入力があってショックアブソーバbの行
程が行なわれる。
符号は、図1に対応している。車両が走行すると、それ
に伴なってショックアブソーバbに対しばね下およびば
ね上の両方から入力があってショックアブソーバbの行
程が行なわれる。
【0008】この時、路面入力が特別には大きくない場
合には、ばね上速度も小さくて所定のしきい値を越えな
い。従って、減衰係数制御手段fは、ばね上速度方向と
同一のショックアブソーバbの行程方向側が高減衰係数
となるような制御を行ない、ばね上の振動を抑制する。
合には、ばね上速度も小さくて所定のしきい値を越えな
い。従って、減衰係数制御手段fは、ばね上速度方向と
同一のショックアブソーバbの行程方向側が高減衰係数
となるような制御を行ない、ばね上の振動を抑制する。
【0009】即ち、路面入力が特別には大きくない場合
には、ショックアブソーバbがばね上速度方向と同一の
方向の行程を行うのを高減衰係数で抑制してばね上の振
動を抑える制振制御を行い、操縦安定性を確保する。ま
た、路面入力が特に大きい場合には、ばね上速度が大き
くなって所定のしきい値を越える。従って、制御定数変
更部fは、所定のしきい値を越えた後、そのしきい値よ
りは低い値のしきい値未満となるまでの間、減衰係数の
制御定数を高める方向へ変更する制御を行ない、ショッ
クアブソーバbのストロークを抑制する。
には、ショックアブソーバbがばね上速度方向と同一の
方向の行程を行うのを高減衰係数で抑制してばね上の振
動を抑える制振制御を行い、操縦安定性を確保する。ま
た、路面入力が特に大きい場合には、ばね上速度が大き
くなって所定のしきい値を越える。従って、制御定数変
更部fは、所定のしきい値を越えた後、そのしきい値よ
りは低い値のしきい値未満となるまでの間、減衰係数の
制御定数を高める方向へ変更する制御を行ない、ショッ
クアブソーバbのストロークを抑制する。
【0010】即ち、ショックアブソーバbの伸び切りを
防止して異音及び振動の発生を防止する。
防止して異音及び振動の発生を防止する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により詳述す
る。まず、実施例の構成について説明する。図2は、本
発明実施例のシステムブロック図であって、図において
1は減衰力可変型のショックアブソーバ、2はパルスモ
ータ、3はばね上加速度センサ、4はローパスフィル
タ、5はコントロールユニットを示している。
る。まず、実施例の構成について説明する。図2は、本
発明実施例のシステムブロック図であって、図において
1は減衰力可変型のショックアブソーバ、2はパルスモ
ータ、3はばね上加速度センサ、4はローパスフィル
タ、5はコントロールユニットを示している。
【0012】前記ショックアブソーバ1は、4つの車輪
のそれぞれと車体との間に、合計4つ設けられている。
のそれぞれと車体との間に、合計4つ設けられている。
【0013】前記パルスモータ2は、ショックアブソー
バ1の減衰係数ポジションを切り換えるもので、ステッ
プ駆動により、各ショックアブソーバ1の減衰係数ポジ
ションを多段階に変化させる。
バ1の減衰係数ポジションを切り換えるもので、ステッ
プ駆動により、各ショックアブソーバ1の減衰係数ポジ
ションを多段階に変化させる。
【0014】前記ばね上加速度センサ3は、ばね上の車
体に取り付けられ、ばね上の上下方向加速度を検出し、
この検出されたばね上加速度に応じた電気信号を出力す
る。そして、このばね上加速度センサ3も、各ショック
アブソーバ1毎に1つづつ設けられている。
体に取り付けられ、ばね上の上下方向加速度を検出し、
この検出されたばね上加速度に応じた電気信号を出力す
る。そして、このばね上加速度センサ3も、各ショック
アブソーバ1毎に1つづつ設けられている。
【0015】前記ローパスフィルタ4は、前記ばね上加
速度から高周波数のばね下共振周波数成分をカットする
もので、この実施例では3ヘルツのものが用いられ、そ
れ以下の低周波成分、即ち、ばね上共振周波数成分とし
ての加速度信号値を示す信号がコントロールユニット5
に入力される。
速度から高周波数のばね下共振周波数成分をカットする
もので、この実施例では3ヘルツのものが用いられ、そ
れ以下の低周波成分、即ち、ばね上共振周波数成分とし
ての加速度信号値を示す信号がコントロールユニット5
に入力される。
【0016】前記コントロールユニット5は、制御手段
を構成するもので、その減衰係数制御では、ばね上加速
度センサ3からの入力信号及びローパスフィルタ4を通
過したばね上加速度信号に基づいて、ショックアブソー
バ1を最適の減衰係数とすべく、ステップモータ2に制
御信号を出力すると共に、その制御定数変更部では、ば
ね上速度Vに応じて制御定数の変更を行なう。即ち、こ
のコントロールユニット5は、インタフェース回路5
a,CPU5b,駆動回路5cを備え、前記インタフェ
ース回路5aには上下加速度センサ3からの出力信号が
入力される。また、インタフェース回路5aに前記ロー
パスフィルタ4が設けられていて、上下加速度センサ3
からの信号は、このローパスフィルタ4を介してCPU
5bに入力される。
を構成するもので、その減衰係数制御では、ばね上加速
度センサ3からの入力信号及びローパスフィルタ4を通
過したばね上加速度信号に基づいて、ショックアブソー
バ1を最適の減衰係数とすべく、ステップモータ2に制
御信号を出力すると共に、その制御定数変更部では、ば
ね上速度Vに応じて制御定数の変更を行なう。即ち、こ
のコントロールユニット5は、インタフェース回路5
a,CPU5b,駆動回路5cを備え、前記インタフェ
ース回路5aには上下加速度センサ3からの出力信号が
入力される。また、インタフェース回路5aに前記ロー
パスフィルタ4が設けられていて、上下加速度センサ3
からの信号は、このローパスフィルタ4を介してCPU
5bに入力される。
【0017】次に、図3はショックアブソーバ1の構成
