JPH0647387B2 - 四輪駆動車 - Google Patents

四輪駆動車

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JPH0647387B2
JPH0647387B2 JP57232858A JP23285882A JPH0647387B2 JP H0647387 B2 JPH0647387 B2 JP H0647387B2 JP 57232858 A JP57232858 A JP 57232858A JP 23285882 A JP23285882 A JP 23285882A JP H0647387 B2 JPH0647387 B2 JP H0647387B2
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wheel
center
wheels
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vehicle
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隆 篠崎
武 川口
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K5/00Cycles with handlebars, equipped with three or more main road wheels
    • B62K5/01Motorcycles with four or more wheels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K17/00Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
    • B60K17/34Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles
    • B60K17/342Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles having a longitudinal, endless element, e.g. belt or chain, for transmitting drive to wheels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60YINDEXING SCHEME RELATING TO ASPECTS CROSS-CUTTING VEHICLE TECHNOLOGY
    • B60Y2200/00Type of vehicle
    • B60Y2200/10Road Vehicles
    • B60Y2200/12Motorcycles, Trikes; Quads; Scooters
    • B60Y2200/124Buggies, Quads
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K5/00Cycles with handlebars, equipped with three or more main road wheels
    • B62K2005/001Suspension details for cycles with three or more main road wheels

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は四輪車のうち、特に前輪及び後輪ともエンジン
の駆動力によつて回転せしめるようにした四輪駆動車に
関する。
一般に砂地、沼地或いは凹凸の激しい悪路を走行するに
は二輪車よりも四輪車の方が適しているが、四輪とした
場合であつても走行時の姿勢が略一定した走行を確保す
るには、先ず四輪のそれぞれに均等に荷重がかかり、例
えコーナリングの際においても荷重がバランスよく振り
分けられるようにして、各車輪が路面を確実に把持する
ようにしなければならず、特に沼地、水上等にあつては
常に車体が水平に保たれることが走行時の姿勢が略一定
した走行をなす上で必要となる。
本発明は斯る要望に応えるべく成したものであつて、砂
地、沼地等の悪路、更には水上であつてもスムーズな走
行が可能な四輪駆動車を提供することを目的とする。
この目的を達成すべく本発明は、前輪及び後輪ともエン
ジンの駆動力によって回転せしめるようにした四輪駆動
車において、この四輪駆動車をハンドルで操舵する鞍乗
り型とし、その運転者用のシートを車体幅方向の略中心
線上であって前後輪軸間に設けるとともに運転者用のス
テップを車体幅内であって前後輪軸間に備え、前記前輪
及び後輪のトレッド間隔を略等しくし、かつ前記各車輪
をバルーンタイプとし、さらに右側前輪の中心と左側後
輪の中心を結ぶ線と左側前輪の中心と右側後輪の中心を