を示す断面図であって、このショックアブソーバ1は、
シリンダ30と、シリンダ30を上部室と下部室Bとに
画成したピストン31と、シリンダ30の外周にリザー
バ室Cを形成した外筒33と、下部室Bとリザーバ室C
とを画成したベース34と、ピストン31に連結された
ピストンロッド7の摺動をガイドするガイド部材35
と、外筒33と車体との間に介在されたサスペンション
スプリング36と、バンパラバー37とを備えている。
を示す断面図であって、このショックアブソーバ1は、
シリンダ30と、シリンダ30を上部室と下部室Bとに
画成したピストン31と、シリンダ30の外周にリザー
バ室Cを形成した外筒33と、下部室Bとリザーバ室C
とを画成したベース34と、ピストン31に連結された
ピストンロッド7の摺動をガイドするガイド部材35
と、外筒33と車体との間に介在されたサスペンション
スプリング36と、バンパラバー37とを備えている。
【0018】さらに詳述すると、前記ショックアブソー
バ1は、図4に示すように、伸行程で圧縮された上部室
A内の流体が下部室B側へ流通可能な流路として、伸側
内側溝11の位置から伸側減衰バルブ12の内側及び外
周部を開弁して下部室Bに至る伸側第1流路Dと、第2
ポート13,縦溝23及び第4ポート14を経由して伸
側外側溝15位置から伸側減衰バルブ12の外周部を開
弁して下部室Bに至る伸側第2流路Eと、第2ポート1
3,縦溝23及び第5ポート16を経由して伸側チェッ
クバルブ17を開弁して下部室Bに至る伸側第3流路F
と、第3ポート18,第2横孔25及び中空部19を経
由して下部室Bに至るバイパス流路Gとの4つの流路が
あり、また、圧行程で圧縮された下部室B内の流体が上
部室A側へ流通可能な流路として、圧側減衰バルブ20
を開弁して上部室Aに至る圧側第1流路Hと、中空部1
9,第1横孔24及び第1ポート21を経由して圧側チ
ェックバルブ22を開弁して上部室Aに至る圧側第2流
路Jと、中空部19,第2横孔25及び第3ポート18
を経由して上部室Aに至る前記バイパス流路Gとの3つ
の流路がある。
バ1は、図4に示すように、伸行程で圧縮された上部室
A内の流体が下部室B側へ流通可能な流路として、伸側
内側溝11の位置から伸側減衰バルブ12の内側及び外
周部を開弁して下部室Bに至る伸側第1流路Dと、第2
ポート13,縦溝23及び第4ポート14を経由して伸
側外側溝15位置から伸側減衰バルブ12の外周部を開
弁して下部室Bに至る伸側第2流路Eと、第2ポート1
3,縦溝23及び第5ポート16を経由して伸側チェッ
クバルブ17を開弁して下部室Bに至る伸側第3流路F
と、第3ポート18,第2横孔25及び中空部19を経
由して下部室Bに至るバイパス流路Gとの4つの流路が
あり、また、圧行程で圧縮された下部室B内の流体が上
部室A側へ流通可能な流路として、圧側減衰バルブ20
を開弁して上部室Aに至る圧側第1流路Hと、中空部1
9,第1横孔24及び第1ポート21を経由して圧側チ
ェックバルブ22を開弁して上部室Aに至る圧側第2流
路Jと、中空部19,第2横孔25及び第3ポート18
を経由して上部室Aに至る前記バイパス流路Gとの3つ
の流路がある。
【0019】また、前記縦溝23と第1及び第2横孔2
4,25が形成された調整子6は、パルスモータ2の駆
動によるステップ回動に基づいて減衰係数のポジション
を図5〜図7に示す3つのポジション間で多段階に切り
換え可能となっている。
4,25が形成された調整子6は、パルスモータ2の駆
動によるステップ回動に基づいて減衰係数のポジション
を図5〜図7に示す3つのポジション間で多段階に切り
換え可能となっている。
【0020】つまり、図5に示す第2ポジション(図8
ののポジション)では、伸側第1流路Dと、圧側第1
流路Hと、圧側第2流路Jとが流通可能となっていて、
これにより、図9に示すように、伸側が高減衰係数(図
12の+Xmax ポジション)でその逆行程の圧側が所定
の低減衰係数(図12の+Xsoftポジション)となる。
ののポジション)では、伸側第1流路Dと、圧側第1
流路Hと、圧側第2流路Jとが流通可能となっていて、
これにより、図9に示すように、伸側が高減衰係数(図
12の+Xmax ポジション)でその逆行程の圧側が所定
の低減衰係数(図12の+Xsoftポジション)となる。
【0021】次に、図6に示す第1ポジション(図8の
のポジション)では、前記圧行程の4つの流路D,
E,F,Gと、圧行程の3つの流路H,J,Gのすべて
が流通可能となっていて、これにより、図10に示すよ
うに、伸側及び圧側が共に所定の低減衰係数(図12の
±Xsoftポジション)となる。
のポジション)では、前記圧行程の4つの流路D,
E,F,Gと、圧行程の3つの流路H,J,Gのすべて
が流通可能となっていて、これにより、図10に示すよ
うに、伸側及び圧側が共に所定の低減衰係数(図12の
±Xsoftポジション)となる。
【0022】次に、図7に示す第3ポジション(図8の
のポジション)では、伸側第1〜第3流路D,E,F
および圧側第1流路Hが流通可能となっていて、これに
より、図11に示すように、圧側が高減衰係数(図12
の−Xmax ポジション)でその逆行程の伸側が所定の低
減衰係数(図12の−Xsoftポジション)となる。そし
て、前記第1および第3ポジション側は、調整子6のス
テップ回転角度に応じてそれぞれ多段階に切り換え可能
となっていて、そのステップ回転角度に応じて高減衰係
数側の減衰係数のみを比例的に変化可能となっている。
のポジション)では、伸側第1〜第3流路D,E,F
および圧側第1流路Hが流通可能となっていて、これに
より、図11に示すように、圧側が高減衰係数(図12
の−Xmax ポジション)でその逆行程の伸側が所定の低
減衰係数(図12の−Xsoftポジション)となる。そし
て、前記第1および第3ポジション側は、調整子6のス