結ぶ線との交点近傍に車体重心を位置せしめるとともに
前記左右前輪の接地位置にて左右前輪を回動・旋回させ
ることで操舵するようにしたことを特徴とする。
以下に本発明の実施例を添付図面に基いて説明する。
第1図は本発明に係る四輪駆動車の全体斜視図、第2図
は同四輪駆動車のフレーム構造を示す斜視図、第3図は
同フレーム構造を示す平面図、第4図は同フレーム構造
を示す側面図、第5図はエンジンの断面図である。
四輪駆動車1は運転者がシート2上に跨がつて操向する
所謂ライドオンタイプとされ、前二輪3,3及び後二輪
4,4ともエンジンの駆動力によつて直接回転せしめる
ようにしている。そして、四輪駆動車1のボデイ5の前
部両側には前輪3,3をカバーするフエンダ6,6を設
け、ボデイ5の後部両側には後輪4,4をカバーするフ
エンダ7,7を設けている。これらフエンダ7,7の中
間部には前記シート2が設けられ、このシート2の前方
には燃料タンク8が、また燃料タンク8の前方にはバー
タイプのハンドル9が夫々配設され、更にハンドル9の
前方の前部のボデイ5にはヘツドライト10の収納部1
1を形成し、更に四輪駆動車1の前端にはフレーム或い
は前部スイングアームに一体的に支持されたバンパー1
2を取付け、また四輪駆動車1の中央部において、エン
ジン13をフレーム14によつて支持している。
ここで、前記各車輪3,3,4,4はバルーンタイプと
し、その表面は多数のブロツク15…を形成したパター
ンとし、接地面積を大きくするとともに路面への食い込
みを向上せしめ、砂地、沼地等の悪路走行に適うととも
に水上走行をも可能としている。また前輪3,3の間隔
即ち前輪トレツドと、後輪4,4の間隔即ち後輪トレツ
ドは略等しくされ、更に車体重心は、右側前輪3の中心
と左側後輪4の中心を結ぶ線と左側前輪3の中心と右側
後輪4の中心を結ぶ線との交点近傍となるようにしてい
る。このようにすることで、各車輪3,3,4,4にか
かる荷重分布が均等になり、タイヤと路面との接触面圧
が等しくなり駆動力が充分に路面に伝わり、スリツプし
にくくなる。また沼地、水上等において水平状態を維持
できるので走行時の姿勢が略一定し、特にスタート時に
おける駆動力の損失が少なくて済む。
尚、各車輪3,3,4,4は全て同一とし、部材の共通
化を図るようにしてもよい。
一方、フレーム14の構成は、ヘツドチユーブ16から
後方に延出した左右のメインチユーブ17の後端から連続
してセンターチユーブ18を下方に延出し、またメイン
チユーブ17の前側端から斜め下方にダウンチユーブ1
9を延出し、このダウンチユーブ19の下端から連続し
てダウンチユーブロア20を後方へ延出し、このダウン
チユーブロア20の後端とセンターチユーブ18の下端
とを連続している。即ち、フレーム14を構成する左右
のメンバの夫々は1本のパイプ材を折曲することによつ
て成形している。
そして、メインチユーブ17の後部からはシートレール
21を延出し、このシートレール21の中間部とセンタ
チユーブ18の中間部との間にサブチユーブ22を架設
している。
而して、シートレール21上に前記シート2が固設さ
れ、また左右のメインチユーブ17上に前記燃料タンク
8が固設される。そして、ヘツドチユーブ16には前記
ハンドル9のステアリングシヤフト23を回動自在に挿
着している。
また、フレーム14は左右のメインチユーブ17,17の
間隔が狭く、左右のダウンチユーブロア20,20の間隔
が広い、正面から見て略台形状をなしており、この正面
台形状のフレーム14に支持ブラケツト24…を介して
エンジン13を組付けている。フレーム14を斯る形状
とすることで、エンジン13を組付ける際、エンジン1
3を置いたままでフレーム14を上方からエンジン13
を覆うように下ろして行なえるので組付作業性が向上す
る。
また、エンジン13からの排気管25はフレーム14内
を通つてシートレール21の下方に配設されたマフラー
26に接続され、またシートレール21の前部間にはエ
アクリーナ27を取付けている。
一方エンジン13は第5図の横断面図に示すようにクラ
ンクケース28の後方にミツシヨンケース29を設け、
クランクケース28内に車体横方向にクランク軸30を
配設し、このクランク軸30とミツシヨン軸31とをクラ
ツチ機構32を介して連結し、更にこのミツシヨン軸3
1と後輪の出力軸33とを変速機構34を介して連結
し、この後輪用出力軸33と前輪用出力軸35とをチエ
ーン36及びスプロケツト37,37を介して連結し、
各出力軸33,35が同期して回転するようにしてい
る。
そして、前記フレーム14のうち左右の間隔が幅広とな
つたダウンチユーブロア20,20にブラケツト38a
を介して位置調整可能なステツプ38,38を取付けて
いる。このステツプ38の取付位置は側面から見て前後
に振分けた前記出力軸33,35の略々中間位置として
いる。このようにステツプ38,38をフレーム14の
幅広となつた部分に取付けることでコーナリングの際の
操向性が向上し、且つステツプ保持部の強度が少なくて
済み、保持部のフレーム、ブラケツト及びブラケツトと
ステツプの結合等の設計自由度が増す。特にステツプ3
8を前後の出力軸33,35間に位置せしめることで、
車体中央にエンジン13を搭載し、乗員が左右のステツプ
に足をかけ、体重移動によつて車体を傾けてコーナリン
グを行なう場合に、乗員の体重がかかる位置が車体重心
と略等しくなり、その結果、前後輪3,4に加わる荷重
をバランス良く振り分けられるので、コーナリング時の
操作性が更に向上する。
また、前記左右のダウンチユーブ19,19の下部には
前方に向つて支持ブラケツト39,39を突設し、この
支持ブラケツト39,39間に軸40を介してスイング
アーム41を揺動自在にピボツト支持している。このス
イングアーム41は平面から見てアーム部42,42が
前方に向つて広がつた弓形状とし、アクスル側のスペー
ス拡大を図つている。そしてアーム部42,42の先端
部を駆動軸43を回転自在に支承するパイプ44,44
に溶接し、またアーム部42,42間の平面から見て右
側に前記出力軸35と例えばカバーによつて覆われるチ
エーン45を介して連結する駆動スプロケツト46を、
また左側にブレーキ47をそれぞれ配設している。
一方、左右のセンターチユーブ18,18の下部には後
方に向つて支持ブラケツト48,48を突設し、この支
持ブラケツト48,48にスイングアーム49を揺動自
在にピボツト支持している。このスイングアーム49は
前記前方のスイングアーム41と異なりアーム部50,
50を略平行とし、アーム部50,50の先端部を後輪
の駆動軸51を回転自在に挿通したパイプ52に溶接し
ている。そしてアーム部50,50の外側の平面から見
て左側に前記出力軸33とチエーン53を介して連結す
る駆動スプロケツト54を、また右側にドラムブレーキ
55をそれぞれ配設している。
この実施例においては、上述したように前後共にスイン
グアームを用いて構成したので、ホイールベース、トレ
ッドを長くしてもアームの長さを変えるだけで済み、車
体フレームを前後に延ばす必要がないので、車体重量を
少なくすることができる。その際、重心位置が変化しな
いので、悪路走行性に優れた性能を発揮する。
そして、上記したように、前方のスイングアーム41は
アーム部42,42の先部が左右に大きく拡開した形状
としたため、前輪3を幅広のバルーンタイプとしても、
その操向を邪魔することがなく、また前方の駆動スプロ
ケツト46及びブレーキ47と後方の駆動スプロケツト
54及びブレーキ55とは左右それぞれ逆に配設したの
で、駆動力及び制動力が車体において集中せず、分散せ
しめることができるので、車体への影響を緩和すること
ができる。
尚図示例では前方のスイングアーム41と後方のスイン
グアーム49を別形状としたがこれらを同一形状とし部
品の共通化を図るようにしてもよい。
また、前記ヘツドチユーブ16は上部が後傾しており、
このヘツドチユーブ16内に挿通された前記ステアリン
グシヤフト23の下端部にはユニバーサルジヨイント5
6を介してステアリングロツド57の上端部を連結して
いる。このステアリングロツド57は上部が前傾してお
り、その下端部にはリレーアーム58の中央部がスプラ
イン嵌合している。このリレーアーム58は前記スイン
グアーム41のピボツト近傍において嵌合し、また抜け
落ちない範囲で上下動可能とされている。そして、リレ
ーアーム58の右端部には左側前輪3のナツクルアーム
59と連結するタイロツド60を枢着し、リレーアーム5
8の左端部には右側前輪のナツクルアーム59と連結す
るタイロツド61を枢着している。而してタイロツド6
0,61はリレーアーム58の前方において交叉してい
る。
このように、ステアリングシヤフト23を後傾し、この
ステアリングシヤフト23の下端と連結するステアリン
グロツド57を前傾せしめて、スイングアーム41のピ
ボツト近傍にタイロツド60,61とステアリングロツド
57とを連結するリレーアーム58が位置しているの
で、スイングアーム41の上下揺動の少ない箇所にリレ
ーアーム58を設けたこととなり、ステアリングロツド5
7とリレーアーム58との嵌合部に無理な力がかかるこ
とがない。また、タイロツド60,61をクロスさせて
その基端部をリレーアーム58に連結するとともに、タ
イロツド60,61の先端部はナツクルアーム59の車
軸よりも前方に突出したブラケツト62に枢着したた
め、先ずリレーアーム58の長さを大きく設定でき、こ
れによりハンドル9の少ない操作力でも容易に操向可能
で、且つ前輪3,3の切れ角の増大を図れる等の設計自
由度が増す。更に本実施例にあつては前輪3,3の最大
切れ角内にエンジン13が収まるようにし、エンジン冷
却風の導風性向上を図つている。
また、前記前方のスイングアーム41の左右のアーム部
42,42間にブリツジ63を架設し、このブリツジ6
3の頂部64が前記タイロツド60,61の交叉角よりも
外側となるようにしている。そして、前記フレーム14