テップ回転角度に応じてそれぞれ多段階に切り換え可能
となっていて、そのステップ回転角度に応じて高減衰係
数側の減衰係数のみを比例的に変化可能となっている。
【0023】即ち、このショックアブソーバ1は、調整
子6を回動させることにより、その回動に基づいて減衰
係数を、伸側・圧側いずれとも図12に示すような特性
で、低減衰係数から高減衰係数の範囲で多段階に変更可
能に構成されている。また、図8に示すように、伸側・
圧側いずれも低減衰係数(図12の±Xsoftポジショ
ン)としたのポジションから調整子6を反時計方向へ
回動させると、伸側のみ高減衰係数側に変化し、逆に、
調整子6を時計方向へ回動させると、圧側のみ高減衰係
数側に変化する構造となっている。
子6を回動させることにより、その回動に基づいて減衰
係数を、伸側・圧側いずれとも図12に示すような特性
で、低減衰係数から高減衰係数の範囲で多段階に変更可
能に構成されている。また、図8に示すように、伸側・
圧側いずれも低減衰係数(図12の±Xsoftポジショ
ン)としたのポジションから調整子6を反時計方向へ
回動させると、伸側のみ高減衰係数側に変化し、逆に、
調整子6を時計方向へ回動させると、圧側のみ高減衰係
数側に変化する構造となっている。
【0024】次に、図13に示すフローチャートに基づ
き、コントロールユニット5における減衰係数ポジショ
ン制御の作動流れについて説明する。
き、コントロールユニット5における減衰係数ポジショ
ン制御の作動流れについて説明する。
【0025】まず、ステップ101では、ローパスフィ
ルタ4で処理されたばね上加速度値から演算により得ら
れたばね上速度±Vが読み込まれた後、ステップ102
へ進む。
ルタ4で処理されたばね上加速度値から演算により得ら
れたばね上速度±Vが読み込まれた後、ステップ102
へ進む。
【0026】このステップ102は、ばね上速度±Vの
絶対値 |V| が所定のしきい値±aの絶対値 |a| を越
えたかどうかを判定するステップであって、絶対値 |a
| 未満(NO)であればステップ103へ進み、絶対値
|a| 以上(YES)であればステップ104へ進む。
絶対値 |V| が所定のしきい値±aの絶対値 |a| を越
えたかどうかを判定するステップであって、絶対値 |a
| 未満(NO)であればステップ103へ進み、絶対値
|a| 以上(YES)であればステップ104へ進む。
【0027】前記ステップ103では、減衰係数の制御
定数を通常減衰感度に切り換えた後、ステップ106へ
進み、このステップ106では通常減衰感度の制御定数
に基づいて減衰係数ポジションを演算する。即ち、この
通常減衰感度の制御定数では、図11の±Xhardポジシ
ョンを最高減衰係数とするばね上速度±Vに比例した減
衰係数ポジションの演算が行なわれる。
定数を通常減衰感度に切り換えた後、ステップ106へ
進み、このステップ106では通常減衰感度の制御定数
に基づいて減衰係数ポジションを演算する。即ち、この
通常減衰感度の制御定数では、図11の±Xhardポジシ
ョンを最高減衰係数とするばね上速度±Vに比例した減
衰係数ポジションの演算が行なわれる。
【0028】前記ステップ104では、減衰係数の制御
定数を通常減衰感度よりは高めの高減衰感度側へ変更し
た後、ステップ105へ進む。
定数を通常減衰感度よりは高めの高減衰感度側へ変更し
た後、ステップ105へ進む。
【0029】このステップ105は、ばね上速度±Vの
絶対値 |V| が所定のしきい値±aの絶対値 |a| より
は低いしきい値±bの絶対値 |b| 未満まで低下したが
どうかを判定するステップであって、絶対値 |b| 未満
(YES)である時は前記ステップ103へ進み、ま
た、未だこの絶対値 |b| 以上(NO)であればステッ
プ106進み、このステップ106では、高減衰感度の
制御定数に基づいて減衰係数ポジションを演算する。即
ち、この高減衰感度の制御定数では、図11の±Xmax
ポジションを最高減衰係数とするばね上速度±Vに比例
した減衰係数ポジションの演算が行なわれる。
絶対値 |V| が所定のしきい値±aの絶対値 |a| より
は低いしきい値±bの絶対値 |b| 未満まで低下したが
どうかを判定するステップであって、絶対値 |b| 未満
(YES)である時は前記ステップ103へ進み、ま
た、未だこの絶対値 |b| 以上(NO)であればステッ
プ106進み、このステップ106では、高減衰感度の
制御定数に基づいて減衰係数ポジションを演算する。即
ち、この高減衰感度の制御定数では、図11の±Xmax
ポジションを最高減衰係数とするばね上速度±Vに比例
した減衰係数ポジションの演算が行なわれる。
【0030】そして、コントロールユニット5では、以
上の流れを繰り返すものであり、この演算された減衰係
数ポジションに調整子6を切り換えるべくパルスモータ
2へ切り換え信号が出力される。
上の流れを繰り返すものであり、この演算された減衰係
数ポジションに調整子6を切り換えるべくパルスモータ
2へ切り換え信号が出力される。
【0031】次に、実施例の作動を図14に基づいて説
明する。
明する。
【0032】即ち、図14は車両走行時の作動を説明す
るタイムチャートであり、同図(イ)はばね上速度V、同
図(ロ) は減衰係数切換ポジション、同図(ハ) はショック
アブソーバ1の伸縮速度、同図(ニ) は減衰力、同図(ホ)
はショックアブソーバ1のストロークをそれぞれ示して
いる。尚、同図において、実線は本実施例の特性、点線
は制御定数の変更がない場合の特性を示している。
るタイムチャートであり、同図(イ)はばね上速度V、同
図(ロ) は減衰係数切換ポジション、同図(ハ) はショック
アブソーバ1の伸縮速度、同図(ニ) は減衰力、同図(ホ)
はショックアブソーバ1のストロークをそれぞれ示して
いる。尚、同図において、実線は本実施例の特性、点線
は制御定数の変更がない場合の特性を示している。