のヘツドチユーブ16よりも後方に1本のサスペンシヨ
ン65の上端を枢着し、下端を上記頂部64に枢着し、
サスペンシヨン65を全体として後傾せしめている。
一方後部のスイングアーム49の左右のアーム部50,
50間にブリツジ66を架設し、また前記センターチユ
ーブ18,18間にもクロスパイプ67を架設し、この
クロスパイプ67に1本のサスペンシヨン68の上端を
枢着し、上記ブリツジ66に下端を枢着し、サスペンシ
ヨン68を全体として前傾して配設している。
そして、上記前後に配したサスペンシヨン65,68は
平面から見て幅方向に互いにオフセツトされている。
上記したように、エンジン13よりも前方に配したサス
ペンシヨン65は下端部がスイングアーム41のピボツ
ト点よりも前方となるように後傾させ、またエンジン1
3よりも後方に配したサスペンシヨン68を前傾させた
ので、各サスペンシヨン65,68のクツシヨンストロ
ークの範囲を大きくとれ、クツシヨン設計自由度が増
し、更に車輪3,4が受ける路面からの衝撃を互いに吸
収でき、クツシヨン性が向上する。また、サスペンシヨ
ン65,68は平面から見てオフセツトしているので車
幅方向の揺動に対するクツシヨン性が向上する。
また、第6図及び第7図は前方のサスペンシヨン65の
取付位置の別実施例を示すものであり、この実施例にあ
つてはスイングアーム41のブリツジ63の頂部64が
スイングアーム41のピボツト点よりも前方で且つタイ
ロツド60,61の交叉角内にあるようにし、この頂部
64にサスペンシヨン65の下端を枢着するようにして
いる。このようにサスペンシヨン65をタイロツド6
0,61の交叉角内に収めるか、或いは前記した如く交
叉角の外側に位置せしめるようにして、タイロツド6
0,61とのレイアウト上での向上を図つている。
第8図乃至第10図は前記した実施例がチエーンドライ
ブ形式のものを示したのに対し、シヤフトドライブ形式
のものを示すものであり、第8図は側面図、第9図は平
面図、第10図はエンジンの正面図である。
この実施例に係る四輪駆動車101も前記実施例と同様
に前輪103、後輪104ともバルーンタイプとされ、
正面から見て台形状をなすフレーム114の前端部には
後傾したヘツドチユーブ116が固設され、このヘツド
チユーブ116にバータイプハンドル109の操作で回転
するステアリングシヤフト123を挿通し、このステア
リングシヤフト123の下端にユニバーサルジヨイント
156を介して前傾したステアリングロツド157の上
端部を連結し、このステアリングロツド157の下端に
リレーアーム158を介してタイロツド160を連結
し、ハンドル109を操作することで前輪103を操向
するようにしている。
また、フレーム114の左右のダウンチユーブ119間
に前方に向つてアーム部142,142が広がつたスイ
ングアーム141をピボツト支持し、このスイングアー
ム141に設けたブリツジ163とフレーム114との
間に後傾したサスペンシヨン165を介設している。そ
してフレーム114の左右のセンターチユーブ118間
にもスイングアーム149をピボツト支持し、このスイ
ングアーム149とフレーム114との間に前傾したサ
スペンシヨン168を介設している。
そして、フレーム114のメインチユーブ117後端から
シートレール121を後方に延出し、このシートレール
121の下部にエンジン113からの排気管125につ
ながるマフラー126を取付支持している。
一方、エンジン113は第10図にも示すように上部を
シリンダブロツク169、下部をクランクケース128
及びミツシヨンケース129とし、シリンダブロツク1
69が正面から見て左側即ちミツシヨンケース129側
に傾くようにしている。このようにすることで、エンジ
ン113の重心がエンジン113の中心部近傍となるよ
うにしている。そしてエンジン113のクランク軸13
0は車体前後方向と平行に配設され、このクランク軸1
30とクラツチ機構及びギヤ列更には変速機構等を介し
て連結する2本の出力軸133,135も車体前後方向
と平行となるようにしている。
これら出力軸133,135のうち前方へ突出する出力
軸135は前輪103の駆動軸143をベベルギヤ17
0を介して回転せしめるドライブシヤフト171に連結
され、また出力軸133は後輪104の駆動軸151を
回転せしめるドライブシヤフト172に連結される。ま
た出力軸133,135と前記スイングアーム141,1
49のピボツト点とは同一レベルとなるようにしてい
る。上記したように出力軸133,135を車体前後方
向と平行に配設することで、ベベルギヤ等を介さずに直
接エンジンの出力をドライブシヤフトに伝達し得るので
出力ロスが少なく且つ応答性を向上し得る。
また、エンジン113の前方のフレーム114内にはエ
アクリーナ127を配設するとともにエンジン113の
右側のクランクケース128上にはスタータモータ17
3を取付け、更にミツシヨンケース129とシリンダブ
ロツク169との間に形成される空間内に前記排気管1
25を配設し、この排気管125をフレーム114によ
つて囲まれる空間内を通して前記マフラー126に接続
し、所謂ライドオンタイプの車両としてのレイアウト上
の向上を図つている。
更に、この実施例にあつては、ステアリングロツド15
7とタイロツド160とを連結するリレーアーム158
を第8図に示すように、ステアリングロツド157の下
端部に中間部材174を上下動可能にスプライン嵌合
し、この嵌合部外側をゴミ等の侵入を防止すべくアコー
デイオンカバー175で覆つている。一方、リレーアー
ム158の中央部には上方に開口する凹部176を形成
し、この凹部176に上記中間部材174の下端に設け
た横方向ピン177を係合し、更に上記リレーアーム1
58の下面とスイングアーム141基部上面との間に図
示しないスプリングを縮装している。このようにするこ
とでスイングアーム141の揺動によつて中間部材17
4がステアリングロツド157或いはリレーアーム15
8から抜けることがない。
尚、第8図乃至第10図に示す実施例にあつては車体中
心線の左側に前輪のドライブシヤフト171を、また右
側に後輪のドライブシヤフト172を配設し、ブレーキ
をこれらとは逆に配設して駆動力及び制動力の緩和を図
つているが、左右いずれに配設してもよい。要は前後に
おいてクロスする如く配設すればよい。
以上説明した如く本発明によれば以下のような効果を奏
する。
車体重心を右側前輪の中心と左側後輪の中心を結ぶ線
と左側前輪の中心と右側後輪の中心を結ぶ線との交点近
傍に位置させ、操舵を左右前輪の接地位置でもって左右
前輪を回動・旋回させることで行なうようにしたので、
運転者の体重の加わる重心位置を車体重心と略等しくで
き、体重移動によって車体を傾けてコーナリングを行な
うときでも各車輪に加わる荷重が余り異ならないため荷
重をバランス良く振り分けることができ、ステップを鞍
乗型車両のシートの両側に設けて回転角の小さいバーハ
ンドルで操舵できることと相俟って運転者は体重移動が
し易く、且つ乗車姿勢を維持し易くなり、特にコーナリ
ング時の操作性が向上する。
四輪駆動方式とするとともに各車輪をバルーンタイプ
としたので、砂地、沼地等の悪路における走行を容易に
行なえ、更には水上の走行も可能となる。
前輪と後輪のトレッドを等しくするとともに、右側前
輪の中心と左側後輪の中心を結ぶ線と左側前輪の中心と
右側後輪の中心を結ぶ線との交点近傍に車体重心が位置
するようにしたので、各車輪に加わる荷重を均等にする
ことができ、悪路における走行、あるいはスタート、コ
ーナリング等走行時の姿勢が略一定した走行を行なうこ
とができる。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明の実施の一例を示すものであり、第1図は
本発明に係る四輪駆動車の全体斜視図、第2図は同四輪
駆動車のフレーム構造を示す全体斜視図、第3図は同フ
レーム構造を示す平面図、第4図は同フレーム構造を示
す側面図、第5図はエンジンの横断面図、第6図は別実
施例を示す斜視図、第7図は別実施例を示す正面図、第
8図はシヤフトドライブ形式とした四輪駆動車のフレー
ム構造を示す側面図、第9図は同フレーム構造を示す平
面図、第10図はエンジンの正面図である。 尚、図面中1,101は四輪駆動車、3,103は前
輪、4,104は後輪、9,109はハンドル、13,
113はエンジン、14,114はフレーム、23,1
23はステアリングシヤフト30,130はクランク軸、
33,133は後輪出力軸、35,135は前輪出力
軸、38,138はステツプ、41,141は前部スイ
ングアーム43,143は前輪駆動軸、45,53はチ
エーン、49,149は後部スイングアーム、51,1
51は後輪駆動軸、57,157はステアリングロツ
ド、60,61,160はタイロツド、65,68はサ
スペンシヨン、171,172はドライブシヤフトであ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前輪及び後輪ともエンジンの駆動力によっ
    て回転せしめるようにした四輪駆動車において、この四
    輪駆動車をハンドルで操舵する鞍乗り型とし、その運転
    者用のシートを車体幅方向の略中心線上であって前後輪
    軸間に設けるとともに運転者用のステップを車体幅内で
    あって前後輪軸間に備え、前記前輪及び後輪のトレッド
    間隔を略等しくし、かつ前記各車輪をバルーンタイプと
    し、さらに右側前輪の中心と左側後輪の中心を結ぶ線と
    左側前輪の中心と右側後輪の中心を結ぶ線との交点近傍
    に車体重心を位置せしめるとともに前記左右前輪の接地
    位置にて左右前輪を回動・旋回させることで操舵するよ
    うにしたことを特徴とする四輪駆動車。
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