【0033】(イ)路面入力が小さい時 ばね上加速度からばね下共振周波数を含む高周波成分を
カットした加速度信号値に基づいて演算されたばね上速
度±Vの絶対値 |V| が所定のしきい値±aの絶対値 |
a| 未満である時は、ショックアブソーバ1の伸縮速度
もさほど大きくないので、減衰係数の制御定数が、±X
hardポジションを減衰係数の最高限度とする通常減衰感
度側に切り換えられ、その時のばね上速度±Vの方向と
同一のショックアブソーバ1の行程側がばね上速度±V
に比例した高減衰係数となるような減衰係数ポジション
の切り換え制御が成される。即ち、 a) 図14のcで示すように、ばね上速度±Vの絶対値
|V| が所定のしきい値±aの絶対値 |a| 未満であ
り、かつ、ばね上速度Vの方向が上向き(+)である時
は、その時のばね上速度Vの方向と同一方向である伸側
がばね上速度+Vに比例した高減衰係数ポジションで、
その逆の圧側が所定の低減衰係数(+Xsoftポジショ
ン)となる第2ポジション(図8のおよび図9のポジ
ション)側に切り換える。
カットした加速度信号値に基づいて演算されたばね上速
度±Vの絶対値 |V| が所定のしきい値±aの絶対値 |
a| 未満である時は、ショックアブソーバ1の伸縮速度
もさほど大きくないので、減衰係数の制御定数が、±X
hardポジションを減衰係数の最高限度とする通常減衰感
度側に切り換えられ、その時のばね上速度±Vの方向と
同一のショックアブソーバ1の行程側がばね上速度±V
に比例した高減衰係数となるような減衰係数ポジション
の切り換え制御が成される。即ち、 a) 図14のcで示すように、ばね上速度±Vの絶対値
|V| が所定のしきい値±aの絶対値 |a| 未満であ
り、かつ、ばね上速度Vの方向が上向き(+)である時
は、その時のばね上速度Vの方向と同一方向である伸側
がばね上速度+Vに比例した高減衰係数ポジションで、
その逆の圧側が所定の低減衰係数(+Xsoftポジショ
ン)となる第2ポジション(図8のおよび図9のポジ
ション)側に切り換える。
【0034】b) 図14のdで示すように、ばね上速度
±Vの絶対値 |V| が所定のしきい値±aの絶対値 |a
| 未満であり、かつ、ばね上速度Vの方向が下向き
(−)である時は、その時のばね上速度Vの方向と同一
方向である圧側がばね上速度−Vに比例した高減衰係数
ポジションで、その逆の伸側が所定の低減衰係数(−X
softポジション)となる第3ポジション(図8のおよ
び図11のポジション)側に切り換える。
±Vの絶対値 |V| が所定のしきい値±aの絶対値 |a
| 未満であり、かつ、ばね上速度Vの方向が下向き
(−)である時は、その時のばね上速度Vの方向と同一
方向である圧側がばね上速度−Vに比例した高減衰係数
ポジションで、その逆の伸側が所定の低減衰係数(−X
softポジション)となる第3ポジション(図8のおよ
び図11のポジション)側に切り換える。
【0035】従って、この実施例では、ばね下共振周波
数を取り除いた加速度信号値によりばね上の状態を的確
に把握し、ばね上の振動が激しくない時、即ち、ショッ
クアブソーバ1のストローク量が過大でない時には、そ
の時のばね上速度±Vの方向と同一のショックアブソー
バ1の行程方向側をばね上速度±Vに比例した高減衰係
数として、ばね上(車体)の振動を抑制して、操縦安定
性の向上を図ることができると共に、その時のばね上速
度±Vの方向とは逆方向のショックアブソーバ1の行程
側を所定の低減衰係数として、制振制御時に行程方向と
は逆方向の路面入力を吸収して、車体への伝達を阻止し
て乗り心地を向上させることができるという特徴を有し
ている。
数を取り除いた加速度信号値によりばね上の状態を的確
に把握し、ばね上の振動が激しくない時、即ち、ショッ
クアブソーバ1のストローク量が過大でない時には、そ
の時のばね上速度±Vの方向と同一のショックアブソー
バ1の行程方向側をばね上速度±Vに比例した高減衰係
数として、ばね上(車体)の振動を抑制して、操縦安定
性の向上を図ることができると共に、その時のばね上速
度±Vの方向とは逆方向のショックアブソーバ1の行程
側を所定の低減衰係数として、制振制御時に行程方向と
は逆方向の路面入力を吸収して、車体への伝達を阻止し
て乗り心地を向上させることができるという特徴を有し
ている。
【0036】(ロ)路面入力が大きい時 図14のeに示すように、ばね上速度±Vの絶対値 |V
| が所定のしきい値±aの絶対値 |a| 以上である時
は、ショックアブソーバ1の伸縮速度も大きくなるた
め、減衰係数の制御定数が、±Xmax ポジションを減衰
係数の最高限度とする高減衰感度側に切り換えられ、こ
れにより、±Xhardポジションにおける減衰力を越えて
高い減衰力Fを発生し、ばね上速度Vの上昇が抑制され
る。
| が所定のしきい値±aの絶対値 |a| 以上である時
は、ショックアブソーバ1の伸縮速度も大きくなるた
め、減衰係数の制御定数が、±Xmax ポジションを減衰
係数の最高限度とする高減衰感度側に切り換えられ、こ
れにより、±Xhardポジションにおける減衰力を越えて
高い減衰力Fを発生し、ばね上速度Vの上昇が抑制され
る。
【0037】そして、その後、ばね上速度±Vの絶対値
|V| が所定のしきい値±aの絶対値 |a| よりは低い
しきい値±bの絶対値 |b| 未満になるまで低下した時
点で、元の通常減衰感度への制御定数の切り換えが行な
われる。
|V| が所定のしきい値±aの絶対値 |a| よりは低い
しきい値±bの絶対値 |b| 未満になるまで低下した時
点で、元の通常減衰感度への制御定数の切り換えが行な
われる。
【0038】このように、高減衰感度側への制御定数の
切り換えがなされることで、ショックアブソーバ1の伸
縮速度及びストロークが抑制され、これにより、ショッ
クアブソーバ1の伸び切りを阻止することができる。
切り換えがなされることで、ショックアブソーバ1の伸
縮速度及びストロークが抑制され、これにより、ショッ
クアブソーバ1の伸び切りを阻止することができる。
【0039】以上のように、この実施例では、過大な路
面入力時におけるショックアブソーバ1のストロークを
抑制してショックアブソーバ1の伸び切りによる異音や
振動の発生を防止することができるという特徴を有して
いる。
面入力時におけるショックアブソーバ1のストロークを
抑制してショックアブソーバ1の伸び切りによる異音や
振動の発生を防止することができるという特徴を有して
いる。
【0040】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
てきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等が
あっても本発明に含まれる。
てきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等が
あっても本発明に含まれる。
【0041】例えば、実施例では、ばね上速度に応じて
減衰係数を比例制御する場合を示したが、ばね上速度に
所定のしきい値を設け、このしきい値を境にして減衰係
数を切り換えるようにしてもよい。
減衰係数を比例制御する場合を示したが、ばね上速度に
所定のしきい値を設け、このしきい値を境にして減衰係
数を切り換えるようにしてもよい。
【0042】また、実施例では、伸側・圧側の一方の行
程側を高減衰係数側に制御するときはその逆行程側が低
減衰係数となる構造のショックアブソーバを用いたが、
伸側及び圧側が共に低減衰係数または高減衰方向へ切り
換わる構造のものを用いることができる。
程側を高減衰係数側に制御するときはその逆行程側が低
減衰係数となる構造のショックアブソーバを用いたが、
伸側及び圧側が共に低減衰係数または高減衰方向へ切り
換わる構造のものを用いることができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の車両
懸架装置では、ばね上速度検出手段により検出されたば
ね上速度が所定のしきい値未満である時は、ばね上速度
方向と同一のショックアブソーバの行程方向側を高減衰
係数側に制御する信号を減衰係数変更手段に出力する減
衰係数制御部を有した制御手段と、制御手段に設けら
れ、ばね上速度が所定のしきい値以上になった時は、そ
のしきい値よりは低い値のしきい値未満となるまでの間
は減衰係数の制御定数を高めに変更する制御定数変更部
とを備えた構成としたため、過大な路面入力時における
ショックアブソーバのストロークを高減衰係数への切り
換えで抑制してショックアブソーバの伸び切りによる異
音や振動の発生を防止することができるという効果が得
られる。
懸架装置では、ばね上速度検出手段により検出されたば
ね上速度が所定のしきい値未満である時は、ばね上速度
方向と同一のショックアブソーバの行程方向側を高減衰
係数側に制御する信号を減衰係数変更手段に出力する減
衰係数制御部を有した制御手段と、制御手段に設けら
れ、ばね上速度が所定のしきい値以上になった時は、そ
のしきい値よりは低い値のしきい値未満となるまでの間
は減衰係数の制御定数を高めに変更する制御定数変更部
とを備えた構成としたため、過大な路面入力時における
ショックアブソーバのストロークを高減衰係数への切り
換えで抑制してショックアブソーバの伸び切りによる異
音や振動の発生を防止することができるという効果が得
られる。
【図1】本発明の車両懸架装置を示すクレーム対応図で
ある。
ある。
【図2】本発明実施例の車両懸架装置を示すシステムブ
ロック図である。
ロック図である。
【図3】実施例装置に適用したショックアブソーバを示
す断面図である。
す断面図である。
【図4】前記ショックアブソーバの要部を示す拡大断面
図である。
図である。
【図5】第1ポジションの状態を示す断面図で、(イ) は
図4のK−K断面図、(ロ) は図4のL−L断面図、(ハ)
は図4のN−N断面図である。
図4のK−K断面図、(ロ) は図4のL−L断面図、(ハ)
は図4のN−N断面図である。
【図6】第2ポジションの状態を示す断面図で、(イ) は
図4のK−K断面図、(ロ) は図4のL−L断面図、(ハ)
は図4のN−N断面図である。
図4のK−K断面図、(ロ) は図4のL−L断面図、(ハ)
は図4のN−N断面図である。
【図7】第3ポジションの状態を示す断面図で、(イ) は
図4のK−K断面図、(ロ) は図4のL−L断面図、(ハ)
は図4のN−N断面図である。
図4のK−K断面図、(ロ) は図4のL−L断面図、(ハ)
は図4のN−N断面図である。
【図8】前記ショックアブソーバの減衰係数切換特性を
示す図である。
示す図である。
【図9】第2ポジションにおけるピストン速度に対する
減衰係数特性図である。
減衰係数特性図である。
【図10】第1ポジションにおけるピストン速度に対す
る減衰係数特性図である。
る減衰係数特性図である。
【図11】第3ポジションにおけるピストン速度に対す
る減衰係数特性図である。
る減衰係数特性図である。
【図12】実施例装置のピストン速度に対する減衰係数
の可変特性図である。
の可変特性図である。
【図13】実施例装置のコントロールユニットの作動流
れを示すフローチャートである。
れを示すフローチャートである。
【図14】実施例装置の車両走行時の作動を説明するタ
イムチャートである。
イムチャートである。
a 減衰係数変更手段 b ショックアブソーバ c ばね上速度検出手段 d 減衰係数制御部 e 制御手段 f 制御定数変更部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年4月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】第2ポジションの状態を示す断面図で、(イ) は
図4のK−K断面図、(ロ) は図4のL−L断面図、(ハ)
は図4のN−N断面図である。
図4のK−K断面図、(ロ) は図4のL−L断面図、(ハ)
は図4のN−N断面図である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】第1ポジションの状態を示す断面図で、(イ) は
図4のK−K断面図、(ロ) は図4のL−L断面図、(ハ)
は図4のN−N断面図である。
図4のK−K断面図、(ロ) は図4のL−L断面図、(ハ)
は図4のN−N断面図である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
Claims (1)
- 【請求項1】 車両の車輪と車体との間に設けられ、減
衰係数を変更する減衰係数変更手段を有したショックア
ブソーバと、 車両のばね上速度を検出するばね上速度検出手段と、 該ばね上速度検出手段により検出されたばね上速度が所
定のしきい値未満である時は、ばね上速度方向と同一の
ショックアブソーバの行程方向側を高減衰係数側に制御
する信号を減衰係数変更手段に出力する減衰係数制御部
を有した制御手段と、 該制御手段に設けられ、ばね上速度が所定のしきい値以
上になった時は、そのしきい値よりは低い値のしきい値
未満となるまでの間は減衰係数の制御定数を高めに変更
する制御定数変更部と、を備えていることを特徴とする
車両懸架装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3256575A JPH0648133A (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | 車両懸架装置 |
DE4233485A DE4233485C2 (de) | 1991-10-03 | 1992-10-05 | Aufhängungssteuersystem für Kraftfahrzeuge |
US08/283,677 US5521821A (en) | 1991-10-03 | 1994-08-01 | Suspension control system for automotive vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3256575A JPH0648133A (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | 車両懸架装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0648133A true JPH0648133A (ja) | 1994-02-22 |
Family
ID=17294545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3256575A Pending JPH0648133A (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | 車両懸架装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5521821A (ja) |
JP (1) | JPH0648133A (ja) |
DE (1) | DE4233485C2 (ja) |
Families Citing this family (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3374208B2 (ja) * | 1995-07-06 | 2003-02-04 | 株式会社日立ユニシアオートモティブ | 車両懸架装置 |
JPH09202271A (ja) * | 1996-01-29 | 1997-08-05 | Unisia Jecs Corp | キャブサスペンション制御装置 |
JPH10119528A (ja) * | 1996-10-18 | 1998-05-12 | Toyota Motor Corp | 減衰力発生装置のための制御装置 |
KR100251805B1 (ko) * | 1997-04-03 | 2000-04-15 | 밍루 | 차량용 현가장치의 제어방법 |
JP3470573B2 (ja) * | 1997-11-21 | 2003-11-25 | トヨタ自動車株式会社 | 車高調整装置 |
KR100550070B1 (ko) * | 2003-11-26 | 2006-02-08 | 주식회사 만도 | 전자 제어 현가 장치와 이를 이용한 댐퍼 감쇠력 제어 방법 |
US7751959B2 (en) * | 2005-06-21 | 2010-07-06 | Tenneco Automotive Operating Company Inc. | Semi-active suspension system with anti-roll for a vehicle |
FR2890900B1 (fr) * | 2005-09-22 | 2007-12-14 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Dispositif de commande de suspension, vehicule muni de celui-ci, procede d'obtention et programme. |
US7918466B2 (en) * | 2007-06-21 | 2011-04-05 | Barksdale, Inc. | Vertical air bag control |
US8398105B2 (en) * | 2008-06-30 | 2013-03-19 | Fox Factory, Inc. | Methods and apparatus for suspension damping with reduced cavitation and effects |
DE102010010290B4 (de) | 2010-03-04 | 2017-10-26 | Grammer Aktiengesellschaft | Fahrzeugsitz mit Gleitelement |
DE102010035888B4 (de) | 2010-08-30 | 2018-05-09 | Grammer Ag | Fahrzeugsschwingungsvorrichtung |
DE102010054752B4 (de) | 2010-09-13 | 2012-06-28 | Grammer Aktiengesellschaft | Gefederte Mehrpunktlagerung für Fahrzeuge mit Elastomerfederelement |
DE102010045114B4 (de) * | 2010-09-13 | 2019-12-19 | Grammer Aktiengesellschaft | Verfahren zum Betreiben einer Fahrzeugdämpfungseinrichtung für einen Fahrzeugsitz / eine Fahrzeugkabine und Fahrzeugdämpfungseinrichtung für einen Fahrzeugsitz / eine Fahrzeugkabine |
DE102010048210B4 (de) | 2010-10-13 | 2021-09-16 | Grammer Aktiengesellschaft | Fahrzeugsitz mit Fluidfeder |
DE102010051325B4 (de) | 2010-11-16 | 2020-11-26 | Grammer Aktiengesellschaft | Sitzfuß für einen Personensitz |
DE102010055342B4 (de) | 2010-12-21 | 2015-03-26 | Grammer Aktiengesellschaft | Horizontale Sitzfedereinrichtung |
DE102010055344A1 (de) | 2010-12-21 | 2012-06-21 | Grammer Aktiengesellschaft | Horizontale Sitzverstellung mit Stellglied |
DE102011009530B4 (de) | 2011-01-26 | 2014-04-10 | Grammer Aktiengesellschaft | Fahrzeugschwingungsvorrichtung, Fahrzeugsitz oder Fahrgastzelle bzw. Fahrzeugkabine eines Fahrzeuges |
DE102011015364B4 (de) | 2011-03-28 | 2012-10-11 | Grammer Aktiengesellschaft | Fahrzeugsitz mit einer Tragstruktur |
WO2015004676A1 (en) * | 2013-07-11 | 2015-01-15 | Kpit Technologies Limited | A dynamically adjustable suspension device |
US10479159B2 (en) | 2016-04-04 | 2019-11-19 | Barksdale, Inc. | Ride height leveling with selectable configurations: system and method |
Family Cites Families (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT939885B (it) * | 1971-09-25 | 1973-02-10 | Fiat Spa | Sistema di comando per sospensio ni indipendenti di autoveicoli |
JPS61163011A (ja) * | 1985-01-14 | 1986-07-23 | Nissan Motor Co Ltd | 電子制御ショックアブソ−バ装置 |
JPH07448B2 (ja) * | 1985-11-25 | 1995-01-11 | トヨタ自動車株式会社 | サスペンシヨン制御装置 |
US4804203A (en) * | 1987-11-27 | 1989-02-14 | Ford Motor Company | Control system and method for operating adjustable vehicular suspension unit over undulating road surfaces |
US4838574A (en) * | 1987-12-14 | 1989-06-13 | Ford Motor Company | Hybrid suspension position and body velocity sensing system for automotive suspension control system |
JP2946511B2 (ja) * | 1988-07-29 | 1999-09-06 | トヨタ自動車株式会社 | ショックアブソーバの減衰力制御装置 |
US4887699A (en) * | 1989-02-10 | 1989-12-19 | Lord Corporation | Vibration attenuating method utilizing continuously variable semiactive damper |
US4936425A (en) * | 1989-02-10 | 1990-06-26 | Lord Corporation | Method of operating a vibration attenuating system having semiactive damper means |
JPH02283512A (ja) * | 1989-04-22 | 1990-11-21 | Mitsubishi Electric Corp | サスペンション制御装置 |
JP2830048B2 (ja) * | 1989-05-12 | 1998-12-02 | トヨタ自動車株式会社 | ショックアブソーバ制御装置 |
JP2830049B2 (ja) * | 1989-05-12 | 1998-12-02 | トヨタ自動車株式会社 | ショックアブソーバ制御装置 |
DE4017421C2 (de) * | 1989-05-31 | 1994-09-15 | Mitsubishi Electric Corp | Verfahren und Vorrichtung zur Dämpfungseinstellung an einem Fahrzeug |
US5062657A (en) * | 1989-11-02 | 1991-11-05 | General Motors Corporation | On/off semi-active suspension control |
JP2908496B2 (ja) * | 1990-02-14 | 1999-06-21 | 株式会社デンソー | ショックアブソーバの減衰力制御装置 |
JP3082206B2 (ja) * | 1990-03-21 | 2000-08-28 | アイシン精機株式会社 | 減衰力可変シヨツクアブソーバ |
US5097419A (en) * | 1990-06-08 | 1992-03-17 | Monroe Auto Equipment Company | Method and apparatus for dynamic leveling |
US5231583A (en) * | 1990-06-08 | 1993-07-27 | Monroe Auto Equipment Company | Method and apparatus for dynamic leveling of a vehicle using an active suspension system |
JPH04201710A (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-22 | Atsugi Unisia Corp | サスペンション装置 |
US5310027A (en) * | 1991-08-06 | 1994-05-10 | Atsugi Unisia Corporation | Control system for adjusting damping force coefficient of shock absorber for automotive suspension |
JPH0585124A (ja) * | 1991-09-25 | 1993-04-06 | Mitsubishi Electric Corp | サスペンシヨン制御装置 |
-
1991
- 1991-10-03 JP JP3256575A patent/JPH0648133A/ja active Pending
-
1992
- 1992-10-05 DE DE4233485A patent/DE4233485C2/de not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-08-01 US US08/283,677 patent/US5521821A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE4233485C2 (de) | 1997-08-21 |
DE4233485A1 (de) | 1993-04-08 |
US5521821A (en) | 1996-05-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0648133A (ja) | 車両懸架装置 | |
JP3066445B2 (ja) | 車両懸架装置 | |
JP3080257B2 (ja) | 車両懸架装置 | |
JPH06247117A (ja) | 車両懸架装置 | |
JP3083113B2 (ja) | 車両懸架装置 | |
JP3325131B2 (ja) | 車両懸架装置 | |
JP3016525B2 (ja) | 車両懸架装置 | |
JP3083116B2 (ja) | 車両懸架装置 | |
JP3112586B2 (ja) | 車両懸架装置 | |
JP2954370B2 (ja) | 車両懸架装置 | |
JP2584967Y2 (ja) | 車両懸架装置 | |
JPH0672119A (ja) | 車両懸架装置 | |
JP3083117B2 (ja) | 車両懸架装置 | |
JPH05169946A (ja) | 車両懸架装置 | |
JP2594765Y2 (ja) | 車両懸架装置 | |
JPH05104927A (ja) | 車両懸架装置 | |
JP3096525B2 (ja) | 車両懸架装置 | |
JPH06199123A (ja) | 車両懸架装置 | |
JPH07232527A (ja) | 車両懸架装置 | |
JP3182020B2 (ja) | 車両懸架装置 | |
JPH05104926A (ja) | 車両懸架装置 | |
JPH0612120U (ja) | 車両懸架装置 | |
JPH0648132A (ja) | 車両懸架装置 | |
JP3144713B2 (ja) | 車両懸架装置 | |
JPH0732842A (ja) | 車両懸架装置 |